JP3015341B2 - 給糸装置用クラッチ装置及び給糸装置 - Google Patents

給糸装置用クラッチ装置及び給糸装置

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JP3015341B2
JP3015341B2 JP10161649A JP16164998A JP3015341B2 JP 3015341 B2 JP3015341 B2 JP 3015341B2 JP 10161649 A JP10161649 A JP 10161649A JP 16164998 A JP16164998 A JP 16164998A JP 3015341 B2 JP3015341 B2 JP 3015341B2
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  • Transmission Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転可能に支承さ
れ、第1の駆動手段に連結され、第1の確実クラッチ部
材を備えた少なくとも1個の第1のクラッチ・ハーフ
と、第1のクラッチ・ハーフと共軸に回転可能に支承さ
れ、第2の駆動手段に連結され、第2の確実クラッチ部
材を備えた第2のクラッチ・ハーフとを有し、前記第1
及び第2のクラッチ部材を相互に係脱させるために、前
記第1及び第2のクラッチ・ハーフの少なくとも一方
が、他方のクラッチ・ハーフに接離可能に軸方向へ移動
可能に支承される、特に給糸装置のためのクラッチ装置
及びこのようなクラッチ装置を装備した給糸装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】繊維機械又はその付属装置においては回
転可能な機械部分を必要に応じて相互に回転不能に連結
し合い又は相互の動力伝達を切断することができるクラ
ッチ装置がしばしば必要である。このようなクラッチ装
置は、通常、確動的に動作するものである。このような
クラッチ装置では比較的大きな汚れによる負荷が問題に
なる。加工される糸から離脱する分離フィラメント状の
塵埃が生じ、静止する機械部分と運動する機械部分に付
着する。また、しばしば、比較的高速で移動する糸から
含浸物の粒子が離脱し、それが、例えば、薄いパラフィ
ン被覆となって機械部品に付着する。そこでフィラメン
ト、場合によっては、これと含浸成分から糸屑堆積物が
形成されるが、糸屑堆積物はしばしば問題を起こし、ク
ラッチ装置の機能を阻害することがある。
【0003】特に、クラッチ装置は糸屑堆積物の被害を
受ける。例えば、確実に係合する歯形クラッチは長時間
にわたり切断位置にあると、露出する歯に糸屑(無秩序
に堆積したフィラメント)、塵埃及びその他の汚れ粒子
(例えば、パラフィン、油等)が堆積し、それが歯形ク
ラッチの接続の際に圧縮される。この過程が幾度も繰り
返されると、即ち、クラッチが切断された後、歯に糸屑
が堆積したまま再び接続されると、取り込まれた(圧縮
された)糸屑が歯形クラッチに次第に溜まって、このク
ラッチが、もはや、十分に接続できないようになる。
【0004】図1に示す実際に公知の給糸装置によっ
て、この問題に対処しようとした。給糸装置はホルダ1
を有し、このホルダ1の一端部2は編機の対応のリング
に固定される。ホルダの、編機から遠い側の端部は貫通
孔を備えた張出し部3を有し、使用時には、通常、垂直
に指向される軸6が、互いに間隔を置いた2個の深溝玉
軸受4,5により上記の貫通孔に回転可能に支承され
る。軸6は、図1で下側の端部にかご形の給糸ホイール
7を担持する。軸6は、その上端に、深溝玉軸受8,9
を介して軸に回転可能に支承された2個の駆動輪11,
12を担持する。駆動輪11,12は互いに間隔を置い
て配設されている。軸6に回転不能に連結された六角形
部分14に、連結片15が、駆動輪11,12の間で回
転不能に固着されている。連結片15の2つの反対側の
平面(上面と下面)は、外歯を有するボス16,17を
備えている。外歯は駆動輪11,12に形成された内歯
18,19にそれぞれ嵌合するから、連結片15を当該
の駆動輪11又は12と係合させると、それぞれの駆動
輪11又は12が軸6に回転不能に連結される。
【0005】塵埃、糸屑その他の堆積物がボス16,1
7及び内歯18,19へ侵入するのを阻止するために、
連結片15は両方の平面に管状の張出し部21,22を
備えており、これら張出し部21,22は駆動輪11,
12の対応する環状室23,24の中へ張り出してクラ
