JPH04280663A - 半導体装置およびその実装方法 - Google Patents

半導体装置およびその実装方法

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JPH04280663A
JPH04280663A JP6923491A JP6923491A JPH04280663A JP H04280663 A JPH04280663 A JP H04280663A JP 6923491 A JP6923491 A JP 6923491A JP 6923491 A JP6923491 A JP 6923491A JP H04280663 A JPH04280663 A JP H04280663A
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JP
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cream solder
land
outer lead
solder
lead
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JP6923491A
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Kazuo Shimizu
一男 清水
Yukihiro Sato
幸弘 佐藤
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Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Tohbu Semiconductor Ltd
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Publication date
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    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
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    • H05K3/3457Solder materials or compositions; Methods of application thereof

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  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の実装技術
、特に、表面実装形パッケージを備えている半導体装置
の実装技術に関し、例えば、ティン(Thin)タイプ
のスモール・アウトライン・パッケージを備えている半
導体集積回路装置(以下、TSOP・ICという。)に
利用して有効なものに関する。
【0002】
【従来の技術】表面実装形パッケージを備えている半導
体装置を実装基板上にリフローはんだ付け処理によって
実装する半導体装置の実装方法として、例えば、特開平
1−102946号公報に記載されているリフローはん
だ付けによる電子部品の実装方法がある。すなわち、こ
の電子部品の実装方法は、電子部品が互いに一定間隔を
隔てて突出する少なくとも2本のリード端子を有し、こ
のリード端子が接続部を有するようにフォーミングされ
ている電子部品を、前記リード端子に対応したランド部
を有する印刷配線基板に常温で粘性のクリームはんだを
そのランド部に印刷し、このランド部に前記接続部を粘
着力で接着させた後、加熱し、その後冷却することによ
り、印刷配線基板に実装するリフローはんだ付けによる
電子部品の実装方法において、前記接続部の少なくとも
前端、多くとも接続部の根元までの下面をリード端子の
残余の部分のものよりも相対的によりはんだに濡れ易い
表面状態にしたことを特徴とする。
【0003】一方、表面実装形パッケージの一例である
スモール・アウトライン・パッケージを備えている半導
体集積回路装置(SOP・IC)をより一層薄形化させ
るために、TSOP・ICが提案されている。このTS
OP・ICとして、アウタリード群列が長方形の平板形
状に形成されたパッケージの短辺側2側面にそれぞれ配
設されており、各アウタリードのピッチ寸法が小さく設
定されているシュリンク形のTSOP・ICがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】アウタリードがパッケ
ージの短辺側2側面に短いピッチでそれぞれ配列されて
いるシュリンク形のTSOP・ICにおいては、次のよ
うな理由により、表面実装後におけるはんだ接続強度が
低くなり、はんだ接続部における疲労破壊が発生し易く
