JPH04277531A - ヤーンスパイラル編組ホースの内管ゴム用組成物、ヤーンスパイラル編組ホースおよびその製造方法 - Google Patents

ヤーンスパイラル編組ホースの内管ゴム用組成物、ヤーンスパイラル編組ホースおよびその製造方法

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JPH04277531A
JPH04277531A JP3039866A JP3986691A JPH04277531A JP H04277531 A JPH04277531 A JP H04277531A JP 3039866 A JP3039866 A JP 3039866A JP 3986691 A JP3986691 A JP 3986691A JP H04277531 A JPH04277531 A JP H04277531A
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rubber
hose
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butyl rubber
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも内管と繊維
補強層とを有し、該繊維補強層がスパイラルに編組され
た構造を有するホースであって、繊維補強層の内管への
部分的な食い込み(落ち込み)現象(以後、糸落ち込み
という。)のない、高圧ホースへの適用も可能なヤーン
スパイラル編組ホース、該ホースの内管ゴム用組成物お
よび該ホースの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】繊維補強層を有するホースを製造するに
際し、繊維材の編組は、ブレードまたはスパイラルで行
なわれる。各々の特徴は、下記の通りである。
【0003】すなわち、ブレード編組の場合は、1デッ
キ内に正・逆回転の同期機構を備えるブレード編組機が
必要であり、そのためのカム部品等の制限から、高速回
転に対する制限があり、編組速度の上限が規定される。 しかし、繊維材同士を編込むので、ホース加硫時に繊維
材が熱収縮しても、繊維材同士のからみ部の存在により
、該繊維材は、補強層の位置に保たれる。
【0004】一方、スパイラル編組の場合は、その編組
機の機構は、通常、正・逆一対の2デッキからなり、デ
ッキ間の同期のみで、ブレード編組機のような複雑な同
期回転機構は必要でないので、ブレード編組に比し、編
組速度の高速化が可能であり、生産性の向上が図れる。 しかし、ホース加硫時に繊維材が熱収縮し、内管等に部
分的に糸落ち込みするという欠点がある。
【0005】繊維補強層を構成する繊維材の編組をスパ
イラルで行なった場合のホース加硫時の部分的な糸落ち
込みは、構成材料、工程要素の微小な不均一に起因し、
結果的に応力が集中する部分を生じることによるものと
推定される。そして、製造時にこの現象が生じたホース
では、ホースが繰り返し加圧されると、糸落ち込みの部
分(繊維補強層の内側の層、例えば内管ゴム層であって
、薄肉となった部分)に応力が集中し、バーストに至る
等、所定のホース性能が発揮されない。
【0006】近時、ブチル系ゴムは、耐ガス透過性、耐
水分透過性、耐スチーム性、耐薬品性等の特性に優れる
ため、ホースの内管ゴム用組成物の主成分として応用さ
れるに至っているが、特に、内管ゴムにブチル系ゴムを
用いたヤーンスパイラル編組ホースにおいては、この現
象が顕著である。
【0007】このように、繊維補強層を繊維のスパイラ
ル編組によって構成するホースでは、その製造時に糸落
ち込みに起因する品質不安定を生ずる点を考慮し、内管
ゴム用組成物を選定する必要がある。しかしながら、こ
れまでに、この糸落ち込みの発生と内管ゴム用組成物の
特性との間に明確な関係が見出されていなかったため、
ヤーンスパイラル編組ホースの製造に適した内管ゴム用
組成物を的確に選定することが困難であった。特に、ブ
チル系ゴムを内管ゴム用組成物の主成分として用いたホ
ースにおいては、その繊維補強層をスパイラル編組で製
造するのが困難であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事実
に鑑みてなされたものであり、糸落ち込みのないヤーン
スパイラル編組ホースを提供する内管ゴム用組成物、糸
