JPH0428007Y2 - - Google Patents

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JPH0428007Y2
JPH0428007Y2 JP1987119981U JP11998187U JPH0428007Y2 JP H0428007 Y2 JPH0428007 Y2 JP H0428007Y2 JP 1987119981 U JP1987119981 U JP 1987119981U JP 11998187 U JP11998187 U JP 11998187U JP H0428007 Y2 JPH0428007 Y2 JP H0428007Y2
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slits
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は回転軸の回転角度を検出する二種類
の信号を発生する回転角度検出装置に関するもの
である。
例えば内燃機関の点火時期の制御においては、
クランクシヤフトの回転に対応して点火時期の決
定の基準となる基準信号と点火時期制御の最小分
解能となる角度信号の二種類の回転角度検出信号
を発生する回転角度検出装置を必要とする。
この種の従来の回転角度検出装置を第1〜3図
に示す。図において、1は内燃機関のクランクシ
ヤフトの回転に同期して回転する回転軸、1aは
回転軸1の径大部、2は径大部1aに取付けた回
転板で、回転板2の外周寄りに円周状に等間隔で
複数個のスリツト2aを設けるとともにスリツト
2aより中心寄りにも円周状に等間隔でスリツト
2aより数の少いスリツト2bを設けて構成され
ている。3,4は回転板2の一方の側に配設され
た発光素子、5,6は回転板2の他方の側に配設
された受光素子で、発光素子3と受光素子5はス
リツト2aを介して相対向するよう支持部7に支
持され、発光素子4と受光素子6はスリツト2b
を介して相対向するよう支持部7に支持されてい
る。又、8は回路部を示し、具体的には発光素子
駆動回路9と波形整形回路10,11とから成
り、発光素子駆動回路9は発光素子3,4が発光
するように駆動し、波形整形回路10,11は
夫々受光素子5,6の出力を矩形波に整形するも
のである。
次に、上記の従来の回転角度検出装置の動作に
ついて説明する。回転軸1はクランクシヤフトの
回転に同期して回転し、回転板2も同様に回転す
る。発光素子3,4は発光素子駆動回路9により
駆動されて発光しており、受光素子5,6は夫々
発光素子3,4との間にスリツト2a,2bが位
置した際に受光し、信号を出力する。第4図aは
受光素子5の出力信号を示し、第4図cは受光素
子6の出力信号を示す。波形整形回路10,11
は夫々受光素子5,6の出力信号を予め設定され
た基準電圧と比較することにより矩形波に整形
し、夫々第4図bおよび第4図dに示した矩形波
信号を出力する。波形整形回路10の出力信号は
点火時期制御の最小分解能となる角度信号とな
り、波形整形回路11の出力信号は点火時期決定
の基準信号(例えばTDCを示す信号)となる。
このように従来の回転角度検出装置では角度信
号と基準信号の二種類の回転角度検出信号を発生
させるために二対の発光素子3,4および受光素
子5,6を設けている。しかるに、この種の装置
では回路部8はハイブリツド集積回路化され高い
信頼性を有しているため、発光素子3,4および
受光素子5,6の信頼性が装置全体の信頼性を大
きく左右することになり、素子数が多いことによ
つて装置全体の信頼性を低下させることになつて
いた。又、発光素子3,4および受光素子5,6
は高価であり、装置全体が高価なものとなる欠点
があつた。
この考案は上記した従来の欠点を除去するため
に成されたもので、安価で信頼性の高い回転角度
検出装置を提供することを目的とする。
以下、この考案の一実施例を第5図〜第8図に
もとづいて説明する。図において、12は回転軸
1の径大部1aに取付けられた回転板で、回転板
12の外周よりには円周状に等間隔で複数個のス
リツト12a(第1のスリツト)と、このスリツ
ト12aよりも円周方向の幅が大きなスリツト1
2b(第2のスリツト)とが設けられている。こ
の回転板12のスリツト12a、スリツト12b
を介して相対向するよう一対の発光素子3および
受光素子5が配設されている。9,10はそれぞ
れ従来例と同様の発光素子駆動回路、波形整形回
路である。14は後述する各回路から成る信号分
離回路、15は波形整形回路10の出力信号に同
期して所定の時定数で充・放電を行う積分回路、
16はこの積分回路15の充電開始時に積分電圧
をリセツトさせるリセツト回路、17は積分回路
15の積分電圧を所定値と比較する比較回路、1
8はこの比較回路17の出力信号と波形整形回路
10の出力信号との論理積をとるAND回路であ
り、比較回路17とともに積分電圧検出回路を構
成する。19はAND回路18の出力信号をセツ
ト入力とし、リセツト回路16の出力信号をリセ
ツト入力とするフリツプフロツプ回路(以下FF
回路と略する。)、20は波形整形回路10の出力
信号を反転するインバータ回路、21はこのイン
バータ回路20の出力信号とFF回路19の出力
信号との論理積をとるAND回路であり、上記FF
回路19、インバータ回路20、AND回路21
はスリツト12bに対応した出力信号を発生する
信号発生回路を構成している。
次に、上記装置の動作について説明すると、や
はり回転軸1は内燃機関のクランクシヤフトに同
期して、回転し、回転板12も同様に回転する。
発光素子3は発光素子駆動回路9により駆動され
て発光しており、受光素子5は発光素子3との間
にスリツト12a,12bが位置した際に受光
し、信号を出力する。第8図eは受光素子5の出
力信号を示し、スリツト12bにおける出力信号
(A部に示す。)はスリツト12aにおける出力信
号と比べるとスリツト12bの幅がスリツト12
aより広いためにハイレベルの期間が長くなる。
この受光素子5の出力は波形整形回路10におい
て第8図fに示すような矩形波に変換され、波形
整形回路10の出力端O1から角度信号として出
力されるとともに信号分離回路14に入力され
る。
信号分離回路14においては、まず積分回路1
5により積分が行われ、積分回路15はコンデン
サを定電流により充放電するため第8図gに示す
ように三角波を出力する。この際、放電電流が充
