JPH0475122A - キーボード - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、たとえば容易に携帯して持ち運ぶことができ
るブック型パーソナルコンピュータ等に用いられるキー
ボードに関するものである。

〔従来の技術〕

キーボードは操作者がキーを押したときにそのキーに対
応する情報を電気信号に変換して、コンビエータ本体に
伝えるものであり、本体と一体のものや本体と分離した
ものがある。持ち運びに便利なブック型パーソナルコン
ピュータのキーボードは本体と一体的に構成されている
ものが多く、またデスクトップ型のものは分離して構成
されているものが多い。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、一般に各種のコンピュータに用いられている
キーボードは、各キーが上下に押動自在に形成され、ま
た各キーの頂面ば操作し易いように凹面状に形成されて
いる。しかも、各キーは基板の表面より突出して形成さ
れている。このようなキーボードを直に積み重ねると、
押動自在なキーの頂面にキーボードの底面を載置するこ
とになるので、横揺れしやす（なり、不安定になる。こ
のため、従来のキーボードでは、各キーボード製造メー
カにおいて完成したキーボードを積み重ねて保管するこ
とができず、不便であった。

また、一般のパーソナルコンピュータの使用者にとって
、キーボードを使用しないときには、キ−ボード上に直
に他の物、たとえばマウスパッド等を置くことができれ
ば、便宜である。しかし、従来のキーボードでは、それ
ができなかった。

更に、従来のブック型パーソナルコンピュータの小型化
を図るために、キーボードを複数のブロックに分割した
場合、又はキーボードを折り畳み自在な構成とした場合
、上記と同様の理由により、前者の場合には分割したブ
ロックを直に積み重ねることができず、また後者の場合
には折り畳む際にキー同士を対向させて折り畳むことが
できず、不便であった。

このように、従来のキーボードでは、キーボードを保管
したり、携帯したりする場合等において、その取り扱い
に不便な点があった。

本発明は上記事情に基づいてなされたものであり、保管
や携帯に便宜なキーボードを提供することを目的とする
ものである。

〔課題を解決するための手段〕

前記の目的を達成するための本発明は、基板と、該基板
に配列された多数のキーとを有するキーボードにおいて
、前記キーの頂面が前記基板の表面よりも低くなるよう
に形成したことを特徴とするものである。

そして、前記の目的を達成するための本発明は、基板と
、該基板に配列された多数のキーとを有するキーボード
において、前記キーの頂面が前記基板の表面と同一の高
さに形成したことを特徴とするものである。

〔作用〕

本発明に係るキーボードは何れも前記の構成により、キ
ーボード上に直に物を置く必要が生したときには、安定
性よくその物をキーボード上に載置することができる。

また、たとえばキーボードを複数のブロックに分割した
場合には各ブロックを安定して積み重ねることができ、
更にキーボードを折り畳み自在な構成とした場合には、
各キーの頂面同士を対向させて折り畳むことができる。

〔実施例〕

以下に本発明の一実施例を第１図及び第２図を参照して
説明する。第１図は本発明の一実施例であるキーボード
の概略平面図、第２図はそのキーボードのＡ−Ａ矢視概
略断面図である。

第１図に示すキーボードの基板２の表面にはアスキー（
ＡＳＣＩＩ　）配列のキー４３（第１図の一点鎖線で囲
んだ部分）やその周囲に配列された各種のファンクショ
ンキー４ｂが配置されている。本実施例における各キー
４は基板２のうえに穴状に形成され、キー４の頂面４０
は基板２の表面２０よりも低く形成されている。各キー
４は従来のキーと同様にスプリングを用いて上下に押動
自在に形成されている。すなわち、キー４を指で押圧す
ると下に動き、指を離すとスプリング６の付勢により元
の位置に戻る。キー４を押圧すると、接点８が接触して
、そのキー４に対応する情報が電気信号としてコンピュ
ータ本体に伝えられる。尚、基板２のキー４が設けられ
ていない部分は平坦に形成されている。また、本実施例
における隣合うキー４の中心間の間隔は従来のキー４の
中心間の間隔と同一に形成されているので、従来のキー
ボードと同様の操作性を維持することができる。