、また、はんだ付け作業時におけるはんだ付け不足等の
はんだ付け不良が発生するという問題点があることが、
本発明者によって明らかにされた。特に、両端に位置す
るアウタリードにおいて悪影響が顕著になる。
【0005】■  アウタリードのピッチ寸法が小さく
なると、はんだ付け作業時のはんだブリッジ現象の発生
を防止するため、各ランドに対するはんだ材料の使用量
が減少されるため、はんだ付け不良が発生し易くなり、
かつ、はんだ接続強度も小さくなる。
【0006】■  アウタリードがパッケージの短辺側
2側面に配されていると、両側のアウタリード群列間の
スパン長さが大きくなるため、熱膨張・熱収縮による応
力が大きく作用する。
【0007】■  アウタリード群列の外端に位置する
アウタリードにおいては、応力が外側に分散されないた
め、応力による作用が特に大きく影響する。
【0008】そして、特開平1−102946号公報に
記載されているリフローはんだ付けによる電子部品の実
装方法においては、アウタリードの接続部が相対的には
んだ材料に濡れ易い表面状態に形成されるに過ぎないた
め、クリームはんだの使用量自体が減少されるシュリン
ク形のTSOP・ICについての実装方法に適用された
場合、充分な接続強度を確保することができない。
【0009】本発明の目的は、シュリンク形のTSOP
・IC等の表面実装形パッケージを備えている半導体装
置についての表面実装時におけるはんだ付け不良を防止
することができるとともに、表面実装後におけるはんだ
接続強度を高めることができる半導体装置の実装技術を
提供することにある。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、次の通り
である。
【0012】すなわち、表面実装形パッケージを備えて
いる半導体装置を実装基板上に実装する半導体装置の実
装方法において、前記半導体装置のパッケージにおける
各アウタリードに接する位置にクリームはんだ溜凹部を
形成し、このクリームはんだ溜凹部にクリームはんだを
塗布して溜めておき、この半導体装置を前記実装基板上
に各アウタリードを実装基板に形成されたランド群の各
ランドにそれぞれ当接させてセットした後、リフローは
んだ付け処理により前記クリームはんだを溶融させて、
溶融したはんだ材料をランドとアウタリードとの接触部
にそれぞれ供給して、各アウタリードを各ランドにそれ
ぞれはんだ付けさせることを特徴とする。
【0013】
【作用】前記した手段によれば、パッケージのクリーム
はんだ溜凹部に予め塗布されているクリームはんだがリ
フローはんだ付け処理時に加熱溶融されて流れ出すこと
により、アウタリードとランドとの接触部にはんだ材料
が供給されるため、ランドにおけるはんだ材料の不足分
が補充されることになる。したがって、シュリンク形の
TSOP・ICのアウタリードがはんだ付けされる微小
のランドの如く、はんだ材料が不足するランドについて
も、充分なはんだ接続強度を確保することができる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施例であるTSOP・I
Cの実装方法を示す拡大部分斜視図、図2は本発明の一
実施例であるTSOP・ICを示す一部切断正面図、図
3はその実装後を示す一部切断正面図である。
【0015】本実施例において、本発明に係る半導体装
置はTSOP・ICとして構成されている。このTSO
P・ICはインナリード群およびアウタリード群から成
るリード群を備えており、このリード群はアウタリード
成形以前には図4に示されているように多連リードフレ
ーム1として構成されている。
【0016】この多連リードフレーム1は燐青銅や無酸
素銅等の銅系(銅またはその合金)材料から成る薄板、
または、42アロイやコバール等の鉄系(鉄またはその
合金)材料から成る薄板が用いられて、打ち抜きプレス
加工またはエッチング加工等の適当な手段により一体成
形されており、この多連リードフレーム1の表面にはめ
っき処理が適宜なされている(図示せず)。この多連リ
ードフレーム1には複数の単位リードフレーム2が一方
向に1列に並設されている。但し、図では一単位のみが
示されている。
【0017】単位リードフレーム2は位置決め孔3aが
明けられている外枠3を一対備えており、両外枠3は所
定の間隔で平行一連にそれぞれ延設されている。隣り合
う単位リードフレーム2、2間には一対のセクション枠
4が両外枠3、3間に互いに平行に配されて一体的に架
設されており、これら外枠、セクション枠により形成さ
れる略正方形の枠体内に単位リードフレーム2が構成さ
れている。
【0018】各単位リードフレーム2において、外枠3
にはタブ吊りリード5が直角方向に配されて一体的に突
設されており、タブ吊りリード5の先端には略長方形の
平板形状に形成されたタブ6が、外枠3、3およびセク
