JPH04277205A - 橋梁及びその施工法 - Google Patents
橋梁及びその施工法Info
- Publication number
- JPH04277205A JPH04277205A JP6131291A JP6131291A JPH04277205A JP H04277205 A JPH04277205 A JP H04277205A JP 6131291 A JP6131291 A JP 6131291A JP 6131291 A JP6131291 A JP 6131291A JP H04277205 A JPH04277205 A JP H04277205A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- bridge
- bridge girder
- width direction
- formwork
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title description 3
- 238000009415 formwork Methods 0.000 claims description 17
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 11
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は橋梁に関するものであ
り、特に強度が大きく、施工も容易な橋梁及びその施工
法に関するものである。
り、特に強度が大きく、施工も容易な橋梁及びその施工
法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】橋梁の構造をアーチ型とする技術は力学
的にも合理的で、古くから採用されている。すなわち橋
桁を支える構造を、一方の岸から対岸にかけて円弧状に
伸びるアーチ型とするものである。
的にも合理的で、古くから採用されている。すなわち橋
桁を支える構造を、一方の岸から対岸にかけて円弧状に
伸びるアーチ型とするものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の橋梁
であると、一方の岸から対岸にかけて、或いは両岸から
徐々に鋼構造材を組み立ててアーチ型鋼構造としたり、
型枠を施工箇所に応じてその都度組み立ててアーチ型コ
ンクリート構造を構築していた。したがって施工の部分
、部分に応じて別個の型枠を組むなどの作業が必要であ
って、施工が極めて複雑で、長い施工期間を必要として
いた。
であると、一方の岸から対岸にかけて、或いは両岸から
徐々に鋼構造材を組み立ててアーチ型鋼構造としたり、
型枠を施工箇所に応じてその都度組み立ててアーチ型コ
ンクリート構造を構築していた。したがって施工の部分
、部分に応じて別個の型枠を組むなどの作業が必要であ
って、施工が極めて複雑で、長い施工期間を必要として
いた。
【０００４】この発明は以上のような課題を解決するた
めになされたもので、施工が容易であって、力学的にも
合理的なアーチ型断面を橋長全長にわたって形成するこ
とにより、構造としても従来の橋梁に劣ることのない橋
梁及びその施工法を提供することを目的とする。
めになされたもので、施工が容易であって、力学的にも
合理的なアーチ型断面を橋長全長にわたって形成するこ
とにより、構造としても従来の橋梁に劣ることのない橋
梁及びその施工法を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる橋梁は
、幅方向に円弧状断面を成す基部を有している。すなわ
ち基部は、橋桁の幅方向左右から支えるようなアーチ構
造となるものである。この基部の上部に、幅方向左右に
張り出す走行路を形成して、基部と走行路によって橋桁
とする。橋脚は、円弧状の基部の延長線上に位置するよ
う幅方向左右から起立して、橋桁を支える。橋桁の基部
と橋脚によってアーチ型構造を構成するようにする。
、幅方向に円弧状断面を成す基部を有している。すなわ
ち基部は、橋桁の幅方向左右から支えるようなアーチ構
造となるものである。この基部の上部に、幅方向左右に
張り出す走行路を形成して、基部と走行路によって橋桁
とする。橋脚は、円弧状の基部の延長線上に位置するよ
う幅方向左右から起立して、橋桁を支える。橋桁の基部
と橋脚によってアーチ型構造を構成するようにする。
【０００６】この発明によって構築する橋梁はアーチ型
構造を有するため、従来と同じ構造強度を備える。また
橋桁全長に亘って同断面形状の基部であるため、全長に
同じ型枠を使用でき、施工を著しく簡易に行なえる。
構造を有するため、従来と同じ構造強度を備える。また
橋桁全長に亘って同断面形状の基部であるため、全長に
同じ型枠を使用でき、施工を著しく簡易に行なえる。
【０００７】基部の幅方向左右から、基部の走行路の下
に位置する副走行路を張り出してもよい。また走行路の
下方の基部側面に、幅方向に貫通する開口孔を橋桁の進