ッチ装置を外側から覆う。
【0006】切断位置でクラッチ装置の共回り又は摩擦
接続を防止するために、各張出し部21,22と各環状
室23,24の側壁との間に若干の遊隙がなければなら
ない。もちろんそれによって密封が不完全にしかできな
い。また、環状室23,24に糸屑が溜まって、遂には
連結片15の軸方向移動を妨げることになる。このよう
にして、糸屑は時が経つにつれて環状室23,24の隅
々に入り込むことが可能であり、クラッチの接続のと
き、即ち、環状室23,24を狭めるときにその中に捕
集される。環状室23,24は密閉されていないが、ク
ラッチを接続するときに糸屑を排出させず、その限りで
は密である。
【0007】もう一つの問題は、連結片15に設けたラ
ッチング装置26から生じる。ラッチング装置26は半
径方向穴に収容された球又はピンから成り、この球又は
ピンは弾性付勢力により半径方向内側へ押圧され、六角
形部分14の対応する空欠部に係合するようになってい
る。ここに噛合面のさびが生じ又は糸屑が入り込むと、
正常な機能をもはや保証することができない。例えば、
連結片15が動かなくなり、即ち、軸方向にもはや移動
不能になり、又はラッチング作用が働かなくなり、連結
片15はもはや所定の位置に停止しない。
【0008】また、噛合面のさびが連結片と六角形部分
との間に生じ、このためクラッチが引っかかることがあ
る。
【0009】回転可能に支承されて駆動される給糸ホイ
ールを有する繊維機械用給糸装置がドイツ特許第30
42 989号により知られている。給糸ホイールはク
ラッチ装置を介して駆動輪と連結されている。クラッチ
装置は切換え可能な確実クラッチであり、その一方のク
ラッチ・ハーフは軸方向に延びるボルトを有し、他方の
クラッチ・ハーフはこのボルトを受けるための適当な開
口部を有する。
【0010】クラッチ・ハーフに糸屑が堆積して、クラ
ッチ・ハーフを接合するときに圧縮される。堆積して圧
縮された糸屑層は長い間に厚くなり、クラッチの接続を
確実に行うことがもはやできないほどになる。
【0011】このことは台湾特許第108049号によ
り知られている給糸装置にも同様に当てはまる。給糸装
置は歯形クラッチを有し、そのクラッチ・ハーフは対向
面に接する歯形スリーブ又は張出し部を端面に備えてい
る。ここにある堆積物が正常な接続を妨げることがあ
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記に基づき本発明の
課題は、汚れにあまり敏感でない、ないしは、保守をあ
まり必要としない給糸装置及びクラッチ装置を提供する
ことである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題は、下記のよう
に構成されたクラッチ装置及び給糸装置によって解決さ
れる。
【0014】本発明に基づくクラッチ装置は少なくとも
2個のクラッチ・ハーフを有し、少なくとも一方のクラ
ッチ・ハーフが、確実クラッチ部材を係合又は離脱させ
るために、軸方向移動可能に支承されている。その場
合、少なくとも一方のクラッチ・ハーフのクラッチ部材
が常時密封が生じない開放した状態に形成され、更に両
方のクラッチ・ハーフはクラッチの噛み合いのときに容
積が減少する小室が発生したり仕切られたりすることが
ないように形成されている。このことは、開放されたク
ラッチ部材がクラッチの噛み合いのときに密閉された室
を形成しないようにすることによって達成される。それ
と対照的に、図1による歯形クラッチでは、歯を備えた
ボス16が糸屑を駆動輪11の当該の空欠部に押し込
む。これに対して、本発明に基づくクラッチ装置は、噛
合状態においてもクラッチ部材の直近に自由空間がある
開放した構造を有し、クラッチ部材によって押し込めら
れた糸屑がこの自由空間を経て退出され又は少なくとも
クラッチ部材の端面区域から除去され得るから、互いの
方向へ移動する面の間に糸屑が溜まらない。少なくとも
一方のクラッチ・ハーフのクラッチ部材を噛合時にも密
封されないように形成することによって、開放した構造
が得られる。このように常時密封されないクラッチ部材
(以下、「開放されたクラッチ部材」と呼ぶ)を他方の
クラッチ部材と共に(環状の)間隙空間に入れる各境界
面は、糸屑を自由に脱出させるギャップが生じるよう
に、開放されたクラッチ部材から半径方向に隔たってい
る。また、開放されたクラッチ部材は端面が他方のクラ
ッチ・ハーフに接する事が無く、ここにあまりに狭隘な
ギャップが形成されることがないように設計されてい
る。このようにして、本発明においては、先行技術とま
