JPH0427920Y2 - - Google Patents

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JPH0427920Y2
JPH0427920Y2 JP1986051656U JP5165686U JPH0427920Y2 JP H0427920 Y2 JPH0427920 Y2 JP H0427920Y2 JP 1986051656 U JP1986051656 U JP 1986051656U JP 5165686 U JP5165686 U JP 5165686U JP H0427920 Y2 JPH0427920 Y2 JP H0427920Y2
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cargo handling
valve
pump
clutch
switching
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Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は、コンテナキヤリア、フオークリフト
トラツク等の荷役車両の駆動装置に関するもので
ある。
〈従来技術〉 従来から省エネルギー対策の一案として、トラ
ツククレーン、ラフタレンクレーン等の特殊車両
のメインポンプは移送中は使用しないため、ポン
プ駆動軸側に油圧クラツチを設け、移送中はこの
メインポンプが駆動しないようにしたものがあつ
た。ただし、このタイプのポンプ用クラツチの断
続はクレーン作業の始めと終りの時のみ行なわれ
る事がほとんどで、ポンプ用クラツチの断続は駆
動力を切つた状態で行なわれている。
一方、コンテナキヤリアの省エネルギー対策の
一環として、上記と同様なポンプ用クラツチを採
用することになつたが、コンテナキヤリアまたは
フオークリフト等の荷役運搬車両においては走行
しながら荷役作業を行なうことが多く、上記のポ
ンプ用クラツチのごとき断続法は使用できない。
〈目的〉 そこで、本考案は、オペレーターが走行しなが
ら荷役作業を行うことができ、かつポンプ用クラ
ツチ無しの車両と全く同様な操作と感覚で荷役作
業ができる省エネルギー型の荷役車両の駆動装置
の提供を目的としている。
〈実施例〉 以下、本考案荷役車両の駆動装置の実施例を図
面により説明する。
第1図は本考案荷役車両の駆動装置の実施例の
油圧回路図、第2図は同じく電気制御回路図、第
3図は同じく各部品の応答時間を示すブロツク図
である。そして、図示の如く、本考案荷役車両の
駆動装置は、エンジン1と、その出力軸1aに連
結されたトルクコンバーター2と、該トルクコン
バーター2のポンプ翼車2aに歯車3,4と油圧
作動のポンプ用クラツチ5を介して連結された駆
動軸mを有するメインポンプMPと、前記ポンプ
翼車2aに歯車3,6を介して連結された常時運
転式チヤージングポンプCPと、該チヤージング
ポンプCPの吐出口と前記ポンプ用クラツチ5の
切換油出入口5aとの間に介装されたポンプ用ク
ラツチ切換用のクラツチ電動弁VI(ソレノイドバ
ルブ)と、油圧作動の荷役アクチエーター7a,
7b(ホイストシリンダ)と、該荷役アクチエー
ター7a,7bの操作部材8(ホイストレバース
イツチ)(第2図)とを具えている。そして、前
記メインポンプMPの吐出口と荷役アクチエータ
ー7a,7bとの間にパイロツト圧作動形荷役切
換バルブV2が介装され、該荷役切換バルブV2
へ切換用パイロツト圧を供給するパイロツト電動
弁V3(ソレノイドバルブ)が荷役切換バルブV
2とメインポンプMPの間に介装され、前記荷役
用操作部材8の切換操作によりクラツチ電動弁V
1とパイロツト電動弁V3とを同時に作動させる
電気制御回路9が設けられている。
なお、トルクコンバーター2はエンジン1に直
結されたポンプ翼車2aとステーター翼車2b
と、トランスミツシヨン10の入力軸に直結され
たタービン翼車2cから構成されている。またチ
ヤージングポンプCPとトランスミツシヨン10
を結ぶ回路には油圧制御弁V7が設けられてい
る。V8はメインポンプMPの吐出側とパイロツ
ト電動弁V3との間に介装された絞り弁である。
なお、V4はパイロツト電動弁V3と荷役切換
バルブV2のパイロツト圧作用部との間に設けら
れた可変絞り弁、V5は荷役油圧回路のリリーフ
弁、V6は荷役アクチエーター7a,7bのバラ
