JPH04275334A - フェニレンスルフィドポリマーの製造法 - Google Patents

フェニレンスルフィドポリマーの製造法

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JPH04275334A
JPH04275334A JP3277727A JP27772791A JPH04275334A JP H04275334 A JPH04275334 A JP H04275334A JP 3277727 A JP3277727 A JP 3277727A JP 27772791 A JP27772791 A JP 27772791A JP H04275334 A JPH04275334 A JP H04275334A
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polyhalo
substituted aromatic
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aromatic compound
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Jon Frederick Geibel
ジョン・フレデリック・ゲイベル
John E Inda
ジョン・エドワード・インダ
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Phillips Petroleum Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明はポリ(フェニレンスルフィド)(
以下、「PPS」と呼ぶことがある。)の重合法に関す
る。
【0002】一定の反応器から得られるPPSの量を可
及的に多くするための方法は経済的効率を得る目的に望
ましい。反応器の容積当たりの反応物の濃度を増加させ
ることはPPS製造を最大限にするのに一見明白なアプ
ローチを提供するように見える。しかし、使用する反応
物の濃度が極性有機化合物1モル当たり約0.36モル
の硫黄源を超えると、PPS樹脂の分子量は顕著に減少
する。
【0003】PPS樹脂の分子量は、通常、樹脂の溶融
流量により測定される。押出速度は、例えば、米国特許
第3,354,129号明細書(1967年11月21
日)に開示されているようなアルカリ金属カルボキシレ
ート等の重合用改質剤の不存在下で製造されるもののよ
うに、低分子量範囲のフェニレンスルフィドポリマーを
確認するのに特に有用な特有な種類の溶融流量である。 以下、本明細書中で使用する押出速度という用語は、A
STM  D1238の手順B(Automatica
lly  Time  Rate  Measurem
ent、条件316/0.345、予備加熱時間5分及
びオリフィス寸法0.0825±0.002インチ直径
・1.25±0.002インチ長さのものを使用)を基
準にした溶融ポリマーの流量値を意味する。押出速度の
低値は高分子量の樹脂を示し、一方高値は低分子量の樹
脂を示す。
【0004】射出成形のような樹脂の多くの商業的用途
にとって、PPS樹脂を充分に高分子量に維持させるこ
とは重要である。極性有機化合物1モル当たりに硫黄源
約0.36モルを超える反応物濃度の使用に関連する分
子量の低下により得られたポリマーの特性の程度を顕著
に変化させる。従って、極性有機化合物1モル当たり硫
黄源0.36モルを超えて反応物の濃度を増加させるこ
とはPPSの製造を可及的に多くする目的に利用される
方法ではない。
【0005】本発明は反応物の濃度の増加がPPS重合
の過程に生じる水副生物の量も増加させるという発見を
前提とする。PPS樹脂の分子量に対して有害であると
判明したのは重合中に存在するこの水の増加量である。 重合反応中に高濃度の反応物で調製した重合混合物のガ
ス抜きは過剰の副生物としての水を放出し、結果として
、PPS樹脂の分子量を充分に高い水準で維持する。
【0006】本発明では、フェニレンスルフィドポリマ
ーを、(a)少なくとも1種の硫黄源及び少なくとも1
種の極性有機化合物を含む水性混合物を脱水して脱水混
合物を形成し、ここで、前記硫黄源は極性有機化合物の
1モル当たり少なくとも約0.36モルの硫黄源の濃度
で存在する;(b)少なくとも1種のポリハロ置換芳香
族化合物と工程(a)の脱水混合物とを混合して重合用
混合物を生成し;(c)前記重合用混合物を重合反応を
生じるのに有効な重合条件に付し;そして(d)ポリハ
ロ置換芳香族化合物の一部が前記重合反応に消費された
後で前記重合反応をしている間に前記重合用混合物をガ
ス抜きする、ここで、前記ガス抜きは前記重合反応をし
ている間に生成する実質的な副生物としての水を放出す
る;各工程からなる方法により製造する。
【0007】本発明では、容易に制御できる方法でポリ
(フェニレンスルフィド)樹脂の製造が、重合反応中の
重合混合物をガス抜きして反応物濃度の増加によりもた
らされる過剰の副生物としての水を除去することにより
改良される。PPS重合反応混合物は少なくとも1種の
硫黄源、少なくとも1種の極性有機化合物、及び少なく
とも1種のポリハロ置換芳香族化合物からなる。反応物
の濃度の増加は硫黄源対極性有機化合物のモル比で最も
よく表され、ここでは、重合用混合物中に極性有機化合
物1モル当たり少なくとも0.36モルの硫黄源が存在
する。ポリマーの分子量が過剰の水副生物の生成のため
低下し始めるのはこの濃度の増加である。反応した硫黄
源1モル当たりに水副生物1モルが生じる。従って、水
副生物のモル数が極性有機化合物1モル当たりに約0.