落ち込みのないヤーンスパイラル編組ホースおよび該ホ
ースの製造方法の提供を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、ヤーンスパ
イラル編組ホースの糸落ち込み現象について検討を行な
った。その結果、加硫の初期に、加硫時の熱によって未
加硫あるいはわずかに加硫した、繊維補強層の内側の層
を構成する内管ゴムが軟化(粘度低下)し、そのために
、繊維材の熱収縮応力に抗する力を有さなくなり、糸落
ち込みに至ることが明らかとなった。
【0010】そこで、本発明者は、加硫の初期において
も、該内管ゴムが繊維材の熱収縮応力に抗する力を保持
していれば、糸落ち込みは生じないと考え、そのための
手段について研究し、本発明を完成させたものである。
【0011】すなわち本発明第一の態様は、温度約10
0〜160℃、剪断速度0.1〜10sec−1の条件
で測定した粘度が10kPa・sec以上であることを
特徴とするヤーンスパイラル編組ホースの内管ゴム用組
成物であり、本発明第二の態様は、未架橋ブチル系ゴム
および/または部分架橋ブチル系ゴムと熱処理剤とを含
み、その割合は、未架橋ブチル系ゴムおよび/または部
分架橋ブチル系ゴム100重量部に対して熱処理剤が0
.1〜2重量部である一剤と、ブチル系ゴム用加硫剤を
含む二剤とからなり、前記一剤は、予備加硫によって平
均部分架橋度が10%以上となり、かつ、前記予備加硫
後の一剤に二剤を混合した後に、温度約100〜160
℃、剪断速度0.1〜10sec−1の条件で測定した
粘度が10kPa・sec以上となることを特徴とする
ヤーンスパイラル編組ホースの内管ゴム用組成物である
【0012】また、本発明第三の態様は、少なくとも内
管とスパイラル編組された繊維補強層とを有するホース
であって、その内管が、本発明第一の態様、第二の態様
のスパイラル編組ホースの内管ゴム用組成物にて形成さ
れたことを特徴とするヤーンスパイラル編組ホースであ
る。
【0013】さらに、本発明第四の態様は、少なくとも
内管とスパイラル編組された繊維補強層とを有するホー
スの製造方法であって、本加硫よりも前の工程で、内管
ゴムの粘度を、温度約100〜160℃、剪断速度0.
1〜10sec−1の測定条件において10kPa・s
ec以上とすることを特徴とするヤーンスパイラル編組
ホースの製造方法である。
【0014】以下に、本発明を詳細に説明する。本発明
第一の態様は、温度約100〜160℃、剪断速度0.
1〜10sec−1の条件で測定した粘度が10kPa
・sec以上であることを特徴とするヤーンスパイラル
編組ホースの内管ゴム用組成物であり、この条件を満足
すれば、どのような配合組成であってもよい。
【0015】ここで、上記粘度の測定には、モンサント
社製のプロセッサビリティー・テスタ(MPT)が好適
であるが、本発明における測定条件を満足すれば、他の
装置であっても良い。また、粘度の測定条件として、温
度を約100〜160℃としたのは、ホースの本加硫の
際の温度範囲を想定したものであり、剪断速度を0.1
〜10sec−1としたのは、本加硫時の繊維材の熱収
縮による剪断速度を想定したものである。
【0016】本発明第一の態様の内管ゴム用組成物は、
このような条件で測定された粘度が10kPa・sec
以上のものである。10kPa・sec未満であると、
ホースの本加硫の初期において、内管ゴムの硬さが不足
するために、繊維材の熱収縮応力に抗しきれず、糸落ち
込みが生じる。
【0017】ところで、本発明第一の態様の内管ゴム用
組成物は、前記粘度についての条件を満足すれば、通常
ホースの内管ゴム用組成物として用いられるゴム組成物
でよく、特に配合処方は限定されない。
【0018】すなわち、主成分であるポリマーとしては
、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム(NBR)
、ブチル系ゴム、エチレン−プロピレン系共重合ゴム(
EPM,EPDM)、アクリルゴム(ACM)、エチレ
ン−アクリルゴム(AEM)、エチレン−アクリル−酢
酸ビニル共重合ゴム(ER)、クロロスルホン化ポリエ
チレンゴム(CSM)、塩素化ポリエチレンゴム(CM
)、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム(NBR
)等のアクリロニトリル系共重合ゴムの共役ジエン部分
が水素添加されてなるゴム等が例示され、これらのポリ
