JPH04279114A - 加熱容器 - Google Patents

加熱容器

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JPH04279114A
JPH04279114A JP4189091A JP4189091A JPH04279114A JP H04279114 A JPH04279114 A JP H04279114A JP 4189091 A JP4189091 A JP 4189091A JP 4189091 A JP4189091 A JP 4189091A JP H04279114 A JPH04279114 A JP H04279114A
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JP
Japan
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heated
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heat
heating
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JP4189091A
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Katsumi Endo
克己 遠藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水等の被加熱物を収容
して加熱・保温可能な加熱容器(例えばケットル)に関
する。
【0002】
【従来の技術】図5は加熱容器の代表的例であるケット
ルの概略構成を示す断面図である。
【0003】従来のケットルは、図5に示す如く,水等
の被加熱物Wを収容して加熱・保温可能な本体10と,
この本体10上部の開口部に着脱可能に装着された蓋2
1と,注ぎ口22と,ハンドル23とを含み構成されて
いるのが一般的である。
【0004】しかして、上記ケットルを用いて被加熱物
Wを加熱・保温するには、まず本体10内に被加熱物W
を注ぎ込んだ後に当該本体10の底面部等より熱を加え
,当該被加熱物Wが所定温度となった時点で加熱を停止
する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したケ
ットルを用いて一旦所定温度まで熱せられた被加熱物W
も,本体10の壁面11等を介して外部に熱が奪われ温
度が低下する。特に、ケットルの本体10が、加熱容易
性の向上を図るために,熱伝導率の大きい材料(例えば
銅)で形成されている場合には、一段と本体10内の被
加熱物Wが冷めやすい。また、加熱後,ケットルの本体
10を、中敷等を引かずに例えば流し台上に直接置いた
場合には,流し台を通しても熱が逃げることになり,被
加熱物Wが更に冷めやすくなる。そのため、被加熱物W
を使用に供する都度に加熱し直さなければならないこと
が多く,煩雑であるとともに不経済である欠点を有する
。そこで、上記した欠点を解消するために、ケットル本
体10の壁面11等を厚くして熱を逃げにくくすること
が考えられる。しかし、これでは、ケットルが重くなっ
てしまい取扱性が低下してしまうとともに,加熱しにく
くなるという不都合が生じる。
【0006】本発明の目的は、上記事情に鑑み、取扱性
を低下させることなく,本体内に収容した水等の被加熱
物を効率よく加熱・保温することができる加熱容器を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、水等の被加熱
物を収容して加熱・保温可能な本体を有する加熱容器に
おいて、前記本体の少なくとも壁面を、中間に空気層を
有する二重壁構造に形成し、かつ前記本体下部に,被加
熱物と接触する底面部より所定距離だけ離れかつ開口部
を有する支持部を設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明では、水等の被加熱物を所定温度まで加
熱して保温するには、被加熱物を本体内に収容した後,
当該本体の底面部等から熱を加える。そして、被加熱物
が所定温度となった時点で加熱を停止する。この際、本
体の二重壁面内の空気は熱膨張するが当該本体開口部よ
り逃がされる。そのため、加熱時等に,本体の壁面等が
二重壁面内の空気によって異常変形されるようなことは
ない。また、本体内に収容された被加熱物は、外部とは
空気層を有する二重壁構造部分等によって熱遮断されて
いるので,効率よく加熱・保温することができる。また
、空気層を断熱層として熱遮断する構成であるので,容
易に軽量化を図ることができ取扱性が低下することはな
い。
【0009】さらに、加熱後に、被加熱物を収容した本
体を、例えば流し台上に直接置いても,当該本体の支持
部によって底面部と流し台との間には空気層(断熱層)
が形成されるので,当該流し台等を介して熱が逃げるの
を効果的に抑止することができる。
【0010】したがって、取扱性を低下させることなく
,本体内に収容した水等の被加熱物を効率よく加熱・保
温することができる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づき説明する。 本発明に係る加熱容器(本実施例ではケットル)は、図
1〜図4に示す如く,本体10,蓋21,注ぎ口22お
よびハンドル23を含み構成されている。なお、図5に
示した構成要素と同一のものについては同一の符号を付
し,その説明を省略もしくは簡略化する。
【0012】ここで、本体10は、少なくとも壁面11
部分が中間に空気層を有する二重壁構造とされている。 本実施例においては、熱効率と加工容易性とを考慮して
,本体10の壁面11のみを二重壁構造としている。 すなわち、本体10の壁面11は、内壁面12と,この
内壁面12との間に所定厚さの空気層A(空気の熱伝導
率;0.02kcal/mh℃)が形成されるように当
該内壁面12より所定距離だけ離れて設けられた外壁面
13とにより構成されている。この内壁面12と外壁面
13とは、同種または異種の材料(本実施例では異種材
料)より形成されている。具体的には、本体10の内壁
面12(および底面部14)は、加熱容易性の向上を図
るために熱伝導率の大きい銅(熱伝導率;332kca
l/mh℃)より形成されている。また、本体10の外
壁面13は、保温性の向上を図るために,ステンレス(
熱伝導率;14kcal/mh℃)より形成されている
。なお、本体10等を形成するための材料としては、金
属材料(ステンレス,アルミニウム,銅等),陶器,ホ
ウロウ引き金属材料等種々挙げることができる。
【0013】また、本体10の下部には、液状もしくは
固形状の被加熱物(本実施例においては水)Wと接触す
る底面部14より所定距離Hだけ離れかつ開口部16を
