JPH04275094A - エレベータにおける電圧形インバータ制御方法 - Google Patents

エレベータにおける電圧形インバータ制御方法

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Publication number
JPH04275094A
JPH04275094A JP3036014A JP3601491A JPH04275094A JP H04275094 A JPH04275094 A JP H04275094A JP 3036014 A JP3036014 A JP 3036014A JP 3601491 A JP3601491 A JP 3601491A JP H04275094 A JPH04275094 A JP H04275094A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching frequency
switching
inverter
speed region
low speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3036014A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Doi
和彦 土肥
Koji Yamada
幸治 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Nippon Otis Elevator Co
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Nippon Otis Elevator Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd, Nippon Otis Elevator Co filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP3036014A priority Critical patent/JPH04275094A/ja
Publication of JPH04275094A publication Critical patent/JPH04275094A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータの制御装置
における電圧形インバータの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータの制御装置においては、イン
バータ装置が広く用いられている。インバータ装置とし
ては、電流制御形,電圧制御形のものが目的に応じて選
択使用されている。このうち、荷重が少なく、速度の遅
い小型の制御装置には、電圧制御形のインバータ制御装
置を用い、制御装置のハードウェア構成を簡潔なものと
している。
【0003】最近、IGBT等高速な主回路スイッチン
グ素子の使用により、スイッチング周波数を上げること
が可能となり、騒音の低減を図ることが可能となってい
る。
【0004】電圧形インバータ装置の一例を図2に示す
。図2において、1はインバータ、2はCPU21を用
いたインバータの制御回路で、22はCPU21から正
弦波指令を正弦波に変換するA/D変換器、25は三角
波発振回路、26はA/D変換器22の正弦波と三角波
発振回路の三角波を比較しスイッチング信号を出力する
比較回路である。
【0005】3は比較回路26のスイッチング信号が入
力されインバータ1のスイッチング素子を制御するデッ
ドタイム補償回路を備えたドライブ回路、4はインバー
タ1に接続された誘導電動機である。
【0006】ドライブ回路3内に設けられているデッド
タイム回路(図示省略)はインバータ1の上下スイッチ
ン素子の短絡を防止するもので、図3に示すように、例
えば、相■の上側のスイッチング素子SW1がOFFし
た後、スイッチング遅れがあるため、一定期間相■の下
側のスイッチング素子SW2をONさせるON指令の発
生を遅らせるデッドタイムTDを設け、素子SW1,S
W2の遅れによる上下相の同時ON状態が発生しないよ
うにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記インバータ装置に
おけるデッドタイムTDの存在は、正弦波に基づいてス
イッチング波形を決定している場合には、波形の一部に
無制御期間が存在することになる。また、スイッチング
周期に対するデッドタイムTDの割合が大きい場合には
正弦波指令が乱れたのと同様となる。
【0008】IGBTのような高速スイッチング素子に
おいては、スイッチング周波数を上げて使用するが、こ
の場合にIGBTのスイッチング時間で決まるデッドタ
イムのスイッチング周期に対する割合、つまり制御周期
の中の無制御期間の割合が増加し、出力波形を正弦波か
ら乱れた波形とする。
【0009】この乱れた波形でエレベータの電動機を運
転した場合には、特に低周波では無制御期間による出力
電圧低下を引き起こし、電圧をトルクブースト機能を用
いて増加させなければ電動機が起動しないという問題が
発生する。
【0010】また、トルクブースト機能により、電圧を
増加させて電動機を運転した場合には、出力波形が正弦
波ではなくなっているためにトルクリップルが生じて振
動が発生する。
