JPH04275687A - 模擬視界装置 - Google Patents

模擬視界装置

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JPH04275687A
JPH04275687A JP3078724A JP7872491A JPH04275687A JP H04275687 A JPH04275687 A JP H04275687A JP 3078724 A JP3078724 A JP 3078724A JP 7872491 A JP7872491 A JP 7872491A JP H04275687 A JPH04275687 A JP H04275687A
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JP
Japan
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scan line
circuit
edge
line
intersection
Prior art date
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Pending
Application number
JP3078724A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Enomoto
榎本 保宏
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Mitsubishi Precision Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Precision Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンピュータを用い
て仮定された三次元の情景を指定された視点から見た二
次元画像として表示を行なうための模擬視界装置に関し
、表示のちらつきを防ぐことができるものである。
【0002】
【従来の技術】図11は従来の模擬視界装置の構成を示
すブロック図である。この装置では視覚対象物を多角形
、多角面及び光点の組合わせとして数値モデル化して模
擬する。図11において、模擬視界用ホストコンピュー
タ1は、仮定された三次元の情景に含まれる全ての視覚
対象物の位置、面を構成する頂点の位置、色彩等の情報
を記憶する。たとえば飛行機シミュレータの場合、飛行
機の方向、高さ、パイロットの視点位置等の視点情報に
したがって、その視界内の視覚対象物を選択し、後述す
る幾何計算装置に送ることおよび幾何計算装置で用いる
座標変換のためのマトリクスの計算を行なう。
【0003】幾何計算装置2は模擬視界用ホストコンピ
ュータ1から送られた視覚対象物に対して視点との位置
関係にしたがって視点に近い順に優先順位を付す。その
視覚対象物の、指定された視点から見た透視図の計算、
指定された光源で照らされたときの各面の明るさ、かす
み具合の計算、視覚対象物を規定する多面体の稜の透視
図上の線(エッジ)が視覚対象物の輪郭を表わすものか
否かの計算、等の幾何計算を行なう。
【0004】エッジリストメモリ3は、透視図を構成す
るエッジの情報を記憶する。この記憶は、スキャンライ
ン毎に、スキャンライン上にエッジの上端が存在するか
否かについて行なわれる。エッジの上端が存在する場合
は、エッジ上端(発端)のスキャンライン番号QS、エ
ッジ下端(終端)のスキャンライン番号QE、エッジ上
端の水平方向位置PS、エッジ下端の水平方向位置PE
、エッジの傾きΔP、エッジの上端の明るさI、エッジ
の明るさの垂直方向の変化率dIq、エッジの右側の面
の色C、エッジが対象物の輪郭線であるか否かの符号E
/I、模擬視界用ホストコンピュータN1で計算された
優先順位OBJ、その他、上端を共有するエッジについ
てのその記憶位置情報CHAIN等が、記憶される。
【0005】エッジ走査線交点計算回路41は表示装置
11のCRTが1スキャンする間に、次のスキャンライ
ン上の画像情報すなわち交点情報を時分割で、エッジリ
ストメモリ3の情報と前回のスキャンラインの交点情報
から逐次的に計算している。すなわち、ソート回路51
から出力するQ番目のスキャンラインと各エッジとの交
点と情報QE、PE、ΔP、I、dIq、C、E/I、
OBJからQ+1番目のスキャンラインと各エッジの交
点Pの情報を計算し、ソート回路N5に送る。これをさ
らに詳しく説明すると、図12のように、それぞれのエ
ッジについてQ=QSの成り立つエッジがあるかどうか
を調べて、そのエッジをエッジリストメモリ3から読み
