JPH04277560A - 改良されたブレンド - Google Patents

改良されたブレンド

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JPH04277560A
JPH04277560A JP4869491A JP4869491A JPH04277560A JP H04277560 A JPH04277560 A JP H04277560A JP 4869491 A JP4869491 A JP 4869491A JP 4869491 A JP4869491 A JP 4869491A JP H04277560 A JPH04277560 A JP H04277560A
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JP
Japan
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blend
polyglutarimide
abs
molecular weight
blends
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Withdrawn
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JP4869491A
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Robin Bepler Queenan
ロビン・ベプラー・クイーンアン
Susan Cleen Catherine
カサリン・スーザン・クリーン
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Rohm and Haas Co
Original Assignee
Rohm and Haas Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔発明の分野〕本発明は、ポリマー−ポリ
マーブレンドに関する。
【0002】〔関連技術の記述〕本発明に有用なポリグ
ルタルイミドは、米国特許4,246,734号および
同4,727,117号各号に開示されている。米国特
許4,436,871号は、SANとポリグルタルイミ
ドとのブレンドを開示している。米国特許4,255,
322号は、イミドとビニルクロリドとのブレンドを開
示している。
【0003】〔本発明の概要〕改良された物性を有する
プラスチックを得るための加工がより容易でより経済的
なブレンドの研究は、継続されている研究の1つである
。本発明者らは他のポリマーまたはコポリマーとのブレ
ンドに95,000未満の分子量を有するポリグルタル
イミドを使用することにより、粘度は比較的低いが、加
熱撓み温度の増加した製品を得ることができることを見
出した。
【0004】〔発明の詳述および好ましい具体例〕本発
明のブレンドは、1種またはそれ以上の熱可塑性樹脂例
えばポリビニルクロリド(PVC)、アクリロニトリル
−ブタジエン−スチレン樹脂(ABS)、スチレン−ア
クリロニトリル(SAN)樹脂、ナイロン、ポリカーボ
ネート、ポリフェニレンオキシド、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリブチレンテレフタレートおよびさらに下
記するもの等の樹脂5%〜95%、そして好ましくは1
0%〜50%と、ポリグルタルイミド、好ましくは次の
【化2】 (式中、R1、R2およびR3は、水素、置換されたか
または置換されていないC1〜C20アルキル、アリー
ル、アルカリールまたはアラルキルから選ばれた同一ま
たは異なった基であり、ここで置換基はメチル、エチル
、ヒドロキシ、メトキシ、エトキシ、ハロ、カルボキシ
、エチルカルボニル等から選択することができ、約25
,000〜約95,000の範囲、そしてもっとも好ま
しくは約75,000〜約95,000の範囲の分子量
、そして約50%〜約90%の範囲、好ましくは約75
%〜約88%の範囲のイミド化度を有している)のポリ
グルタルイミドの少なくとも5%、一般には95%から
5%とからなる。
【0005】ポリグルタルイミドは、ブレンド中のポリ
マー成分の100部当たり約1〜99部の量でブレンド
中に存在し、従来技術に記載された任意のポリグルタル
イミドであってよい。ポリグルタルイミドの好ましい1
つとしては、R3が水素またはアルキルであるものであ
る。また米国特許4,254,232号および同4,2
