JPH0427499Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0427499Y2
JPH0427499Y2 JP10257187U JP10257187U JPH0427499Y2 JP H0427499 Y2 JPH0427499 Y2 JP H0427499Y2 JP 10257187 U JP10257187 U JP 10257187U JP 10257187 U JP10257187 U JP 10257187U JP H0427499 Y2 JPH0427499 Y2 JP H0427499Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
cutter
holding member
fulcrum
cutter blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10257187U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS648378U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10257187U priority Critical patent/JPH0427499Y2/ja
Publication of JPS648378U publication Critical patent/JPS648378U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0427499Y2 publication Critical patent/JPH0427499Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Knives (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、文房具として使用するカツタに関す
る。
〔従来の技術〕
従来のカツタは、第5図及び第6図に示すよう
に2枚の平行板によつて細長の矩形状に形成した
本体15の平行板の間に、保持部材13を嵌入
し、この保持部材13の一方端を支点14にて支
持する。そして保持部材13は、支点14を中心
にして、保持部材13に固定されたカツタ刃1が
本体15内に入る方向に回転するようバネ4の弾
性力が付勢されている。
そして、実際に紙を切る場合は、バネ4の弾性
力に抗して背板12を指で押えながら、カツタ刃
1を1′のように本体15から突出させて紙を切
るようにしていた。
又、カツタ刃1は、第6図に示すように本体1
5の平行板に接するように片寄つた状態で取付け
られていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来のカツタにおいて、例えば、小学生等
の小さい子供がカツタを握つたような場合、カツ
タ刃は本体から突出するので怪我をする危険性が
あるという問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題を解決するために本考案によるカツタ
は、カツタの本体をガイドレールに沿わせて移動
しながら切断するカツタにおいて、下方のみが開
口し、該開口を前記ガイドレールに嵌合可能に案
内溝を形成した箱状の本体と、該本体の内部に横
架した軸に軸着され下面が前記本体の開口部から
露出しないようシーソ状に支点にて支持された保
持部材と、該保持部材の支点から一定寸法離れた
所に位置して保持部材に固定したカツタ刃と該カ
ツタ刃が本体の開口面よりも内側に入る方向に支
点を中心として保持部材に回転力を付勢するバネ
とから成ることを特徴とするものである 〔作用〕 以上のように構成することにより、断面形状が
U字状に形成された本体内に嵌入された保持部材
及びカツタ刃は、本体からは突出しておらず、た
とえ本体を握つたとしてもカツタ刃は突出しな
い。また、紙などを切断する場合には本体に形成
した案内溝をガイドレールに嵌合することによ
り、保持部材の下端がレールに押されて支点を中
心にバネの弾性力に抗して回動し、保持部材に固
定されているカツタ刃が開口から突出し紙を切断
する。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例について詳細に説明す
る。
第1図において6は本体であり、この本体6
は、第2図に示すようにその断面形状がU字状に
なつている。2はカツタ刃1を保持する保持部材
であり、本体6のU字部に嵌入されている。3は
支点であり、本体6のU字部に嵌入された保持部
材2のほぼ中央に位置して、保持部材2を本体6
内にシーソ状に軸支している。4はバネであり、
保持部材2に固定されたカツタ刃1が、本体6内
に引込む方向に支点3を中心にして保持部材2が
回るようにバネ力が付勢されている。このように
バネ力が付勢され、支点3で軸支された保持部材
2は、本体6の外部には突出しておらず、かつ、
バネ力が付勢された状態でカツタ刃1も本体6か
らは突出していない。5はリブであり、このリブ
5を含めた保持部材2の厚さは、ちようど本体6
のU字部の内側寸法にほぼ等しくなつており、保
持部材2が支点3を中心にして回るとき、本体6
のU字部内を摺動し安定性をもたせている。一方
このリブ5は、バネ4の保持の役目も果してい
る。7は、カツタ定規7′の安定溝である。
第2図においてカツタ刃1は、本体6のU字部
内巾Wの中間に設けられている。
第3図は、カツタ定規であり、例えば手帳の大
きさに合せて作られている。8はガイドレール、
9はガイド溝である。10はカツタを保持する保
持孔であり、この保持孔10にカツタ本体10を
嵌め込み、段部11に沿わせて本体6の案内溝7
を差し込むことにより保持される。12は、バイ
ンダー用の孔である。
このように構成した本実施例において、カツタ
の使用は、第4図に示すようにカツタ定規7′の
ガイドレール8及びガイド溝9に本体6の案内溝
7を嵌め込んで行う。
これにより、第1図に示すように、保持部材2
の後端がガイドレール8によつて力F方向に押さ
れ、シーソ状に軸支された保持部材2は、バネ4
の弾性力に抗して回わされ、カツタ刃1は1′の
ように本体6から突出して紙を切る。そして、本
体6をカツタ定規7′から離すと、バネ4によつ
て保持部材2は支点3を中心に回わされ、カツタ
刃1は本体6内に引込む。
又、カツタ刃1は、本体6のU字部内巾Wの中
央に位置していることから、右利き又は左利きの
両方に使うことが可能である。
〔考案の効果〕
以上詳述した通り本考案によれば、断面形状が
U字状の本体に保持部材をシーソ状に軸支し、保
持部材に固定したカツタ刃が本体内に引込む方向
にバネの弾性力を保持部材に付勢するようにした
ので、紙を切断しない不使時には、保持部材及び
カツタ刃は本体の外に突出せず、本体を握つても
カツタ刃が突出するようなことはない。
そして本体に形成した案内溝にガイドレールを
嵌合することによりカツタ刃が本体の開口から突
出するようにしているので、カツタ使用時にのみ
カツタ刃が突出して紙を切断することができ、安
全性の向上と実用性の両方を同時に満足したカツ
タを得ることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示す図
であり、第1図はカツタの縦断面図、第2図は第
1図のA−A線における縦断面図、第3図はカツ
タ定規の正面図、第4図はカツタの使用状態を示
す斜視図である。第5図及び第6図は従来例であ
り、第5図はカツタの縦断面図、第6図は第5図
のB−B線における縦断面図である。 1……カツタ刃、2……保持部材、3……支
点、4……バネ、6……本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カツタの本体をガイドレールに沿わせて移動し
    ながら切断するカツタにおいて、下方のみが開口
    し、該開口を前記ガイドレールに嵌合可能に案内
    溝を形成した箱状の本体と、該本体の内部に横架
    した軸に軸着され下面が前記本体の開口部から露
    出しないようシーソ状に支点にて支持された保持
    部材と、該保持部材の支点から一定寸法離れた所
    に位置して保持部材に固定したカツタ刃と該カツ
    タ刃が本体の開口面よりも内側に入る方向に支点
    を中心として保持部材に回転力を付勢するバネと
    から成るカツタ。
JP10257187U 1987-07-03 1987-07-03 Expired JPH0427499Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10257187U JPH0427499Y2 (ja) 1987-07-03 1987-07-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10257187U JPH0427499Y2 (ja) 1987-07-03 1987-07-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS648378U JPS648378U (ja) 1989-01-18
JPH0427499Y2 true JPH0427499Y2 (ja) 1992-07-01