36モルを超えるとき、生じた過剰の水の除去のための
ガス抜きは得られるポリマーの分子量の低下を防止する
のに必要である。
【0008】本発明では、重合用反応混合物の硫黄源と
して使用するのに適している化合物には、アルカリ金属
硫化物、アルカリ金属水硫化物、N−メチル−2−ピロ
リジンチオン、硫化水素及びそれらの混合物がある。適
当なアルカリ金属硫化物には、硫化リチウム、硫化ナト
リウム、硫化カリウム、硫化ルビジウム、及び硫化セシ
ウムがある。適当なアルカリ金属水硫化物には、水硫化
リチウム、水硫化ナトリウム、水硫化カリウム、水硫化
ルビジウム、及び水硫化セシウムがある。現在のところ
、適当な硫黄源として硫化ナトリウム及び水硫化ナトリ
ウムが好適である。しばしば、これらの硫黄源化合物を
水性溶液又は分散物として本発明の方法に使用するのが
都合良い。硫黄源として水硫化ナトリウムを使用すると
き、場合により、水酸化ナトリウムを使用してもよい。 その他の適当な硫黄源はフィリップス・ペトロリウム社
に与えられた米国特許第3,919,177号明細書(
1975年11月11日)に開示されており、その開示
を本明細書に含める。
【0009】重合用反応混合物中に使用できる極性有機
化合物には、有機アミド、ラクタム、ウレア類、スルホ
ン、及びそれらの混合物がある。適当な極性有機化合物
の例には、N−メチル−2−ピロリドン、N−メチルカ
プロラクタム、ヘキサメチルホスホルアミド、テトラメ
チルウレア、N,N−エチレンジピロリドン、ピロリド
ン、カプロラクタム、N−エチルカプロラクタム、1,
3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、テトラメチレン
スルホン、N−エチル−2−ピロリドン、1−メチル−
4−イソプロピル−2−ピペラジノン、1,4−ジメチ
ル−2−ピペラジノン、及びそれらの混合物がある。入
手性、安定性及び一般に良好な結果が得られるため、本
発明に使用するのに好適な極性有機化合物はN−メチル
−2−ピロリドンである。本発明では、硫黄源は1モル
の極性有機化合物当たり少なくとも約0.36モル量の
硫黄源の存在が好ましい。より好ましくは、1モルの極
性有機化合物当たり約0.36〜約0.6モルの硫黄源
の範囲内で存在し、1モルの極性有機化合物当たり0.
