JPH04277942A - 非接触型情報カード及び通信システム - Google Patents

非接触型情報カード及び通信システム

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JPH04277942A
JPH04277942A JP3039785A JP3978591A JPH04277942A JP H04277942 A JPH04277942 A JP H04277942A JP 3039785 A JP3039785 A JP 3039785A JP 3978591 A JP3978591 A JP 3978591A JP H04277942 A JPH04277942 A JP H04277942A
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JP
Japan
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command signal
command
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code
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JP3039785A
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Inventor
Kenichi Takahira
高比良 賢一
Kazuo Asami
和生 朝見
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Priority to US07/756,428 priority patent/US5191192A/en
Priority to DE69110385T priority patent/DE69110385T2/de
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  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
  • Near-Field Transmission Systems (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、非接触型情報カード
及びそれを用いた通信システムに係り、特に特定エリア
への入出場の管理を正確に行うことができる情報カード
及び通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ICカード等の情報カードの中で
、電磁波及び光等の空間伝送媒体を用いて信号の授受を
行う非接触型情報カードが利用されつつある。この種の
非接触型情報カードの構成を図8に示す。情報カードの
動作を制御するCPU(1)にバス(8)を介してRO
M(2)及びRAM(3)が接続されている。バス(8
)には外部装置とのデータの入出力を制御する入出力制
御回路(4)が接続され、入出力制御回路(4)には変
復調回路(5)を介してアンテナ(6)が接続されてい
る。さらに、情報カードには、各電気回路に電源を供給
するための電池(7)が内蔵されている。このような情
報カードでは、端末機等の外部装置からの電磁波による
コマンド信号がアンテナ(6)で受信されると、このコ
マンド信号は変復調回路(5)で復調された後、入出力
制御回路(4)を介してCPU(1)に入力される。C
PU(1)はコマンド信号を解読し、所定の応答信号を
作成する。この応答信号は入出力制御回路(4)を介し
て変復調回路(5)に入力され、ここで変調された後、
アンテナ(6)から外部装置に発信される。
【0003】このような情報カードの用途として、図9
に示されるように、区画された部屋及び会場等の特定エ
リア(91)の入出場の管理がある。特定エリア(91
)は入場ゲート(92)と出場ゲート(93)とを有し
ており、入場ゲート(92)には入場用端末機(94)
が、出場ゲート(93)には出場用端末機(95)がそ
れぞれ設置されている。各端末機(94)及び(95)
は、それぞれ入場ゲート(92)及び出場ゲート(93
)であることを示す場所コードとそのときの時刻を示す
時刻コードとを含むコマンド信号を所定の時間間隔で常
に送出している。このため、情報カードの所持者が入場
ゲート(92)及び出場ゲート(93)を通過する毎に
、場所コード及び時刻コードが情報カードに記録される
。このようにして場所コード及び時刻コードが記録され
た情報カードを回収することにより、特定エリア(91
)の入出場の集計・管理を行うことが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、入場ゲ