Family

ID=31332599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10257187U Expired JPH0427499Y2 (ja) 1987-07-03 1987-07-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0427499Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4586979B2 (ja) * 2005-05-13 2010-11-24 富士工業株式会社 切断具
JP5374419B2 (ja) * 2010-02-15 2013-12-25 康宏 前川 シートカッター

Also Published As

Publication number Publication date
JPS648378U (ja) 1989-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5943007Y2 (ja) 替刃式カツタ−ナイフ
JPH0427499Y2 (ja)
JP2942920B2 (ja) 手持ちカッター工具
JPH0349649Y2 (ja)
JPH0223436Y2 (ja)
JPS6137409Y2 (ja)
JPS5811336Y2 (ja) ナイフ
JPH0223437Y2 (ja)
JPS5833980Y2 (ja) 軽便かみそり
JPS62109069U (ja)
JPS61134785U (ja)
JPH0223435Y2 (ja)
JPS63893U (ja)
JPS58115162U (ja) シ−トカツタ
JPH0362896U (ja)
JPH0359194U (ja)
JPS6416893U (ja)
JPS6156963U (ja)
JPH04137896U (ja) 封筒開封器
JPS58174069U (ja) 水洗い式電気かみそり
JPS6257577A (ja) カツタ−の刃
JPS6185391U (ja)
JPS60106785U (ja) 複合定規
JPS60145896U (ja) 紙切刃付きトイレツトペ−パ−・ホルダ−
JPH0313963U (ja)