JPH04279670A - ジアゾ染料 - Google Patents

ジアゾ染料

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JPH04279670A
JPH04279670A JP3225599A JP22559991A JPH04279670A JP H04279670 A JPH04279670 A JP H04279670A JP 3225599 A JP3225599 A JP 3225599A JP 22559991 A JP22559991 A JP 22559991A JP H04279670 A JPH04279670 A JP H04279670A
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JP3225599A
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Gunter-Rudolf Schroeder
シュレーダー グンター−ルードルフ
Udo Mayer
ウード マイアー
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BASF SE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、式I:
【0002】
【化5】
【0003】〔式中、mは1または2であり、nは0ま
たは1であり、Z1は水素原子または置換または非置換
のC1〜C4−アルキル基を表し、Z2は水素原子、置
換または非置換のC1〜C4−アルキル基、C1〜C4
−アルカノイル基、置換または非置換のベンゾイル基、
C1〜C4−アルキルスルホニル基、置換または非置換
のフェニルスルホニル基または式:
【0004】
【化6】
【0005】(式中、Q1およびQ2は同じかまたは異
なっていてよく、互いに独立してそれぞれハロゲン原子
、アミノ基、C1〜C4−モノ−またはジアルキルアミ
ノ基もしくはフェニルアミノ基を表す)で示される基を
表しかつDはチアゾールまたはチオフェン列からなるジ
アゾ成分の基または式:
【0006】
【化7】
【0007】(式中、Yは水素原子、置換または非置換
のC1〜C6−アルキル基、置換または非置換のC1〜
C6−アルコキシ基、ハロゲン原子またはニトロ基を表
し、Xは酸素原子、イミノ基またはC1〜C4−アルキ
ルイミノ基を表し、LはC1〜C6−アルキレン基を表
しかつQ3は式:
【0008】
【化8】
【0009】(式中、R1,R2およびR3は同じかま
たは異なっていてよく、互いに独立してそれぞれ水素原
子、C1〜C4−アルキル基またはベンジル基を表すか
またはR1とR2はこれらを結合する窒素原子といっし
ょに、場合によりほかのヘテロ原子を有する5〜7員環
の飽和または芳香族の複素環式基を表し、An−は陰イ
オンを表す)で示される基を表す)で示される基を表す
〕で示される新規のジアゾ染料に関する。
【0010】
【従来の技術】米国特許第4752337号明細書およ
び同第4626284号明細書から、前記式Iの化合物
に類似の構造を有するジアゾ染料が公知である。しかし
ながらジアゾ成分D−NH2は2−ヒドロキシ−4−ア
ミノ安息香酸、アニリンスルホン酸またはp−フェニレ
ンジアミン誘導体に由来する。
【0011】更に米国特許第4694075号明細書に
は、ジアゾ成分がアントラニル酸エステルに由来するジ
アゾ染料が記載されており、該エステルはアルコールエ
ステル成分中に塩基を有する。その場合にカップリング
成分として1−アミノナフタリンおよびレゾルシンを使
用する。
【0012】しかしながらそのような染料は十分な使用
技術特性を有しないことが示された。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題は
インキ、特にインキ−ジェット法のためのインキを製造
するのに適した有利な新規のジアゾ染料を提供すること
であった。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題は冒頭に記載の
式Iで示されるジアゾ染料により解決される。
【0015】前記式I中に記載されたすべてのアルキル
基およびアルキレン基は直鎖および分枝鎖状であっても
よい。
【0016】前記式I中、置換されたアルキル基が登場
する場合は、置換基として例えばフェニル、C1〜C4
