JPH04280312A - パターン入力装置 - Google Patents

パターン入力装置

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JPH04280312A
JPH04280312A JP3043263A JP4326391A JPH04280312A JP H04280312 A JPH04280312 A JP H04280312A JP 3043263 A JP3043263 A JP 3043263A JP 4326391 A JP4326391 A JP 4326391A JP H04280312 A JPH04280312 A JP H04280312A
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Kazuo Kuroda
和男 黒田
Toshio Suzuki
敏雄 鈴木
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    • G06V30/142Image acquisition using hand-held instruments; Constructional details of the instruments
    • G06V30/1423Image acquisition using hand-held instruments; Constructional details of the instruments the instrument generating sequences of position coordinates corresponding to handwriting

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、文字、図形等のパターンを情報
処理装置に入力するパターン入力装置に関する。
【0002】
【背景技術】パターン入力装置としては、紙に描かれた
文字、図形等を読み取るイメージスキャナが知られてい
る。また、同一面内に配置された複数の圧力センサから
なるパネルを有し、このパネルにユーザがペン状の部材
を接触させると同時に移動させたとき、その軌跡を検出
するようにした構成の装置や、液晶パネルを有し、この
液晶パネルにユーザがライトペンを接触させると同時に
移動させたとき、その軌跡を検出するようにした構成の
装置も周知である。
【0003】以上のような従来の装置においては、紙に
文字、図形等を一旦記入したり、ペン状の部材やライト
ペンを使用しなければならず、操作性が悪いという問題
点があった。
【0004】
【発明の目的】よって、本発明は操作性の向上を図るこ
とができるパターン入力装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【発明の構成】本発明によるパターン入力装置は、同一
の検出面上に配置されかつ物体が接触したとき検出信号
をそれぞれ発生する複数の接触検出手段と、前記複数の
接触検出手段のうちの互いに隣接する少なくとも2つの
各々から検出信号が出力されたとき前記検出面上におい
て前記少なくとも2つのほぼ中心に位置する点の軌跡又
は移動ベクトル量により前記検出面に接触すると同時に
移動する物体の描くパターンを判別するパターン判別手
段とからなっている。
【0006】また、本発明による他のパターン入力装置
は、同一の検出面上に配置されかつ物体が接触したとき
検出信号をそれぞれ発生する複数の接触検出手段と、前
記複数の接触検出手段のうちの互いに隣接する少なくと
も2つの各々から検出信号が出力されたとき前記検出面
上において前記少なくとも2つのほぼ中心に位置する点
からの前記少なくとも2つの各々の距離に応じた重みづ
けを行って得られる評価関数によって前記検出面に接触
すると同時に移動する物体の描くパターンを判別するパ
ターン判別手段とからなっている。
【0007】
【発明の作用】本発明によるパターン入力装置によれば
、物体と検出面との接触面のほぼ中心に位置する点の軌
跡又は移動ベクトル量により物体の描くパターンの判別
がなされる。また、本発明による他のパターン入力装置
によれば、物体と検出面との接触面のほぼ中心からの距
離に応じた重み付けがなされ、得られる評価関数によっ
て物体の描くパターンの判別がなされる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例につき添付図面を参照
して詳細に説明する。図1において、互いに平行な16
