JPH04276517A - 誘導式回転運動エンコーダ - Google Patents

誘導式回転運動エンコーダ

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JPH04276517A
JPH04276517A JP3320548A JP32054891A JPH04276517A JP H04276517 A JPH04276517 A JP H04276517A JP 3320548 A JP3320548 A JP 3320548A JP 32054891 A JP32054891 A JP 32054891A JP H04276517 A JPH04276517 A JP H04276517A
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    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
    • G01D5/12Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
    • G01D5/244Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing characteristics of pulses or pulse trains; generating pulses or pulse trains
    • G01D5/245Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing characteristics of pulses or pulse trains; generating pulses or pulse trains using a variable number of pulses in a train
    • G01D5/2451Incremental encoders
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/64Analogue/digital converters with intermediate conversion to phase of sinusoidal or similar periodical signals
    • H03M1/645Analogue/digital converters with intermediate conversion to phase of sinusoidal or similar periodical signals for position encoding, e.g. using resolvers or synchros

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、角位置トランスジュー
サおよび回転運動エンコーダ(レゾルバ)、より詳細に
は、固定子巻線および回転子巻線の改良された幾何図形
的配列、コンパクトな実装、および(または)通常のエ
ンコーダ出力パルス列と装置の他の事象をトリガーする
ためワンスパーレボリューション(1回転につき一度の
)指標パルスを有する誘導式増分角位置トランスジュー
サに関するものである。
【0002】
【従来の技術】回転運動エンコーダは、測定する部材(
たとえば、軸)の角速度に比例する周波数をもつ電気信
号を発生する装置である。従来の回転運動エンコーダは
、たとえば非常に精密な光学円板を使用している。円板
の周辺には、一連の溝孔または交互に配置された透明セ
グメントと不透明セグメントが設けられており、それら
が光束を横切って通過するとき光束を遮るので、光学円
板が回転するとき光パルスが生じる。光パルスの周波数
は円板の回転速度の変化によって変わる。上記の代わり
に、光パルスの各出力が円板の1回転(360°)を指
示するように、円板に1本の溝孔を設けることもできる
。しかし、光学円板は精密に製造すると高価になる。 さらに、所望の精度を達成するため要求されるアライメ
ント仕様は、大幅なコスト上昇をもたらすので、多くの
ケースにおいて利用を妨げている。
【0003】誘導式回転運動エンコーダは、誘導原理を
用いて、回転子が回転するとパルスを発生する。単一光
検出器を使用する光学式エンコーダと異なり、誘導式回
転運動エンコーダは回転円板の周囲に沿って角位置を均
分する。これにより、アライメントパラメータに対する
敏感さが、光学式エンコーダより一桁だけ低下する。し
たがって、誘導式回転運動エンコーダの基本的な利点は
、機械的アライメントに対する許容度である。回転子は
その周囲に配置された個々の固定子巻線による寄与分を
加算するので、中心のずれおよび傾斜の影響が大幅に減
る。
【0004】光学式エンコーダは1個の検出器しかもた
ないので、回転子の周囲に沿って平均化する(すなわち
、加算する)ことができない。これは光学式エンコーダ
の大きな落し穴である。光学式エンコーダの精度仕様を
 0.25 分の円弧角にしてもよいが、アライメント
