JPH04275860A - 研削加工方法およびその方法に用いるワーク保持具 - Google Patents

研削加工方法およびその方法に用いるワーク保持具

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JPH04275860A
JPH04275860A JP3033953A JP3395391A JPH04275860A JP H04275860 A JPH04275860 A JP H04275860A JP 3033953 A JP3033953 A JP 3033953A JP 3395391 A JP3395391 A JP 3395391A JP H04275860 A JPH04275860 A JP H04275860A
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JP
Japan
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workpiece
cylindrical
holding
rod
cylindrical workpiece
Prior art date
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Pending
Application number
JP3033953A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Majima
真島 志郎
Yasutake Oshima
大島 泰毅
Kazu Ando
安藤 和
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Coorstek KK
Original Assignee
Toshiba Ceramics Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Ceramics Co Ltd filed Critical Toshiba Ceramics Co Ltd
Priority to JP3033953A priority Critical patent/JPH04275860A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、研削加工方法および
その方法に用いるワーク保持具に関し、より詳細には、
もろい材料や柔らかい材料からなる円筒状ワークを真空
吸着せずに確実に保持して研削加工できる研削加工方法
およびワーク保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、水圧成形後の素地の(焼成前の
)透孔性アルミナの底付き円筒体を研削する従来の方法
を示す断面説明図である。この底付き円筒体は、一端が
塞がれ、他端が開口したものである。
【0003】図4において、100は丸棒状のマンドレ
ルで、小径のワーク保持部101と大径のチャック把持
部102から構成してある。マンドレル100の内部に
は、先端から基端まで中心軸に沿って延びる吸引用透孔
103が形成してある。透孔103は、ワーク保持部1
01において半径方向に延びる複数の吸引用小孔104
に接続してある。
【0004】このマンドレル100は、チャック把持部
102を研削盤のチャックCで把持して研削盤の回転駆
動部に取り付けられる。ワーク保持部101には、透孔
性アルミナの底付き円筒体であるワークWが嵌挿される
。ワークWは、その内部孔の壁面をワーク保持部101
に接触させて保持される。
【0005】加工する際には、マンドレル100の基端
に接続した管106を介して、真空ポンプ105で吸引
用透孔103および吸引用小孔104内の空気を吸引す
る。すると、ワークWには矢印で示したような中心軸方
向の吸着力F1と半径方向の吸着力F2が働くので、ワ
ークWはその内部孔の周面と端面をマンドレル100の
ワーク保持部101に押し付ける形で保持される。通常
、ワーク保持部101の外径よりもワークWの内部孔の
径の方が大きいので、ワークWはマンドレル100に対
して偏心して保持される。
【0006】そこで、研削盤を作動させ、マンドレル1
00をその中心軸の周りに回転させることによりワーク
Wを回転させる一方、研削砥石Gを同じ方向に回転させ
ながらワークWの外周面あるいは外端面に押し当てて加