本実施例のキーボードにおいては、第１図に示すように
アスキー配列のキー４２は正面から見たときの形状が正
方形となるように形成されており、また、各キー４の頂
面には入力する文字や数字（Ａ、Ｓ、Ｄ、・・・、１１
２．３、・・・）等の浮き彫り、もしくは入力する文字
等に対応させた「・」、「＝」、「＝」等の小突起を形
成している。このような浮き彫り又は小突起を形成する
ことにより、キー操作のブラインドタッチ（タッチ・ブ
ラインド）を容易に行うことができる。さらに、第２図
に示すように全てのキー４の頂面４０の外周部と基板２
との間にはゴム等による蛇［１０が形成されており、キ
ー操作の際等において、塵やゴミ等がキー４と基板２の
隙間からキーボードの内部に入るのを防止している。

上記の本実施例のキーボードは、従来のものと異なり、
キー４の頂面４０が基板２の表面２０よりも低く形成さ
れているので、多数のキーボードを容易に安定して積み
重ねることができ、キＬボード製造メーカ等において、
組み立てを終えたキ−ボードを多数、安定して積み重ね
ることができる。

また、本実施例によれば、キー４の頂面４０が基板２の
表面２０よりも低く形成されているので、一般のパーソ
ナルコンピュータの使用者は、キーボードを使用しない
ときには、キーボード上にたとえばマウスパッド等を置
くことができ、便宜である。

更に、本発明者等はキーボードの小型化という観点から
分割可能なキーボードの発明について出願（平成２年６
月１２出願）をしたが、この出願に係る発明は、本実施
例のキーボードと組み合わせて実施することによって、
より実用的なものになる。すなわち、キーボードを複数
のブロックに分割して形成した場合には、携帯するとき
には各ブロックを安定して積み重ねることが可能になる
。

また同様に、本発明者等はキーボードの小型化という観
点から折り畳み自在なキーボードの発明について出願（
平成２年６月１２日出ＩＩＩ）をしたが、この出願に係
る発明は、本実施例のキーボードと組み合わせて実施す
ることによって、より実用的なものになる。すなわち、
キーボードを折り畳み自在に構成した場合には、携帯す
るときには、各キーの頂面同士を直に対向させて折り畳
むことが可能になる。

尚、本実施例のキーボードにおいては、スプリング式の
キーを用いた場合について説明したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、たとえばクリックスインチ式
のキーを用いてもよい、かかるキーを用いることにより
、キーボードの厚さを薄くすることができる。

また、本実施例のキーボードにおいては、アスキー配列
のキーを正面から見たときの形状が正方形である場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、正面から見たときのキーの形状は、たとえば長方
形、円形、爪形等の人間の指が入りやすい形状に形成し
てもよい。また、キーの形状を各キー毎に変えて形成す
ることにより、文字等の浮き彫りを入れないでもキーに
触れるだけでキーの識別ができるようにすることもでき
る。

更に、本実施例のキーボードにおいては、キーの頂面を
キーボードの表面よりも低く形成した場合について説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、キー
の頂面ばキーボードの表面と同一の高さに形成してもよ
く、キーボードの表面よりも高く形成しなければよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、キーの頂面を基板
の表面よりも低く形成したことにより、キーボード上に
直に物を置く必要が生じたときに、安定してその物をキ
ーボード上に載置することができる。したがって例えば
キーボードを複数のブロックに分割した場合には、各ブ
ロックの積み重ねが容易になる。更にキーボードを折り
畳み自在な構成にした場合には、各キーの頂面同士を対
向させて折り畳むことが可能になる。したがって本発明
によれば、ブック型パーソナルコンピュータ等の小型化
に資するキーボードを提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１回は本発明の一実施例であるキーボードの概略平面
図、第２図はそのキーボードのＡ−Ａ矢視概略断面図で
ある。 ２・・・基板、４・・・キー ４ａ・・・アスキー配列のキー ４ｂ・１．ファンクションキー ６・・・スプリング、８・・・接点、 １０・・・蛇腹、２０・・・基板の表面、４０・・・頂
面。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）基板と、該基板に配列された多数のキーとを有す
   るキーボードにおいて、前記キーの頂面が前記基板の表
   面よりも低くなるように形成したことを特徴とするキー
   ボード。
2. （２）基板と、該基板に配列された多数のキーとを有す
   るキーボードにおいて、前記キーの頂面が前記基板の表
   面と同一の高さに形成したことを特徴とするキーボード
   。