ート(92)及び出場ゲート(93)に設置されている
端末機(94)及び(95)は所定の時間間隔で次々と
コマンド信号を送出しているので、ゲート付近の混雑等
に起因して情報カードの所持者が端末機(94)あるい
は(95)の通信可能エリア内に立ち止まると、情報カ
ードは端末機(94)あるいは(95)からのコマンド
信号を連続して受信し、その都度処理を実行して応答信
号を発することになる。このようにゲート一回の通過に
対して情報カードが複数回の処理を行ってしまうと、入
出場の正確な集計・管理を行うことができない。すなわ
ち、ゲート一回の通過に対しては一回のみの処理に限定
する必要がある。このための方法として、迅速に情報カ
ードを端末機の通信可能エリア外へ移動させる、端末機
のコマンド信号の発信間隔を十分に開ける、情報カード
側で応答信号の送信後にコマンド信号の受信を禁止する
時間帯を設定する等の方法が考えられる。ところが、こ
れらの方法では、情報カードの携帯方法に制限が加えら
れたり、多数の情報カードを連続して処理する場合に処
理速度の低下を招くという問題点がある。この発明はこ
のような問題点を解消するためになされたもので、携帯
方法に制限を加えたり処理速度の低下を招くことなく、
入出場の管理を正確に行うことができる非接触型情報カ
ード及び通信システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る非接触型
情報カードは、複数の外部装置とそれぞれデータの送受
信を非接触で行うためのデータ送受信手段と、前記デー
タ送受信手段により受信されると共にいずれの外部装置
かを識別するための第1の識別情報と処理時刻を識別す
るための第2の識別情報とを含むコマンド信号に基づい
てデータ処理を行うデータ処理手段と、前記第1及び第
2の識別情報を記憶する記憶手段と、前記データ送受信
手段により新たなコマンド信号が受信されたときにこの
新たなコマンド信号の第1及び第2の識別情報が前記記
憶手段に記憶されている前回の受信に係るコマンド信号
の第1及び第2の識別情報と一致するか否かを判定する
判定手段と、前記判定手段が一致すると判定したときに
前記データ送受信手段により次のコマンド信号が受信さ
れるまで前記データ処理手段の動作を停止させる停止手
段と、前記判定手段が一致しないと判定したときに前記
記憶手段の内容を新たなコマンド信号の第1及び第2の
識別情報に更新する更新手段とを備えたものである。ま
た、この発明に係る通信システムは、それぞれ異なる場
所に設置されて互いに干渉しない通信可能エリアを有す
ると共に設置場所を識別するための場所コードと時刻コ
ードとを含むコマンド信号を所定の時間間隔で発信する
複数の外部装置と、前記複数の外部装置からコマンド信
号を受信してそのコマンド信号に基づいたデータ処理を
行う非接触型情報カードとを備え、前記非接触型情報カ
ードは、いずれかの外部装置の通信可能エリア内でその
外部装置からコマンド信号を受信すると、そのコマンド
信号の場所コード及び時刻コードを前回受信したコマン
ド信号の場所コード及び時刻コードと比較し、一致して
いる場合には次のコマンド信号を受信するまでデータ処
理を停止するものである。
【0006】
【作用】この発明の非接触型情報カードにおいては、デ
ータ送受信手段により新たなコマンド信号が受信された
ときに、この新たなコマンド信号の第1及び第2の識別
情報が記憶手段に記憶されている前回の受信に係るコマ
ンド信号の第1及び第2の識別情報と一致するか否かを
判定手段が判定し、判定の結果一致する場合に停止手段
が次のコマンド信号の受信までデータ処理手段の動作を
停止させる。また、この発明の通信システムにおいては
、複数の外部装置がそれぞれ場所コードと時刻コードと
を含むコマンド信号を所定の時間間隔で発信し、非接触
型情報カードは、いずれかの外部装置からコマンド信号
を受信すると、そのコマンド信号の場所コード及び時刻
コードを前回受信したコマンド信号の場所コード及び時
刻コードと比較し、一致している場合には次のコマンド
信号を受信するまでデータ処理を停止する。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1はこの発明に係る非接触型情報カード
の一例を示すブロック図である。この情報カードはデー
タ通信制御処理を行うためのIC(10)を有しており
、IC(10)にアンテナ回路(16)、電池(17)
及び水晶振動子(19)が接続されている。IC(10
)はバス(18)に接続されたCPU(11)を有して
いる。バス(18)には、CPU(11)の動作制御の
ためのプログラムを記憶するROM(12)、データを
記憶するためのRAM(13)及び外部装置(図示せず
)とのデータの入出力を制御する入出力制御回路(14