ション枠4、4の枠形状と略同心的に配されて一体的に
吊持されている。そして、タブ吊りリード5が中間部に
おいて屈曲されることにより、タブ6は後記するリード
群と平行な状態で一方向に下げられる(所謂タブ下げ。 )
【0019】外枠3、3間にはダム部材7が一対、タブ
6の両脇位置に互いに対称形に配されて直角に架設され
ており、両ダム部材7、7には複数本のリード8が長手
方向に等間隔に配されて、互いに平行で、ダム部材7と
直交するように一体的に突設されている。そして、各リ
ード8のタブ側端部は先端をタブ6に近接してこれを取
り囲むように配されることにより、インナリード9をそ
れぞれ構成している。他方、各リード8の反タブ側延長
部分はその先端がセクション枠4にそれぞれ接続されて
おり、セクション枠4から離間して切り離されることに
よりアウタリード10をそれぞれ構成するようになって
いる。また、ダム部材7における隣り合うリード8、8
間の部分はパッケージ成形時にレジンの流れをせき止め
るダム7aを実質的に構成するようになっている。
【0020】以上のように構成されている多連リードフ
レーム1における各単位リードフレーム2のタブ6上に
は集積回路を作り込まれたペレット12が適当な手段に
より形成されたボンディング層11によって、図4に示
されているようにボンディングされている。そして、ボ
ンディングされたペレット12の電極パッドには各イン
ナリード9との間にワイヤ13がそれぞれボンディング
されている。この状態において、ペレット12に作り込
まれた集積回路は電極パッド、ワイヤ13、インナリー
ド9およびアウタリード10を介して電気的に外部に引
き出されるようになっている。
【0021】そして、このように構成されてペレット1
2が搭載された単位リードフレーム2には樹脂封止パッ
ケージ14が、図5に示されているトランスファ成形装
置(図示せず)により成形材料として樹脂が使用されて
、図4に示されているように略長方形の平盤形状に一体
成形される。そして、この樹脂封止パッケージ14によ
り前記インナリード9、ペレット12、ワイヤ13およ
びタブ6が樹脂封止される。この状態において、タブ6
等以外のアウタリード10群は樹脂封止パッケージ14
の短辺側2側面からそれぞれ突出された状態になってい
る。また、樹脂封止パッケージ14の短辺側2側面上部
には、クリームはんだ16を溜めるためのクリームはん
だ溜凹部15が複数個、各アウタリード10に接する位
置にそれぞれ配されて、互いに隔離され、かつ、アウタ
リード10側の側面および上面がそれぞれ開口するよう
に櫛歯形状に形成されている。
【0022】図5に示されているトランスファ成形装置
30はシリンダ装置等(図示せず)により互いに型締め
される一対の上型31と下型32とを備えており、上型
31と下型32との合わせ面には上型キャビティー凹部
33aと下型キャビティー凹部33bとが互いに協働し
てキャビティー33を形成するように複数組没設されて
いる。上型31の合わせ面にはポット34が開設されて
おり、ポット34にはシリンダ装置(図示せず)により
進退されるプランジャ35が成形材料としての樹脂(以
下、レジンという。)を送給し得るように挿入されてい
る。また、上型キャビティー凹部33aの短辺側2側面
にはクリームはんだ溜凹部15を成形するための凸部4
0が複数個、縁辺に沿って略等間隔に櫛歯状に配されて
径方向外向きに略正方形に形成されており、各凸部40
はアウタリード10と対応するようになっている。
【0023】下型32の合わせ面にはカル36がポット
34との対向位置に配されて没設されているとともに、
複数条のランナ37がポット34にそれぞれ接続するよ
うに放射状に配されて没設されている。各ランナ37の
他端部は下側キャビティー凹部33bにそれぞれ接続さ
れており、その接続部にはゲート38がレジンをキャビ
ティー33内に注入し得るように形成されている。また
、下型32の合わせ面には逃げ凹所39がリードフレー
ムの厚みを逃げ得るように、多連リードフレーム1の外
形よりも若干大きめの長方形で、その厚さと略等しい寸
法の一定深さに没設されている。
【0024】前記構成にかかる多連リードフレーム1が
用いられて樹脂封止パッケージ14がトランスファ成形
される際、前記構成にかかる多連リードフレーム1は下
型32に没設されている逃げ凹所39内に、各単位リー
ドフレーム2におけるペレット12が各キャビティー3
3内にそれぞれ収容されるように配されてセットされる
。続いて、上型31と下型32とが型締めされると、各
凸部40が各アウタリード10にそれぞれ対向された状
態になる。次いで、ポット34からプランジャ35によ
りレジン41がランナ37およびゲート38を通じて各
キャビティー33に送給されて圧入される。
【0025】注入後、レジンが熱硬化されると、樹脂封
