JPH04276329A - 熱磁気直接記録媒体および記録装置 - Google Patents

熱磁気直接記録媒体および記録装置

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JPH04276329A
JPH04276329A JP3725791A JP3725791A JPH04276329A JP H04276329 A JPH04276329 A JP H04276329A JP 3725791 A JP3725791 A JP 3725791A JP 3725791 A JP3725791 A JP 3725791A JP H04276329 A JPH04276329 A JP H04276329A
Authority
JP
Japan
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recording medium
magnetic
thermomagnetic
direct recording
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP3725791A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Yamawaki
山脇 穣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Graphic Communication Systems Inc filed Critical Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Priority to JP3725791A priority Critical patent/JPH04276329A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録媒体に磁気潜
像を形成し、磁性粉で顕像を得る磁気記録媒体および記
録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気現象を利用して印刷を行う技術とし
てマグネトグラフィとか、磁気プリンタがある。これは
磁気記録媒体に磁気潜像を形成し、磁性粉で顕像とし、
紙に転写してハードコピーを得る方法である。
【0003】マグネトグラフィは通常次の工程からなる
。 ■抗磁力と残留磁化の大きいハードな磁性材料の記録媒
体に充分大きな磁界を加え磁化する磁化工程■画像信号
に応じて磁気記録ヘッドで記録媒体に磁界を加えて残留
磁化パターンを形成する又は磁界と熱を加えて潜像を形
成する潜像記録工程 ■磁化された記録媒体に磁性トナーを吸引させて顕像を
形成する現像工程 ■磁性トナーによる顕像を紙などの転写材に転写する転
写工程 ■転写されたトナー像を熱または圧力などで定着してハ
ードコピーを得る定着工程 ■転写後に記録媒体上に残っているトナーをブレードや
真空吸引して除去するクリーニング工程
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにハードコ
ピーを得るため、記録媒体上の顕像を一旦紙に転写して
いる。また現在大量に使用されている電子写真の場合も
同様に紙に転写している。紙に記録された内容は長期的
に保管する必要のあるものもあるが、かなりのものはあ
る期間経過後は不用となり、廃却処分されている。この
ように処分される書類は情報化社会が進むにつれ、ます
ます増加する傾向にあり、その処分が大きな問題となっ
てきている。
【0005】このように廃却処分されるのは、転写され
た紙が複雑な繊維質であるため、付着した微粒子が複雑
にからみ付き、一度記録された紙を白紙に戻すことは大
掛かりな化学処理が必要となるため簡単には行えないた
めである。
【0006】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
もので、一旦記録された記録媒体でもその画像情報を容
易に消去でき、再利用することのできる熱磁気直接記録
媒体および記録装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明の熱磁気直接記録媒体は、ベース材と、このベ
ース材上の磁性層と、この磁性層の色を遮蔽し所望の色
を表す調色層と、この調色層を保護すると共に滑性化す
る表面滑性層とからなる。
【0008】また、記録装置は、前記熱磁気直接記録媒
体の磁性層を所定方向に磁化させる帯磁気手段と、この
磁化した前記熱磁気直接記録媒体に画像信号に対応した
熱分布を与え消磁して画像の潜像を形成する熱処理手段
と、この潜像を形成した前記熱磁気直接記録媒体に磁性
を有するものに付着する微粒子を散布し可視画像を形成
する画像手段と、この可視画像を形成する前記微粒子を
安定した状態に固定する定着手段と、この定着手段で定
着処理された前記熱磁気直接記録媒体の磁気を消去する
磁気消去手段と、この磁気消去手段で磁気を消去した前
記熱磁気直接記録媒体に付着している前記微粒子を除去
するクリーニング手段とを備えたものである。
【0009】
【作用】記録媒体については、磁性層の磁化された部分
に潜像が形成され、この潜像にトナーなどの磁性を有す
るものに付着する微粒子が付着し顕像が形成される。磁
性層は黒いのでこの上に同様に黒い微粒子が付着しても
画像が他の磁性層と識別できないのでこの磁性層の色を
遮蔽し、記録紙として所望の色たとえば白色にするため
調色層が設けらる。また表面滑性層はこの調色層を保護
するとともにトナーなどの微粒子を除去するときある程
度除去しやすいように平滑性を備えている。
【0010】記録装置については、記録時は、帯磁気手
段により熱磁気直接記録媒体を所定方向に磁化させ、熱
処理手段で画像信号に対応した熱分布を上記記録媒体に
与えてこの熱分布の範囲を消磁することにより潜像を形
成する。現像手段はこの潜像の上に磁性を帯びた微粒子
を散布して可視画像を形成し、定着手段によりこの可視
画像を安定した状態に固定する。この状態で熱磁気直接
記録媒体はハードコピーとして使用される。