ンシングバルブであり、11は作動油タンクであ
り、その配管11aはメインポンプMPの給油口
に接続されている。
また第2図の電気制御回路9において、荷役ア
クチエーター7a,7bの操作部材8としてのホ
イストスイツチレバーは、オペレーターの操作に
より切換えられる可動接点Aと、上昇固定接点
B、中立固定接点Cおよび下降固定接点Dとから
なり、可動接点Aが固定接点Bに切換えられる
と、パイロツト電動弁V3のソレノイドSoLaと
クラツチ電動弁V1のソレノイドSoLcが同時に
オンし、可動接点Aが固定接点Cに切換えられる
と、パイロツト電動弁V3のソレノイドSoLbと
クラツチ電動弁V1のソレノイドSoLcが同時に
オンするよう構成されている。
次に作用を説明すると、荷物を上昇させるに際
し操作部材8の可動接点Aを上昇固定接点Bに切
換えるとクラツチ電動弁V1のソレノイドSoLc
がオンするので、クラツチ電動弁V1は位置ロに
切換わり、チヤージングポンプCPの吐出油がポ
ンプ用クラツチ5に入るので、ポンプ用クラツチ
5は接続し、メインポンプMPが回転を始め、そ
の吐出油を荷役切換バルブV2およびパイロツト
電動弁V3へ作用させる。一方、パイロツト電動
弁V3のソレノイドSoLaはすでにオンしている
のでこれは位置ハに切換わり荷役アクチエーター
7a,7bは上昇を始める。そして、操作部材8
の可動接点Aを中立固定接点Cに切換えると、各
ソレノイドSoLc、ソレノイドSoLaはオフするの
で、クラツチ電動弁V1は位置イに切換わり、ポ
ンプ用クラツチ5は切断され、パイロツト電動弁
V3と荷役切換バルブV2は位置ロに切換わり、
荷役アクチエーター7a,7bはその状態で停止
する。
また、逆に荷物を下降させるに際しては、操作
部材8の可動接点Aを下降固定接点Dに切換える
と、クラツチ電動弁V1のソレノイドSoLcがオ
ンし、クラツチ電動弁V1は位置ロに切換わり、
ポンプ用クラツチ5は接続し、パイロツト電動弁
V3のソレノイドSoLbはオンし、パイロツト電
動弁V3と荷役切換バルブV2は位置イに切換わ
り荷役アクチエーター7a,7bは下降し始め
る。そして可動接点Aを中立固定接点Cに切換え
ると、荷役アクチエーター7a,7bはその状態
で停止する。
上記において、クラツチ電動弁V1のソレノイ
ドSoLcがオンすると同時にポンプ用クラツチ5
が接続してメインポンプMPが瞬時に高速高圧回
転すると、ポンプ用クラツチ5の早期摩耗、大型
化、振動発生ならびに耐久寿命の短縮化等の弊害
が生じてくる。
これに対応するため、本考案では、荷役切換バ
ルブV2がパイロツト電動弁V3のパイロツト圧
を受けて作動する際に、荷役切換バルブV2のパ
イロツト圧作動部において、絞り弁V4により、
パイロツト電動弁V3からの吐出油の流量を絞り
込んで荷役切換バルブV2の応答速度を遅くし、
メインポンプMPの駆動時点より少し遅れて荷役
切換バルブV2と荷役アクチエーター7a,7b
が応答作動するよう構成している。
したがつて、荷役バルブV2および荷役アクチ
エーター7a,7bが作動するまでは、メインポ
ンプMPに荷役アクチエーター7a,7bの負荷
がかからず、メインポンプMPはその駆動時点で
は無負荷運転となるから、メインポンプMPおよ
びポンプ用クラツチ5に無理がかからなくなり、
上述のような弊害は生じない。
また、絞り弁V4を可変絞り弁とすることで、
仕様に応じてメインポンプの容量を変えた場合に
は、絞り弁を取り替えることなく、その絞り量を
適切な量に可変することができ、その応答が容易
となる。なお、操作部材8の切換操作時の各部品
の応答時間は第3図の通りである。
また、第1図の実施例では、高速走行時にメイ
ンポンプMPを駆動すると、瞬間的にメインポン
プMPの吸入圧力がかかりキヤビテーシヨン発生
の原因となるため、ポンプ用クラツチ5の接続を
徐々に行なうモジユレーテイング油圧回路を設け
るのが望ましい。
〈効果〉 以上の説明から明らかな通り、本考案は、メイ
ンポンプの吐出口と荷役アクチエーターとの間に
パイロツト圧作動荷役切換バルブが介装され、該
荷役切換バルブへ切換用パイロツト圧を供給する
パイロツト電動弁が荷役切換バルブとメインポン
プの間に介装され、荷役用操作部材の切換操作に
よりクラツチ電動弁とパイロツト電動弁とを同時
に作動させる電気制御回路が設けられ、前記パイ
ロツト電動弁と荷役切換バルブのパイロツト圧作
用部との間に、荷役切換バルブの応答速度を遅く
するための絞り弁が設けられたものである。