)がそれぞれ接続されている。さらに、バス(18)に
は、内部クロックを分周してカウントするタイマ(20
)とこのタイマ(20)の初期値を設定するプリスケー
ラ(21)とが接続されている。RAM(13)は、前
回の処理実行時に外部装置から受信した第1の識別情報
となる外部装置ID情報(131)と第2の識別情報と
なる処理時刻情報(132)とを所定のエリアに記憶す
る。
【0008】入出力制御回路(14)は、シリアル非同
期のデータ伝送を行うUART(22)、UART(2
2)の伝送速度を設定するボーレート・ジェネレータ(
23)及び搬送波を生成する搬送波ジェネレータ(24
)を備えている。この入出力制御回路(14)には変復
調回路(15)が接続され、この変復調回路(15)に
アンテナ回路(16)が接続されている。変復調回路(
15)には、UART(22)の出力を搬送波で変調す
る変調回路(25)、アンテナ回路(16)からの入力
信号を復調する復調回路(26)、アンテナ回路(16
)を駆動するための出力トランジスタ(27)及び(2
8)が設けられている。CPU(11)及び変復調回路
(15)の復調回路(26)にはIC(10)内の各回
路にクロック信号を供給するクロック発生回路(29)
が接続されている。このクロック発生回路(29)は、
IC(10)外部の水晶振動子(19)に接続されてい
る。尚、(30)はCPU(11)の暴走を監視するた
めの監視タイマである。変復調回路(15)及びアンテ
ナ回路(16)によりデータ送受信手段が、CPU(1
1)によりデータ処理手段、判定手段及び更新手段が、
RAM(13)により記憶手段が、CPU(11)、変
復調回路(15)及びクロック発生回路(29)により
停止手段がそれぞれ構成されている。
【0009】なお、この情報カードは、図9に示したよ
うな特定エリアの入出場の記録のために用いられ、特定
エリアの入場ゲート及び出場ゲートにそれぞれ配置され
た外部装置と共にこの発明に係る通信システムを構成す
る。各外部装置は、所定の時間間隔でトリガ信号とそれ
に続くコマンド信号とを通信可能エリアに送出する。こ
こで、外部装置から送出されるコマンド信号のデータ形
式の一例を図2に示す。コマンド信号は、スタートフラ
グ(41)、ブロックレングス(42)、処理モードコ
マンド(43)、外部装置ID情報としての場所コード
(44)、処理時刻情報としての時刻コード(45)、
処理コマンド列(46)及びブロックチェックコード(
47)を有している。処理モードコマンド(43)とし
ては、特定エリアの入出場の記録を行うための通過モー
ドの他、情報カードを発行する際に初期設定を行う発行
モード、使用済みの情報カードを回収してその記録内容
を確認する確認モード等がある。
【0010】次に、図3のフローチャートを参照して第
1の実施例の動作を説明する。まず、CPU(11)は
外部装置からのトリガ信号を受信するまでは待機状態と
してSTP命令をクロック発生回路(29)に出力し、
これにより内部クロックの発生を停止させている。外部
装置がトリガ信号を送信すると、トリガ信号はアンテナ
回路(16)で受信された後、変復調回路(15)の復
調回路(26)で認識され、復調回路(26)からクロ
ック発生回路(29)に指令が発せられてクロック発生
回路(29)は起動され、IC(10)内部の各回路に
内部クロックが供給される。
【0011】このようにして内部クロックが発生すると
、CPU(11)はROM(12)からプログラムを読
み取り、図3に示すフローチャートに従ってデータ処理
を実行する。まず、トリガ信号に引き続いてステップS
1でコマンド信号を受信し、ステップS2でコマンド信
号内から処理モードコマンド(43)を検索する。ステ
ップS3でコマンド信号内に処理モードコマンド(43
)が存在すると判断した場合には、続くステップS4で
その処理モードコマンド(43)が通過モードか否かの
判定を行う。通過モードである場合には、ステップS5
でこのコマンド信号に含まれている場所コード(44)
及び時刻コード(45)をRAM(13)の所定のエリ
アに記憶されている前回の処理実行時の外部装置ID情
報(131)及び処理時刻情報(132)すなわち場所
コード及び時刻コードと比較する。このとき、時刻コー
ドとして設定される時間単位以下の相違は一致している
ものとみなされる。例えば、時刻コードが1分刻みで設
定される場合には、1分以内の相違は同時刻と判定され
る。これにより、外部装置毎の時刻誤差及び通過タイミ
ングによる時刻のずれがあっても、ステップS5におけ
る判定の際に同時刻として扱うことができる。
【0012】続くステップS6で今回の場所コード及び
時刻コードの内容が前回の内容と一致していないことを
確認すると、ステップS7でRAM(13)内の外部装
置ID情報(131)及び処理時刻情報(132)の値