本の第1信号線C1 〜C16と、これら16本の第1
信号線C1 〜C16に対して直交する方向に伸長する
互いに平行な16本の第2信号線L1 〜L16とが配
置されている。16本の第1信号線C1 〜C16の各
々及び16本の第2信号線L1 〜L16の各々には導
電性を有する金属で形成された16個のタッチプレート
Pが所定の間隔をもって配置接続されている。
【0009】尚、図1において、白丸印は、第1信号線
C1 〜C16のうちのいずれかに接続されているタッ
チプレートを表し、斜線の入った丸印は、第2信号線L
1 〜L16のうちのいずれかに接続されているタッチ
プレートを表している。この図1に示されているタッチ
センサパネルにおいて、ユーザの指が計512個のタッ
チプレートPのうちの互いに隣接する少なくとも2つに
同時に接触すると、人体の50/60Hz電源誘導によ
り第1信号線C1 〜C16のうちの少なくとも1本及
び第2信号線L1 〜L16のうちの少なくとも1本に
50Hz又は60Hzの交流電圧が発生する。第1信号
線C1 〜C16のうちの少なくとも1本に発生した交
流電圧は、タッチセンサパネルのX方向における指の接
触位置を示す信号として出力され、第2信号線L1 〜
L16のうちの少なくとも1本に発生した交流電圧は、
タッチセンサパネルのY方向における指の接触位置を示
す信号として出力される。
【0010】図2は、図1に示されているタッチセンサ
パネルに接触すると同時に移動する指の描くパターンを
判別するパターン判別回路の回路ブロック図である。図
2において、第1信号線C1 〜C16の各々に導出さ
れた誘導電圧は、セット−リセット形の16個のフリッ
プフロップFX1 〜FX16の各々のセット入力端子
に供給される。また、第2信号線L1 〜L16の各々
に導出された誘導電圧は、セット−リセット形の16個
のフリップフロップFY1 〜FY16の各々のセット
入力端子に供給される。 フリップフロップFX1 〜FX16及びFY1 〜F
Y16のリセット入力端子にはマイクロコンピュータ1
5からリセット信号fが供給される。
【0011】また、フリップフロップFX1 〜FX1
6及びFY1〜FY16のセット入力端子と接地間には
32個の抵抗R1 〜R32が接続されいる。これら抵
抗R1 〜R32の抵抗値は、例えば4.7MΩである
。フリップフロップFX1 〜FX16Q出力は、信号
選択回路11の入力端子Aに供給されている。また、フ
リップフロップFY1 〜FY16Q出力は、信号選択
回路11の入力端子Bに供給されている。 信号選択回路11は、制御信号の供給を受けてこの制御
信号が例えば高レベルのときは入力端子Aに供給されて
いる信号を選択的に出力し、制御信号が例えば低レベル
のときは入力端子Bに供給されている信号を選択的に出
力する構成となっている。この信号選択回路11の出力
は、16ビットのラッチ回路12に供給されている。ラ
ッチ回路12の出力は、マイクロコンピュータ15のデ
ータ入力aになっている。また、信号選択回路11には
、1ビットラッチ回路16の出力が制御信号として供給
されている。1ビットラッチ回路16のデータ入力端子
にはマイクロコンピュータ15からセレクト信号bが供
給される。この1ビットラッチ回路16のクロック入力
端子にはマイクロコンピュータ15からラッチパルスc
が供給される。ラッチパルスcは、ディレイ回路17に
よって時間T1だけ遅延されて16ビットのラッチ回路
12のクロック入力端子に供給される。
【0012】一方、第1信号線C1 〜C8 の各々に
導出された誘導電圧は、8入力ORゲート18に供給さ
れ、第1信号線C9 〜C16の各々に導出された誘導
電圧は、8入力ORゲート19に供給される。また、第
2信号線L1 〜L8 の各々に導出された誘導電圧は
、8入力ORゲート21に供給され、第2信号線L9 
〜L16の各々に導出された誘導電圧は、8入力ORゲ
ート22に供給される。8入力ORゲート18、19の
各出力は、2入力ORゲート23及び24を介してダイ
オードD、抵抗R33及びコンデンサCからなる時定数
回路25に供給される。また、8入力ORゲート21、
22の各出力は、2入力ORゲート27及び24を介し
て時定数回路25に供給される。
【0013】時定数回路25の出力は、マイクロコンピ
ュータ15にレディ信号dとして供給されると共にAN
Dゲート28の一方の入力端子に供給され、かつディレ
イ回路29によって時間T2 だけ遅延される。ディレ
イ回路29の出力は、インバータ30を介してANDゲ