に大きな注意を払った場合にのみ、この精度を実際に達
成することができる。光学式エンコーダで達成可能な最
良予想精度は約1〜2分の円弧角である。この精度は、
誘導式回転運動エンコーダを用いて達成可能な精度とほ
ぼ同じである。したがって、誘導式回転エンコーダの利
点であるミスアライメントに対する高い許容度は、低い
製造公差と大幅なコスト低減をもたらす。
【0005】誘導式回転運動エンコーダのもう1つの利
点は、回転子が1直線対だけ回転すると、回転子の出力
信号の位相が0から2πまでほぼ直線的に変化すること
である。これは、1回転当たりの基本出力カウント(以
下に説明する)を60倍にも増加させる。これにより、
1回転当たり 14,000 カウントを出力するエン
コーダを得ることができる。
【0006】誘導式回転運動エンコーダの使用はよく知
られている。たとえば、米国特許第3,247,504
 号、同第3,812,481 号、および同第4,3
58,723 号を参照されたい。
【0007】上記米国特許第4,358,723 号は
、標準パルス列を出力するほか、ワンスパーレボリュー
ション光学式インジケータを備えたリゾルバを使用して
、回転を測定する方法および装置を開示している。詳細
は、上記米国特許第4,358,723 号明細書の第
2欄47〜51行、第4欄36〜46行、および第7欄
8〜28行を参照されたい。図2(参照番号14′,1
4″)に、基本的な回転子/固定子の配置が記載されて
いる。ワンスパーレボリューション光学式インジケータ
の出力は、リゾルバの製造の不正確さを補償するために
使用される。
【0008】上記米国特許第3,812,481 号は
、誘導結合を使用した非接触電気回転位置/回転トラン
スジューサを開示している。回転子は、短絡された少な
くとも1個の波形の巻線すなわち銃眼模様の巻線を有す
る。この回転子巻線は、誘導結合により、固定子上に配
置された励磁用巻線によって励磁される。固定子には、
回転子巻線の外形および形態にぴったり一致する少なく
とも1個の特別の巻線(検出用巻線)が設けられている
。短絡された回転子巻線によって、固定子の1個または
それ以上の検出用巻線に電流が誘導される。したがって
、回転子に設けられた巻線に接触させる必要はない。図
3および図4に、回転子の巻線と固定子の検出用巻線が
一致したとき、ワンスパーレボリューション指標パルス
を誘導する巻線構造が開示されている。
【0009】上記米国特許第3,247,504 号は
、固定子/回転子パターンを使用したディジタルリゾル
バ装置を開示している。ディジタルリゾルバ装置を用い
て、軸の位置が決められる。
【0010】Farrand Industry  の
一事業部である Farrand Controls 
は、“Inductosyn”の商品名で、精密な直線
/回転位置トランスジューサを販売している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的は
、コンパクトな構造で、部品数が少なく、小形の誘導式
回転エンコーダを提供することである。
【0012】本発明の第2の目的は、第1高調波誤差を
最小にする、誘導式回転エンコーダの固定子および回転
子の改良した幾何図形的配置を提供することである。
【0013】本発明の第3の目的は、固定子に対する回
転子の相対的角位置(と回転子の回転速度)を表す連続
パルス信号のほかに、誘導式構造を用いてワンスパーレ
ボリューション指標パルスを出力する回転エンコーダを
提供することである。
【0014】本発明の第4の目的は、実現可能な信号雑
音比を高める、誘導式回転エンコーダの回転子および固
定子の改良した導体パターンを提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記および他の目的を達
成し、かつ上に述べた短所を克服するため、本発明は、
固定子に対する回転子の相対的角位置を表す出力信号を
発生することができる、以下の特徴を備えた誘導式回転
エンコーダを提供する。本発明の回転エンコーダは、一
方の表面に少なくとも1つの導体パターンを有する固定
子、前記固定子の少なくとも1つの導体パターンに面し
、一方の表面に別の導体パターンを有する回転子と、固
定子に対する回転子の角位置を表す信号を発生させるた
め前記2つの導体パターンを互いに誘導結合する手段を
有する。全体サイズを小さくし、かつ必要な部品数を減
らすため、固定子導体パターンに電圧を加え、回転子に
誘導された信号から出力信号を生成する回路網を、プリ
ント回路基板に設けることができる。前記少なくとも1
つの固定子導体パターンは前記基板の反対面に設けられ
る。第1高調波誤差を小さくし、かつ雑音を減らすため
、固定子導体パターンおよび回転子導体パターンを制御
回路網に接続するリード線は、それぞれ、回転子導体パ
ターンおよび固定子導体パターンから半径方向逆向きに
伸びている。また、回転子導体パターンおよび(または
)固定子導体パターンからのリード線の1つを、回転子
導体パターンまたは固定子導体パターンのほぼ全長に沿
って内側周辺または外側周辺のまわりに伸びている戻り