止パッケージ14が構成されることになる。この状態に
おいて、樹脂封止パッケージ14の各アウタリード10
の上側位置には各クリームはんだ溜凹部15がそれぞれ
没設された状態になっている。そして、樹脂封止形パッ
ケージ14が成形されると、上型31および下型32は
型開きされるとともに、エジェクタ・ピン(図示せず)
により樹脂封止パッケージ14群が離型される。このよ
うにして、樹脂封止パッケージ14群を成形された多連
リードフレーム1はトランスファ成形装置30から脱装
される。
【0026】その後、単位リードフレーム2はタブ吊り
リード5の樹脂封止パッケージ14からの突出部、セク
ション枠4とアウタリード10との接続部、およびダム
7aをそれぞれ切断されるとともに、アウタリード10
群を樹脂封止パッケージ14の外部において下方に屈曲
され、かつ、水平外方向に屈曲される(図示せず)。こ
のリード切断成形工程により、アウタリード10は図1
および図2に示されているように所謂ガル・ウィング形
状に形成される。このようにしてアウタリード10群が
ガル・ウィング形状にそれぞれ成形された状態において
、各アウタリード10における接地部10aは全体的に
略水平な状態になっている。そして、この状態において
、TSOP・IC19が製造されたことになる。
【0027】そして、本実施例においては、このTSO
P・IC19の樹脂封止パッケージ14に没設された各
クリームはんだ溜凹部15にクリームはんだ16がそれ
ぞれ塗布されて溜められる。クリームはんだ16ははん
だ粒子粉末とフラックスとが練り混ぜられてペースト状
に構成されたはんだ材料であり、常温において適度な粘
性を備えている。このクリームはんだ16の各クリーム
はんだ溜凹部15への具体的な塗布方法としては、ディ
スペンサによる塗布法、刷毛による塗布法、スプレー塗
布法やスクリーン印刷法等を使用することができる。
【0028】次に、本発明の一実施例であるTSOP・
ICの実装方法を、前記構成に係るTSOP・IC19
を実装基板上にリフローはんだ付け処理により表面実装
する場合について説明する。
【0029】前記構成に係るTSOP・IC19は実装
基板(以下、プリント配線基板ということがある。)に
、図1および図3に示されているように表面実装されて
使用される。TSOP・IC19が実装されるプリント
配線基板20は基板本体21を備えており、この基板本
体21はガラスエポキシ樹脂等の絶縁材料が用いられて
長方形の平板形状に形成されている。基板本体21の一
主面には複数個のランド22が形成されており、各ラン
ド22は銅箔等の導電材料が用いられてリソグラフィー
処理等の適当な手段により、アウタリード10の接地部
10aよりも若干大きめの微小な長方形の薄板に形成さ
れている。そして、各ランド22上にはクリームはんだ
23がスクリーン印刷法等の適当な手段により、極薄く
それぞれ塗布されている。また、各ランド22には基板
本体21に敷設された電気配線(図示せず)が電気的に
それぞれ接続されている。
【0030】そして、ランド22群は前記TSOP・I
C19のアウタリード10における接地部10aにそれ
ぞれ対応するように配列されている。すなわち、ランド
22群はTSOP・IC19のアウタリード10におけ
る接地部10aの2列縦隊に対応して2列縦隊に整列さ
れているとともに、各列のランド22、22間のピッチ
はアウタリード10、10間のピッチに対応されている
。したがって、シュリンク形のTSOP・IC19が実
装される実装基板20において、ランド22は大きさが
アウタリード10の接地部10aに対応して微小に形成
されているとともに、そのランド間ピッチも微小に設定
されていることになる。そして、このように微小なラン
ド22にはきわめて少量のクリームはんだ23しか塗布
されていないことになる。
【0031】TSOP・IC19がこのプリント配線基
板20に表面実装される際、TSOP・IC19はプリ
ント配線基板20上に、各アウタリード10の接地部1
0aの裏面(接地面)が各ランド22にクリームはんだ
23により接着されてそれぞれ位置決めされた状態で、
載置される。
【0032】その後、TSOP・IC19がセットされ
たプリント配線基板20は、赤外線リフロー等の適当な
リフローはんだ付け処理方法によって、はんだ付け処理
される。このリフローはんだ付け処理において、各ラン
ド22にそれぞれ塗布されたクリームはんだ23が加熱
溶融するとともに、樹脂封止パッケージ14の各クリー
ムはんだ溜凹部15にそれぞれ溜められたクリームはん
だ16が加熱されて溶融する。そして、この樹脂封止パ
ッケージ14の各クリームはんだ溜凹部15に溜められ
たクリームはんだ16が溶融して成る液状のはんだ材料
17は、図1に示されているように、クリームはんだ溜
凹部15からそれぞれ流出して各アウタリード10の表