ート28の他方の入力端子に供給される。ANDゲート
28の出力は、マイクロコンピュータ15にインタラプ
ト信号eとして供給される。
【0014】マイクロコンピュータ15は、プロセッサ
、ROM、RAM、入出力ポート等からなり、データ入
力aをROMに予め格納されているプログラムに従って
処理してタッチセンサパネルに接触した状態で移動する
ユーザの指の描くパターンに対応する文字または図形を
判別する。以上の構成における各部の動作を図3に示す
タイムチャート並びに図4乃至図7に示すフローチャー
トを参照して説明する。図3(a)は、第1及び第2信
号線C1 〜C16及びL1 〜L16に導出される誘
導電圧の波形図、同図(b)は、フリップフロップFX
1 〜FX16及びFY1 〜FY16のQ出力の波形
図、同図(c)は、ORゲート24の出力の波形図、同
図(d)は、時定数回路25から出力されるレディ信号
dの出力の波形図、同図(e)は、ディレイ回路29の
出力の波形図、同図(f)は、インバータ30の出力の
波形図、同図(g)は、ANDゲート28から出力され
るインタラプト信号eの波形図、同図(h)は、セレク
ト信号bの波形図、同図(i)は、ラッチパルスcの波
形図、同図(j)は、ラッチ回路16の出力の波形図、
同図(k)は、ディレイ回路17の出力の波形図、同図
(l)は、信号選択回路11の出力の波形図、同図(m
)は、ラッチ回路12の出力の波形図である。
【0015】時刻t1 において、ユーザの指が図1の
タッチセンサパネルにおける丸印αで囲まれた部分に接
触すると、人体の50/60Hz電源誘導により第1信
号線C1 〜C16のうちのC12〜C14及び第2信
号線L1 〜L16のうちのL11〜L13に50Hz
又は60Hzの交流電圧が発生する。この交流電圧の正
の半サイクルにおいて、フリップフロップFX12〜F
X14及びフリップフロップFY11〜FY13の各々
のセット入力端子の電圧がスレショールドレベルVth
以上となってこれらフリップフロップFX12〜FX1
4及びフリップフロップFY11〜FY13がセット状
態となり、Q出力が高レベルとなる。また、それと同時
に2入力ORゲート24の出力が高レベルになる。2入
力ORゲート24の出力が高レベルになると、時定数回
路25の出力は、ほぼ瞬時に高レベルになり、タッチセ
ンサパネルにユーザの指が接触していることを示す高レ
ベルのレディ信号dがマイクロコンピュータ15に供給
される。2入力ORゲート24の出力が低レベルになる
と、時定数回路25の出力は、コンデンサC及び抵抗R
32によって定まる時定数に応じた時間に亘って徐々に
低レベルに変化する。
【0016】レディ信号dは、ディレイ回路29によっ
て時間T2 だけ遅延されたのちインバータ30を介し
てANDゲート28の他方の入力端子に供給され、AN
Dゲート28の一方の入力端子にそのまま供給されてい
るレディ信号dとの論理積がとられる。そうすると、A
NDゲート28からレディ信号dの立ち上がりに同期し
て時間幅T2 のパルスが出力され、インタラプト信号
eとしてマイクロコンピュータ15に供給される。
【0017】そうすると、マイクロコンピュータ15に
おいて、図3及び図4に示すサブルーチンの実行が開始
される。すなわち、インタラプト信号eに応答してプロ
セッサは、先頭フラグをオンにし、タッチフラグをオフ
にして初期設定をなす(ステップS1)。次いで、プロ
セッサは、レディ信号dを取り込む動作を行い(ステッ
プS2)、レディ信号dが存在するか否かを判定する(
ステップS3)。ステップS3において、レディ信号d
が存在しないと判定されたときは、プロセッサは後述す
るステップS12に移行する。ステップS3において、
レディ信号dが存在すると判定されたときは、プロセッ
サはタッチフラグをセットし(ステップS4)、データ
読取処理ルーチンを実行する(ステップS5)。
【0018】データ読取処理ルーチンにおいては、図6
及び図7に示すようにプロセッサは高レベルのセレクト
信号b及びラッチパルスcを送出する(ステップS31
)。このステップS31によってラッチパルスcが出力
された時(時刻t2 )、1ビットラッチ回路16に高
レベルのセレクト信号bが保持され、信号選択回路11
に高レベルの制御信号が供給されて信号選択回路11か
ら16ビットのラッチ回路12にフリップフロップFX
1 〜FX16のQ出力が選択的に供給されるようにな
る。また、ラッチパルスcは、ディレイ回路17によっ
て時間T1 だけ遅延されて16ビットのラッチ回路1