17,424号に記載された改質されたポリグルタルイ
ミドもまた好ましい。特に好ましいポリグルタルイミド
は、N−メチルジメチルグルタルイミドである。
【0006】スチレン−アクリロニトリル(SAN)コ
ポリマーは、好ましくはスチレンとアクリロニトリルを
10:1〜1:1の比率の範囲で含有している。アクリ
ロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)樹脂、S
AN含有改質剤例えばABS、MBS(メチルアクリレ
ート、ブタジエン、スチレン)、すべてのアクリルゴム
系、例えばSAN/BA、SAN含有ブロックコポリマ
ー等を使用することができる。スチレン−アクリロニト
リル/ブチルアクリレート(ASA)コア(芯)−シェ
ル(殻)耐衝撃性改良剤は特に好ましい。置換スチレン
、特に低級アルキルおよび/またはハロ/置換スチレン
はスチレンと組み合わせてまたはその代わりに使用する
ことができ、ここで使用されるスチレンの語はなお該置
換スチレンも包含することを意図する。SANポリマー
中のアクリロニトリルは一部分またはすべてをメタクリ
ロニトリルで置き換えることができる。
【0007】PVC樹脂は、広い分子量範囲を包含する
ホモポリマーおよびコポリマーの両方を含有する。PV
Cは、改質剤、例えばBA/MMAおよびMBSメタク
リレート/Bd/スチレンを含有することができる。本
発明のポリマーブレンドは慣用的な溶融または溶媒ブレ
ンディング技術によって製造される。
【0008】本発明のポリイミドは1種またはそれ以上
の他の熱可塑性ポリマーとブレンドすることができる。
【0009】一般に、低分子量ポリイミドは他の熱可塑
性ポリマーとブレンドをする場合、存在するポリイミド
の量を全組成物の約1重量%〜約99重量%に広く変え
ることができる。
【0010】一般に、生成したブレンドはより良好な溶
融粘度、より大きな相溶性および/または混和性を含む
より優れた組み合わせた特性を示す。
【0011】上述の熱可塑性樹脂に加えてポリグルタル
イミドは、次のポリマーとブレンドすることができる。 例えば、エチレン−プロピレン−ジエンゴム、ブタジエ
ン/スチレン/(メタ)アクリル、スチレン/(メタ)
アクリルおよび(メタ)アクリル多段ポリマー、ポリア
ミド、ポリアミド−多段ポリマーブレンド、例えばポリ
アミド/ABSおよびポリアミド/ポリカーボネート等
、エチレン/ビニルアセテート、スチレン/アクリロニ
トリル、スチレン/アクリロニトリル−多段ポリマーブ
レンド、スチレン/アクリロニトリル、エチレン/プロ
ピレン/ジエンゴムブレンド、α−メチルスチレン/ア
クリロニトリル、α−メチルスチレン/スチレン/アク
リロニトリル、α−メチルスチレン/メチルメタクリレ
ート/エチルアクリレート、ブタジエン/アクリロニト
リル/スチレン、ポリカーボネート−多段ポリマーブレ
ンド、ポリブチレンテレフタレート−ポリカーボネート
ブレンド、ポリブチレンテレフタレート−ポリカーボネ
ートコポリマー、ポリブチレンテレフタレート−多段ポ
リマーブレンド、ポリブチレンテレフタレート/ポリテ
トラヒドロフラン、ポリビニルクロリド−多段ポリマー
ブレンド、ポリビニルクロリド−(メタ)アクリレート
ブレンド、クロル化ポリビニルクロリド、アクリロニト
リル/(メタ)アクリレート−多段ポリマーブレンド、
アクリロニトリル/(メタ)アクリレート/スチレン、
エピクロロヒドリン/ビスフェノールAコポリマー(し
ばしば“フェノキシ”樹脂と定義される)、ポリエチレ
ンテレフタレート−グリコール改質、ポリエチレンテレ
フタレート−ポリカーボネートブレンド、ポリカプロラ
クトン、ポリアクリレート、ビスフェノールAのイソフ
タル酸とのコポリエステルおよび/またはテレフタレー
ト酸とのコポリエステル、ポリ(メタ)アクリレート、
ポリアセタール、スチレン/マレイン酸無水物、スチレ
ン/マレインイミド、ポリビニリデンフルオライド、ポ
リビニリデンフルオライド−多段ポリマーブレンド、セ
ルロース樹脂、ポリエチレンオキシド、ポリアミドイミ
ド、ポリエーテルエステル、ポリエーテルエステルアミ
ドおよびポリエーテルアミドとである。ブレンドは、ポ
リフェニレンスルフィド、ポリフェニレンオキシド、ポ
リスルホン、ポリフェニレンオキシドスチレンブレンド
、ポリフェニレンオキシド−耐衝撃性ポリスチレンブレ
ンド、ポリビニリデンクロリド、ポリビニリデンクロリ
ド/(メタ)アクリルニトリル、ポリビニリデンクロリ
ド/(メタ)アクリレート、ポリビニルアルコール、ポ
リビニルアセテート、ポリエーテルエーテルケトン、ポ
