JPH0428129Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0428129Y2 JPH0428129Y2 JP1987175318U JP17531887U JPH0428129Y2 JP H0428129 Y2 JPH0428129 Y2 JP H0428129Y2 JP 1987175318 U JP1987175318 U JP 1987175318U JP 17531887 U JP17531887 U JP 17531887U JP H0428129 Y2 JPH0428129 Y2 JP H0428129Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- protrusions
- paper
- appropriate intervals
- sides
- Prior art date
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- Expired
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は電柱などの表面に巻き付けて固定
し、貼紙を不可能とするとともに、所望の文字模
様などを表示することができる表示板に関するも
のである。
し、貼紙を不可能とするとともに、所望の文字模
様などを表示することができる表示板に関するも
のである。
従来から表面に多数の突起を設けて貼紙を不可
能とするようにした合成樹脂製の板が用いられて
いる。
能とするようにした合成樹脂製の板が用いられて
いる。
上記のような従来の板は電柱なとぜに巻き付け
る必要があるため、ゴムのような柔軟性をもたせ
てあるから電柱などへの巻付けは用意であるが強
度が弱いので破損し易いという問題がある。
る必要があるため、ゴムのような柔軟性をもたせ
てあるから電柱などへの巻付けは用意であるが強
度が弱いので破損し易いという問題がある。
上記の問題点を解決するために、この考案は所
望の文字模様などを無機質のインキで印示した合
成樹脂の浸透し易い材料からなる紙の両面に、ガ
ラス繊維あるいは炭素繊維などからなる細い糸を
経糸と緯糸とする目の粗い織物からなる繊維シー
トを重ね合せたものの表裏両面から両側に透明ま
たは半透明の合成樹脂層を形成するとともに、こ
の合成樹脂を上記繊維シートおよび紙に浸透さ
せ、さらに、一方の合成樹脂層の表面に、適当間
隔で平行する複数の突条と、この突条間におい
て、適当間隔で配置した上記突条より低い複数の
突部とを一体に設けた表示板を提供する。
望の文字模様などを無機質のインキで印示した合
成樹脂の浸透し易い材料からなる紙の両面に、ガ
ラス繊維あるいは炭素繊維などからなる細い糸を
経糸と緯糸とする目の粗い織物からなる繊維シー
トを重ね合せたものの表裏両面から両側に透明ま
たは半透明の合成樹脂層を形成するとともに、こ
の合成樹脂を上記繊維シートおよび紙に浸透さ
せ、さらに、一方の合成樹脂層の表面に、適当間
隔で平行する複数の突条と、この突条間におい
て、適当間隔で配置した上記突条より低い複数の
突部とを一体に設けた表示板を提供する。
図面に示す実施例において、1はチタン紙など
合成樹脂液が浸透し易い材料からなる紙で、その
表面に印刷などの手段により文字や模様などの表
示部2を設ける。
合成樹脂液が浸透し易い材料からなる紙で、その
表面に印刷などの手段により文字や模様などの表
示部2を設ける。
上記表示部2は墨汁あるいは無機質のインキを
用いる。
用いる。
3は上記紙1の表裏両面に重ねた繊維シートで
ある。
ある。
このシートは例えばガラス繊維あるいは炭素繊
維などからなる細い糸を経糸と緯糸とする粗い織
目のものである。
維などからなる細い糸を経糸と緯糸とする粗い織
目のものである。
上記のように紙1の両面に目の粗い繊維シート
3を重ねたものを型枠の間に挟み、ポリエステル
樹脂例えばポリマール(武田薬品工業株式会社商
標)、リゴラツク(昭和高分子商標)、エスター
(三井東圧化学商標)などの透明または半透明の
液状のものを表裏に流し込み、この樹脂液を表裏
の繊維シート3および紙1にも浸透させて表裏に
合成樹脂層4を形成すると同時に型枠により平行
する複数の突条5と、この突条5の間において、
適当間隔で千鳥状に配置される突部6を一体に設
ける。
3を重ねたものを型枠の間に挟み、ポリエステル
樹脂例えばポリマール(武田薬品工業株式会社商
標)、リゴラツク(昭和高分子商標)、エスター
(三井東圧化学商標)などの透明または半透明の
液状のものを表裏に流し込み、この樹脂液を表裏
の繊維シート3および紙1にも浸透させて表裏に
合成樹脂層4を形成すると同時に型枠により平行
する複数の突条5と、この突条5の間において、
適当間隔で千鳥状に配置される突部6を一体に設
ける。
こうして形成した樹脂が硬化したのち型枠から
取出すと第1図に示すような表示板Aが得られ
る。
取出すと第1図に示すような表示板Aが得られ
る。
また、上記表示板Aの四隅には成形時あるいは
成形後に透孔7を設ける。
成形後に透孔7を設ける。
第3図は使用例を示すもので、電柱10に表示
板Aをその突条5が上下方向となるように巻き付
け、四隅の透孔7に挿通した紐などの縛結具8に
より電柱10に固定する。
板Aをその突条5が上下方向となるように巻き付
け、四隅の透孔7に挿通した紐などの縛結具8に
