JPH04274276A - ヘッドアップディスプレイ - Google Patents
ヘッドアップディスプレイInfo
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- JPH04274276A JPH04274276A JP3058073A JP5807391A JPH04274276A JP H04274276 A JPH04274276 A JP H04274276A JP 3058073 A JP3058073 A JP 3058073A JP 5807391 A JP5807391 A JP 5807391A JP H04274276 A JPH04274276 A JP H04274276A
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Instructional Devices (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗物の操縦者が前方外
界の情景を見ながら操縦する際に、その操縦者が見てい
る前方の外界の情景に種々の情報を重ねて表示するヘッ
ドアップディスプレイに関し、特に、陸上乗物および海
上乗物の操縦者に目的地に到達するまでの道案内表示を
行えるようにしたヘッドアップディスプレイに関する。
界の情景を見ながら操縦する際に、その操縦者が見てい
る前方の外界の情景に種々の情報を重ねて表示するヘッ
ドアップディスプレイに関し、特に、陸上乗物および海
上乗物の操縦者に目的地に到達するまでの道案内表示を
行えるようにしたヘッドアップディスプレイに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、乗物、特に陸上を走行する車両に
おいて、操縦者(車両の運転手)に道案内表示を行える
ようにしたナビゲーション装置が搭載されるようになっ
てきた。従来のナビゲーション装置においては、車両室
内に、地図を記憶させたCD−ROM、CRTディスプ
レイ等を搭載し、CD−ROMから読み出した地図を前
記CRTディスプレイに表示させるとともにその表示さ
れた地図中に車両の現在位置を表示させるようにしてい
る。
おいて、操縦者(車両の運転手)に道案内表示を行える
ようにしたナビゲーション装置が搭載されるようになっ
てきた。従来のナビゲーション装置においては、車両室
内に、地図を記憶させたCD−ROM、CRTディスプ
レイ等を搭載し、CD−ROMから読み出した地図を前
記CRTディスプレイに表示させるとともにその表示さ
れた地図中に車両の現在位置を表示させるようにしてい
る。
【0003】ところで、従来のヘッドアップディスプレ
イは、普通、操縦者の視野前方にハーフミラーまたはホ
ログラム素子等のコンバイナを配置し、そのコンバイナ
は外界の情景から出射した光線を操縦者の方向に透過さ
せるとともに操縦室内側から前記コンバイナに入射した
情報表示光を操縦者の方向に反射または回折させるよう
に構成されている。そして、前記情報表示光をコンバイ
ナに入射させる情報投光装置は、CRT、透過型の液晶
表示パネル、プラズマディスプレイまたは発光ダイオー
ドディスプレイ等の光学的情報表示手段とこの光学的情
報表示手段から出射した光を前記コンバイナに入射させ
る光学部材とを備えている。そして、前記光学部材は、
普通、レンズおよび反射鏡等から構成されており、前記
情報表示光を操縦者が正面の視野の中に視認できるよう
に構成されている。このようなヘッドアップディスプレ
イを用いれば、操縦者は一々外界から視線をそらせて計
器類を見る必要がなくなるので、外界から視線をそらせ
ている間に生じる不慮の事故を防ぐことができる。
イは、普通、操縦者の視野前方にハーフミラーまたはホ
ログラム素子等のコンバイナを配置し、そのコンバイナ
は外界の情景から出射した光線を操縦者の方向に透過さ
せるとともに操縦室内側から前記コンバイナに入射した
情報表示光を操縦者の方向に反射または回折させるよう
に構成されている。そして、前記情報表示光をコンバイ
ナに入射させる情報投光装置は、CRT、透過型の液晶
表示パネル、プラズマディスプレイまたは発光ダイオー
ドディスプレイ等の光学的情報表示手段とこの光学的情
報表示手段から出射した光を前記コンバイナに入射させ
る光学部材とを備えている。そして、前記光学部材は、
普通、レンズおよび反射鏡等から構成されており、前記
情報表示光を操縦者が正面の視野の中に視認できるよう
に構成されている。このようなヘッドアップディスプレ
イを用いれば、操縦者は一々外界から視線をそらせて計
器類を見る必要がなくなるので、外界から視線をそらせ
ている間に生じる不慮の事故を防ぐことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記陸上走行車両用の
ナビゲーション装置の表示装置として前記ヘッドアップ
ディスプレイを使用する場合、前方情景に重ねて地図が
表示されることになる。このように、前方情景に重ねて
地図が表示されると、操縦者が前方を監視しようとした
場合に地図が邪魔になる。また、地図は比較的複雑なの
でその判読に時間がかかり、その地図の判読中は、前方
情景の監視が不十分となり易い。その場合安全運転にも
支障が生じる。また、近年の海洋レジャーブームの広が
りによりクルーザ等のレジャー用船舶が増加しているが
、これらの船舶の操縦者の多くは業務用船舶等のベテラ
ン操縦者と異なり航行に不慣れな者が多く、海図と実在
の位置と一致が不十分なため、事故につながるおそれが
生じていた。
ナビゲーション装置の表示装置として前記ヘッドアップ
ディスプレイを使用する場合、前方情景に重ねて地図が
表示されることになる。このように、前方情景に重ねて
地図が表示されると、操縦者が前方を監視しようとした
場合に地図が邪魔になる。また、地図は比較的複雑なの