36〜0.55モルの硫黄源が最も好ましい。
【0010】重合に使用できるポリハロ置換芳香族化合
物はハロゲン原子が芳香環炭素原子に結合している化合
物である。好ましくは、このハロ置換芳香族化合物はp
−ジハロ置換化合物であり、より好ましくは、式
【00
11】
【0012】を有するp−ジハロベンゼン、式
【001
3】
【0014】を有するm−ジハロベンゼン、及び式
【0
015】
【0016】を有するo−ジハロベンゼン(式中、Xは
塩素、臭素及びヨウ素からなる群から選択されるハロゲ
ンであり、Rは水素又は炭素原子1〜4個のアルキル基
である)からなる群から選択される。適当なポリハロ置
換芳香族化合物の混合物も本発明では使用できる。入手
性と一般に良好な結果のためp−ジクロロベンゼンを用
いるジクロロベンゼンの使用が好ましく、従って、p−
フェニレンスルフィドポリマーを得る。
【0017】更に、現在のところそんなに好ましくない
が、分子当たり2個を超えるハロゲン置換基を有するポ
リハロ置換芳香族化合物も使用できる。これらの化合物
は、式:R″(X)n(式中、Xは前記定義の通りであ
り、R″は炭素原子6〜約16個の多価芳香族基であり
、そしてnは3〜6の整数である)により表される。 通常、式R″(X)nにより表されるポリハロ置換芳香
族化合物は、使用するとき、適当なジハロ置換芳香族化
合物と混合状態の少量使用される任意の成分である。
【0018】幾らかの適当なポリハロ置換芳香族化合物
の例には、1,4−ジクロロベンゼン、1,3−ジクロ
ロベンゼン、1,2−ジクロロベンゼン、1,4−ジブ
ロモベンゼン、1,4−ジヨードベンゼン、1−クロロ
−4−ブロモベンゼン、1−ブロモ−4−ヨードベンゼ
ン、2,5−ジクロロトルエン、2,5−ジクロロ−p
−キシレン、1−エチル−4−イソプロピル−2,5−
ジブロモベンゼン、1,2,4,5−テトラメチル−3
,6−ジクロロベンゼン、1,2,3−トリクロロベン
ゼン、1,2,4−トリクロロベンゼン、1,3−ジク
ロロ−5−ブロモベンゼン、2,4,6−トリクロロト
ルエン、ヘキサクロロベンゼン、2,2′,4,4′−
テトラクロロビフェニル、2,2′,6,6′−テトラ
ブロモビフェニル、4,4′−ジクロロビフェニル等が
ある。
【0019】重合用混合物中に存在するポリハロ置換芳
香族化合物の量は広い範囲にわたって変動できるが、好
ましくは、ポリハロ置換芳香族化合物は1モルの硫黄源
当たり約0.90〜約1.10モルの範囲内のポリハロ
置換芳香族化合物であり、より好ましくは、1モルの硫
黄源当たり0.95〜1.05モルのポリハロ置換芳香
族化合物であり、そして最も好ましくは、1モルの硫黄
源当たり0.98〜1.02モルのポリハロ置換芳香族
化合物が存在する。
【0020】コモノマーとして2個を超えるハロゲン成
分を有するポリハロ置換芳香族成分を使用するとき、そ
れらはポリハロ置換芳香族化合物の総モルを基準に約0
.01〜約1モル%の範囲内、好ましくは0.05〜0
.8モル%、そしてより好ましくは0.1〜0.3モル
%の量で使用する。
【0021】ポリハロ置換芳香族化合物の導入は、硫黄
源及び極性有機化合物を合わせ、加熱し、そして実質的
に脱水した後に行う。硫黄源及び極性有機化合物混合物
の脱水はポリハロ置換芳香族化合物の導入前に行う。硫
黄源(1種又は複数種)成分が、一般に、水性溶液又は
懸濁液として見いだされ、且つ水を重合開始前に実質的
に除去しなければならないからである。
【0022】ポリハロ置換芳香族化合物の導入時、重合
用混合物は、当業界の熟達者に公知のような、PPSポ
リマーを生成するのに足る重合条件に付す。この条件は
