JPH04274171A - 燃料電池 - Google Patents
燃料電池Info
- Publication number
- JPH04274171A JPH04274171A JP3036032A JP3603291A JPH04274171A JP H04274171 A JPH04274171 A JP H04274171A JP 3036032 A JP3036032 A JP 3036032A JP 3603291 A JP3603291 A JP 3603291A JP H04274171 A JPH04274171 A JP H04274171A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- chamber
- air
- supply
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 title claims abstract description 159
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 claims abstract description 17
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 claims abstract description 14
- 239000003792 electrolyte Substances 0.000 claims description 15
- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims description 13
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 5
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 abstract 1
- OKKJLVBELUTLKV-UHFFFAOYSA-N Methanol Chemical compound OC OKKJLVBELUTLKV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 18
- 238000006722 reduction reaction Methods 0.000 description 17
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 3
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 239000003054 catalyst Substances 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 2
- 239000010763 heavy fuel oil Substances 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- MYMOFIZGZYHOMD-UHFFFAOYSA-N Dioxygen Chemical compound O=O MYMOFIZGZYHOMD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000001721 carbon Chemical class 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000007084 catalytic combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 239000007809 chemical reaction catalyst Substances 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 229910001882 dioxygen Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 238000003487 electrochemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- FWFGVMYFCODZRD-UHFFFAOYSA-N oxidanium;hydrogen sulfate Chemical compound O.OS(O)(=O)=O FWFGVMYFCODZRD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000012466 permeate Substances 0.000 description 1
- 229910052697 platinum Inorganic materials 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 1
- 230000036647 reaction Effects 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
- 229910052707 ruthenium Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000013022 venting Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/04—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
- H01M8/04082—Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/04—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
- H01M8/04082—Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration
- H01M8/04186—Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration of liquid-charged or electrolyte-charged reactants
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/04—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
- H01M8/04082—Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration
- H01M8/04089—Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration of gaseous reactants
- H01M8/04097—Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration of gaseous reactants with recycling of the reactants
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は燃料電池に関するもので
ある。特に電極への燃料または空気供給量を調節できる
燃料電池に関する。
ある。特に電極への燃料または空気供給量を調節できる
燃料電池に関する。
【0002】
【従来の技術】負極に例えば、メタノール等の燃料を供
給し(以下、燃料酸化電極という。)、電解質を介して
負極と反対側の正極(以下、空気還元電極という。)に
空気を供給する。燃料酸化電極では、供給されるメタノ
ール等の燃料が水と反応してCO2ガスとプロトンと電
子を生成する。燃料酸化電極で生成した電子は集電板を
介して負荷側に供給される。
給し(以下、燃料酸化電極という。)、電解質を介して
負極と反対側の正極(以下、空気還元電極という。)に
空気を供給する。燃料酸化電極では、供給されるメタノ
ール等の燃料が水と反応してCO2ガスとプロトンと電
子を生成する。燃料酸化電極で生成した電子は集電板を
介して負荷側に供給される。
【0003】また、空気還元電極では負荷を介して空気
還元電極に供給される電子と電解質から供給されるプロ
トンと空気が水を生成する。
還元電極に供給される電子と電解質から供給されるプロ
トンと空気が水を生成する。
【0004】こうして、メタノール等の燃料の燃焼反応
を電気化学的に行わせることにより、その酸化反応に伴
う自由エネルギー変化を直接電気エネルギーとして取り
出すことができる。
を電気化学的に行わせることにより、その酸化反応に伴
う自由エネルギー変化を直接電気エネルギーとして取り
出すことができる。
【0005】前記各電極の詳細図を図5に示す。同図に
は燃料室32に隣接して、集電体39、ガス状になった
燃料のガス供給層33aと燃料の酸化反応層33bとか
らなる燃料酸化電極33があり、空気室37にも同じく
集電体39、ガス供給層36a、空気の還元反応層36
bとからなる空気還元電極36が隣接し、この二つの電
極33、36間に電解質室35とがある。集電体39は
メッシュ状の金属材料で構成される。両電極33、36
のガス供給層33a、36aはメタノール等の燃料が直
接反応層33b、36bに到達しないように調整するた
めに設けられるもので、例えば、疎水性の直径約400
Åのカーボンクラスターで構成される。また、両電極3
3、36の反応層33b、36bは、ガス状になった燃
料または空気が反応する領域であり、隣接する電解質室
35の電解質(例えば数十%濃度の硫酸水を含有する。 )との湿潤性を向上させるために、例えば、親水性のカ
ーボンをクラスター状にして構成されている。また、燃
料室32側の反応層33bには燃料の酸化反応用触媒、
例えば、PtとRuとの合金が、また空気室37側の反
応層36bには空気還元用の触媒、例えばPtが含まれ
ている。
は燃料室32に隣接して、集電体39、ガス状になった
燃料のガス供給層33aと燃料の酸化反応層33bとか
らなる燃料酸化電極33があり、空気室37にも同じく
集電体39、ガス供給層36a、空気の還元反応層36
bとからなる空気還元電極36が隣接し、この二つの電
極33、36間に電解質室35とがある。集電体39は
メッシュ状の金属材料で構成される。両電極33、36
のガス供給層33a、36aはメタノール等の燃料が直
接反応層33b、36bに到達しないように調整するた
めに設けられるもので、例えば、疎水性の直径約400
Åのカーボンクラスターで構成される。また、両電極3
3、36の反応層33b、36bは、ガス状になった燃
料または空気が反応する領域であり、隣接する電解質室
35の電解質(例えば数十%濃度の硫酸水を含有する。 )との湿潤性を向上させるために、例えば、親水性のカ
ーボンをクラスター状にして構成されている。また、燃
料室32側の反応層33bには燃料の酸化反応用触媒、
例えば、PtとRuとの合金が、また空気室37側の反
応層36bには空気還元用の触媒、例えばPtが含まれ
ている。
【0006】前記各電極33、36のガス供給層33a
、36aにはガス化したメタノールまたは酸素ガスの供
給機能と反応層33b、36bで電池反応により生成し
たガスの排出機能および電解質が燃料室32側に漏れ出
るのを防止する機能がある。また、反応層33b、36
bには触媒が含まれており、電池反応を起こさせる機能
がある。
、36aにはガス化したメタノールまたは酸素ガスの供
給機能と反応層33b、36bで電池反応により生成し
たガスの排出機能および電解質が燃料室32側に漏れ出
るのを防止する機能がある。また、反応層33b、36
bには触媒が含まれており、電池反応を起こさせる機能
がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記燃料電池において
は、燃料酸化電極33が直接燃料室32に露呈している
ため、燃料が当該電極33を透過して、電解質室35に
拡散することがあった。そのため、■電解質の劣化、■
空気還元電極36上での燃料の触媒燃焼による発熱、■
そのために生じる空気還元電極36の劣化、■空気還元