行方向に適宜間隔づつ離して形成してもよい。開口孔を
形成することによって使用する材料を少なく押さえるこ
とができ、また橋桁全体の重量も少なくすることができ
る。
に位置する副走行路を張り出してもよい。また走行路の
下方の基部側面に、幅方向に貫通する開口孔を橋桁の進
行方向に適宜間隔づつ離して形成してもよい。開口孔を
形成することによって使用する材料を少なく押さえるこ
とができ、また橋桁全体の重量も少なくすることができ
る。
【０００８】幅方向に円弧状断面を成す型枠を所定高さ
にて支えて、橋桁の進行方向に伸びるレール上を走行可
能にする。このレール上を走行させながら型枠を移動さ
せ、この型枠上にコンクリートを打設して断面円弧状の
橋桁の基部を形成する。同一の型枠を走行させることに
よって橋桁全長の施工が可能であって、施工を著しく簡
易化でき、施工を短期化できる。
にて支えて、橋桁の進行方向に伸びるレール上を走行可
能にする。このレール上を走行させながら型枠を移動さ
せ、この型枠上にコンクリートを打設して断面円弧状の
橋桁の基部を形成する。同一の型枠を走行させることに
よって橋桁全長の施工が可能であって、施工を著しく簡
易化でき、施工を短期化できる。
【０００９】
【実施例】以下、図に示す一実施例に基づきこの発明を
詳細に説明する。図において１は型枠であって、幅方向
中間部２は円弧状断面を成している。この中間部２の左
右には副走行路形成部３・３が張り出してある。この型
枠１を仮設支持柱４によって支えている。仮設支持柱４
・４の下端には車輪５・５が取り付けられており、橋桁
の進行方向に沿って敷設したレール６・６上に載ってい
る。以上のような構成によって型枠１が橋桁の進行方向
に移動可能となっている。
詳細に説明する。図において１は型枠であって、幅方向
中間部２は円弧状断面を成している。この中間部２の左
右には副走行路形成部３・３が張り出してある。この型
枠１を仮設支持柱４によって支えている。仮設支持柱４
・４の下端には車輪５・５が取り付けられており、橋桁
の進行方向に沿って敷設したレール６・６上に載ってい
る。以上のような構成によって型枠１が橋桁の進行方向
に移動可能となっている。
【００１０】型枠１を移動させながらコンクリート７を
打設して、幅方向に円弧状の断面を有する基部８を形成
する。基部８の幅方向左右端部には、基部８と一体に副
走行路９・９を張り出して形成する。また基部８の上部
には幅方向左右に張り出す走行路１０を形成する。した
がって基部８の幅方向左右各々に、走行路１０と副走行
路９が上下二段に張り出した橋桁が形成されることにな
る。
打設して、幅方向に円弧状の断面を有する基部８を形成
する。基部８の幅方向左右端部には、基部８と一体に副
走行路９・９を張り出して形成する。また基部８の上部
には幅方向左右に張り出す走行路１０を形成する。した
がって基部８の幅方向左右各々に、走行路１０と副走行
路９が上下二段に張り出した橋桁が形成されることにな
る。
【００１１】走行路１０の下方であって、副走行路９よ
りも上方に、基部側面に幅方向に向かって水平に貫通す
る開口孔１１が形成されている。開口孔１１は橋桁の進
行方向に適宜間隔づつ離して形成する。この開口孔１１
にはガラス１２を嵌めるなどして、展望窓として使用す
ることもできる。
りも上方に、基部側面に幅方向に向かって水平に貫通す
る開口孔１１が形成されている。開口孔１１は橋桁の進
行方向に適宜間隔づつ離して形成する。この開口孔１１
にはガラス１２を嵌めるなどして、展望窓として使用す
ることもできる。
【００１２】橋桁の進行方向に適宜間隔づつ離れて、橋
脚１３によって支える。橋桁の基部８は円弧状断面を成
しており、橋脚１３はこの円弧状の基部８の延長線上に
位置するように地上から起立する。橋桁の幅方向左右か
ら起立した橋脚１３・１３によって橋桁を支え、橋桁の
基部８と橋脚１３・１３によってアーチ型構造を構成す
るようにする。したがってこの発明にかかる橋梁はアー
チ構造を有するため、従来の橋梁と変わらぬ構造強度を
有している。
脚１３によって支える。橋桁の基部８は円弧状断面を成
しており、橋脚１３はこの円弧状の基部８の延長線上に
位置するように地上から起立する。橋桁の幅方向左右か
ら起立した橋脚１３・１３によって橋桁を支え、橋桁の
基部８と橋脚１３・１３によってアーチ型構造を構成す
るようにする。したがってこの発明にかかる橋梁はアー
チ構造を有するため、従来の橋梁と変わらぬ構造強度を
有している。
【００１３】以上の実施例では、全長を移動式の型枠で
施工するを採用したが、大きい支間が混在する場合には
、一部分は移動支保工によらず、通常の支保工を使い、
両者の組み合わせで施工することもできる。
施工するを採用したが、大きい支間が混在する場合には
、一部分は移動支保工によらず、通常の支保工を使い、
両者の組み合わせで施工することもできる。
【００１４】
【発明の効果】この発明は以上のような構成を有し、幅
方向に円弧状の断面を成す基部と、この延長線上に位置
する橋脚によってアーチ型構造を構成したため、従来と