、例えば、米国特許第3,354,129号明細書(1
967年11月21日)に開示されている。
【0023】重合を実施する反応温度は広い範囲にわた
って変動できるが、通常、約125℃〜約375℃、好
ましくは約175℃〜約350℃である。反応時間は、
一部反応温度に依存して、広く変動できるが、通常、約
6分〜約72時間、好ましくは約1時間〜約8時間であ
る。圧力は、反応混合物の有機成分が実質的に液相を維
持するのに足るものであるべきである。
【0024】本発明では、重合反応中に重合混合物のガ
ス抜きを行う。水副生物はポリハロ置換芳香族化合物の
消費時に生じる。従って、水副生物の過剰量の除去のた
めのガス抜きはポリハロ置換芳香族過剰量の一部が消費
された後にのみ必要性になる。もしガス抜きが重合中早
すぎるか期間が長すぎると、重合化学量論が変化し、重
合の正常な反応が乱れうる。このような重合の乱れはP
PSの全バッチを揮発性硫黄化合物を含有する望ましく
ない悪臭生成物に変え、通常このものを「悪臭物(St
inker)」と呼ぶ。
【0025】この重合化学量論の乱れを避けるために、
重合の開始後、ポリハロ置換芳香族化合物の一部が反応
した時にガス抜きを行う必要がある。好ましくは、重合
中約20%〜95%のポリハロ置換芳香族化合物が消費
された後ガス抜きを行う。より好ましくは、重合中約5
0%〜80%のポリハロ置換芳香族化合物が消費された
後ガス抜きを行う。ポリハロ置換芳香族化合物の消費速
度は一般に当業界で公知であるが、消費した量の特定の
値は、重合中の特定の重合期間の重合混合物のサンプル
を取りガスクロマトグラフィーによりこの重合混合物を
評価することにより知ることができる。更に、ガス抜き
は追い出した液体が重合用反応物を含有する液体ではな
くて実質的な副生物としての水であるような期間に限る
べきである。
【0026】重合用混合物をガス抜きするのに適切な方
法は、当業界の熟達者に公知のような、縮合重合に使用
される典型的なガス抜き技術のいずれかである。前述し
たように、PPS重合において硫黄源及び極性有機化合
物を合わせ加熱した後で、ポリハロ置換芳香族化合物の
導入及び重合の開始前に、通常、反応器を脱水するので
、反応器をガス抜きするのは公知である。硫黄源及び極
性有機化合物の最初の脱水に使用するガス抜き装置を重
合中に行う本発明のガス抜きに使用することもできる。 最も簡単な形態では、例えば、ガス抜きを反応器に連結
したバルブを操作することにより実施する。バルブを開
放し、それにより、圧力及びスチームを上部集合装置内
に入れ、大部分水である液体を集める。
【0027】本発明の方法により製造したフェニレンス
ルフィドポリマーを、慣用の方法、例えば、冷却し凝固
したポリマーの濾過、次いで水洗するか、又は反応混合
物を水若しくは極性有機化合物あるいは水と極性有機化
合物との混合物で希釈し、次いでポリマーを濾過・水洗
することにより、反応混合物から分離できる。
【0028】本発明の方法により製したフェニレンスル
フィドポリマーは、充填剤、顔料、エクステンダー、そ
の他のポリマー等とブレンドできる。このポリマーは、
遊離酸素含有ガスの存在下で約480℃までの温度で加
熱することにより硬化し、改質した特性、熱安定性及び
良好な耐薬品性の硬化済み製品を得ることができる。そ
れはコーチング及び成形品の製造に有用である。
【0029】
【実施例】次の実施例で、フェニレンスルフィドポリマ
ーの押出速度を、5分の予備加熱時間を使用する修正し
た、ASTM  D1238−79、手順B(Auto
matically  Timed  Flow  R
ate  Measurement、条件316/0.