2のクロック入力端子に供給されるので、時刻t2 か
ら時間T1 後の時点においてフリップフロップFX1
 〜FX16のQ出力が16ビットのラッチ回路12に
保持されてX方向における指の接触位置を表すデータを
形成するビットとしてマイクロコンピュータ15に供給
される。
【0019】マイクロコンピュータ15のプロセッサは
、ステップS31の実行後、X方向における指の接触位
置を表すデータを取り込み(ステップS32)、取り込
んだデータに連続して“1”(高レベル)になっている
複数のビットが存在するか否かを判定する(ステップS
33)。ステップS33において、上記複数のビットが
存在しないと判定されたときは、プロセッサは後述する
ステップS66に移行する。ステップS33において、
上記複数のビットが存在すると判定されたときは、プロ
セッサは変数Sを上記複数のビットの最下位ビットを表
す値に設定し、変数Eを上記複数のビットの最上位ビッ
トを表す値に設定し、変数Kを(E−S+1)に設定す
る(ステップS34)。
【0020】ステップS34の実行後、プロセッサは変
数Kが2〜6の各々に等しいか否かを順次判定する(ス
テップS35〜S39)。ここで、X方向における指の
接触位置を表すデータを形成する16個のビットの各々
に対応する位置の評価値をそれぞれX[1]〜X[16
]とする。ステップS35〜S39において、変数Kが
2に等しいと判定されたときは、プロセッサはX[S]
を4に設定し、X[S+1]を4に設定する(ステップ
S40)。変数Kが3に等しいと判定されたときは、プ
ロセッサはX[S]及びX[S+2]を4に設定し、X
[S+1]を8に設定する(ステップS41)。 変数Kが4に等しいと判定されたときは、プロセッサは
X[S]及びX[S+3]を2に設定し、X[S+1]
及びX[S+2]を4に設定する(ステップS42)。 変数Kが5に等しいと判定されたときは、プロセッサは
X[S]及びX[S+4]を2に設定し、X[S+1]
及びX[S+3]を4に設定し、X[S+2]を8に設
定する(ステップS43)。変数Kが6に等しいと判定
されたときは、プロセッサはX[S]及びX[S+5]
を1に設定し、X[S+1]及びX[S+4]を2に設
定し、X[S+2]及びX[S+3]を4に設定する(
ステップS44)。
【0021】変数Kが2〜6のいずれにも等しくないと
判定されたとき又はステップS40〜S44のうちのい
ずれかの実行後、プロセッサは低レベルのセレクト信号
b及びラッチパルスcを送出する(ステップS45)。 ステップS45によってラッチパルスcが出力された時
(時刻t3 )、1ビットラッチ回路16に低レベルの
セレクト信号bが保持され、信号選択回路11に低レベ
ルの制御信号が供給されて信号選択回路11から16ビ
ットのラッチ回路12にフリップフロップFY1 〜F
Y16のQ出力が選択的に供給されるようになる。また
、ラッチパルスcは、ディレイ回路17によって時間T
1 だけ遅延されて16ビットのラッチ回路12のクロ
ック入力端子に供給されるので、時刻t3 から時間T
1 後の時点においてフリップフロップFY1 〜FY
16のQ出力が16ビットのラッチ回路12に保持され
てY方向における指の接触位置を表すデータを形成する
ビットとしてマイクロコンピュータ15に供給される。
【0022】マイクロコンピュータ15のプロセッサは
、ステップS45の実行後、Y方向における指の接触位
置を表すデータを取り込み(ステップS46)、取り込
んだデータに連続して“1”(高レベル)になっている
複数のビットが存在するか否かを判定する(ステップS
47)。ステップS47において、上記複数のビットが
存在しないと判定されたときは、プロセッサは後述する
ステップS66に移行する。ステップS47において、
上記複数のビットが存在すると判定されたときは、プロ
セッサは変数Sを上記複数のビットの最下位ビットを表
す値に設定し、変数Eを上記複数のビットの最上位ビッ
トを表す値に設定し、変数Kを(E−S+1)に設定す
る(ステップS48)。
【0023】ステップS48の実行後、プロセッサは変
数Kが2〜6の各々に等しいか否かを順次判定する(ス
テップS49〜S53)。ここで、Y方向における指の
接触位置を表すデータを形成する16個のビットの各々
に対応する位置の評価値をそれぞれY[1]〜Y[16
]とする。ステップS49〜S53において、変数Kが
2に等しいと判定されたときは、プロセッサはY[S]
を4に設定し、Y[S+1]を4に設定する(ステップ
S54)。変数Kが3に等しいと判定されたときは、プ
