JPH04282088A - 流量制御弁 - Google Patents
流量制御弁Info
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- JPH04282088A JPH04282088A JP6907991A JP6907991A JPH04282088A JP H04282088 A JPH04282088 A JP H04282088A JP 6907991 A JP6907991 A JP 6907991A JP 6907991 A JP6907991 A JP 6907991A JP H04282088 A JPH04282088 A JP H04282088A
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- Japan
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- poppet
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- fluid
- valve body
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- 230000005684 electric field Effects 0.000 claims abstract description 9
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 230000004044 response Effects 0.000 description 4
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Fluid-Driven Valves (AREA)
- Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気粘性流体の粘性変
化を利用したポペット弁型の流量制御弁の改良に関する
。
化を利用したポペット弁型の流量制御弁の改良に関する
。
【0002】
【従来の技術】ポペットのリフト量に応じて流量制御を
行う流量制御弁は例えば図4に示すように構成される。
行う流量制御弁は例えば図4に示すように構成される。
【0003】すなわち、バルブボディ2に形成した摺動
孔7に摺動自由に収装されたスプール1の一端にポペッ
ト1Cを形成し、このポペット1Cが着座するバルブシ
ート7Aを摺動孔7の端部に形成し、ポペット1Cのリ
フトに応じてバルブシート7Aの前後に形成した流入ポ
ートAと流出ポートBとの間で作動流体を流通させるよ
うになっている。
孔7に摺動自由に収装されたスプール1の一端にポペッ
ト1Cを形成し、このポペット1Cが着座するバルブシ
ート7Aを摺動孔7の端部に形成し、ポペット1Cのリ
フトに応じてバルブシート7Aの前後に形成した流入ポ
ートAと流出ポートBとの間で作動流体を流通させるよ
うになっている。
【0004】スプール1の外周には流入ポートAをポペ
ット1Cに導く環状溝1Aが形成され、ポペット1Cを
バルブシート7Aに着座させるべくスプール1の一端が
ポペット1Cの背圧側に形成したスプリング室4のリタ
ーンスプリング3によりバルブボディ2に弾性支持され
る。
ット1Cに導く環状溝1Aが形成され、ポペット1Cを
バルブシート7Aに着座させるべくスプール1の一端が
ポペット1Cの背圧側に形成したスプリング室4のリタ
ーンスプリング3によりバルブボディ2に弾性支持され
る。
【0005】また、スプール1のもう一端はソレノイド
20の磁力に応動するプランジャ21に支持される。ス
プリング室4は同じくポペット1Cの背圧側に位置する
流出ポートBに連通する。そしてこのスプリング室4と
摺動孔7とがスプール1を縦貫する通孔1Bを介して連
通することでスプール1の両端に作用する作動流体の圧
力バランスが取られている。
20の磁力に応動するプランジャ21に支持される。ス
プリング室4は同じくポペット1Cの背圧側に位置する
流出ポートBに連通する。そしてこのスプリング室4と
摺動孔7とがスプール1を縦貫する通孔1Bを介して連
通することでスプール1の両端に作用する作動流体の圧
力バランスが取られている。
【0006】プランジャ21はソレノイド20の磁力が
強まるとスプール1をリターンスプリング3に抗して図
の左側へと駆動し、ポペット1Cをバルブシート7Aか
らリフトさせてポートAとBの流通断面積を拡大する。
強まるとスプール1をリターンスプリング3に抗して図
の左側へと駆動し、ポペット1Cをバルブシート7Aか
