JPH04272983A - 粘着シート及び粘着シートの転写方法 - Google Patents
粘着シート及び粘着シートの転写方法Info
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- JPH04272983A JPH04272983A JP3287291A JP3287291A JPH04272983A JP H04272983 A JPH04272983 A JP H04272983A JP 3287291 A JP3287291 A JP 3287291A JP 3287291 A JP3287291 A JP 3287291A JP H04272983 A JPH04272983 A JP H04272983A
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Landscapes
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- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、装飾用あるいは表示
用等として使用される粘着シート及びこの粘着シートの
転写方法に関する。
用等として使用される粘着シート及びこの粘着シートの
転写方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般に
、この種の粘着シートとしては、離型紙等の剥離支持体
に粘着剤層を介してシート基材を積層したものが知られ
ている。
、この種の粘着シートとしては、離型紙等の剥離支持体
に粘着剤層を介してシート基材を積層したものが知られ
ている。
【0003】この粘着シートは、そのシート基材と粘着
剤層とを所定のパターンにカッティングして、このパタ
ーンのシート基材と粘着剤層とを壁面等の被着体の表面
に貼りつけて装飾用あるいは表示用等として使用される
ものである。
剤層とを所定のパターンにカッティングして、このパタ
ーンのシート基材と粘着剤層とを壁面等の被着体の表面
に貼りつけて装飾用あるいは表示用等として使用される
ものである。
【0004】この粘着シートとしては、塩化ビニル系フ
ィルム、アクリル系フィルム等の着色フィルムからなる
シート基材が粘着剤層を介して離型紙等の剥離支持体に
積層されたものが使用されている。
ィルム、アクリル系フィルム等の着色フィルムからなる
シート基材が粘着剤層を介して離型紙等の剥離支持体に
積層されたものが使用されている。
【0005】そして、切り文字、切り絵等のカッティン
グパターンを作成するには、近年、コンピュータで制御
されたカッティングマシンによる作成が普及し、これが
主流となっている。
グパターンを作成するには、近年、コンピュータで制御
されたカッティングマシンによる作成が普及し、これが
主流となっている。
【0006】このように、カッティングマシンによって
カッティングパターンを作成する場合に、カッティング
マシンのカッターの動きが速いために、カッティングさ
れたシート基材が剥離支持体からまくれ上がり、いわゆ
る捲れといった現象が生じることがある。
カッティングパターンを作成する場合に、カッティング
マシンのカッターの動きが速いために、カッティングさ
れたシート基材が剥離支持体からまくれ上がり、いわゆ
る捲れといった現象が生じることがある。
【0007】この現象を解決する方法としては、特開平
2−84476号公報に記載されたもののように、粘着
剤層の剥離支持体に対する粘着力、いわゆる剥離力を高
めることが考えられる。
2−84476号公報に記載されたもののように、粘着
剤層の剥離支持体に対する粘着力、いわゆる剥離力を高
めることが考えられる。
【0008】しかし、シート基材と粘着剤層の硬さは温
度によって異なるので、この方法では、シート基材の切
断性が悪くなったり、捲くれが生じ易い条件も生じる。
度によって異なるので、この方法では、シート基材の切
断性が悪くなったり、捲くれが生じ易い条件も生じる。
【0009】そして、次の作業であるアプリケーション
テープへの切り文字、切り絵等のカッティングパターン
の転着に支障が生じることが多い。
テープへの切り文字、切り絵等のカッティングパターン
の転着に支障が生じることが多い。
【0010】また、広幅で用いる場合に、シート基材と
粘着剤層とを大面積で剥がすが、そのときに剥離力が大
きすぎると、シート基材に皺がはいったりして実用上問
題がある。
粘着剤層とを大面積で剥がすが、そのときに剥離力が大
きすぎると、シート基材に皺がはいったりして実用上問
題がある。
【0011】この発明の課題は、上記従来の問題を解決
することにある。すなわち、カッティング動作の速いカ