変わらぬ構造強度を得ることができる。橋桁の全長に亘
って同じ断面形状となるため、全長を同じ型枠が使用で
きるため、施工を簡易化でき、施工期間を短縮できる。 橋桁の基部側面に開口孔を形成することによって、材料
を少なく押さえ、更に橋桁の重量を軽量化できる。円弧
状断面を有する型枠をレールを走行させて移動させるこ
とによって、橋桁の全長を容易に施工することができる
。
方向に円弧状の断面を成す基部と、この延長線上に位置
する橋脚によってアーチ型構造を構成したため、従来と
変わらぬ構造強度を得ることができる。橋桁の全長に亘
って同じ断面形状となるため、全長を同じ型枠が使用で
きるため、施工を簡易化でき、施工期間を短縮できる。 橋桁の基部側面に開口孔を形成することによって、材料
を少なく押さえ、更に橋桁の重量を軽量化できる。円弧
状断面を有する型枠をレールを走行させて移動させるこ
とによって、橋桁の全長を容易に施工することができる
。
【図１】この発明にかかる橋梁の一実施例の斜視図であ
る。
る。
【図２】その幅方向の断面図である。
【図３】その側面図である。
１ 型枠
２ 中間部
６ レール
７ コンクリート
８ 基部
９ 副走行路
１０ 走行路
１１ 開口孔
１３ 橋脚
Claims (4)
- 【請求項１】 幅方向に円弧状断面を成す基部の上部
に幅方向左右に張り出す走行路を形成して橋桁とし、こ
の橋桁を支える橋脚は前記円弧状の基部の延長線上に位
置するよう幅方向左右から起立し、橋桁の基部と橋脚に
よってアーチ型構造を構成するようにして成る橋梁。 - 【請求項２】 基部の幅方向左右から、基部の走行路
の下に位置する副走行路を張り出してなる請求項１記載
の橋梁。 - 【請求項３】 走行路の下方の基部側面に、幅方向に
貫通する開口孔を橋桁の進行方向に適宜間隔づつ離して
形成してなる請求項１記載の橋梁。 - 【請求項４】 幅方向に円弧状断面を成す型枠を所定
高さにて支えて橋桁の進行方向に伸びるレール上を走行
可能にし、このレール上を走行させながら型枠を移動さ
せ、この型枠上にコンクリートを打設して断面円弧状の
橋桁の基部を形成してなる橋梁の施工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6131291A JPH0730527B2 (ja) | 1991-03-02 | 1991-03-02 | 橋梁及びその施工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6131291A JPH0730527B2 (ja) | 1991-03-02 | 1991-03-02 | 橋梁及びその施工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04277205A true JPH04277205A (ja) | 1992-10-02 |
| JPH0730527B2 JPH0730527B2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=13167522
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6131291A Expired - Lifetime JPH0730527B2 (ja) | 1991-03-02 | 1991-03-02 | 橋梁及びその施工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730527B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100589013B1 (ko) * | 2004-04-28 | 2006-06-14 | 동부건설 주식회사 | 엣지 거더형 교량 구조 |
| US20110049896A1 (en) * | 2009-09-02 | 2011-03-03 | Blue Energy Canada Inc. | Hydrodynamic array |
| CN103410082A (zh) * | 2013-07-18 | 2013-11-27 | 广州市市政工程设计研究院 | 双层桥面斜拉桥 |
| CN110219232A (zh) * | 2019-07-09 | 2019-09-10 | 中国十七冶集团有限公司 | 一种上承式拱桥混凝土浇筑方法 |
| US10584502B2 (en) | 2016-09-09 | 2020-03-10 | Excel Project Management Ltd. | Arch-support system |
-
1991
- 1991-03-02 JP JP6131291A patent/JPH0730527B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100589013B1 (ko) * | 2004-04-28 | 2006-06-14 | 동부건설 주식회사 | 엣지 거더형 교량 구조 |
