JPH04276262A - セパレート針 - Google Patents

セパレート針

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JPH04276262A
JPH04276262A JP3057843A JP5784391A JPH04276262A JP H04276262 A JPH04276262 A JP H04276262A JP 3057843 A JP3057843 A JP 3057843A JP 5784391 A JP5784391 A JP 5784391A JP H04276262 A JPH04276262 A JP H04276262A
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JP
Japan
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tube
base end
separate needle
base
tapered shape
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JP3057843A
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Yonezo Ono
小野 米蔵
Hajime Tsujikawa
辻川 肇
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Nissho Corp
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Nissho Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカテーテルの導入部とし
て使用されるカニューレに関し、詳しくは留置されたカ
ニューレを介して体腔内にカテーテルを導入し留置した
後、このカニューレを縦方向に引き裂いて容易に取り外
すことのできるいセパレート針に関する。
【0002】
【従来の技術】所謂留置針と称せられる合成樹脂製のカ
ニューレは、長いカテーテル等を体腔内にスムーズに導
入するための導入部として機能するものであるが、カテ
ーテルを体腔内に導入した後はその存在はその後に続く
手技の邪魔になる。そのためカテーテル挿入後に導入部
としてのカニューレを縦方向に引き裂いたり割ったりし
て分割し取り除くことのできるタイプの合成樹脂製カニ
ューレが開発されている(実公昭51−1661号公報
、特公昭61−59146号公報、同61−50464
号公報、特公平2−7670号公報など)。
【0003】実公昭51−1661号公報の考案は、ハ
ンドル手段を把持して長手軸と直行する方向に力を加え
、弱化部分である分離線(複数条のスリットやミシン目
)に沿って留置針を開くようにしたものであり、特公昭
61−59146号公報の発明は、基材ポリマーにこの
基材ポリマーに対し相性を有しない変成ポリマーを均一
に混合した材料で形成されたカテーテル(縦方向に裂け
易い)、特公平2−7670号公報の発明は、略180
度ずれた位置に、特公昭61−59146号公報で開示
された変成ポリマーからなる2本の平行な線条帯を介在
させたカテーテルである。また特公昭61−50464
号公報の発明は、カテーテルの基体の軸方向に沿ってX
線造影性を有する無機質の粉体が混入された複数条の線
条部を設けたものである。
【0004】これらの従来技術は、たとえば実公昭51
−1661号公報の考案においては、穿刺時に流入して
くる血液が分離線の部分から漏れ出るという致命的な欠
点があり、また非常な痛みを伴うのみならず、引き裂き
途中において千切れる可能性もある。また変成ポリマー
を利用した特公昭61−59146号公報および特公平
2−7670号公報の発明、および特公昭61−504
64号公報の発明は、引裂強度が未だ大きすぎる嫌いが
あり、カニューレを取り除く操作で大きな力を出した時
にカニューレが動いて患者に苦痛を与える虞がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本出願人はこれらの問
題を解決するために、血液がリークすることがなく、適
当な引裂強度を有する易分割性カニューレをすでに提案
しているが(特願平2−94853号)、これは、カニ
ューレの基部に把持手段を設ける図3に示すような構造
にした場合、ハブ21の内腔に内径をテーパ状に拡径し
た所謂ルアーテーパ部61を設け、かつチューブ11と
一体に成形されたハブ21の分離部分の肉厚を薄くした
り(図5の72)、溝(図3、図4の71)を付けたり
してハブ21を分割し易くしているが、分離部分を薄く
したり溝を付けたりすると、成形時の内部応力や残留歪
みのためにハブ21のルアーテーパ部61の寸法精度を
出すのが難しく、従って、製造の作業性が悪く、製品の
性能が不安定になるという欠点を有していた。