有する支持部15が設けられている。本実施例では、支
持部15の開口部16は、図1および図2に示す如く,
底面部14を直接加熱できるように当該底面部14より
も直径が大とされている。
【0014】なお、図1において、19は保温用の受け
皿で、図4に示す如く,本体10の下部に着脱可能に装
着されている。ここで、受け皿19を本体10に装着し
た場合には、当該受け皿19によって本体10の開口部
16が被覆される。
【0015】次に作用について説明する。被加熱物Wを
所定温度まで加熱して保温するには、被加熱物Wを本体
10内に収容した後,当該本体10の底面部14等から
熱を加える。そして、被加熱物Wが所定温度となった時
点で加熱を停止する。この際、本体の二重壁面(12,
13)内の空気は熱膨張するが当該本体開口部16より
逃がされる。そのため、加熱時等に,本体10の壁面1
1等が二重壁面(12,13)内の空気によって異常変
形されるようなことはない。また、本体10内に収容さ
れた被加熱物Wは、外部とは空気層Aを有する二重壁構
造の壁面11等によって熱遮断されているので,効率よ
く加熱・保温することができる。さらに、空気層Aを断
熱層として熱遮断する構成であるので,容易に軽量化を
図ることができ取扱性が低下することはない。
【0016】さらにまた、本体10の下部に、受け皿1
9を着脱自在に装着した構成としたので、加熱時には受
け皿19を本体10より取り外して当該本体10の底面
部14を直接加熱することができ,熱効率よく加熱する
ことができる。また、保温時には受け皿19を本体10
に装着することにより,当該受け皿19と底面部14と
の間に空気層Aを形成することができ,一段と効率よく
保温することができる。なお、かかる受け皿19を本体
10に装着することなく,当該本体10を、例えば流し
台上に直接置いても,当該本体10の底面部14と流し
台との間には空気層Aが形成されるので,当該流し台等
を介して熱が逃げるのが効果的に抑止される。
【0017】しかして、この実施例によれば、本体10
の少なくとも壁面11を、中間に空気層Aを有する二重
壁構造に形成し、かつ当該本体10の下部に,被加熱物
Wと接触する底面部14より所定距離Hだけ離れかつ開
口部16を有する支持部15を設けた構成としたので、
取扱性を低下させることなく本体10内の被加熱物Wを
効率よく加熱・保温することができる。
【0018】なお、上記実施例においては、ケットルの
壁面11部分のみを二重壁構造としたが、他の部分等も
二重壁構造としてよい。例えば、本体10上部が開口さ
れておらず注ぎ口22より本体10内へ水を注ぎ入れる
型式のケットルにおいては、当該本体10上部も二重壁
構造としてよい。また、本体10の注ぎ口22も二重壁
構造とすることは可能である。
【0019】また、本体10の壁面11を形成する内壁
面12と外壁面13とを異種材料より形成したが,同種
材料より形成してもよい。
【0020】さらに、本体10の開口部16を、底面部
14よりも直径が大きい円形状に形成したが,当該底面
部14を熱効率よく加熱することができ,かつ二重壁面
(12,13)内部で膨脹した空気を外部に逃がすこと
ができれば,その形態および個数は任意に選定すること
ができる。
【0021】さらにまた、本発明をケットルに適用した
が,他の加熱容器(例えば,かま,なべ等)等に適用し
てもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、本体の少なくとも壁面
を、中間に空気層を有する二重壁構造に形成し、かつ当
該本体下部に,被加熱物と接触する底面部より所定距離
だけ離れかつ開口部を有する支持部を設けた構成とした
ので、取扱性を低下させることなく,本体内に収容され
た水等の被加熱物を熱効率よく加熱・保温することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1の矢視線Yによる図である。
【図3】一実施例の外観図である。
【図4】本体に受け皿を装着した様子を示す図である。
【図5】従来の加熱容器の代表的例であるケットルの概
略構成を示す図である。
【符号の説明】
10  本体 11  壁面 12  内壁面 13  外壁面 15  支持部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  水等の被加熱物を収容して加熱・保温
    可能な本体を有する加熱容器において、前記本体の少な
    くとも壁面を、中間に空気層を有する二重壁構造に形成
    し、かつ、前記本体下部に、被加熱物と接触する底面部
    より所定距離だけ離れかつ開口部を有する支持部を設け
    たことを特徴とする加熱容器。
JP3041890A 1991-03-07 1991-03-07 加熱容器 Expired - Lifetime JPH074323B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3041890A JPH074323B2 (ja) 1991-03-07 1991-03-07 加熱容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3041890A JPH074323B2 (ja) 1991-03-07 1991-03-07 加熱容器

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Publication Number Publication Date
JPH04279114A true JPH04279114A (ja) 1992-10-05
JPH074323B2 JPH074323B2 (ja) 1995-01-25

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ID=12620881

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JP3041890A Expired - Lifetime JPH074323B2 (ja) 1991-03-07 1991-03-07 加熱容器

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54155741U (ja) * 1978-04-21 1979-10-30

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54155741U (ja) * 1978-04-21 1979-10-30

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JPH074323B2 (ja) 1995-01-25

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