JPH04279888A - 車両検知装置 - Google Patents
車両検知装置Info
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- JPH04279888A JPH04279888A JP2436091A JP2436091A JPH04279888A JP H04279888 A JPH04279888 A JP H04279888A JP 2436091 A JP2436091 A JP 2436091A JP 2436091 A JP2436091 A JP 2436091A JP H04279888 A JPH04279888 A JP H04279888A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、走行車両の速度及び
車両の存在を検知するためのマイクロ波送受器に関する
。
車両の存在を検知するためのマイクロ波送受器に関する
。
【0002】
【従来の技術】図13は従来のマイクロ波送受器の構成
を示すブロック図、図14及び図15は図13の動作説
明図である。図において1は発振器、2は発振器1の出
力及び発振周波数を安定化するためのアイソレータ、3
は発振器1の出力をパルス変調するための第1の高速高
周波スイッチ、4は終端器、5は送信回路、7は方向性
結合器、30は送受信波の経路を切り分けるためのサー
キュレータ、31は送信波を空間に放射し、目標物から
の反射波を受信するための送受信共用アンテナ、32は
反射波をドップラー周波数抽出用信号と存在検知用信号
とに分離するための方向性結合器、10は反射波からド
ップラー周波数変移を抽出するためのミキサ、13は反
射波を所定のレベルまで増幅するための高周波増幅器、
14は反射波を検波しビデオ信号として取り出すための
第1の検波器、15は車両、16はマイクロ波送受器。 33は送受信共用アンテナ31から放射される電波の主
伝搬経路である。
を示すブロック図、図14及び図15は図13の動作説
明図である。図において1は発振器、2は発振器1の出
力及び発振周波数を安定化するためのアイソレータ、3
は発振器1の出力をパルス変調するための第1の高速高
周波スイッチ、4は終端器、5は送信回路、7は方向性
結合器、30は送受信波の経路を切り分けるためのサー
キュレータ、31は送信波を空間に放射し、目標物から
の反射波を受信するための送受信共用アンテナ、32は
反射波をドップラー周波数抽出用信号と存在検知用信号
とに分離するための方向性結合器、10は反射波からド
ップラー周波数変移を抽出するためのミキサ、13は反
射波を所定のレベルまで増幅するための高周波増幅器、
14は反射波を検波しビデオ信号として取り出すための
第1の検波器、15は車両、16はマイクロ波送受器。 33は送受信共用アンテナ31から放射される電波の主
伝搬経路である。
【0003】次に動作について説明する。図13におい
て、第1の高速高周波スイッチ3でパルス変調された送
信回路5の出力波形は図14(a)のようになる。図1
4(a)においてT1 は第1の高速高周波スイッチ3
がオン状態の期間(送信期間)、T2 はオフ状態の期
間(受信期間)である。このパルス変調波が送受信共用
アンテナ31にて空間に放射され走行車両によって反射
され再び受信された反射波のミキサ10での出力波形は
図14(b)のようになり、その送信期間の包絡線によ
りドップラー周波数変位が測定でき走行車両の相対速度
を求めることができる。
て、第1の高速高周波スイッチ3でパルス変調された送
信回路5の出力波形は図14(a)のようになる。図1
4(a)においてT1 は第1の高速高周波スイッチ3
がオン状態の期間(送信期間)、T2 はオフ状態の期
間(受信期間)である。このパルス変調波が送受信共用
アンテナ31にて空間に放射され走行車両によって反射
され再び受信された反射波のミキサ10での出力波形は
図14(b)のようになり、その送信期間の包絡線によ
りドップラー周波数変位が測定でき走行車両の相対速度
を求めることができる。
【0004】一方、第1の検波器14の入力端子には図
14(c)に示すように、送受信共用アンテナ31の不
整合による反射波等の送信波の漏洩波と、図14(d)
に示す目標物からの反射波が重畳して入力し、第1の検
波器14の出力波形は図14(e)のようになるが、受
信期間T2 での出力波のレベルをサンプルホールドし
、そのレベルが路面からの反射波のレベルより高いか低
いかを判別することによりその反射波が車両によるもの
か路面によるものかを識別することができる。従ってド
ップラー周波数変位が無い時でも、それが渋滞によるも
のか交通量が全く無いことによるものかを判別すること
が可能であると共に、この存在検知信号により通過する
車両台数を計数することができる。
14(c)に示すように、送受信共用アンテナ31の不
整合による反射波等の送信波の漏洩波と、図14(d)
に示す目標物からの反射波が重畳して入力し、第1の検
波器14の出力波形は図14(e)のようになるが、受
信期間T2 での出力波のレベルをサンプルホールドし
、そのレベルが路面からの反射波のレベルより高いか低
いかを判別することによりその反射波が車両によるもの
か路面によるものかを識別することができる。従ってド
ップラー周波数変位が無い時でも、それが渋滞によるも