リエーテルイミド、熱可塑性ポリイミド、ポリオレフィ
ン、例えばポリエチレン、ポリプロピレンおよびコポリ
オレフィンおよび他のポリマータイプを含む任意の他の
ポリマーシステムから製造することができる。また別の
機能を組み合わせるランダムまたはブロックコポリマー
を使用することもでき、三元または多元ブレンドをイミ
ドポリマーとこれらの任意のポリマータイプのものと組
み合わせから製造することができる。
【0012】場合により、相溶化剤はイミドポリマーの
ブレンド中の他のポリマーとの相溶性を改善するのに使
用することができる。このような相溶化剤は、反応性成
分、例えばエポキシド基または無水物基または成分の混
合を改善するためにデザインされた化学物質を含有する
ことができる。
【0013】イミドポリマーおよび他の二元、三元ポリ
マーシステムとのブレンドは、さらにガラスまたは他の
繊維、または粒状充填剤または補強剤、例えばタルクま
たは他の鉱物質、ガラス球または金属粒子の配合により
改質することができる。一般に、イミドポリマーはガラ
スおよび他の無機質充填剤に良好な接着性を示す。ポリ
イミドおよびブレンドの特性のさらなる改質は、添加物
、例えば難燃剤、発泡剤、酸化防止剤、熱安定化剤、顔
料、艶消剤、離型剤、帯電防止剤、導体、トナー、紫外
線安定化剤、耐衝撃性改良剤、ゴム等を混合することに
よって達成することができる。
【0014】これらのブレンドは特に、射出成型に有用
である。このようにして製造されたイミドポリマーはエ
ンジニアリングプラスチックとしての有用性を有してい
る。これらのポリマーは、長期間にわたる苛酷な使用条
件下で強度特性が重要であるエンジニアリングプラスチ
ックとしての用途に理想的な高い使用温度、良好な熱安
定性、化学抵抗性、加工性、高力性および高弾性からな
る優位性を有することができる。例えば、フード用、自
動車内部適用のポリマーとして、電動モーターハウシジ
ングの構造部品用としてである。また本発明のポリマー
、特にナイロン/ABS/イミドおよびナイロン/PC
/イミドのブレンドは、自動車の外装用適用、例えばホ
ィールカバー、ミラー外被等に用途を有している。これ
らのブレンドのその他の用途としては、芝生および園芸
用器具、電動工具箱および内部電気器具部品がある。 また種々の添加剤および改質剤がイミド組成物中に使用
することができる。
【0015】本発明をさらに次の実施例により説明する
が、本発明を限定するものではない。全ての部およびパ
ーセントは、他に明記しない限り重量で表わされるもの
とする。
【0016】〔実施例1〕76%イミド化したN−メチ
ルポリグルタルイミドとABSとのブレンド工程  1 76%イミド化したN−メチルポリグルタルイミド米国
特許4,246,374号に開示されている手順に従っ
て製造されたN−メチルイミド基を有するポリグルタル
イミドが使用される。このイミドは重量平均分子量85
,000〜90,000を有するポリ(メチルメタクリ
レート)の原料から調製された。
【0017】固形のアクリルポリマー、例えば、粒状、
ペレット状または粉状で導入するための供給ポート、上
昇させた圧力でN−メチルアミンを導入するための添加
用ポート、各々約84cmの5つの分離帯を有し油で加
熱しまたは冷却される押出機バレル、ポリマー生成物の
ための出口ポートとして役立つダイおよび真空下に動作
し、最後に帯域に位置しているベント(通気口)ポート
から二軸反転スクリュー押出機が構成されている。
【0018】メチルアミンは、ポリマー供給ポートの方
へその試薬が戻ることを防ぐ蒸気シールを形成している
非ねじスクリュー区画(配合機)のすぐ後の押出機バレ
ル中に導入される。この試薬は圧力下、反応帯を通って
前方に動くにつれてポリマーと接触し、混合する。未反
応試薬ならびに揮発性生成物および反応器の副反応生成
物は真空下、ベントで除去される。イミド化したポリマ
ー生成物は、溶融した形態で、発泡のないそして本質的
に揮発性物質も含有せずにダイを通過して押出機を出て
行く。
【0019】使用されたポリグルタルイミドは、ミクロ
キエダール分析で測定すると6.49重量%の窒素含量
であった。
【0020】工程  2 遊離酸0.1%未満の酸の低下したイミド上述したポリ
グルタルイミドを押出機中で処理した。ジメチルカーボ
ネートはポリグルタルイミドから無水物および酸官能基
を除去するのに使用された。押出機のスクリュー速度は
400rpmである。ジメチルカーボネートは、押出機
の入口部分にポートを通過してポンプで吐出されそこで
ポリグルタルイミドと200°〜350℃および345