でその判読に時間がかかり、その地図の判読中は、前方
情景の監視が不十分となり易い。その場合安全運転にも
支障が生じる。また、近年の海洋レジャーブームの広が
りによりクルーザ等のレジャー用船舶が増加しているが
、これらの船舶の操縦者の多くは業務用船舶等のベテラ
ン操縦者と異なり航行に不慣れな者が多く、海図と実在
の位置と一致が不十分なため、事故につながるおそれが
生じていた。
【0005】本発明は、前述の事情に鑑み、前方情景の
監視に支障を来さずにしかも、乗物の操縦者に目的地に
到達するまでの道案内表示を行えるようにしたヘッドア
ップディスプレイを提供することを、課題とする。
監視に支障を来さずにしかも、乗物の操縦者に目的地に
到達するまでの道案内表示を行えるようにしたヘッドア
ップディスプレイを提供することを、課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のヘッドアップディスプレイは、図1(クレ
ーム対応図)に示す構成を備えている。すなわち図1に
示すヘッドアップディスプレイ(H)は、表示信号作成
用信号(U1a,U2a,U3a)を入力するための信
号入力手段(U)およびこの信号入力手段(U)から出
力される表示信号作成用信号(U1a,U2a,U3a
)に応じて表示信号(Qa)を出力する表示信号出力手
段(Q)と、この表示信号出力手段(Q)の出力する表
示信号(Qa)に応じた情報が表示される表示面を有す
る光学的情報表示手段(D)および前記表示面から出射
した情報表示光(L)を所定の方向に投光する光学部材
(A)を有する情報投光装置(K)と、操縦者(P)の
前方に傾斜して設けられ、前方の外界の情景を操縦者(
P)が視認できるように前記外界からの光線(J)を前
方から後方に透過させるとともに前記情報投光装置(K
)から投光された情報表示光(L)を操縦者(P)が視
認できる方向に向かわせるコンバイナ(C)とを備えた
乗物用のヘッドアップディスプレイにおいて、前記乗物
の現在位置を検出する現在位置検出手段(S)が設けら
れ、前記信号入力手段(U)は、地図上で指示された指
示ポイントのX−Y座標を読み取る座標読取手段(U2
)と、前記指示ポイントでの進行方向を指示する進行方
向指示手段(U3)と、前記地図の縮尺倍率を入力する
倍率入力手段(U1)とから構成され、前記表示信号出
力手段(Q)は、前記現在位置検出手段(S)、座標読
取手段(U2)および倍率入力手段(U1)からの入力
信号に応じて前記各指示ポイントの位置に対する現在位
置を算出する相対位置算出手段(Q2)と、前記検出さ
れた現在位置が前記指示ポイント位置に接近したときに
前記進行方向指示手段(U3)で指示された前記進行方
向に基づいてその指示ポイント位置での進行方向表示デ
ータ(Q3a)を出力する進行方向表示データ出力手段
(Q3)と、前記進行方向表示データ(Q3a)から進
行方向を表示する表示信号(Qa)を出力する表示回路
(Q1)とから構成されたことを特徴とする。
に、本発明のヘッドアップディスプレイは、図1(クレ
ーム対応図)に示す構成を備えている。すなわち図1に
示すヘッドアップディスプレイ(H)は、表示信号作成
用信号(U1a,U2a,U3a)を入力するための信
号入力手段(U)およびこの信号入力手段(U)から出
力される表示信号作成用信号(U1a,U2a,U3a
)に応じて表示信号(Qa)を出力する表示信号出力手
段(Q)と、この表示信号出力手段(Q)の出力する表
示信号(Qa)に応じた情報が表示される表示面を有す
る光学的情報表示手段(D)および前記表示面から出射
した情報表示光(L)を所定の方向に投光する光学部材
(A)を有する情報投光装置(K)と、操縦者(P)の
前方に傾斜して設けられ、前方の外界の情景を操縦者(
P)が視認できるように前記外界からの光線(J)を前
方から後方に透過させるとともに前記情報投光装置(K
)から投光された情報表示光(L)を操縦者(P)が視
認できる方向に向かわせるコンバイナ(C)とを備えた
乗物用のヘッドアップディスプレイにおいて、前記乗物
の現在位置を検出する現在位置検出手段(S)が設けら
れ、前記信号入力手段(U)は、地図上で指示された指
示ポイントのX−Y座標を読み取る座標読取手段(U2
)と、前記指示ポイントでの進行方向を指示する進行方
向指示手段(U3)と、前記地図の縮尺倍率を入力する
倍率入力手段(U1)とから構成され、前記表示信号出
力手段(Q)は、前記現在位置検出手段(S)、座標読
取手段(U2)および倍率入力手段(U1)からの入力
信号に応じて前記各指示ポイントの位置に対する現在位
置を算出する相対位置算出手段(Q2)と、前記検出さ
れた現在位置が前記指示ポイント位置に接近したときに
前記進行方向指示手段(U3)で指示された前記進行方
向に基づいてその指示ポイント位置での進行方向表示デ
ータ(Q3a)を出力する進行方向表示データ出力手段
(Q3)と、前記進行方向表示データ(Q3a)から進
行方向を表示する表示信号(Qa)を出力する表示回路
(Q1)とから構成されたことを特徴とする。
【0007】前記信号入力手段(U)としては、デジタ
イザまたはマウス等を利用することができる。また、前
記相対位置算出手段(Q2)は、図2または図3に示す
ように構成することができる。すなわち、図2において
前記相対位置算出手段(Q2)は、前記座標読取手段(
U2)および倍率入力手段(U1)からの入力信号に応
じて、指示ポイントの実際の位置を算出する指示ポイン
ト位置算出手段(Q21)と、算出された指示ポイント
位置と前記現在位置検出手段(S)によって検出された
乗物の現在位置とを比較する比較手段(Q22)とから
構成されている。また図3において前記相対位置算出手
段(Q2)は、前記現在位置検出手段(S)および倍率
入力手段(U1)からの入力信号に応じて、乗物の現在
位置を縮尺された地図上の位置に換算する現在位置換算