を今回の場所コード及び時刻コードの内容に更新する。 その後、ステップS8でコマンド信号内の処理コマンド
列(46)に基づいて処理を実行し、ステップS9で外
部装置に対し応答信号を出力する。上述したステップS
1〜S9の処理は、ステップS10でシーケンス終了と
判定するまで繰り返され、シーケンスの終了を確認する
とステップS11でクロック発生回路(29)の動作を
停止させ、これによりCPU(11)を停止状態とする
【0013】なお、ステップS6で今回の場所コード及
び時刻コードの内容がそれぞれ前回の内容と一致してい
ると判定した場合には、特定エリアの同一ゲート付近に
立ち止まったものと判断し、その後のコマンド列の処理
を実行せずにステップS11に進んでCPU(11)の
動作を停止させる。また、ステップS3でコマンド信号
内に処理モードコマンド(43)が存在しないと判定し
た場合、あるいはステップS4で処理モードコマンド(
43)が通過モードでないと判定した場合には、ステッ
プS8に進んで処理コマンド列(46)に基づく処理を
実行する。さらに、外部装置ID情報としては、場所を
特定するための場所コードのみならず、入場あるいは出
場という通過方向を示す情報を付加することもできる。
【0014】上記の実施例では、通過モードとして情報
カードに入出場の記録を行わせるときには、図2に示す
ようにコマンド信号に通過モードを指定する処理モード
コマンド(43)を含ませて外部装置から送信し、情報
カードはコマンド信号を受信する毎に通過モードである
か否かの判定を行った。しかし、一旦通過モードを設定
すると以後他のモードを指定するモード設定コマンドを
受信しない限り通過モードを維持するような情報カード
とすることもできる。この場合、図4に示すようなデー
タ形式のコマンド信号を用いればよい。すなわち、コマ
ンド信号は、スタートフラグ(51)、ブロックレング
ス(52)、場所コード(53)、時刻コード(54)
、処理コマンド列(55)及びブロックチェックコード
(56)からなっている。モード設定コマンドは必要に
応じて処理コマンド列(55)の中の一つのコマンドと
して挿入される。
【0015】図4のようなコマンド信号を用いた場合の
情報カードの動作を図5のフローチャートに基づいて説
明する。まず、トリガ信号に引き続いてステップS12
でコマンド信号を受信し、ステップS13でコマンド信
号内からモード設定コマンドを検索する。ステップS1
4でコマンド信号内にモード設定コマンドが存在しない
と判断した場合には、続くステップS15でRAM(1
3)の所定の領域に書き込まれているモードコードを読
み出し、ステップS16でそのモードコードが通過モー
ドか否かの判定を行う。通過モードである場合には、ス
テップS17でこのコマンド信号に含まれている場所コ
ード(53)及び時刻コード(54)をRAM(13)
の所定のエリアに記憶されている前回の処理実行時の外
部装置ID情報(131)及び処理時刻情報(132)
すなわち場所コード及び時刻コードと比較する。続くス
テップS18で今回の場所コード及び時刻コードの内容
が前回の内容と一致していないことを確認すると、ステ
ップS19でRAM(13)内の外部装置ID情報(1
31)及び処理時刻情報(132)の値を今回の場所コ
ード及び時刻コードの内容に更新する。その後、ステッ
プS20でコマンド信号内の処理コマンド列(55)に
基づいて処理を実行し、ステップS21で外部装置に対
し応答信号を出力する。上述したステップS12〜S2
1の処理は、ステップS22でシーケンス終了と判定す
るまで繰り返され、シーケンスの終了を確認するとステ
ップS23でクロック発生回路(29)の動作を停止さ
せ、これによりCPU(11)を停止状態とする。
【0016】なお、ステップS14でコマンド信号内に
モード設定コマンドが存在すると判定した場合には、ス
テップS24においてこのモード設定コマンドにより指
定されたモードコードをRAM(13)の所定の領域に
書き込み、ステップS20に進んで処理コマンド列(5
5)に基づく処理を実行する。ステップS16でモード
コードが通過モードでないと判定した場合にも、ステッ
プS20に進んで処理コマンド列(55)に基づく処理
を実行する。 また、ステップS18で今回の場所コード及び時刻コー
ドの内容がそれぞれ前回の内容と一致していると判定し
た場合には、その後のコマンド列の処理を実行せずにス
テップS23に進んでCPU(11)の動作を停止させ
る。 図4のデータ形式のコマンド信号を用いると共に図5の
フローチャートに示す処理を行えば、図2のコマンド信
号に比べて処理モードコマンドの分だけコマンド信号の
長さが短くて済むという利点がある。
【0017】なお、図2のデータ形式では処理モードコ
マンド(43)が処理コマンド列(46)より前に配置