電極36上での燃料の電気化学反応による出力の低下、
■燃料利用率の低下、等の問題点があった。なお、上記
燃料利用率とは全燃料供給量に対する発電に利用される
燃料量を意味する。
は、燃料酸化電極33が直接燃料室32に露呈している
ため、燃料が当該電極33を透過して、電解質室35に
拡散することがあった。そのため、■電解質の劣化、■
空気還元電極36上での燃料の触媒燃焼による発熱、■
そのために生じる空気還元電極36の劣化、■空気還元
電極36上での燃料の電気化学反応による出力の低下、
■燃料利用率の低下、等の問題点があった。なお、上記
燃料利用率とは全燃料供給量に対する発電に利用される
燃料量を意味する。
【0008】また、上記燃料電池は負荷変動に対して、
必要な燃料量を変化させることができなかった。すなわ
ち、図6の示すように、反応層へ供給される燃料量は燃
料層へ送り込まれる燃料量Qml/secまたは燃料濃
度Cmol/リットルで制御されるが、燃料室32側に
燃料供給量Q、燃料濃度Cを調節する装置がなかった。
必要な燃料量を変化させることができなかった。すなわ
ち、図6の示すように、反応層へ供給される燃料量は燃
料層へ送り込まれる燃料量Qml/secまたは燃料濃
度Cmol/リットルで制御されるが、燃料室32側に
燃料供給量Q、燃料濃度Cを調節する装置がなかった。
【0009】本発明の目的は、燃料の電解質室透過量の
低減により燃料利用率を向上させ、同時に負荷変動に対
する燃料供給量のコントロールができる燃料電池を提供
することである。
低減により燃料利用率を向上させ、同時に負荷変動に対
する燃料供給量のコントロールができる燃料電池を提供
することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、燃料酸
化電極に燃料を供給した後、排出する燃料給排路を備え
た燃料室と、空気還元電極に空気を供給した後、排出す
る空気給排路を備えた空気室と、燃料酸化電極と空気還
元電極間に電解質室を設けた燃料電池において、少なく
とも燃料室または空気室のいずれかの室を各室の電極に
接する側と反対側に二分する弾性変形膜を設け、両電極
に接する側の燃料分室または空気分室への燃料または空
気の供給量を調節する手段を少なくとも前記燃料給排路
または空気給排路のいずれかの流路に設けた燃料電池に
より達成される。
化電極に燃料を供給した後、排出する燃料給排路を備え
た燃料室と、空気還元電極に空気を供給した後、排出す
る空気給排路を備えた空気室と、燃料酸化電極と空気還
元電極間に電解質室を設けた燃料電池において、少なく
とも燃料室または空気室のいずれかの室を各室の電極に
接する側と反対側に二分する弾性変形膜を設け、両電極
に接する側の燃料分室または空気分室への燃料または空
気の供給量を調節する手段を少なくとも前記燃料給排路
または空気給排路のいずれかの流路に設けた燃料電池に
より達成される。
【0011】
【作用および発明の効果】燃料分室または空気分室へ供
給される燃料または空気を燃料または空気供給手段で調
節すると弾性変形膜が変形し、当該燃料分室または空気
分室内の燃料量または空気量を迅速に調節できる。上記
弾性変形膜により、必要以上に燃料が電極に供給されな
いため、電解質の劣化、空気還元電極上での発熱、出力
の低下、燃料利用率の低下等を防ぐことができる。
給される燃料または空気を燃料または空気供給手段で調
節すると弾性変形膜が変形し、当該燃料分室または空気
分室内の燃料量または空気量を迅速に調節できる。上記
弾性変形膜により、必要以上に燃料が電極に供給されな
いため、電解質の劣化、空気還元電極上での発熱、出力
の低下、燃料利用率の低下等を防ぐことができる。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を図面と共に説明する。
実施例1
図1に本実施例の燃料電池を示す。同図の燃料電池は三
つの燃料電池ユニット(セル)1を並列的に配置したも
のである。各セル1は燃料室2、燃料酸化電極3、電解
質室5、空気還元電極6および空気室7から構成される
。そして、燃料酸化電極3と空気還元電極6にはそれぞ
れ集電体9が設けられ、燃料酸化電極3で生じた電子を
集電し、負荷を介して空気還元電極6に送る作用を受け
持つ。
つの燃料電池ユニット(セル)1を並列的に配置したも
のである。各セル1は燃料室2、燃料酸化電極3、電解
質室5、空気還元電極6および空気室7から構成される
。そして、燃料酸化電極3と空気還元電極6にはそれぞ
れ集電体9が設けられ、燃料酸化電極3で生じた電子を
集電し、負荷を介して空気還元電極6に送る作用を受け
持つ。
【0013】燃料室2は電極3に沿った方向に燃料室2
を二分する弾性変形膜10(例えば、フッ素樹脂、ポリ
プロピレン等を素材とする。)を設けてあり、二分され
た燃料室201、202にはそれぞれ燃料供給口11と
排出口12が設けてある。この燃料供給口11と排出口
12とは循環ポンプ室14を設けた循環路15で接続さ
れ、燃料を各セル1の燃料室2に循環供給する。このと
き、電極3に接する側の燃料室202への燃料循環路1
5にはソレノイドバルブ16を設け、このソレノイドバ
ルブ16の駆動により燃料循環量を調節できる。また、
もう一方の燃料室201に循環供給される燃料は、ソレ
ノイドバルブ16が絞られたとき、弾性変形膜10を電
極3側へ押し出す効果と、他方の燃料室202の冷却作
用を受け持つ。ソレノイドバルブ16を完全に絞り込む
と燃料室202への燃料供給を停止させることができる
。
を二分する弾性変形膜10(例えば、フッ素樹脂、ポリ
プロピレン等を素材とする。)を設けてあり、二分され
た燃料室201、202にはそれぞれ燃料供給口11と
排出口12が設けてある。この燃料供給口11と排出口
12とは循環ポンプ室14を設けた循環路15で接続さ
れ、燃料を各セル1の燃料室2に循環供給する。このと
き、電極3に接する側の燃料室202への燃料循環路1
5にはソレノイドバルブ16を設け、このソレノイドバ
ルブ16の駆動により燃料循環量を調節できる。また、
もう一方の燃料室201に循環供給される燃料は、ソレ
ノイドバルブ16が絞られたとき、弾性変形膜10を電
極3側へ押し出す効果と、他方の燃料室202の冷却作
