JPH04273549A - キャッシュメモリのライトバック方式 - Google Patents
キャッシュメモリのライトバック方式Info
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- JPH04273549A JPH04273549A JP3033931A JP3393191A JPH04273549A JP H04273549 A JPH04273549 A JP H04273549A JP 3033931 A JP3033931 A JP 3033931A JP 3393191 A JP3393191 A JP 3393191A JP H04273549 A JPH04273549 A JP H04273549A
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- Japan
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- data
- memory
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- cache memory
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 239000003607 modifier Substances 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータシステム
において、アクセス頻度の高いデータを優先して記憶す
るキャッシュメモリのライトバック方式に関する。
において、アクセス頻度の高いデータを優先して記憶す
るキャッシュメモリのライトバック方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータシステムにおいて、
データアクセスの高速化を図るため、主メモリとは別に
、アクセス頻度の高いデータを優先して記憶するキャッ
シュメモリが設けられている。
データアクセスの高速化を図るため、主メモリとは別に
、アクセス頻度の高いデータを優先して記憶するキャッ
シュメモリが設けられている。
【0003】つまり、例えば主処理装置(MPU)がデ
ータの書換え,読出しを行なう際に、アクセス対象とな
るデータを、主メモリに記憶される膨大な量のデータの
中から検索しなくても、キャッシュメモリから容易に検
索できるもので、これによりデータアクセスの高速化を
図っている。
ータの書換え,読出しを行なう際に、アクセス対象とな
るデータを、主メモリに記憶される膨大な量のデータの
中から検索しなくても、キャッシュメモリから容易に検
索できるもので、これによりデータアクセスの高速化を
図っている。
【0004】ここで、アクセス対象となるデータがキャ
ッシュメモリに存在する場合を“キャッシュヒット”、
存在しない場合を“キャッシュミスヒット”と称し、ラ
イトバック方式において、キャッシュミスヒットが発生
した場合には、キャッシュメモリにおける予め定められ
たデータブロックを主メモリに書き戻し、そしてアクセ
ス対象となるデータが含まれた必要なデータブロックを
主メモリからキャッシュメモリに読出すことで処理の続
行を図っている。
ッシュメモリに存在する場合を“キャッシュヒット”、
存在しない場合を“キャッシュミスヒット”と称し、ラ
イトバック方式において、キャッシュミスヒットが発生
した場合には、キャッシュメモリにおける予め定められ
たデータブロックを主メモリに書き戻し、そしてアクセ
ス対象となるデータが含まれた必要なデータブロックを
主メモリからキャッシュメモリに読出すことで処理の続
行を図っている。
【0005】すなわち、主メモリからキャッシュメモリ
に一部読出されるデータは、数Kバイトのブロック単位
で管理されるもので、つまり、キャッシュメモリには、
アクセス頻度の高いデータを含む複数のデータブロック
が記憶されることになる。
に一部読出されるデータは、数Kバイトのブロック単位
で管理されるもので、つまり、キャッシュメモリには、
アクセス頻度の高いデータを含む複数のデータブロック
が記憶されることになる。
【0006】なお、上記キャッシュミスヒット時のデー
タ書き戻し(ライトバック)を行なう際に、ライトバッ
クするデータブロック中に何等書換えが生じてない場合
には、実際の書き戻しをせずにそのまま主メモリから必
要なデータブロックを読出して上書きし、上記ライトバ
ックするデータブロック中に書換えが生じている場合に
のみ実際の書き戻しが行なわれる。
タ書き戻し(ライトバック)を行なう際に、ライトバッ
クするデータブロック中に何等書換えが生じてない場合
には、実際の書き戻しをせずにそのまま主メモリから必
要なデータブロックを読出して上書きし、上記ライトバ
ックするデータブロック中に書換えが生じている場合に
のみ実際の書き戻しが行なわれる。
【0007】この場合、ライトバックするデータブロッ
ク中に書換えが生じているか否かは、主処理装置による
データ書換え時においてセットされたモデファイビット
により識別される。
ク中に書換えが生じているか否かは、主処理装置による
データ書換え時においてセットされたモデファイビット
により識別される。
【0008】したがって、キャッシュミスヒットが発生
した際に、ライトバックするデータブロックに上記モデ