線に接続することができる。これらの戻り線は、雑音お
よび第1高調波誤差を減らす作用をする。さらに、回転
子導体パターンおよび固定子導体パターンの波形を形成
するスポークの長さは、回転エンコーダの性能を高める
ように調節することができる。さらに、本発明は、固定
子に対する回転子の相対的角位置(または、回転速度)
を表す連続パルス信号を発生する、誘導結合された回転
子導体パターンと固定子導体パターンのほかに、ワンス
パーレボリューション指標パルスを発生する、誘導結合
された固定子指標パターンと回転子指標パターンを備え
た回転エンコーダを提供する。また、本発明は、指標パ
ルス信号の信号雑音比を最大にする固定子および回転子
の指標パルスパターンを提供する。
【0016】
【実施例】次に添付図面を参照して発明を詳細に説明す
るが、諸図面を通じて同種の構成要素は同じ参照番号で
表示してある。
【0017】図1は、本発明に係る回転運動エンコーダ
2の部分横断面図である。回転運動エンコーダ2の基本
部品は、回転子すなわち回転子板4と、固定子すなわち
固定子板6と、電気信号処理回路基板(固定子板6の裏
面14に配置することが好ましい)である。互いに向か
い合った回転子板4および固定子板6のそれぞれの表面
に、回転子巻線および固定子巻線を形成する導体パター
ンが設けられている。このように、本発明においては、
固定子巻線と回転エンコーダを制御する電子回路が、1
個のプリント回路基板(すなわち、固定子板6)の両面
に設けられるので好ましい。回転子巻線および固定子巻
線を形成する好ましい導体パターンについては後で説明
する。回転子板4と固定子板6は、この分野で周知のよ
うに、フェロックスコア17で構成された回転変圧器1
6をよって電気的に結合されている。回転子板4は、回
転を監視すべき軸10に連結されたハブ8に取り付けら
れる。固定子板6は、ボルト20によって取付け用リン
グ18と共に支持面1に固定される。また、組立体全体
をおおうカバー22を、取付け用リング18に取り付け
ることができる。
【0018】回転エンコーダ2を制御し、かつ軸10の
回転を監視する電子回路は、固定子板6の裏面14に設
けることが好ましい。この構造は、部品数を減らし、空
間を節減する。したがって、よりコンパクトな回転エン
コーダを作ることができる。回転子板4および固定子板
6の表面に、通常の周知技術により、それぞれの導体パ
ターンが蒸着またはエッチングされ、回転子巻線と固定
子巻線のほかに、制御電子回路(すなわち、固定子に対
する回転子の角位置を表す出力信号を発生する処理回路
)が形成される。両面プリント回路基板技術は周知であ
るから、この分野の専門家に、これ以上の説明は不要で
あろう。
【0019】図2および図3は、固定子板6および回転
子板4に設けられた導体パターン(すわち、巻線)30
,40の平面図である。固定子に対する回転子の相対的
角位置(0°〜360°)を表す出力信号を発生させた
いとき、図2および図3に示した導体パターンが使用さ
れる。この出力信号は、さらに、固定子巻線30に対す
る回転子巻線40の回転速度を表すこともできる。
【0020】次に、図2および図3に示した回転エンコ
ーダの動作原理について説明する。固定子板6上の固定
子巻線30は2つの導体パターン30a,30bから成
り、各導体パターン30a,30bは全体として環状で
あり、等間隔に配置された同じ数の波形グループで構成
される。各波形は、たとえば、半径方向の一端が互いに
接続され、反対端が隣の波形に接続された、2本の半径
方向に伸びたスポーク(車輪の輻)を有し、それぞれの
スポークグループの各スポークは等間隔で配置されてい
る。第1導体パターン30aの各スポークグループは、
第2導体パターン30bの各スポークグループと接して
いる。
【0021】回転子板4上の回転子巻線は1個の導体パ
ターン40から成り、導体パターン40は全体として環
状であり、等間隔で配置されたほぼ360°にわたって
広がる一連の連続する波形で構成される。回転子板4上
の各波形は、同様に、半径方向の一端が互いに接続され
、反対端が隣の波形に接続された、2本の半径方向に伸
びたスポークを有し、各スポークは等間隔で配置されて
いる。
【0022】固定子の導体パターン30aと30bは、
固定子板6の上に、互いに空間的に直角位相で間隔をお
いて配置されている。すなわち、固定子の導体パターン
30aと30bは、直線対の長さの1/4(直線対の長
さ=波形のスポーク間の距離)だけ互いにずれている。 固定子の各導体パターン30a,30bは高周波数の方
形波で駆動される。2つの方形波は同じ周波数を有し、
時間的に直角位相である(すなわち、一方の波は正弦波
であり、他方の波は余弦波である)。これらの方形波は
、2つの導体パターンのまわりに時間変化磁界を生み出
す。生成された磁界は、2つの固定子の導体パターン3
0a,30bに誘導結合された回転子の導体パターン4
0によって感知される。回転子導体パターン40に対す
る固定子導体パターン30aの誘導結合と、回転子導体
パターン40に対する固定子導体パターン30bの誘導
結合の度合いは、固定子導体パターンと回転子導体パタ
