JPH0428116Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0428116Y2
JPH0428116Y2 JP5915086U JP5915086U JPH0428116Y2 JP H0428116 Y2 JPH0428116 Y2 JP H0428116Y2 JP 5915086 U JP5915086 U JP 5915086U JP 5915086 U JP5915086 U JP 5915086U JP H0428116 Y2 JPH0428116 Y2 JP H0428116Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat plate
back surface
shaft
piece
insertion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5915086U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62173776U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5915086U priority Critical patent/JPH0428116Y2/ja
Publication of JPS62173776U publication Critical patent/JPS62173776U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0428116Y2 publication Critical patent/JPH0428116Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Furniture Connections (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は名札クリツプに係り、この種クリツプ
において接合が困難とされた名札貼り用座板とグ
リツプ金具の軸支片の接合を、座板の裏面におい
て逆L形に屈曲形成した軸支片の脚片を前記裏面
と直角に挿入して嵩張りなく接合することができ
るようにすることを産業上の利用分野とするもの
である。
(従来の技術) 従来、名札貼り用座板の裏面に取付けた軸支片
により、一端を前記座板の裏面前側に弾接するク
リツプ金具を軸支する構成のものは公知で、例え
ば実開昭59−153277号公報に示した名札グリツプ
は、座板の一端面から裏面と平行な深い挿入孔を
形成し、グリツプ金具を軸支する軸支片をコ字形
に形成して下側に長い差込舌片を設け、その差込
舌片を前記挿入孔に深く差込んで、軸支部分を座
板の一端面から裏面に廻し込む構成になる。しか
しながらこの場合には長い板材を2度屈曲してコ
字形にしなければならないので材料損が大きく、
座板については表面と裏面と一側面の三面の型板
を分離可能に組んで座板用キヤビテイを構成し、
さらに一側面の金型から深い挿入孔を成形する長
細いコアー型を突出する必要があるので、成形型
の製作が面倒であるだけでなく、前記の細長いコ
アー型が損傷し易いから型の使用寿命を長くでき
ない等の欠陥があり、さらに成形品である座板と
軸支片の組付作業にも高度の技術を要する欠点が
ある。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は軸支片をプレス成形が容易な逆L字形
とし、かつその軸支片を座板の裏面から直角に差
込むだけで充分な強度を持つ接合できるようにす
ると同時に、座板の成形型を上下二面の型板によ
り構成して、材板の成形作業、金型の耐久性等を
改善すると共に、座板と軸支片の組立を容易に出
来る構成の名札クリツプを開発することを解決す
べき問題点とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前述に述べた問題点を解決することを
目的とするもので、具体的には名札貼り用座板1
の裏面後端4に該裏面3に突出させて設けた突起
6によつて囲んだ差込み孔7を前記裏面2と直角
状に設けると共に、その差込み孔7に挿入される
脚片10を屈曲したほぼ逆L形の軸支片9の頭部
片11と、前端を座板1の裏面前側5に接するク
リツプ金具12に設けた軸支突起14とを嵌め合
せて軸子16の挿通により軸連結し、軸支片9の
脚片10を座板1の裏面から差込み孔7に挿入し
たことを特徴とする名札用クリツプに係るもので
ある。
本考案の構成をさらに明らかにするため、次項
に実施例を説明する。
(実施例) 図中1は表面2に名札を貼りつける合成樹脂製
の座板であつて、その裏面3の後側4に突起6を
成形し、その突起6の中心部に、該突起6により
囲まれた差込み孔7を裏面3と直角状に設ける。
該差込み孔7の深さは座板1の厚さの半ば程度と
する。突起6の突出の程度は座板1の厚さとほぼ
同程度とし、座板1の裏面の前側5に面する側と
その両側とをやや低い突起6aとする。
座板1の裏面3の前側5には複数個の三角形断
面の係止突片8を平行に形成する。
9は座板1の裏面3から直角に挿入する脚片1
0を下端に屈曲成形した軸支片であつて、脚片1
0を低い突起6aの上端にほぼ合致させ、60°〜
70°の角度で屈曲してほぼ逆L字形とし、軸支片
9の頭端には側面から直角に曲上げた頭部片1
1,11を設ける。
12は前端を座板1の前側5に設けた係止突片
8の最前側のものの内側に接する噛合歯13を設
けたクリツプ金具であつて、その下面両側に係止
突起14,14を突出させて設け、該係止突起1
4より後方の上面を押えハンドル15とする。
16は軸子、17は両端から後方に突出する直
線部18a,18bを設けたコイルばねである。
本考案は、クリツプ金具12の係止突起14,
14を軸支片9の頭部片11,11とを嵌め合わ
せ、該嵌め合わせ部分に軸子16を通して軸連結
を施す。コイルばね17は前記嵌め合わせの内部
でコイル部を軸子16に通し、一側の直線部18
aをクリツプ金具12の軸子16より後方で内部
上面に掛け、他側の直線部18bを軸子16より
後方で軸支片9に掛ける。その状態で第2図のよ