マーに、必要に応じ、通常使用されている補強剤、充填
剤、老化防止剤、加工助剤、可塑剤、軟化剤、加硫剤、
加硫促進剤、加硫遅延剤等を配合してなるゴム組成物が
用いられ得るが、特にポリマーとして、ブチル系ゴムを
用いる場合には、下記の組成物が好適である。
【0019】すなわち、平均部分架橋度が10%以上の
ブチル系ゴムと、ブチル系ゴム用加硫剤とを含有する内
管ゴム用組成物(A)である。
【0020】ここで、ブチル系ゴムとは、ブチルゴム(
IIR)、塩素化ブチルゴム(Cl−IIR)、臭素化
ブチルゴム(Br−IIR)等をいい、その不飽和度や
、塩素化ブチルゴムや臭素化ブチルゴムにおけるハロゲ
ン含有率は、特に限定されない。他の特性等も考慮し、
適宜選択すればよい。
【0021】また、平均部分架橋度とは、1種類の部分
架橋ブチル系ゴムを用いる場合はその部分架橋度で、2
種類以上の部分架橋度の異なるブチル系ゴムを用いる場
合はその加重平均で示される部分架橋度である。
【0022】そして、前記内管ゴム用組成物(A)には
、平均部分架橋度が10%以上となるように、部分架橋
ブチル系ゴム、または、未架橋および部分架橋のブチル
系ゴムを用いる。ブチル系ゴムの平均部分架橋度が10
%未満であると、前記内管ゴム用組成物(A)は、温度
約100〜160℃、剪断速度0.1〜10sec−1
の測定条件において測定したMPTによる粘度が10k
Pa・sec以上となりにくく、従って、糸落ち込みを
生じ易い。
【0023】ところで、部分架橋ブチル系ゴムとは、ブ
チル系ゴムを熱処理剤(架橋剤)で部分的に架橋させて
なるゴムをいう。そして、部分架橋ブチル系ゴムに用い
るブチル系ゴムの、不飽和度、ハロゲン化ブチルゴムに
おけるハロゲン含有率は、前述のブチル系ゴムについて
の説明と同様に、特に限定されるものではなく、部分架
橋ブチル系ゴムは、部分架橋度や他の特性も考慮し、適
宜選択すれば良い。
【0024】ブチル系ゴムを部分架橋してなる部分架橋
ブチル系ゴムの製造に用いる熱処理剤の種類は、特に限
定されるものではないが、具体的には、ブチルゴム(I
IR)の場合は、ジビニルベンゼン、ポリ−p−ジニト
ロソベンゼン等が、塩素化ブチルゴム(Cl−IIR)
の場合は、上記のものに加え、亜鉛華・ジブチル−ジチ
オカ−バメイトの亜鉛塩の併用系等が例示される。
【0025】本発明で用いる部分架橋ブチル系ゴムには
、本加硫をするための反応可能部分が残っている必要が
あるが、特に、部分架橋ハロゲン化ブチルゴムの場合に
は、部分架橋反応部分と本加硫反応部分とを別の部分と
することが可能であるので、部分架橋反応部分の部分架
橋度の上限は限定されない。
【0026】即ち、ハロゲン化ブチルゴムでは、ハロゲ
ン含有率の制御等によって、ハロゲン化されたイソプレ
ン単位とハロゲン化されていないイソプレン単位とを有
するようにすることができ、ハロゲン化されたイソプレ
ン単位のハロゲン部分、ハロゲン化されたイソプレン単
位の不飽和結合部分およびハロゲン化されていないイソ
プレン単位の不飽和結合部分を、架橋反応部分として利
用できるので、異なる反応機構、反応性を利用して、部
分架橋反応と本架橋反応とを行なうことができるのであ
る。
【0027】そして、このような観点から、部分架橋ブ
チル系ゴムとしては、ハロゲン含有率の低いハロゲン化
ブチルゴムを亜鉛華・ジブチル−ジチオカ−バメイトの
亜鉛塩併用系でハロゲン部分のみを選択的に部分架橋さ
せ、部分架橋度を10%以上とした部分架橋ブチル系ゴ
ムの使用が好適である。
【0028】なお、部分架橋度とは、即ち、ポリマーゲ
ル分であり、その測定は、ブチル系ゴムをシクロヘキサ
ン中に室温で24時間浸した後の非溶解部分(ゲル)の
質量を直接測って、あるいは、ブチル系ゴムのシクロヘ
キサン溶液の濾液からシクロヘキサンを蒸発させた残物
質(ゾル)の質量から算出する。
【0029】ブチル系ゴム用加硫剤とは、通常、ブチル
系ゴムの本加硫に用いられている加硫剤をいう。その種
類は、ブチルゴム(IIR)、塩素化ブチルゴム(Cl
−IIR)、臭素化ブチルゴム(Br−IIR)で異な
るが、ブチルゴム(IIR)の場合は、硫黄、キノンジ
オキシム、加硫用樹脂(変性アルキルフェノール樹脂)
等が、塩素化ブチルゴム(Cl−IIR)の場合は、上
記のIIRの場合の加硫剤および亜鉛華、チウラム・チ
アゾールの併用等が、臭素化ブチルゴム(Br−IIR
)の場合は、上記のIIRの場合の加硫剤および亜鉛華