ファイビットがセットされている場合にのみ、そのデー
タブロックの書き戻し(ライトバック)が行なわれ、主
メモリにおける書き戻し先のデータ領域が書換えられる
。
した際に、ライトバックするデータブロックに上記モデ
ファイビットがセットされている場合にのみ、そのデー
タブロックの書き戻し(ライトバック)が行なわれ、主
メモリにおける書き戻し先のデータ領域が書換えられる
。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のキャッシュメモリのライトバック方式では、キャッ
シュミスヒットに伴うライトバックを行なう際に、キャ
ッシュメモリにおける該当ブロックにモデファイビット
がセットされていれば、そのデータブロック中の全デー
タを全て主メモリへと書き戻しているので、実際に書換
えられてないデータまでも共にライトバックされること
になり、主メモリに対するデータの書込み動作に無駄が
生じていた。
来のキャッシュメモリのライトバック方式では、キャッ
シュミスヒットに伴うライトバックを行なう際に、キャ
ッシュメモリにおける該当ブロックにモデファイビット
がセットされていれば、そのデータブロック中の全デー
タを全て主メモリへと書き戻しているので、実際に書換
えられてないデータまでも共にライトバックされること
になり、主メモリに対するデータの書込み動作に無駄が
生じていた。
【0010】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
キャッシュミスヒットに伴うライトバックを行なう際に
、キャッシュメモリにおいてライトバックの対象となる
データブロックの書換えが生じてないデータまでも全て
書き戻す必要なく、データアクセスの高速化を図ること
が可能になるキャッシュメモリのライトバック方式を提
供することを目的とする。
キャッシュミスヒットに伴うライトバックを行なう際に
、キャッシュメモリにおいてライトバックの対象となる
データブロックの書換えが生じてないデータまでも全て
書き戻す必要なく、データアクセスの高速化を図ること
が可能になるキャッシュメモリのライトバック方式を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
るキャッシュメモリのライトバック方式は、主処理装置
と、この主処理装置のデータ処理に関するデータが記憶
されるメインメモリと、このメインメモリに記憶される
データの所定のデータ量毎に分割された複数のデータブ
ロックが記憶管理されるキャッシュメモリと、このキャ
ッシュメモリにおける複数のデータブロックにそれぞれ
対応して備えられ該キャッシュメモリに記憶されるデー
タに書換えが生じた際にその書換えアドレスを記憶する
モデファイアドレス記憶部と、上記主処理装置とキャッ
シュメモリとのデータアクセス時においてキャッシュミ
スヒットに伴うライトバックが発生した際にそのライト
バックの対象となるデータブロック内のデータを上記モ
デファイアドレス記憶部に記憶されるアドレスデータに
基づいて読出し上記メインメモリに書き戻すメモリ制御
手段とを備えて構成したものである。
るキャッシュメモリのライトバック方式は、主処理装置
と、この主処理装置のデータ処理に関するデータが記憶
されるメインメモリと、このメインメモリに記憶される
データの所定のデータ量毎に分割された複数のデータブ
ロックが記憶管理されるキャッシュメモリと、このキャ
ッシュメモリにおける複数のデータブロックにそれぞれ
対応して備えられ該キャッシュメモリに記憶されるデー
タに書換えが生じた際にその書換えアドレスを記憶する
モデファイアドレス記憶部と、上記主処理装置とキャッ
シュメモリとのデータアクセス時においてキャッシュミ
スヒットに伴うライトバックが発生した際にそのライト
バックの対象となるデータブロック内のデータを上記モ
デファイアドレス記憶部に記憶されるアドレスデータに
基づいて読出し上記メインメモリに書き戻すメモリ制御
手段とを備えて構成したものである。
【0012】
【作用】つまり、上記ライトバックが発生した際には、
キャッシュメモリにおけるライトバック対象ブロック内
の書換えが生じたデータのみ読出されメインメモリに書
き戻されることになる。
キャッシュメモリにおけるライトバック対象ブロック内
の書換えが生じたデータのみ読出されメインメモリに書
き戻されることになる。
【0013】
【実施例】以下図面により本発明の一実施例について説
明する。
明する。
【0014】図1はキャッシュメモリのライトバック方
式に基づくメモリ制御システムの構成を示すもので、同
図において、11はコンピュータシステムの主要な制御
を司る主処理装置(MPU)であり、この主処理装置1
1には、データバス12からデータ書込みバス13及び
データ読出しバス14を介してメインメモリ15が接続
される。
式に基づくメモリ制御システムの構成を示すもので、同
図において、11はコンピュータシステムの主要な制御
を司る主処理装置(MPU)であり、この主処理装置1
1には、データバス12からデータ書込みバス13及び
データ読出しバス14を介してメインメモリ15が接続
される。
【0015】また、上記主処理装置11のデータバス1
2には、キャッシュメモリ16が接続され、このキャッ
シュメモリ16には、その複数のキャッシュブロック1