【0011】次にこのように使用された記録媒体がその
役割を果たして不用となったとき、再び記録装置に入れ
る。記録装置では、まず磁気消去手段によって熱磁気直
接記録媒体の磁気を消去し、次にこの記録媒体に付着し
ているトナーなどの微粒子をクリーニング手段で除去す
る。これにより熱磁気直接記録媒体は再生され、再び記
録が可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は第1実施例の記録装置とその動作を模式的
に示した図である。まず帯磁気工程(a)においては、
磁性記録媒体1に電磁石2により、ある一定方向の磁界
を与えこの磁性記録媒体1の磁性体を配向させる。次に
熱処理工程(b)において、磁性体が配向した磁性記録
媒体1に画像信号に従いサーマルヘッド3で残留磁化潜
像を形成する。現像工程(c)では、残留磁化潜像が形
成されている磁性記録媒体1にトナーなどの記録用微粒
子4を散布し、磁界の残っている部分にこの記録用微粒
子4を付着させ残留磁化潜像を現像し可視画像情報とす
る。
【0013】現像された磁性記録媒体1は定着工程(d
)で加熱用ヒータ5で加熱され溶解した記録用微粒子4
が磁性記録媒体1上に定着する。このとき溶解した記録
用微粒子4と磁性記録媒体1とは表面張力による物理的
吸着と磁性にる磁力吸着で固定される。
【0014】以上の処理によりハードコピーの画像情報
が得られるので、これを従来の紙に転写して記録された
情報と同様に使用する。
【0015】使用の終わったハードコピーは、消磁工程
(e)で処理される。消磁工程(e)では加熱用ヒータ
5により加熱して磁性記録媒体1の磁性を消去し、記録
用微粒子4も加熱により剥離しやすくする。次にクリー
ニング工程(f)によりブレード6などで擦ると記録用
微粒子4は容易に除去される。これを再び帯磁気工程(
a)以降の処理をすることにより、何回も記録すること
が可能となる。
【0016】次に本発明の第2実施例を説明する。本実
施例は磁性記録媒体1であり、図2はその構成図である
。ベース11は何回もの使用に耐えられるようポリエチ
レンテレフタレート(PET)などを用いる。磁性層1
2は抗磁力と残留磁化の大きい磁性体を用いる。図3は
磁性記録媒体の特性を示す図で、横軸は磁界強度、縦軸
は磁化の強さを示す。曲線aに添って磁化した後、減磁
すると、ヒステリシス特性により曲線bに添って磁化曲
線が移動し磁界強度を0とした時点で残留磁気cが残る
。 抗磁力と残留磁化の大きい磁性記録材料ほど充分大きな
磁界を加えると大きな残留磁化が残る事が知られている
【0017】図4は磁気材料の残留磁束密度、抗磁力、
キューリ点を示したものである。γ−Fe2 O3 は
塗布型で磁気テープなどに使用されてきた最も一般的な
材料である。Co−Ni−Pはメッキによりベースへ付
着するもので磁気ドラムや磁気ディスクの一部などに用
いられている。CrO2 はキューリ点が120 °C
と低くかつ黒色のため照射光の吸収性が良いので、熱磁
気記録用に適している。キューリ点とはこの温度で磁性
体の磁気がなくなる温度であり、この原理を応用して第
1実施例の熱処理工程(b)でサーマルヘッドにより加
熱して部分的にキューリ点以上とし、加熱されなかった
部分に磁界が残り残留磁化潜像を形成する。
【0018】白色コート層13は磁性層の黒色を遮蔽し
、白とか淡い黄、青など所望の色に調色する層である。 磁気テープと異なり、本記録媒体上の現像を直接見える
ようにするためこのコート層が必要となる。材質として
は酸化チタン、水酸化アルミ、炭酸カルシウムなど一般
に用いられているものでよい。
【0019】表面滑性層13は白色コート層12を保護
すると共にトナーなどの記録用微粒子4が第1実施例の
消磁工程(e)で加熱後熱破壊され、剥がれ易くなるよ
うに設けられたものであり、テフロン(商品名)などを
用いるとよい。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は磁気記録媒体を直接画像記録紙として用い、必要に応
じて所定回数繰り返し画像を記録することができるので
省資源と言う面から有効であり、かつ環境問題の見地か
らも有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の動作を説明する図
【図2
】本発明の第2実施例の構成を示す図
【図3】磁性記録
媒体の特性を示す図
【図4】磁性記録媒体の磁気特性を示す図
【符号の説明】
1  磁性記録媒体 2  電磁石 3  サーマルヘッド 4  記録用微粒子 5  加熱用ヒータ 6  ブレード 11  ベース 12  磁性層 13  白色コート層 14  表面滑性層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ベース材と、このベース材上の磁性層
    と、この磁性層の色を遮蔽し所望の色を表す調色層と、
    この調色層を保護すると共に滑性化する表面滑性層とか
    らなることを特徴とする熱磁気直接記録媒体。
  2. 【請求項2】  前記熱磁気直接記録媒体の磁性層を所
    定方向に磁化させる帯磁気手段と、この磁化した前記熱
    磁気直接記録媒体に画像信号に対応した熱分布を与え消
    磁して画像の潜像を形成する熱処理手段と、この潜像を
    形成した前記熱磁気直接記録媒体に磁性を有するものに
    付着する微粒子を散布し可視画像を形成する画像手段と
    、この可視画像を形成する前記微粒子を安定した状態に
    固定する定着手段と、この定着手段で定着処理された前
    記熱磁気直接記録媒体の磁気を消去する磁気消去手段と
    、この磁気消去手段で磁気を消去した前記熱磁気直接記
    録媒体に付着している前記微粒子を除去するクリーニン
    グ手段とを備えたことを特徴とする熱磁気直接記録装置
JP3725791A 1991-03-04 1991-03-04 熱磁気直接記録媒体および記録装置 Pending JPH04276329A (ja)

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