工を行なうものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法では、
真空ポンプ105による吸着力F1、F2でワークWを
保持しているので、研削砥石Gが切れなくなると吸着力
F1、F2が研削抵抗に負けてしまい、マンドレル10
0に対してワークWが滑って研削加工ができなくなると
いう問題がある。
【0008】また、多数のワークWを順に研削加工する
場合、ワークWをマンドレル100に嵌挿したり取り外
したりする度に、真空ポンプ105にかかる負荷が大き
く変動する。このため、真空ポンプ105の負担が過大
となって故障が多発するとともに、真空ポンプ105の
作動不良により加工不良も生じやすくなる。したがって
、上記従来の方法では、真空ポンプ105の保守や修理
に手間がかかるだけでなく、研削加工の歩留りも良くな
いという問題がある。
【0009】他方、上記のようなワークWの滑りが生じ
ないように、チャックCで直接ワークWを把持すること
も考えられる。しかし、この方法は、ワークWがもろい
セラミックス焼結体や素地のセラミックス成形体、ある
いは柔らかい金属等からなる場合には、加工中にチャッ
クCの爪によりワークWの一部が欠けたり外面に傷が付
いたりする恐れがあるため、このようなワークWの研削
加工には採用できない。
【0010】そこで、この発明の目的は、もろい材料や
柔らかい材料から成る円筒状ワークであっても、確実に
保持して所望の研削加工を行なうことができるとともに
、加工の歩留りを上げることもでき、さらに円筒状ワー
クを損傷させる恐れもない研削加工方法およびワーク保
持具を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の研削加工方法
は、少なくとも一端に開口を有する円筒状ワークを、そ
の内部穴の直径よりも小さい直径を有する棒状のワーク
保持部にその開口より嵌挿させ、略半径方向内側に向か
う弾性力によって前記ワーク保持部に嵌挿された円筒状
ワークをその外側から押圧して保持し、その保持した円
筒状ワークと前記ワーク保持部を回転させるとともにそ
の円筒状ワークの外面を研削加工することを特徴とする
【0012】この発明のワーク保持具は、本体と、円筒
状ワークの内部穴の直径よりも小さい直径を有する、前
記本体に取り付けられた棒体と、前記本体に支持ピンに
よって揺動可能に取り付けられたワーク保持部材と、そ
のワーク保持部材の端部に固着されたワーク押圧用の弾
性材と、前記ワーク保持部材に作用して前記弾性材を略
半径方向内側に向けて付勢する付勢手段とを具備してな
り、前記棒体に円筒状ワークを嵌挿させるとともに、前
記ワーク保持部材によってその円筒状ワークを外側から
押圧して保持し、これらを前記棒体の中心軸の周りに回
転させるとともにその円筒状ワークの外面を研削加工す
るようにしたことを特徴とする。
【0013】
【作用】この発明の研削加工方法およびワーク保持具で
は、略半径方向内側に向かう弾性力によって円筒状ワー
クをその外側から押圧して保持するので、その弾性力を
調整することにより、真空吸着によるよりも大きな保持
力を得ることができる。したがって、円筒状ワークを確
実に保持してその滑りを防止することができる。また、
真空ポンプを用いなくてよいので、真空ポンプの保守・
修理の手間および故障に起因する加工不良がなくなり、
歩留りが向上する。
【0014】さらに、円筒状ワークは弾性力によって押
圧・保持されるので、加工時に研削砥石により円筒状ワ
ークが半径方向に押圧されても、円筒状ワークはそれに
応じて半径方向に変位することができる。したがって、
円筒状ワークに無理な力が作用することがなく、もろい
材料や柔らかい材料から成る円筒状ワークであっても傷
を付ける恐れがない。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て詳細に説明する。なお、これによりこの発明が限定さ
れるものではない。
【0016】(構成)図1は、この発明のワーク保持具
の一実施例を示す斜視図、図2はその分解斜視図、図3
はその一部を断面とした側面図である。
【0017】ワーク保持具1は、円筒状ワークWを保持
する本体10と、本体10に取り外し可能に取り付けら
れ且つ研削盤のチャックCに保持されるようにした棒体
30とから成っている。
【0018】本体10は、胴部11の前部に、半径方向
外側(図1〜3では上方)に突出した一対の突出部12
を備えている。一対の突出部12の間には、保持アーム
