JPH04275316A - 離型性及び鏡面性の改良されたジアリルフタレ−ト樹脂組成物 - Google Patents

離型性及び鏡面性の改良されたジアリルフタレ−ト樹脂組成物

Info

Publication number
JPH04275316A
JPH04275316A JP5788591A JP5788591A JPH04275316A JP H04275316 A JPH04275316 A JP H04275316A JP 5788591 A JP5788591 A JP 5788591A JP 5788591 A JP5788591 A JP 5788591A JP H04275316 A JPH04275316 A JP H04275316A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
siloxane
diallyl phthalate
weight
amount
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5788591A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Tamura
諭 田村
Seishiro Nakatani
中谷 清四郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Polymer Co Ltd, Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Polymer Co Ltd
Priority to JP5788591A priority Critical patent/JPH04275316A/ja
Publication of JPH04275316A publication Critical patent/JPH04275316A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、ジアリルフタレート
樹脂の組成物に関するものである。本願発明の組成物は
オーバーレイ用のプリプレグの製造に好適である。
【0002】
【従来の技術】従来、ジアリルフタレート樹脂の鏡面板
や金型に対する離型性を向上させるため、(1)内部離
型剤としてラウリン酸等の高級脂肪酸類を樹脂分に対し
0.1〜0.5%添加する、(2)外部離型剤として鏡
面板、金型表面にシリコーン、フッ素樹脂系の離型剤を
塗布あるいは焼付処理する、ことが行われている。また
、透明性及び鏡面性を向上するため、 (3)オーバーレイ用の場合、含浸紙の材料を選択しか
つ目付量を小さくする、 (4)同じく、硬化スピードを速めかつピックアップ量
をできるだけ多くする、 (5)架橋密度を上げ、反応揮発分を少なくする、こと
が行われている。
【0003】しかし、これらには (1)加工工程での離型剤臭 (2)透明性阻害 (3)反応阻害(特に脂肪酸系は樹脂の硬化を妨害し艶
ムラの発生原因となる) (4)艶ムラの発生(経時変化としての離型剤のブリー
ドによる表面不均一化) (5)鏡面性転写の不能(ジアリルフタレートは鏡面板
、金型に接着しやすく、これらが新しい時や新しくメッ
キした場合には特に接着しやすいので成形品の離型やバ
リ取りが困難となり、対策としてカルナバワックス、シ
リコーン、四フッ化エチレン樹脂等の離型剤で鏡面板あ
るいは金型の表面を十分処理する必要があり、離型剤の
ために成形品に鏡面性を転写するこが不可能である)(
6)鏡面性、透明性と加工適性とは相反する特性要因で
あり、両者の同時実現は不可能 という問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は前記の問題
点を解決し、それ自体が成形において優れた離型性を示
す組成物であって離型剤で鏡面板あるいは金型の表面を
処理する必要がなく、鏡面性の転写ができ、離型剤臭、
透明性阻害、反応阻害、艶ムラの発生のないジアリルフ
タレート樹脂の組成物を提供しようとしてなされたもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記の課題
を解決するため鋭意検討の結果、ジアリルフタレート樹
脂とビニル基を有するシロキサンやメタクリル基を有す
るシロキサンとを組合せることにより各問題点が一挙に
解決できることを見出し、これにさらにアリルジグリコ
ールカーボネートを組合せることにより一層透明性と鏡
面性が向上することを見出して本願発明に至ったのであ
る。
【0006】すなわち、本願発明は前記の課題を解決し
たものであり、これは、(a)ジアリルフタレートプレ
ポリマー、(b)ジアリルフタレートモノマー、(c)
硬化触媒ならびに(d)ビニル基を有するシロキサン及
び/又はメタクリル基を有するシロキサンを含有し、前
記(d)成分のシロキサンの量が前記(a)〜(d)成
分の合計量の0.1〜30重量%であることを特徴とす
る組成物、を要旨とするものであり、これはまた、(a
)ジアリルフタレートプレポリマー、(b)ジアリルフ
タレートモノマー、(c)硬化触媒、(d)ビニル基を