さに対照的に、クラッチの外側を密封しようとはせず、
開放構造により糸屑の侵入が可能に構成されている。と
ころで、糸屑の排出も同様に可能であるから、仮に保守
が必要である場合には、自由にアクセスできるクラッチ
空隙部を、例えば、圧縮空気で簡単に吹き払うことによ
ってこの保守を行うことができる。このことは保守を容
易にする。
【0015】開放されて配設された部材は、例えば、軸
方向に整列され、それぞれ側面又は縁部で他方のクラッ
チ部材と係合するクラッチ・フィンガから成っているこ
とが好ましい。その場合、他方のクラッチ部材は軸方向
に配列された対応する溝を有するが、この溝は接続状態
で接触長を超える長さを有することが好ましい。また、
溝の両端を開放しておき、糸屑がここから脱出し得るよ
うにすることができる。
【0016】接続状態でクラッチ・フィンガの一部だけ
が接触する場合には、このクラッチ・フィンガをトルク
負荷に耐えるように比較的太く設計することができる。
他方、溝はあまり深くないから、クラッチ・フィンガに
よって溝の接触区域から押し出される糸屑はごく少量に
過ぎない。その場合、クラッチ・フィンガの端面が丸く
なっていれば、糸屑の(半径方向の)退出が容易にな
る。特に、クラッチ・フィンガの端面側の端部が幾らか
尖っていることが好ましく、その場合は、接続状態で尖
端がそれが属する溝の中にあるようにする。それによっ
て、クラッチの接続の際に堆積した糸屑が溝から押し出
されて除去される。また、特に、歯も同じく尖っていれ
ば、この尖端によって、クラッチ・フィンガが他方のク
ラッチ・ハーフの歯溝へ容易に到達する。従って、クラ
ッチは自己到達形になる。
【0017】また、クラッチ・フィンガは、それぞれ他
方のクラッチ部材と係合させられる側に丸みをつけるこ
とができる。こうすれば、糸屑の引っ掛かりが十分に回
避される。さもなければ、横断面が三角形であり、これ
によって溝を同様に形成することが好ましい。
【0018】原則として、両方のクラッチ・ハーフに開
放されたクラッチ部材を設けることができる。しかし、
一方のクラッチ・ハーフの歯を他方のクラッチ・ハーフ
の開放されたクラッチ部材と組合わせることが好まし
い。それによって、ほぼ任意の回転位置で遊びが少ない
クラッチ継手を形成できる。その場合、接続の際にほと
んどの溝が塞がれないように、開放されたクラッチ部材
を比較的大きな相互間隔で配列することが好ましい。そ
れによってより多量の糸屑が押し込まれ押し固められる
ことが回避される。その後の接続過程で、糸屑が別の溝
に押し込まれると、前に形成された糸屑のかたまりは遠
心力により外側へ送られてクラッチ装置を退出する。
【0019】好ましくは、ラッチング部として形成され
かつボスの開放された部分から成る舌片を固定装置とし
て設けることにより、在来のラッチング装置に生じる汚
れの問題に対処する。ラッチング用舌片も、運動すると
きに糸屑が取り込まれたり圧縮されたりすることがない
極めて開放された部材である。
【0020】プラスチックの表面だけが当接し合うよう
に、クラッチ装置を構成することが好ましい。例えば、
切換えを一切せずに腐食性環境で極めて長く使用して
も、噛合面のさびが発生せず、クラッチ装置を依然とし
て操作することができるように、クラッチ全体がプラス
チック部材から成るようにすればよい。
【0021】上述のクラッチ装置を備えた給糸装置は、
クラッチ装置の新規な構造の結果、保守が簡単であり、
時が経つにつれて機能不能になる危険を生じることが少
ない。また、糸屑堆積物はクラッチ装置の性能と切換え
操作を阻害しないから、給糸装置を、比較的激しく糸屑
を出す糸の供給用に使用することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明に基づくクラッチ装置又は
本発明に基づく給糸装置の有利な実施形態のその他の細
部は図面を参照した以下の説明から明らかである。
【0023】本発明に基づく給糸装置は、先行技術によ
り知られている図1に示す給糸装置のように、編機の装
置支持環に連結及び固定されるように構成されたベース
本体又はホルダ1を有する。本体1に深溝玉軸受4,5
又はその他のころがり軸受によって軸(第2の駆動手
段、従動手段)6が支承される。軸6は下端に給糸ホイ
ール7、上端に駆動輪11,12を担持する。また、駆
動輪11,12は深溝玉軸受8,9によって軸上に回転
可能に支承される。駆動輪11,12は外側に歯又はそ
の他の凹凸を備えており、対応の駆動ベルト(歯付きベ
ルト)により滑りがなく接続することができるようにな