−アルコキシまたはシアノを挙げることができる。
【0017】前記式I中、置換されたフェニル基が登場
する場合は、置換基として例えばC1〜C4−アルキル
、C1〜C4−アルコキシ、ハロゲン原子、そのなかで
も特に塩素原子または臭素原子もしくはC1〜C4−ジ
アルキルアミノ、そのなかでも特に環位4のC1〜C4
−ジアルキルアミノを挙げることができる。
【0018】基Z1,Z2,Y,R1,R2およびR3
は、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、
ブチル、イソブチルまたはs−ブチルである。
【0019】更に基Z1,Z2およびYは、例えばベン
ジル、1−または2−フェニルエチル、2−シアノエチ
ル、3−シアノプロピル、4−シアノブチル、2−メト
キシエチル、2−エトキシエチル、2−または3−メト
キシプロピル、2−または3−エトキシプロピル、2−
または4−メトキシブチルもしくは2−または4−エト
キシブチルである。
【0020】更に基Yは、例えばペンチル、イソペンチ
ル、ネオペンチル、t−ペンチル、ヘキシル、2−メチ
ルペンチル、5−シアノペンチル、6−シアノヘキシル
、5−メトキシペンチル、6−メトキシヘキシル、メト
キシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキ
シ、イソブトキシ、s−ブトキシ、イソペンチルオキシ
、ネオペンチルオキシ、t−ペンチルオキシ、ヘキシル
オキシ、ベンジルオキシ、1−またはフェニルエトキシ
、2−シアノエトキシ、3−シアノプロポキシ、4−シ
アノブトキシ、2−メトキシエトキシ、2−エトキシエ
トキシ、2−または3−メトキシプロポキシ、2−また
は3−エトキシプロポキシ、2−または4−メトキシブ
トキシ、2−または4−エトキシブトキシ、フッ素原子
、塩素原子もしくは臭素原子である。
【0021】更に基Z2は、例えばホルミル、アセチル
、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、ベンゾイル
、2−または4−メチルベンゾイル、2−または4−メ
トキシベンゾイル、2−または4−クロルベンゾイル、
2−または4−ジメチルアミノベンゾイル、メチルスル
ホニル、エチルスルホニル、プロピルスルホニル、イソ
プロピルスルホニル、ブチルスルホニル、フェニルスル
ホニル、2−または4−メトキシフェニルスルホニル、
2−または4−クロルフェニルスルホニルもしくは2−
または4−ジメチルアミノフェニルスルホニルである。
【0022】基Q1およびQ2は、例えばフッ素原子、
塩素原子、臭素原子、モノ−またはジメチルアミノ、モ
ノ−またはジエチルアミノ、モノ−またはジプロピルア
ミノ、モノ−またはジイソプロピルアミノ、モノ−また
はジブチルアミノもしくはN−メチル−N−エチルアミ
ノである。
【0023】基Xは、例えばメチルイミノ、エチルイミ
ノ、プロピルイミノ、イソプロピルイミノまたはブチル
イミノである。
【0024】基Lは、例えばメチレン、エチレン、1,
2−または1,3−プロピレン、イソプロピリデン、1
,2−、1,3−、2,3−または1,4−ブチレン、
1,5−ペンチレンもしくは1,6−ヘキシレンである
【0025】適当な陰イオンAn−は、たとえば無機ま
たは有機陰イオン、例えばフッ素、塩素、臭素、ヨウ素
、アセテート、モノ−、ジ−またはトリクロルアセテー
ト、メチルスルホネート、フェニルスルホネート、トル
イルスルホネート、メトスルフェートもしくはエトスル
フェートのイオンである。
【0026】基R1とR2がこれらを結合する窒素原子
といっしょに、場合によりほかのヘテロ原子を有する5
〜7員環の飽和または芳香族の複素環式基を表す場合は
、該基には例えばピロリジニル、ピペリジニル、モルホ
リニル、ピペラジニル、N−(C1〜C4−アルキル)
ピペラジニル、例えばN−メチル−またはN−エチルピ
ペラジニル、ピロリル、イミダゾリル、3−(C1〜C
4−アルキル)イミダゾール−1−イリウムもしくはピ
リジニウムが該当する。この場合に基R1とR2におい
て対抗イオンとして陰イオンAn−が登場し、An−は
前記のものを表す。
【0027】Dがチアゾール−またはチオフェン列から
なるジアゾ成分の基を表す場合は、基Dは有利には式I
IまたはIII:
【0028】
【化9】
【0029】(式中、R4,R5およびR6は同じかま
たは異なっていてよく、互いに独立してそれぞれ水素原