6a,16b,…のそれぞれに対応してモデファイアド
レス記憶部17a,17b,…が備えられる。
2には、キャッシュメモリ16が接続され、このキャッ
シュメモリ16には、その複数のキャッシュブロック1
6a,16b,…のそれぞれに対応してモデファイアド
レス記憶部17a,17b,…が備えられる。
【0016】ここで、上記複数のキャッシュブロック1
6a,16b,…には、それぞれ上記メインメモリ15
に記憶されているデータが、数Kバイトの任意のブロッ
ク単位で読出され記憶管理される。
6a,16b,…には、それぞれ上記メインメモリ15
に記憶されているデータが、数Kバイトの任意のブロッ
ク単位で読出され記憶管理される。
【0017】上記モデファイアドレス記憶部17a,1
7b,…は、それぞれ対応するキャッシュメモリ16の
キャッシュブロック16a,16b,…においてデータ
の書換えがなされた際に、その書換え対象となるメモリ
アドレスを記憶するもので、このモデファイアドレス記
憶部17からのデータバス18はメモリコントローラ1
9に接続される。
7b,…は、それぞれ対応するキャッシュメモリ16の
キャッシュブロック16a,16b,…においてデータ
の書換えがなされた際に、その書換え対象となるメモリ
アドレスを記憶するもので、このモデファイアドレス記
憶部17からのデータバス18はメモリコントローラ1
9に接続される。
【0018】メモリコントローラ19は、キャッシュメ
モリ16に対するデータ書込み(書換え)が生じた際に
、その書込みアドレスを上記モデファイアドレス記憶部
17に記憶保持させる制御を行なうと共に、主処理装置
11におけるデータアクセス時のキャッシュミスヒット
に伴うライトバック発生時において、該ライトバックの
対象となるキャッシュブロック内のデータを上記モデフ
ァイアドレス記憶部17に記憶させたアドレスデータに
基づいて読出し、メインメモリ15へ書込む制御等を行
なうもので、このメモリコントローラ19と、上記主処
理装置11,メインメモリ15,キャッシュメモリ16
,及びモデファイアドレス記憶部17それぞれとの間は
、制御バス20により接続される。
モリ16に対するデータ書込み(書換え)が生じた際に
、その書込みアドレスを上記モデファイアドレス記憶部
17に記憶保持させる制御を行なうと共に、主処理装置
11におけるデータアクセス時のキャッシュミスヒット
に伴うライトバック発生時において、該ライトバックの
対象となるキャッシュブロック内のデータを上記モデフ
ァイアドレス記憶部17に記憶させたアドレスデータに
基づいて読出し、メインメモリ15へ書込む制御等を行
なうもので、このメモリコントローラ19と、上記主処
理装置11,メインメモリ15,キャッシュメモリ16
,及びモデファイアドレス記憶部17それぞれとの間は
、制御バス20により接続される。
【0019】次に、上記構成によるメモリ制御システム
の動作について説明する。
の動作について説明する。
【0020】まず、キャッシュメモリ16には、メイン
メモリ15における数Kバイトの任意のデータブロック
が、キャッシュブロック16a,16b,…として複数
ブロック別途管理されている。
メモリ15における数Kバイトの任意のデータブロック
が、キャッシュブロック16a,16b,…として複数
ブロック別途管理されている。
【0021】すなわち、主処理装置11を中心にしてデ
ータ処理が実行されている状態において、該主処理装置
11からキャッシュメモリ16の例えばキャッシュブロ
ック16aに対してデータの書込み(書換え)が生じる
と、そのキャッシュブロック16aにおけるデータ書込
みアドレスがメモリコントローラ19により識別され、
モデファイアドレス記憶部17aに記憶される。
ータ処理が実行されている状態において、該主処理装置
11からキャッシュメモリ16の例えばキャッシュブロ
ック16aに対してデータの書込み(書換え)が生じる
と、そのキャッシュブロック16aにおけるデータ書込
みアドレスがメモリコントローラ19により識別され、
モデファイアドレス記憶部17aに記憶される。
【0022】そして、上記主処理装置11からキャッシ
ュメモリ16に対するデータ書込みが生じる度に、その
書込みアドレスが繰返しモデファイアドレス記憶部17
に記憶保持される。
ュメモリ16に対するデータ書込みが生じる度に、その
書込みアドレスが繰返しモデファイアドレス記憶部17
に記憶保持される。
【0023】つまり、上記主処理装置11からキャッシ
ュメモリ16に対するデータアクセス処理において、キ
ャッシュヒットが継続的に得られる限り、該主処理装置
11とキャッシュメモリ16との間のみでのデータアク
セスが実行される。
ュメモリ16に対するデータアクセス処理において、キ
ャッシュヒットが継続的に得られる限り、該主処理装置
11とキャッシュメモリ16との間のみでのデータアク
セスが実行される。
【0024】この後、主処理装置11からキャッシュメ
モリ16に対するデータアクセス時において、キャッシ
ュミスヒットに伴うライトバックの必要が生じると、メ
モリコントローラ19は、予め設定されたアルゴリズム
に基づき定められるキャッシュブロック(例えば16c
)をライトバックの対象ブロックとし、そのキャッシュ
ブロック16c内のデータを、対応するモデファイアド
レス記憶部17cに記憶保持されるアドレスデータに基
づいて読出し、メインメモリ15に対して書き戻す。