っている。
【0024】駆動輪11,12及び連結片15は、共同
で、図1の図示とは異なる構造になっているクラッチ装
置30を構成する。
【0025】本発明に基づくクラッチ装置30の全体又
は部分が図2乃至6より明らかである。図2に示すクラ
ッチ装置30は、さらには図示しない貫通軸に回転不能
に連結したクラッチ部、即ち、クラッチ板15が駆動輪
11又は駆動輪12のいずれか一方に連結される切換ク
ラッチである。駆動輪11,12は異なる回転数で及び
異なる回転方向への双方又は片方で駆動される歯付きベ
ルト車である。
【0026】クラッチ装置の構造は、図2、3及び4に
詳細に示されている。駆動輪11,12は、図5に中心
線6’だけで略示した軸6にころがり軸受の一種である
深溝玉軸受8,9により回転可能に、但し、軸方向移動
不能に保持される。その場合、駆動輪11,12は相等
しく形成されている。これら駆動輪は、それぞれの深溝
玉軸受8,9の外側レースを32を受けるための受座3
1を有する。ほぼ環状のこの円筒形受座31は、半径方
向に延びるウエブ33を介して環状の外側部分(第1の
駆動手段)34に連結されており、この外側部分34は
歯形部を有し、軸方向の両端部にフランジ状のリム(当
接部)35を備えている。ウエブ33は閉じた円板とし
て形成されているが、開口部を備えることもできる。
【0027】外側部分34と軸6(6’)の間に、軸方
向に開放した環状の内室(収容室)37が形成されてい
る。図6が示すように、この内室37内に、横断面が三
角形に形成された合計5個のフィンガ(第1の確実クラ
ッチ部材)38が配設されており、これらフィンガ38
は受座31から軸方向に延出してクラッチ部材として使
用される。フィンガ38はこれらを保持する駆動輪12
の部分と共にクラッチ・ハーフ(第1のクラッチ・ハー
フ)12aを形成する。
【0028】フィンガ38は、外側部分34のほぼ円筒
形の内面に対して間隔をおいて配設されており、特に図
6で明らかなように、内面に向いた側が丸みを帯びてい
る。また、図5が示すように自由端が丸くなっている。
その場合、軸方向に延びる各フィンガ38の自由端が外
側部分34のリム35の対応水平面とほぼ同一平面上に
ある。リム35は当接部の役割をする半径方向環状面を
規定する。各フィンガ38は半径方向内側に直角か僅か
に鋭角を成す縁部39を備えており、この縁部39に続
くフランク面40は連結片15に接続するために使用さ
れる。
【0029】図4及び5に示されると共に、別個に図7
に図示された連結片15は、中心ボス41を有する一体
のプラスチック体であり、このボス41は円筒形の内面
を備えた中心穴42を有する。ボス41は、半径方向外
側に、駆動輪11,12のフィンガ38と係合させるこ
とができるように形成されている歯ないしは歯形部(第
2の確実クラッチ部材)44を備えている。かくして、
連結片15はクラッチ・ハーフ(第2のクラッチ・ハー
フ)15aを構成する。また、歯形部44は、ボス部4
1の全長に渡ってないしはボス41の対応端面から、こ
のボス41を囲繞して形成された円板状部45の対応面
まで軸方向に延在形成されている。そして、この円板状
部45は、半径方向外側へ延びると共に、半径方向外周
に環状肥厚部46を有する。この環状肥厚部(ストッパ
手段)46は、クラッチ行程を制限するためのストッパ
の役割をする半径方向環状面を有する。
【0030】ボス41と環状肥厚部46との寸法の差、
即ち、クラッチ行程は、ボス41が軸方向に環状肥厚部
46から数ミリメートルだけ駆動輪11,12の方へ張
り出すように軸方向に互いに調整されている。但し、こ
の張出しは受座31から対応のフィンガ38の先端まで
測ったフィンガ38の長さより小さい。この張出しはク
ラッチ装置30の噛み合い深さを規定する。
【0031】このようにして、図3が示すように、ボス
41の歯形部44は一部が外側から見えるように露出し
ている。
【0032】連結片15を適切な連結又は切断位置にロ
ックするために、ボス41にその直径方向の反対位置に
切削形成された2個のラッチング用舌片51,52が使
用される。各ラッチング用舌片51,52は、一方の端
部がボスとその半径方向端面側で連結されているが、各
ラッチング用舌片(固定部材)51の他方の端部は半径
方向外側へ自由に弾性付勢(ないしは弾性変形付勢)さ
れることができる。図7が示すようにボス41はそのた
めに半径方向外側へ開放した適当なノッチ部53を備え
ている。ラッチング用舌片51(52)の弾性端は湾曲
したラッチング部分を備えている。ノッチ部53は歯形