14が、一対の突出部12間に架け渡したピン18によ
って揺動可能に取り付けてある。この保持アーム14は
、胴部11の中心軸に沿って配置してあり、その中心軸
を含む面内で揺動する。保持アーム14の前端部は、半
径方向内側に向かってL字状に屈曲され、その先端に押
圧ゴム16が固着してある。押圧ゴム16の押圧面の断
面は、円筒状ワークWを確実に把持できるように凹んだ
山型に形成してある。押圧ゴム16は、胴部11よりも
前方に位置している。
【0019】図3に示すように、保持アーム14の後端
部には、半径方向内側に開口したバネ穴21が形成して
ある。また、胴部11のバネ穴21に対向する位置には
、半径方向外側に開口したバネ穴20が形成してある。 圧縮バネ22は、両バネ穴20、21内に各端部を収容
して位置決めされている。
【0020】圧縮バネ22により、保持アーム14の後
端部は半径方向外側に向かって付勢されるので、ピン1
8を軸とするモーメントにより、保持アーム14の前端
部に半径方向内側に向かう押圧力が発生する。
【0021】胴部11の前部には、前記一対の突出部1
2に対して180゜反対側に、突出部12と同様の半径
方向外側(図1〜3では下方)に突出した一対の突出部
13が設けてある。一対の突出部13の間には、保持ア
ーム14と同様の保持アーム15が、ピン19によって
揺動可能に取り付けてある。保持アーム15の先端には
、押圧ゴム16と同様の押圧ゴム17が固着してある。 保持アーム15は、保持アーム14と同様に、端部をバ
ネ穴に収容された圧縮バネ23により、その前端部を半
径方向内側に向かって付勢されている。
【0022】以上の構成により、互いに対向する二つの
保持アーム14、15により、円筒状ワークWを両側か
ら押圧・挟持するようにしている。
【0023】押圧ゴム16、17の硬度は、JIS  
Bで10〜80度とするのが好ましい。10度より小さ
いと、柔らかすぎて押圧力が円筒状ワークWに適切に伝
わらず、保持力が安定しない。80度より大きいと、堅
すぎて円筒状ワークWに損傷を与える恐れが大となる。
【0024】なお、押圧ゴム16、17を介して保持す
ることにより、保持した円筒状ワークWとの間の摩擦力
が大きくなるため、円筒状ワークWがいっそう滑り難く
なる効果がある。
【0025】圧縮バネ22、23の強さは、円筒状ワー
クWに損傷を与えず、且つ十分な保持力が得られるよう
に適宜設定すればよい。また、指で簡単につまめる程度
の強さにすると、円筒状ワークWの脱着作業がワンタッ
チででき、連続した作業においても作業者の負担が少な
くなる。このため、作業効率が向上する利点が生じる。
【0026】胴部11の中心には、棒体30を嵌合する
嵌合孔25がその中心軸に沿って形成してある。二つの
保持アーム14、15は、嵌合孔25ひいては胴部11
の中心軸に対して対称の位置にある。
【0027】棒体30は、図2に詳細に示すように、直
径の異なる3個の丸棒状部分すなわち、最小直径を持つ
ワーク保持部31、中間の直径を持つ本体嵌合部32、
最大直径を持つチャック把持部33から構成してある。 この棒体30は、図3に詳細に示すように、ワーク保持
部31を本体10の嵌合孔25にその後方から挿通し、
本体嵌合部32をその嵌合孔25に嵌合して本体10と
一体化される。
【0028】嵌合時には、本体嵌合部32の前端が嵌合
孔25の前端に形成した段部25aに当接して位置決め
される。こうして位置決めされた棒体30は、胴部11
に半径方向に形成した孔より止めネジ24をネジ込むこ
とにより、その位置に固定される。止めネジ24を緩め
て棒体30を後方に引っ張れば、本体10から容易に棒
体30を引き抜くことができる。
【0029】本体10と棒体30を一体化した状態では
、本体10の中心軸と棒体30の中心軸が一致している
。また、ワーク保持部31は胴部11の前方に突出し、
本体嵌合部32はほぼ本体10の嵌合孔25中に位置し
、チャック把持部33は本体10の後方に突出している
【0030】こうして構成されたワーク保持具1を研削
盤等に取り付ける際には、棒体30のチャック把持部3
3を研削盤等のチャックCで把持する。把持した状態で
は、図1に示すように、チャックCの前方に本体10が
位置し、その本体10の前方にさらに棒体30のワーク
保持部31が突出した状態となる。ワーク保持部31の
中心軸は、研削盤等の回転軸に一致する。
【0031】この実施例では、棒体30の内部に、前述
した従来のマンドレル100の吸引用透孔103と同様
