JPH0322716A - 移動体の存在領域確認方式 - Google Patents

移動体の存在領域確認方式

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JPH0322716A
JPH0322716A JP1155865A JP15586589A JPH0322716A JP H0322716 A JPH0322716 A JP H0322716A JP 1155865 A JP1155865 A JP 1155865A JP 15586589 A JP15586589 A JP 15586589A JP H0322716 A JPH0322716 A JP H0322716A
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moving object
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Shigemi Kawanishi
川西 重実
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は移動体の存在領域確認方式に係り、より詳細に
は、催物会場等における通行状況監視システムやビル内
での個人位置監視システム等に適用され,人物や車両等
の存在領域を確認・監視する方式に関する. [従来の技術] 最近、各地で様々な催物や展示会か開催されることが多
いが、入場者の集散や通行状況を把握すると、各セクシ
ョンの好評の度合に基づく顧客情報や会場のレイアウト
の巧拙等に関するデータを得ることができるため、これ
らのデータを効率的に収集する手段が求められている。
また,このような問題はスーパーマーケットや百貨店に
おいても、店内での顧客の動向に係るデータは売上げ等
に直接関係する貴重なデータとなるため、同様の要望か
強い。
従来から、この種のデータを得るための一般的手段とし
ては,通行の要所で手動式のカウンタな用いて入場者の
通行状況をカウントし、後でそのカウント数を集計して
所要のデータにまとめることが行われている。
また、このようなデータ収集が可能な方式としては、目
的に若干の差異はあるが、警備・保安上の必要性や社内
等での個人位置確認の必要性等から各種のシステムか開
発されている。
例えば,ICカードに無線送受信機能を付加したトラン
スボンディングカートと各エリアに設けられたローカル
無線送受信機との間で無線通信を実行させ,カードに格
納されている携帯渚の個人識別情報をローカル無線送受
信機側に受信させて、各ローカル無線送受信機を管理下
に置く存館管理情報処理装置てビル内ての個人位置を管
理する方法(特開昭62−245393)等が提案され
ている。
[発明が解決しようとする課題] 入場者等の集散や通行状況に係るデータを得る場合に、
前者の手動式カウンタによる方式では、カウントする者
を常時要所に配置しておかねばならず、また集計後でな
ければデータの整理ができないため、人件費がかかると
共にリアルタイムな監視は不可能である。更に、この方
式では、間断なく通過する入場者等の属性(性別,年令
層,ffl装等から判断される趣向性等)を判別しなが
らカウントすることは非常に困難であり、きめ細かなデ
ータを得ることかできない。
一方、後者の在館管理方法によれば、携帯者の個人識別
情報を用いて入場者の属性を判別てき、且つリアルタイ
ムな自動管一理も可能になるが、ICカードと各ローカ
ル無線送受信機に所定の通信プロトコルを実行する送受
信回路を組込む必要がありコスト高になる. また、各ローカル無線送受信機にアンテナな接続して設
置することになるか、放射電磁界を用いて交信を実行す
るため、電波の届くエリアを限定することか困難になる
。即ち、アンテナの指向性や電波の強度等を配慮しても
,カート側の電波か特定のアンテナたけでなく他のアン
テナで受信されてしまう事態か生じて、正確な個人位置
の認識か保証できなくなる可能性かある。更に、カート
側はそれなりの電界強度を有した電波を出力させねばな
らないため、電池の消耗度も大きい。
ところで、本願の発明者は先の出願(特願平1−333
91)において,「送信機側の静電磁界や誘導電磁界を
利用すると,送信機の出力か極めて微弱であっても、ア