すなわち、本考案は、荷役アクチエータの操作
部材が切換えられると、パイロツト電動弁とクラ
ツチ電動弁が同時にオンし、メインポンプから吐
出油をパイロツト電動弁を介して荷役切換バルブ
に作動させて荷役アクチエーターを駆動させる際
に、荷役切換バルブのパイロツト圧作用部におい
ては、絞り弁により、パイロツト電動弁からの吐
出油の流量を絞り込んで荷役切換バルブの応答速
度を遅くし、メインポンプの駆動時点より少し遅
れて荷役切換バルブと荷役アクチエーターが応答
作動するよう構成している。
したがつて、荷役切換バルブおよび荷役アクチ
エーターが作動するまでは、メインポンプに荷役
アクチエーターの負荷がかからず、メインポンプ
は、その駆動時点では無負荷運転となるから、メ
インポンプやポンプ用クラツチに無理がかからな
いので、オペレーターが走行しながら荷役作業を
行うことができ、かつポンプ用クラツチ無しの車
両と全く同様な操作と感覚で荷役作業ができる。
しかも、メインポンプは荷役時のみ駆動されるの
で、約10%の省エネルギー効果があり、メインポ
ンプ本体の耐久性向上、作動油劣化防止の効果も
期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案荷役車両の駆動装置の実施例の
油圧回路図、第2図は同じく電気制御回路図、第
3図は同じく各部品の応答時間を示すブロツク図
である。 1……エンジン、1a……出力軸、2……トル
クコンバーター、2a……ポンプ翼車、3,4,
6……歯車、5……ポンプ用クラツチ、5a……
切換油出入口、7a,7b……荷役アクチエータ
ー、8……操作部材、9……電気制御回路、m…
…駆動軸、MP……メインポンプ、CP……チヤ
ージングポンプ、V1……クラツチ電動弁、V2
……パイロツト圧作動形荷役切換バルブ、V3…
…パイロツト電動弁、V4……可変絞り弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンと、その出力軸に連結されたトルクコ
    ンバーターと、該トルクコンバーターのポンプ翼
    車にポンプ用クラツチを介して連結された駆動軸
    を有するメインポンプと、前記ポンプ翼車に連結
    されたチヤージングポンプと、該チヤージングポ
    ンプの吐出口と前記ポンプ用クラツチの切換油出
    入口との間に介装されたポンプ用クラツチ切換用
    のクラツチ電動弁と、油圧作動の荷役アクチエー
    ターと、該荷役アクチエーターの操作部材とを具
    えた荷役車両の駆動装置において、前記メインポ
    ンプの吐出口と荷役アクチエーターとの間にパイ
    ロツト圧作動形荷役切換バルブが介装され、該荷
    役切換バルブへ切換用パイロツト圧を供給するパ
    イロツト電動弁が荷役切換バルブとメインポンプ
    の間に介装され、前記荷役用操作部材の切換操作
    によりクラツチ電動弁とパイロツト電動弁とを同
    時に作動させる電気制御回路が設けられ、前記パ
    イロツト電動弁と荷役切換バルブのパイロツト圧
    作用部との間に、荷役切換バルブの応答速度を遅
    くするための絞り弁が設けられたことを特徴とす
    る荷役車両の駆動装置。
JP1986051656U 1986-04-07 1986-04-07 Expired JPH0427920Y2 (ja)

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JPS62164299U JPS62164299U (ja) 1987-10-19
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56161300A (en) * 1980-05-10 1981-12-11 Toyoda Automatic Loom Works Driving device for oil pressure pump for cargo work in industrial car

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5929039Y2 (ja) * 1977-04-28 1984-08-21 東洋運搬機株式会社 フオ−クリフトにおける荷役用油圧ポンプの駆動装置

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