に、先端から基端まで達する吸引用透孔34が設けてあ
る。吸引用透孔34の前端は、ワーク保持部31の端面
に開口し、後端はチャック把持部33の端面に開口して
いる。したがって、必要に応じて、吸引用透孔34内の
空気を真空ポンプで吸引することにより、円筒状ワーク
Wの底部をワーク保持部31に真空吸着することも可能
である。なお、この吸引用透孔34は設けなくてもよい
ことはもちろんである。
【0032】円筒状ワークWの研削加工では、円筒状ワ
ークWの内部孔の直径および全長に応じて、使用する棒
体30のワーク保持部31の直径および全長を変える必
要がある。そこで、ワーク保持部31の直径および全長
の異なる複数の棒体30を用意しておき、円筒状ワーク
Wに応じて適宜交換して使用する。この実施例では、止
めネジ24を締め付けあるいは緩めることにより、棒体
30を本体10に取り付けあるいは本体10から取り外
しできるので、その交換が簡単に行なえる利点がある。
【0033】(使用方法)次に、以上の構成としたワー
ク保持具1の使用方法について説明する。
【0034】ここで加工する円筒状ワークWは、図3に
示すような焼成前の透孔性アルミナの底付き円筒体で、
内部穴の中心軸が円筒状ワークWの(外周面の)中心軸
に対して偏心しており、肉厚が不均一となっているもの
である。この円筒状ワークWの一方の端部には底があり
、他方の端部には底がなく開口している。
【0035】まず最初に、ワーク保持具1の組み立てを
行なう。すなわち、加工する円筒状ワークWの直径およ
び全長に応じて最適な棒体30を選定し、その棒体30
を本体10の嵌合孔25に嵌合した後、止めネジ24に
より固定して一体化する。
【0036】次に、こうして組み立てたワーク保持具1
を研削盤の回転駆動部へ水平に取り付ける。取り付けは
、棒体30のチャック把持部33を回転駆動部のチャッ
クCで把持して行なう。取り付けたとき、本体10およ
び棒体30のワーク保持部31の中心軸は、いずれも回
転駆動部の回転軸に一致する。
【0037】次に、円筒状ワークWを棒体30のワーク
保持部31に嵌挿する。この実施例では、圧縮バネ22
、23の強さを調整して、保持アーム14の押圧力が保
持アーム15の押圧力よりも少し大きくしてあるので、
嵌挿前に保持アーム14を上位に位置させておくのが好
ましい。
【0038】そこで、保持アーム14、15の後端部の
押圧面14a、15aを指で半径方向内側に押圧し、押
圧ゴム16、17を半径方向外側に変位させてから、押
圧ゴム16、17と棒体30の間に円筒状ワークWをそ
の底部が棒体30の先端に当接するまで押し入れる。円
筒状ワークWは、内部孔が偏心していて重心が偏ってい
るので、棒体30に押し入れたときには、上位に最小肉
厚部分が、下位に最大肉厚部分が位置する。
【0039】その後、押圧面14a、15aから指を離
すと、保持アーム14、15は圧縮バネ22、23の弾
性力によって元の状態に復帰し、円筒状ワークWは圧縮
バネ22、23の弾性力によって両側から押圧・保持さ
れる。保持された状態では、図3に示すように、円筒状
ワークWの最小肉厚部分が棒体30に接触している。ま
た、円筒状ワークWの底部は棒体30の先端に接触し、
その開口側端部は胴部11の前面から離れている。
【0040】以上で円筒状ワークWの保持が終了したの
で、研削盤を作動状態にし、ワーク保持具1を介して円
筒状ワークWを回転させる。そして、研削砥石Gを回転
させながら円筒状ワークWの外周面に接触させ、従来と
同様にして研削加工を行なう。
【0041】(確認試験)図1〜3に示した構成のワー
ク保持具1を実際に製作し、透孔性アルミナの焼成前の
円筒体の研削作業を行なってその作動を確認した。その
結果、滑りを生じることなく、透孔性アルミナ円筒体を
確実に保持して研削を行なうことができた。したがって
、真空ポンプを使用する必要がなくなり、真空ポンプの
保守・修理作業さらには設備費も不要となる。
【0042】また、従来の方法では、1セットの透孔性
アルミナ円筒体を研削加工する場合に、研削砥石Gのド
レッシングを2回行なう必要があったが、この発明のワ
ーク保持具1では、1回のドレッシングを行なえば足り
た。これにより、ドレッシング時間が半減したばかりで
なく加工中断時間も減少したため、加工時間が短縮され
、作業能率も向上した。
【0043】また、棒体30が研削盤のチャックCに直
接把持されるので、棒体30の中心軸のブレは0.02
mm以下になり、加工精度も良好であった。