らリフトさせてポートAとBの流通断面積を拡大する。
【0007】逆に、ソレノイド20の磁力が弱まるとリ
ターンスプリング3に付勢されたスプール1がプランジ
ャ21を後退させつつ図の右側へと移動することにより
、ポペット1Cがバルブシート7Aに接近し、ポートA
とBの流通断面積を減少させる。
ターンスプリング3に付勢されたスプール1がプランジ
ャ21を後退させつつ図の右側へと移動することにより
、ポペット1Cがバルブシート7Aに接近し、ポートA
とBの流通断面積を減少させる。
【0008】これにより、流入ポートAから流出ポート
Bへソレノイド20の励磁電流値に比例した流量が流れ
る。
Bへソレノイド20の励磁電流値に比例した流量が流れ
る。
【0009】
【発明の課題】この流量制御弁においては、ソレノイド
20の励磁電流の変化からスプール1の変位に至るまで
にプランジャ21の質量に基づく遅れが生じやすく、し
たがってスプール1を連続的に駆動するような場合に応
答性が不足する傾向があった。
20の励磁電流の変化からスプール1の変位に至るまで
にプランジャ21の質量に基づく遅れが生じやすく、し
たがってスプール1を連続的に駆動するような場合に応
答性が不足する傾向があった。
【0010】ところで、例えば砿油に澱粉やシリカゲル
の微粒子を分散させた流体に電場をかけると粘性が瞬時
に変化することが知られている(日経メカニカル198
8.4.4)。このような流体は電気粘性流体と呼ばれ
、その特性を応用したバルブとして実開昭62−163
603号が既に提案されている。
の微粒子を分散させた流体に電場をかけると粘性が瞬時
に変化することが知られている(日経メカニカル198
8.4.4)。このような流体は電気粘性流体と呼ばれ
、その特性を応用したバルブとして実開昭62−163
603号が既に提案されている。
【0011】そこで本発明は、こうした電気粘性流体の
性質を利用して応答性の高い流量制御弁を提供すること
を目的とする。
性質を利用して応答性の高い流量制御弁を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を達成するための手段】本発明は、バルブボディ
に摺動自由に収装したスプールの一端に形成されたポペ
ットと、このポペットを着座させるべくバルブボディに
形成したバルブシートと、ポペットに臨んでバルブボデ
ィに形成した流入ポートと、ポペットの背圧側において
バルブボディに形成した流出ポートと、ポペットがバル
ブシートに着座する方向へとスプールを付勢するリター
ンスプリングと、フリーピストンを介してスプールにリ
ターンスプリングと逆向きの圧力を及ぼすパイロット室
と、パイロット室に電気粘性流体で構成されたパイロッ
ト流体を導くパイロット通路と、パイロット室のパイロ
ット流体を排出するドレーン通路と、ドレーン通路に入
力電圧に応じた電場を形成する電極とを備えている。
に摺動自由に収装したスプールの一端に形成されたポペ
ットと、このポペットを着座させるべくバルブボディに
形成したバルブシートと、ポペットに臨んでバルブボデ
ィに形成した流入ポートと、ポペットの背圧側において
バルブボディに形成した流出ポートと、ポペットがバル
ブシートに着座する方向へとスプールを付勢するリター
ンスプリングと、フリーピストンを介してスプールにリ
ターンスプリングと逆向きの圧力を及ぼすパイロット室
と、パイロット室に電気粘性流体で構成されたパイロッ
ト流体を導くパイロット通路と、パイロット室のパイロ
ット流体を排出するドレーン通路と、ドレーン通路に入
力電圧に応じた電場を形成する電極とを備えている。
【0013】
【作用】電場を流通する電気粘性流体は電極に印加され
た電圧に応じて瞬時に粘性を変化させ、流通抵抗を変化
させるため、入力電圧に応じてパイロット室の圧力が応
答良く変化し、フリーピストンを介してスプールを速や
かに変位させる。このためスプールの一端に形成したポ
ペットにより応答良く流量制御が行える。
た電圧に応じて瞬時に粘性を変化させ、流通抵抗を変化
させるため、入力電圧に応じてパイロット室の圧力が応
答良く変化し、フリーピストンを介してスプールを速や
かに変位させる。このためスプールの一端に形成したポ
ペットにより応答良く流量制御が行える。
【0014】また、パイロット室とスプールとの間に介
在するフリーピストンにより作動流体とパイロット流体
とが分離されるので、作動流体に電気粘性流体を使用す
る必要がなく、少量の電気粘性流体の使用により効率良
く作動流体の流量を制御できる。
在するフリーピストンにより作動流体とパイロット流体
とが分離されるので、作動流体に電気粘性流体を使用す
る必要がなく、少量の電気粘性流体の使用により効率良