、チウラム・チアゾールの併用、有機過酸化物等が例示
される。なお、その配合量は、特に限定されず、また、
2種以上の加硫剤を併用して用いても良い。
【0030】前記内管ゴム用組成物(A)に配合される
その他の成分および配合量は、該内管ゴム用組成物(A
)が、温度約100〜160℃、剪断速度0.1〜10
sec−1の条件で測定したMPTによる粘度が10k
Pa・sec以上を示しさえすれば、特に限定されない
【0031】さらに、前記内管ゴム用組成物(A)は、
内管形成(チューブ押出し)時等の加工性の観点から、
本加硫以前における、温度約80〜130℃、剪断速度
50〜500sec−1の測定条件における粘度が15
以下であるものが好ましく、10以下であるものがさら
に好ましい。
【0032】上記のような内管ゴム用組成物(A)に匹
敵する性能を示す他の例として、本発明第二の態様の、
未架橋ブチル系ゴムおよび/または部分架橋ブチル系ゴ
ムと熱処理剤とを含み、その割合は、未架橋ブチル系ゴ
ムおよび/または部分架橋ブチル系ゴム100重量部に
対して熱処理剤が0.1〜2重量部である一剤と、ブチ
ル系ゴム用加硫剤を含む二剤とからなり、前記一剤は、
予備加硫によって平均部分架橋度が10%以上となり、
かつ、前記予備加硫後の一剤に二剤を混合した後に、温
度約100〜160℃、剪断速度0.1〜10sec−
1の条件で測定した粘度が10kPa・sec以上とな
ることを特徴とするヤーンスパイラル編組ホースの内管
ゴム用組成物(B)がある。
【0033】ここで、未架橋ブチル系ゴムとは、ブチル
ゴム(IIR)、塩素化ブチルゴム(Cl−IIR)、
臭素化ブチルゴム(Br−IIR)等をいい、その不飽
和度や、塩素化ブチルゴムや臭素化ブチルゴムにおける
ハロゲン含有率は、特に限定されない。また、部分架橋
ブチル系ゴムとは、前記したように、このような未架橋
ブチル系ゴムが、熱処理剤等によって部分架橋されたも
のである。
【0034】熱処理剤の具体例については、先の、部分
架橋ブチル系ゴムの製造についての説明の中で述べたが
、ブチル系ゴムのイソプレン単位の不飽和結合部分を架
橋させる、ポリ−p−ジニトロソベンゼン等が一般に用
いられている。
【0035】ブチル系ゴム用加硫剤は、内管ゴム用組成
物(A)についての説明で述べた通りである。
【0036】内管ゴム用組成物(B)を用いる場合は、
まず、未架橋ブチル系ゴムおよび/または部分架橋ブチ
ル系ゴムと熱処理剤とを含む一剤を予備加硫し、それに
より、未架橋ブチル系ゴムを用いた場合はそれを部分架
橋させ、部分架橋ブチル系ゴムを用いた場合はその部分
架橋度を高める。
【0037】予備加硫は、一剤を例えば約150〜16
0℃で約3〜5分間程度熱処理すればよく、その方法は
、一剤の混練中に行なう方法と一剤の混練後に行なう方
法とに大別される。具体的な手段は、特に限定されない
が、混練中に行なう方法としては、通常用いられるゴム
混練機中で処理する方法が、混練後に行なう方法として
は、通常用いられる加熱手段で一括して、あるいは、連
続的に熱処理する方法が例示される。
【0038】本発明第二の態様の内管ゴム用組成物(B
)の一剤は、予備加硫により、一剤中のブチル系ゴムの
平均部分架橋度が10%以上とならなければいけない。 これは、予備加硫後のブチル系ゴムの平均部分架橋度が
10%未満であると、その内管ゴム用組成物を用いて内
管を構成したヤーンスパイラル編組ホースの加硫初期に
、内管ゴムの硬さが不足し、糸落ち込みが生じるからで
ある。
【0039】また、内管ゴム用組成物(B)の一剤にお
いて、未架橋ブチル系ゴムおよび/または部分架橋ブチ
ル系ゴム100重量部に対して熱処理剤を0.1〜2重
量部用いるのは、一剤の予備加硫により、ブチル系ゴム
の平均部分架橋度を10%以上とするためである。
【0040】予備加硫後、一剤が冷却されたら、ブチル
系ゴム用加硫剤を含む二剤を混ぜ、素練りし、それを押
し出して内管ゴムを形成するのであるが、内管ゴム用組
成物(B)は、一剤と二剤とを混合した後、温度約10
0〜160℃、剪断速度0.1〜10sec−1の条件
で測定した粘度が10kPa・sec以上となるもので
なければならない。粘度が10kPa・sec未満であ
ると、内管ゴム用組成物(B)にて内管を構成した未加
硫のヤーンスパイラル編組ホースの加硫初期に、糸落ち
込みを生じ易い。
【0041】前記内管ゴム用組成物(B)に配合される
その他の成分は、該内管ゴム用組成物(B)の一剤の予