【0044】なお、加工中に、吸引用透孔34内の空気
を図示しない真空ポンプで吸引することも可能である。 こうすれば、円筒状ワークWは常に棒体30の先端面に
密着するので、加工中に円筒状ワークWが長軸方向に変
位するのを防止できる利点がある。
【0045】以上の説明では、円筒状ワークWとして一
方の端部が閉鎖されたものを使用しているが、両端が開
放されている円筒状ワークを加工することも可能である
【0046】また、前記実施例では、2個の保持アーム
を設けているが、弾性力で円筒状ワークWを保持できれ
ば、保持部材の個数は任意である。例えば、前記実施例
と同様の保持アームを3個あるいは4個以上設けてもよ
いし、リング状の押圧ゴムを備えた1個の保持部材を設
けて、そのリング状押圧ゴムで円筒状ワークWの全周を
押圧・保持するようにしてもよい。
【0047】
【発明の効果】この発明の研削加工方法およびワーク保
持具では、弾性力により真空吸着よりも大きな力で円筒
状ワークを保持できるので、円筒状ワークがもろい材料
や柔らかい材料から成っていても、確実に保持して所望
の研削加工を行なうことができ、また加工の歩留りを上
げることができる。
【0048】さらに、円筒状ワークを弾性力によって保
持するので、研削砥石に押されてもそれに応じて半径方
向に変位でき、したがって加工の際に円筒状ワークを損
傷させる恐れもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のワーク保持具の一実施例を示す斜視
図である。
【図2】図1のワーク保持具の分解斜視図である。
【図3】図1のワーク保持具の一部を断面として示す側
面図である。
【図4】従来の研削加工方法を示す断面説明図である。
【符号の説明】
1  ワーク保持具 10  本体 11  胴部 12、13  突出部 14、15  保持アーム 14a、15a  保持アームの押圧面16、17  
押圧ゴム 18、19  ピン 20、21  バネ穴 22、23  圧縮バネ 24  止めネジ 25  嵌合孔 30  棒体 31  ワーク保持部 32  本体嵌合部 33  チャック把持部 34  吸引用透孔 G  研削砥石 W  円筒状ワーク C  チャック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少なくとも一端に開口を有する円筒状
    ワークを、その内部穴の直径よりも小さい直径を有する
    棒状のワーク保持部にその開口より嵌挿させ、略半径方
    向内側に向かう弾性力によって前記ワーク保持部に嵌挿
    された円筒状ワークをその外側から押圧して保持し、そ
    の保持した円筒状ワークと前記ワーク保持部を回転させ
    るとともにその円筒状ワークの外面を研削加工すること
    を特徴とする研削加工方法。
  2. 【請求項2】  本体と、円筒状ワークの内部穴の直径
    よりも小さい直径を有する、前記本体に取り付けられた
    棒体と、前記本体に支持ピンによって揺動可能に取り付
    けられたワーク保持部材と、そのワーク保持部材の端部
    に固着されたワーク押圧用の弾性材と、前記ワーク保持
    部材に作用して前記弾性材を略半径方向内側に向けて付
    勢する付勢手段とを具備してなり、前記棒体に円筒状ワ
    ークを嵌挿させるとともに、前記ワーク保持部材によっ
    てその円筒状ワークを外側から押圧して保持し、これら
    を前記棒体の中心軸の周りに回転させるとともにその円
    筒状ワークの外面を研削加工するようにしたことを特徴
    とするワーク保持具。
JP3033953A 1991-02-28 1991-02-28 研削加工方法およびその方法に用いるワーク保持具 Pending JPH04275860A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08216017A (ja) * 1995-02-10 1996-08-27 Saitou Seiki Kk 研削機における被研削材の支持装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08216017A (ja) * 1995-02-10 1996-08-27 Saitou Seiki Kk 研削機における被研削材の支持装置

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