されており、図3のフローチャートのステップS1でコ
マンド信号を受信した直後にステップS2で処理モード
コマンドの検索を行ったが、これに限るものではない。 処理モードコマンド(43)を処理コマンド列(46)
の中の適当な位置に挿入し、処理コマンド列(46)の
各コマンドの処理を実行していく中で処理モードコマン
ド(43)の検索を行うようにすることもできる。この
場合の情報カードの動作を図6のフローチャートに示す
【0018】ステップS25でコマンド信号を受信した
後、ステップS26でコマンド信号内のコマンドを分析
し、ステップS27で処理モードコマンドでないと判定
すると、続くステップS28でそのコマンドに応じた処
理を実行する。ステップS29でコマンド列全体の処理
が終了したと判定されない限り、ステップS30で次の
コマンドを読み出し、ステップS26に戻る。一方、ス
テップS27で処理モードコマンドであると判定した場
合には、図3のステップS4〜S7と同様にステップS
31〜S34で通過モードにおける場所コード及び時刻
コードの比較・判定が行われる。ステップS29でコマ
ンド列全体の処理が終了したと判定されると、図3のス
テップS9〜S11と同様にステップS35〜S37で
応答信号の出力、シーケンス終了の判定及びCPU(1
1)の動作停止の各処理が行われる。
【0019】図4に示すデータ形式のコマンド信号にお
いても、図5のフローチャートのステップS12でコマ
ンド信号を受信した直後にモードコードを読み出してそ
のモードに対応した処理を実行させてもよい。また、モ
ードコードを読み出す新たなモード読み出しコマンドを
設定し、処理コマンド列(55)の各コマンドの処理を
実行していく中でモード設定コマンドの検索を行うよう
にすることもできる。この場合の情報カードの動作を図
7のフローチャートに示す。
【0020】ステップS38でコマンド信号を受信した
後、ステップS39でコマンド信号内のコマンドを分析
し、ステップS40でモード設定コマンドでないと判定
すると、ステップS41で今度はモード読み出しコマン
ドであるか否かを判定する。モード読み出しコマンドで
ない場合には、ステップS42でそのコマンドに応じた
処理を実行する。ステップS43でコマンド列全体の処
理が終了したと判定されない限り、ステップS44で次
のコマンドを読み出し、ステップS39に戻る。一方、
ステップS40でモード設定コマンドであると判定した
場合には、ステップS45でこのモード設定コマンドに
より指定されるモードコードをRAM(13)の所定の
領域に書き込み、ステップS43へ進む。また、ステッ
プS41でモード読み出しコードであると判定した場合
には、図5のステップS15〜S19と同様にステップ
S46〜S50でモードコードの読み出し、通過モード
における場所コード及び時刻コードの比較・判定が行わ
れる。ステップS43でコマンド列全体の処理が終了し
たと判定されると、図5のステップS21〜S23と同
様にステップS51〜S53で応答信号の出力、シーケ
ンス終了の判定及びCPU(11)の動作停止の各処理
が行われる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る非
接触型情報カードは、複数の外部装置とそれぞれデータ
の送受信を非接触で行うためのデータ送受信手段と、前
記データ送受信手段により受信されると共にいずれの外
部装置かを識別するための第1の識別情報と処理時刻を
識別するための第2の識別情報とを含むコマンド信号に
基づいてデータ処理を行うデータ処理手段と、前記第1
及び第2の識別情報を記憶する記憶手段と、前記データ
送受信手段により新たなコマンド信号が受信されたとき
にこの新たなコマンド信号の第1及び第2の識別情報が
前記記憶手段に記憶されている前回の受信に係るコマン
ド信号の第1及び第2の識別情報と一致するか否かを判
定する判定手段と、前記判定手段が一致すると判定した
ときに前記データ送受信手段により次のコマンド信号が
受信されるまで前記データ処理手段の動作を停止させる
停止手段と、前記判定手段が一致しないと判定したとき
に前記記憶手段の内容を新たなコマンド信号の第1及び
第2の識別情報に更新する更新手段とを備えているので
、携帯方法に制限を加えたり処理速度の低下を招くこと
なく入出場の管理を正確に行うことができる。。また、
この発明に係る通信システムは、それぞれ異なる場所に
設置されて互いに干渉しない通信可能エリアを有すると
共に設置場所を識別するための場所コードと時刻コード
とを含むコマンド信号を所定の時間間隔で発信する複数
の外部装置と、前記複数の外部装置からコマンド信号を
受信してそのコマンド信号に基づいたデータ処理を行う
非接触型情報カードとを備え、前記非接触型情報カード
は、いずれかの外部装置の通信可能エリア内でその外部
