JPH04281179A - レーキ駆動吊り下げ軸の漏れ止めスリーブ - Google Patents

レーキ駆動吊り下げ軸の漏れ止めスリーブ

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JPH04281179A
JPH04281179A JP12561391A JP12561391A JPH04281179A JP H04281179 A JPH04281179 A JP H04281179A JP 12561391 A JP12561391 A JP 12561391A JP 12561391 A JP12561391 A JP 12561391A JP H04281179 A JPH04281179 A JP H04281179A
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JP
Japan
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rake
shaft
sleeve
pocket
driving shaft
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JP12561391A
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English (en)
Inventor
Masakumi Hiroe
正九三 廣江
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多軸多段乾燥機のレ
ーキ駆動軸が、運転中にせり上がる故障を防止するのが
目的である。多段乾燥機は図4に示すように、複数のレ
ーキ駆動軸が乾燥機上部に取りつけたギヤボックスから
吊り下げられて各乾燥段を貫通し、各段毎に配置された
多数のレーキを回転させる構造になっている。乾燥機は
当然のことであるが、温度の変動は激しい。多段乾燥機
の場合最大500℃程度の変動が予想される。この為、
軸が貫通する段板の穴には充分な余裕が必要であり、軸
も自由に段板の貫通穴を上下しなくてはならない。従っ
て乾燥域では、軸の貫通部分から乾燥物の粉が漏れるの
を、止むを得ない事として見過ごしてきた。中間の乾燥
段から次の段に乾燥物が漏れるのは運転の支障にはなら
ないが、一番下の段から駆動軸の下端のポケットに漏れ
込むと、軸のせり上げが起きる。これは、温度変化で軸
の下端が常に上下の移動を繰り返すため、下に溜まった
粉が撞き固められて固くなり、軸端が粉の中に入らなく
なって軸が持ち上げられ、固くなった粉の上を軸端が滑
って回転するからである。乾燥機の様な大型構造物で温
度変化の激しい機械では、工作許容誤差や熱変形が大き
く、レーキと駆動軸の間には充分な余裕がなくてはなら
ない。そのため、摺動部分に隙間をとり、軸とレーキが
せり会わない漏れ止め  の構造が必要となる。
【0002】
【従来の技術】多段乾燥機は開発されて間もない技術で
あり運転の実績も数例を数えるだけであるが、軸のせり
上がりは度々起きた。対応策として、一番下の段に乾燥
物が滞留しない運転方法が取られた。この方法は有効で
あって長時間の運転に充分耐えることが出来た。又、軸
下端のポケットの清掃でも運転は継続出来る。しかし、
何れも手数が懸かったり、運転の条件を制約したりする
事になる。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】多段乾燥機の最下段の
乾燥能力を犠牲にして乾燥物の滞留を無くすれば漏れ止
めの機構を設置する必要はなくなるが、設計上経済的な
構造とは言いがたい。又、ポケットの清掃も作業場所の
環境や作業頻度等を考えると点検程度に止めるべきであ
る。ポケットへの粉の漏れ込みが少量で、定期点検時の
清掃作業が運転員の負担とならない程度に漏れ止めを完
全にするのが、この発明が解決しょうとする課題である
【0004】
【課題を解決するための手段】それでは、乾燥物の漏れ
込みがどの様にして起きるか、漏れ込みの状況をレーキ
受け部分の立体断面、図1で説明しよう。(1)はレー
キで(2)のレーキ受けに乗っている。(3)は段板(
4)は駆動軸(5)はレーキの溝に入る駆動軸のキーで
ある。この軸は矢印(6)の方向に回る。レーキ穴と軸
には充分な余裕(レーキ穴と軸の隙間は軸の周囲に約4
▲ミリ▼)があり、レーキが回転する時は段板面に乾燥
物を鋏みこんだり、攪拌する乾燥物の抵抗の懸かり具合
で揺れながら回る。従って(2)のレーキ受けと(1)
のレーキとの間は時々隙間をつくり、ここから乾燥物が
レーキ受けの内側に落ち込む。レーキ受けの穴の径は、
キーのついた軸が自由に回転する大きさがあり(4)の
軸のキーの無い所は大きな隙間がある。このためレーキ
受けを乗り越えた乾燥物は簡単に下に落ちる。 乾燥段に滞留がすくなければ乾燥物はレーキで外方向に
押し退けられて軸の周りは空になるが、滞留が多くなる
と軸の隙間から漏れがおきる。この漏れを防ぎ、尚レー
キに無理な力が懸からず自由な回転が出来る様な漏れ止