ンテナに接触したゾーンでのみ受信機側の受信感度が急
激に高くなる」という現象を応用して、「音声AM波の
ゾーン限定式送受信方式」を提案している。
そこで、本発明は、その現魚の応用範囲を更に拡張・応
用し、マット状アンテナを備えた簡単な送受信システム
で、各移動体の属性を識別しながら、移動体の存在領域
を正確且つリアルタイムに自動確認できる方式を提供す
ることを目的として創作された。
[課題を解決するための手段] 第一の発明は、静電誘導体ないし電磁誘導体からなる移
動体の各接触通過位置に展設される各アンテナ部に対し
て、その展設位置に対応する固有データで一定の搬送波
を変調した微弱電力を給電する送信機を配備し、一方、
送信機の搬送波に同調する同調回路と、受信電波の検波
回路と、検波後の信号から送信機側か送出した固有デー
タを抽出すると共に、その固有データと受信時点の時刻
データとを対応させて格納するデータ処理部を具備した
受信機を移動体に携帯せしめ、移動体か各アンテナ部を
接触通過することにより受信機のデータ処理部に格納さ
れた各時刻データと固有データを読出して解析し、各時
間帯における移動体の存在領域を確認することを特徴と
した移動体の存在領域確認方式に係る。
第二の発明は、静電誘導体ないし電磁誘導体からなる移
動体に、該移動体に対応する固有データで一定の搬送波
を変調した微弱電波を発生する送信機を携帯せしめ,一
方、移動体の各接触通過位置に展設されるアンテナ部と
、送信機の搬送波に同調する同調回路と、受信電波の検
波回路と、検波後の信号から送信機側が送出した固有デ
ータを抽出すると共に、その固有データと受信時点の時
刻データとを対応させて格納するデータ処理部を具備し
た受信機を配備し、移動体か各受信機のアンテナ部を接
触通過することにより各受信機のデータ処理部に格納さ
れた時刻データと固右データを読出して解析し、各時間
帯における移動体の存在領域を確認することを特徴とし
た移動体の存在領域確認方式に係る. 第二の発明において,送信機側の固有データを移動体の
属性により相違させておくと、移動体別のより細かな存
在領域の確認が可能になる.また、各受信機のデータ処
理部をアクセスし、格納されている各送信機側のデータ
を読出す中央監視部を設けておくと、移動体の存在領域
をリアルタイムに集中監視できる. [作用] 本発明における移動体は静電誘導体ないし電磁誘導体て
あり、具体的には人間や動物、更には車両・ロボット等
のように電磁波を誘導する性質を有している。
両発明における送信機側の出力電波は共に微弱てあるた
め,放射電磁界による電波伝搬を殆ど無視でき、移動体
とアンテナ部が非接触状態では受信機は送信機側の電波
を受信せず、接触状態になった時点で受信する.即ち,
本発明の特徴は、放射電磁界を用いずに、移動体がアン
テナ部に接触した状態と接触していない状態とで受信感
度に極めて大きな差がある点を積極的に利用している点
にある. 第一の発明では、前記の接触状態において、移動体か携
帯している受信機か送信機側からアンテナ部へ出力され
ている固有データを受信することになる。この場合、送
信機側の固有データは各アンテナ部の展設位置に対応し
たデータてあり、受信機はこれを受信すると、その受信
信号を検波し、受信時点の時刻データとその検波後の固
有データをデータ処理部へ格納する.従って、受信機を
回収して、データ処理部の時刻データと固有データを読
出すことにより,移動体かアンテナ部の展設位置を接触
通過した時間を得ることができ、更にそのデータの時系
列的解析処理を施すことにより、各時間帯における移動
体の存在領域を確認することができる。また,受信機の
データ処理部に予め移動体の属性に係るデータを格納し
ておけば、移動体の存在領域を属性別に確認することも
可能になる。
第二の発明では、送信機と受信機が第一の発明と逆の関
係にあり、移動体とアンテナ部の接触状態において、移
動体が携帯した送信機から出力されている固有データを
アンテナ部に接続された受信機が受信することになる. そして、受信機側では、第一の発明における受信機と同
様に、受信時点の時刻データと検波後の固有データをデ
ータ処理部へ格納する.従って、第一の発明と同様に,
これらのデータを受信機のデータ処理部から読出し、解
析処理することにより、各時間帯における移動体の存在