のか交通量が全く無いことによるものかを判別すること
が可能であると共に、この存在検知信号により通過する
車両台数を計数することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のマイクロ波送受
器は以上のように構成されているので、走行車両による
ドップラー周波数変移を精度良く測定するために図15
示すように、走行車両15に対するマイクロ波送受器1
6の送受信共用アンテナ31の指向性の俯角θを90度
よりかなり小さく設定する必要があり、特に大型車両の
場合にはその屋根の部分での反射波の殆んどが送受信共
用アンテナ31に戻ってこないため、受信電力レベルが
極端に小さくなり、車両台数の計数精度が劣化する等の
課題があった。
器は以上のように構成されているので、走行車両による
ドップラー周波数変移を精度良く測定するために図15
示すように、走行車両15に対するマイクロ波送受器1
6の送受信共用アンテナ31の指向性の俯角θを90度
よりかなり小さく設定する必要があり、特に大型車両の
場合にはその屋根の部分での反射波の殆んどが送受信共
用アンテナ31に戻ってこないため、受信電力レベルが
極端に小さくなり、車両台数の計数精度が劣化する等の
課題があった。
【0006】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、大型車両の場合でも台数計数精度
が良いマイクロ波送受器を提供することを目的とする。
めになされたもので、大型車両の場合でも台数計数精度
が良いマイクロ波送受器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明によるマイクロ
波送受器は、互いに指向性の異なるドップラー周波数変
位測定用送受信共用アンテナと存在検知用送受信共用ア
ンテナとを設けたものである。
波送受器は、互いに指向性の異なるドップラー周波数変
位測定用送受信共用アンテナと存在検知用送受信共用ア
ンテナとを設けたものである。
【0008】また、存在検知用高周波増幅器あるいはそ
れ以降の受信回路が送信時の漏洩波により飽和すること
を避けるために高周波増幅器の前あるいは後に高速高周
波スイッチを設けたものである。
れ以降の受信回路が送信時の漏洩波により飽和すること
を避けるために高周波増幅器の前あるいは後に高速高周
波スイッチを設けたものである。
【0009】また、RF入力端子とローカル信号入力端
子の2入力端子を要するミキサの代りに1入力端子の検
波器を用い、ローカル信号入力用方向性結合器の代りに
ドップラー周波数変位測定用送受信共用アンテナとサー
キュレータ間に不整合回路を設けたものである。
子の2入力端子を要するミキサの代りに1入力端子の検
波器を用い、ローカル信号入力用方向性結合器の代りに
ドップラー周波数変位測定用送受信共用アンテナとサー
キュレータ間に不整合回路を設けたものである。
【0010】また、送信回路内パルス変調用高速高周波
スイッチと、分配器の存在検知用信号出力端子側に設け
たものである。
スイッチと、分配器の存在検知用信号出力端子側に設け
たものである。
【0011】また、送信回路内パルス変調用高速高周波
スイッチを、単極双投スイッチとし、その出力2端子の
内の1端子をドップラー周波数変位測定用信号出力端子
とし、他の1端子を存在検知用信号出力端子としたもの
である。
スイッチを、単極双投スイッチとし、その出力2端子の
内の1端子をドップラー周波数変位測定用信号出力端子
とし、他の1端子を存在検知用信号出力端子としたもの
である。
【0012】また、ドップラー周波数変位測定用送受信
共用アンテナの放射電界の偏波と、存在検知用送受信共
用アンテナの放射電界の偏波を互いに直交させたもので
ある。
共用アンテナの放射電界の偏波と、存在検知用送受信共
用アンテナの放射電界の偏波を互いに直交させたもので
ある。
【0013】また、ドップラー周波数変位測定用送受信
共用アンテナ及び存在検知用送受信共用アンテナの放射
電界を互いに回転方向が異なる円偏波にするか、どちら
か一方を直線偏波、他方を円偏波としたものである。
共用アンテナ及び存在検知用送受信共用アンテナの放射
電界を互いに回転方向が異なる円偏波にするか、どちら
か一方を直線偏波、他方を円偏波としたものである。
【0014】
【作用】この発明におけるマイクロ波送受器は、存在検
知用送受信共用アンテナの指向性の車両に対する俯角を
90度近傍に設定することにより、車両の存在検知を確
実に行うことができ、大型車両の場合でも台数計数精度
が大幅に向上できる。
知用送受信共用アンテナの指向性の車両に対する俯角を
90度近傍に設定することにより、車両の存在検知を確
実に行うことができ、大型車両の場合でも台数計数精度
が大幅に向上できる。
【0015】また、送信時の存在検知用受信回路側への
漏洩波のレベルが大きく回路が飽和し、そのリカバリー
タイムが問題となる場合には、存在検知用受信回路入力
段に高速高周波スイッチを設けることにより解消できる
。
漏洩波のレベルが大きく回路が飽和し、そのリカバリー
タイムが問題となる場合には、存在検知用受信回路入力
段に高速高周波スイッチを設けることにより解消できる
。
【0016】また、ドップラー周波数変位測定用送受信
共用アンテナとサーキュレータ間に設けた不整合回路と
、2入力端子のミキサの代りに設けた1入力端子の検波
器は、回路構成を簡略化すると共にコストを低減する。