345)の方法により測定した。オリフィスは2.09
6+/−0.005mm直径で31.75+/10.0
5mm長さであった。押出速度値はg/10分として示
した。実施例2〜6の押出速度を切断・秤量法を使用し
て測定した。
【0030】実施例I 本実施例はフェニレンスルフィドポリマーの重合中にガ
ス抜き工程を行わないで調製した本発明の範囲外の対照
実験1〜3を記載する。
【0031】実験1では、7.6リットル容の撹拌下の
オートクレーブに59.6重量%のNaSHを含有する
水性混合物としての6.00gモルの水硫化ナトリウム
(NaSH)、6.05gモルの水酸化ナトリウム(N
aOH)及び12.02gモルのN−メチル−2−ピロ
リドン(NMP)を加えた。オートクレーブ内容物を撹
拌し、窒素で5回フラッシュした。この混合物を加熱し
上部の液体を集めることにより脱水工程を実施した。反
応器を175℃に冷却し6.15gモルのp−ジクロロ
ベンゼン(DCB)及び3.36gモルのNMPを入れ
た。装填した硫黄/NMPモル比は0.39であったが
、いくらかのNMPがガス抜き工程中除かれるので、重
合工程中の実際の比率は0.415であった。オートク
レーブ内容物を235℃に加熱し、120psigの圧
力で1時間保持した後、温度を265℃に上げ210p
sigの圧力で1時間保持した。次いで、オートクレー
ブを280℃に加熱し265psigの圧力で1時間保
持した。オートクレーブを冷却して開けた後、内容物を
熱脱イオン水で3回洗い、冷脱イオン水で1回洗った。 ポリマーを118℃の強制通風炉で乾燥した。実験1の
ポリマーの押出速度は76g/10分であり、重合工程
中に本発明のガス抜き工程を含まない場合、相対的に低
い分子量のPPSがもたらされることを示した。
【0032】対照実験1について上述した方法と同様に
して実験2及び3の重合を行った。過剰の水が重合中に
存在するときに起こる重合減成を強調するために重合中
に過剰の水を加えた。実験2及び3の重合工程中のS/
NMP比は各0.420及び0.417であった。実験
2では、DCBの装填後50mlの脱イオン水を加え、
実験3では、100mlの脱イオン水を加えた。実験2
からのPPS製品はあまりに流動的すぎて押出速度を測
定できず、したがって、極度に低分子量の樹脂であった
ことを示した。実験3からの製品は「悪臭物」製品であ
り、揮発性硫黄化合物を含む悪臭製品であった。
【0033】表Iに対照実験1〜3の押出速度データを
示すが、これらは明らかにPPS重合中に存在する多量
の水の有害な影響を示す。
【0034】実施例II 本実施例は重合中にガス抜きにより多すぎる液体を除去
した場合の実験を示す。
【0035】実験4は、重合中に235℃に保持した後
のガス抜き工程中66mlの液体を除去した以外は、実
験1〜3について上述したと同様の方法で行った。重合
工程中の硫黄/NMPモル比は0.415であった。ガ
ス抜き前のオートクレーブ条件は235℃/90psi
gでありガス抜き後は234℃/30psigであった
。長い時間のガス抜き工程は、反応器を開くと揮発性硫
黄化合物を含有する「悪臭物」製品であることが判明し
たので過剰の実施であると思われた。明らかに、長すぎ
るガス抜き工程により、適度の過剰水副生物以上の水を
放出したことになる。ガス抜き工程中に反応物が水と共
に除去され、それにより、重合化学量論が変化し、反応
の悪影響と重合減成をもたらした。
【0036】実験4を比較のため表Iに示す。
【0037】実施例III 本実施例は本発明の実験5及び6を記載する。これらの
実験では、実施例Iで概要を示した方法の235℃保持
の後にオートクレーブをガス抜きした。両実験共、23
5℃保持後にオートクレーブをガス抜きして32mlの
液体を除去した以外は、実施例Iに記載したように行っ
た。重合工程中の硫黄/NMPモル比は実験5及び6に
ついて各0.418と0.412であった。ガス抜き前
のオートクレーブ条件は両実験共235℃/100ps
iであり、ガス抜き後は226℃/40psiであった
。両実験5及び6のPPS製品の押出速度は28g/1
0分であった。
【0038】表Iに実験5及び6を示す。示されている
ように、本発明のガス抜き工程は得られた実験5と6の