面に沿ってそれぞれ流下し、アウタリード10の接地部
10aとランド22との接触部に至る。このとき、クリ
ームはんだ溜凹部15の容積を適切に設定しておくこと
により、接触部に供給されるはんだ材料17の量を制御
することができる。また、アウタリード10の接地部1
0a側がアウタリード10の樹脂封止パッケージ14側
よりも高温に加熱されていると、表面張力と温度勾配と
の関係等によって、液状のはんだ材料17はアウタリー
ド10の接地部10a側へより一層流下し易くなる。す
なわち、液状のはんだ材料17は温度の高い方向に向か
って導かれるように流れて行く。
【0033】このようにして、クリームはんだ16が加
熱溶融されて流下し、接地部10aとランド22との接
触部に至ったはんだ材料17は、ランド23のクリーム
はんだ23が加熱溶融したはんだ材料とともに、冷却に
伴って自然的に固化する。そして、はんだ材料が固化す
ると、各アウタリード10と各ランド22との間にはは
んだ付け部24がそれぞれ形成される。このようにして
、TSOP・IC19はプリント配線基板20に電気的
かつ機械的に接続され、図3に示されているように表面
実装された状態になる。
【0034】ところで、シュリンク形のTSOP・IC
19が実装される実装基板20において、ランド22は
大きさがアウタリード10の接地部10aに対応して微
小に形成されているとともに、そのピッチも微小に形成
されていることになる。このように微小なランド22に
はきわめて少量のクリームはんだ23しか塗布されてい
ないことになる。したがって、少量のクリームはんだ2
3しか塗布されていない従来例のシュリンク形のTSO
P・IC(図示せず)においては、はんだ付け不良やは
んだ接続強度が不足が発生することになる。
【0035】しかし、本実施例においては、ランド22
のクリームはんだ23とは別に、樹脂封止パッケージ1
4に形成されたクリームはんだ溜凹部15にクリームは
んだ16が予め塗布されており、このクリームはんだ1
6がリフローはんだ付け処理時に加熱溶融して流下する
ことにより、ランド22とアウタリード10の接地部1
0aとの接触部に自動的に供給されるため、ランド22
におけるはんだ材料の不足分が補充されることになる。 その結果、クリームはんだ23の塗布量がきわめて少量
であるシュリンク形のTSOP・IC19のランド22
ついてのはんだ接続部24であっても、はんだ付け不良
の発生を未然に防止することができる。また、適正なは
んだ付け状態により、表面実装後において充分なはんだ
接続強度を確保することができる。
【0036】前記実施例によれば次の効果が得られる。 ■  TSOP・ICにおいて、樹脂封止パッケージに
クリームはんだ溜凹部を形成し、この凹部にクリームは
んだをそれぞれ塗布して溜めておくことにより、TSO
P・ICの実装基板への実装時に、微小なランドのそれ
ぞれで不足するはんだ材料を樹脂封止パッケージのクリ
ームはんだによってそれぞれ補充することができるため
、各アウタリードにおいて適正なはんだ付け状態を作り
出すことができ、はんだ付け不良やはんだ接続強度不足
の発生を防止することができる。
【0037】■  アウタリードの実装基板との接地部
において適正な量のはんだ材料を確保することにより、
適正なはんだ付け状態を作り出すことができるため、は
んだブリッジ現象の発生を防止することができる。
【0038】■  樹脂封止パッケージに形成するクリ
ームはんだ溜凹部の容積を適切に設定することにより、
補充するはんだ材料の量を制御することができるため、
より一層適正なはんだ付け状態を作り出すことができる
【0039】図6は本発明の実施例2であるTSOP・
ICを示す図1に相当する拡大部分斜視である。
【0040】本実施例2が前記実施例1と異なる点は、
樹脂封止パッケージ14に一続きになったクリームはん
だ溜凹部18がアウタリード10群に沿うように形成さ
れている点にある。
【0041】本実施例2によれば、前記実施例1と同様
の作用および効果が得られるのに加えて、クリームはん
だ溜凹部18が一体に形成されているため、成形型が製
造し易いという効果が得られる。
【0042】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0043】例えば、パッケージのクリームはんだ溜凹
部に予め塗布して溜めるクリームはんだの量は、アウタ
リードの接地部およびランドの大きさと、両者間で必要
なはんだ接続強度との相関関係等により最適値を選定す
ることが望ましい。
【0044】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるガル・
ウィング形状のアウタリードにつき説明したが、それに
限定されるものではなく、Jリーディッド形状(バッド
リード形状)やJリーディッド形状のアウタリードにつ