モリ16に対するデータアクセス時において、キャッシ
ュミスヒットに伴うライトバックの必要が生じると、メ
モリコントローラ19は、予め設定されたアルゴリズム
に基づき定められるキャッシュブロック(例えば16c
)をライトバックの対象ブロックとし、そのキャッシュ
ブロック16c内のデータを、対応するモデファイアド
レス記憶部17cに記憶保持されるアドレスデータに基
づいて読出し、メインメモリ15に対して書き戻す。
【0025】この場合、キャッシュブロック16c内の
データの全てがメインメモリ15に書き戻される(ライ
トバック)ことはなく、主処理装置11との間で書換え
の生じたデータのみ選択的に読出され書き戻されること
になる。
データの全てがメインメモリ15に書き戻される(ライ
トバック)ことはなく、主処理装置11との間で書換え
の生じたデータのみ選択的に読出され書き戻されること
になる。
【0026】そして、上記書換えの生じたメモリアドレ
スに基づくライトバック処理が成されると、メインメモ
リ15から上記キャッシュミスヒットに伴う必要なデー
タブロックが読出され、既にライトバックされたデータ
ブロック16cのメモリ領域に上書きされる。
スに基づくライトバック処理が成されると、メインメモ
リ15から上記キャッシュミスヒットに伴う必要なデー
タブロックが読出され、既にライトバックされたデータ
ブロック16cのメモリ領域に上書きされる。
【0027】この際、上記データブロック16cに対応
するモデファイアドレス記憶部17cに記憶保持されて
いたアドレスデータはクリアされる。
するモデファイアドレス記憶部17cに記憶保持されて
いたアドレスデータはクリアされる。
【0028】この後、再び、主処理装置11のデータ処
理に伴うキャッシュメモリ16とのデータアクセスが開
始される。
理に伴うキャッシュメモリ16とのデータアクセスが開
始される。
【0029】したがって、上記のようにしたキャッシュ
メモリのライトバック方式によれば、数Kバイト毎の複
数のデータブロック16a,16,…から成るキャッシ
ュメモリ16に対し、各データブロック16a,16b
,…のそれぞれに対応したモデファイアドレス記憶部1
7a,17b,…を設け、主処理装置11によりキャッ
シュデータの書換えが生じた際には、その書換えアドレ
スを上記モデファイアドレス記憶部17a,17b,…
に記憶保持させると共に、キャッシュミスヒットに伴う
ライトバックが発生した際には、キャッシュメモリ16
におけるライトバック対象ブロックのデータを、上記モ
デファイアドレス記憶部17a,17b,…に記憶保持
させたアドレスデータに基づいて読出し、メインメモリ
15に書き戻すよう構成したので、上記ライトバック対
象ブロックのデータ全ての書き戻しを行なう必要なく、
書換えの生じたデータのみ選択的に書き戻すことができ
る。
メモリのライトバック方式によれば、数Kバイト毎の複
数のデータブロック16a,16,…から成るキャッシ
ュメモリ16に対し、各データブロック16a,16b
,…のそれぞれに対応したモデファイアドレス記憶部1
7a,17b,…を設け、主処理装置11によりキャッ
シュデータの書換えが生じた際には、その書換えアドレ
スを上記モデファイアドレス記憶部17a,17b,…
に記憶保持させると共に、キャッシュミスヒットに伴う
ライトバックが発生した際には、キャッシュメモリ16
におけるライトバック対象ブロックのデータを、上記モ
デファイアドレス記憶部17a,17b,…に記憶保持
させたアドレスデータに基づいて読出し、メインメモリ
15に書き戻すよう構成したので、上記ライトバック対
象ブロックのデータ全ての書き戻しを行なう必要なく、
書換えの生じたデータのみ選択的に書き戻すことができ
る。
【0030】これにより、キャッシュメモリ16のライ
トバックに要する時間を大幅に短縮することができ、デ
ータアクセスの高速化が図れるようになる。
トバックに要する時間を大幅に短縮することができ、デ
ータアクセスの高速化が図れるようになる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、主処理装
置と、この主処理装置のデータ処理に関するデータが記
憶されるメインメモリと、このメインメモリに記憶され
るデータの所定のデータ量毎に分割された複数のデータ
ブロックが記憶管理されるキャッシュメモリと、このキ
ャッシュメモリにおける複数のデータブロックにそれぞ
れ対応して備えられ該キャッシュメモリに記憶されるデ
ータに書換えが生じた際にその書換えアドレスを記憶す
るモデファイアドレス記憶部と、上記主処理装置とキャ
ッシュメモリとのデータアクセス時においてキャッシュ
ミスヒットに伴うライトバックが発生した際にそのライ
トバックの対象となるデータブロック内のデータを上記
モデファイアドレス記憶部に記憶されるアドレスデータ
に基づいて読出し上記メインメモリに書き戻すメモリ制
御手段とを備えて構成したので、上記ライトバック対象
ブロック内の書換えが生じてないデータまでも全て書き
戻す必要なく、データアクセスの高速化を図ることが可
能になる。
置と、この主処理装置のデータ処理に関するデータが記
憶されるメインメモリと、このメインメモリに記憶され
るデータの所定のデータ量毎に分割された複数のデータ
ブロックが記憶管理されるキャッシュメモリと、このキ