子、置換または非置換のC1〜C4−アルキル基、置換
または非置換のフェニル基、シアノ基もしくはC1〜C
4−アルコキシカルボニル基を表すかまたはR4とR5
はいっしょに6員環のオルト位で縮合したベンゼン核の
基を表す)を有する。
【0030】適当な基R4,R5およびR6は、例えば
メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシ
カルボニル、イソプロポキシカルボニル、ブトキシカル
ボニル、イソブトキシカルボニル、フェニル、2−、3
−または4−メチルフェニル、2−、3−または4−メ
トキシフェニルもしくは2−、3−または4−クロルフ
ェニルである。他の有利な系列については前記記載を参
照されたい。
【0031】式Ia:
【0032】
【化10】
【0033】(式中、2個の基A1およびA2の一方は
水素原子および他のヒドロキシスルホニル基を表し、m
,n,D,Z1およびZ2はそれぞれ前記のものを表す
)を有するジアゾ染料が有利である。
【0034】更にnが1である式Iのジアゾ染料が有利
である。
【0035】nが1、Z1が水素原子およびZ2が水素
原子、C1〜C4−アルカノイル基またはベンゾイル基
を表す式Iのジアゾ染料が特に有利である。
【0036】更に式I中、Dが a)R4とR5がそれぞれ水素原子を表すかまたはR4
がC1〜C4−アルコキシカルボニル基およびR5がC
1〜C4−アルキル基、そのなかでも特にメチル基を表
す式IIの基、 b)R4がC1〜C4−アルコキシカルボニル基、R5
がC1〜C4−アルキル基、そのなかでも特にメチル基
およびR6がシアノ基を表す式IIIの基またはc)式
【0037】
【化11】
【0038】(式中、基−CO−X−L−Q3または−
NH−CO−L−Q3がそれぞれ環位3または4に位置
し、Xが酸素原子またはイミノ基を表し、LがC2〜C
4−アルキレン基を表しおよびQ3がC1〜C4−ジア
ルキルアミノ基または3−(C1〜C4−アルキル)イ
ミダゾール−1−イリウム−An−を表し、An−は前
記のものを表す)の基を表すジアゾ染料が特に有利であ
る。
【0039】本発明にもとづく式Iのジアゾ染料は、自
体公知方法により製造することができる。例えば、式I
V: D−NH2                (IV)
(Dは前記のものを表す)のアミンを通常の方法でジア
ゾ化し、かつ式V:
【0040】
【化12】
【0041】のアミノナフタリンスルホン酸とカップリ
ングさせる。
【0042】生成した、式VI:
【0043】
【化13】
【0044】(Dは前記のものを表す)のモノアゾ染料
を、引続きジアゾ化しかつ式VII:
【0045】
【化14】
【0046】(n,m,Z1およびZ2がそれぞれ前記
のものを表す)のヒドロキシナフタリン誘導体とカップ
リングさせる。
【0047】ジアゾ成分の基D中に第四窒素原子を有す
る式Iの染料は、通常の方法で相当する中性染料から、
通常のアルキル化剤を用いたアルキル化によりまたは窒
素含有の複素環との反応により得られる。
【0048】本発明にもとづく染料は、有利にインキ、
特にインキ−ジェット法のためのインキを製造するのに
適している。
【0049】インキ−ジェット法は自体公知である。該
方法においては、記録用液体のしずくを1つ以上の小さ
なノズルから適当に支持体、例えば紙、木材、織物、合
成樹脂または金属の上に噴射する。電子制御により個々
のしずくを文字またはグラフィック模様に集合させる。
【0050】インキ−ジェット法に適した記録用液体は
、一般に着色剤のほかに水および/または有機溶剤を含
有する。欧州特許公開第324415号明細書には、例
えばそのようなインキ−ジェット用インキが記載されて
いる。
【0051】新規ジスアゾ染料は、インキ−ジェット法
のためのインキ中でのその使用において高い着色強度な
らびに良好な水および油堅牢度により優れている。
【0052】
【実施例】以下の実施例により本発明を詳細に説明する
【0053】例1 m−アミノ安息香酸−〔2−(N,N−ジメチルアミノ
)エチル〕エステル5.2g(0.025モル)を通常
の方法で亜硝酸ナトリウムを用いて塩酸媒体中でジアゾ
化しかつ1−アミノナフタリン−6−スルホン酸5.5
8g(0.025モル)のアルカリ溶液に加えた。pH
値を3.5に調整し、室温で3時間撹拌させた。
【0054】更に、pH値を濃塩酸で1.5に低下させ
、中間生成物として生じたモノアゾ染料を単離せずに2