部44を塞いでいるが、これはクラッチの作用を妨げな
い。あるフィンガ38がノッチ部53の区域にあって
も、別のフィンガ38によって力の伝達が保証されるか
らである。
【0033】図4及び5が示すように、連結片15と同
じくプラスチックから成るスリーブ状のスぺーサ(形部
材)57が駆動輪11,12の間に配設されている。ス
ぺーサ57は、その外面58に互いに直径方向に反対位
置に配設された2個の波形のリブ状突起部59を有す
る。この外面58は、突起部59以外の部分は円筒形
で、その上を連結片15が僅かな遊びで摺動することが
できるようになっている。この突起部59は、ボス41
のノッチ部53に係合し、スぺーサ57と連結片15と
をこれらの間で互いに回転不能に連結するために利用さ
れる。また、スぺーサ57は軸6に回転不能に連結され
ている。
【0034】加えて、リブ状突起部59は、半径方向外
側に、横に延びると共にスペーサ57に軸方向に波打つ
ような丸みのついた一連の空欠部を備えている。この空
欠部はラッチング用舌片51の丸みを帯びた端部を受け
るためのラッチング凹部(固定部材)61を成す。
【0035】深溝玉軸受8,9は、図4に図示の場合と
異なり、製造元で密封されている。更に、スぺーサ57
と駆動輪11,12の間に金属皿形ワッシャ64,65
が配設され、これら皿形ワッシャ64,65が、フェル
トワッシャ(吸収手段)66,67を収容し、心決め
し、支承するために利用されるようになっている。微量
のグリースが深溝玉軸受8,9からクラッチ装置30へ
流出することがある場合、これらフェルトワッシャ6
6,67がこの微量なグリースを吸収するから、フィン
ガ38又は歯形部44の区域に到達するグリースが極め
て少ないか全くない。このようにして、クラッチ装置が
乾燥状態に保たれる。このことは糸屑の堆積を防止す
る。
【0036】以上述べたクラッチ装置30は次のように
動作する。
【0037】図5に示すクラッチ装置の2個の駆動輪1
1,12は適当なベルトによって駆動される。例えば、
環状肥厚部46が連結片15を押圧して駆動輪12のリ
ム35に接するようにすることによって、連結片15が
駆動輪12に連結される。その場合、駆動輪12のフィ
ンガ38が歯形部44の当該の歯の間に入り込むが、そ
の端面は円板状部45に接することはない。従って、フ
ィンガ38の端面と円板状部45の間で、狭められない
ためにギャップを形成する糸屑室70が残る。このた
め、糸屑が押し固められないからこれが密な堆積となる
ことが回避される。
【0038】同様に、ボス41の端面と深溝玉軸受5又
はそのパッキンとの間に糸屑室71が残る。糸屑室71
は、フィンガ38間に残る空隙を経て半径方向外側へ内
室37の中に開放しているので、この内室37は糸屑収
容室として利用することができる。
【0039】連結片15と軸6とが互いに回転不能に連
結され、かつ、駆動輪12と連結片15とが噛合するこ
とにより互いに回転不能に連結されているので、例え
ば、図1に見られる給糸装置は駆動輪12により駆動さ
れることになる。
【0040】駆動輪11に属するクラッチ装置30の部
分が開放しているので、ここに糸屑などが堆積すること
があり得る。特に、糸屑等が歯形部44に堆積すること
があり得る。しかし、そこで、連結片15を上方へ移動
することによって上側駆動輪11を作動すれば、合計5
個のフィンガ38が歯形部44の対応の溝から糸屑を圧
縮せずに押出す。完全に接続した状態でもフィンガ38
の端面側端部と円板状部45の間に間隔が残るからであ
る。押し出された糸屑は、フィンガ38の丸みにより半
径方向外側へ退出することができる。クラッチ装置30
が回転すれば、遠心力によってこの退出が促進される。
フィンガ38は、端面部に、丸みの代わりに斜面を山形
に形成し、これらの山で形成される尖端が溝の中にある
ようにすることもできる。
【0041】場合によって生じる押し込まれた糸屑のか
たまりは、遅くともクラッチが切換えられた後で環状の
内室37が再び開放されたときに遠心力によって外へ投
げ出されるから、クラッチ装置30は自己清浄性を有す
る。かくして、糸屑室70,71は清浄に保たれる。ま
た、クラッチ装置30は開放構造であるため、例えば、
圧縮空気で吹き払うことにより簡単に清掃される。
【0042】堆積した糸屑がラッチング用舌片51の可
動性を妨げることもない。ラッチング用舌片51は外側
に開放したノッチ部53にあり、これらの中で自由に移
動することができる。ラッチング用舌片がそこに向かっ
て動いて行くような近接した壁部は存在しない。