有するシロキサン及び/又はメタクリル基を有するシロ
キサンならびに(e)アリルジグリコールカーボネート
を含有し、前記(d)成分のシロキサンの量が前記(a
)〜(e)成分の合計量の0.1〜30重量%であり、
前記(e)成分のアリルジグリコールカーボネートの量
が前記(a)〜(e)成分の合計量の0.1〜30重量
%であることを特徴とする組成物、を要旨とするもので
ある。
【0007】以下に本願発明について詳しく説明する。 本願発明で用いる(a)成分のジアリルフタレートプレ
ポリマーとしては、通常、ジアリルフタレートモノマー
を過酸化ベンゾイルのような過酸化物触媒を用いて重合
反応を行い、ゲル化点(90℃)に達する前の分子量1
0,000〜25,000のβポリマーが適当なもので
ある。このプレポリマーは比較的安定な物質であるが、
本願発明においては特にジアリルオルソフタレートプレ
ポリマーが望ましいものである。
【0008】通常、ジアリルフタレートモノマーはオル
ソ、イソに分けられるが、本願発明で用いる(b)成分
のモノマーとしては、その安定性からジアリルオルソフ
タレートモノマーが望ましいものである。
【0009】本願発明においては、ジアリルフタレート
プレポリマーとジアリルフタレートモノマーを併用する
が、加工性や硬化後の特性から両者の比率としてはモノ
マーを両者の合計量の5〜30重量%とするのが好まし
い。
【0010】本願発明で用いる(d)成分のシロキサン
はビニル基やメタクリル基を有するものであるが、その
他の有機基としてはメチル基を主体とすることが好まし
い。また、シロキサン鎖は直鎖状や環状が好ましいが若
干の分岐があってもかまわない。このシロキサンは離型
性、鏡面性を付与するためのものであり、透明性や硬化
性を阻害しないことが見出された。ビニル基を有するシ
ロキサンとしては、一般式1
【0011】
【化5】
【0012】(但し、Meはメチル基、Viはビニル基
を表し以下同様であり、mは3〜7の整数を表す)で示
されるシロキサンの混合物、一般式2
【0013】
【化6】
【0014】(但し、nは0〜50の整数を表す)で示
されるシロキサンの混合物、一般式3
【0015】
【化7】
【0016】(但し、pは1〜30の整数を表し、qは
1〜200の整数を表す)で示されるシロキサンの混合
物が例示され、メタクリル基を有するシロキサンとして
は一般式4
【0017】
【化8】
【0018】(但し、rは1〜30の整数を表す)で示
されるシロキサンの混合物が例示される。これらのビニ
ル基を有するシロキサンやメタクリル基を有するシロキ
サンは各一般式毎のシロキサンの混合物をそれぞれ単独
で用いてもよく、異なる一般式に属する2種類以上の混
合物を組合せて用いてもよい。
【0019】本願発明の組成物においては、前記(a)
〜(d)成分又は(a)〜(e)成分の合計量の0.1
〜30重量%の(d)成分であるビニル基を有するシロ
キサン及び/又はメタクリル基を有するシロキサンを使
用する。使用量が0.1重量%未満であると鏡面板や金
型に対する離型性が悪く、30重量%を超えると本来の
ジアリルフタレート樹脂の特性が十分に発揮されなくな
る。
【0020】また、本発明者らは、前記(a)〜(e)
成分の合計量の0.1〜30重量%の(e)成分である
アリルジグリコールカーボネート[O(CH2CH2O
COOCH2CH=CH2)2] を使用すると、透明
性と鏡面性をより向上させ得ることを見出したのである
が、使用量が0.1重量%未満であると期待される効果
がなく、30重量%を超えると本来のジアリルフタレー
ト樹脂の特性が十分に発揮されなくなる。
【0021】本願発明の組成物における(c)成分の硬
化用触媒には、ジアリルフタレート樹脂用として公知の
ものを使用できる。これには例えば過酸化物系の過酸化
ベンゾイルが挙げられる。過酸化ベンゾイルの場合その
使用量は前記各成分の合計量の2〜4重量%が好ましい
【0022】本願発明の組成物はオーバーレイ用のプリ
プレグの製造に好適に利用することができる。プリプレ
グの製造には溶媒を用い、前記の各成分を溶媒に溶かし
て溶液とし、この溶液をオーバーレイ用紙に含浸し加熱
乾燥する。溶媒については使用する乾燥機により異なる
が、一般にはアセトン等のケトン系とトルエンの混合系
(ケトン系/トルエンの重量比はおおよそ75/25が
最適)が表面状態が良いので適している。オーバーレイ
用紙は耐摩耗性、良好な吸収性を必要とするところから
、目付40g/m2 程度のものが望ましく、材質とし
てはセルロース系、ビニロン系が良い。但し、透明性の
点からはビニロン系が最適である。
【0023】オーバーレイ用紙への含浸・乾燥に際して
は、所定の用紙を室温で前記の溶液に含浸し、ドクター
ナイフなどで過剰の溶液を除いて付着量が固形分で80
〜120g/m2 となるように調整し、80〜110
℃の範囲で数段階に分けた乾燥機を通し、乾燥と同時に
ジアリルフタレート樹脂をプレキュアーしてBステージ
の状態とする。含浸において付着量が多過ぎると硬化後
の樹脂層に亀裂が入りやすく、少ない場合は諸特性が低