備加硫を妨げず、かつ、一剤と二剤とを混合後、温度約
100〜160℃、剪断速度0.1〜10sec−1の
条件で測定した粘度を10kPa・sec以上とするも
のであれば、特に限定されない。その例については、内
管ゴム用組成物(A)についての説明で述べた通りであ
る。
【0042】前記内管ゴム用組成物(B)は、内管形成
(チューブ押出し)時等の加工性の観点から、一剤に二
剤を混合した後、本加硫以前における、温度約80〜1
30℃、剪断速度50〜500sec−1の測定条件に
おける粘度が15以下であるものが好ましく、10以下
であるものがさらに好ましい。
【0043】以上、本発明第一の態様および第二の態様
のヤーンスパイラル編組ホースの内管ゴム用組成物につ
いて説明した。次に、本発明第三の態様について説明す
る。
【0044】本発明第三の態様は、少なくとも内管とス
パイラル編組された繊維補強層とを有し、その内管が、
前記本発明第一の態様、第二の態様の内管ゴム用組成物
にて形成されたヤーンスパイラル編組ホースである。
【0045】その一例を図1に示す。図1において、1
は内管、2は補強層第一層、3は中間ゴム層、4は補強
層第二層、5は外管である。
【0046】なお、内管は、単管である必要はなく、少
なくとも内管外層が、本発明第一の態様、第二の態様の
内管ゴム用組成物にて形成されたもの等も包含する。
【0047】また、本発明第三の態様のホースのスパイ
ラル編組の構造は、ホースのねじれ防止のために通常行
なわれるスパイラル編組の構造と同様に、正・逆巻きの
二層(補強層第一層と補強層第二層)を一対として行な
うのがよい。そして、その際、補強層第一層と補強層第
二層の間には、中間ゴム層を形成するのが好ましい。
【0048】中間ゴムの組成は、特に限定されないが、
アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム(NBR)、
クロロプレンゴム(CR)、ブチル系ゴム等のポリマー
を用いたものが好ましい。特に、耐ガス透過性、耐水分
透過性、耐スチーム性等の性能が必要な場合は、ブチル
系ゴムを用いたものが好ましい。
【0049】本発明第三の態様のホースの補強層を構成
する繊維は、特に限定されるものではなく、一般のホー
ス用の補強用繊維材でよい。具体的には、綿、レーヨン
、各種ナイロン、ポリエステル、ビニロン、アラミド等
が例示される。但し、本発明の主旨から、熱収縮率の小
さい繊維材が好ましい。
【0050】また、本発明第三の態様のホースは、その
構造としては、内管とスパイラル編組された繊維補強層
とを有すれば、他は特に限定されないが、内管、繊維補
強層および外管を有するヤーンスパイラル編組ホースで
あるのがよい。そのようなホースにおいて、外管のゴム
組成は特に限定されないが、クロロプレンゴム(CR)
、エチレン−プロピレン系共重合ゴム(EPM,EPD
M)、クロロスルホン化ポリエチレンゴム(CSM)、
塩素化ポリエチレンゴム(CM)、ブチル系ゴム等のポ
リマーを用いたものが好ましい。
【0051】本発明の第三の態様のホースは、前記した
本発明第一の態様、第二の態様の内管ゴム用組成物で内
管を形成しているために、その補強層が繊維のスパイラ
ル編組によって形成されているにもかかわらず、糸落ち
込みのない、高圧ホースとしても用いることの出来るホ
ースである。
【0052】本発明第四の態様は、少なくとも内管とス
パイラル編組された繊維補強層とを有するホースの製造
方法であって、本加硫よりも前の工程で、内管ゴムの粘
度を、温度約100〜160℃、剪断速度0.1〜10
sec−1の測定条件において10kPa・sec以上
とすることを特徴とするヤーンスパイラル編組ホースの
製造方法である。
【0053】すなわち、スパイラル編組ホースの製造工
程において、本加硫よりも前の工程、換言すれば、内管
およびスパイラル編組された繊維補強層と、必要により
、外管等をも有する未加硫ホースが得られた段階で、そ
の内管ゴムの粘度が温度約100〜160℃、剪断速度
0.1〜10sec−1の測定条件において10kPa
・sec以上となるように、ヤーンスパイラル編組ホー
スを製造する方法である。
【0054】具体的方法としては、本発明第一の態様で
述べたように、内管ゴム用組成物の配合を工夫し、上記
条件を達成する内管ゴム用組成物を用いる方法、本発明
第二の態様で述べたように、内管ゴム用組成物の予備加