用を受け持つ。ソレノイドバルブ16を完全に絞り込む
と燃料室202への燃料供給を停止させることができる
。
【0014】こうして、負荷変動に対しても燃料室20
2への燃料供給量をコントロールすることが容易に行え
ると同時に、必要以上の燃料が燃料室202へ供給され
ることなく、また、燃料電池作動停止時には弾性変形膜
10が電極3にふたをして、完全に燃料室202への燃
料供給を停止することで、燃料が必要以上に電解質室5
側に拡散することがなくなる。
2への燃料供給量をコントロールすることが容易に行え
ると同時に、必要以上の燃料が燃料室202へ供給され
ることなく、また、燃料電池作動停止時には弾性変形膜
10が電極3にふたをして、完全に燃料室202への燃
料供給を停止することで、燃料が必要以上に電解質室5
側に拡散することがなくなる。
【0015】実施例2
図2に本発明の第二実施例を示す。同図に対する燃料電
池は図1のそれに空気室7側も弾性変形膜10で二分さ
れ、さらに、空気供給路18に空気流量調節用のソレノ
イドバルブ19をさらに設けたものである。
池は図1のそれに空気室7側も弾性変形膜10で二分さ
れ、さらに、空気供給路18に空気流量調節用のソレノ
イドバルブ19をさらに設けたものである。
【0016】こうして、本実施例の燃料電池は燃料室2
への燃料供給量が調節できるだけでなく空気室7への空
気供給量も調節できる。そのため、前記第一実施例に比
較しても、空気室7の空気供給量の調節も行えるので、
負荷変動に対する電池反応の応答性を高めることができ
る。さらに、弾性変形膜10の端部に残留する燃料室2
02中の燃料、例えばメタノール、および電極3、5中
に残存している燃料による反応を空気供給を停止される
ことで制御できる。
への燃料供給量が調節できるだけでなく空気室7への空
気供給量も調節できる。そのため、前記第一実施例に比
較しても、空気室7の空気供給量の調節も行えるので、
負荷変動に対する電池反応の応答性を高めることができ
る。さらに、弾性変形膜10の端部に残留する燃料室2
02中の燃料、例えばメタノール、および電極3、5中
に残存している燃料による反応を空気供給を停止される
ことで制御できる。
【0017】実施例3
本発明の第3実施例を図3に示す。同図においては、燃
料室2と空気室7ともに各室を二分する弾性変形膜10
を設ける。そして、各セル1の電極3側の燃料室202
にのみ燃料循環路15を形成し、その循環路15には流
量調節用ソレノイドバルブ16を設ける。また同様に空
気還元電極6側の空気室702にのみ空気供給路18と
排出路20を設け、空気供給路18にはソレノイドバル
ブ19を設ける。そして、上記弾性変形膜10はソレノ
イドバルブ19を絞ることで、前記電極3、6側の燃料
室202に燃料を供給しないとき、または空気室702
に空気を供給しないときには、それぞれ電極3、6面に
密着するように予め作製しておく。なお、電極3、6と
接する燃料室202、空気室702と反対側の燃料室2
01、空気室701にはエア抜き用の開口22を設けて
おく。
料室2と空気室7ともに各室を二分する弾性変形膜10
を設ける。そして、各セル1の電極3側の燃料室202
にのみ燃料循環路15を形成し、その循環路15には流
量調節用ソレノイドバルブ16を設ける。また同様に空
気還元電極6側の空気室702にのみ空気供給路18と
排出路20を設け、空気供給路18にはソレノイドバル
ブ19を設ける。そして、上記弾性変形膜10はソレノ
イドバルブ19を絞ることで、前記電極3、6側の燃料
室202に燃料を供給しないとき、または空気室702
に空気を供給しないときには、それぞれ電極3、6面に
密着するように予め作製しておく。なお、電極3、6と
接する燃料室202、空気室702と反対側の燃料室2
01、空気室701にはエア抜き用の開口22を設けて
おく。
【0018】こうして、燃料室2、空気室7の各々一方
の分室202、702づつで燃料供給量と空気供給量の
調節ができ、しかも電池作動停止時は自動的に燃料、空
気を電極3、6面へ供給停止できる。こうして、循環ポ
ンプ14のオフ時にも燃料室202の残留燃料量および
空気室702の残留空気を押し出すことができる。
の分室202、702づつで燃料供給量と空気供給量の
調節ができ、しかも電池作動停止時は自動的に燃料、空
気を電極3、6面へ供給停止できる。こうして、循環ポ
ンプ14のオフ時にも燃料室202の残留燃料量および
空気室702の残留空気を押し出すことができる。
【0019】実施例4
本発明の第四実施例を説明する。本実施例の燃料電池本
体は図2に示すものと同一である。第二実施例のそれと
の相違点は図4に示すように、本実施例の弾性変形膜1
0がソレノイドバルブ16の閉時には電極3板上に密着
するように予め作製してあることである。そのため、実
施例3の例と同様に循環ポンプ14のオフ時にも燃料室
202への残留燃料量を押し出すことができる。また、
空気室702への残存空気量も押し出される。
体は図2に示すものと同一である。第二実施例のそれと
の相違点は図4に示すように、本実施例の弾性変形膜1
0がソレノイドバルブ16の閉時には電極3板上に密着
するように予め作製してあることである。そのため、実
施例3の例と同様に循環ポンプ14のオフ時にも燃料室
202への残留燃料量を押し出すことができる。また、
空気室702への残存空気量も押し出される。
【0020】なお、燃料室201、空気室701への燃
料の循環または空気の供給はソレノイドバルブ16、1
9が絞られたとき、弾性変形膜10を電極3、6側へ押
し出す効果と、他方の燃料室202、空気室701の冷
却作用を受け持つ。
料の循環または空気の供給はソレノイドバルブ16、1
9が絞られたとき、弾性変形膜10を電極3、6側へ押
し出す効果と、他方の燃料室202、空気室701の冷
却作用を受け持つ。
【図1】本発明の実施例1の燃料電池の構造図である。
【図2】本発明の実施例2の燃料電池の構造図である。
【図3】本発明の実施例3の燃料電池の構造図である。
【図4】本発明の実施例4の燃料電池の構造図である。
【図5】一般的な燃料電池の主要部の構造図である。
【図6】負荷と燃料量または燃料濃度の関係図である。
1 セル
2 燃料室
3 燃料酸化電極
5 電解質室