下する。乾燥においては加熱時間(乾燥機の速度等)を
プレキュアーが進み過ぎないように調整する。
【0024】本願発明の組成物は前記のオーバーレイ用
のプリプレグの製造以外にも利用できることはもちろん
である。また、必要に応じて前記以外の成分を追加する
こともできる。
【0025】
【実施例】次に本願発明の実施例及び比較例を挙げる。 実施例1 両末端がジメチルビニルシリル基で封鎖された、ビニル
基含有量が全有機基の0.5モル%であるジメチルシロ
キサン(前記一般式2に属する)5重量%、ジアリルオ
ルソフタレートプレポリマー(ダイソー(株)製、商品
名:ダップA)87重量%、ジアリルオルソフタレート
モノマー(ダイソー(株)製、商品名:ダップモノマー
)5重量%、過酸化ベンゾイル3重量%の配合で、ジア
リルオルソフタレートプレポリマー、ジアリルオルソフ
タレートモノマー及びジメチルシロキサンの合計量10
0重量部に対し、アセトン/トルエン重量比75/25
の混合溶媒200重量部を用いて溶液を調製した。
【0026】得られた溶液をビニロン不織布(目付40
g/m2 、クラレ(株)製)に含浸させ、80℃で1
30秒間乾燥して、固形分付着量が120g/m2 の
プリプレグを調製した。ついで、上記のプリプレグを厚
さ0.5mmの硬質PVCシートと重ね、ステンレス板
(SUS304)に挟んで30kgf/cm2 のプレ
ス圧で150℃×5分間の加熱加圧を行なった。
【0027】加熱加圧終了後、ステンレス板からの離型
性を調べ、さらに表面鏡面性等を調べて、その結果を表
1に離型性、鮮明度、表面硬度、生活汚染として示した
【0028】実施例2 シロキサンを環状体のビニルメチルシロキサン(前記一
般式1に属するもので、m=3〜7の混合物、主成分は
m=4)に代えたほかは、実施例1と同様にして溶液と
プリプレグを調製し、プレスを行なって特性を調べた。 その結果を表1に示した。
【0029】実施例3 シロキサンをジメチルシロキサンマクロマーで分子中に
メタクリル基1個を有し平均分子量が約2000である
もの(前記一般式4に属し、主成分がr=24の混合物
)に代えたほかは、実施例1と同様にして溶液とプリプ
レグを調製し、プレスを行なって特性を調べた。その結
果を表1に示した。
【0030】比較例1 実施例1におけるビニル基含有ジメチルシロキサンの量
を0.05重量%、ジアリルオルソフタレートモノマー
の量を9.95重量%としたほかは、実施例1と同様に
して溶液とプリプレグを調製し、プレスを行なって特性
を調べた。その結果を表1に示した。
【0031】比較例2 実施例1におけるビニル基含有ジメチルシロキサンの量
を35重量%、ジアリルオルソフタレートプレポリマー
の量を50重量%、ジアリルオルソフタレートモノマー
の量を12重量%としたほかは、実施例1と同様にして
溶液とプリプレグを調製し、プレスを行なって特性を調
べた。その結果を表1に示した。
【0032】比較例3 従来技術による配合で溶液を調製し、実施例1と同様に
してプリプレグの調製とプレスを行なって特性を調べた
。その結果を表1に示した。溶液の配合は次のとおりで
あった。ジアリルオルソフタレートプレポリマー93重
量部、ジアリルオルソフタレートモノマー7重量部、過
酸化ベンゾイル3重量部、ラウリン酸3重量部、アセト
ン200重量部。
【0033】
【表1】
【0034】実施例4 両末端がジメチルビニルシリル基で封鎖された、ビニル
基含有量が全有機基の0.5モル%であるジメチルシロ
キサン(前記一般式2に属する)5重量%、ジアリルオ
ルソフタレートプレポリマー(ダイソー(株)製、商品
名:ダップA)82重量%、ジアリルオルソフタレート
モノマー(ダイソー(株)製、商品名:ダップモノマー
)5重量%、アリルジグリコールカーボネート5重量%
、過酸化ベンゾイル3重量%の配合で、ジアリルオルソ
フタレートプレポリマー、ジアリルオルソフタレートモ
ノマー、アリルジグリコールカーボネート及びジメチル
シロキサンの合計量100重量部に対し、アセトン/ト
ルエン重量比75/25の混合溶媒200重量部を用い
て溶液を調製した。
【0035】得られた溶液をビニロン不織布(目付40
g/m2 、クラレ(株)製)に含浸させ、80℃で1
30秒間乾燥して、固形分付着量が120g/m2 の
プリプレグを調製した。ついで、上記のプリプレグを厚
さ0.5mmの硬質PVCシートと重ね、ステンレス板
(SUS304)に挟んで30kgf/cm2 のプレ
ス圧で150℃×5分間の加熱加圧を行なった。
【0036】加熱加圧終了後、ステンレス板からの離型
性を調べ、さらに表面鏡面性等を調べて、その結果を表
3に離型性、全光線透過率、鮮明度、表面硬度、生活汚
染、加工適性(ポストフォーム)として示した。
【0037】実施例5 シロキサンを環状体のビニルメチルシロキサン(前記一
般式1に属するもので、m=3〜7の混合物、主成分は
m=4)に代えたほかは、実施例4と同様にして溶液と
プリプレグを調製し、プレスを行なって特性を調べた。 その結果を表3に示した。
【0038】実施例6 シロキサンをジメチルシロキサンマクロマーで分子中に