3重量%の亜硝酸ナトリウム水溶液8.6mlを用いて
氷冷下でジアゾ化した。1−ベンゾイルアミノ−8−ヒ
ドロキシ−ナフタリン−3,6−ジスルホン酸10.5
8g(0.025モル)を加え、水200mlに溶解し
(pH6〜7)、ジアゾニウム塩溶液を生成しかつ水酸
化ナトリウム溶液でpH値を10〜11に急速に調整し
た。1時間後塩酸でpH値を1に低下させ、染料を食塩
で塩析しその後濾別した。染料に水酸化リチウムを加え
ながら水に溶かし、濾別により脱塩した。溶液を減圧下
で蒸発乾固した。このようにしてリチウム塩の形の、式
【0055】
【化15】
【0056】で示されるレディッシュブラックの染料1
4.9gが得られた。
【0057】類似の方法で以下第1表および第2表に記
載されたジアゾ染料が得られた。
【0058】
【表1】
【0059】
【表2】
【0060】
【表3】
【0061】
【表4】
【0062】例23(適用例)例1で製造した染料3g
を水90mlおよびN−メチルピロリジノン10ml中
に溶かした。溶液を圧力下で孔径1μmのテフロンフィ
ルタにより濾過し、更に減圧下で抜気した。
【0063】供給された熱の影響下でインキをしずく状
で噴射するインキ噴射−印刷ヘッドの収容容器に記録用
液体を充填した。この熱−インキ−ジェット−印刷ヘッ
ドを用いて、タイプライタに使用されるような市販の紙
に印刷した。印刷物は良好な水および油堅牢度により優
れている。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  式I: 【化1】 〔式中、mは1または2であり、nは0または1であり
    、Z1は水素原子または置換または非置換のC1〜C4
    −アルキル基を表し、Z2は水素原子、置換または非置
    換のC1〜C4−アルキル基、C1〜C4−アルカノイ
    ル基、置換または非置換のベンゾイル基、C1〜C4−
    アルキルスルホニル基、置換または非置換のフェニルス
    ルホニル基または式: 【化2】 (式中、Q1およびQ2は同じかまたは異なっていてよ
    く、互いに独立してそれぞれハロゲン原子、アミノ基、
    C1〜C4−モノ−またはジアルキルアミノ基もしくは
    フェニルアミノ基を表す)で示される基を表しかつDは
    チアゾールまたはチオフェン列からなるジアゾ成分の基
    または式: 【化3】 (式中、Yは水素原子、置換または非置換のC1〜C6
    −アルキル基、置換または非置換のC1〜C6−アルコ
    キシ基、ハロゲン原子またはニトロ基を表し、Xは酸素
    原子、イミノ基またはC1〜C4−アルキルイミノ基を
    表し、LはC1〜C6−アルキレン基を表しかつQ3は
    式:【化4】 (式中、R1,R2およびR3は同じかまたは異なって
    いてよく、互いに独立してそれぞれ水素原子、C1〜C
    4−アルキル基またはベンジル基を表すかまたはR1と
    R2はこれらを結合する窒素原子といっしょに、場合に
    よりほかのヘテロ原子を有する5〜7員環の飽和または
    芳香族の複素環式基を表しおよびAn−は陰イオンを表
    す)で示される基を表す)で示される基を表す〕で示さ
    れるジアゾ染料。
JP3225599A 1990-09-08 1991-09-05 ジアゾ染料 Withdrawn JPH04279670A (ja)

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DE4028630A DE4028630A1 (de) 1990-09-08 1990-09-08 Disazofarbstoffe deren kupplungskomponenten aus der reihe der hydroxysulfonylnaphthaline stammen
DE4028630.4 1990-09-08

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US (1) US5175260A (ja)
EP (1) EP0475154B1 (ja)
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DE (2) DE4028630A1 (ja)

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