ロセッサはY[S]及びY[S+2]を4に設定し、Y
[S+1]を8に設定する(ステップS55)。 変数Kが4に等しいと判定されたときは、プロセッサは
Y[S]及びY[S+3]を2に設定し、Y[S+1]
及びY[S+2]を4に設定する(ステップS56)。 変数Kが5に等しいと判定されたときは、プロセッサは
Y[S]及びY[S+4]を2に設定し、Y[S+1]
及びY[S+3]を4に設定し、Y[S+2]を8に設
定する(ステップS57)。変数Kが6に等しいと判定
されたときは、プロセッサはY[S]及びY[S+5]
を1に設定し、Y[S+1]及びY[S+4]を2に設
定し、Y[S+2]及びY[S+3]を4に設定する(
ステップS58)。
【0024】変数Kが2〜6のいずれにも等しくないと
判定されたとき又はステップS54〜S58のうちのい
ずれかの実行後、プロセッサはN及びMを1に設定し(
ステップS59)、Nが16より大であるか否かを判定
する(ステップS60)。ステップS60においてNが
16より大であると判定されたときは、プロセッサはリ
セット信号fを送出し(ステップS66)、データ読取
処理ルーチンの実行を終了する。ステップS60におい
てNが16より大でないと判定されたときは、プロセッ
サはMが16より大であるか否かを判定する(ステップ
S61)。ステップS61おいてMが16より大でない
と判定されたときは、プロセッサはデータ[N][M]
をX[N]×Y[M]とする(ステップS62)。
【0025】尚、データ[N][M]は、図1に示すタ
ッチセンサパネル上の各位置の総合評価値である。ステ
ップS62の実行後、プロセッサはMに1を加算し(ス
テップS63)、ステップS61に移行する。ステップ
S61おいてMが16より大であると判定されたときは
、プロセッサはMを1に設定し(ステップS64)、N
に1を加算し(ステップS65)、ステップS60に移
行する。
【0026】以上のデータ読取処理ルーチンによって、
例えば第1信号線C12〜C14及び第2信号線L11
〜L13に交流電圧が発生した場合には、X[12]=
4、X[13]=8、X[14]=4となり、また、Y
[11]=4、Y[12]=8、Y[13]=4となる
ので、図8に示すような総合評価値による接触分布が得
られる。
【0027】ステップS5の実行後、プロセッサはデー
タ読取処理ルーチンによって得られたタッチセンサパネ
ル上の各位置の総合評価値を示すデータをRAMの所定
領域に転送する。そして、総合評価値が既に記憶されて
いる場合には既に記憶されている値と新たに得られた値
のうちの大なる一方を記憶する(ステップS6)。この
のち、プロセッサは先頭フラグがオンか否かを判定する
(ステップS7)。ステップS7において先頭フラグが
オンであると判定されたときは、プロセッサは計数値(
a) に1を加算し(ステップS8)、接触面の中心位
置を先頭位置としてRAMに記憶する(ステップS9)
。 ステップS7において先頭フラグがオンでないと判定さ
れたときは、プロセッサは接触面の中心位置の今回値と
前回値との差をRAMに記憶する(ステップS10)。 ステップS9又はS10の実行後、プロセッサは先頭フ
ラグをオフにし(ステップS12)、ステップS2に移
行する。
【0028】ステップS8によってカウントアップする
計数値(a) は、文字の要素数をあらわす値であり、
例えば“は”の要素数は3である。また、ステップS9
又はS10において、接触面の中心位置は、(接触面の
一端の位置に対応する値+接触面の他端の位置に対応す
る値)/2という式によって得られる値の小数点以下を
切り捨てて得られる値に対応する位置である。すなわち
、例えば第1信号線C12〜C14及び第2信号線L1
1〜L13に交流電圧が発生した場合には、X方向にお
ける接触面の中心位置は、(12+14)/2=13か
らC13に対応する位置であり、Y方向における接触面
の中心位置は、(11+13)/2=12からL12に
対応する位置となる。
【0029】ステップS3においてレディ信号dが存在
しないと判定されたときは、プロセッサは計数値(b)
 に1を加算し(ステップS12)、計数値(b) が
Aより大であるか否かを判定する(ステップS13)。 ステップS13において計数値(b) がAより大でな
いと判定されたときは、プロセッサは計数値(b) が
Bより大であるか否かを判定する(ステップS14)。 ステップS14において計数値(b) がBより大であ
ると判定されたときは、プロセッサは先頭フラグをオン
にし(ステップS15)、ステップS2に移行する。ス