領域を確認することができる. 尚、この発明では、送信機を移動体に携帯せしめるため
、固有データを移動体の属性に対応させることができ,
移動体の存在領域を移動体の属性別に区分けして処理す
ることが可能になり、属性別の存在領域の確認も可能に
なる.更に、受信機は固定配備されるため、中央監視部
から有線伝送手段または無線伝送手段で各受信機のデー
タ処理部をアクセスすることかでき、中央監視部でデー
タの解析処理を施すことにより移動体の存在領域をリア
ルタイムに集中監視することが可能になる. 尚、無線伝送により中央監視部から受信機をアクセスす
る場合には、電波の搬送周波数を送信機の搬送周波数と
異ならしめておく。
以上のように,両発明は、移動体を静電誘導ないし電磁
誘導の媒体として利用した一方向通信によりデータ収集
を実行させるが,送信機側の変調方式としてはAMまた
はFMの伺れの方式であってもよく,受信機側では当然
にその変調方式に対応した検波回路を用意しておくこと
になる。
[実施例] 以下、第1図から第14図を用いて本発明の実施例を説
明する. 笈産璽ユ 本実施例は第一の発明に対応し、具体的には催物会場で
の入場者の集散や通行状況を確認するための方式に係る
ものであり、その基本的構成は第1図に示される. 同図に示すように、各入場者lには入口で受信機2か貸
与され、入場者lはその受信a2を携帯しながら会場を
通行する.この受信機2は小型・薄型に構成して、ポケ
ット等に携帯させるようにしてもよいか、図示したよう
に受信機2をショッピングバッグ3の導電性手提部に組
込んだ構威にしておいてもよい. 一方、通行路4には絶縁被覆した導線5を蛇行させてマ
ット6の裏面に展設したアンテナ部7が横設せしめられ
ており、そのアンテナ部7へは送信機8から所定の搬送
波をコートデータで変調した微弱送信電力が給電されて
いる。
送信機8のシステム回路図は第2図に示される.この回
路はマイクロコンピュータ回路で構威され、l1はシス
テム制御プログラムを格納したROM% l2はアンテ
ナ部の設置位置に対応する固有コードデータを格納した
EEPROM,13は前記のEEPROM12へコード
データを書込むためのインプットボート、14は所定周
波数の搬送波を作成する搬送波発生回路、l5は変調回
路、l6は電力増幅回路、l7は電源回路であり,各ユ
ニット等はCPU 18のバスラインへ図示するように
接続されており、CPUl8がROMIIのプログラム
に基づいてシステム全体を制御する.即ち、EEPRO
M 1 2のコードデータを逐次読出し、同データを用
いて搬送波発生回路l4から出力される搬送波を変調回
路l5て継続的に変調させ,その変調された搬送波を電
力増幅回路l6で増幅し,増幅後の微弱電力をアンテナ
部7へ給電させる。
尚、EEPROMl2のコードデータは第3図に示すよ
うな8ビット構或になっており、各送信4I!8のEE
PROM12へは各アンテナ部7の設置位置に対応させ
て異なるコードデータか書込まれる.従って、コードデ
ータを異ならしめることにより,最大256箇所の設置
位置を表わすことができる. 第4図は,各催物セクションA〜Dか配置されてた通路
状の会場の平面図を示し、本実施例の送信機側システム
か各催物セクション間の要所に設置されている.即ち、
T,〜T5が送信機8であり、各送信機8に対応させて
マット状のアンテナ部7が通行路4を横切る態様で設置
されている.当然に各送信機8のEEPROMl2には
予め異なるコードデータが登録されている。
一方、前記の受信機2は第5図に示すようなシステム回
路を有している.同図において,21はシステム制御プ
ログラムを格納したROM、22はアップデイトされる
コードデータを格納するRAM、23は同調回路24か
らSE(Signal Energy)を検出するSE
D部、24は送信機8の搬送波に同調する同調回路、2
5は検波回路、26はI/Oボート、27はアンテナ、
28は電源回路であり,これらのユニット等はタイマ内
蔵CPU29のバスラインに図示するように接続されて
いる. この受信4112のシステム全体はCPU29かROM
21のプログラムに基づいて制御するが、第1図のよう
に通行人lが受信機2を携帯して送信機側のマット状ア
ンテナ部7を踏んだときに,受信al2は第6図のフロ
ーチャートに示される動作を実行する. 先ず、通行人lがアンテナ部7を踏むと、そのアンテナ
部7へ給電されている変調後の搬送波に受信al2か同
調してその信号を受信する。
即ち、アンテナ部7へ給電された微弱搬送波は放射電磁
界を殆ど生じないため、通行人lがアンテナ部7に接触
しない限り受信機2がその搬送波を受信することはない
が、通行人1かアンテナ部7を踏むと通行人エの人体が
その搬送波を静電誘導ないし電磁誘導する媒体となり、
受@機2は極めて高い受信感度で搬送波を受信する。
これにより、受信機2のSED部23が同調回路24か
らSHの立上りを検出し、これを検知したCPU29か
先ずその時点での時刻データをRAM22の逐次アトレ
スへ書込む[ステップ■■].また、CPU29は,同
調回路24が同調した搬送波を検波回路25が検波する
ことにより得られるコートデータを前記の時刻データに
対応させてRAM22の逐次アドレスへ書込む[ステッ
プ■]. 従って、通行人lかアンテナ部7を踏む度に受信機2の
RAM22にはその時刻データとアンテナ部7の設置位
置に対応したコードデータか書込まれることになるが,
第4図における会場の入口3lで受信機2を通行人1に
手渡して携帯させ、出口32で回収するようにすると、
回収後の受信I12のI/Oボート26からRAM22
をアクセスして前記のデータを読出せば、一例として第
7図に示すようなデータか得られることになる.尚,こ
の場合には、入口で受信機2を通行人lへ手渡す前に,
予めI/Oボート26を通じてRAM22の別アドレス
にその通行人lの年令層データ(3ビット分)と性別デ
ータ(1ビット分)とを書込んである。
このようにして得られたデータを解析することにより、
或る年令層と性別の通行人lかどの時間帯に会場内のど
の催物セクションに滞在したかを確認することが可能に
なる. X直亘ユ 本実施例は第二の発明に対応し、用途は実施例lと同様
であり,その基本的構威は第8図に示される. 同図に示すように,各入場者5lには入口で送信4ll
52が貸与され、入場者5lはその送信機52を携帯し
ながら会場を通行する。この送信4!152の構成は、
実施例lの受信機2と同様に携帯用またはショッピング
バックへの組込み式とすることができる. 一方、通行路54には絶縁被覆した導線55を蛇行させ
てマット56の裏面に展設したアンテナ部57が横設せ
しめられており、そのアンテナ部57は受信機58へ接
続されている。また、受信機58には収集したデータを
中央監視部59側へ回収するための通信回線60が接続
されている. 送信機52のシステム回路図は第9図に示され、回路の
基本構威は第2図に示した実施例lにおける送信機8と
同様であり、その機能も変らないか,〈携帯可能な小型
・薄型に構威され、アンテナとして通常の小型アンテナ
が取付けられている点〉と<EEFROMのコードデー
タの内容が異なる点〉が相違する。従って、EFROM
12゜とアンテナ6l以外は第2図と同一符合を用いて
各ユニットを示してあり、その機能動作の説明は省略す
る. 第10図は受信機58のシステム回路図を示し、この回
路の基本的構威も第5図に示した実施例lの受信機2と
ほぼ同様であり、その基本動作は変らないが、〈携帯用
に構或する必要がない点〉とくアンテナとしては前記の
マット状アンテナ部57が適用される点〉と<ROMの
システム制御プログラムが異なる点〉とく中央監視部5
9との通信を実行するための通信制御部(CCU)62
とシリアルインターフェイス63が付加されている点〉
で相違する.従って、プログラムの異なるROM21’
と付加ユニット62.63以外は第5図と同一符合を用
いて各ユニットを示してある. 第11図は各催物セクションA〜Eが配置されてた通路
状の会場の平面図を示し、本実施例の受信機側システム
が各催物セクション間に設置されている。即ち、R1〜
R7が受信Ja58であり、各受信1158に対応させ
てマット状アンテナ部57が通行路54を横切る態様で
設置されている.また、各受信機58のシリアルインタ
ーフェイス63には通信回線60が接続されており、中
央監視部59との間でLANが構成されている. 尚、本実施例における送信機52のEEPROM12’
に格納されているコードデータは、第12図に示すよう
な16ビット構成になっており、第1ビット目〜第12
ビット目までを送信機識別コート(または個人識別コー
ド)として、第l3ビット目〜第15ビット目までを年
令層識別コードとして、第l6ビット目を性識別コート
として使用し,それぞれ4096人の識別,7年令層の
識別,男女の識別が可能なデータ内容となっている. 以上の構成において,第8図に示すように通行人5lが
送信a52を携帯して受信機側のマット状アンテナ部5
7を踏んだとには、受信機58が第13図のフローチャ
ートに示される動作を実行する。
本実施例では、送信機52が携帯され、受信95Bかア
ンテナ部57側に設置される点で実施例lと逆の関係に
なるが、送信機52は微弱な出力しか有していないため
放射電磁界を殆ど発生させない点と、通行人5lの人体
が搬送波を静電誘導ないし電磁誘導する媒体となる点で
は実施例lと同様であり,通行人5lがアンテナ部57
を踏んだ時点で受信機58が極めて高い受信感度で搬送
波を受信する. 同調回路24からのSEがSED部23で検出され、そ
のSEレベルがONになったことを検知したCPU29
は、直にそのSEのレベルが単位レベルか否かを確認し
、単位レベルであれば、その時点の時刻データをRAM
22の逐次アドレスへ書込み、更に同調回路24からの
搬送波を検波回路25が検波することにより得られるコ
ードデータを前記の時刻データに対応?せてRAM22
の逐次アドレスへ書込む[ステップ■〜[株]]. 一方,SEレベルが単位レベルでない場合には、アンテ
ナ部57の上に2名以上の通行人5lが乗っていること
になり、そのままでは検波後のデータか複数のコードデ
ータによる重畳データとなるため、正規のコートデータ
として処理できなくなる.そこで、この場合には、SE
が単位レベルになるまでウエイテイング状態とし、SE
が単位レベルになった時点で前記の動作を実行させる[
ステップ@]。現在市販されているCPUのデータ転送
処理速度は非常に早く、毎秒100万バイトを越えるも
のもあり,SED部23の検知動作や同調・検波回路2
4.25での処理速度を考慮しても、受信機側で16ビ
ットのデータを処理するための速度は数msecもあれ
ば十分であり、アンテナ部57に単一の通行人5lのみ
か乗っている瞬間を検出することにさほど無理はない. このようにして、各受信41!58(R■〜R? )の
RAM22には時刻データと共に前記の16ビットのコ
ードデータが格納されてゆくことになる。
ところで、このコードデータは、会場の入口で係員が各
入場者(通行人)から年令を聴取すと共に性別を判断し
て、それらに対応したコードデータをROMl2゜に格
納した送信機52を手渡すことにしている.また、別の
方法として、その場で送信機52のインプットボートl
3からコードデータを書込んで手渡すようにしてもよい
. 従って、受信機58(R.〜R,)のRAM22の時刻
データとコードデータを解析することにより、男女の判
別と年令層を区分けして、それらの属性を有した通行人
51が何れのセクションに、如何なる時間帯に存在して
いたかを確認することか可能になる. 特に、本実施例では通信回線60を介して中央監視部5
9から各受信機58(R.〜R?)の格納データをアク
セスできるようにしているため、データのリアルタイム
な解析処理か可能になり、第14図に示すような表(第
11図の状態を示している)をCRTに表示させ、また
その時系列的な変化をフロッピーディスク等に記憶させ
ておくこともてきる.更に,視覚的に通行人5lの集散
・通行状況を把握するのであれば、第11図のような会
・場平面図と通行人の記号をCRTに表示させ、通行人
51の属性をカラー記号で識別表示させる等の処理も採
用できる。
中央監視部59を設けるについては、別の観点から次の
ような利点もある.即ち、或る通行人5lかアンテナ部
57に乗ったままになっている状態で他の通行人51か
そのアンテナ部57を踏んで通過していった場合にはS
Eが単位レベルにならず、データの集録ができないこと
かあり得あるが,このような場合に中央監視部59で他
の受信機58のデータ内容を参照して補正することによ
り,補正後の完全なデータによる通行人5lの存在位置
確認か可能になる.[発明の効果] 本発明は以上のような構或を有しているため、次のよう
な効果を奏する. 請求項(1)及び請求項(2)の発明は,静電誘導体な
いし電磁誘導体である移動体自体の電波誘導効果を利用
し、移動体の接触通過位置に展設されたアンテナ部と簡
単な構成の送信機/受信機とからなる一方向通信システ
ムで、微弱電波を用いて移動体の存在位置を正確且つ自
動的に確認することを可能にする. また、請求項(1)の発明は受信機側に、請求項(2)
 (3)の発明は送信機側に、それぞれ移動体の属性に
対応した固有データを予め格納しておくことにより、属
性別の移動体の存在位置確認が可能になる. 請求項(4)の発明は、中央監視部を設けることにより
、移動体の存在位置のリアルタイムな集中監視を実行で
きるようにすると共に、請求項(2) (3)の発明で
データ収集不能が生じたときにもこれを正確なデータに
補正することを可能にする。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例lの基本的構成を示す図、第2図は送信
機側のシステム回路図、第3図はアンテナ部の設置位置
に対応するコードデータを示す図、第4図は送信機側シ
ステムを設置した場合の会場の平面図、第5図は受信機
側のシステム回路図、第6図は受信機の受信動作を示す
フローチャート、第7図は受信機に格納されたデータ内
容を示す図,第8図は実施例2の基本的構成を示す図、
第9図は送信機側のシステム回路図、第lO図は受@機
側のシステム回路図、第11図は受信機側システムを設
置した場合の会場の平面図、第12図は送信機に格納さ
れたコードデータを示す図,第13図は受信機の受信動
作を示すフローチャート、第14図は中央監視部のCR
Tに表示される画面の一例を示す図である。 1 −・・通行人 2・・・受信機 4・・・通行路7
・・・アンテナ部 8・・・送信機 5 1・・・通行人 52・・・送信機 54・・・通行路 5 7−・・アンテナ部 58・・・受信機

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)静電誘導体ないし電磁誘導体からなる移動体の各
    接触通過位置に展設される各アンテナ部に対して、その
    展設位置に対応する固有データで一定の搬送波を変調し
    た微弱電力を給電する送信機を配備し、 一方、送信機の搬送波に同調する同調回路 と、受信電波の検波回路と、検波後の信号から送信機側
    が送出した固有データを抽出すると共に、その固有デー
    タと受信時点の時刻データとを対応させて格納するデー
    タ処理部を具備した受信機を移動体に携帯せしめ、 移動体が各アンテナ部を接触通過することにより受信機
    のデータ処理部に格納された各時刻データと固有データ
    を読出して解析し、各時間帯における移動体の存在領域
    を確認することを特徴とした移動体の存在領域確認方式
  2. (2)静電誘導体ないし電磁誘導体からなる移動体に、
    該移動体に対応する固有データで一定の搬送波を変調し
    た微弱電波を発生する送信機を携帯せしめ、 一方、移動体の各接触通過位置に展設されるアンテナ部
    と、送信機の搬送波に同調する同調回路と、受信電波の
    検波回路と、検波後の信号から送信機側が送出した固有
    データを抽出すると共に、その固有データと受信時点の
    時刻データとを対応させて格納するデータ処理部を具備
    した受信機を配備し、 移動体が各受信機のアンテナ部を接触通過することによ
    り各受信機のデータ処理部に格納された時刻データと固
    有データを読出して解析し、各時間帯における移動体の
    存在領域を確認することを特徴とした移動体の存在領域
    確認方式。
  3. (3)送信機側の固有データを移動体の属性により相違
    させた請求項(2)の移動体の存在領域確認方式。
  4. (4)各受信機のデータ処理部をアクセスし、格納され
    ている各送信機側のデータを読出す中央監視部を設け、
    移動体の存在領域を集中監視することとした請求項(2
    )または請求項(3)の移動体の存在領域確認方式。
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JP (1) JPH0322716A (ja)

Cited By (4)

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