共用アンテナとサーキュレータ間に設けた不整合回路と
、2入力端子のミキサの代りに設けた1入力端子の検波
器は、回路構成を簡略化すると共にコストを低減する。
【0017】また、分配器の存在検知用信号出力端子側
に設けたパルス変調用高速高周波スイッチは、ドップラ
ー周波数変位測定用信号をCWとするため、ドップラー
周波数変位をミキサ出力の包絡線検波のみで抽出でき回
路構成の簡略化とコスト低減が図れる。
に設けたパルス変調用高速高周波スイッチは、ドップラ
ー周波数変位測定用信号をCWとするため、ドップラー
周波数変位をミキサ出力の包絡線検波のみで抽出でき回
路構成の簡略化とコスト低減が図れる。
【0018】また、送信回路内に設けた単極双投の高速
高周波スイッチは、分配器を省略できるため、回路構成
の簡略化とコスト低減が図れる。
高周波スイッチは、分配器を省略できるため、回路構成
の簡略化とコスト低減が図れる。
【0019】また、ドップラー周波数変位測定用送受信
共用アンテナの放射電界の偏波と、存在検知用送受信共
用アンテナの放射電界の偏波を互いに直交させることに
より、ドップラー周波数変位測定用信号と存在検知用信
号のアンテナ間干渉を低減することができる。
共用アンテナの放射電界の偏波と、存在検知用送受信共
用アンテナの放射電界の偏波を互いに直交させることに
より、ドップラー周波数変位測定用信号と存在検知用信
号のアンテナ間干渉を低減することができる。
【0020】また、ドップラー周波数変位測定用送受信
共用アンテナ及び存在検知用送受信共用アンテナの放射
電界を互いに回転方向が異なる円偏波にするか、どちら
か一方を直線偏波、他方を円偏波とすることにより、ド
ップラー周波数変位測定用信号と存在検知用信号のアン
テナ間干渉を低減することができると共に、車両に位置
上情報等を提供するように送信パルス変調波が符号化さ
れる場合には、情報提供側のアンテナを円偏波とするこ
とにより、車両はその向きによらず安定した信号を受信
できる(車載アンテナを円偏波とするとその効果は更に
向上する)。
共用アンテナ及び存在検知用送受信共用アンテナの放射
電界を互いに回転方向が異なる円偏波にするか、どちら
か一方を直線偏波、他方を円偏波とすることにより、ド
ップラー周波数変位測定用信号と存在検知用信号のアン
テナ間干渉を低減することができると共に、車両に位置
上情報等を提供するように送信パルス変調波が符号化さ
れる場合には、情報提供側のアンテナを円偏波とするこ
とにより、車両はその向きによらず安定した信号を受信
できる(車載アンテナを円偏波とするとその効果は更に
向上する)。
【0021】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1はこの発明によるマイクロ波送受
器の構成を示すブロック図、図2はその動作説明図であ
り、1〜5、7、10、13、14は従来装置と全く同
一のものである。6は送信回路5からの出力を2分配す
る分配器、8は送受信波の経路を切り分けるための第1
のサーキュレータ、9は送信波を空間に放射し目標物か
らの反射波を受信するための第1の送受信共用アンテナ
、11は送受信波の経路を切り分けるための第2のサー
キュレータ、12は送信波を空間に放射し目標物からの
反射波を受信するための第2の送受信共用アンテナ、1
7は第1の送受信共用アンテナ9から放射される電波の
主伝搬経路、18は第2の送受信共用アンテナ12から
放射される電波の主伝搬経路であり、図2は第1の送受
信共用アンテナ9及び第2の送受信共用アンテナ12か
ら放射された電波が大型車両15の屋根の部分に照射さ
れた場合を示す。
ついて説明する。図1はこの発明によるマイクロ波送受
器の構成を示すブロック図、図2はその動作説明図であ
り、1〜5、7、10、13、14は従来装置と全く同
一のものである。6は送信回路5からの出力を2分配す
る分配器、8は送受信波の経路を切り分けるための第1
のサーキュレータ、9は送信波を空間に放射し目標物か
らの反射波を受信するための第1の送受信共用アンテナ
、11は送受信波の経路を切り分けるための第2のサー
キュレータ、12は送信波を空間に放射し目標物からの
反射波を受信するための第2の送受信共用アンテナ、1
7は第1の送受信共用アンテナ9から放射される電波の
主伝搬経路、18は第2の送受信共用アンテナ12から
放射される電波の主伝搬経路であり、図2は第1の送受
信共用アンテナ9及び第2の送受信共用アンテナ12か
ら放射された電波が大型車両15の屋根の部分に照射さ
れた場合を示す。
【0022】次に動作について説明する。図1において
、第1の高速高周波スイッチ3でパルス変調された送信
回路5の波形は図14(a)のようになる。このパルス
変調波が分配器6、方向性結合器7、第1のサーキュレ
ータ8を介して第1の送受信共用アンテナ9にて空間に
放射される。この空間に放射されたパルス変調波は走行
車両によって反射され再び第1の送受信共用アンテナ9
にて受信された反射波のミキサ10での出力波形図14
(a)のようになり、その送信期間の包絡線によりドッ
プラー周波数変移が測定でき走行車両の相対速度を求め
ることができる。
、第1の高速高周波スイッチ3でパルス変調された送信
回路5の波形は図14(a)のようになる。このパルス
変調波が分配器6、方向性結合器7、第1のサーキュレ
ータ8を介して第1の送受信共用アンテナ9にて空間に