より電柱10に固定する。
この考案は上記のように、紙に無機質のインキ
で文字模様などを印示したから紙に樹脂液が浸透
してもにじまないという効果があり、紙は合成樹
脂の浸透し易い材料からなつており、また、繊維
シートも目の粗い織物となつているから、合成樹
脂は繊維シートの粗い目を通つて紙に浸透するの
で紙と繊維が合成樹脂により完全に一体化してき
わめて丈夫な表示板が得られる。従つて長期に亘
り破損することなく使用でき、印示した文字や模
様が消えるおそれもない。
で文字模様などを印示したから紙に樹脂液が浸透
してもにじまないという効果があり、紙は合成樹
脂の浸透し易い材料からなつており、また、繊維
シートも目の粗い織物となつているから、合成樹
脂は繊維シートの粗い目を通つて紙に浸透するの
で紙と繊維が合成樹脂により完全に一体化してき
わめて丈夫な表示板が得られる。従つて長期に亘
り破損することなく使用でき、印示した文字や模
様が消えるおそれもない。
また、一方の合成樹脂層の表面には適当間隔で
平行する突条と、この突条間において、上記突条
より低い突部を適当間隔で配置したので、この面
に接着剤を用いて貼紙をしようとすると、貼紙が
突条に接触して突部には接触せずに浮き上り、貼
りつけられないのである。また、貼紙を無理に突
部に押し付けると突条によつて曲げられてしまう
ので、どうしても貼ることができない。しかも突
条は一方向に平行するように設けてあるから、電
柱などの丸いものの表面に取付ける場合も電柱な
どに容易に巻付けることができるなどの効果があ
る。
平行する突条と、この突条間において、上記突条
より低い突部を適当間隔で配置したので、この面
に接着剤を用いて貼紙をしようとすると、貼紙が
突条に接触して突部には接触せずに浮き上り、貼
りつけられないのである。また、貼紙を無理に突
部に押し付けると突条によつて曲げられてしまう
ので、どうしても貼ることができない。しかも突
条は一方向に平行するように設けてあるから、電
柱などの丸いものの表面に取付ける場合も電柱な
どに容易に巻付けることができるなどの効果があ
る。
第1図はこの考案の表示板の一実施例を示す斜
視図、第2図は同上一部の拡大縦断面図、第3図
は同上の使用状態を示す斜視図である。 1……紙、2……表示部、3……繊維シート、
4……合成樹脂層、5……突条、6……突部。
視図、第2図は同上一部の拡大縦断面図、第3図
は同上の使用状態を示す斜視図である。 1……紙、2……表示部、3……繊維シート、
4……合成樹脂層、5……突条、6……突部。
Claims (1)
- 所望の文字模様などを無機質のインキで印示し
た合成樹脂の浸透し易い材料からなる紙の両面
に、ガラス繊維あるいは炭素繊維などからなる細
い糸を経糸と緯糸とする目の粗い織物からなる繊
維シートを重ね合せたものの表裏両面から両側に
透明または半透明の合成樹脂層を形成するととも
に、この合成樹脂を上記繊維シートおよび紙に浸
透させ、さらに、一方の合成樹脂層の表面に、適
当間隔で平行する複数の突条と、この突条間にお
いて、適当間隔で配置した上記突条より低い複数
の突部とを一体に設けた表示板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987175318U JPH0428129Y2 (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987175318U JPH0428129Y2 (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0179083U JPH0179083U (ja) | 1989-05-26 |
JPH0428129Y2 true JPH0428129Y2 (ja) | 1992-07-07 |
Family
ID=31467119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987175318U Expired JPH0428129Y2 (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0428129Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017160661A (ja) * | 2016-03-09 | 2017-09-14 | 積水化学工業株式会社 | 長尺構造物の補強構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS606980A (ja) * | 1983-06-24 | 1985-01-14 | 名立産業株式会社 | 凹凸表示面を有する表示体 |
-
1987
- 1987-11-17 JP JP1987175318U patent/JPH0428129Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS606980A (ja) * | 1983-06-24 | 1985-01-14 | 名立産業株式会社 | 凹凸表示面を有する表示体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0179083U (ja) | 1989-05-26 |
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