ーンの相対的な各位置に関係する。導体パターン30a
と導体パターン40間の誘導結合が最大のとき、導体パ
ターン30bと導体パターン40間の誘導結合は零であ
り、その逆も同様である。したがって、導体パターン3
0a,30bと導体パターン40間の誘導結合の和はほ
ぼ一定である。回転子導体パターン40に誘導された信
号は、一方の固定子導体パターン30a,30bに対し
、ある位相を有する。回転子導体パターン40に誘導さ
れた信号の位相は、固定子板6に対する回転子板4の各
位置と共に直線的に増大する。回転子に誘導された信号
は、回転変圧器16を介して固定子板6の裏面14に取
り付けられた電子処理回路基板へ送られる。
【0023】次に、電子信号処理回路網50について説
明する。図4に、電子信号処理回路網50のブロック図
を示す。この電子信号処理回路網50は固定子導体パタ
ーン30a,30bへ信号を供給し、回転子導体パター
ン40から誘導された信号を受け取って固定子板6に対
する回転板4の角位置を表す出力信号を発生する。従っ
て、回路網50は固定子導体パターンと回転子導体パタ
ーンを誘導結合して、固定子板6に対する回転子板4の
角位置を表す出力信号を発生する一手段である。誘導結
合手段は、少なくとも回転子導体パターン40から誘導
信号を受け取って出力信号を発生する処理手段を含んで
いる。
【0024】電子信号処理回路網50は、アプリケーシ
ョン指定集積回路(ASIC)を使用することにより、
導体パターン30a,30bを含む面とは反対側の固定
子板6の面14に配置することができる。24MHzク
リスタルクロック52を、たとえば除数30または60
で割ることによって2つの直角位相励振信号が作られる
。この除数30または60はマルチプレクサ60bに作
用する2つの励振周波数選択入力56の値によって決め
られる。マルチプレクサ60bの出力は、そのあと、直
角位相発生器60cによって処理され、2つの信号が作
られる。これら2つの信号は、時間的に直角位相で、直
角位相発生器60cに対する入力の周波数の1/4に等
しい周波数を有し、方形波電流ドライバ64によって固
定子導体パターン30a,30bへ供給される。この特
定アプリケーションの場合、励振周波数の選択は100
KHzまたは200KHzに制限されるが、普遍性を失
わずに、これらの値を変更することは可能である。固定
子導体パターン30a,30bによって生じた磁界は、
回転子巻線の端子42および44間の誘導電圧を介し、
回転子板4の導体パターン40によって検出される。検
出された信号は、回転変圧器16を通して帯域フィルタ
増幅器68へ送られる。
【0025】帯域フィルタ増幅器68の出力は完全に正
弦曲線状のアナログ電圧信号であり、その周波数は励振
周波数と同じである。しかし、帯域フィルタ増幅器の出
力信号は、固定子と回転子の相対的角変位に比例する量
だけ励振周波数から位相シフトしているであろう。この
比例定数は、回転子板および固定子板の1回転当たりの
直線対の数に関係する。帯域フィルタ増幅器68の出力
は、比較器70へ送られ、信号処理回路網50に適合す
るディジタル方形波が作られる。そのディジタル信号は
、そのあと、入力として位相比較器72a,72bへ送
られる。
【0026】2つの位相比較器72,72bに対する他
の入力は、時間的に直角位相の2つ信号を発生する直角
位相発生器73から送られてくる。直角位相発生器73
の2つの出力の一方は、位相比較器72aへの入力とな
り、他方は位相比較器72bへの入力となる。直角位相
発生器73の出力周波数は、マルチプレクサ62からの
入力周波数の1/4である。マルチプレクサ62の入力
は、1/N除算器回路網60aの中で24MHzクリス
タルクロック52の出力を除算することによって作られ
る12個の信号から成る。除算器回路網60aの12の
除数は、12個の60の除数(1,2,3,4,5,6
,10,12,15,30,60)である。したがって
、それらの信号の周波数値は固定子の励振周波数の整数
倍である。この特定アプリケーションの場合、最大のク
ロック除数として60の値を選定したが、この値は装置
の動作にとって必須のものではなく、容易に変更できる
ことを理解されたい。また、除数30と60によって作
られた2つの信号(24MHz/30、24MHz/6
0)は、マルチプレクサ60bへ送られ、最終的に固定
子導体パターン30a,30bの方形電流ドライバ64
へ送られる直角位相ドライバ信号が作られることに注意
されたい。
【0027】2つの位相比較器72a,72bは、固定
子に対する回転子の角回転の各直線対単位ごとに整数(
N)個のパルスを発生する。Nの値は、マルチプレクサ
62への4ビット乗算選択入力54の入力によって決め
られ、この例では、数60の除数に制限される。位相比
較器72a,72bの出力(以下、チャンネルAおよび
チャンネルBと呼ぶ)は、直角位相発生器73から位相
比較器72a,72bへ送られた一定周波数入力が時間
的に直角位相であるため、時間的に直角位相になってい
る。この比較はよく知られており、たとえば Xero
xDisclosure Journal Vol. 