放射される。この空間に放射されたパルス変調波は走行
車両によって反射され再び第1の送受信共用アンテナ9
にて受信された反射波のミキサ10での出力波形図14
(a)のようになり、その送信期間の包絡線によりドッ
プラー周波数変移が測定でき走行車両の相対速度を求め
ることができる。
【0023】一方、分配器6、第2のサーキュレータ1
1を介して第2の送受信共用アンテナにて空間に放射さ
れたパルス変調波は、走行車両によって反射され再び第
2の送受信共用アンテナ12にて受信される。第1の検
波器14の入力端には、図14(c)に示すように第2
の送受信共用アンテナ12の不整合による反射波等の漏
洩波と、図14(d)に示す走行車両からの反射波が重
畳して入力し、第1の検波器14の出力波形は図14(
e)のようになるが、受信期間T2 での出力波のレベ
ルをサンプルホールドし、そのレベルが路面からの反射
波のレベルより高いか低いかを判別することによりその
反射波が車両によるものか路面によるものかを識別する
ことができる。従ってドップラー周波数変移が無い時で
も、それが渋滞によるものか交通量が全く無いことによ
るものかを判別することが可能であると共に、この存在
検知信号により通過する車両台数を計数することができ
る。
1を介して第2の送受信共用アンテナにて空間に放射さ
れたパルス変調波は、走行車両によって反射され再び第
2の送受信共用アンテナ12にて受信される。第1の検
波器14の入力端には、図14(c)に示すように第2
の送受信共用アンテナ12の不整合による反射波等の漏
洩波と、図14(d)に示す走行車両からの反射波が重
畳して入力し、第1の検波器14の出力波形は図14(
e)のようになるが、受信期間T2 での出力波のレベ
ルをサンプルホールドし、そのレベルが路面からの反射
波のレベルより高いか低いかを判別することによりその
反射波が車両によるものか路面によるものかを識別する
ことができる。従ってドップラー周波数変移が無い時で
も、それが渋滞によるものか交通量が全く無いことによ
るものかを判別することが可能であると共に、この存在
検知信号により通過する車両台数を計数することができ
る。
【0024】なお、第1の送受信共用アンテナ9及び第
2の送受信共用アンテナ12の指向性の車両に対する俯
角をそれぞれθ1、θ2とした時、図2に示すようにθ
2 を90度近傍に設定することにより、第2の送受信
共用アンテナ12から放射された電波が大型車両15の
屋根の部分に照射された場合でも、その反射波の殆んど
が第2の送受信共用アンテナ12に戻ってくるため、そ
の受信電力を大きく保つことができ、車両台数の計数精
度を向上させることができる。
2の送受信共用アンテナ12の指向性の車両に対する俯
角をそれぞれθ1、θ2とした時、図2に示すようにθ
2 を90度近傍に設定することにより、第2の送受信
共用アンテナ12から放射された電波が大型車両15の
屋根の部分に照射された場合でも、その反射波の殆んど
が第2の送受信共用アンテナ12に戻ってくるため、そ
の受信電力を大きく保つことができ、車両台数の計数精
度を向上させることができる。
【0025】実施例2.図3の実施例は高周波増幅器1
3の入力端に第2の高速高周波スイッチ19を接続した
場合を示し、図4の実施例は第1の検波器の入力端に第
2の高速高周波スイッチを接続した場合を示すものであ
る。図1の実施例において、図14(c)に示す送信時
の漏洩波のレベルが大きく、高周波増幅器13、あるい
は第1の検波器14以降の受信回路が飽和するとそれら
の回路播成あるいは使用する回路素子によってはリカバ
リータイムが長くなり、受信期間に近接車両の反射波を
検出できなくなる場合がある。この場合の第1の検波器
14以降の受信回路の出力例を図14(f)に示す。第
2の高速高周波スイッチ19を送信時にオフ状態、受信
時にオン状態にし、送信時の漏洩波のレベルを抑圧する
ことにより高周波増幅器13あるいは第1の検波器14
以降の受信回路の飽和を避けることができる。図5(a
)に送信回路5の出力波形を、図5(b)に第1の検波
器14以降の受信回路の出力例を示す。尚、高周波増幅
器13のリカバリータイムが問題となる場合は図3の実
施例となり問題とならない場合は図4の実施例となる。 高周波増幅器13のリカバリータイムが問題とならない
場合は、高周波増幅器13の飽和レベルによりその出力
電力が制限されるため、第2の高速高周波スイッチ19
のオフ時のアイソレーションレベルが少くて済むという
利点がある。又、高周波増幅器13の動作・非動作の切
り換えを高速に行うことが可能であれば、第2の高速高
周波スイッチ19を省略し、高周波増幅器13を送信時
に非動作、受信時に動作するように駆動しても良い。
3の入力端に第2の高速高周波スイッチ19を接続した
場合を示し、図4の実施例は第1の検波器の入力端に第
2の高速高周波スイッチを接続した場合を示すものであ
る。図1の実施例において、図14(c)に示す送信時
の漏洩波のレベルが大きく、高周波増幅器13、あるい
は第1の検波器14以降の受信回路が飽和するとそれら
の回路播成あるいは使用する回路素子によってはリカバ
リータイムが長くなり、受信期間に近接車両の反射波を
検出できなくなる場合がある。この場合の第1の検波器
14以降の受信回路の出力例を図14(f)に示す。第
2の高速高周波スイッチ19を送信時にオフ状態、受信
