JPH0427585Y2 - - Google Patents

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JPH0427585Y2
JPH0427585Y2 JP1593287U JP1593287U JPH0427585Y2 JP H0427585 Y2 JPH0427585 Y2 JP H0427585Y2 JP 1593287 U JP1593287 U JP 1593287U JP 1593287 U JP1593287 U JP 1593287U JP H0427585 Y2 JPH0427585 Y2 JP H0427585Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は超音波洗浄機の液体容器の上蓋の自動
開閉機構の改良に関する。
(従来の技術) 第2図は従来の超音波洗浄機の液体容器の自動
両開き上蓋の基本構成を示す図である。
超音波洗浄機の液体容器は洗浄液の種類によつ
ては、必要時以外はできるだけ速やかに閉じ、密
閉度を増す必要があるため、上蓋に重なり部分を
もたせている。
従来はこのような上蓋の自動開閉には第2図で
示すように、上蓋1,1′の開閉軸2,2′に連結
機構8,8′を介して駆動部9,9′に連結された
機構をもち、駆動は油圧やモータを使用してい
た。開閉の場合においては、第3図に示すように
上蓋1と1′の動作開始に時間差が必要であつた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、前記のように上蓋1,1′が独
立した駆動機構で開閉をなす場合は、誤つて同時
に動かすことも起り、上蓋1と同1′の先端がぶ
つかり合つてしまうこともあつた。さらに駆動機
構も2系統必要となつていた。
本考案の目的は、上記従来技術の問題点を解決
するための自動両開き上蓋を提供しようとするも
のである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記の目的を達成するために次の手段
構成を有する。即ち、本考案の液体容器の自動両
開き上蓋は、閉じた状態で重なり部分を有する2
板の蓋板を有し、各蓋板に開閉の為の回転軸が設
けられている両開き上蓋において、前記蓋板の
各々の回転軸に連結されリンクが取り付けられた
リンク取付部と;駆動源に連結された駆動用リン
ク取付部と;駆動用リンク取付部の回転運動が速
度差をもつて前記両リンク取付部に回転運動が伝
達される位置に配置取り付けられたリンクと;を
具備することを特徴とする液体容器の自動両開き
上蓋である。
(作用) 以下、上記手段構成を有する本考案の液体容器
の自動両開き上蓋の作用について述べる。
上蓋を開くときにおいては、先ず駆動源を駆動
させると、駆動源に連結している駆動用リンク取
付部が回転するが、両上蓋は両開き動作をするよ
うな位置にリンクが取りつけてあり、両取付部の
回転に速度差が得られる位置を選んであるので、
速度の速い方の上蓋は大きく持ち上り、速度の遅
い方の上蓋は持ち上り方が小さく結果的に開き始
めに時間差を持たせたのと同じような効果が得ら
れ上蓋同士の先端がぶつかり合うということがな
くなる。閉じるときはこの逆となる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案の実施例の構成を示す図であ
る。上蓋1の開閉軸2はリンク取付部5に、上蓋
1′の開閉軸2′はリンク取付部7に連結されてい
る。駆動用リンク取付部6は駆動源に連結されて
いる。上蓋1、同1′が閉じているときは、リン
ク3はD−E間に、リンク4はI−H間にある。
駆動用リンク取付部6が反時計方向に駆動され
るとE点はG点の位置に、H点はJ点の位置に移
動し、D点はF点に、I点はK点に移動すること
になるので上蓋は開かれる。この場合D点がF点
に移動する速度と、I点がK点に移動する速度を
比較すると、D点がF点に向けて移動し始める速
度はほぼE点の周速度に近いのに対して、I点が
K点に向けて移動し始める速度は、リンク4の向
きがH点の周方向と直角になつているためにリン
ク4の長手方向の移動が殆どなく零に近く、この
ためスタート時の開閉軸2および同2′の回転速
度に差が出てくる。本実施例の場合は上蓋1が大
きく動き出し、上蓋1′の動き出しは小さい故に
両上蓋はぶつからない。なおF点、K点に到達す
るときは同一時間となり、閉じるときはこの逆の
動作となる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案の液体容器の自動
両開き上蓋においては、なんら操作順序を考慮す
ることなく安心して開閉操作をスムースに確実に
行うことができるので、超音波洗浄機の液体容器
にあつては、必要な時だけ迅速に開き、作業が終
わると速やかに確実に密閉することができる利点
を有する。この利点により洗浄液の飛散、消耗防
止や洗浄液が空気に触れて劣化することも防止で
きる。
さらに駆動源が一つでよいので設置場所も小さ
くすることができるという経済的効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の構造図、第2図は従
来装置の構造図、第3図は上蓋の開閉順序を示す
図である。 1,1′……上蓋、2,2′……開閉軸、3,4
……リンク、5……リンク取付部、6……駆動用
リンク取付部、7……リンク取付部、8,8′…
…連結機構、9,9′……駆動部、10……液体
容器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 閉じた状態で重なり部分を有する2板の蓋板を
    有し、各蓋板に開閉の為の回転軸が設けられてい
    る両開き上蓋において、前記蓋板の各々の回転軸
    に連結されリンクが取り付けられたリンク取付部
    と;駆動源に連結された駆動用リンク取付部と;
    駆動用リンク取付部の回転運動が速度差をもつて
    前記両リンク取付部に回転運動が伝達される位置
    に配置取り付けられたリンクと;を具備すること
    を特徴とする液体容器の自動両開き上蓋。
JP1593287U 1987-02-05 1987-02-05 Expired JPH0427585Y2 (ja)

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JP1593287U JPH0427585Y2 (ja) 1987-02-05 1987-02-05

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JPS63126090U JPS63126090U (ja) 1988-08-17
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JP6222988B2 (ja) * 2013-05-20 2017-11-01 ミネベアミツミ株式会社 表示装置

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Publication number Publication date
JPS63126090U (ja) 1988-08-17

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