10, No.6, pp335,337 (Nov.
/Dec. 1985) の論文「インダクトシントラ
ンスジューサ回路網」に詳しく説明されている。この出
力チャンネルAとチャンネルBは信号処理回路網50の
出力であり、市販の増分運動エンコーダが発生する出力
に似ていることが求められる。さらに、データフォーム
変換器74はチャンネルAとチャンネルBを入力として
受け取り、方向線(direction line) 
と、チャンネルAの分解能の2倍および4倍の分解能を
有する2つの単チャンネル出力(single cha
nnel output) 75,76を生成する。
【0028】たとえば、60まで乗算が可能である。し
たがって、1回転当たり200個の直線対を有する回転
子/固定子パターンから、1回転当たり 12,000
 個のエンコーダパルスを得ることができる。回転エン
コーダ2の個々のアプリケーションに応じて、回転エン
コーダ2の1回転当たりのパルス出力数を制御するとよ
い。たとえば、比較的遅い回転運動を測定するときは、
回転子の1回転当たりのパルスの数を増さなければなら
ないが、より高い回転速度のときは、一般に、1回転当
たりのパルスの数は少なくすることができる。チャンネ
ルAとチャンネルBについて実現可能な周波数の上限が
あり、この値は励振周波数の1/4に等しい。ここで、
励振周波数は直角位相発生器60cの出力の周波数であ
る。たとえば、もし1/60除算オプションが活動する
ように、励振周波数選択入力56を選べば、励振周波数
は24MHz/(60×4)=100KHzである。し
たがって、チャンネルAとチャンネルBの最大出力周波
数は25KHzに制限される。
【0029】ここに述べた特別のゲート論理はプロダク
トエンハンスメントを与えるが、これはエンコーダの基
本動作にとって不可欠なものではない。それらのゲート
論理は、パワーアップのとき幾つかの自己診断試験を実
行する、すなわち回転エンコーダの正しい動作を試験す
るのに使用できる故障回路検出装置77を含んでいる。 回転エンコーダのもう1つの特徴は、ドライバ/オープ
ンドレイン選択入力58が、2つの出力(被駆動高出力
またはオープンドレイン出力のいずれか)により、回転
エンコーダに動作の融通性を与えることである。
【0030】発明者は、誘導式回転運動エンコーダの精
度、したがってその有用性を向上させる多くの特徴を発
見した。たとえば、回転子導体パターン40のスポーク
が固定子導体パターン30a,30bの長さの1/2以
下の長さになるようにすれば、第1高調波誤差は最小に
なる。第1高調波誤差はレゾルバ誤差(完全なリゾルバ
と比べた場合)であり、その空間周波数は1回転当たり
のパルス数に等しい。磁界の幾何図形的配列から生じる
幾つかの理論的第1高調波誤差が存在するが、第1高調
波誤差のほとんどは寄生誘導結合が存在するとき現れる
。寄生誘導結合は、出力信号と入力信号間の直接誘導結
合と定義され、環状導体パターンから生じるものではな
い。本発明の回転子の配列は寄生誘導結合を減らし、し
たがって第1高調波誤差を減らす。
【0031】また、回転子導体パターン40を制御電子
回路網へ接続するリード線42,44に対する、固定子
導体パターン30,30bを制御電子回路網へ接続する
リード線32a,32b,34a,34bの独特な配置
は、固定子導体パターン30a,30bと回転子導体パ
ターン40間の干渉すなわち漏話を減らす。詳しく述べ
ると、固定子のリード線32a,32b,34a,34
bはすべて、対応する導体パターン30a,30bから
半径方向外向きまたは内向きに伸びているのに対し、回
転子のリード線42,44は固定子のリード線の反対の
方向に伸びている。回転変圧器16のフェロックスコア
17に対する接続が容易になるので、回転子のリード線
42,44は半径方向内向きに伸びていることが好まし
い。したがって、固定子のリード線32a,32b,3
4a,34bは固定子導体パターン30a,30bから
半径方向外向きに伸びている。
【0032】各固定子導体パターン30a,30b間の
干渉をさらに減らすため、導体パターン30a,30b
に、それぞれ戻り線33a,33bが設けられている。 各導体パターンの一方のリード線(たとえば、リード線
32a,32b)は対応する導体パターンの波形に直接
接続され、他方のリード線(たとえば、リード線34a
,34b)は戻り線(33a,33b)に接続されてい
る。戻り線(33a,33b)は、一方のリード線(3
2,32b)が接続された導体パターン(30a,30
b)の端から他方のリード線(34a,34b)が接続
された反対側の端まで、それぞれの導体パターンの周囲