0±10psigの圧力で反応する。
【0021】工程  3 75%イミド化したN−メチルポリグルタルイミドとA
BSとのブレンド ABS(2200g)のペレットとN−メチルポリグル
タルイミド(440g)のペレットを混合し、ついで1
″Killion一軸スクリュー押出機(L/D=30
)にバレル温度232°〜249℃および65rpmス
クリュー速度で通した。ストランドを水浴中で冷却し、
ついでペレット化する。
【0022】〔実施例2〕87%イミド化したN−メチ
ルポリグルタルイミド(分子量=90,000)とAB
Sとのブレンド 工程  1 87%イミド化したN−メチルポリグルタルイミド米国
特許4,246,374号で開示された手順に従って製
造されたN−メチル基を有するポリグルタルイミドが使
用される。このイミドは重量平均分子量85,000〜
90,000を有するポリ(メチルメタクリレート)の
原料から製造された。使用された押出機は、2.0cm
−直径(0.8インチ)のWelding Engin
eers非かみ合わせ二軸スクリュー押出機である。押
出機は、ポリグルタルイミドを導入し可塑化するための
約6直径分の長さの一つのセクション、次いでポンプ化
および圧力発生のために約6直径分の長さの閉じたバレ
ル(円筒)部分、さらに反応帯域を有している。この反
応帯域は約31.5直径分の長さであり、ブロッキング
剤を導入するためのポートを備えたバレル部分、閉じた
バレル部分および揮発生成物を除去するガス抜き部分か
らなっている。真空下に作動する別のガス抜き部分は、
追加的な揮発分を除去するために反応帯域に続いている
【0023】押出機はポリグルタルイミドでパージされ
、異物は除去される。ついでポリグルタルイミドは、6
0g/分の速度で押出機の可塑化帯域に添加される。 この時点で反応帯域のバレル部分の温度は、約300℃
であり、ブロッキング剤の圧力は約3500キロパスカ
ル(500pig)である。ポリマーは平均約120秒
間押出機中に滞留する。
【0024】使用されるポリグルタルイミドはミクロキ
エダール分析で測定すると窒素含量7.25重量%であ
った。
【0025】工程  2 0.1%未満の遊離酸を有する酸の低下したN−メチル
ポリグルタルイミド 実施例1の工程2で使用した手順に実質的に従い、76
%イミド化したN−メチルポリグルタルイミドの代わり
に87%イミド化したN−メチルポリグルタルイミドを
使用することにより0.1%未満の遊離酸を有するブロ
ックされたN−メチルポリグルタルイミドを得た。
【0026】工程  3 87%イミド化したN−メチルポリグルタルイミドとA
BSとのブレンド 実施例1の工程3の手順に実質的に従い、そして76%
イミド化した物質の代わりに87%イミド化物質を使用
することにより87%イミド化したN−メチルポリグル
タルイミドとABSとのブレンドを得た。
【0027】〔実施例3および4〕イミド化したN−メ
チルポリグルタルイミドと、PVCおよびSANとのブ
レンド 実施例1および2の工程3においてABSの代わりに当
量のPVCまたはSANを用い、そしてそこに記載され
た手順に実質的に従い(押出機中の温度が約199〜2
10℃の範囲内であるPVCを除く)、76%および8
7%イミド化したN−メチルポリグルタルイミドとPV
CおよびSANとのブレンドを調製することができた。
【0028】〔比較例〕 〔実施例5〕76%イミド化したN−メチルポリグルタ
ルイミド(分子量=145,000)とABSとのブレ
ンド 実施例1の工程1〜3の手順に実質的に従い、分子量約
90,000のポリメチルメタクリレートの代わりに分
子量約140,000を有するポリメチルメタクリレー
トを用いることによって75%イミド化したN−メチル
ポリグルタルイミド(分子量約140,000)とAB
Sとのブレンドを得た。
【0029】〔実施例6〕87%イミド化したN−メチ
ルポリグルタルイミド(分子量=145,000)とA
BSとのブレンド 実施例2の工程1〜3の手順に実質的に従い、分子量約
90,000を有するポリメチルメタクリレートの代わ
りに分子量約140,000を有するポリメチルメタク
リレートを用いることにより86%イミド化したN−メ
チルポリグルタルイミド(分子量約140,000)と
ABSとのブレンドを得た。
【0030】実施例1、実施例2、実施例5および実施
例6の生成物に対する粘度対剪断速度 粘度対剪断速度のデータを240℃で15〜20gのシ
ョットサイズを用いて取った。これらのデータは、イミ
ド化と分子量の函数としてレオロジー特性(粘度はPa