硫により、上記条件を達成する内管ゴム用組成物を用い
る方法、さらに、内管ゴム押出し後にセミ加硫を行なう
ことにより、上記条件を達成する内管ゴム用組成物を用
いる方法等がある。
【0055】なお、セミ加硫とは、内管ゴム押出し後、
本加硫以前に行なわれる加硫をいう。セミ加硫の具体的
手段は、特に限定されないが、高周波加硫、流動床加硫
、溶融塩加硫、電子線加硫等が一般に用いられる。
【0056】繊維補強層の製造工程は、スパイラル編組
でありさえすればよく、特に限定されないが、通常行な
われるスパイラル編組と同様に、正・逆巻きに2層の補
強層を形成し、かつ、補強層第一層と補強層第二層の間
に中間ゴム層を形成するのが好ましい。
【0057】そして、他の製造工程は、特に限定されな
いが、例えば本加硫の工程は、被鉛加硫、樹脂被覆加硫
、ラッピング加硫、間接空気加硫、温水加硫、直接蒸気
加硫、プレス加硫等の通常の方法で、130〜200℃
で行なえばよい。また、加硫時間は、加硫温度等の条件
により、適宜選択すればよい。
【0058】本発明第四の態様として、前記本発明第一
の態様もしくは第二の態様の内管ゴム用組成物を用いる
ヤーンスパイラル編組ホースの製造方法が好ましい。も
ちろん、本発明第二の態様の内管ゴム用組成物を用いる
場合は、予備加硫を行ない、本加硫よりも前の工程で、
内管ゴム用組成物の粘度を所定値としておく。
【0059】
【実施例】以下に、実施例により、本発明を具体的に説
明する。
【0060】(実施例)表Aに示すゴム組成物を混練し
、その未加硫(含、予備加硫後)時の物性を、下記の条
件で測定、評価した。なお、予備加硫は、150℃で5
分間混練することによる熱処理を予備加硫とした。また
、表Aに示すゴム組成物を用いて下記の方法でホースを
作製し、下記の基準で、内管押出し時の外観(押出し肌
、寸法の安定性)、および本加硫後の糸落ち込みの有無
の目視判定を行なった。さらに、予備加硫を行ない、部
分架橋度を高めたゴム組成物については、別にブチル系
ゴムと熱処理剤のみを混合し、熱処理後、部分架橋度を
測定した。結果は表Bに示した。
【0061】(未加硫ゴムの物性の測定、評価方法)■
ムーニー最低粘度 未加硫ゴムについて、JIS  K6300に準じ、ム
ーニー試験機を用い、125℃でのムーニー最低粘度を
測定した(Lロータを使用)。 ■MPTによる粘度 モンサント社製のプロセッサビリティー・テスターを用
い、L/D=20のキャピラリーを使用し、100℃、
120℃、150℃の各温度で、剪断速度7.28se
c−1および269.47sec−1における粘度を測
定した。
【0062】(ホースの製造方法)内管押出し時の外観
および本加硫後の糸落ち込みの目視判定に供したホース
は、以下の方法で作製した。 ■内管の押出し 押出機により、マンドレル上に、所定の内管ゴム用組成
物を内径15.1mm、肉厚1.9mmの寸法で押出し
た。なお、押出し時に、押出し物の外観(押出し肌、寸
法の安定性)の評価を行なった。 ■補強層のスパイラル編組 ポリエステル繊維補強材を、内管押出後のホース上に、
スパイラル編組機により、正・逆巻きに2層編組した。 また、同時に、補強層第一層と補強層第二層との間に、
一般に使用されているNBRベースの中間ゴム用組成物
を用い、厚さ0.3mmのシートよりなる中間ゴム層を
形成した。 ■外管押出し 押出機により、繊維補強材スパイラル編組後のホース上
に、一般に使用されているCRベースの外管ゴム用組成
物を用い、外径24.0mmの寸法で外管を形成した。 ■加硫 外管押出後のホースを、被鉛機で被鉛し、160℃で6
0分間、スチーム加硫した。その後、剥鉛機で剥鉛し、
マンドレルを抜取り、試験用ホースを得た。
【0063】(ホースの評価方法) ■内管押出し時の外観の評価 前述の通り、内管押出し時に押出し物の外観(押出し肌
、寸法の安定性)を、下記の基準で観察、評価した。 <判定基準>  押出し肌、寸法の安定性○:良好 △:やや不安定 ×:不安定 ■糸落ち込みの有無の目視判定 試験用ホースから、30cmの長さに3本、ランダムに
切り出した。この切り出したホースを、ホースの長手方
向に2つ割りし、ホース断面の補強繊維層の並び方を目
視観察し、下記の基準で評価した。 <判定基準> ○:補強繊維層が整然と並んでいる(図2(a)参照)
。 △:数箇所、繊維補強層が内管側に落ち込んでいる。 ×:多数箇所、繊維補強層が内管側に落ち込んでいる(
図2(b)参照)。
【0064】
