JPH04278416A - 電磁誘導式ロータリーエンコーダ - Google Patents

電磁誘導式ロータリーエンコーダ

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Publication number
JPH04278416A
JPH04278416A JP3992791A JP3992791A JPH04278416A JP H04278416 A JPH04278416 A JP H04278416A JP 3992791 A JP3992791 A JP 3992791A JP 3992791 A JP3992791 A JP 3992791A JP H04278416 A JPH04278416 A JP H04278416A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slit plate
electromagnetic induction
magnetic flux
rotary encoder
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3992791A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Sawai
剣 澤井
Yasunori Okamoto
岡本 耕典
Koji Tanabe
功二 田邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3992791A priority Critical patent/JPH04278416A/ja
Publication of JPH04278416A publication Critical patent/JPH04278416A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主としてビデオテープ
の編集器や無線受信機の選局用等に使用され、回転操作
によりパルス信号を発生する電磁誘導式ロータリーエン
コーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図6〜図9の光反射式ロー
タリーエンコーダにより説明する。
【0003】同図によると、1は基体部であり、亜鉛ダ
イカスト等の材料からなり、その円板状底面の中心から
は円柱状の支持軸2が上方へ垂直に伸ばされるとともに
、リング状マグネット板3が中心から一定半径の位置に
配置されている。このリング状マグネット板3には、複
数の等分位置に着磁部3aと非着磁部3bが連続して設
けられている。更に上記支持軸2には操作軸4が回転可
能に保持され、その下端部近くには鉄系金属薄板からな
るパルス板7が取り付けられている。このパルス板7は
前記基体部1の底面のリング状マグネット板3とほぼ同
一半径位置に、表面に光沢を有する光反射部5とスリッ
ト部6がそれぞれマグネットの着磁部3aと同じ数だけ
交互に連続して設けられている。
【0004】また、基体部1の上面に固定された絶縁基
板8には導体板9がインサート成形されている。この導
体板9には前記パルス板7の光反射部5およびスリット
部6と対向するように発光素子10および受光素子11
が配置された反射検出形の光素子12が導通固定されて
おり、前記操作軸4に取り付けられたパルス板7とでパ
ルス信号を発生するように構成されている。
【0005】次に、動作について説明すると、操作軸4
を回転操作してパルス板7を回転させようとすると、リ
ング状マグネット板3の着磁部3aによるパルス板7の
光反射部5とスリット部6に対する磁力吸引力の差によ
りクリック節度感が生じる。このクリック節度感に呼応
して光素子12に対し光反射部5とスリット部6が交互
に面することになり、発光素子10から発した光が反射
・透過することでパルス波形が出力される。
【0006】従って、操作軸4を回転させることでクリ
ック節度感に合わせて端子部13にパルス信号を出力す
ることができるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光反射式ロータリーエンコーダでは、発光素子を使
用しているためにその劣化にともない寿命が短いという
課題があった。また、リモートコントロール装置に搭載
して使用する場合において、発光素子の消費電力が高い
ために、電池駆動には適さないという課題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、磁性材料からなる歯車状のスリット板を回
転可能に保持した操作軸と、スリット板の歯車のピッチ
に対応した固定マグネットと、コイルとを備え、スリッ
ト板を回転させることにより電磁誘導によってパルス信
号を発生するようにしたものである。
【0009】
【作用】従って本発明によれば、コイルとスリット板と
固定マグネットによってエンコーダを構成したので接点
部分もなく光素子を使用したときのような寿命劣化を無
くすことができるものである。また、誘導起電力を利用
しているために消費電力は零と見なすことができるので
電池駆動にも適するものである。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例である電磁誘導式ロータリ
ーエンコーダを図1〜図3により説明する。同図による
と、14は基体部で、その円盤状底面の中心から上方へ
垂直に伸ばされた円柱状の支持軸15には操作軸16が
回転可能に保持されている。そして、操作軸16の下端
部近くには、磁性材料からなる歯車状のスリット板17
が取り付けられている。また、基体部14にはスリット
板17の端面外周に近接する位置に固定マグネット18
が設けられている。
【0011】そして、基体部14の上面に固定された絶
縁基板19には前記スリット板17と対向する位置にコ
イル20が取り付けられている。
【0012】次に動作について説明すると、操作軸16
を回転操作してスリット板17を回転させようとすると
、固定マグネット18によりスリット板17のスリット
間に漏れ磁束21が発生し、コイル20にはその漏れ磁
束21が通過するとき、すなわち回転操作により磁束密
度がスリット板17に遮られて変化したときに、電磁誘
導の起電力が発生し、端子部22にパルス信号が出力さ
れる。なお、コイル20を2つ用い位相差が出るような
角度を付けて取り付けることで、回転の正逆転のいずれ
の方向かを検出することもできる。
【0013】また、操作軸16を回転操作してスリット
板17を回転させようとすると、スリット板17が固定
マグネット18の磁力によって吸着される作用力により
操作軸16が回転させられる。この時、操作者の手には
クリック節度を感じる。また、電磁誘導の場合、低速回
転時に出力パルスが出なくなるといった問題も考えられ
るが、クリック節度、すなわちマグネット18との磁力
の吸収,反発力により操作軸16の回転速度を瞬間的に
あげ、磁束密度の時間的変化をコイル20の最小検出レ
ベル以上に保持している。
【0014】図4,図5は本発明に用いられるコイルの
一実施例であり、図4によると、絶縁基板19に装着さ
れた円柱状の鉄心23にエナメル線24を巻くことによ
ってコイル20を形成しており、図5はコイルの他の実
施例であり、空隙部25を有するリング状鉄心26にエ
ナメル線27を巻いてコイル20を形成するものである
。またこれら上記エナメル線24,27の両端は別個の
端子にそれぞれ接続されている。
【0015】更に、本発明に用いられるコイルをチップ
インダクタで構成することによって、ロータリーエンコ
ーダの薄型化を図ることも可能である。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上のように、(1)コイルの
ように非接触式で劣化の無いものを用いているために、
従来のような接点式や光半導体を用いたものに比べて、
寿命は半永久的である。
【0017】(2)コイルを用い電磁誘導の原理で起電
力を発生させるので、外部から電源を必要としないこと
から、消費電力は零と見なすことができるので、電池駆
動に適する。
【0018】(3)固定マグネットをスリット板と近接
する位置に配することで、簡単にクリック節度を得るこ
とができるとともに、固定マグネットとスリット板との
吸引,反発力により操作軸の回転速度を瞬間的にあげ、
磁束密度の時間的変化をコイルの最小検出レベル以上に
して検出精度の向上を図れる。
【0019】等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電磁誘導式ロータリーエンコーダの一
実施例の側断面図
【図2】同動作説明図
【図3】同要部であるスリット板の平面図
【図4】同要
部であるコイルの側断面図
【図5】同要部であるコイル
の他の一実施例の側断面図
【図6】従来の光反射式ロー
タリーエンコーダの側断面図
【図7】同要部であるリング状マグネット板の平面図