−sec×1000である)における差として示した(
本試験はGottfert Rheograph 20
001メルトレオメーターで測定された)。
【0031】
【表1】
【0032】ブレンドの溶融流れデータ:ABS/実施
例5とABS/実施例1とのブレンド MFRデータは実施例1の生成物と実施例5の生成物の
ABSとのブレンドについて比較した。データは、23
0℃で9分の予熱サイクルおよび15〜20gのショッ
トサイズで測定した。ABSはLustran 752
を用いた。これらの結果は、ABSとの低分子量物質の
ブレンドは、高分子類似物質より実際の粘度がより低い
ことを示している(これらのデータはGottfert
  Rheograph 2001メルトレオメータで
測定した)。
【0033】
【表2】
【0034】トルク対時間のデータ:ABS/実施例5
とABS/実施例2とのブレンドについてトルク対時間
のデータは、ABSと実施例2と実施例5の生成物との
ブレンドについて測定した。ショットサイズは50gで
あり、剪断速度は250℃で60rpmであった。これ
らのデータは、実施例2のより高度にイミド化(86%
イミド化)された低分子量の生成物が、実施例5のイミ
ド化のより低い(〜75%イミド化)高分子量の生成物
より比較的低い剪断粘度を有することを示している。図
1参照(このデータは、Haake Rheocord
 90で取ったものである)。
【0035】加熱撓みデータ(HDT):ABSと実施
例1および実施例5の生成物とのブレンドについてDT
UFLデータを、ABSと実施例1および実施例5の生
成物とのブレンドについて264psiでとった、これ
らのデータは、分子量のみの函数として(イミドは両方
とも〜76%イミド化されている)品質を改良するHD
T(加熱変形温度)heat distortion 
temperature)の直接的比較を与えている。 予想外の結果は、低分子量物質がその高分子類似物質よ
り改良された有効なHDTを有することである。図2参
照。
【図面の簡単な説明】
【図1】ABSと実施例2および実施例5の生成物との
ブレンドについて測定した剪断粘度のトルク対時間のデ
ータを示す図。
【図2】ABSと実施例1および実施例5の生成物のブ
レンドについてのDTUFLデータを示す図。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  1種またはそれ以上の熱可塑性樹脂と
    95,000未満の分子量を有するポリグルタルイミド
    の少なくとも5または1%とからなるブレンド。
  2. 【請求項2】  ポリビニルクロリド(PVC)、アク
    リロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)、スチ
    レン−アクリロニトリル(SAN)、ポリブチレンテレ
    フタレートまたはポリエチレンテレフタレートおよびナ
    イロンから選ばれた1種またはそれ以上の熱可塑性樹脂
    5〜95%と次の式 【化1】 (式中、R1、R2およびR3は、水素または置換され
    たかまたは置換されていないアルキル、アリール、アル
    カリールまたはアラルキルから選ばれた同一または異な
    った基であり、95,000未満の分子量および約50
    〜約90%の範囲にあるイミド化度を有する)のポリグ
    ルタルイミド95〜5%とからなる請求項1記載のブレ
    ンド。
  3. 【請求項3】  イミドの分子量が約25,000〜約
    95,000の範囲にある請求項2記載のブレンド。
  4. 【請求項4】  イミド化度が約75〜約88%の範囲
    にある請求項3記載のブレンド。
  5. 【請求項5】  樹脂がABSである請求項4記載のブ
    レンド。
  6. 【請求項6】  樹脂がPVCである請求項4記載のブ
    レンド。
  7. 【請求項7】  樹脂がSANである請求項4記載のブ
    レンド。
  8. 【請求項8】  樹脂がナイロンである請求項4記載の
    ブレンド。
  9. 【請求項9】  樹脂がポリブチレンテレフタレートで
    あるブレンド。
  10. 【請求項10】  樹脂がポリエチレンテレフタレート
    であるブレンド。
  11. 【請求項11】  請求項1記載のブレンドから製造し
    た製品。
  12. 【請求項12】  添加物を含有する請求項11記載の
    製品。
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