に沿って伸びている。さらに、各導体導体パターン30
a,30bの戻り線は、各環状固定子パターンの内側周
辺または外側周辺に面して配置されている。たとえば、
戻り線33aは、固定子導体パターン30aの外側周辺
に沿って伸びているのに対し、戻り線33bは固定子導
体パターン30bの内側周辺に沿って伸びている。 この戻り線を含む構造により、導体パターンすなわち巻
線30a,30bの無効領域が最小になる。
【0033】ある種のアプリケーションにおいては、装
置の他の事象をトリガーするため、ワンスパーレボリュ
ーション指標パルス(以下、指標パルスと略す)を使用
できることが望ましい。図2および図3について述べた
ように誘導式増分角位置回転エンコーダを使用するとき
、誘導結合により、上記の指標パルスを同時に発生させ
ると都合がよい。次に、回転子の指標パルスを出力する
ため使用できる相関型パターンについて説明する。この
相関型パターンは、単独で、または上に述べた誘導式増
分角位置回転運動エンコーダと組み合わせて使用するこ
とができる。誘導式増分角位置回転運動エンコーダと組
み合わせて使用する場合には、指標パルスパターンと、
誘導式増分角位置回転運動エンコーダ用の導体パターン
を、1個の基板上に容易に統合することができる(すな
わち、固定子板上に、連続パルス列を出力する回転子導
体パターンに誘導結合される導体パターンのほかに、指
標パルスを出力する回転子指標パルスパターンに誘導結
合される固定子指標パルスパターンを設けることができ
る)。同様に、回転子板上は、固定子導体パターンに誘
導結合される導体パターンと、固定子指標パルスパター
ンに誘導結合される指標パルスパターンを設けることが
できる。指標パルスパターンを制御するための制御電子
回路網は、固定子板6の裏面14に配置することができ
る。
【0034】図5および図6に、回転子および固定子の
典型的な指標パルスパターンを示す。図5および図6か
らわかるように、回転子および固定子は、ほぼ同じ指標
パルスパターンを有する。2つのパターンが1回転につ
き一度だけ一致し、そのとき回転子指標パルスパターン
が鮮明な出力信号が発生するように、各パターンは中心
点を通る直線のまわりに非対称であることが好ましい。
【0035】固定子の指標パルスパターン90へ送られ
る信号のタイプは、非常に高い周波数(たとえば、10
MHz)の正弦波または方形波信号である。回転子の指
標パルスパターン80に誘導された信号の周波数は、固
定子の指標パルスパターン90へ送られた信号の周波数
と同じである。しかし、誘導された信号の振幅は角位置
で変化し、1回転に一度、2つのパターン80,90が
一致したとき、最大振幅になる。
【0036】背景雑音を最小にするため、指標パルスパ
ターン巻線の配置には特に注意を払った。回転子リード
線82,84は固定子リード線92,94とは逆に、半
径方向内向きに伸びている。また、回転子戻り線83は
回転子指標パルスパターン80の半径方向内側周辺に沿
って配置され、固定子戻り線93は固定子指標パルスパ
ターン90の半径方向外側周辺に沿って配置されている
。これらの線の間の寄生結合を最小にするため、リード
線と戻り線の位置として、回転子指標パルスパターンと
固定子指標パルスパターンの活動オーバーラップ領域の
外側が選ばれている。したがって、回転子指標パルスパ
ターン80と固定子指標パルスパターン90間の作用オ
ーバーラップ領域は、歯形の区間(すなわち、波形)の
上だけに作られ、両側の戻り線(環状囲いとも呼ばれる
)とリード線は除かれる。回転子リード線82,84と
回転子戻り線83は、回転変圧器16へ容易に接続でき
るように指標パルスパターン80の内側周辺に、そして
固定子リード線92,94と戻り線93は固定子指標パ
ルスパターン90の外側周辺に配置することが好ましい
が、逆の配置法を用いることもできる。
【0037】回転子指標パルスパターン80と固定子指
標パルスパターン90に独自の波形配列を設けるとき、
回転子の各回転について2つのパターンが一致したとき
得られる出力信号が鮮明な指標パルスであるように、2
つのパターンが一致しないときの出力信号をできるだけ
小さくすることが望ましい。以下、望ましくない信号(
すなわち、回転子および固定子パターンが一致しないと
きの出力信号)を「雑音」と呼ぶことにする。
【0038】解析のために、パターン(回転子および固
定子のパターンの波形配列は同じであるから、固定子ま
たは回転子のパターン)はN個の等しい円周区間に分割
されている。これは回転子のN個の増分位置に対応する
。内向きおよび外向きの線(導体すなわちスポーク)が