図8】同要部であるパルス板の平面図
【図9】同動作を
説明するための説明図
【符号の説明】
16  操作軸 17  スリット板 18  固定マグネット 20  コイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁性材料からなる歯車状のスリット板を回
    転可能に保持した操作軸と、このスリット板に近接して
    設けた固定マグネットと、この固定マグネットが発生す
    る磁束を上記スリット板で遮る位置に設けたコイルより
    構成される電磁誘導式ロータリーエンコーダ。
  2. 【請求項2】操作軸の回転方向を検出するために、コイ
    ル2個を位相差が出るように配置した請求項1記載の電
    磁誘導式ロータリーエンコーダ。
  3. 【請求項3】スリット板の歯車のピッチに対応して固定
    マグネットを設けた請求項1記載の電磁誘導式ロータリ
    ーエンコーダ。
JP3992791A 1991-03-06 1991-03-06 電磁誘導式ロータリーエンコーダ Pending JPH04278416A (ja)

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JP3992791A JPH04278416A (ja) 1991-03-06 1991-03-06 電磁誘導式ロータリーエンコーダ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006109384A1 (ja) * 2005-04-06 2006-10-19 Konica Minolta Opto, Inc. 位置検出器および位置決め装置
JP2022028525A (ja) * 2020-08-03 2022-02-16 東芝エレベータ株式会社 乗客コンベアのチェーン伸び検出装置
WO2023243618A1 (ja) * 2022-06-14 2023-12-21 オリエンタルモーター株式会社 誘導型位置検出器

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