【0043】また、クラッチ装置30がプラスチック構
造であるため、そうでない場合のクラッチ装置の切換え
を妨げることになる噛合面のさびの発生が全くない。
【0044】図8及び9に示す別の実施形態は、ただ1
個の駆動輪12’しかない簡単なクラッチ装置30’で
ある。前述の実施形態との主な相違は、駆動輪11を除
いたことにある。駆動輪12’は前述の実施形態の駆動
輪12と同様に形成されている。連結片15’は、連結
片15の説明が同様に当てはまる対応の歯又は歯形部を
備えたボスを片側にだけ備えている。
【0045】駆動輪12を必要に応じて給糸ホイール7
にこれに対して回転不能に連結するために、給糸装置は
クラッチ装置30を備えている。クラッチ装置30は、
密封室の形成がすべて回避される開放構造になってい
る。そのために、一方のクラッチ・ハーフは軸方向フィ
ンガを有し、他方のクラッチ・ハーフの歯形部44が形
成する半径方向に開放した縦溝にこのフィンガが入り込
むようになっている。歯形部44の溝はフィンガ38と
歯形部44との間の接触長より長い。フィンガ38の端
面と軸方向のこの端部に近い壁部との間に形成された間
隙は半径方向に開放するか大きな内室37に連通するか
する。従って、堆積した糸屑の圧縮又は押し固めが回避
される。
【0046】
【発明の効果】上述のように、本発明に基づくクラッチ
装置及びこれを用いた給糸装置においては、クラッチ装
置の係脱の如何を問わずクラッチ・ハーフから糸屑が容
易に排出されてクラッチ・ハーフに圧縮堆積されること
がないから、保守が簡単であり、長期間糸屑の取り出し
を行わなくても糸屑のつまりによりクラッチ装置、ひい
ては給糸装置の運転を阻害しないという効果がある。ま
た、そのために比較的激しく糸屑を出す糸の給糸にも、
このクラッチ装置及び給糸装置を用いることができると
いう効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術による給糸装置の縦断面概略図であ
る。
【図2】図1による給糸装置のための本発明に基づくク
ラッチ装置の斜視図である。
【図3】図2によるクラッチ装置の側面図である。
【図4】図2によるクラッチ装置の拡大分解斜視図であ
る。
【図5】図2及び4によるクラッチ装置の拡大縦断面概
略図である。
【図6】図2乃至5によるクラッチ装置の開放されたク
ラッチ部材を有するクラッチ・ハーフの前面図である。
【図7】図2乃至5によるクラッチ装置の軸方向移動可
能に支承されたクラッチ・ハーフの平面図である。
【図8】本発明に基づくクラッチ装置の変形実施形態の
側面図である。
【図9】図8によるクラッチ装置の分解斜視図である。
【符号の説明】
6 軸(第2の駆動手段、従動部) 8,9 玉軸受(ころがり軸受) 11,12 駆動輪 12a クラッチ・ハーフ(第1のクラッチ
・ハーフ) 15 連結片(クラッチ板) 15a クラッチ・ハーフ(第2のクラッチ
・ハーフ) 30 クラッチ装置 34 外側部分(第1の駆動手段) 35 リム(当接部) 37 内室(収容室) 38 フィンガ(第1の確実クラッチ部
材) 41 中心ボス(ボス) 44 歯形部(第2の確実クラッチ部材) 46 環状肥厚部(ストッパ手段) 51 ラッチング用舌片(固定部材) 52 ラッチング用舌片 53 ノッチ部 57 スペーサ(形部材) 59 リブ状突起部 61 ラッチング凹部(固定部材) 66,67 フェルトワッシャ(吸収手段) 70,71 糸屑室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アルフレッド・ラムプレヒト ドイツ連邦共和国、デー−72291 ベツ バイラー−ベルデ、ハーゲンブルンネン シュトーラーセ 53 (56)参考文献 特開 昭57−107367(JP,A) 台湾特許108049(TW) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D04B 15/48 - 15/52 D04B 35/32 B65H 49/18

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能に支承され、第1の駆動手段
    (34)に接続され、第1の確実クラッチ部材(38)
    を備えた少なくとも1個の第1のクラッチ・ハーフ(1
    2a)と、前記 第1のクラッチ・ハーフ(12a)と共軸に回転可
    能に設けられ、第2の駆動手段(6)に接続され、第2
    の確実クラッチ部材(44)を備えた第2のクラッチ・