出す。そして、PSの値をメモリにストアする。次に、
Q=QS+1となったとき、前のラインのPSの値を読
み出し、同時にすでに幾何計算装置2で計算されてある
ΔPの値を読み出す。次に、PS+ΔPの計算を行ない
、メモリにストアするとともに、ソート回路5に送る。 このとき、交点Pがあるときは有効データとしてそれに
ENBフラグを付加する。
【0006】ソート回路51は後の隠顕処理を可能とす
るためにスキャンライン上の交点Pをスキャンラインの
左から右へ順に並べ変える機能を有する。エッジ走査線
交点計算回路41から出力されるPは、すでに以前に入
力されたPと全て順次比較され、順次小さい順に並ぶよ
うにする。例えば、図12のQ=QS+2のラインにか
かっている全てのエッジデータをPの小さい順に並べか
える。情報QE、PE、I、dIq、C、E/I、OB
Jは、交点Pと対になっており、上記並び変えた順に読
み出される。
【0007】図2のような図形をスキャンして得たデー
タをソートによって並べ変えた例を図13によって説明
する。図2のように表示される画像の性質として、スキ
ャンラインによって表示されるエッジの数は、かなり違
ってくる。図13では、エッジの少ないスキャンライン
Aと、エッジの多いスキャンラインBとは、CRTの水
平同期信号と同期して同じ時間をかけて処理を行なって
おり、その長さはCRTの一ライン分に相当している。 図13に示した×印のデータは、前のラインまでエッジ
を示すデータとしてENBフラグが立っていたが、現在
のラインではエッジがなくENBフラグの立っていない
データすなわち無効なデータであり、これもPの値の小
さい順に並んでいる。図14に示すようにQ=QEまで
は、PSにΔPが順次加算されるが、Q=QE+1では
、エッジのデータは不要になる。したがって、ENBフ
ラグは落とされて、不要なデータということがわかる。
【0008】X−グラジェント計算回路61は、ソート
回路51の出力から、優先順位OBJを用いて同一優先
順位OBJを検出し、そのX方向すなわち水平方向の明
るさ、かすみの程度の変化率dIP,dFpを計算する
【0009】隠顕処理回路71は、視点により近い視覚
対象物がより遠方の視覚対象物の一部または全部を遮る
場合、遮られた部分の表示装置への表示の除去するもの
である。X−グラジェント計算回路61で計算された1
画素分毎の色、明るさ、かすみの程度は、スキャンライ
ンにしたがって隠顕処理回路71に入力する。1つのス
キャンラインについて、入力した1画素分が属する視覚
対象物の面が重なる場合、優先順位にしたがって、その
画素を除去するか残すかする。
【0010】ビデオ信号発生装置8は隠顕処理回路71
から出力される信号を基にビデオ信号を発生し、表示装
置11でこれをカラー表示する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の模擬視界装置は
、計算するスキャンラインと表示のためのスキャンライ
ンが1対1に対応していた。このため、視覚対象物を構
成する多角形は、一画素単位の解像度で計算され、表示
されるので、斜め線などは、図15のように階段状のぎ
ざぎざでしか表示することができなかった。また、小さ
な多角形の表示についても、図16(a)のように視覚
対象がスキャンラインに交差した状態から図16(b)
のように移動した場合、スキャンラインの間に入り込ん
だものはスキャンラインと交差しないので表示できず、
同じ物体であっても表示されたり表示されなかったりす
ることがあった。
【0012】この発明が解決しようとする課題は、表示
するスキャンラインに対し実質上の解像度を上げ、1画
素単位で画素の色及び輝度の計算を行なっていることか
ら生じる斜め線の階段状表示や小さな物体のちらつきを
緩和することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
、この発明に係る模擬視界装置は、仮定された三次元の
情景を指定された視点から見た二次元画像として表示を
行なうために、他を遮る可能性の高い順に優先順位が付
与された視覚対象物であって指定された視点から見える
範囲の物の選択、およびスクリーン上への変換を行なう
幾何計算装置と、幾何計算装置出力に基づいてビデオ信
号を発生するビデオ信号発生装置とを有する模擬視界装
置において、幾何計算装置出力に基づいて、第1スキャ
ンラインとそれらの間に設定した第2スキャンラインと
の各々に、各スキャンラインと視覚対象物のスクリーン
上の透視図形との交点の位置を計算するエッジ走査線交
点計算回路と、エッジ走査線交点計算回路で計算した交
点に関して優先順位にしたがって隠顕処理を行なう隠顕
処理回路と、隠顕処理回路出力を各スキャンライン群毎