装置からコマンド信号を受信すると、そのコマンド信号
の場所コード及び時刻コードを前回受信したコマンド信
号の場所コード及び時刻コードと比較し、一致している
場合には次のコマンド信号を受信するまでデータ処理を
停止するので、一回のみの処理を確実に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る非接触型情報カードの一例を示
すブロック図である。
【図2】第1の実施例で用いられたコマンド信号のデー
タ形式を示す図である。
【図3】第1の実施例の動作を示すフローチャート図で
ある。
【図4】第2の実施例で用いられたコマンド信号のデー
タ形式を示す図である。
【図5】第2の実施例の動作を示すフローチャート図で
ある。
【図6】第3の実施例の動作を示すフローチャート図で
ある。
【図7】第4の実施例の動作を示すフローチャート図で
ある。
【図8】従来の非接触型情報カードを示すブロック図で
ある。
【図9】非接触型情報カードの使用方法を示す図である
【符号の説明】
11    CPU 13    RAM 15    変復調回路 16    アンテナ回路 29    クロック発生回路 131  外部装置ID情報 132  処理時刻情報

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数の外部装置とそれぞれデータの送
    受信を非接触で行うためのデータ送受信手段と、前記デ
    ータ送受信手段により受信されると共にいずれの外部装
    置かを識別するための第1の識別情報と処理時刻を識別
    するための第2の識別情報とを含むコマンド信号に基づ
    いてデータ処理を行うデータ処理手段と、前記第1及び
    第2の識別情報を記憶する記憶手段と、前記データ送受
    信手段により新たなコマンド信号が受信されたときにこ
    の新たなコマンド信号の第1及び第2の識別情報が前記
    記憶手段に記憶されている前回の受信に係るコマンド信
    号の第1及び第2の識別情報と一致するか否かを判定す
    る判定手段と、前記判定手段が一致すると判定したとき
    に前記データ送受信手段により次のコマンド信号が受信
    されるまで前記データ処理手段の動作を停止させる停止
    手段と、前記判定手段が一致しないと判定したときに前
    記記憶手段の内容を新たなコマンド信号の第1及び第2
    の識別情報に更新する更新手段とを備えたことを特徴と
    する非接触型情報カード。
  2. 【請求項2】  それぞれ異なる場所に設置されて互い
    に干渉しない通信可能エリアを有すると共に設置場所を
    識別するための場所コードと時刻コードとを含むコマン
    ド信号を所定の時間間隔で発信する複数の外部装置と、
    前記複数の外部装置からコマンド信号を受信してそのコ
    マンド信号に基づいたデータ処理を行う非接触型情報カ
    ードとを備え、前記非接触型情報カードは、いずれかの
    外部装置の通信可能エリア内でその外部装置からコマン
    ド信号を受信すると、そのコマンド信号の場所コード及
    び時刻コードを前回受信したコマンド信号の場所コード
    及び時刻コードと比較し、一致している場合には次のコ
    マンド信号を受信するまでデータ処理を停止することを
    特徴とする通信システム。
JP3039785A 1990-09-10 1991-03-06 非接触型情報カード及び通信システム Pending JPH04277942A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3039785A JPH04277942A (ja) 1991-03-06 1991-03-06 非接触型情報カード及び通信システム
US07/756,428 US5191192A (en) 1990-09-10 1991-09-09 Non-contact type information card and communication system
DE69110385T DE69110385T2 (de) 1990-09-10 1991-09-10 Berührungslose Datenkarte und Kommunikationssystem.
EP91308234A EP0475716B1 (en) 1990-09-10 1991-09-10 Non-contact type information card and communication system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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