メタクリル基1個を有し平均分子量が約2000である
もの(前記一般式4に属し、主成分がr=24の混合物
)に代えたほかは、実施例4と同様にして溶液とプリプ
レグを調製し、プレスを行なって特性を調べた。その結
果を表3に示した。
【0039】比較例4〜8 表2に示す組成で溶液をつくり、実施例4と同様にして
プリプレグを調製し、プレスを行なって特性を調べた。 その結果を表3に示した。
【0040】
【表2】
【0041】
【表3】
【0042】なお、前記の各特性の測定は次のようにし
て行なった。 離型性:ステンレス板はプレステスト毎に粒子径1μm
のFe2 O3 を含有した3%硝酸溶液で表面を十分
研磨し、イオン交換水で洗浄後、アセトンで処理してか
ら使用した。離型性の判定結果は下記により表した。◎
:離型性良好〜△:ステンレス板表面に樹脂の転移によ
る汚れがみられる。
【0043】鮮明度:JIS  H  8686に準じ
て測定した。試料面に格子状のパターンを投影し、反射
像を受光し、像のくずれ具合を測定解析して写像鮮明度
を測定する。数字が大きいほど鮮明性が優れ、表面が平
滑できれいなことを示す。
【0044】表面硬度:JIS  K  5400によ
り測定した。
【0045】生活汚染:JIS  K  6902によ
り測定した。
【0046】全光線透過率:JIS  K  7105
により測定した。
【0047】加工適性(ポストフォーム):稜線部を5
Rの曲面とした厚さ25mmのMDF(Medical
 Density Fiber)にプレスにより得られ
たプリプレグ/硬質PVCシート貼合わせサンプルをの
せ、150℃の熱板を用いてサンプルを曲面に押しあて
ながら曲げ加工し、その際の表面の状態を調べて結果を
下記により示した。◎:表面の鏡面性優秀でクラックな
し。△:表面に多少ダクあり。×:表面にクラックが発
生し曲げ部分が白くなる。
【0048】
【発明の効果】本願発明の組成物は次のような効果を奏
する。 (1)鏡面板、金型に対しての離型性が向上し、外部離
型剤等の処理の必要がなく、鏡面転写性やバリ取り等の
効率が向上する。 (2)加工工程での離型剤に原因する臭がない。 (3)硬化阻害や透明性阻害がない。 (4)艶ムラの発生がないし、表面物性が向上する。 (5)加工適性(ポストフォーム)が優れている。 したがって、特には本願発明の組成物を表面材料用とし
て用いることにより、ジアリルフタレート樹脂ではこれ
まで不可能であった高級感のある表面材料、例えば、テ
ーブルトップ、家具用表材等を提供できるので、本願発
明の効果は極めて大きい。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)ジアリルフタレートプレポリマー、
    (b)ジアリルフタレートモノマー、(c)硬化触媒な
    らびに(d)ビニル基を有するシロキサン及び/又はメ
    タクリル基を有するシロキサンを含有し、前記(d)成
    分のシロキサンの量が前記(a)〜(d)成分の合計量
    の0.1〜30重量%であることを特徴とする組成物。
  2. 【請求項2】前記ビニル基を有するシロキサンが一般式
    1 【化1】 (但し、Meはメチル基、Viはビニル基を表し以下同
    様であり、mは3〜7の整数を表す)で示されるシロキ
    サンの混合物、一般式2 【化2】 (但し、nは0〜50の整数を表す)で示されるシロキ
    サンの混合物及び一般式3 【化3】 (但し、pは1〜30の整数を表し、qは1〜200の
    整数を表す)で示されるシロキサンの混合物から選ばれ
    る少なくとも1種の混合物であり、メタクリル基を有す
    るシロキサンが一般式4 【化4】 (但し、rは1〜30の整数を表す)で示されるシロキ
    サンの混合物である請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】(a)ジアリルフタレートプレポリマー、
    (b)ジアリルフタレートモノマー、(c)硬化触媒、
    (d)ビニル基を有するシロキサン及び/又はメタクリ
    ル基を有するシロキサンならびに(e)アリルジグリコ
    ールカーボネートを含有し、前記(d)成分のシロキサ
    ンの量が前記(a)〜(e)成分の合計量の0.1〜3
    0重量%であり、前記(e)成分のアリルジグリコール
    カーボネートの量が前記(a)〜(e)成分の合計量の
    0.1〜30重量%であることを特徴とする組成物。
JP5788591A 1991-02-28 1991-02-28 離型性及び鏡面性の改良されたジアリルフタレ−ト樹脂組成物 Pending JPH04275316A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5788591A JPH04275316A (ja) 1991-02-28 1991-02-28 離型性及び鏡面性の改良されたジアリルフタレ−ト樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5788591A JPH04275316A (ja) 1991-02-28 1991-02-28 離型性及び鏡面性の改良されたジアリルフタレ−ト樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04275316A true JPH04275316A (ja) 1992-09-30