く作動流体の流量を制御できる。
【0015】
【実施例】図1に本発明の実施例を示す。
【0016】1はバルブボディ2内に形成した摺動孔7
に摺動自由に収装されたスプールであり、スプール1の
一端にポペット1Cが形成され、摺動孔7の端部にポペ
ット1Cを着座させるバルブシート7Aが形成される。 バルブボディ2にはバルブシート7Aの前後に流入ポー
トAと流出ポートBが形成され、スプール1の外周に流
入ポートAをポペット1Cに導く環状溝1Aが形成され
る。
に摺動自由に収装されたスプールであり、スプール1の
一端にポペット1Cが形成され、摺動孔7の端部にポペ
ット1Cを着座させるバルブシート7Aが形成される。 バルブボディ2にはバルブシート7Aの前後に流入ポー
トAと流出ポートBが形成され、スプール1の外周に流
入ポートAをポペット1Cに導く環状溝1Aが形成され
る。
【0017】バルブボディ2のポペット1Cの背圧側に
はスプリング室4が形成され、このスプリング室4に収
装したリターンスプリング3がスプール1の一端をバル
ブポディ2に弾性支持し、ポペット1Cをバルブシート
7Aに向けて付勢する。
はスプリング室4が形成され、このスプリング室4に収
装したリターンスプリング3がスプール1の一端をバル
ブポディ2に弾性支持し、ポペット1Cをバルブシート
7Aに向けて付勢する。
【0018】一方、摺動孔7にはスプール1を挟んでス
プリング室4の反対側にフリーピストン5がシール部材
8を介して摺動自由に収装される。フリーピストン5の
中心にはスプール1に向けて突出部6が突設され、リタ
ーンスプリング3に弾性支持されたスプール1がポペッ
ト1Cと反対側の端部をこの突出部6に当接する。なお
、フリーピストン5の基端とスプール1の端面とに画成
された突出部6の周囲の空間はスプール1を縦貫する通
孔1Bを介してスプリング室4に連通し、さらにスプリ
ング室4は流出ポートBに連通する。これによりスプー
ル1の両端に作用する作動流体の圧力をバランスさせる
。
プリング室4の反対側にフリーピストン5がシール部材
8を介して摺動自由に収装される。フリーピストン5の
中心にはスプール1に向けて突出部6が突設され、リタ
ーンスプリング3に弾性支持されたスプール1がポペッ
ト1Cと反対側の端部をこの突出部6に当接する。なお
、フリーピストン5の基端とスプール1の端面とに画成
された突出部6の周囲の空間はスプール1を縦貫する通
孔1Bを介してスプリング室4に連通し、さらにスプリ
ング室4は流出ポートBに連通する。これによりスプー
ル1の両端に作用する作動流体の圧力をバランスさせる
。
【0019】摺動孔7にはフリーピストン5の突出部6
と反対側の端面に臨んでパイロット室9が画成される。 このパイロット室9は電気粘性流体で構成されたパイロ
ット流体のポンプにパイロット通路10を介して常時連
通するとともに、ドレーン通路11を介して専用のタン
クに連通する。
と反対側の端面に臨んでパイロット室9が画成される。 このパイロット室9は電気粘性流体で構成されたパイロ
ット流体のポンプにパイロット通路10を介して常時連
通するとともに、ドレーン通路11を介して専用のタン
クに連通する。
【0020】そして、このドレーン通路11の途中に電
極12Aと12Bが設けられる。電極12Aは筒型に形
成され、棒状に形成された電極12Aがその内側に挿入
された状態で絶縁材15を介してバルブボディ2に支持
される。ドレーン通路11はこれらの電極12Aと12
Bに画成された環状隙間を通って構成される。13は電
極12Aと12Bに電圧を印加する電源であり、電圧を
調整するコントローラ14が電源13に付設される。
極12Aと12Bが設けられる。電極12Aは筒型に形
成され、棒状に形成された電極12Aがその内側に挿入
された状態で絶縁材15を介してバルブボディ2に支持
される。ドレーン通路11はこれらの電極12Aと12
Bに画成された環状隙間を通って構成される。13は電
極12Aと12Bに電圧を印加する電源であり、電圧を
調整するコントローラ14が電源13に付設される。
【0021】次に作用を説明する。
【0022】この流量制御弁においてはパイロット通路
10からパイロット室9を経てドレーン通路11に至る
パイロット流体の流れが常時形成され、スプール1はパ
イロット室9のパイロット圧とリターンスプリング3の
圧力とがバランスする位置に保持される。
10からパイロット室9を経てドレーン通路11に至る
パイロット流体の流れが常時形成され、スプール1はパ
イロット室9のパイロット圧とリターンスプリング3の
圧力とがバランスする位置に保持される。
【0023】そして、電極12Aと12Bに電圧が印加
されない状態ではパイロット室9は低圧であり、ポペッ