に記憶する第1および第2のメモリと、第1および第2
のメモリ出力毎のビデオ信号を発生する第1および第2
のビデオ信号発生装置と、第1および第2のビデオ信号
発生装置のビデオ信号を混合する混合回路とを備え、第
1スキャンラインと第2スキャンラインとのビデオ信号
を混合して表示することを特徴とするものである。
【0014】
【作用】第1スキャンラインと第2スキャンラインとで
隠顕処理まで行なう。第1スキャンラインは従来のスキ
ャンラインに相当し、第2スキャンラインは第1スキャ
ンラインの間に設定してある。各々のスキャンラインで
処理されたデータは、第1スキャンラインのみの処理に
比較して2倍の精度で行なわれることになり、第1及び
第2のメモリに記憶された後、ビデオ信号作成に用いら
れる。各スキャンラインに対応したビデオ信号は、混合
回路で混合される。
【0015】
【実施例】図1は本発明に係る模擬視界装置の一実施例
の機能ブロック図である。図1において、模擬視界用ホ
ストコンピュータ1、幾何計算装置2、エッジリストメ
モリ3、ビデオ信号発生装置、表示装置11は従来のも
のとして説明した図11と同等物である。
【0016】可変エッジ走査線交点計算回路4は、エッ
ジ走査線交点計算回路41、タイミングフラグジェネレ
ータ42、スキャンラインカウンタ43、タイミングジ
ェネレータ44から構成される。
【0017】エッジ走査線交点計算回路41は、スキャ
ンラインカウンタ43で設定されたスキャンラインとエ
ッジとの交点(インターセクション)の座標値を計算す
る。
【0018】タイミングフラグジェネレータ42では、
従来の処理タイミングが表示装置11の水平同期信号と
同期していたのに対し、これと非同期で処理を行なうた
めに、表示装置11の左はじのエッジデータと右はじの
エッジデータを検出し(例えば図2のスキャンラインA
のa1,a2と、スキャンラインBのb1,b2)、こ
れに表示装置11の水平同期信号に対応するFフラグお
よびLフラグを付与する(図3)。
【0019】スキャンラインカウンタ43は、従来のス
キャンラインを第1スキャンラインSL1とし、その間
に第2のスキャンラインSL2を設定する。これを図4
に示す。なお、図中ISはインターセクションである。 また、タイミングフラグジェネレータ42からのFフラ
グによりQ=0,Q=0.5,Q=1,Q=1.5,…
のようにインクリメントされる。処理はこの順に、第1
スキャンラインSL1、第2スキャンラインSL2が交
互に行なわれる。
【0020】タイミングジェネレータ44はタイミング
フラグジェネレータ42により生成されたフラグFによ
って、自己の中に有するタイミング回路(図示しない)
を起動する。このタイミング回路は、Fフラグによって
Q=0(すなわち、表示装置11を構成するCRTの一
番上)から順次インクリメントされ、CRTの一番下ま
でカウントする。なお、このとき、Fフラグは表示装置
11の水平同期信号とは非同期である。
【0021】可変ソート回路5は、ソート回路51とタ
イミングジェネレータ52から構成される。ソート回路
51は従来のものと同様に、エッジ走査線交点計算回路
41から出力されたインターセクションデータをソート
するが、従来のものと異なり、本発明では有効なデータ
が先にソートされる。ここで有効なデータとは、従来の
技術で説明したように、スキャンラインがある値Qをと
った場合、そのQ上に存在しているエッジをいう。また
、有効なデータがソートされた後は、無効なデータが出
力される。
【0022】可変X−グラジェント回路6は、X−グラ
ジェント計算回路61とタイミングジェネレータ62よ
り構成される。X−グラジェント計算回路61は従来の
ものと同様である。タイミングジェネレータ62はデー
タに付与されたタイミングフラグにより、X−グラジェ
ント計算回路61を起動する。
【0023】可変隠顕処理回路7は、隠顕処理回路71
とタイミングジェネレータ72から構成される。隠顕処
理回路71は従来のものと同様である。タイミングジェ
ネレータ72はデータに付与されたタイミングフラグに
より隠顕処理回路71を起動する。
【0024】第1のラインメモリ81と第2のラインメ
モリ82はそれぞれFIFOメモリで構成され、それぞ
れ第1スキャンラインと第2スキャンラインのインタセ
クションデータを保持する。ラインメモリ81,82の
書き込みは非同期に行なわれるが、読み出しは表示装置
11のCRTの水平同期信号に同期して行なわれる。こ
の2つのラインメモリ81,82によりCRTと非同期
に計算されて来たデータは、CRTの走査と同期したタ
イミングでビデオ信号発生装置91,92へ送られる。
【0025】混合回路10は、第1スキャンラインのビ