| US8841790B1 (en) | 2009-04-15 | 2014-09-23 | Blue Energy Canada Inc. | Hydrodynamic array |
| US20110049896A1 (en) * | 2009-09-02 | 2011-03-03 | Blue Energy Canada Inc. | Hydrodynamic array |
| US8400006B2 (en) * | 2009-09-02 | 2013-03-19 | Blue Energy Canada Inc. | Hydrodynamic array |
| CN103410082A (zh) * | 2013-07-18 | 2013-11-27 | 广州市市政工程设计研究院 | 双层桥面斜拉桥 |
| CN103410082B (zh) * | 2013-07-18 | 2015-06-17 | 广州市市政工程设计研究院 | 双层桥面斜拉桥 |
| US10584502B2 (en) | 2016-09-09 | 2020-03-10 | Excel Project Management Ltd. | Arch-support system |
| CN110219232A (zh) * | 2019-07-09 | 2019-09-10 | 中国十七冶集团有限公司 | 一种上承式拱桥混凝土浇筑方法 |
| CN110219232B (zh) * | 2019-07-09 | 2020-12-04 | 中国十七冶集团有限公司 | 一种上承式拱桥混凝土浇筑方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0730527B2 (ja) | 1995-04-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN105568866B (zh) | 跨越既有道路的大跨径钢箱梁顶推施工方法 | |
| US4231977A (en) | Method and apparatus for in-situ production of concrete slabs | |
| JP2004278148A (ja) | 橋梁の施工方法 | |
| JPH04277205A (ja) | 橋梁及びその施工法 | |
| CN110295548A (zh) | 在先拱后梁的桥梁施工工艺下维持力学平衡的临时装置 | |
| US3460446A (en) | Bridge type highway of reinforced or prestressed concrete | |
| US4123485A (en) | Stage construction of an elevated box girder and roadway structure | |
| CN111877126B (zh) | 拱桥拱圈的安装方法 | |
| KR100458046B1 (ko) | 합성형 거더교의 중간지점부 연속화 구조 | |
| KR0158022B1 (ko) | 입체교차로의 교량시공방법 | |
| CN109706802A (zh) | 一种磁浮轨道交通砌块式承轨梁及其施工方法 | |
| JPH08246556A (ja) | 長円形大型ドームとその構築方法 | |
| JPS62185905A (ja) | 高架橋スラブの移動式型枠工法 | |
| SU1126640A1 (ru) | Конструкци уширени разрезных пролетных строений существующего моста | |
| SU990934A1 (ru) | Металлический рамно-подкосный мост и способ его монтажа | |
| KR200227588Y1 (ko) | 거더교의 ｕ자형 거더 | |
| US3833960A (en) | Process for the construction of underpasses and an abutment for use therein | |
| KR970059385A (ko) | 가지지점을 이용한 프리스트레스된 라멘식 강재 보도육교의 시공법 | |
| KR101173044B1 (ko) | 변단면으로 보강된 기성 ｈ형강을 주형으로 하는 가설교량 | |
| JPS6127531B2 (ja) | ||
| SU1020546A1 (ru) | Рама | |
| JPS5845522B2 (ja) | 橋梁の架設方法 | |
| JP2001049617A (ja) | 高架橋 | |
| JP2673164B2 (ja) | アーチコンクリートの移動式型枠施工法 | |
| SU981495A1 (ru) | Путепровод в насыпи существующего железнодорожного полотна и способ его сооружени |