6 空気還元電極
7 空気室
10 弾性変形膜
14 循環ポンプ
Claims (1)
- 【請求項1】 燃料酸化電極に燃料を供給した後、排
出する燃料給排路を備えた燃料室と、空気還元電極に空
気を供給した後、排出する空気給排路を備えた空気室と
、燃料酸化電極と空気還元電極間に電解質室を設けた燃
料電池において、少なくとも燃料室または空気室のいず
れかの室を各室の電極に接する側と反対側に二分する弾
性変形膜を設け、電極に接する側の燃料分室または空気
分室への燃料または空気の供給量を調節する手段を少な
くとも前記燃料給排路または空気給排路のいずれかの流
路に設けたことを特徴とする燃料電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3036032A JPH04274171A (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 燃料電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3036032A JPH04274171A (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 燃料電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04274171A true JPH04274171A (ja) | 1992-09-30 |
Family
ID=12458377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3036032A Pending JPH04274171A (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 燃料電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04274171A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999005739A1 (de) * | 1997-07-26 | 1999-02-04 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Verfahren und vorrichtung zum befüllen eines brennstoffzellenstacks |
-
1991
- 1991-03-01 JP JP3036032A patent/JPH04274171A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999005739A1 (de) * | 1997-07-26 | 1999-02-04 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Verfahren und vorrichtung zum befüllen eines brennstoffzellenstacks |
US6534209B1 (en) | 1997-07-26 | 2003-03-18 | Volkswagen Ag | Method and device for filling a fuel cell stack |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6214486B1 (en) | Fuel cell and method of controlling same | |
US6096448A (en) | Method and apparatus for operating an electrochemical fuel cell with periodic fuel starvation at the anode | |
JP4644064B2 (ja) | 燃料電池システム | |
US7348083B2 (en) | Fuel cell system | |
JP3699063B2 (ja) | 燃料電池およびその制御方法 | |
JP2004513485A (ja) | 燃料電池電力設備の作動効率の向上方法 | |
US10158132B2 (en) | Fuel cell system and method of controlling the fuel cell system | |
US10193168B2 (en) | Fuel cell system | |
JPH06203863A (ja) | 燃料電池設備及びその不活性ガス排出調節方法 | |
JP2004139950A (ja) | 燃料電池システム | |
JPH04274174A (ja) | 燃料電池 | |
WO2013129553A1 (ja) | 燃料電池システム及び燃料電池システムの制御方法 | |
WO2013129453A1 (ja) | 燃料電池システム及び燃料電池システムの制御方法 | |
JP4875259B2 (ja) | 燃料電池の運転方法及び燃料電池 | |
JP6304366B2 (ja) | 燃料電池システム | |
US10651486B2 (en) | Fuel cell system | |
JPH04274171A (ja) | 燃料電池 | |
US7858252B2 (en) | Active control strategy for PEM fuel cell liquid water evacuation | |
JP5319160B2 (ja) | 燃料電池システム | |
US11870110B2 (en) | Method of aging fuel cell | |
JP2020024889A (ja) | 燃料電池システム及び電動車両 | |
JP4546757B2 (ja) | 燃料電池 | |
JP4675605B2 (ja) | 燃料電池の酸化剤供給装置 | |
JP7480213B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP5161650B2 (ja) | 燃料電池システム及び燃料電池システムの制御方法 |