ポリマーが実験1〜4と比較して分子量が増加したこと
を示す。高いS/NMPモル比の重合用混合物からの水
の除去により高分子量のポリマーを製造できる。
【0039】実施例IV 本実施例は、本発明のガス抜き工程を重合中の異なる点
で行ったときのポリマーにおける影響を示すために行っ
た一連のPPS重合(実験7〜11)を記載する。
【0040】ガス抜き工程を重合中に行った以外は実施
例Iに記載したのと同様な方法で各実験例を調製した。 総ての重合は、0.39の開始時のS/NMPモル比で
行った。オートクレーブにNMPをDCBと共に入れ、
脱水工程中のNMPの損失を補充して、重合中に0.3
9にS/NMPモル比を維持させた。実験7,8及び9
では、265℃に保持した後に150℃に冷却してガス
抜きをした。実験10及び11では、265℃に保持後
にオートクレーブを冷却しないでガス抜きをした。いく
つかの実験では、コンデンサー中に少量のDCBが存在
した。実験7では、コンデンサー中のDCBをオートク
レーブに返し、それにより、DCBのモル量を6.30
gモルに戻した。実験8〜11では、6.15gモルの
DCBを使用した。
【0041】表Iに実験7〜11で得られた押出速度値
を示す。実験7〜11の各押出速度値は本発明の方法を
使用した時に相対的に高分子量の樹脂がもたらされるこ
とを示す。これらの実験はPPS重合の幾つかの点でガ
ス抜き工程で水を除去して許容できる押出量のPPSを
製造できることも示す。
【0042】
【0043】a  DCB添加後、水を除去するのでは
なくて添加した。 b  生成物は流動的すぎて押出速度を測定できなかっ
た。 c  「悪臭物」であったので生成物の押出速度を測定
しなかった。
【0044】表Iに示されているように、本発明の方法
(実験5〜11)により製造した樹脂についての押出速
度値は一様に低かった。これらのデータは1モルのNM
P当たり0.36モルの硫黄源を超える反応物の濃度が
樹脂の分子量を低下させることなく工業的に許容できる
PPSの製造に使用できることを示す。
【0045】実施例V 本実施例は重合中に重合用反応混合物をガス抜きする本
発明の方法を更に示す。
【0046】一連の重合(本発明の実験12〜15)を
、本発明を使用したPPSの製造のために341リット
ル容の反応器中で撹拌下に行った。反応物と極性有機化
合物の量を変化させ、それを表IIに列挙した。各実験
では、水性NaOH(50.19重量%NaOH)及び
水性NaSH(60.059重量%NaSH及び0.4
57重量%Na2S)を別の容器中で予備混合し、次い
で、この液体混合物を暖め(約115℃)、それを所定
量のNMPを含有する反応容器に入れ、次いで、残りの
NMPをフラッシュした。この混合物を脱水工程に付し
、この工程で、水と幾らかのNMPを還流比1/1の蒸
留により反応器から除去した。上部で採取した液体の量
は29.6〜34.5kgに及んだ。
【0047】溶融状態のDCBを231℃〜235℃の
反応器に入れ、得られた反応混合物を約232℃に1時
間保持した。反応器の温度を275℃に上げ、短時間の
ガス抜き操作を行って水を除去してから、反応器の内容
物を275℃に1.5時間保持した。次いで、反応器を
約1時間にわたって揮発物のフラッシュ回収に備えて7
0psigにガス抜きし、約282℃に加熱し、そして
、反応器の内容物を別の容器に移し、そこで、減圧条件
にしてNMPと他の揮発物を回収のために上部でフラッ
シュさせた。
【0048】PPSを含有する反応混合物を室温の水道
水で洗い、次いで82℃の水道水ですすぎ、脱気した熱
水道水(177℃)で洗い、次いで82℃の脱イオン水
ですすいだ。各実験で得られた洗浄処理済みPPSを濾
過し、乾燥し、押出速度の試験に供した。結果を下記の
表IIに示す。
【0049】
【0050】表IIに示した結果より、ガス抜き工程を
重合混合物から水を除去するために使用するとき、適切
な押出速度のPPSを0.33〜0.42の間のS/N
MP比で調製できることがわかる。
【0051】本発明の理解のために本発明を詳細に記載
したが、それにより限定して解釈すべきでなく、本発明
の精神と範囲内のすべての変更及び修正を含むことを意