手段(Q23)と、乗物の地図上の換算現在位置と前記
座標読取手段(U2)によって読み取られた指示ポイン
トのX−Y座標とを比較する比較手段(Q24)とから
構成されている。また、前記相対位置算出手段(Q2)
および進行方向表示データ出力手段(Q3)等は、マイ
コンまたはロジック回路等によって構成することができ
る。
イザまたはマウス等を利用することができる。また、前
記相対位置算出手段(Q2)は、図2または図3に示す
ように構成することができる。すなわち、図2において
前記相対位置算出手段(Q2)は、前記座標読取手段(
U2)および倍率入力手段(U1)からの入力信号に応
じて、指示ポイントの実際の位置を算出する指示ポイン
ト位置算出手段(Q21)と、算出された指示ポイント
位置と前記現在位置検出手段(S)によって検出された
乗物の現在位置とを比較する比較手段(Q22)とから
構成されている。また図3において前記相対位置算出手
段(Q2)は、前記現在位置検出手段(S)および倍率
入力手段(U1)からの入力信号に応じて、乗物の現在
位置を縮尺された地図上の位置に換算する現在位置換算
手段(Q23)と、乗物の地図上の換算現在位置と前記
座標読取手段(U2)によって読み取られた指示ポイン
トのX−Y座標とを比較する比較手段(Q24)とから
構成されている。また、前記相対位置算出手段(Q2)
および進行方向表示データ出力手段(Q3)等は、マイ
コンまたはロジック回路等によって構成することができ
る。
【0008】
【作用】前述の特徴を備えた本発明のヘッドアップディ
スプレイ(H)の使用に際し、その使用者(運転手、す
なわち、操縦者)(P)は、前記信号入力手段(U)の
前記倍率入力手段(U1)を用いて走行予定地域の地図
の縮尺倍率を入力する。また操縦者(P)は、前記地図
上の現在位置、およびその現在位置から目的位置までの
道順に沿って存在する通過位置の中で右折または左折等
の必要な通過位置を地図上で指示する。この指示された
通過位置(すなわち、指示ポイント)のX−Y座標が前
記座標読取手段(U2)によって読み取られる。また前
記ヘッドアップディスプレイ(H)の使用者(P)は、
前記通過位置(指示ポイント位置)の指示を行うと同時
に、前記進行方向指示手段(U3)により前記指示ポイ
ントでの右折または左折等の進行方向の指示を行う。
スプレイ(H)の使用に際し、その使用者(運転手、す
なわち、操縦者)(P)は、前記信号入力手段(U)の
前記倍率入力手段(U1)を用いて走行予定地域の地図
の縮尺倍率を入力する。また操縦者(P)は、前記地図
上の現在位置、およびその現在位置から目的位置までの
道順に沿って存在する通過位置の中で右折または左折等
の必要な通過位置を地図上で指示する。この指示された
通過位置(すなわち、指示ポイント)のX−Y座標が前
記座標読取手段(U2)によって読み取られる。また前
記ヘッドアップディスプレイ(H)の使用者(P)は、
前記通過位置(指示ポイント位置)の指示を行うと同時
に、前記進行方向指示手段(U3)により前記指示ポイ
ントでの右折または左折等の進行方向の指示を行う。
【0009】前記表示信号出力手段(Q)の前記相対位
置算出手段(Q2)は、前記現在位置検出手段(S)、
座標読取手段(U2)および倍率入力手段(U1)から
の入力信号(Sa,U2a,U1a)に応じて前記各指
示ポイントの位置に対する現在位置の相対的な位置関係
を算出する。また、前記表示信号出力手段(Q)の進行
方向表示データ出力手段(Q3)は、前記相対位置算出
手段(Q2)の出力する相対位置信号(Q2a)から現
在位置が前記指示ポイント位置に接近したことを感知し
たときに前記進行方向指示手段(U3)で指示された前
記進行方向に基づいてその指示ポイント位置での進行方
向表示データ(Q3a)を出力する。また、前記表示信
号出力手段(Q)の表示回路(Q1)は、前記進行方向
表示データ(Q3a)から進行方向表示信号(Qa)を
出力する。
置算出手段(Q2)は、前記現在位置検出手段(S)、
座標読取手段(U2)および倍率入力手段(U1)から
の入力信号(Sa,U2a,U1a)に応じて前記各指
示ポイントの位置に対する現在位置の相対的な位置関係
を算出する。また、前記表示信号出力手段(Q)の進行
方向表示データ出力手段(Q3)は、前記相対位置算出
手段(Q2)の出力する相対位置信号(Q2a)から現
在位置が前記指示ポイント位置に接近したことを感知し
たときに前記進行方向指示手段(U3)で指示された前
記進行方向に基づいてその指示ポイント位置での進行方
向表示データ(Q3a)を出力する。また、前記表示信
号出力手段(Q)の表示回路(Q1)は、前記進行方向
表示データ(Q3a)から進行方向表示信号(Qa)を
出力する。
【0010】この表示信号出力手段(Q)の表示回路(
Q1)から出力された進行方向表示信号(Qa)に応じ
た情報すなわち右折または左折等の情報は、前記光学的
情報表示手段(D)の表示面に表示される。前記表示面
から出射した情報(進行方向情報)表示光(L)は、前
記情報投光装置(K)の前記光学部材(A)によって所
定の方向すなわちコンバイナ(C)の方向に投光される
。操縦者(P)の前方に傾斜して設けられた前記コンバ
イナ(C)は、前方の外界の情景を操縦者(P)が視認
できるように前記外界からの光線(J)を前方から後方
に透過させるとともに前記情報投光装置(K)から投光
された情報(進行方向情報)表示光(L)を操縦者(P
)が視認できる方向に向かわせる。したがって、操縦者
(P)は、外界の情景に重ねて情報表示光(L)を視認
することができる。そして、乗物を目的地に向かって走
行させる場合、乗物が前記指示ポイント位置に接近した
ときに、左折、右折等の進行方向情報がヘッドアップデ
ィスプレイ(H)に表示される。したがって、乗物の操
縦者(P)は、前記表示された進行方向情報に従って乗
物を操行することにより、道に迷うことなく目的地に到
達することができる。