    ハーフ(15a)とを有し、前記第1のクラッチ部材(38)及び前記第2のクラッ
    チ部材(44) を相互に係脱させるために、前記第2の
    クラッチ・ハーフ(15a)が前記第1のクラッチ・ハ
    ーフ(12a)に対して接離可能に軸方向へ移動可能に
    支承されている給糸装置用クラッチ装置(30)におい
    て、前記の両方のクラッチ・ハーフ(12a,15a)の面
    を、 該両方のクラッチ・ハーフ(12a,15a)が相互に
    接近して行くにつれて該面が相互に近づいて行って該面
    間にある糸屑に接近し、前記両方のクラッチ・ハーフ
    (12a,15a)が係合し終った時に、これらの面の
    間に該糸屑を集める大きな糸屑室(70,71)を残す
    ようにそれぞれ前記第1のクラッチ部材(38)及び前
    記第2のクラッチ部材(44)又はそれらの近傍に形成
    し、 該両方のクラッチ・ハーフ(12a,15a)が互いに
    係合し合っている時も互いから離脱している時も、前記
    糸屑室(70,71)が、前記第1のクラッチ・ハーフ
    (12a)内に形成されかつ該給糸装置用クラッチ装置
    (30)の該外部から分離された糸屑収容室(37)に
    又は該給糸装置用クラッチ装置(30)の該外部に連通
    し、糸屑が該糸屑室(70,71)から前記糸屑収容室
    (37)へ又は該給糸装置用クラッチ装置(30)の該
    外部へ移動するようにした給糸装置用クラッチ装置
  2. 【請求項2】 前記糸屑室(70,71)は、前記第1
    のクラッチ・ハーフ(12a)及び前記第2のクラッチ
    ・ハーフ(15a)の、接離移動される前記面によって
    軸方向に仕切られ、かつ、半径方向へ開放していること
    を特徴とする請求項1に記載の給糸装置用クラッチ装
  3. 【請求項3】 少なくとも1個のストッパ手段(46)
    が、軸方向移動可能な前記第2のクラッチ・ハーフ
    (15a)に接続されており、クラッチ接続状態で前記
    第1のクラッチ・ハーフ(12a)に接続された対応の
    当接部(35)に接するように設けられ、該第2のクラ
    ッチ・ハーフ(15a)の軸方向運動が該ストッパ手
    段(46)により制限される構成されていることを特
    徴とする請求項1に記載の給糸装置用クラッチ装置
  4. 【請求項4】 前記ストッパ手段(46)は、前記第1
    のクラッチ・ハーフ(12a)と前記第2のクラッチ・
    ハーフ(15a)とが接続された後前記当接部(35)
    に当接して該第1のクラッチ・ハーフ(12a)及び該
    第2のクラッチ・ハーフ(15a)が互いの方へ更に軸
    方向に移動するのを阻止するように、前記給糸装置(3
    0)内を半径方向外側に延びることを特徴とする請求項
    3に記載の給糸装置用クラッチ装置
  5. 【請求項5】 前記ストッパ手段(46)と前記当接部
    (35)は、共に環状面であることを特徴とする請求項
    4に記載の給糸装置用クラッチ装置
  6. 【請求項6】 前記ストッパ手段(46)及び前記当接
    部(35)これらが互いに圧接した時に前記糸屑収
    容室(37)を前記クラッチ装置(30)の外部から隔
    離することを特徴とする請求項4に記載の給糸装置用ク
    ラッチ装置
  7. 【請求項7】 前記第1のクラッチ部材(38)は、前
    記第1のクラッチ・ハーフ(12a)から前記第2のク
    ラッチ・ハーフ(15a)の方へ延びるフィンガである
    ことを特徴とする請求項1に記載の給糸装置用クラッチ
    装置
  8. 【請求項8】 前記第2のクラッチ部材(44)は軸方
    向に延ばされた溝が形成されていることを特徴とする請
    求項7に記載の給糸装置用クラッチ装置
  9. 【請求項9】 クラッチ接続状態で、前記フィンガは、
    その半径方向内側領域又は外側領域だけで前記溝に係合
    することを特徴とする請求項8に記載の給糸装置用クラ
    ッチ装置
  10. 【請求項10】 前記フィンガがクラッチ接続状態で前
    記溝の長さより短い長さにわたって前記溝と係合するこ
    を特徴とする請求項8に記載の給糸装置用クラッチ装
  11. 【請求項11】 前記糸屑収容室(37)が、半径方向
    外側が閉鎖され、かつ、クラッチ接続状態で前記第1及
    び第2のクラッチ・ハーフ(12a,15a)によって
    軸方向に仕切られると共に、該糸屑収容室(37)内に