ャッシュメモリにおける複数のデータブロックにそれぞ
れ対応して備えられ該キャッシュメモリに記憶されるデ
ータに書換えが生じた際にその書換えアドレスを記憶す
るモデファイアドレス記憶部と、上記主処理装置とキャ
ッシュメモリとのデータアクセス時においてキャッシュ
ミスヒットに伴うライトバックが発生した際にそのライ
トバックの対象となるデータブロック内のデータを上記
モデファイアドレス記憶部に記憶されるアドレスデータ
に基づいて読出し上記メインメモリに書き戻すメモリ制
御手段とを備えて構成したので、上記ライトバック対象
ブロック内の書換えが生じてないデータまでも全て書き
戻す必要なく、データアクセスの高速化を図ることが可
能になる。
【図1】本発明の一実施例に係わるキャッシュメモリの
ライトバック方式に基づくメモリ制御システムの構成を
示すブロック図。
ライトバック方式に基づくメモリ制御システムの構成を
示すブロック図。
11…主処理装置(MPU)、12,13,14,18
…データバス、15…メインメモリ、16…キャッシュ
メモリ、16a,16b,…キャッシュブロック、17
、17a,17b,…モデファイアドレス記憶部、19
…メモリコントローラ、20…制御バス。
…データバス、15…メインメモリ、16…キャッシュ
メモリ、16a,16b,…キャッシュブロック、17
、17a,17b,…モデファイアドレス記憶部、19
…メモリコントローラ、20…制御バス。
Claims (1)
- 【請求項1】 主処理装置と、この主処理装置のデー
タ処理に関するデータが記憶されるメインメモリと、こ
のメインメモリに記憶されるデータの所定のデータ量毎
に分割された複数のデータブロックが記憶管理されるキ
ャッシュメモリと、このキャッシュメモリにおける複数
のデータブロックにそれぞれ対応して備えられ該キャッ
シュメモリに記憶されるデータに書換えが生じた際にそ
の書換えアドレスを記憶するモデファイアドレス記憶部
と、上記主処理装置とキャッシュメモリとのデータアク
セス時においてキャッシュミスヒットに伴うライトバッ
クが発生した際にそのライトバックの対象となるデータ
ブロック内のデータを上記モデファイアドレス記憶部に
記憶されるアドレスデータに基づいて読出し上記メイン
メモリに書き戻すメモリ制御手段と、を具備したことを
特徴とするキャッシュメモリのライトバック方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3033931A JPH04273549A (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | キャッシュメモリのライトバック方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3033931A JPH04273549A (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | キャッシュメモリのライトバック方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04273549A true JPH04273549A (ja) | 1992-09-29 |
Family
ID=12400263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3033931A Pending JPH04273549A (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | キャッシュメモリのライトバック方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04273549A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2275937A1 (en) | 2009-07-02 | 2011-01-19 | Fujitsu Limited | Cache memory device, processor, and control method for cache memory device |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP3033931A patent/JPH04273549A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2275937A1 (en) | 2009-07-02 | 2011-01-19 | Fujitsu Limited | Cache memory device, processor, and control method for cache memory device |
US8473685B2 (en) | 2009-07-02 | 2013-06-25 | Fujitsu Limited | Cache memory device, processor, and control method for cache memory device to reduce power unnecessarily consumed by cache memory |
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