Q1)から出力された進行方向表示信号(Qa)に応じ
た情報すなわち右折または左折等の情報は、前記光学的
情報表示手段(D)の表示面に表示される。前記表示面
から出射した情報(進行方向情報)表示光(L)は、前
記情報投光装置(K)の前記光学部材(A)によって所
定の方向すなわちコンバイナ(C)の方向に投光される
。操縦者(P)の前方に傾斜して設けられた前記コンバ
イナ(C)は、前方の外界の情景を操縦者(P)が視認
できるように前記外界からの光線(J)を前方から後方
に透過させるとともに前記情報投光装置(K)から投光
された情報(進行方向情報)表示光(L)を操縦者(P
)が視認できる方向に向かわせる。したがって、操縦者
(P)は、外界の情景に重ねて情報表示光(L)を視認
することができる。そして、乗物を目的地に向かって走
行させる場合、乗物が前記指示ポイント位置に接近した
ときに、左折、右折等の進行方向情報がヘッドアップデ
ィスプレイ(H)に表示される。したがって、乗物の操
縦者(P)は、前記表示された進行方向情報に従って乗
物を操行することにより、道に迷うことなく目的地に到
達することができる。
【0011】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例を説明す
る。図4は本発明の一実施例の全体概略説明図、図5は
その詳細説明図、図6は図5の要部拡大平面図、図7は
同実施例の側断面図、図8は同実施例の回路部分の説明
図、図9は同実施例の表示例の説明図である。図4にお
いて、陸上乗物としての自動車1の操縦者P用の運転席
2の前方には、車体3と天井4との間にフロントガラス
5が前方に行くに従って降傾斜するように配設されてい
る。また、運転席2前部には、フロントガラス5との間
にダッシュボード6が配設されている。
る。図4は本発明の一実施例の全体概略説明図、図5は
その詳細説明図、図6は図5の要部拡大平面図、図7は
同実施例の側断面図、図8は同実施例の回路部分の説明
図、図9は同実施例の表示例の説明図である。図4にお
いて、陸上乗物としての自動車1の操縦者P用の運転席
2の前方には、車体3と天井4との間にフロントガラス
5が前方に行くに従って降傾斜するように配設されてい
る。また、運転席2前部には、フロントガラス5との間
にダッシュボード6が配設されている。
【0012】この運転席2のダッシュボード6上部には
ヘッドアップディスプレイHが配設されている。ヘッド
アップディスプレイHは、図5,7に示すようにケーシ
ング10を備えており、このケーシング10の上面には
カバーガラス10a,10b,10cが配置された光出
射口が設けられている。また、ケーシング10の下部に
は入力手段収容部10dが設けられている。
ヘッドアップディスプレイHが配設されている。ヘッド
アップディスプレイHは、図5,7に示すようにケーシ
ング10を備えており、このケーシング10の上面には
カバーガラス10a,10b,10cが配置された光出
射口が設けられている。また、ケーシング10の下部に
は入力手段収容部10dが設けられている。
【0013】前記ケーシング10上面前端部にはコンバ
イナCが上方の使用位置と下方の収納位置との間で回動
可能に支持されている前記ケーシング10内には、情報
情報投光装置Kが配設されている。情報投光装置Kは図
7に示すように、光学的情報表示手段Dおよびその表示
面に表示された情報を所定方向に投光する光学部材Aを
備えている。前記光学的情報表示手段Dは、透過型液晶
ディスプレイD1および光源装置D2から構成されてい
る。そして光源装置D2は、光源D3および反射部材D
4から構成されている。なお、前記光学的情報表示手段
Dとしては、前記液晶ディスプレイを使用する代わりに
、CRTディスプレイ、プラズマディスプレイまたは発
光ダイオードディスプレイ等のフラットな光学的情報表
示手段を使用することも可能である。前記光学部材Aは
、凹レンズA1、平面反射鏡A2、および凸レンズA3
から構成されている。
イナCが上方の使用位置と下方の収納位置との間で回動
可能に支持されている前記ケーシング10内には、情報
情報投光装置Kが配設されている。情報投光装置Kは図
7に示すように、光学的情報表示手段Dおよびその表示
面に表示された情報を所定方向に投光する光学部材Aを
備えている。前記光学的情報表示手段Dは、透過型液晶
ディスプレイD1および光源装置D2から構成されてい
る。そして光源装置D2は、光源D3および反射部材D
4から構成されている。なお、前記光学的情報表示手段
Dとしては、前記液晶ディスプレイを使用する代わりに
、CRTディスプレイ、プラズマディスプレイまたは発
光ダイオードディスプレイ等のフラットな光学的情報表
示手段を使用することも可能である。前記光学部材Aは
、凹レンズA1、平面反射鏡A2、および凸レンズA3
から構成されている。
【0014】そして前記情報投光装置Kは、前記透過型
液晶ディスプレイD1の表示面に表示された情報の表示
光を前記コンバイナCに向けて投光するように配設され
ており、前記各カバーガラス10a,10b,10cに
対応してそれぞれ1ユニットづつ配設されている。すな
わち、図7で1ユニットだけ示した情報投光装置Kは、
実際は前記ケーシング10内に配設された3ユニットの
情報投光装置Ka,Kb,Kc(図7では、Kで表示)
を示している。そして、各情報投光装置Ka,Kb,K
cは、それぞれ光学的情報表示手段Da,Db,Dc(
図7では、Dで表示)を備えている。
液晶ディスプレイD1の表示面に表示された情報の表示
光を前記コンバイナCに向けて投光するように配設され
ており、前記各カバーガラス10a,10b,10cに
対応してそれぞれ1ユニットづつ配設されている。すな
わち、図7で1ユニットだけ示した情報投光装置Kは、
実際は前記ケーシング10内に配設された3ユニットの
情報投光装置Ka,Kb,Kc(図7では、Kで表示)
