JPH04280013A - シート状キースイッチ - Google Patents

シート状キースイッチ

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Publication number
JPH04280013A
JPH04280013A JP3042089A JP4208991A JPH04280013A JP H04280013 A JPH04280013 A JP H04280013A JP 3042089 A JP3042089 A JP 3042089A JP 4208991 A JP4208991 A JP 4208991A JP H04280013 A JPH04280013 A JP H04280013A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
key
spacer
hole
key switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP3042089A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Yoshimura
豊 芳村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP3042089A priority Critical patent/JPH04280013A/ja
Publication of JPH04280013A publication Critical patent/JPH04280013A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は卓上電子計算機,携帯型
電子計算機,電子手帳等のキーボードとして用いられる
シート状キースイッチの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりシート状キースイッチは、カー
ド型電卓あるいは見開きタイプ手帳型電卓のように特に
薄型化を必要とする電子機器の一体型のキーボードとし
て用いられることが多い。
【0003】このようなシート状キースイッチは、図5
においてキーボードとして使用した外観を示し、図6に
そのA−A部分においての断面図を示す。まず図5にお
いて電子機器のキャビネット21の平面上には、略全面
にフイルムシート22が貼付され、該フイルムシート2
2は任意に区切られそれぞれの区画へ裏面印刷によって
キー23が表現されている。個々のキー23を構成する
シート状キースイッチはそれぞれが図6に示す通り、表
面のフイルムシート22と底面のキャビネット21との
間に上部キーシート24,下部キーシート25,スペー
サ26とから形成されている。前記上部キーシート24
と下部キーシート25には互いに対向するように導電体
24a,25aが形成され、前記スペーサ26の板厚H
によって両者の間にスペーサが形成されている。
【0004】該スペーサ26は図7に示すように、所定
キーの部分に、楕円形の透孔26aが穿設されている。 該透孔26aのサイズは縦D,横W,厚さHであり、フ
イルムシート22の厚さを含めて最適なキー押圧荷重が
得られるサイズが選択されている。
【0005】このキースイッチは、フイルムシート22
上に記述された所定キー23の中央部文字部分を指先で
押圧することにより、フイルムシート22及び上部キー
シート24が弾性変形し、導電体24a,25aの間の
スペースが狭くなりやがて接触するため、両者の間に電
流が流れキー入力を本体CPUで検知する。キー入力後
指を離すとフイルムシート22及び上部キーシート24
は自己弾性力によって元の状態に復帰し、導電体24a
,25aの間にスペースが生じキー入力が解除される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電子機器の
キーボードには、その一部の使用頻度の高いキーの押圧
部分を大きくしてその操作性を向上したものが一部で実
施されている。具体的には電子卓上計算機の場合、「0
」キー,「+」キー,「=」キー及びクリアキーなどで
あり、携帯型電子計算機や電子手帳においては前記キー
に加えてカーソルキー,シフトキー,漢字変換キー,入
力確定キー等の使用頻度が高く、これらのキーが通常の
キーの1.5〜2倍程度大きいと、キー配列中より容易
に捜し出すことができ、誤入力が少なくなり入力操作性
が向上する。
【0007】しかしながら上記要望に応えて、シート状
キースイッチの押圧部分を大型化すると、前記スペーサ
26の透孔26aの横方向Wあるいは縦方向Dのサイズ
が1.5倍〜2倍の大きさとなる。このように単純に透
孔26aを大径化すれば、この透孔26aに覆い被さる
フイルムシート22及び上部キーシート24の自己弾性
力が大きく低下し、上部キーシート24と下部キーシー
ト25は極めて接触し易くなる。そのため、キー操作に
必要なキー押圧荷重が著しく減少し、指が触れたり、キ
ーボード全体が僅かに変形したりするだけでキー入力が
されて誤入力が生じたりする。更にフイルムシート22
が不慮の事態により熱変形を起こしたり、フイルムシー
ト22の復元性を越えた押圧荷重により押圧変型を生じ
たりすると、スペーサによって生じている上下キーシー
ト間の余裕が極めて少なくなり、キースイッチが短絡し
た状態になり易く、製品の寿命が大きく低下する事態が
生じる恐れがあった。
【0008】本発明はこのような従来の欠点を解決する
ためのものであり、キーボードの一部分のシート状キー
スイッチの押圧部分を大型化してもキー操作及びキース
イッチの作動に支障が生じないようにすることを目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のシート状キース
イッチは、互いに対向する2枚の導電体を所定サイズの
透孔を穿設したスペーサを介して間隔をおいて形成し、
該導電体の一方の外側表面にキー表示が行われたフイル
ムシートを貼付して構成してなるシート状キースイッチ
において、前記スペーサの透孔周縁には、透孔中心点も
しくは中心線に向かって少なくとも1個以上の突起を形
成してなり、そのことにより上記目的が達成される。
【0010】
【作用】上記構成によれば、一部のシート状キースイッ
チの押圧部分を大型化するために、内部スペーサの透孔
を大径化しても、上記突起があるために、フイルムシー
ト及びキーシート全体がたわんだ状態で透孔内部へ変形
することなしに、強い自己弾性力が保たれる。したがっ
て、押圧部分を大型化したキースイッチであっても、従
来の標準シート状スイッチと変わらない押圧荷重が得ら