    前記第1のクラッチ部材(38)を設けることを特徴と
    する請求項1に記載の給糸装置用クラッチ装置
  12. 【請求項12】 前記第1のクラッチ部材(38)は
    記第1のクラッチ・ハーフ(12a)から前記第2のク
    ラッチ・ハーフ(15a)の方へ延び、前記第1のクラ
    ッチ部材(38)の、前記第2のクラッチ・ハーフ(1
    5a)側の端面が丸く形成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の給糸装置用クラッチ装置
  13. 【請求項13】 前記第1のクラッチ部材(38)の、
    これに対応する第2のクラッチ部材(44)との反対側
    が内側へ向けて突状に形成されていることを特徴とする
    請求項12に記載の給糸装置用クラッチ装置
  14. 【請求項14】 前記第1のクラッチ部材(38)は
    角形の横断面を有することを特徴とする請求項6に記載
    給糸装置用クラッチ装置
  15. 【請求項15】 前記第1のクラッチ部材(38)を受
    けるために設けられた前記第2のクラッチ部材(44)
    が三角形の溝を具備することを特徴とする請求項14に
    記載の給糸装置用クラッチ装置
  16. 【請求項16】 前記第1のクラッチ部材(38)を受
    けるために設けられた前記第2のクラッチ部材歯形部
    (44)から成ることを特徴とする請求項1に記載の
    糸装置用クラッチ装置
  17. 【請求項17】 複数の前記第1のクラッチ部材(3
    8)、各第1のクラッチ部材(38)の円周方向の幅
    より大きな間隔で円周方向に配列されていることを特徴
    とする請求項1に記載の給糸装置用クラッチ装置
  18. 【請求項18】 軸方向へ移動可能に支承された前記第
    2のクラッチ・ハーフ(15a)を固定部材(51)に
    軸方向の少なくとも接続位置と切断位置で固定できる構
    成としたことを特徴とする請求項1に記載の給糸装置用
    クラッチ装置
  19. 【請求項19】 前記固定部材(51)が、前記第2の
    クラッチ・ハーフ(15a)に軸方向に延びかつ半径方
    向に弾性を持つ少なくとも1個の舌片を有することを特
    徴とする請求項18に記載の給糸装置用クラッチ装置
  20. 【請求項20】 前記舌片がボス(41)の開放された
    部分として形成されていることを特徴とする請求項19
    に記載の給糸装置用クラッチ装置
  21. 【請求項21】 前記固定部材(51)及びこれに係合
    可能な他の固定部材(61)がラッチング装置を構成す
    ることを特徴とする請求項18に記載の給糸装置用クラ
    ッチ装置
  22. 【請求項22】 前記クラッチ・ハーフ(12a,15
    a)が、少なくとも1個のころがり軸受(9)により回
    転可能に支承され、該ころがり軸受(9)は前記クラッ
    チ部材(38,44)側が密封されると共に、この密封
    にも拘わらずなおも流出する潤滑剤の吸収手段(66,
    67)を備えていることを特徴とする請求項1に記載の
    給糸装置用クラッチ装置
  23. 【請求項23】 前記ころがり軸受(9)は、その内側
    レースで、従動手段として使用されると共に一方のクラ
    ッチ・ハーフ(15a)を担持する軸(6)上に設けら
    れ、その外側レースで、前記他のクラッチ・ハーフ(1
    2a)を担持し、かつ、前記吸収手段の少なくとも1つ
    を構成するフェルトワッシャ(67)で閉塞され、該フ
    ェルトワッシャ(67)を、前記ころがり軸受(9)の
    前記内側レースと前記軸(6)に設けられ前記一方のク
    ラッチ・ハーフ(15a)に移動可能に支持された少な
    くとも1つの形部材(57)との間に挟持することを特
    徴とする請求項22に記載の給糸装置用クラッチ装置。
  24. 【請求項24】 前記給糸装置用クラッチ装置(30)
    がプラスチック部品から成ることを特徴とする請求項1
    に記載の給糸装置用クラッチ装置
  25. 【請求項25】 前記第2の駆動手段(6)に接続され
    た給糸ホイール(7)と、上記請求項のいずれかの1に
    記載の給糸装置用クラッチ装置(30)とを有すること
    を特徴とする給糸装置。
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