【0011】本発明は、従来のこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、エレ
ベータにおける高速スイッチングを行う電圧制御形のイ
ンバータ装置において、低速運転時に騒音レベル増加の
許容範囲内で振動を抑えることができるエレベータにお
ける電圧インバータ制御方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のインバータにおける電圧形インバータ制御
方法は、エレベータを制御する高速スイッチング素子を
主回路に用いて電圧制御形インバータ装置において、C
PUからスイッチング周波数を速度の関数として速度の
低い領域ではスイッチング周波数を低く、速度の高い領
域ではスイッチング周波数を高くするスイッチング周波
数指令を発生させ、この指令により三角波の周期を変化
させてスイッチング周波数を制御する。
【0013】
【作用】スイッチング周波数を低速領域で下げると、デ
ッドタイムのスイッチング周期に占める割合が低下し、
出力波形が正弦波に近づく。このため、電動機の発生ト
ルクリップルが小さくなり、振動の発生が減少する。
【0014】この場合、スイッチング周波数の減少によ
り騒音レベルは増加するが、電動機や、かごを含めたエ
レベータ制御系から発生する騒音レベルは速度が高くな
ると増加し、速度が低くなると減少し、低速領域ではも
ともと騒音レベルが低いため、騒音の許容範囲内で、ス
イッチング周波数を低下させることが可能である。
【0015】
【実施例】図1は本発明の実施例にかかるインバータ装
置の要部を示すブロック回路図である。図1において、
1はインバータ、2はインバータの制御回路で、21は
CPU,22はCPU21の正弦波指令をアナログに変
換して正弦波を出力するD/A変換器、23はCPU2
1のスイッチング周波数指令をアナログに変換するD/
A変換器、24はD/A変換器23からのスイッチング
周波数指令により周波数が変化する三角波発振回路、2
6はD/A変換器22からの正弦波と三角波回路の三角
波を比較し、ON,OFF指令を出力する比較器である
【0016】3は比較器26のON,OFF指令をデッ
ドタイム補償してインバータ1のスイッチング素子を制
御するデッドタイム補償回路を備えたドライブ回路であ
る。
【0017】上記スイッチング周波数指令は、速度指令
等を用いて、CPU21により速度の関数として速度の
低い領域では低く、速度の高い領域では高くなるように
作られる。
【0018】しかして、三角波回路24に発生する三角
波の周波数は、速度の関数として変化するスイッチング
周波数指令により変化するので、正弦波と三角波を比較
し比較器25から出力されるスイッチング周波数は低速
時に低く、高速時高くなる。
【0019】低速領域ではデッドタイムのスイッチング
周期に占める割合が低下するので、出力波形は正弦波に
近づく。このため電動機4の振動は少なくなる。なお、
高速領域では、エレベータの機械系の慣性によりトルク
リップルが吸収されるため、低速領域に比べて振動が問
題になることは少ない。
【0020】
【発明の効果】上述のように構成されているので、本発
明はエレベータの高速スイッチングを行っている電圧制
御形のインバータ装置において、低速運転時に出力波形
を正弦波に近づけて騒音レベル増加の許容範囲内で、振
動を抑えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかるインバータ装置を示す
ブロック回路図。
【図2】従来インバータ装置を示すブロック回路図。
【図3】(a)はデッドタイムを説明する線図。(b)
はデッドタイムを説明するためのインバータ主回路上下
相関係を示す回路図。
【符号の説明】
1…インバータ 2…制御回路 21…CPU 22,23…D/A変換回路 24,25…三角波発振回路 26…比較回路 3…ドライブ回路 4…誘導電動機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  エレベータを制御する高速スイッチン
    グ素子を主回路に用いた電圧制御形インバータ装置にお
    いて、スイッチング周波数を速度の関数として速度の低
    い領域ではスイッチング周波数を低く、速度の高い領域
    ではスイッチング周波数を高く制御することを特徴とし
    たエレベータにおける電圧形インバータ制御方法。
JP3036014A 1991-03-01 1991-03-01 エレベータにおける電圧形インバータ制御方法 Pending JPH04275094A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015186444A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 マクソン モーター アーゲー 多相モータのロータの位置を決定する方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015186444A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 マクソン モーター アーゲー 多相モータのロータの位置を決定する方法

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