Family

ID=13068447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5788591A Pending JPH04275316A (ja) 1991-02-28 1991-02-28 離型性及び鏡面性の改良されたジアリルフタレ−ト樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04275316A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5959038A (en) * 1996-05-30 1999-09-28 Dow Corning Toray Silicone Co., Ltd. Thermosetting resin composition and articles molded therefrom
US6740330B1 (en) * 2001-05-02 2004-05-25 Sirius Laboratories, Inc. Method of treating acne vulgaris and composition

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5959038A (en) * 1996-05-30 1999-09-28 Dow Corning Toray Silicone Co., Ltd. Thermosetting resin composition and articles molded therefrom
US6740330B1 (en) * 2001-05-02 2004-05-25 Sirius Laboratories, Inc. Method of treating acne vulgaris and composition

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4600436A (en) Durable silicone emulsion polish
JPH01103617A (ja) ポリマーネツトワーク
US4517240A (en) Process for preparing fiberboard
JPH01140182A (ja) ジフェニールシロキサンの操返し単位を含む架橋された高分子弾性をもつシロキサン共重合体で被覆されたトナー溶融ロールの製造方法
MXPA02009770A (es) Composiciones de liberacion curables por radiacion, uso de los mismos y liberacion de sustratos de recubrimiento.
EP1401899B1 (en) Water soluble radiation activatable polymer resins
JPH04275316A (ja) 離型性及び鏡面性の改良されたジアリルフタレ−ト樹脂組成物
KR20070091658A (ko) 목재제품의 표면 균탁을 감소시키는 방법
CA1226087A (en) Crosslinkable organopolysiloxanes and a method for preparing the same
US2267316A (en) Pressed fibrous product and process
US4554325A (en) Perfluorocarbon based polymeric coatings having low critical surface tensions
US3823023A (en) Surface conditioning system for polymer structures
JP3351623B2 (ja) コーティング組成物
JPH10279834A (ja) フッ素含有重合体被膜及びその製造方法
JPS5850199B2 (ja) 化粧板の製造法
JP2900465B2 (ja) 木質化粧材用樹脂組成物,処理木質化粧材および複合板
Fieux Silicone polymers for relining of paintings
JP3128397B2 (ja) 積層体の製法
JP3553660B2 (ja) 改質木材の製法
JP3841376B2 (ja) 連続メラミン化粧板の製法
JPH08267412A (ja) 改質木材の製法
JPS62149714A (ja) 積層板
JPS5979717A (ja) 木質材の処理方法
US658437A (en) Waterproofing coating.
JP2004143397A (ja) 木質材料の粘着剤用ポリビニルアセテート乳化液およびその製造方法