時にオン状態にし、送信時の漏洩波のレベルを抑圧する
ことにより高周波増幅器13あるいは第1の検波器14
以降の受信回路の飽和を避けることができる。図5(a
)に送信回路5の出力波形を、図5(b)に第1の検波
器14以降の受信回路の出力例を示す。尚、高周波増幅
器13のリカバリータイムが問題となる場合は図3の実
施例となり問題とならない場合は図4の実施例となる。 高周波増幅器13のリカバリータイムが問題とならない
場合は、高周波増幅器13の飽和レベルによりその出力
電力が制限されるため、第2の高速高周波スイッチ19
のオフ時のアイソレーションレベルが少くて済むという
利点がある。又、高周波増幅器13の動作・非動作の切
り換えを高速に行うことが可能であれば、第2の高速高
周波スイッチ19を省略し、高周波増幅器13を送信時
に非動作、受信時に動作するように駆動しても良い。
【0026】実施例3.図6の実施例は第1のサーキュ
レータ8と第1の送受信共用アンテナ9の間に不整合回
路20を接続し、第1のサーキュレータの受信出力端子
に第2の検波器21を接続した場合を示したものである
。送信出力の一部は不整合回路20で反射され、第2の
検波器21にローカル信号として供給されるため、図1
の実施例と同様な効果を発揮することができる。
レータ8と第1の送受信共用アンテナ9の間に不整合回
路20を接続し、第1のサーキュレータの受信出力端子
に第2の検波器21を接続した場合を示したものである
。送信出力の一部は不整合回路20で反射され、第2の
検波器21にローカル信号として供給されるため、図1
の実施例と同様な効果を発揮することができる。
【0027】実施例4.図7の実施例はアイソレータ2
と方向性結合器7の間に分配器6を接続し、分配器6の
他の出力端子とサーキュレータ11の間に第1の高速高
周波スイッチ3を接続した場合を示したものである。図
8は図7実施例におけるミキサ10の出力波形を示すも
のである。図7の実施例において、存在検知用信号は従
来同様パルス変調波となるが、ドップラー周波数変位測
定用信号はCWとなる。従ってミキサ10の出力波形は
図8に示すように、ドップラー周波数で変調されたCW
となり、図1の実施例と同じようにこの包絡線を検波す
ることによりドップラー周波数変位を抽出することがで
きるが、この包絡線は図14(b)のように不連続とな
らず連続しているため、容易にその周波数を測定するこ
とができる。
と方向性結合器7の間に分配器6を接続し、分配器6の
他の出力端子とサーキュレータ11の間に第1の高速高
周波スイッチ3を接続した場合を示したものである。図
8は図7実施例におけるミキサ10の出力波形を示すも
のである。図7の実施例において、存在検知用信号は従
来同様パルス変調波となるが、ドップラー周波数変位測
定用信号はCWとなる。従ってミキサ10の出力波形は
図8に示すように、ドップラー周波数で変調されたCW
となり、図1の実施例と同じようにこの包絡線を検波す
ることによりドップラー周波数変位を抽出することがで
きるが、この包絡線は図14(b)のように不連続とな
らず連続しているため、容易にその周波数を測定するこ
とができる。
【0028】実施例5.図9の実施例はアイソレータ2
と方向性結合器7と第2のサーキュレータ11の間に、
単極双投の高速高周波スイッチ22を接続した場合を示
す。第1の送受信共用アンテナ9及び第2の送受信共用
アンテナ12からはそれぞれ時分割のパルス変調波が出
力されるが、第1の送受信共用アンテナ9と第2の送受
信共用アンテナ12間のアイソレーションを充分大きく
とることにより図1の実施例と同様の効果を発揮すると
共に、分配器6が省略できるため回路構成を簡略化でき
る。
と方向性結合器7と第2のサーキュレータ11の間に、
単極双投の高速高周波スイッチ22を接続した場合を示
す。第1の送受信共用アンテナ9及び第2の送受信共用
アンテナ12からはそれぞれ時分割のパルス変調波が出
力されるが、第1の送受信共用アンテナ9と第2の送受
信共用アンテナ12間のアイソレーションを充分大きく
とることにより図1の実施例と同様の効果を発揮すると
共に、分配器6が省略できるため回路構成を簡略化でき
る。
【0029】実施例6.図10の実施例は、第1の送受
信共用アンテナ9の放射電界の偏波を第2の送受信共用
アンテナ12の放射電界の偏波を互いに直交させた場合
を示したもので、23は第1の送受信共用アンテナ9の
放射電界の偏波の方向を示し、24は第2の送受信共用
アンテナ12の放射電界の偏波の方向を示したものであ
り、23と24は互いに逆でも良い。
信共用アンテナ9の放射電界の偏波を第2の送受信共用
アンテナ12の放射電界の偏波を互いに直交させた場合
を示したもので、23は第1の送受信共用アンテナ9の
放射電界の偏波の方向を示し、24は第2の送受信共用
アンテナ12の放射電界の偏波の方向を示したものであ
り、23と24は互いに逆でも良い。
【0030】ドップラー周波数変位の測定と、存在検知
を精度良く行うためには、第1の送受信共用アンテナ9
と第2の送受信共用アンテナ12のそれぞれの放射波に
よる反射波を互いにあまり受信しないようにする必要が
ある。又、特に実施例5では、例えば第2の送受信共用
アンテナ12が受信期間の時に第1の送受信共用アンテ
ナ9は送信期間となっているため、第2の送受信共用ア
ンテナ12への第1の送受信共用アンテナ9からの送信