電電流より小さくなるように設定してあり、一方
スリツト12aに対応した期間における波形整形
回路10の出力はハイレベルの期間とローレベル
の期間が等しいように設定されているので波形整
形回路10の出力がハイレベルの間は積分器15
の出力は零ボルトまで落ちない。従つて、この間
においては比較器17の出力(第8図のjに示
す。)はハイレベルになることがないのでAND回
路18の出力(第8図のkに示す。)はローレベ
ルとなり、波形整形回路10の出力がローレベル
になればAND回路18の出力はやはりローレベ
ルである。このため、スリツト12aに対応した
期間ではAND回路18の出力は常にローレベル
であり、FF回路19はセツトされず、 その出力(第8図のlに示す。)はローレベル
でAND回路21の出力(第8図のmに示す。)も
ローレベルである。尚、リセツト回路16は波形
整形回路10の出力がハイレベルからローレベル
に変化する際に第8図のhに示すリセツト信号を
積分回路15へ出力するため、積分回路15は出
力をクリアされ、充電は常に零ボルトから行われ
る。又、波形整形回路10の出力がローレベルか
らハイレベルに変化する際にはリセツト回路16
は第8図のiに示すリセツト信号をFF回路19
のリセツト入力端子に加える。
次に、スリツト12bに対応した期間において
は、波形整形回路10の出力はハイレベルの期間
が長いため積分回路15の出力は零ボルトまで低
下する。このため、比較器17の出力はハイレベ
ルとなり、AND回路18の出力もハイレベルと
なる。従つて、FF回路19はセツトされ、その
出力はハイレベルとなり、波形整形回路10の出
力がローレベルになつてインバータ回路20の出
力がハイレベルになるとAND回路21の出力は
ハイレベルとなり、出力端O2から基準信号とし
て出力される。次に、スリツト12aにおいて波
形整形回路10の出力が再びハイレベルになつた
際にリセツト回路16からFF回路19へリセツ
ト信号が送られて出力端O2からの基準信号はク
リアされる。
以上のように、この考案の回転角度検出装置に
おいては、回転軸に取付けた回転板に円周状に設
けたスリツトの一部を幅の異るものとするととも
に、このスリツトを介して相対向するよう一対の
発光素子および受光素子を設け、回転板の回転時
に受光素子が発生する出力を波形整形回路により
矩形波に整形して回転角度検出信号として出力す
るとともに、幅の異るスリツトにおいて受光素子
が出力し、波形整形回路が整形した信号を信号分
離回路により分離して他の回転角度検出信号とし
て出力しており、一対の発光素子および受光素子
を用いて他からの信号を受けることなく二種類の
回転角度検出信号を発生させることができる。従
つて、高価な発光素子および受光素子の数を従来
より減じることができ、装置全体を安価にできる
とともに信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回転角度検出装置の構成図、第
2図は従来の回転板の平面図、第3第4図は夫々
従来の回転角度検出装置の回路図および各部の出
力波形図、第5図はこの考案に係る回転角度検出
装置の構成図、第6図はこの考案に係る回転板の
平面図、第7図第8図は夫々この考案に係る回転
角度検出装置の回路図および各部出力波形図であ
る。 1……回転軸、3……発光素子、5……受光素
子、10……波形整形回路、12……回転板、1
2a,12b……スリツト、14……信号分離回
路、15……積分回路、16……リセツト回路、
17……比較回路、18,21……AND回路、
19……フリツプフロツプ回路、20……インバ
ータ回路。なお、図中同一符号は同一または相当
部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転軸に取付けられ、円周状に第1のスリツト
    と、この第1のスリツトとは円周方向に幅の異な
    る第2のスリツトとが設けられた回転板、この回
    転板の両側に上記スリツトを介して相対向するよ
    う配設された一対の発光素子および受光素子、こ
    の受光素子の出力を矩形波に整形する波形整形回
    路、及びこの波形整形回路出力に基づいて充電期
    間と放電期間とが設定される積分回路と、この積
    分回路の充電期間開始時には積分電圧をリセツト
    するリセツト回路と、上記積分回路の放電期間中
    に積分電圧が所定値まで低下した事を検出する積
    分電圧検出回路と、この積分電圧検出回路出力に
    基づき信号を発生する信号発生回路とからなる信
    号分離回路を備え、上記第1、第2のスリツトに
    対応するそれぞれの放電期間のうち、いずれか幅
    が大であるスリツトに対応して長期間となる放電
    期間中にのみ上記積分電圧が上記所定値まで低下
    するよう、上記第1、第2のスリツトの幅の比率
    並びに積分回路の充・放電時定数が設定されたこ
    とを特徴とする回転角度検出装置。
JP1987119981U 1987-08-04 1987-08-04 Expired JPH0428007Y2 (ja)

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JP1987119981U JPH0428007Y2 (ja) 1987-08-04 1987-08-04

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JP1987119981U JPH0428007Y2 (ja) 1987-08-04 1987-08-04

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JPS6333409U JPS6333409U (ja) 1988-03-03
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JPS5349639A (en) * 1976-10-15 1978-05-06 Nippon Denso Co Ltd Detector for rotary reference position

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JPS6333409U (ja) 1988-03-03

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