うに脚片10を垂直状態にして差込凹溝7の上方
から座板1の裏面3と直角状に挿入して組立て、
コイルばね17の弾力によつてクリツプ金具12
の前端を下げて、座板1の最前列の係止突起8の
内側面に弾接する(第3図)。
軸支16は第4図に示すように安全ピン19を
使用する実施例にする場合もある。
(作用及び効果) 本考案は軸支片9を一度折りの逆L形に成形
し、脚片10を座板1の裏面3から垂直に下ろし
て差込み孔7に挿入するもので、脚片10を屈曲
成形した部分は脚片10の唯一箇所の弾力性部と
なる。然して差込み孔7は座板1から裏面3に突
出形成した突起6により囲まれているので、該溝
7の座板1への形成の深さが少なくても、該差込
凹溝7の座板1の裏面からの実質的な深さは突起
6の高さを加えた深さになり、しかも脚片10と
の間の弾力を突起6の頂部付近において生じ、ハ
ンドル15を押してクリツプ金具12の先端を座
板1の裏面から離す開口を施すとき、脚片10が
第3図矢線xのように前屈みに微揺動し、かつ矢
線yのように差込み孔7に入ろうとする傾向にな
るから、脚片10と差込み孔7との挿入の深さ関
係が不足気味であるように見えても、両者の抜け
出し分離は全く無い。また座板1の成形は、上方
と下方の二個の型片を分離できるようにすること
により突起6及び差込凹溝7を一挙に成形するこ
とができ、さらに差込凹溝7を成形するため上型
に固定するコアー型も実開昭59−153277号公報に
示す差込舌片挿入溝を成形するコアー型に比して
短く形成できる等により、耐久性がよく、しかも
部品点数の少ない成形型を使用でき、さらに、ク
リツプ金具の組立は軸支片9の脚片10を上方か
ら差込凹溝7に挿入するだけでよいので、名札用
クリツプの組立を簡易化できる等の諸効果をも
つ。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の実施例を示し、第1図は分
解斜視図、第2図は組立直前の切断側面図、第3
図は本考案の縦断側面図、第4図は軸子16に安
全ピン19を使用した実施例の斜視図である。 1……座板、3……裏面、4……後側、5……
前側、6……突起、7……差込孔、9……軸支
片、10……脚片、11……頭部片、12……ク
リツプ金具、14……軸止突起、16……軸子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 矩形形状の名札貼り用座板1裏面の長さ方向後
    側に該裏面に突出させて設けた突起6によつて囲
    んだ差込み孔7を前記裏面の長さ方向と直角状に
    設け、その差込み孔7に挿入される脚片10を屈
    曲したほぼ逆L形の軸支片9の頭部片11と、前
    端を座板1の裏面前側5に接するクリツプ金具1
    2に設けた軸止突起14を嵌め合わせて軸子16
    の挿通により軸連結すると共に、前記座板1の裏
    面前側5とクリツプ金具12の前側を弾接するた
    めコイルばね17のコイル部を前記の軸子16に
    嵌め、その一側の直線部18aをクリツプ金具1
    2に掛け、他側の直線部18bを軸支片9に掛け
    て成り、さらに前記軸支片9の脚片10を座板1
    の裏面から差込み孔7に挿入したことを特徴とす
    る名札用クリツプ。
JP5915086U 1986-04-18 1986-04-18 Expired JPH0428116Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5915086U JPH0428116Y2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5915086U JPH0428116Y2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62173776U JPS62173776U (ja) 1987-11-05
JPH0428116Y2 true JPH0428116Y2 (ja) 1992-07-07

Family

ID=30890372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5915086U Expired JPH0428116Y2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0428116Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62173776U (ja) 1987-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0640300B1 (en) Auto-lock slider for concealed slide fastener
JPS5982801A (ja) バツクル
JPH049323Y2 (ja)
JPH0428116Y2 (ja)
JP3285453B2 (ja) スライドファスナー用合成樹脂製開離嵌挿具
JPH0611778U (ja) パチンコ機用通過チャッカー
JPH058616Y2 (ja)
JPH0116221Y2 (ja)
JPS6026768Y2 (ja) 調理具における柄杆の構造
JPS5931924Y2 (ja) キヤビネツト等におけるパネル等のジヨイント構造
JP2556185B2 (ja) デスク
JP2000170440A (ja) スプリング性戸当たり材
JPS6332777Y2 (ja)
JP3064117U (ja) 縦向きの鉄筋と横向きの鉄筋やワイヤ等の組み付け固定装置
JPH0424168Y2 (ja)
JP2567070Y2 (ja) 磁気ヘッド
JPH0487176U (ja)
JPH0329497Y2 (ja)
JP2506165Y2 (ja) 丸パイプ材同志の直角連結装置及び同装置を用いた門扉
JPH0444888Y2 (ja)
JPS6026767Y2 (ja) 調理具における柄杆の構造
KR900008765Y1 (ko) 봉제완구용 골격구조
JPH0540866Y2 (ja)
JPS6322899Y2 (ja)
JPH0629576Y2 (ja) 保持クリップ