波の漏洩が問題となってくる。
を精度良く行うためには、第1の送受信共用アンテナ9
と第2の送受信共用アンテナ12のそれぞれの放射波に
よる反射波を互いにあまり受信しないようにする必要が
ある。又、特に実施例5では、例えば第2の送受信共用
アンテナ12が受信期間の時に第1の送受信共用アンテ
ナ9は送信期間となっているため、第2の送受信共用ア
ンテナ12への第1の送受信共用アンテナ9からの送信
波の漏洩が問題となってくる。
【0031】いずれの場合も、互いのアンテナの指向性
を鋭くしかつ、そのサイドローブレベルを低く抑えれば
問題を解決することができるが、その程度があまり大き
くなるとアンテナを大開口化する必要があり装置の大型
化をもたらす。図10の実施例のように、第1の送受信
共用アンテナ9と第2の送受信共用アンテナ12の放射
電界の偏波を互いに直交させれば、アンテナを大開口化
することなく第1の送受信共用アンテナ9と、第2の送
受信共用アンテナ12間のアイソレーションを充分大き
くとることができるため、ドップラー周波数変位の測定
と、存在検知を精度良く行うことができる。
を鋭くしかつ、そのサイドローブレベルを低く抑えれば
問題を解決することができるが、その程度があまり大き
くなるとアンテナを大開口化する必要があり装置の大型
化をもたらす。図10の実施例のように、第1の送受信
共用アンテナ9と第2の送受信共用アンテナ12の放射
電界の偏波を互いに直交させれば、アンテナを大開口化
することなく第1の送受信共用アンテナ9と、第2の送
受信共用アンテナ12間のアイソレーションを充分大き
くとることができるため、ドップラー周波数変位の測定
と、存在検知を精度良く行うことができる。
【0032】実施例7.図11の実施例は、第1の送受
信共用アンテナ9及び第2の送受信共用アンテナ12の
放射電界を互いに回転方向が異なる円偏波にした場合を
示したもので、25は第1の送受信共用アンテナ9の放
射電界の円偏波の回転方向を示し、26は第2の送受信
共用アンテナ12の放射電界の円偏波の回転方向を示し
たものであり、25と26の回転方向は互いに逆でも良
い。図12は図11の実施例の動作説明図であり、27
はアンテナの放射電界の直線偏波の方向を示し、28は
図11の実施例によるいずれかのアンテナの円偏波の回
転方向を示し、29は車両15aの進行方向を示す。
信共用アンテナ9及び第2の送受信共用アンテナ12の
放射電界を互いに回転方向が異なる円偏波にした場合を
示したもので、25は第1の送受信共用アンテナ9の放
射電界の円偏波の回転方向を示し、26は第2の送受信
共用アンテナ12の放射電界の円偏波の回転方向を示し
たものであり、25と26の回転方向は互いに逆でも良
い。図12は図11の実施例の動作説明図であり、27
はアンテナの放射電界の直線偏波の方向を示し、28は
図11の実施例によるいずれかのアンテナの円偏波の回
転方向を示し、29は車両15aの進行方向を示す。
【0033】次に動作について説明する。第1の送受信
共用アンテナ9あるいは第2の送受信共用アンテナ12
から送出されるパルス変調波が走行車両に位置情報等を
提供するために符号化されて送出される場合には、車載
アンテナはこの送信波を効率良く受信する必要がある。 車載アンテナが到来電波に対し、車両の走行方向と水平
な偏波に受信感度を有する直線偏波受信アンテナである
場合には、図12に示すように符号化されたパルス変調
波を送出するアンテナの放射電界の直線偏波27の方向
を車両15aの走行方向と水平方向にすることにより、
車両15aの搭載アンテナはこのパルス変調波を効率良
く受信することができるが、車両15bのように車両が
傾くと車載アンテナの受信感度は低下する。一方本実施
例のように、符号化されたパルス変調波を送出するアン
テナの放射電界が円偏波28であれば、車両の方向によ
らず車載アンテナの受信感度を一定に保たせることがで
きる。尚、車載アンテナのみを円偏波受信アンテナとし
ても同様の効果が得られ、パルス変調波送信アンテナ及
び車載アンテナを共に回転方向が同一の円偏波とすれば
、受信感度を更に向上させることができる。
共用アンテナ9あるいは第2の送受信共用アンテナ12
から送出されるパルス変調波が走行車両に位置情報等を
提供するために符号化されて送出される場合には、車載
アンテナはこの送信波を効率良く受信する必要がある。 車載アンテナが到来電波に対し、車両の走行方向と水平
な偏波に受信感度を有する直線偏波受信アンテナである
場合には、図12に示すように符号化されたパルス変調
波を送出するアンテナの放射電界の直線偏波27の方向
を車両15aの走行方向と水平方向にすることにより、
車両15aの搭載アンテナはこのパルス変調波を効率良
く受信することができるが、車両15bのように車両が
傾くと車載アンテナの受信感度は低下する。一方本実施
例のように、符号化されたパルス変調波を送出するアン
テナの放射電界が円偏波28であれば、車両の方向によ
らず車載アンテナの受信感度を一定に保たせることがで
きる。尚、車載アンテナのみを円偏波受信アンテナとし
ても同様の効果が得られ、パルス変調波送信アンテナ及
び車載アンテナを共に回転方向が同一の円偏波とすれば
、受信感度を更に向上させることができる。
【0034】又、第1の送受信共用アンテナ9及び第2
の送受信共用アンテナ12の放射電界を互いに回転方向
が異なる円偏波としているため、ドップラー周波数変位