図している。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (a)少なくとも1種の硫黄源及び少
    なくとも1種の極性有機化合物を含む水性混合物を脱水
    して脱水混合物を形成し、ここで、前記硫黄源は極性有
    機化合物の1モル当たり少なくとも約0.36モルの硫
    黄源の濃度で存在する; (b)少なくとも1種のポリハロ置換芳香族化合物と工
    程(a)の脱水混合物とを混合して重合用混合物を生成
    し; (c)前記重合用混合物を重合反応を生じるのに有効な
    重合条件に付し;そして (d)ポリハロ置換芳香族化合物の一部が前記重合反応
    に消費された後で前記重合反応をしている間に前記重合
    用混合物をガス抜きする、ここで、前記ガス抜きは前記
    重合反応をしている間に生成する実質的な副生物として
    の水を放出する各工程からなるフェニレンスルフィドポ
    リマーの製造法。
  2. 【請求項2】  前記硫黄源がアルカリ金属硫化物、ア
    ルカリ金属水硫化物、N−メチルピロリジンチオン、硫
    化水素又はそれらの混合物であり;前記極性有機化合物
    が有機アミド、ラクタム、ウレア、スルホン又はそれら
    の混合物であり;前記ポリハロ置換芳香族化合物が式を
    有するp−ジハロベンゼン、式 を有するm−ジハロベンゼン、式 を有するo−ジハロベンゼン又はそれらの混合物(式中
    、Xは塩素、臭素若しくはヨウ素であるハロゲンであり
    、Rは水素若しくは炭素原子1〜4個のアルキル基であ
    る)であり;そして、前記ガス抜きを前記ポリハロ置換
    芳香族化合物の20%〜95%が前記重合反応中に消費
    された後に行う、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】  前記硫黄源が硫化ナトリウム又は水硫
    化ナトリウムであり;前記極性有機化合物がN−メチル
    −2−ピロリドンであり;前記ポリハロ置換芳香族化合
    物がp−ジクロロベンゼンであり;そして、前記ガス抜
    きを前記ポリハロ置換芳香族化合物の50%〜80%が
    前記重合反応中に消費された後に行う、請求項1記載の
    方法。
  4. 【請求項4】  前記ポリハロ置換芳香族化合物が硫黄
    源の1モル当たり約0.90〜約1.10モルの範囲内
    で存在する請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】  前記硫黄源が有機極性化合物の1モル
    当たり0.36〜0.6モルの範囲内で存在し、そして
    、前記ポリハロ置換芳香族化合物が硫黄源の1モル当た
    り0.95〜1.05モルの範囲内で存在する、請求項
    4記載の方法。
  6. 【請求項6】  前記硫黄源が有機極性化合物の1モル
    当たり0.36〜0.55モルの範囲内で存在し、そし
    て、前記ポリハロ置換芳香族化合物が硫黄源の1モル当
    たり0.98〜1.02モルの範囲内で存在する、請求
    項5記載の方法。
  7. 【請求項7】  2種を超えるハロゲン構成分を有し、
    前記ポリハロ置換芳香族化合物の総モルを基準に約0.
    01〜約1モル%の範囲内の量で存在するポリハロ置換
    芳香族成分を含む、請求項1〜6のいずれかに記載の方
    法。
  8. 【請求項8】  前記2種を超えるハロゲン構成分を有
    するポリハロ置換芳香族成分が前記ポリハロ置換芳香族
    化合物の総モルを基準に約0.05〜約0.8モル%の
    範囲内の量である請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】  前記2種を超えるハロゲン構成分を有
    するポリハロ置換芳香族成分が前記ポリハロ置換芳香族
    化合物の総モルを基準に約0.1〜約0.3モル%の範
    囲内の量である請求項8記載の方法。
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