ト1Cは図1のようにバルブシート7Aに着座し、ポー
トAとBを遮断している。
されない状態ではパイロット室9は低圧であり、ポペッ
ト1Cは図1のようにバルブシート7Aに着座し、ポー
トAとBを遮断している。
【0024】この状態でコントローラ14の操作により
電源13が電極12Aと12Bに電圧を印加すると、こ
れらの環状隙間に形成される電場により電場内のパイロ
ット流体の粘性が変化し、ドレーン通路11の流出抵抗
が増加する。この結果パイロット室9のパイロット圧が
上昇し、スプール1が図1の左方向に変位してポペット
1Cがバルブシート7Aから離間し、ポートAとBが連
通する。
電源13が電極12Aと12Bに電圧を印加すると、こ
れらの環状隙間に形成される電場により電場内のパイロ
ット流体の粘性が変化し、ドレーン通路11の流出抵抗
が増加する。この結果パイロット室9のパイロット圧が
上昇し、スプール1が図1の左方向に変位してポペット
1Cがバルブシート7Aから離間し、ポートAとBが連
通する。
【0025】ドレーン通路11の流通抵抗は電極12A
と12Bの形成する電場に比例して増加し、これに伴っ
てパイロット室9のパイロット圧も上昇する。この結果
、印加電圧が上昇するとフリーピストン5が突出部6を
介してスプール1を図の左側へと駆動し、ポペット1C
のリフト量を増加させる。これによりポートAとBの流
通断面積が拡大し、ポートAからポートBへの流通流量
が増加する。
と12Bの形成する電場に比例して増加し、これに伴っ
てパイロット室9のパイロット圧も上昇する。この結果
、印加電圧が上昇するとフリーピストン5が突出部6を
介してスプール1を図の左側へと駆動し、ポペット1C
のリフト量を増加させる。これによりポートAとBの流
通断面積が拡大し、ポートAからポートBへの流通流量
が増加する。
【0026】また、印加電圧が低下すると、ドレーン通
路11の流出抵抗の減少によりパイロット室9の圧力が
低下し、リターンスプリング3に付勢されたスプール1
が突出部6を介してフリーピストン5を押しながら図の
右方向に変位してポペット1Cのリフト量を減少させる
。これにより、ポートAとBの流通断面積が縮小し、ポ
ートAからポートBへの流通流量が減少する。
路11の流出抵抗の減少によりパイロット室9の圧力が
低下し、リターンスプリング3に付勢されたスプール1
が突出部6を介してフリーピストン5を押しながら図の
右方向に変位してポペット1Cのリフト量を減少させる
。これにより、ポートAとBの流通断面積が縮小し、ポ
ートAからポートBへの流通流量が減少する。
【0027】このようにして、電極12Aと12Bへの
印加電圧をコントローラ14が調整することにより、ポ
ペット1Cのリフト量が変化し、ポートAとBの流通流
量を変化させるが、その際に電気粘性流体で構成された
パイロット流体は電場の変化に対応して瞬時に粘性を変
化させるので、パイロット圧が即座に変化し、ポペット
1Cは応答良く変位する。
印加電圧をコントローラ14が調整することにより、ポ
ペット1Cのリフト量が変化し、ポートAとBの流通流
量を変化させるが、その際に電気粘性流体で構成された
パイロット流体は電場の変化に対応して瞬時に粘性を変
化させるので、パイロット圧が即座に変化し、ポペット
1Cは応答良く変位する。
【0028】したがって、電極12Aと12Bにある一
定の変調周波数で電圧を印加した場合には、従来のソレ
ノイド式の流量制御弁と比較して図2の矢印に示される
領域のように、より低い変調率の領域まで正確な流量制
御を行うことができる。
定の変調周波数で電圧を印加した場合には、従来のソレ
ノイド式の流量制御弁と比較して図2の矢印に示される
領域のように、より低い変調率の領域まで正確な流量制
御を行うことができる。
【0029】なお、バルブボディ2を導電材料で構成す
ることにより図3に示すようにバルブボディ2をアース
電極として電極12Aの代わりにすることも可能である
。
ることにより図3に示すようにバルブボディ2をアース
電極として電極12Aの代わりにすることも可能である
。
【0030】また、電気粘性流体を導くパイロット室9
はフリーピストン5のシール部材8を介してポートAと
Bから分離されているので高価な電気粘性流体はパイロ
ット流体としてのみ使用され、ポートAとBを流通する
作動流体には通常の作動油を用いることができる。
はフリーピストン5のシール部材8を介してポートAと
Bから分離されているので高価な電気粘性流体はパイロ
ット流体としてのみ使用され、ポートAとBを流通する
作動流体には通常の作動油を用いることができる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明は、ポペットを駆動