【表1】
【0065】
【表2】
【0066】
【表3】
【0067】
【表4】
【0068】 (表A中の成分の説明)   NBR(1):    Nipol 1042  
                    日本ゼオン
  NBR(2):    Nipol 1041  
                    日本ゼオン
  IIR:          Exxon But
yl 268                 エク
ソン化学  部分架橋ブチル系ゴム   (1)部分架橋度=50%:Exxon Buty
l MDB89−2     エクソン化学  (2)
部分架橋度=50%:XL68102        
         ポリサー社  (3)部分架橋度=
80%:XL10000              
   ポリサー社  HAF級カーボンブラック:ショ
ウブラックN330      昭和キャボット  S
RF級カーボンブラック:旭#50         
       旭カーボン  OD:        
    アンテージOD              
    川口化学  DOP:          ジ
オクチルフタレート            チッ素石
油化学  軟化剤:          マシン油22
                    昭和シェル
石油  促進剤(TS):  サンセラ−TS−G  
            三新化学工業  臭素化アル
キルフェノール樹脂:タッキロール250−I   田
岡化学工業
【0069】(実施例1〜10および比較例
1〜5について)これらは、本発明第一の態様の内管ゴ
ム用組成物の有効性を説明するものである。実施例1は
、100〜150℃の範囲で、剪断速度7.28sec
−1における粘度が10kPa・secよりも極めて高
く、ホース加硫時の糸落ち込みは発生しない。すなわち
、図2(a)に示すように、繊維補強材6は、整然と並
び、内管1側へ落ち込んでいない。比較例1および2は
、120℃、150℃で、剪断速度7.28sec−1
における粘度が10kPa・sec未満であり、ホース
加硫時の糸落ち込みが発生した。すなわち、図2(b)
に示すように、繊維補強材6の一部が内管1側へ落ち込
んだ。比較例3は、120℃で、剪断速度7.28se
c−1における粘度が10kPa・sec未満であり、
ホースでの糸落ち込みが発生した。以上より、内管ゴム
用組成物に用いるポリマーの種類に依らず、温度約10
0〜160℃、剪断速度0.1〜10sec−1の条件
で測定した粘度が10kPa・sec以上であれば、ホ
ース加硫時の糸落ち込みが発生しないことがわかる。実
施例2〜10は、内管ゴム用組成物の主成分であるポリ
マーとして、平均部分架橋度が10%以上のブチル系ゴ
ムを用いた例であり、いずれの内管ゴム用組成物も、1
00〜150℃の範囲で、剪断速度7.28sec−1
における粘度が10kPa・secより高く、ホース加
硫時の糸落ち込みは発生しない。比較例4および5は、
部分架橋ブチル系ゴムを用いているが、平均部分架橋度
が10%に満たない例である。これらは、120℃で、
剪断速度7.28sec−1における粘度が10kPa
・sec未満であり、ホース加硫時の糸落ち込みが発生
している。以上より、内管ゴム用組成物の主成分である
ポリマーとしてブチル系ゴムを用いる場合は、その平均
部分架橋度を10%以上とすれば、温度約100〜16
0℃、剪断速度0.1〜10sec−1の条件で測定し
た際の粘度を10kPa・sec以上とすることができ
、それにより、ホース加硫時の糸落ち込みを発生させな
い。また、参考に測定したムーニー最低粘度は、MPT
による粘度およびホースでの糸落ち込みとは相関せず、
これは、糸落ち込み発生の有無を示す指標とはならない
ことが明らかとなった。 ムーニー最低粘度とMPTによる粘度が相関しないのは
、剪断速度の相違に依るものであり、本発明のように、
特定の剪断速度における粘度を指標とすることの有用性
が明らかとなった。
【0070】(実施例11〜15について)これらは、
本発明第二の態様の内管ゴム用組成物の有効性を説明す
るものである。実施例11〜15は、100〜150℃
の範囲で、剪断速度7.28sec−1における粘度が
10kPa・sec以上であり、ホース加硫時の糸落ち
込みは発生しない。即ち、内管ゴム用組成物の主成分で
あるポリマーとして、ブチル系ゴムを用いる場合、内管