を示している。そして、各情報投光装置Ka,Kb,K
cは、それぞれ光学的情報表示手段Da,Db,Dc(
図7では、Dで表示)を備えている。
【0015】図5,7に示す信号入力手段としてのデジ
タイザUは、透明電極板11と、この透明電極板11と
一体的に構成されたキーボードパネル12と、前記透明
電極板11の側部に収納される電極ペン13とから構成
されている。そして、デジタイザUの前記透明電極板1
1とその側部に収納される電極ペン13とは、前記ケー
シング10の前記入力手段収容部10d内に収容される
ように構成されている。 前記キーボードパネル12
には、図6に示すように、前記透明電極板11の下に重
ねて使用する地図上のスタート地(すなわち現在地)を
指示するスタート地指示キー、目的地を指示する目的地
指示キー(ENDキー)、左折指示キー、右折指示キー
、数値入力キー、縮尺倍率入力キー等が設けられている
。
タイザUは、透明電極板11と、この透明電極板11と
一体的に構成されたキーボードパネル12と、前記透明
電極板11の側部に収納される電極ペン13とから構成
されている。そして、デジタイザUの前記透明電極板1
1とその側部に収納される電極ペン13とは、前記ケー
シング10の前記入力手段収容部10d内に収容される
ように構成されている。 前記キーボードパネル12
には、図6に示すように、前記透明電極板11の下に重
ねて使用する地図上のスタート地(すなわち現在地)を
指示するスタート地指示キー、目的地を指示する目的地
指示キー(ENDキー)、左折指示キー、右折指示キー
、数値入力キー、縮尺倍率入力キー等が設けられている
。
【0016】次に図8により本実施例の回路部分を説明
する。本実施例では前記図3の符号S,Q2,Q3等で
示す構成要素が有する機能をマイコンMによって実現し
ている。なおそれらの機能は、マイコンMの代わりにロ
ジック回路を用いて実現することも可能である。図8に
おいて,加速度センサR1は東西方向および南北方向の
加速度をそれぞれ検出する加速度センサから構成されて
おり、東西方向加速度信号R1aおよび南北方向加速度
信号R1bをマイコンMに出力している。マイコンMは
、前記各加速度信号R1a,R1bを積分して速度を検
出する積分機能および前記検出された速度を積分して位
置を検出する積分機能を有している。図8に示す背景輝
度センサR2は、自動車前方の外界の情景の明るさ、す
なわち背景輝度を検出している。検出された背景輝度信
号R2aは前記光学的情報表示手段Dから出射する情報
表示光の明るさを調節するために使用される。
する。本実施例では前記図3の符号S,Q2,Q3等で
示す構成要素が有する機能をマイコンMによって実現し
ている。なおそれらの機能は、マイコンMの代わりにロ
ジック回路を用いて実現することも可能である。図8に
おいて,加速度センサR1は東西方向および南北方向の
加速度をそれぞれ検出する加速度センサから構成されて
おり、東西方向加速度信号R1aおよび南北方向加速度
信号R1bをマイコンMに出力している。マイコンMは
、前記各加速度信号R1a,R1bを積分して速度を検
出する積分機能および前記検出された速度を積分して位
置を検出する積分機能を有している。図8に示す背景輝
度センサR2は、自動車前方の外界の情景の明るさ、す
なわち背景輝度を検出している。検出された背景輝度信
号R2aは前記光学的情報表示手段Dから出射する情報
表示光の明るさを調節するために使用される。
【0017】前記加速度センサR1、背景輝度センサR
2、およびデジタイザUの出力信号が入力されるマイコ
ンMは、中央処理装置CPU、リードオンリーメモリR
OM、ランダムアクセスメモリRAM、および入出力イ
ンターフェースI/O等から構成されている。前記マイ
コンMは、入力された信号に応じた表示データを表示回
路Q1a,Q1b,Q1cに出力している。前記表示回
路Q1a,Q1b,Q1cは、前記表示データに応じた
表示信号を前記光学的情報表示手段Da,Db,Dcに
出力している。
2、およびデジタイザUの出力信号が入力されるマイコ
ンMは、中央処理装置CPU、リードオンリーメモリR
OM、ランダムアクセスメモリRAM、および入出力イ
ンターフェースI/O等から構成されている。前記マイ
コンMは、入力された信号に応じた表示データを表示回
路Q1a,Q1b,Q1cに出力している。前記表示回
路Q1a,Q1b,Q1cは、前記表示データに応じた
表示信号を前記光学的情報表示手段Da,Db,Dcに
出力している。
【0018】図9は同実施例の表示例の説明図である。
図9において、前記光学的情報表示手段Daには左折の
場合の矢印が表示されるようになっており、前記光学的
情報表示手段Dcには右折の場合の矢印が表示されるよ
うになっている。また、前記光学的情報表示手段Dbに
は車両の速度が表示されるようになっている。
場合の矢印が表示されるようになっており、前記光学的
情報表示手段Dcには右折の場合の矢印が表示されるよ
うになっている。また、前記光学的情報表示手段Dbに
は車両の速度が表示されるようになっている。
【0019】次に、前述の構成を備えた実施例の作用に
ついて説明する。自動車1の操縦者(運転手)すなわち
ヘッドアップディスプレイHの使用者Pは、これから走
行する区間が記載された地図の上に前記デジタイザUの
透明電極板11を載置するとともに、その地図の縮尺倍
率をキーボードパネル12から入力する。次に操縦者P
は、その透明電極板11の上から前記電極ペンを用いて
前記地図上の現在位置、およびその現在位置から目的位
置までの道順に沿って存在する通過位置の中で右折また
は左折等の必要な通過位置を地図上で指示する。この指
示された通過位置(すなわち、指示ポイント)のX−Y
座標は前記デジタイザUによって読み取られ、前記マイ
コンMに入力される。マイコンMは入力された指示ポイ
ントのX−Y座標すなわち指示ポイント位置をRAMに