デオ信号発生装置91と第2スキャンラインのビデオ信
号発生装置92のそれぞれで計算された画素を混合する
【0026】次に本発明の動作を図2の表示を例にして
説明する。図2のように表示される画像の性質として、
スキャンラインによって表示されるエッジの数は、かな
り違ってくる。本発明では、図3に示したように、基本
的には、有効なデータのみ処理し、処理時間を有効デー
タ長により可変することで、実行的な処理能力を上げる
。これにより従来のスキャンラインを第1スキャンライ
ンとし、その間に第2スキャンラインを設定し(図4)
、表示するスキャンラインはこれら第1、第2スキャン
ラインのデータの平均をとることで、実効的な解像度を
上げている。
【0027】有効なデータのみ優先的に処理するコント
ロールは、主に可変ソート回路5にて行なわれる。有効
なデータには、エッジ走査線交点計算回路41でENB
フラグが立てられるている。この様子を図5に示す。E
NBフラグをMSBとし、以下に有効なデータすなわち
インターセクションの座標値(P値)を表示する。スキ
ャンラインの始めと最後のデータには、図3に示すよう
に、Fフラグ(FIRSTフラグ)と、Lフラグ(LA
STフラグ)がつけられている。
【0028】可変ソート回路5からの出力は、次段の可
変X−グラジェント回路6に入力されると同時に、次の
スキャンラインとの交点を計算するため、可変エッジ走
査線交点計算回路4へ入力される。可変X−グラジェン
ト回路6に入力されたデータのうち、ラインの最初のデ
ータであるFフラグのあるデータでハードウェアをイニ
シャライズし、以下、従来のものと同様の計算を行なう
【0029】一方、可変エッジ走査線交点計算回路4に
送り返されたデータは、次のスキャンラインとの交点を
計算するのに用いられる。次のスキャンラインとの交点
は、現在の値に、そのエッジの持つ傾きを加算すること
により、得られる。第2スキャンラインの座標値は、傾
きを1/2して加えればよい。
【0030】可変エッジ走査線交点計算回路4は、可変
ソート回路5からFフラグの立ったエッジがきたところ
で、スキャンラインカウンタ43をインクリメントし、
スキャンが切り換わったとして計算を始める。ここでは
、エッジが有効であるかどうかの判断も同時に行なう。
【0031】この様子を、図6、図7に示す。いま、n
ライン目のソートが終了したとする。可変エッジ走査線
計算回路4には、n1,n2,n3,n4,n5,n6
の順でエッジデータが入力される。n1には、Fフラグ
が立っているため、スキャンラインカウンタ43がnか
らn+1/2にインクリメントされる。
【0032】次に、各エッジの傾きを加算して、n+1
/2における座標値を求める。n1,n4はn+1/2
においては有効でないので、省かれる。新たにn+1/
2のスキャンラインから有効になるm5,m6,m7が
入力される。この場合、無効となったn1,n2の空き
にm5,m6が入り、m7はnライン目の有効データの
最後のn6の後に挿入され、同時にLフラグも移動する
【0033】このようにして、m5,m1,m2,m6
,m3,m4,m7の順に可変エッジ走査線交点計算回
路4から出力され、可変ソート回路5に入力される。可
変ソート回路5ではFフラグの立っているm5のデータ
を受け取った後、ソートを開始する。ソート開始後、一
定時間でソートは終了し、m1,m2,m3,m4,m
5,m6,m7の順にソートされたデータは再び可変エ
ッジ走査線交点計算回路4へ入力され、同様の処理を繰
り返す。図6中a,bはn+1/2で無効となるエッジ
、r,s,tは新たに始まるエッジである。
【0034】可変X−グラジェント回路7および可変隠
顕処理回路8では、Fフラグの立っているデータを基準
にハードウェアをイニシャライズする。すなわち、Fフ
ラグに同期してそのスキャンラインについての動作を開
始する。これらのX−グラジェント回路71と隠顕処理
回路81の動作は、Fフラグと同期する点を除いて、従
来のものと同様である。
【0035】可変隠顕処理回路7から出力されたデータ
は、ラインメモリ81,82に入力される。この様子を
図8に示す。ラインメモリ81,82はそれぞれ第1ス
キャンライン、第2スキャンラインから入力されたデー
タをバッファリングする。ここで、一時ストアされたデ
ータは、表示装置11と同期したタイミングでそれぞれ
独立したビデオ信号発生装置91,92へ送られる。ビ
デオ信号発生装置91,92はラインメモリ81,82
から出力される信号を基にビデオ信号を発生する。
【0036】第1スキャンラインと第2スキャンライン
のそれぞれの画素データは、混合回路10へ送られる。 ここでは、対応する画素どうしのデータを加算し、混合
して表示装置11へ送る。