するパイロット流体を電気粘性流体で構成し、パイロッ
ト流体のドレーン通路に電圧に応じた電場を形成する電
極を備えたので、電圧変化に応じてパイロット圧が瞬時
に変化し、ポペットを速やかに駆動する。したがって、
応答性に優れた流量制御弁が得られる。
するパイロット流体を電気粘性流体で構成し、パイロッ
ト流体のドレーン通路に電圧に応じた電場を形成する電
極を備えたので、電圧変化に応じてパイロット圧が瞬時
に変化し、ポペットを速やかに駆動する。したがって、
応答性に優れた流量制御弁が得られる。
【0032】また、電気粘性流体はパイロット流体にの
み使用され、流量制御の対象となる流体の種類には制限
がないので、さまざまな流体の流量制御に適用すること
ができ、電気粘性流体の使用に伴うコスト的な負担も少
ない。
み使用され、流量制御の対象となる流体の種類には制限
がないので、さまざまな流体の流量制御に適用すること
ができ、電気粘性流体の使用に伴うコスト的な負担も少
ない。
【図1】本発明の実施例を示す流量制御弁の概略縦断面
図である。
図である。
【図2】制御特性を示すグラフである。
【図3】電極の別の構成を示すバルブボディ要部の縦断
面図である。
面図である。
【図4】従来例を示す流量制御弁の概略縦断面図である
。
。
1 スプール
1C ポペット
2 バルブボディ
3 リターンスプリング
5 フリーピストン
7A バルブシート
9 パイロット室
10 パイロット通路
11 ドレーン通路
12A,12B 電極
A 流入ポート
B 流出ポート
Claims (1)
- 【請求項1】 バルブボディに摺動自由に収装したス
プールの一端に形成されたポペットと、このポペットを
着座させるべくバルブボディに形成したバルブシートと
、ポペットに臨んでバルブボディに形成した流入ポート
と、ポペットの背圧側においてバルブボディに形成した
流出ポートと、ポペットがバルブシートに着座する方向
へとスプールを付勢するリターンスプリングと、フリー
ピストンを介してスプールにリターンスプリングと逆向
きの圧力を及ぼすパイロット室と、パイロット室に電気
粘性流体で構成されたパイロット流体を導くパイロット
通路と、パイロット室のパイロット流体を排出するドレ
ーン通路と、ドレーン通路に入力電圧に応じた電場を形
成する電極とを備えたことを特徴とする流量制御弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6907991A JPH04282088A (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 流量制御弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6907991A JPH04282088A (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 流量制御弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04282088A true JPH04282088A (ja) | 1992-10-07 |
Family
ID=13392222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6907991A Pending JPH04282088A (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 流量制御弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04282088A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002163022A (ja) * | 2000-11-29 | 2002-06-07 | Japan Science & Technology Corp | マイクロシステムにおける流れの制御方法 |
-
1991
- 1991-03-08 JP JP6907991A patent/JPH04282088A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002163022A (ja) * | 2000-11-29 | 2002-06-07 | Japan Science & Technology Corp | マイクロシステムにおける流れの制御方法 |
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