ゴム用組成物の予備加硫(熱処理)前の平均部分架橋度
が10%未満であっても、熱処理剤を配合し、予備加硫
(熱処理)することによって平均部分架橋度を10%以
上とすれば、温度100〜160℃で、剪断速度0.1
〜10sec−1の条件で測定した粘度を10kPa・
sec以上とすることができ、かつ、このような条件で
測定した粘度が10kPa・sec以上であれば、ホー
ス加硫時の糸落ち込みが発生しないことがわかる。
【0071】(実施例1〜15について)実施例1〜1
5の内管ゴム用組成物のいずれもが、押出機による内管
の形成が可能であった。従って、実施例1〜15の内管
ゴム用組成物はいずれも、本発明の第三の様態であるヤ
ーンスパイラル編組ホースに使用でき、また、本発明の
第四の様態であるヤーンスパイラル編組ホースの製造方
法に適用できる。
【0072】
【発明の効果】本発明により、糸落ち込みのないヤーン
スパイラル編組ホースを提供する内管ゴム用組成物、糸
落ち込みのないヤーンスパイラス編組ホースおよび該ホ
ースの製造方法が提供される。従って、補強層の製造方
法として、より簡便なスパイラル編組で、高圧ホース等
にも使用可能な性能を有するホースが、安定して製造で
きるようになる。本発明によれば、耐ガス透過性、耐水
分透過性、耐スチーム性等に優れるが、従来は、その繊
維補強層をスパイラル編組すると糸落ち込みが生じたブ
チル系ゴム組成物にて内管を構成したホースであっても
、糸落ち込みのない製品を得ることができるので、低透
過性ホース、スチームホース等であって、ヤーンスパイ
ラル編組ホースが製造できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヤーンスパイラル編組ホースの一例を示す模式
図である。
【図2】繊維補強層の糸落ち込みの有無を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
1  内管 2  補強層第一層 3  中間ゴム層 4  補強層第二層 5  外管 6  繊維補強材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  温度約100〜160℃、剪断速度0
    .1〜10sec−1の条件で測定した粘度が10kP
    a・sec以上であることを特徴とするヤーンスパイラ
    ル編組ホースの内管ゴム用組成物。
  2. 【請求項2】  平均部分架橋度が10%以上のブチル
    系ゴムと、ブチル系ゴム用加硫剤とを含有する請求項1
    に記載のヤーンスパイラル編組ホースの内管ゴム用組成
    物。
  3. 【請求項3】  未架橋ブチル系ゴムおよび/または部
    分架橋ブチル系ゴムと熱処理剤とを含み、その割合は、
    未架橋ブチル系ゴムおよび/または部分架橋ブチル系ゴ
    ム100重量部に対して熱処理剤が0.1〜2重量部で
    ある一剤と、ブチル系ゴム用加硫剤を含む二剤とからな
    り、前記一剤は、予備加硫によって平均部分架橋度が1
    0%以上となり、かつ、前記予備加硫後の一剤に二剤を
    混合した後に、温度約100〜160℃、剪断速度0.
    1〜10sec−1の条件で測定した粘度が10kPa
    ・sec以上となることを特徴とするヤーンスパイラル
    編組ホースの内管ゴム用組成物。
  4. 【請求項4】  少なくとも内管とスパイラル編組され
    た繊維補強層とを有するホースであって、その内管が、
    請求項1〜3のいずれかに記載のヤーンスパイラル編組
    ホースの内管ゴム用組成物にて形成されたことを特徴と
    するヤーンスパイラル編組ホース。
  5. 【請求項5】  少なくとも内管とスパイラル編組され
    た繊維補強層とを有するホースの製造方法であって、本
    加硫よりも前の工程で、内管ゴムの粘度を、温度約10
    0〜160℃、剪断速度0.1〜10sec−1の測定
    条件において10kPa・sec以上とすることを特徴
    とするヤーンスパイラル編組ホースの製造方法。
  6. 【請求項6】  請求項1〜3のいずれかに記載のヤー
    ンスパイラル編組ホースの内管ゴム用組成物にて内管ゴ
    ムを形成する請求項5に記載のヤーンスパイラル編組ホ
    ースの製造方法。
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