記憶する。また前記操縦者Pは、前記通過位置(指示ポ
イント位置)の指示を行うと同時に、前記キーボードパ
ネルから前記指示ポイントでの右折または左折等の進行
方向の指示を行う。
ついて説明する。自動車1の操縦者(運転手)すなわち
ヘッドアップディスプレイHの使用者Pは、これから走
行する区間が記載された地図の上に前記デジタイザUの
透明電極板11を載置するとともに、その地図の縮尺倍
率をキーボードパネル12から入力する。次に操縦者P
は、その透明電極板11の上から前記電極ペンを用いて
前記地図上の現在位置、およびその現在位置から目的位
置までの道順に沿って存在する通過位置の中で右折また
は左折等の必要な通過位置を地図上で指示する。この指
示された通過位置(すなわち、指示ポイント)のX−Y
座標は前記デジタイザUによって読み取られ、前記マイ
コンMに入力される。マイコンMは入力された指示ポイ
ントのX−Y座標すなわち指示ポイント位置をRAMに
記憶する。また前記操縦者Pは、前記通過位置(指示ポ
イント位置)の指示を行うと同時に、前記キーボードパ
ネルから前記指示ポイントでの右折または左折等の進行
方向の指示を行う。
【0020】地図上のスタート位置から目的地までの通
過位置および進行方向の指示を行ってから、操縦者Pは
自動車を走行させる。そうすると、図1中、右側に在る
外界からフロントガラス5およびコンバイナCに向って
進んで来た外部光線Jは、一部はフロントガラス5およ
びコンバイナCで外界に反射し、残部はそのままフロン
トガラス5およびコンバイナCを透過して直進し、操縦
者Pの眼に至る。これにより操縦者Pは外界の情景をそ
のまま視認することができる。
過位置および進行方向の指示を行ってから、操縦者Pは
自動車を走行させる。そうすると、図1中、右側に在る
外界からフロントガラス5およびコンバイナCに向って
進んで来た外部光線Jは、一部はフロントガラス5およ
びコンバイナCで外界に反射し、残部はそのままフロン
トガラス5およびコンバイナCを透過して直進し、操縦
者Pの眼に至る。これにより操縦者Pは外界の情景をそ
のまま視認することができる。
【0021】一方前記マイコンMは、前記背景輝度セン
サR2からの背景輝度信号に応じた表示輝度を算出し、
その算出された表示輝度に応じた表示輝度データを前記
各表示回路Q1a,Q1b,Q1cに出力している。そ
して前記各表示回路Q1a,Q1b,Q1cは前記表示
輝度データに応じて前記図7に示す光源D3の輝度を調
節している。 また前記マイコンMは、前記加速度センサR1から
の東西方向加速度信号R1aおよび南北方向加速度信号
R1bを一回積分して速度を算出するとともに、さらに
もう一回積分して得られる自動車の移動距離から自動車
の実際の現在位置を算出する。そしてマイコンMは、前
記算出した自動車の速度信号に応じた速度表示データを
前記表示回路Q1bに出力する。表示回路Q1bは、前
記速度表示データに応じた表示信号により前記光学的情
報表示手段Dbの透過型液晶表示パネルD3を駆動して
、図9に示すように自動車の速度を表示する。
サR2からの背景輝度信号に応じた表示輝度を算出し、
その算出された表示輝度に応じた表示輝度データを前記
各表示回路Q1a,Q1b,Q1cに出力している。そ
して前記各表示回路Q1a,Q1b,Q1cは前記表示
輝度データに応じて前記図7に示す光源D3の輝度を調
節している。 また前記マイコンMは、前記加速度センサR1から
の東西方向加速度信号R1aおよび南北方向加速度信号
R1bを一回積分して速度を算出するとともに、さらに
もう一回積分して得られる自動車の移動距離から自動車
の実際の現在位置を算出する。そしてマイコンMは、前
記算出した自動車の速度信号に応じた速度表示データを
前記表示回路Q1bに出力する。表示回路Q1bは、前
記速度表示データに応じた表示信号により前記光学的情
報表示手段Dbの透過型液晶表示パネルD3を駆動して
、図9に示すように自動車の速度を表示する。
【0022】また、マイコンMは前記算出した自動車の
実際の現在位置を地図上の位置すなわち前記X−Y座標
上の位置に換算して、前記指示ポイント位置(前記デジ
タザUで入力した通過位置)に対する現在位置の相対的
な位置関係を算出する。そしてマイコンMは、前記自動
車の現在位置が前記指示ポイント位置に接近したことを
感知したときに前記デジタイザUで指示された前記進行
方向に基づいてその指示ポイント位置での進行方向表示
データQ3aを前記表示回路Q1aまたはQ1cに出力
する。 前記表示回路Q1aまたはQ1cは、前記進行方向表示
データQ3aから進行方向表示信号Qaを前記光学的情
報表示手段DaまたはDcの透過型液晶ディスプレイD
1(図7参照)に出力する。
実際の現在位置を地図上の位置すなわち前記X−Y座標
上の位置に換算して、前記指示ポイント位置(前記デジ
タザUで入力した通過位置)に対する現在位置の相対的
な位置関係を算出する。そしてマイコンMは、前記自動
車の現在位置が前記指示ポイント位置に接近したことを
感知したときに前記デジタイザUで指示された前記進行
方向に基づいてその指示ポイント位置での進行方向表示
データQ3aを前記表示回路Q1aまたはQ1cに出力
する。 前記表示回路Q1aまたはQ1cは、前記進行方向表示
データQ3aから進行方向表示信号Qaを前記光学的情
報表示手段DaまたはDcの透過型液晶ディスプレイD
1(図7参照)に出力する。
【0023】この表示回路Q1aまたはQ1cから出力
された進行方向表示信号Qaに応じた情報すなわち右折
または左折等の情報は、前記光学的情報表示手段Daま
たはDcの表示面に表示される。前記表示面から出射し
た情報(進行方向情報)表示光Lは、前記情報投光装置
K(Ka,Kb,Kc)の前記光学部材Aによって所定
の方向すなわちコンバイナCの方向に投光される。操縦
者Pの前方に傾斜して設けられた前記コンバイナCは、