測定用信号と存在検知用信号のアンテナ間干渉を低減す
ることができる。尚、情報提供側のアンテナのみを円偏
波としても上記効果が期待できる。
の送受信共用アンテナ12の放射電界を互いに回転方向
が異なる円偏波としているため、ドップラー周波数変位
測定用信号と存在検知用信号のアンテナ間干渉を低減す
ることができる。尚、情報提供側のアンテナのみを円偏
波としても上記効果が期待できる。
【0035】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0036】存在検知用送受信共用アンテナの指向性の
車両に対する俯角を90度近傍に設定することにより、
車両の存在検知を確実に行うことができ、大型車両の場
合でも台数計数精度が大幅に向上できる。
車両に対する俯角を90度近傍に設定することにより、
車両の存在検知を確実に行うことができ、大型車両の場
合でも台数計数精度が大幅に向上できる。
【0037】また、存在検知用受信回路入力段に高速高
周波スイッチを設けることにより、送信波の漏洩による
存在検知用受信回路の飽和及び飽和に伴うリカバリータ
イムの問題を解消することができる。
周波スイッチを設けることにより、送信波の漏洩による
存在検知用受信回路の飽和及び飽和に伴うリカバリータ
イムの問題を解消することができる。
【0038】また、ドップラー周波数変位測定用アンテ
ナとサーキュレータ間に設けた不整合回路と、2入力端
子のミキサの代りに設けた1入力端子の検波器により回
路構成の簡略化とコスト低減を図ることができる。
ナとサーキュレータ間に設けた不整合回路と、2入力端
子のミキサの代りに設けた1入力端子の検波器により回
路構成の簡略化とコスト低減を図ることができる。
【0039】また、分配器の存在検知用信号出力端子側
に設けたパルス変調用高速高周波スイッチにより、ドッ
プラー周波数変位測定用信号がCWとなるため回路構成
の簡略化とコスト低減を図ることができる。
に設けたパルス変調用高速高周波スイッチにより、ドッ
プラー周波数変位測定用信号がCWとなるため回路構成
の簡略化とコスト低減を図ることができる。
【0040】また、送信回路内に設けた単極双投の高速
高周波スイッチにより、回路構成の簡略化とコスト低減
を図ることができる。
高周波スイッチにより、回路構成の簡略化とコスト低減
を図ることができる。
【0041】また、ドップラー周波数変位測定用送受信
共用アンテナの放射電界の偏波と、存在検知用送受信共
用アンテナの放射電界の偏波を互いに直交させることに
より、ドップラー周波数変位測定用信号と存在検知用信
号のアンテナ間干渉を低減することができる。
共用アンテナの放射電界の偏波と、存在検知用送受信共
用アンテナの放射電界の偏波を互いに直交させることに
より、ドップラー周波数変位測定用信号と存在検知用信
号のアンテナ間干渉を低減することができる。
【0042】また、ドップラー周波数変位測定用送受信
共用アンテナ及び存在検知用送受信共用アンテナの放射
電界を互いに回転方向が異なる円偏波にするか、どちら
か一方を直線偏波、他方を円偏波とすることにより、ド
ップラー周波数変位測定用信号と存在検知用信号のアン
テナ間干渉を低減することができると共に、車両に位置
情報等を提供するように送信パルス変調波が符号化され
る場合には、情報提供側のアンテナを円偏波とすること
により、車両の向きによらず安定した信号を受信させる
ようにすることができる。
共用アンテナ及び存在検知用送受信共用アンテナの放射
電界を互いに回転方向が異なる円偏波にするか、どちら
か一方を直線偏波、他方を円偏波とすることにより、ド
ップラー周波数変位測定用信号と存在検知用信号のアン
テナ間干渉を低減することができると共に、車両に位置
情報等を提供するように送信パルス変調波が符号化され
る場合には、情報提供側のアンテナを円偏波とすること
により、車両の向きによらず安定した信号を受信させる
ようにすることができる。
【図1】この発明の実施例1を示すマイクロ波送受器の
構成ブロック図である。
構成ブロック図である。
【図2】この発明の実施例1の動作説明図である。
【図3】この発明の実施例2を示すマイクロ波送受器の
構成ブロック図である。
構成ブロック図である。
【図4】この発明の実施例2の変形を示すマイクロ波送
受器の構成ブロック図である。
受器の構成ブロック図である。
【図5】この発明の実施例2の動作説明図である。
【図6】この発明の実施例3を示すマイクロ波送受器の
構成ブロック図である。
構成ブロック図である。
【図7】この発明の実施例4を示すマイクロ波送受器の
構成ブロック図である。
構成ブロック図である。
【図8】この発明の実施例4の動作説明図である。
【図9】この発明の実施例5を示すマイクロ波送受器の
構成ブロック図である。
構成ブロック図である。
【図10】この発明の実施例6を示す放射電界の偏波を
互いに直交させた説明図である。
互いに直交させた説明図である。
【図11】この発明の実施例7を示す放射電界の円偏波
を互いに回転方向が異なる円偏波とした場合の説明図で
ある。
を互いに回転方向が異なる円偏波とした場合の説明図で
ある。
【図12】この発明の実施例7の動作説明図である。
【図13】従来のマイクロ波送受器の構成ブロック図で
ある。
ある。
【図14】従来及びこの発明の実施例1の動作説明図で
ある。
ある。
【図15】従来のマイクロ波送受器の動作説明図である