【0037】例えば、斜線を表示する場合、従来では図
15のようにぎざぎざで表示されたが、表示の2倍の精
度で計算し、色を混合しているから、図9のように、稜
線のぎざぎざがゆるやかに表示される。
【0038】また、小さな多角形の表示についても、従
来のものでは図L(a)から同図(b)のように移動し
た場合、スキャンラインの間に入り込んだものはスキャ
ンラインと交差せず、表示できなかったが、本発明では
図10(a),(b)のように第1スキャンラインまた
は第2スキャンラインのいずれかと交差させることがで
き、表示対象の移動によるちらつきを少なくすることが
できる。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
エッジの少ないスキャンラインの処理時間を有効に利用
することで、従来のものより2倍の処理が可能となる。 これにより、計算上の解像度を2倍することができ、斜
めの線のぎざぎざを緩和し、小さな表示対象物のちらつ
きを減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る模擬視界装置の一実施例の機能ブ
ロック図である。
【図2】本発明の動作を説明する表示例の図である。
【図3】本発明によるソートの処理タイミングを説明す
る図である。
【図4】本発明による計算上の第1スキャンラインと第
2スキャンラインを説明する図である。
【図5】本発明により有効なデータにENBフラグが立
てられることを示す図である。
【図6】本発明によるスキャンとエッジとの交点計算を
説明する図である。
【図7】本発明によるスキャンとエッジとの交点の処理
を説明する図である。
【図8】本発明によるラインメモリの書き込み、読み出
しを説明するタイミング図である。
【図9】本発明による斜め線の表示例を説明する図であ
る。
【図10】本発明による小多角形の表示を説明する図で
あり、図10(a)は小多角形がある位置にある場合の
図、図10(b)はわずかに移動したときの図である。
【図11】従来の模擬視界装置の機能ブロック図である
【図12】従来の技術によるスキャンとエッジとの交点
計算を説明する図である。
【図13】従来の技術によるソートの処理タイミングを
説明する図である。
【図14】従来のソートの処理を説明する図である。
【図15】従来の技術による斜め線の表示例を説明する
図である。
【図16】従来の技術による小多角形の表示を説明する
図であり、図16(a)は小多角形がある位置にある場
合の図、図16(b)はわずかに移動したときの図であ
る。
【符号の説明】
1              模擬視界用ホストコン
ピュータ2              幾何計算装置
3              エッジリストメモリ4
1            可変エッジ走査線交点計算
回路51            ソート回路61  
          X−グラジェント計算回路71 
           隠顕処理回路81,82   
   ラインメモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】仮定された三次元の情景を指定された視点
    から見た二次元画像として表示を行なうために、他を遮
    る可能性の高い順に優先順位が付与された視覚対象物で
    あって指定された視点から見える範囲の物の選択、およ
    びスクリーン上への変換を行なう幾何計算装置と、幾何
    計算装置出力に基づいてビデオ信号を発生するビデオ信
    号発生装置とを有する模擬視界装置において、幾何計算
    装置出力に基づいて、第1スキャンラインとそれらの間
    に設定した第2スキャンラインとの各々に、各スキャン
    ラインと視覚対象物のスクリーン上の透視図形との交点
    の位置を計算するエッジ走査線交点計算回路と、エッジ
    走査線交点計算回路で計算した交点に関して優先順位に
    したがって隠顕処理を行なう隠顕処理回路と、隠顕処理
    回路出力を各スキャンライン群毎に記憶する第1および
    第2のメモリと、第1および第2のメモリ出力毎のビデ
    オ信号を発生する第1および第2のビデオ信号発生装置
    と、第1および第2のビデオ信号発生装置のビデオ信号
    を混合する混合回路とを備え、第1スキャンラインと第
    2スキャンラインとのビデオ信号を混合して表示するこ
    とを特徴とする模擬視界装置。
JP3078724A 1991-03-02 1991-03-02 模擬視界装置 Pending JPH04275687A (ja)

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