、指標パルスパターンの1つまたはそれ以上の区間を分
割している。その目的は、信号雑音比を最小にするよう
に、これらの線(すなわち、スポーク)を配置すること
である。
【0039】N個の各増分位置の所で、半径方向外向き
の線(スポーク)に“p(i)=+1”を割当て、半径
方向の線(スポーク)の存在しない場合に“p(i)=
0”を割当て、そして半径方向内向きの線(スポーク)
に“p(i)=−1”を割当てることができる。(注記
:  用語「外向き」および「内向き」は電流の流れる
方向を言う。)前に、各位置iにおける信号は、同じ方
向を指している固定子/回転子の線の数に比例すると仮
定した。すなわち、数式1で表される。
【0040】
【数1】
【0041】数式(1)において、p(j)=p(j+
N)であり、変数kは電圧へ変換するための比例定数で
ある。i=1は、パターンが一致しているときの位置(
指標パルスの出力)を示し、i=Jは最大「雑音」の位
置を示すものとする。すなわち、最大雑音位置における
信号S(J)は、次式で表される。       S(J)=Max{S(2),S(3),
...S(N)}
【0042】信号雑音比(SNR)は
、次式のように定義することができる。 SNR=S(1)/S(J) (注記:  背景雑音が存在しない場合は、小さいNで
も大きな信号雑音比を得ることができる。しかし、信号
S(1)が小さい場合は、どんな小さい値の背景雑音で
も、SNRを劇的に減らすので、これは実際的ではない
。)妥当なNの値(たとえば、50)の場合、信号雑音
比SNR≒6を得ることができた。
【0043】本発明に従って、上に述べた解析を再検討
した。今度の解析では、別の、より似ていない信号測度
を使用した。信号および雑音は、線の一致でなく、領域
に基づいて計算した。すなわち、スポーク(内向きおよ
び(または)外向き)の数の代わりに、スポーク間の面
積を使用して、「雑音」の大きさを求めた。この新しい
解析では、誘導される信号がオーバーラップ面積(回転
子指標パターンと固定子指標パターンの間の面積)の関
数であるように、各隣接する導体(スポーク)間の法線
磁界は本質的に一様であると仮定する。上の仮定(磁界
の一様性)は、隣接する導体(スポーク)間の最大距離
が減少すると、精度が増す。したがって、要求された精
度の度合い基づいて、最大導体間隔を選定することがで
きる。固定子の場合は、各iについて、電流が時計方向
である(磁界が紙面に入る)領域に“p(i)=+1”
を割当て、電流が反時計方向である(磁界が紙面から出
る)領域に、“p(i)=−1”を割当てることができ
る。これに対し、回転子の場合は、“p(i)=+1”
(時計方向)と“p(i)=0”(反時計方向)を割り
当てなければならない。これは、回転子巻線の内側では
単位誘導ピックアップを、そして回転子巻線の外側では
ノーピックアップを意味する。この再定義により、数式
1と、最大雑音位置における信号S(J)の式と、信号
雑音SNRの定義式を使用して、信号雑音比を計算する
ことができる。各位置i(i=1−N)に“1”または
“−1”をランダムに割り当てるため置換型モンテカル
ロシミュレーションプログラムをフォルトランで書いた
。すなわち、このプログラムは、波形の場所を選択する
ためランダム法を使用している。各ランダムパターンに
ついて信号雑音比を計算し、最も高い信号雑音比を有す
るパターンを保存した。任意の数のプログラムを使用し
て波形の位置をランダムに選ぶことができ、そのプログ
ラムはだれでも決めることができる。信号雑音比を求め
る上記の方法(すなわち、線の代わりに面積を使用する
方法)を使用することにより、最も高い信号雑音比を有
するランダムパターンを選定することができる。
【0044】信号雑音比SNRを最大にするため、p(
i)の各値について、数式1と、最大雑音位置における
信号S(J)の式と、信号雑音SNRの定義式のほか、
隣接スポーク間の面積を使用することにより、図5およ
び図6にそれぞれ示した形状の指標パルスパターンを得
た。回転子および固定子の指標パルスパターン80,9
0は、前に述べたように、リード線82,84,92,
94と戻り線83,93の位置を除き、本質的に同じ形
状を有する。回転子の指標パルスパターンから出力され
る信号は鮮明な指標パルスになるであろう。背景雑音が
存在しない場合は、図5および図6の指標パルスパター
ンについて、それぞれ、N=31,63,107,13
9,および219を用いて、31/1,63/2,10
7/4,139/6,および219/10の信号雑音比
を得ることができる。
【0045】固定子板6に対する回転子板4の角位置を