いても適用することができるし、アウタリードが2方向
に突設されているパッケージを備えているICに限らず
、アウタリードが4方向に突設されているクワッド・フ
ラット・パッケージを備えているICの実装技術につい
ても適用することができる。
【0045】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、次
の通りである。
【0046】表面実装形パッケージを備えている半導体
装置の実装方法において、パッケージにクリームはんだ
溜凹部を形成し、この凹部にはんだクリームをそれぞれ
塗布しておくことにより、リフローはんだ付け処理時に
、当該はんだクリームが加熱溶融してアウタリードとラ
ンドとの接触部に自然供給される状態になるため、各ア
ウタリードにおいて適正なはんだ付け状態を作り出すこ
とができ、はんだ付け不良やはんだ接続強度不足の発生
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるTSOP・ICの実装
方法を示す拡大部分斜視図である。
【図2】本発明の一実施例であるTSOP・ICを示す
一部切断正面図である。
【図3】その実装後を示す一部切断正面図である。
【図4】本発明の一実施例であるTSOP・ICの樹脂
封止後のリードフレーム状態を示す一部切断平面図であ
る。
【図5】トランスファ成形工程を示す平面図である。
【図6】本発明の実施例2であるTSOP・ICの実装
方法を示す拡大部分斜視図である。
【符号の説明】
1…多連リードフレーム、2…単位リードフレーム、3
…外枠、3a…位置決め孔、4…セクション枠、5…タ
ブ吊りリード、6…タブ、7…ダム部材、8…リード、
9…インナリード、10…アウタリード、10a…接地
部、11…ボンディング層、12…ペレット、13…ワ
イヤ、14…樹脂封止パッケージ、15…はんだクリー
ム溜凹部、、16…はんだクリーム、17…はんだ材料
、18、…一連のはんだクリーム溜凹部、19…TSO
P・IC(半導体装置)、20…プリント配線基板(実
装基板)、21…基板本体、22…ランド、23…クリ
ームはんだ、24…はんだ付け部、30…トランスファ
成形装置、31…上型、32…下型、33…キャビティ
ー、34…ポット、35…プランジャ、36…カル、3
7…ランナ、38…ゲート、39…逃げ凹所、40…は
んだ溜凹部成形用凸部、41…レジン。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  表面実装形パッケージを備えている半
    導体装置において、前記表面実装形パッケージにおける
    アウタリードに接する位置にクリームはんだ溜凹部が形
    成されており、このクリームはんだ溜凹部にクリームは
    んだが塗布されて溜められていることを特徴とする半導
    体装置。
  2. 【請求項2】  前記クリームはんだ溜凹部が各アウタ
    リードにそれぞれ対応するように画成されており、各ク
    リームはんだ溜凹部にクリームはんだがそれぞれ溜めら
    れていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置
  3. 【請求項3】  表面実装形パッケージを備えている半
    導体装置を実装基板上に実装する半導体装置の実装方法
    において、前記半導体装置のパッケージにおける各アウ
    タリードに接する位置にクリームはんだ溜凹部を形成し
    、このクリームはんだ溜凹部にクリームはんだを塗布し
    て溜めておき、この半導体装置を前記実装基板上に各ア
    ウタリードを実装基板に形成されたランド群の各ランド
    にそれぞれ当接させてセットした後、リフローはんだ付
    け処理により前記クリームはんだを溶融させて、溶融し
    たはんだ材料をランドとアウタリードとの接触部にそれ
    ぞれ供給して、各アウタリードを各ランドにそれぞれは
    んだ付けさせることを特徴とする半導体装置の実装方法
JP6923491A 1991-03-08 1991-03-08 半導体装置およびその実装方法 Pending JPH04280663A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06132626A (ja) * 1992-10-21 1994-05-13 Nec Corp プリント配線板
EP0860877A3 (en) * 1997-02-25 2001-02-28 Oki Electric Industry Co., Ltd. Semiconductor device and method for producing thereof

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