テップS14において計数値(b) がBより大でない
と判定されたときは、プロセッサは直ちにステップS2
に移行する。また、ステップS13において計数値(b
) がAより大であると判定されたときは、プロセッサ
はタッチフラグがオンであるか否かを判定する(ステッ
プS16)。
【0030】ステップS12によってカウントアップす
る計数値(b) は、ユーザの指がタッチセンサパネル
に接触している時間を表す値であり、ステップS13及
びS14においては(b) >Aであれば長時間指入力
がなく一文字の入力が終了したとみなし、A>(b) 
>Bであれば一文字の中での要素間の移動があったとみ
なし、B>(b) であれば一瞬指が離れた場合でも継
続して指が接触しているとみなしているのである。
【0031】以上のステップS1〜S15によって図9
に示すような指の接触位置の中心の軌跡のパターン及び
図10に示すような総合評価値による接触分布がRAM
に記憶される。ステップS16においてタッチフラグが
オンでないと判定されたときは、プロセッサはステップ
S1に移行する直前に実行していたルーチンの実行を再
開する。ステップS16においてタッチフラグがオンで
あると判定されたときは、プロセッサはRAM内のアド
レスを示すポインタと称される数値を初期設定して入力
パターンの最初の要素が記憶されているアドレスに対応
する値にし(ステップS17)、ROMに予め記憶され
ている全ての基準パターンの各々の先頭位置をポインタ
によって示されているアドレスに記憶されている入力パ
ターンの先頭位置に合わせたときの基準パターンの終了
位置及び移動方向を計算し(ステップS18)、ROM
に予め記憶されている全ての基準パターンのうちのステ
ップS18によって計算して得られた終了位置が入力パ
ターンの終了位置に一致するパターンを選択して第1候
補パターン群を形成し(ステップS19)、ROMに予
め記憶されている全ての基準パターンのうちのステップ
S18によって計算して得られた移動方向が入力パター
ンの移動方向に一致するパターンを選択して第2候補パ
ターン群を形成する(ステップS20)。こののち、プ
ロセッサは第1候補パターン群及び第2候補パターン群
の双方に属する基準パターンを選択して第3候補パター
ン群を形成し、第3候補パターン群の各々について入力
パターンとのデータの重ね合わせ行って適合率を計算す
る(ステップS21)。
【0032】ステップS21において、入力パターンと
基準パターンとの適合率は、両パターンの先頭位置の位
置合わせを行った後に対応する位置同士の評価値を掛け
合わせて得られた値の総和と基準パターンの各位置の評
価値の2乗の総和との比である。すなわち、例えば“は
”という文字の左の部分の入力パターンとして図11(
a)に示すような指の接触位置の中心の軌跡のパターン
が得られた場合、この入力パターンと図11(b)に示
すような基準パターンとの適合率は、〇印の評価値を8
とすれば、8×8×6/8×8×9=67%である。尚
、図11において破線は、対応する位置を示している。
【0033】また、接触分布を加味した場合、すなわち
例えば“は”という文字の左の部分の入力パターンとし
て図12(a)に示すような接触分布が得られた場合、
この入力パターンと図12(b)に示すような基準パタ
ーンとの適合率は、〇印の評価値を8とし、△印の評価
値を4とすれば、89%となる。従って、接触分布を加
味した方が判定率が向上するのである。尚、図12にお
いて破線、一点鎖線及び二点鎖線は、対応する位置を示
している。
【0034】ステップS21の実行後、プロセッサは計
数値(a) によって入力パターンの各要素全てについ
ての基準パターンとの適合率の計算が終了したか否かを
判定する(ステップS22)。ステップS22において
入力パターンの各要素全てについての基準パターンとの
適合率の計算が終了したと判定されたときは、プロセッ
サは第3候補パターン群のうちの適合率の最も高いもの
を選択して入力パターンを特定し(ステップS23)、
ステップS1に移行する直前に実行していたルーチンの
実行を再開する。ステップS22において入力パターン
の各要素全てについての基準パターンとの適合率の計算
が終了してないと判定されたときは、プロセッサは入力
パターンの次の要素についての処理をなすべくRAM内
のアドレスを示すポインタと称される値を入力パターン
の次の要素に関するデータが記憶されているアドレスを
示す値に変化させ(ステップS24)、ステップS18
に移行する。
【0035】図13は、タッチセンサパネルの他の例を