め構造が必要である。図についてこの発明を説明しょう
。レーキ駆動軸は乾燥機上部のギヤボックス(レーキが
お互いに干渉を起こさない様、歯車が連動して軸を駆動
する)から吊り下げられ、乾燥機への入り口の気密は液
封構造として回転のさい、熱変形や工作精度による軸の
揺れ動きを吸収し、更に自在継ぎ手を介して吊り下がり
各段のレーキを回し、乾燥機下端のポケットに軸の下端
が入っている。図2は、吊り下げ駆動軸最下端の断面図
である。図3は、図2の分解立体図である。吊り下げら
れた(4)の軸は(10)のポケットに入り(11)の
振れ止めで下端の位置が決まる。従来はこの(4)の軸
が直接(1)のレーキを貫通してレーキを回していたが
、この発明では(7)のスリーブを(2)のレーキ受け
に通し、このスリーブをレーキ穴に入れ、(4)の軸は
(7)のスリーブの中を貫通する。従って(1)のレー
キには(7)のスリーブを介して(4)の軸の回転が伝
わる事になる。(7)のスリーブの上には(8)のキヤ
ップが被り、キヤップの上の窪みには(9)のゴムパッ
キングを入れて、上から落ちてくる乾燥物の粉がスリー
ブの隙間に入るのを防ぐ。(2)のレーキ受けの下には
(14)のグランドパッキングが入り(7)のスリーブ
とレーキ受けの間から漏れた粉が(10)のポケットに
入るのを防ぐ。(11)の振れ止めが付いたフランジに
は穴があり、(16)の点検蓋で塞いである。この(1
6)の蓋は開け締めが容易な構造で、(15)の点検窓
と同様に時々開けて粉の漏れ込みを調べる。又、(7)
のスリーブと(2)のレーキ受けの間から漏れた粉がグ
ランドパッキングを素通りして(10)のポケットのス
リーブの外周りに入ってもスリーブの熱による膨張収縮
は極めて小さく、せり上げは起きない。
【0005】
【発明の効果】このスリーブを現在運転中の乾燥機(乾
燥面積100M2・軸3列6本軸数18本)を改造して
取りつけた。取付け前は一週間程度で、せり上がりが起
きて乾燥物の取り出しに苦労した。ポケットに落ちた乾
燥物の粉は撞き固められて簡単には取り出せなかった。 この為不自由な姿勢ではつりたがねを使用しなければな
らず、運転作業の問題となっていたが、スリーブ取付け
後は、週一回の点検でも僅かな埃が湿気を含んで溜まっ
ている程度であった。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーキと駆動軸の取付け部分立体図
【図2】こ
の発明を適用した駆動軸最下端の断面図
【図3】図2を
分解した立体図
【図4】多段乾燥機の内部立体図
【符号の説明】
1・はレーキ  2・はレーキ受け  3・は乾燥段板
  4・は駆動軸 5・は駆動軸のキー  6・は軸の回転方向  7・は
スリーブ 8・はスリーブのキャップ  9・はゴムパッキング 
 10・はポケット 11・は軸の振れ止め  12・はポケットの取付け座
  13・は乾燥機の床  14・はグランドパッキン
グ  15・はポケットの点検窓  16・は点検蓋1
7・はレーキ駆動ギヤボックス  18・は乾燥物落ち
口スクレーパ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  多軸多段乾燥機(昭和62年実願第0
    31198号)に関し、レーキを駆動する吊り下げ軸の
    最下部にスリーブを挿入し、このスリーブを介してレー
    キを駆動する事により、軸下端のポケットに乾燥物の落
    下を防ぎ、軸のせり上げを防止するスリーブ
JP12561391A 1991-03-08 1991-03-08 レーキ駆動吊り下げ軸の漏れ止めスリーブ Pending JPH04281179A (ja)

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JP12561391A JPH04281179A (ja) 1991-03-08 1991-03-08 レーキ駆動吊り下げ軸の漏れ止めスリーブ

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JP12561391A JPH04281179A (ja) 1991-03-08 1991-03-08 レーキ駆動吊り下げ軸の漏れ止めスリーブ

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ID=14914423

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102345972A (zh) * 2010-07-29 2012-02-08 绿色科技有限公司 干燥装置
KR101236331B1 (ko) * 2010-07-29 2013-02-22 주식회사 그린기술산업 건조장치
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KR101524856B1 (ko) * 2012-09-13 2015-06-01 닛끼 가부시끼가이샤 건조 장치

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