前記情報投光装置Kから投光された情報(進行方向情報
)表示光Lを操縦者Pが視認できる方向に向かわせる。 したがって、操縦者Pは、外界の情景に重ねて情報表示
光Lを視認することができる。そして、車両を目的地に
向かって走行させる場合、車両が前記指示ポイント位置
に接近したときに、左折、右折等の進行方向情報がヘッ
ドアップディスプレイHに表示される。したがって、車
両の操縦者Pは、前記表示された進行方向情報に従って
車両を操行することにより、道に迷うことなく目的地に
到達することができる。
された進行方向表示信号Qaに応じた情報すなわち右折
または左折等の情報は、前記光学的情報表示手段Daま
たはDcの表示面に表示される。前記表示面から出射し
た情報(進行方向情報)表示光Lは、前記情報投光装置
K(Ka,Kb,Kc)の前記光学部材Aによって所定
の方向すなわちコンバイナCの方向に投光される。操縦
者Pの前方に傾斜して設けられた前記コンバイナCは、
前記情報投光装置Kから投光された情報(進行方向情報
)表示光Lを操縦者Pが視認できる方向に向かわせる。 したがって、操縦者Pは、外界の情景に重ねて情報表示
光Lを視認することができる。そして、車両を目的地に
向かって走行させる場合、車両が前記指示ポイント位置
に接近したときに、左折、右折等の進行方向情報がヘッ
ドアップディスプレイHに表示される。したがって、車
両の操縦者Pは、前記表示された進行方向情報に従って
車両を操行することにより、道に迷うことなく目的地に
到達することができる。
【0024】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求
の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設
計変更を行うことが可能である。例えば、情報投光装置
Kは3ユニット設ける代わりに1ユニットだけ設けるこ
とも可能である。また左折、右折の必要の無い通過位置
であっても、主要な位置は指示ポイント位置として、そ
の指示ポイント位置では直進を示す矢印を表示すること
も可能である。また、進行方向を指示する表示は種々の
表示を採用することができ、例えば、図10,図11に
示すような表示を行うことも可能である。さらに、本発
明は海図を用いて航行する船舶に対しても適用できる。 その場合、海図上で順次指示したポイントに向かって航
行するために、次の指示ポイントに向かう矢印を常時表
示するようにすればよい。また、所定の指示ポイントを
中心とする一定範囲に到達した後には、次の指示ポイン
トに向かう矢印を表示すればよい。
明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求
の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設
計変更を行うことが可能である。例えば、情報投光装置
Kは3ユニット設ける代わりに1ユニットだけ設けるこ
とも可能である。また左折、右折の必要の無い通過位置
であっても、主要な位置は指示ポイント位置として、そ
の指示ポイント位置では直進を示す矢印を表示すること
も可能である。また、進行方向を指示する表示は種々の
表示を採用することができ、例えば、図10,図11に
示すような表示を行うことも可能である。さらに、本発
明は海図を用いて航行する船舶に対しても適用できる。 その場合、海図上で順次指示したポイントに向かって航
行するために、次の指示ポイントに向かう矢印を常時表
示するようにすればよい。また、所定の指示ポイントを
中心とする一定範囲に到達した後には、次の指示ポイン
トに向かう矢印を表示すればよい。
【0025】
【発明の効果】前述の本発明のヘッドアップディスプレ
イは、前方情景の監視に支障を来さずにしかも、乗物の
操縦者に目的地に到達するまでの道案内表示を行うこと
ができる。
イは、前方情景の監視に支障を来さずにしかも、乗物の
操縦者に目的地に到達するまでの道案内表示を行うこと
ができる。
【図1】図1は本発明の構成説明図で、クレーム対応図
である。
である。
【図2】図2は本発明の第1の実施態様の説明図である
。
。
【図3】図3は本発明の第2の実施態様の説明図である
。
。
【図4】図4は本発明の一実施例の全体概略説明図であ
る。
る。
【図5】図5は同実施例の詳細説明図である。
【図6】図6は前記図5の要部拡大平面図である。
【図7】図7は同実施例の側断面図である。
【図8】図8は同実施例の回路部分の説明図である。
【図9】図9は同実施例の表示例の説明図である。
【図10】図10は他の表示例の説明図である。
【図11】図11は他の表示例の説明図である。
A 光学部材
D 光学的情報表示手段
C コンバイナ(フロントガラス)
H ヘッドアップディスプレイ
J 外界からの光線(外部情景光)
K 情報投光装置
L 情報表示光
P 操縦者(運転手)
Q 表示信号出力手段
Qa 表示信号
Q1 表示回路
Q2 相対位置算出手段
Q3 進行方向表示データ出力手段
Q3a 進行方向表示データ
S 現在位置検出手段
U1 倍率入力手段
U2 座標読取手段
U3 進行方向指示手段
U1a 表示信号作成用信号
U2a 表示信号作成用信号
U3a 表示信号作成用信号
Claims (1)
- 【請求項1】 表示信号作成用信号(U1a,U2a
,U3a)を入力するための信号入力手段(U)および
この信号入力手段(U)から出力される表示信号作成用
信号(U1a,U2a,U3a)に応じて表示信号(Q
a)を出力する表示信号出力手段(Q)と、この表示信
号出力手段(Q)の出力する表示信号(Qa)に応じた
情報が表示される表示面を有する光学的情報表示手段(
D)および前記表示面から出射した情報表示光(L)を
所定の方向に投光する光学部材(A)を有する情報投光
装置(K)と、操縦者(P)の前方に傾斜して設けられ
、前方の外界の情景を操縦者(P)が視認できるように