れ、キータッチの安易な誤りによる誤入力や、キーボー
ドの変形による入力を従来キーと同様レベルまで防止す
ることが可能になる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を説明する。図1は本発
明のシート状キースイッチをキーボードに使用した外観
図で、図2はB−B部分においての断面図を示す。まず
図1において、電子機器のキャビネット1の平面上には
、略全面にフイルムシート2が貼付され、該フイルムシ
ート2は、任意に区切られ、それぞれの区画へ裏面印刷
によってキー3が表現されている。個々のキー3を構成
するシート状キースイッチのうち、使用頻度が高く横方
向へ2倍に大型化された入力キー3′は、そのB−B部
分を図2に示す通り構成する。すなわち、表面のフイル
ムシート2と底面のキャビネット1との間に上部キーシ
ート4,下部キーシート5,スペーサ6とから形成され
ている。前記上部キーシート4と下部キーシート5には
互いに対向するように導電体4a,5aが形成され、前
記スペーサ6の板厚Hによって両者の間にはスペースが
形成される。
【0012】該スペーサ6は、図3にも示すように所定
部分に楕円形の透孔6a,6bを連結して、縦D,横2
w,厚さHの一つの大きな透孔6cを形成している。そ
してこの透孔6cにはその中央部分に、透孔中心に向か
って円丘状の突起7,7が対向した状態で互いに接触す
ることなしに形成されている。該突起7,7の突出量X
,Xは中央部分で押圧することを考慮し、且つフイルム
シート3及び上部キーシート4に十分な自己弾性力を与
えることができる値になるよう離間されている。
【0013】前記スペーサ6の突起7は、図1の破線表
示及び図2の中央部分に示す通り、1個のキー3′にも
かかわらず突起7により仕切られた状態となり、実線上
は2個のキーを連結した作用を有する、すなわち、図2
破線部分にも示す通り、フイルムシート3及び上部キー
シート4は略1個のキーの場合と同様にその変形量が制
限されるため、キーの押圧荷重が大きく変化しないもの
である。
【0014】尚、本願発明のシート状スイッチに用いる
スペーサ6の形状は前記図3のものに限定されるもので
はなく、図4(a)(b)(c)にも示される通りキー
押圧部分において、特にキー中央部分で入力が行い易い
ように改良してもよい。例えば、対向する突起7を4片
設けたもの図4(a)、千鳥状に3片設けたもの図4(
b)等も上記実施例と同等の効果を有する。更にシート
状スイッチが縦,横2倍の場合には図4(c)の様に突
起を形成すると良い、すなわち上部突起7はスペーサ6
に形成された各透孔6cの中心点あるいは中心線に向か
って少なくとも1個以上形成することにより、任意の大
きさのシート状キースイッチをキー押圧荷重の大きな変
更なしに設定することができる。
【0015】また、上記突起7は、スペーサ6に透孔6
cを打ち抜いたそのままの厚さHであれば製作が容易で
安価であるが、スペーサ6が厚い場合や、フイルムシー
ト,キーシートが弾性の強いものであって、前記突起部
分付近を押圧した場合にはキーの押圧部分(中央部付近
)であるにもかかわらずキー入力がされない事態が生じ
る。このような事態を防止するためには、弱干加工性に
劣るけれども前記突起7をその先端に向かってテーパー
状に先細り形状にすると、突起先端部分がスペーサ6の
厚さHの範囲で自由に可動し、従来の突起のない透孔と
、上記実施例のスペーサの厚さを有する突起との中間に
相当する弾性力をフイルムシート及びキーシートに与え
ることができ、従来の欠点が生じない上でのキー押圧荷
重を任意に設定することが可能である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明によれば、押圧部分の大型化されたシート状スイ
ッチにおいて、該シート状スイッチ中のスペーサの透孔
内部に突起を形成したため、キー操作中におけるフイル
ムシート及びキーシートの弾性変形が該突起によって部
分的に阻止されるため、自己弾性力が高くなり、キー操
作に必要とするキ押圧荷重は他の標準キーと大きく変わ
らない。したがって、本発明によって一部のシート状キ
ースイッチを大型化してもキースイッチが変わらず、操
作者の不意によるキータッチ(接触)の際の誤入力を防
止することができ、キーボードの変形による誤入力を防
止たり、フイルムシートの変形によるキーの短絡も従来
と同等のレベルで防止することが可能になるものである
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート状キースイッチを用いた電子機
器のキーボードの外観図である。
【図2】本発明のシート状キースイッチの断面図
【図3
】本発明のシート状キースイッチ内部に用いるスペーサ
の透孔部分の斜視図
【図4】上記スペーサの他の透孔形状を示す平面図、

図5】従来のシート状キースイッチを用いたキーボード
の斜視図
【図6】従来のシート状キースイッチの断面図
【図7】
従来のシート状キースイッチに用いたスペーサの斜視図
【符号の説明】
1  キャビネット 2  フイルムシート 3  キー 4  上部キーシート 4a  導電体 5  下部キーシート 5a  導電体 6  スペーサ 6a,6b,6c  透孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  互いに対向する2枚の導電体を所定サ
    イズの透孔を穿設したスペーサを介して間隔をおいて形
    成し、該導電体の一方の外側表面にキー表示が行われた
    フイルムシートを貼付して構成してなるシート状キース
    イッチにおいて、前記スペーサの透孔周縁には、透孔中
    心点もしくは中心線に向かって少なくとも1個以上の突
    起を形成したことを特徴とするシート状キースイッチ。
  2. 【請求項2】  上記透孔周縁の突起の厚さをスペーサ
    自体の厚さより薄く形成したことを特徴とする請求項1
    記載のシート状キースイッチ。
JP3042089A 1991-03-08 1991-03-08 シート状キースイッチ Pending JPH04280013A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000002217A1 (fr) * 1998-07-03 2000-01-13 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Commutateur a membrane et procede de fabrication
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