示す図である。同図において、16本の第1信号線C1
 〜C16及び16本の第2信号線L1 〜L16は、
図1と同様に配置されている。しかしながら、本例にお
いては16本の第1信号線C1 〜C16の各々及び1
6本の第2信号線L1 〜L16の各々に接続されてい
るタッチプレートPの形状は、半円形であり、第1信号
線C1 〜C16の各々に接続されているタッチプレー
トPの直線部分と第2信号線L1 〜L16の各々に接
続されているタッチプレートPの直線部分とが互いに対
向するようにタッチプレートPの配置がなされている。 かかる構成においても図1と同様の作用が働く。
【0036】尚、上記実施例においてはタッチセンサパ
ネルは、電源誘導による方式のタッチセンサパネルであ
るとしたが、スキャン方式のタッチセンサパネルを使用
することもでき、その場合には第1及び第2信号線のう
ちの一方にダイナミックエンコーダのドライブ出力を供
給し、第1及び第2信号線のうちの他方に導出される信
号をダイナミックエンコーダのセンサ入力とし、ダイナ
ミックエンコーダのセンサ出力をマイクロコンピュータ
15に供給すればよい。
【0037】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によるパターン
入力装置によれば、物体と検出面との接触面のほぼ中心
に位置する点の軌跡又は移動ベクトル量により物体の描
くパターンの判別がなされるので、接触面の面積に対し
て検出面の面積を比較的小さくすることができ、機器の
小型化を図ることができるのである。また、検出面の面
積が比較的小さい場合でも、ペン等の器具を使用せずに
パターン入力が可能となり、操作性を良くすることがで
きるのである。
【0038】また、本発明による他のパターン入力装置
によれば、物体と検出面との接触面のほぼ中心からの距
離に応じた重み付けがなされるので、例えば物体の描く
入力パターンと基準パターンとの適合率の計算の精度を
高くすることができ、物体の描くパターンの判別をより
正確になすことができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の実施例を示す回路ブロック図である。
【図3】図1及び図2に示す装置の各部の動作を示す波
形図である。
【図4】図1及び図2に示す装置の動作を示すフロ―図
である。
【図5】図1及び図2に示す装置の動作を示すフロ―図
である。
【図6】図1及び図2に示す装置の動作を示すフロ―図
である。
【図7】図1及び図2に示す装置の動作を示すフロ―図
である。
【図8】接触分布を示す図である。
【図9】指の接触位置の中心の軌跡のパターンを示す図
である。
【図10】接触分布図を示す図である。
【図11】入力パターンと基準パターンとの適合率の計
算方法を示す図である。
【図12】入力パターンと基準パターンとの適合率の計
算方法を示す図である。
【図13】他の実施例を示す回路図である。
【主要部分の符号の説明】
P……タッチプレート          C1 〜C
16……第1信号線 L1 〜L16……第2信号線      15……マ
イクロコンピュータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  同一の検出面上に配置されかつ物体が
    接触したとき検出信号をそれぞれ発生する複数の接触検
    出手段と、前記複数の接触検出手段のうちの互いに隣接
    する少なくとも2つの各々から検出信号が出力されたと
    き前記検出面上において前記少なくとも2つのほぼ中心
    に位置する点の軌跡又は移動ベクトル量により前記検出
    面に接触すると同時に移動する物体の描くパターンを判
    別するパターン判別手段とからなるパターン入力装置。
  2. 【請求項2】  同一の検出面上に配置されかつ物体が
    接触したとき検出信号をそれぞれ発生する複数の接触検
    出手段と、前記複数の接触検出手段のうちの互いに隣接
    する少なくとも2つの各々から検出信号が出力されたと
    き前記検出面上において前記少なくとも2つのほぼ中心
    に位置する点からの前記少なくとも2つの各々の距離に
    応じた重みづけを行って得られる評価関数によって前記
    検出面に接触すると同時に移動する物体の描くパターン
    を判別するパターン判別手段とからなるパターン入力装
    置。
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