前記外界からの光線(J)を前方から後方に透過させる
とともに前記情報投光装置(K)から投光された情報表
示光(L)を操縦者(P)が視認できる方向に向かわせ
るコンバイナ(C)とを備えた乗物用のヘッドアップデ
ィスプレイにおいて、前記乗物の現在位置を検出する現
在位置検出手段(S)が設けられ、前記信号入力手段(
U)は、地図上で指示された指示ポイントのX−Y座標
を読み取る座標読取手段(U2)と、前記指示ポイント
での進行方向を指示する進行方向指示手段(U3)と、
前記地図の縮尺倍率を入力する倍率入力手段(U1)と
から構成され、前記表示信号出力手段(Q)は、前記現
在位置検出手段(S)、座標読取手段(U2)および倍
率入力手段(U1)からの入力信号に応じて前記各指示
ポイントの位置に対する現在位置を算出する相対位置算
出手段(Q2)と、前記検出された現在位置が前記指示
ポイント位置に接近したときに前記進行方向指示手段(
U3)で指示された前記進行方向に基づいてその指示ポ
イント位置での進行方向表示データ(Q3a)を出力す
る進行方向表示データ出力手段(Q3)と、前記進行方
向表示データ(Q3a)から進行方向を表示する表示信
号(Qa)を出力する表示回路(Q1)とから構成され
たことを特徴とするヘッドアップディスプレイ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3058073A JP2924237B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | ヘッドアップディスプレイ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3058073A JP2924237B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | ヘッドアップディスプレイ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04274276A true JPH04274276A (ja) | 1992-09-30 |
JP2924237B2 JP2924237B2 (ja) | 1999-07-26 |
Family
ID=13073739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3058073A Expired - Fee Related JP2924237B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | ヘッドアップディスプレイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2924237B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0811580A (ja) * | 1994-04-27 | 1996-01-16 | Nippondenso Co Ltd | ヘッドアップディスプレイ装置 |
JP2013120094A (ja) * | 2011-12-06 | 2013-06-17 | Yazaki Corp | 車両用表示装置 |
JP2013217744A (ja) * | 2012-04-06 | 2013-10-24 | Yazaki Corp | 車両用表示装置 |
US9002549B2 (en) | 1997-01-28 | 2015-04-07 | Talking Quick Tips, Inc. | Multimedia information and control system for automobiles |
KR20180059397A (ko) * | 2018-02-02 | 2018-06-04 | 문명일 | 차량용 영상 장치 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008304065A (ja) * | 2008-06-19 | 2008-12-18 | Pascal Engineering Corp | クランプ装置 |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP3058073A patent/JP2924237B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0811580A (ja) * | 1994-04-27 | 1996-01-16 | Nippondenso Co Ltd | ヘッドアップディスプレイ装置 |
US9002549B2 (en) | 1997-01-28 | 2015-04-07 | Talking Quick Tips, Inc. | Multimedia information and control system for automobiles |
JP2013120094A (ja) * | 2011-12-06 | 2013-06-17 | Yazaki Corp | 車両用表示装置 |
JP2013217744A (ja) * | 2012-04-06 | 2013-10-24 | Yazaki Corp | 車両用表示装置 |
KR20180059397A (ko) * | 2018-02-02 | 2018-06-04 | 문명일 | 차량용 영상 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2924237B2 (ja) | 1999-07-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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