。
。
1 発振器
2 アイソレータ
3 第1の高速高周波スイッチ
4 終端器
5 送信回路
6 分配器
7 方向性結合器
8 第1のサーキュレータ
9 第1の送受信共用アンテナ
10 ミキサ
11 第2のサーキュレータ
12 第2の送受信共用アンテナ
13 高周波増幅器
14 第1の検波器
19 第2の高速高周波スイッチ
20 不整合回路
21 第2の検波器
Claims (4)
- 【請求項1】 発信器と該発信器の周波数、出力を安
定化するためのアイソレータと、上記発信器の出力をパ
ルス変調する第1の高速高周波スイッチとから構成され
る送信回路と、該送信回路の送信パルスを2分配する分
配器と、該分配器の出力端子の1端から送出される第1
の送信パルスを空間に放射し、かつ目標物からの反射波
を受信する第1の送受信共用アンテナと、上記第1の送
信パルスと目標物からの反射波とのビート信号により該
目標物によるドップラ周波数変移を抽出するミキサと、
入力端子が上記分配器の出力端子の1端子に接続され結
合端子が上記ミキサのローカル信号入力端子に接続され
た方向性結合器と、入出力3端子が前記方向性結合器の
出力端子と上記第1の送受信共用アンテナの入力端子と
上記ミキサのRF信号入力端子のそれぞれに接続された
第1のサーキュレータと、上記分配器の出力端子の他の
1端から送出される第2の送信パルスを空間に放射し、
かつ目標物からの反射波を受信する第2の送受信共用ア
ンテナと、該反射波を所定のレベルまで増幅する高周波
増幅器と、入力端子が該高周波増幅器の出力端子に接続
され前記反射波を検波するための第1の検波器と、入出
力3端子が上記分配器の出力端子の他の1端子と上記第
2の送受信共用アンテナの入力端子と上記高周波増幅器
の入力端子のそれぞれに接続された第2のサーキュレー
タとから構成されることを特徴とするマイクロ波送受器
。 - 【請求項2】 上記高周波増幅器あるいは上記第1の
検波器以降の受信回路が送信時の漏洩波により飽和状態
になることを避けるために、上記第2のサーキュレータ
の出力端子と上記高周波増幅器の入力端子の間あるいは
、上記高周波増幅器の出力端子と上記第1の検波器の入
力端子の間に第2の高速高周波スイッチを接続したこと
を特徴とする請求項第1項記載のマイクロ波送受器。 - 【請求項3】 上記第1の高速高周波スイッチを上記
分配器の出力端子の他の1端子と上記第2のサーキュレ
ータの上記第2の送信パルスの入力端子間に接続したこ
とを特徴とする請求項第1項、第2項記載のマイクロ波
送受器。 - 【請求項4】 上記第1の送受信共用アンテナの放射
電界の偏波と上記第2の送受信共用アンテナの放射電界
の偏波を互いに直交させたことを特徴とする請求項第1
項、第2項、第3項記載のマイクロ波送受器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3024360A JP2776036B2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 車両検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3024360A JP2776036B2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 車両検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04279888A true JPH04279888A (ja) | 1992-10-05 |
JP2776036B2 JP2776036B2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=12136033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3024360A Expired - Fee Related JP2776036B2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 車両検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2776036B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03288999A (ja) * | 1990-04-06 | 1991-12-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 車輌速度測定装置 |
-
1991
- 1991-02-19 JP JP3024360A patent/JP2776036B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03288999A (ja) * | 1990-04-06 | 1991-12-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 車輌速度測定装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2776036B2 (ja) | 1998-07-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |