JPS61244088A - プリント回路基板用クロスおよびプリント回路基板 - Google Patents

プリント回路基板用クロスおよびプリント回路基板

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JPS61244088A
JPS61244088A JP60085459A JP8545985A JPS61244088A JP S61244088 A JPS61244088 A JP S61244088A JP 60085459 A JP60085459 A JP 60085459A JP 8545985 A JP8545985 A JP 8545985A JP S61244088 A JPS61244088 A JP S61244088A
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cloth
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cross
fiber
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太田 博紀
向山 巍
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、プリント回路基板用クロスおよびプリント回
路基板に関するものである。
〔発明の技術的背景と問題点] 従来のプリント回路基板用クロスは、無機質繊維製のも
のとしては無アルカリガラス系(例えばJIS R34
13に記述されているもの)によるガラスクロスが一般
的であり、ごく少量として、石英ガラス繊維によるクロ
スが用いられている。これらの繊維はいずれも熔融法で
製造されるものであり、その単繊維の断面形状はほぼ真
円または真円に近い円形で実際上円形と云ってよい、こ
れらQ′LIa!lを製織してなるクロス(例えばJI
S R3414に記述されているもの)は、不飽和ポリ
エステル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂などを結
合材とした成形品、例えばプリント回路基板基材として
使用される場合には、先ずヒートクリーニング等の方法
によって集束剤が除去され、樹脂との接着を強固にする
ためクロム系処理剤やシラン系処理剤による表面処理が
施された処理クロス(例えばJIS R341Bに記述
されているもの)として使用される。
プリント回路基板は樹脂を結合材として処理クロスを積
層してつくられた積層板である。積層数は通常は4〜8
1であるが、多層積層板(以下多層板と呼ぶ)において
はlO数層のもの、多いものではそれ以上のものもある
。この積層板の片面もしくは両面に銅はくを張り合わせ
たものをプリント回路用銅張積層板と云っている。
プリント回路基板用クロスとして使われるガ〜200g
/rn’程度のモ織の無アルカリガラスクロスが一般的
である。ガラスクロスがプリント回路基板用基材として
もつ特徴は、その電気特性、機械的性質、化学的抵抗性
、非吸水性などの緒特性、特に不燃性、耐熱性、寸法安
定性である。また品質規格は一般用ガラスクロスに比べ
厳しく特に数値諸元の均一性、外観欠点について要求が
厳しい。
プリント回路基板が特に多層板の場合、多層プリント回
路基板あるいは多層プリント回路用銅張積層板(本願に
おいてはいずれも以下単に多層板と呼ぶ)のもつべき性
能のうち特に基材であるガラスクロスと樹脂に多くを帰
せられる性能の一つとして寸法安定性(変化率)があげ
られる、 JIS 08488一部に980によれば、
多層プリント回路用銅張積層板(ガラス布基材エポキシ
樹脂)の寸法安定性(変化率)としてエツチング後にお
いて、0.05%以下、熱処理後において、0.05%
以下が要求されている0通常の無アルカリガラス糸から
なるガラスクロスに−d多層板はこの要求値を満足する
が、積層数が増加するにつれこの要求値は厳しい衝壁と
なっている。
JIS C848B一部に980における寸法安定性(
変化率)とは、原厚のまま切り出した試験片のエツチン
グによる銅はく除去後の寸法変化率ならびに銅はく除去
後の寸法と 170℃で30分処理し室温まで冷却後の
寸法の変化率である。該寸法安定性に寄与する因子とし
ては、樹脂の熱膨張係数等熱的性質、ガラスの熱膨張係
数、樹脂とガラスの結合の強さ等がある0寸法安定性を
良くする方向として、樹脂の熱膨張係数が小さいこと、
加熱の前後での原寸への復帰性の良いこと、ガラスの熱
膨張係数(通常樹脂より小さい)が小さいこと、ならび
に樹脂とガラスの結合を強くすることが考えられる。
[発明の目的] 本発明は無a質繊錐からなるクロスであって、樹脂と共
に成形されてプリント回路基板を形成したとき、寸法安
定性の優れたプリント回路基Q得られることを特徴とす
るプリント回路基板用クロスを提供することを目的とす
る。
また本発明は無機質繊維からなるクロスと樹脂とからな
る寸法安定性の優れたプリント回路基板を提供すること
を目的とする。
[発明の目的を達成するための手段] 本発明のクロスは、単繊維の断面形状(以下単に断面形
状と書く)が、縦横比(長径/短径)が1.5〜7.5
の長円形(楕円形を含む)、小判形、卵形などの非真円
形状および/または断面形状が前記非真円形状の少くと
も一部に凹部を有する形状の無機質繊維を主体とするプ
リント回路基板用クロスである。
また本発明のプリント回路基板は前記プリント回路基板
用クロスと樹脂とからなるものである。
ここに無機質繊維とは、Eガラス繊維、石英ガラス繊維
、その他の組成のガラス1116m等であり、クロスと
は無処理のクロスならびに処理クロスならびにロービン
グクロスを含むものとする。
前記した断面形状をもつ無機質繊維として例えばゾルゲ
ル直接紡糸法によって得られる石英ガラス繊維が挙げら
れる。
ゾルゲル直接紡糸法とは、金属アルコレート(エチルシ
リケート、メチルシリケート等)を酸またはアルカリを
触媒として加水分解・重合だゾル液を作り、適度な粘性
(10〜1.000poise)になったところで、ゾ
ル液をノズルから押出して紡糸し、ゲル繊維を作成する
。この状態ではまだ繊維内にはアルコキシドなど多くの
炭素が残存しており、繊維の引張り強度は低いので、 
700〜1300℃まで数分〜数時間加熱処理して残留
カーボンを揮散させると共に、焼成して高強度の石英ガ
ラス繊維を得る。
従来9石英ガラス繊維は熔融法で作成されており、高純
度の珪砂などを1eooQ teoo℃で熔融して石英
ガラスの円柱状プリカーサ−を作り、作成する。このた
め、莫大なエネルギーを要し、極めて高価な繊維になる
が、ゾルゲル法では、せいぜい1200〜1300℃ま
での熱処理ですむため、安価な石英ガラス繊維が得られ
ることとなる。
ゾルゲル直接紡糸法は、前述した如く、金属アルコレー
トを酸またはアルカリを触媒として加水分解−重合させ
たゾル液を紡糸することにあるが、この場合の主要な出
発原料は金属アルコレート、水、触媒、それに水を希釈
するためのアルコール等からなる。これら原料の調合割
合において、金属アルコレートに対する水の比率が大き
くなると一般に断面形状は真円(縦横比l)に近くなり
、その逆では長円形(楕円形を含む)、小判形、卵形と
なって、比率が小さくなるほど縦横比は1より大きくな
り、しかも中央がくびれだ形になってくる。
本発明における、ゾルゲル直接紡糸法によって得た石英
ガラス繊維の単繊維の断面形状の一部態様を第1図(1
) 、(2) 、(3) 、(4)、4ブ1.(8)、
に示す、(1)は長円形(楕円形を含む)、(2)ホ小
判形、(3)は卵形の断面形状、(0は、(1)または
(2)の二部分に凹部を有する断面形状、(5)は(3
)の二部分に凹部を有する断面形状、(6)は(2)の
一部に凹部を有する断面形状、(7)は(1)の一部に
凹部を有する断面形状の態様を示す。
断面形状が縦横比(長径/短径)が1.5〜7.5の非
真円形状および/または断面形状が前記非真円形状の少
くとも一部に凹部を有する形状の無機質繊維からなる糸
からクロスをつくる際の製織性は、従来の無機質繊維に
よるクロスの製織性と比べて格別の問題は生じない、ま
た本発明に係るクロスの、ヒートクリーニング等による
集束剤の除去や各種処理剤による表面処理も従来のクロ
スの場合と特に変らない、また本発明のプリント回路基
板のドリル加工性も従来品と特に変ることがない。
本発明において、単繊維の断面形状の縦横比(長径/短
径、以下縦横比と書く)を第1因に示す口;bで定義す
る。長径aとして断面形状の最大径をとり、短径すとし
ては長径としてとった最大径に垂直な方向での最大径を
とる。
本発明における単繊維としては、第1図(4)。
(5)、 (El)の如く非真円形状の少くとも一部に
凹部(A部分)を有する断面形状のものであってもよい
本発明における無機質繊維の断面形状の縦横比は1.5
〜7.5であり、特に好ましくは1.5〜5.0である
atjhのkirlli形状が長円形(楕円形を含む)
の場合、長径は10〜301L層、短径は5〜20IL
IIの範囲で縦横比が1.5〜5.0が実用的である。
また本発明における無機質繊維の単繊維の引張り強度は
、紡糸工程、それ以降の加工工程。
および製織工程における作業性や品質面を考慮して、約
15kg/鳳12以上を有することが望ましい。
本発明のプリント回路基板用クロスは厚さが0.025
〜0.40層l5好ましくは0.030〜0.30腸組
員量が15〜ム山g/ゴ、特に15〜300 g/ゴの
範囲が好ましい。
上記範囲より薄くなり、あるいは質量が軽くなると、基
板にしたときのクロスの補強効果が小さくなり、所期の
目的が得られなくなる。しかし、多層板に使う場合には
上記程度の薄いクロスが必要であり、一方、プリント回
路基板用であるので極端に厚いクロスは必要がない、ま
た種々の厚さのクロスを用意することにより。
少数枚の厚いクロスの代りに、基板中のクロスの全重量
を変えないで、より多くの枚数の薄いクロスを使うこと
、あるいはその逆など、補強効果、作業性等を考慮しな
がら使用するクロスの選択の幅を広げることができる。
本発明のプリント回路基板用クロスは断面形状が縦横比
1.5〜7.5の長円形(楕円形を含む)、小判形、卵
形などの非真円形状および/または断面形状が前記非真
円形状の少くとも一部に凹部を有する形状の無機質繊維
を主体とするクロスであり、主体の程度は重量比で40
〜クロスを構成する無機質繊維は、上記単繊維からなる
より糸が一般的であるが、その他ストランド、スライバ
ー、およびそれらを引きそろえたロービング、引きそろ
え糸等(より糸から引きそろえる糸まで、これらを総称
して糸と呼ぶことにする)であってもよい。
本発明のプリント回路基板用クロスの無機質繊維には前
記した断面形状以外の断面形状をもつ単繊維を含んでい
てもよい。
クロスを構成する無機質繊維からなる糸が前記した断面
形状の単繊維の他に前記した断面形状以外の断面形状を
もつ単繊維を含んでいてもよいし、またクロスのたて方
向の糸(いわゆるたて糸)とよこ方向の糸(いわゆるよ
こ糸)のいずれか一方の糸が前記した断面形状以外の断
面形状をもつ単繊維からなる糸、例えば熔融法による石
英ガラス繊維からなっていてもよい。
上記プリント回路基板用クロスは、先ずヒートクリーニ
ング等の方法により集束剤ji線除去れ、次いで樹脂と
の接着を強固にするためクロム系処理剤やシラン系処理
剤によって表面処理が施されて処理クロスとされる6本
発明のプリント回路基板は樹脂を結合材として上記の処
理されたプリント回路基板用クロスを積層してつくられ
る。前記した如く、プリプレグの形で積層するのが一般
的である。
[作用] 本発明の技術分野であるプリント回路基板は、無機質繊
維と樹脂とのいわゆる複合材であり、無機質繊維は樹脂
の補強材としての機能をもっている。無機質繊維がガラ
ス繊維の場合、前記した如く、ガラス繊維の表面をクロ
ム系処理剤やシラン系処理剤によって処理し、ガラス繊
維と樹脂との接着を強固ならしめる。
JIS C848G一部に980に規定されているプリ
ント回路基板の寸法安定性を良くする方向として、樹脂
の熱膨張係数が小さいこと、加熱の前後での原寸への復
帰性の良いこと、ガラス繊維の熱膨I係数」1常樹脂よ
り小さい)が小さいことならびに樹脂とガラス繊維の結
合を強くすることが挙げられる。ガラス繊維の熱膨張係
数を小さくする方向として、通常のEガラスの繊維の代
りに石英ガラス繊維を使うことが考えられ、実用されて
いる。
本発明はクロスを構成する無機質繊維を、断面形状が円
形でなく、長円形(楕円形を含む)、小判形、卵形など
の非真円形状および/または前記非真円形状の少くとも
一部に凹部を有する形状のものを主体とすることによっ
て樹脂との接着力を増大せしめることを基盤としている
プリント回路基板の補強材である無機質繊維と樹脂の接
着力は他の条件が一定であれば、樹脂と界面を接する無
機質繊維の表面積に比例する。多数の無機質繊維を考え
る代りに代表として単繊維を考えてみる。無機質繊維の
単繊維の長手方向に垂直な断面を考えると、同一組成で
物理的性質が同等な種々の繊維の表面積の太きさの比は
、単繊亀囚該断面の周辺長さの比に等しいと考えてよく
、四−重量の繊維とは該断面の面積が等しい繊維と考え
てよい、結局プリント回路基板の無機質繊維含有量を一
定として。
同一重量の前記種々の繊維の表面積の大きさを比較する
には、前記断面の面積が等しい場合に、該断面の周辺長
さを比較すればよい0本発明は平面図形で面積が一定の
場合、その周辺長さが最も短いのは円であることを利用
し、断面形状が円形である通常の無機質繊維よりも同一
重量の下で表面積の大きい、断面形状が円形でなく長円
形(楕円形を含む)、小判形、卵形などの非真円形状お
よび/または前記非真円形状の少くとも一部に凹部を有
する形状の無機質繊維からなるクロスを提案するもので
あり、また同時に該クロスを補強材としてもつプリント
回路基板を提案するものである。
[実施例J 基材として第1表に示す本発明のゾルゲル直接紡糸法石
英ガラス繊維の平織クロス、通常のラス繊維の平織クロ
スを選んだ、各クロスをヒートクリーニング後、エポキ
シシランで表面処理し、耐熱用エポキシ樹脂を含浸させ
プレプレグにした。これを8層に積層して成形し積層板
とした。このときの積層板試験片280mmX280m
mの寸法安定性(変化率)をJIS 0848Bに準拠
して測定した。該JISにおける寸法安定性とは、 1
70℃で30分処理を行う前後の、前記積層板試験片の
寸法変化率である。測定の結果を第2表に示す。
第1表 ガラスクロスとプリプレグ 第2表 積層板の寸法安定性 比較例としてのEガラス繊維のクロスによる積層板およ
び熔融性石英ガラス繊維のクロスによる積層板に比べ1
本発明のゾルゲル直接紡糸法石英ガラス繊維のクロスに
よる積層板の寸法安定性は優れている。
[発明の効果] 本発明のクロスは、同一の織方、同じ密度。
同じ質量(g/rn’ )の従来のクロスよりも単繊維
の表面積の総計が大きい0例えば第゛1図(2)に示し
た断面形状の単繊維の周囲長は、a/b=2のとき、同
じ断面積をもつ円形断面の単繊維の周囲長の約1.08
倍であり、a/bm3のとき約1.2倍、a/b−4の
とき約1.33倍、a/bm5のとき約1.44倍、従
って単繊維の表面積の総計も上記a/bの値のそれぞれ
に応じて、lより大きい上記の倍率となる。
本発明のクロスと不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹
脂、フェノール樹脂などの複合材からなるプリント回路
基板は、本発明のクロスのもつ上記した特性の故に、従
来のクロスを用いた場合よりも樹脂とクロスの接着が全
体として強固である。プリント回路基板の外部環境温度
を上昇させた場合、クロスは熱膨張係数のより大きい樹
脂の膨張を自由な膨張から抑える作用をもつが1本発明
のクロスは従来のクロスよりも樹脂との接着がはるかに
強固であるが故に、上記の樹脂の膨張を抑える作用もま
た大きい。
この樹脂の膨張を自由な膨張から抑える作用は、クロス
の材料として熱膨張係数のできる限り小さい材料を選ぶ
ことによっても得られる。
実際、広く用いられているEガラス繊維の代りに熱膨番
飛数のより小さい石英ガラス繊維によるクロスを使用す
ることもある0石英ガラ゛ス繊維によるクロスを用いる
場合においても断面形状が円形の単繊維よりも本発明の
断面形状の単繊維からなる糸によるクロスの方が上記の
樹脂の自由な膨張を抑える作用が大きい。
上記した樹脂の自由な膨張を抑える作用が従来のクロス
に比べて顕著である故に、本発明のクロスを構成部分と
してもつ複合材からなるプリント回路基板は、従来のク
ロスによるものに比べて寸法安定性が優れている。
また本発明のクロスは、構成する糸が円形でない断面お
よび/または非真円形状の少くとも一部に凹部を有する
断面をもつ単繊維からなっているが故に、単繊維相互な
らびに糸相互がずれ難く、従ってクロスの欠点である糸
の目ずれや繊維のほつれが生じ難いという長所をもって
いる。
【図面の簡単な説明】
jlllIJ1図(1)、 (2)、 (3)、 (4
)、 (5)、 (8)、はゾルゲル直接紡糸洛−より
得られる石英ガラ′ス繊維の単繊維の断面形状の一部態
様を示す断面図である。(1)は長円形(楕円形を含む
)、(2)は小判形、(3)は卵形の断面形状、(4)
は(1)または(2)の二部分に凹部を有する断面形状
、(5)は(3)の二部分に凹部を有する断面形状、(
6)は(2)の一部に四部を有する断面形状、(7)は
(1)の一部に凹部を有する断面形状の態様を示す断面
図である。 aは長径であって、断面形状の最大径であり、bは短径
であって、長径としてとった最大径に垂直な方向での最
大径である。Aは非真円形状の凹部を示す。 第1図 ”’      (2) 手続補正書 1、事件の表示 昭和60年特許願第85459号 2、発明の名称 プリント回路基板用クロスおよびプリント回路基板3、
補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  東京都千代田区丸の内二丁目1番2号名称 
(004)旭硝子株式会社 自発補正 S、補正により増加する発明の数    なり7、補正
の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 8、補正の内容 (1)明細書第2頁第14行目の「系」を「糸」と訂正
する。 (2)明細書第3頁第5行目の「プリント回路基板基材
」を「プリント回路基板の基材」と訂正する。 (3)明細書第3頁第12行目の「プリント回路基板は
」の次に「上記した」を加入する。 (4)明細書第7頁第14行目のr数分」を「数秒」と
訂正する。 (5)明細書第7頁第18行目のr1B00〜1800
℃」をr2000℃以上の温度」と訂正する。 (6)明細書第8頁第4行目のr 1200Jをr80
0 Jと訂正する。 (7)明細書第8頁第5行目の「安価な」を「より安価
な」と訂正する。 (8)明細書第9頁第17行目から第18行目の「本発
明の・・・・・・・・・(中略)・・・・・・・・・こ
とがない、」の文章を次の通りに補正する。 「本発明のプリント回路基板のドリル加工性は熔融性石
英ガラスクロスを用いたプリント回路基板と特に変るこ
とがない、」(9)明細書第10頁第1O行目の「5.
0である。」の次に次の文章を加入する。 「1.5未満では本発明の効果が少ない、7.5を超え
る繊維は安定した製造が困難である。」 (lO)明細書第1O頁第12行目〜第13行目の「場
合、長径は・・・・・・(中略)・・・・・・が実用的
である。」の文章を次の通りに補正する。 「場合、特に好ましくは前記縦横比が1.5〜5.0.
長径は10〜30μm、短径は5〜20μ−の範囲であ
る。」(11)明細書第13頁第8行目の「が一般的で
ある。」の次に改行して次の文章を加入する。 「上記の樹脂としては、例えば不飽和ポリエステル樹脂
、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂、フ
ッ素樹脂、ポリブタジェンなどがあげられる。」 (12)明細書第17頁の第2表において、基材がゾル
ゲル直接紡糸法石英ガラスの場合の厚さ分布(腸■)r
l、8±0.04Jを「1.5±0.04Jと訂正する
。 (13)明細書第17頁下から第2行目(7)ra/b
=2Jをra/b=1.5Jと訂正する。 (14)明細書第18頁第1行目のrl、08Jをrl
、02Jと訂正する。 (15)明細書第18頁第1行目の「・・・・・・であ
り、」とra/b=3・・・・・・」の間にra/b=
2のとき約1.08倍、」を挿入する。 (16)明細書第18頁第7行目の「などの」を「など
との」と訂正する。 (17)明細書第19頁第18行目の「いる、」の次に
改行して次の文章を加入する。 「また石英ガラスはEガラスに比べて誘電率が小さいの
で、石英ガラス繊維からなる本発明のクロスも同じく誘
電率が小さく、該クロスと樹脂とからなるプリント回路
基板は、Eガラスクロスを用いた回路基板よりも回路基
板としての電気的適性が優れている。」 以上

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)単繊維の断面形状が、縦横比(長径/短径)1.
    5〜7.5の長円形(楕円形を含む)小判形、卵形など
    の非真円形状および/または単繊維の断面形状が前記非
    真円形状の少くとも一部に凹部を有する形状の無機質繊
    維を主体とするプリント回路基板用クロス。
  2. (2)無機質繊維が、ゾルゲル直接紡糸法により製作し
    た石英ガラス繊維であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のプリント回路基板用クロス。
  3. (3)単繊維の断面形状が縦横比(長径/短径)1.5
    〜7.5の長円形(楕円形を含む)、小判形、卵形など
    の非真円形状および/または単繊維の断面形状が前記非
    真円形状の少くと も一部に凹部を有する形状の無機質繊維を主体とするプ
    リント回路基板用クロスと樹脂とからなるプリント回路
    基板。
  4. (4)無機質繊維が、ゾルゲル直接紡糸法により製作し
    た石英ガラス繊維であることを特徴とする特許請求の範
    囲第3項記載のプリント回路基板。
JP60085459A 1985-04-23 1985-04-23 プリント回路基板用クロスおよびプリント回路基板 Granted JPS61244088A (ja)

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EP19860105496 EP0199328B1 (en) 1985-04-23 1986-04-21 Fabric for printed circuit substrate and printed circuit substrate
US07/246,967 US4981753A (en) 1985-04-23 1988-09-21 Fabric for printed circuit substrate and printed circuit substrate

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