【0006】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、製造の作業性が良く、製品の性能が安定したセパレ
ート針を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために、先端の外径をテーパ状に縮径させるとと
もに基部の内径および外径をテーパ状に拡径させてなる
、分離帯を有するチューブと、該チューブの基部の分離
帯を挟んで、インサート成形によって一体的に溶着され
た一対の把持手段からなるセパレート針を採用している
【0008】
【作用】上記の構成によれば、セパレート針の把持手段
を両手でつかみ、左右に開くことにより、チューブを分
離帯の部分から容易に引き裂くことができる。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例について図面に基づいて
説明する。図1は本発明の1実施例を示す平面図であり
(内腔部分を点線で示す)、図2は図1の正面図である
【0010】本発明のセパレート針は図1に示すように
チューブ1と把持手段2からなっている。チューブ1は
先端4の外径がテーパ状に縮径されており、基部5の外
径および内径はテーパ状に拡径されている。そしてチュ
ーブ1には分離帯3が形成されており、インサート成形
によって基部に溶着された把持手段(以下把手という)
2を左右に開くことによって、分離帯3を境に容易に分
断できるようになっている。
【0011】チューブ1としては、特願平2−9485
3号に示されるような、長手方向に延びる複数の帯体か
ら構成された合成樹脂製のチューブであって、隣合う帯
体同士が容易に分離可能にしたものが好ましく、この場
合、分離帯3は隣合う帯体の境界になる。そして隣合う
帯体の形成材料は、一方の帯体の形成材料をポリプロピ
レンやポリエチレン、ポリエステルなどから選ばれる第
1の合成樹脂とし、他方の帯体の形成材料を、第1の合
成樹脂にこの第1の合成樹脂と相容性を有しない第2の
合成樹脂、例えばポリウレタンなどを混合してなる材料
としている。
【0012】チューブ1としては、他に、特公昭61−
50464号公報に示されるような、合成樹脂素材例え
ばポリプロピレンからなる基体の軸方向に沿って、X線
造影性を有する無機質例えば硫酸バリウムの粉体が混入
された複数条の線条部を形成したものや(線条部が分離
帯)、特公昭61−59146号公報に示されるような
、基材ポリマー例えばポリプロピレンおよび、この基材
ポリマーに対し相容性を有しない変性ポリマー例えばポ
リエチレンとの均一混合物から押出成形によって製造す
るもの、特公平2−7670号公報に示されるような、
基材ポリマーからなるチューブの長手方向に変性ポリマ
ーの線条帯(分離帯になる)を介在させたものなども使
用可能である。
【0013】把手2はチューブ1の形成材料と相容性の
よい材料たとえばポリプロピレンやポリエチレン、ポリ
エステル等で形成されており、形状は特に限定されない
が、図1および図2に示すような、チューブ1の基部5
の外径に合わせた接着面を有するくの字状のものが一般
的であり、図1の右側から見た時の状態を示す図2から
分かるように、分離帯3を挟んでインサート成形によっ
て溶着されている。
【発明の効果】以上説明してきたことから明らかなよう
に、本発明のセパレート針は、チューブの基端部の内外
径をテーパ状に拡径し、この基端部にインサート成形に
よって把持手段を溶着しているので、成形された把持手
段の肉厚が少々不均一であっても、そのことによりチュ
ーブのテーパに変形が生ずることがない。従って、性能
の安定した安価な製品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す平面図である(内腔部
分を点線で示す)。
【図2】図1の正面図である。
【図3】従来例を示す平面図である(分離部分に溝を付
けたもの)。
【図4】図3の正面図である。
【図5】他の従来例の正面図である(分離部分を薄くし
たもの)。
【符号の説明】
1  チューブ 2  把持手段 3  分離帯

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  カテーテル導入後に長手方向に分割し
    て取り除くことのできる合成樹脂製のカニューレであっ
    て、先端の外径をテーパ状に縮径させるとともに基部の
    内径および外径をテーパ状に拡径させてなる、分離帯を
    有するチューブと、該チューブの基部の分離帯を挟んで
    、インサート成形によって一体的に溶着された一対の把
    持手段からなるセパレート針。
  2. 【請求項2】  その長手方向に沿ってX線造影性を有
    する無機質の粉体が混入された複数条の線条部を設けて
    なる請求項1に記載のセパレート針
JP3057843A 1991-02-28 1991-02-28 セパレート針 Expired - Lifetime JP2979684B2 (ja)

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