示す連続パルス列のほかに、ワンスパーレボリューショ
ン指標パルス信号を出力する形式の回転運動エンコーダ
を得るため、図7および図8に示すように、固定子板6
と回転子板4のそれぞれの導体パターン30a,30b
と40の内側に半径方向に間隔をおいて、指標パルスパ
ターン90,80を配置することができる。装置の他の
事象をトリガーさせるため部材の1回転につき一度の位
置を監視するほか、部材の回転速度を監視して制御する
ことが要求されるとき、この形式の回転運動エンコーダ
が役に立つ。たとえば、イメージを多色で記録するイメ
ージ記録装置においては、最終出力イメージを有するシ
ート上に、1つの多色イメージを作るため用いられる各
カラーイメージを互いに正しく整合させるため、感光ド
ラムの1回転につき一度の位置を監視することが必要で
ある。
【0046】以上、記載した特定の実施例について本発
明を説明したが、この実施例は発明を明らかにするため
のもので、発明を限定するものではない。特許請求の範
囲に記載した発明の範囲の中で、記載した実施例に対し
さまざまな修正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る誘導式回転エンコーダ
の部分断面側面図である。
【図2】本発明の一実施例に係る固定子板に配置された
第1および第2導体パターンの平面図である。
【図3】図2の固定子導体パターンと共に使用する回転
子板に配置された第3導体パターンの平面図である。
【図4】本発明に使用可能な信号処理電子回路網を示す
ブロック図である。
【図5】回転子板に配置することができる指標パルスパ
ターンの平面図である。
【図6】固定子板に配置することができ、図5の指標パ
ルスパターンと共に使用することができる指標パルスパ
ターンの平面図である。
【図7】第1および第2パルス列発生導体パターンと第
1指標パルスパターンが配置された固定子板の平面図で
ある。
【図8】図7の固定子板と共に使用でき、第3パルス列
発生導体パターンと第2指標パルスパターンが配置され
た回転子板の平面図である。
【符号の説明】
1  支持面 2  回転運動エンコーダ 4  回転子板 6  固定子板 8  ハブ 10  軸 14  固定子板の裏面 16  回転変圧器 17  フェロックスコア 18  取付けリング 20  ボルト 22  カバー 30  固定子の巻線(導体パターン)30a,30b
  第1および第2導体パターン32a,32b  リ
ード線 33a,33b  戻り線 34a,34b  リード線 40  回転子の巻線(導体パターン)42,44  
リード線 50  信号処理電子回路網 52  24MHzクリスタルクロック54  4ビッ
ト乗算選択入力 56  励振周波数選択入力 58  ドライバ/オープンドレイン選択入力60a 
 1/N除算器回路網 60b  マルチプレクサ 60c  直角位相発生器 62  マルチプレクサ 64  固定子パターンの方形波ドライバ68  帯域
フィルタ増幅器 70  比較器 72a,72b  位相比較器 73  直角位相発生器 74  データフォーム変換器 75,76  シングルチャンネル出力77  故障回
路網検出器 80  回転子の指標パルスパターン 82,84  リード線 83  戻り線 90  固定子の指標パルスパターン 92,94  リード線 93  戻り線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一方の面に第1および第2導体パター
    ンと、前記第1および第2導体パターンから半径方向に
    間隔をおいて配置された第1指標パルスパターンとを有
    する固定子、前記第1および第2導体パターンに面して
    いる第3導体パターンと、前記第1指標パルスパターン
    に面し、前記第3導体パターンから半径方向に間隔をお
    いて配置された第2指標パルスパターンとを有し、前記
    固定子に対し回転可能な回転子、前記固定子に対する前
    記回転子の相対的角位置を求めるため、前記第3導体パ
    ターンと前記第1および第2導体パターンを誘導結合す
    る手段、および前記第1および第2指標パルスパターン
    間の誘導結合が最大のとき、ワンスパーレボリューショ
    ン(固定子に対する回転子の1回転につき一度の)指標
    パルスを発生するため、前記第1指標パルスパターンと
    前記第2指標パルスパターンを誘導結合する手段、から
    成ることを特徴とする誘導式回転運動エンコーダ。
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