ッティングマシンでカッティングしても捲れという現象
が発生しない粘着シート及びこの粘着シートの転写方法
を提供することである。
することにある。すなわち、カッティング動作の速いカ
ッティングマシンでカッティングしても捲れという現象
が発生しない粘着シート及びこの粘着シートの転写方法
を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するために、粘着シートとして、剥離支持体に、こ
の剥離支持体に接する第1粘着剤層を有するシート基材
、このシート基材に接する第2粘着剤層を有し、第1粘
着剤層、シート基材、第2粘着剤層と共に所定のパター
ンにカッティングされる保護層がこの順に積層され、剥
離支持体を除く他の4層が所定パターンにカッティング
されることが可能となされたものとした。
解決するために、粘着シートとして、剥離支持体に、こ
の剥離支持体に接する第1粘着剤層を有するシート基材
、このシート基材に接する第2粘着剤層を有し、第1粘
着剤層、シート基材、第2粘着剤層と共に所定のパター
ンにカッティングされる保護層がこの順に積層され、剥
離支持体を除く他の4層が所定パターンにカッティング
されることが可能となされたものとした。
【0013】また、粘着シートの転写方法として、剥離
支持体と、この剥離支持体に接する第1粘着剤層を有す
るシート基材、第1粘着剤層と剥離支持体との粘着力よ
りも強い粘着力でシート基材に接する第2粘着剤層を有
する保護層とがこの順に積層されてなる粘着シートを剥
離支持体を除く他の4層を所定パターンにカッティング
し、この所定パターン以外の不要部分を剥離支持体から
除去した後、保護層との粘着力が第2粘着剤層とシート
基材との粘着力よりも弱い第3粘着剤層を一面に有する
アプリケーションテープを上記保護層に貼付し、アプリ
ケーションテープと共に保護層とシート基材とを剥離支
持体より剥離し、被着体にシート基材を転着した後、ア
プリケーションテープと共に保護層をシート基材から剥
離することとした。
支持体と、この剥離支持体に接する第1粘着剤層を有す
るシート基材、第1粘着剤層と剥離支持体との粘着力よ
りも強い粘着力でシート基材に接する第2粘着剤層を有
する保護層とがこの順に積層されてなる粘着シートを剥
離支持体を除く他の4層を所定パターンにカッティング
し、この所定パターン以外の不要部分を剥離支持体から
除去した後、保護層との粘着力が第2粘着剤層とシート
基材との粘着力よりも弱い第3粘着剤層を一面に有する
アプリケーションテープを上記保護層に貼付し、アプリ
ケーションテープと共に保護層とシート基材とを剥離支
持体より剥離し、被着体にシート基材を転着した後、ア
プリケーションテープと共に保護層をシート基材から剥
離することとした。
【0014】
【作用】捲れという現象は、シート基材と粘着剤層の硬
さが柔らかいときに生じ易いが、上記のように、シート
基材の上に第2粘着剤層を介して保護層を設けることに
よって、全体の層の硬さを一定に保つことができるので
、捲れという現象が発生しない。
さが柔らかいときに生じ易いが、上記のように、シート
基材の上に第2粘着剤層を介して保護層を設けることに
よって、全体の層の硬さを一定に保つことができるので
、捲れという現象が発生しない。
【0015】
【実施例】以下、この発明に係る粘着シートの実施例に
ついて、図面に基づいて説明する。
ついて、図面に基づいて説明する。
【0016】図1はこの発明に係る粘着シートの一実施
例を示す断面図、図2は図1の状態よりアプリケーショ
ンテープに転着した状態の断面図、図3は図2の状態よ
り被着体に貼着した状態の断面図である。
例を示す断面図、図2は図1の状態よりアプリケーショ
ンテープに転着した状態の断面図、図3は図2の状態よ
り被着体に貼着した状態の断面図である。
【0017】この発明に係る粘着シート1は、図1に示
すように、剥離支持体2、第1粘着剤層3、シート基材
4、第2粘着剤層5、保護層6の順に積層されたもので
ある。
すように、剥離支持体2、第1粘着剤層3、シート基材
4、第2粘着剤層5、保護層6の順に積層されたもので
ある。
【0018】そして、この粘着シート1は、剥離支持体
2を除く他の4層3,4,5,6が所定パターンにカッ
ティングされた後、図2に示すように、このパターン部
分が保護層6を介してアプリケーションテープ7に転写
される。
2を除く他の4層3,4,5,6が所定パターンにカッ
ティングされた後、図2に示すように、このパターン部
分が保護層6を介してアプリケーションテープ7に転写
される。
【0019】その後に、図3に示すように、所定の被着
体8にシート基材4のみが第1粘着剤層3を介して貼着
される。
体8にシート基材4のみが第1粘着剤層3を介して貼着
される。
【0020】この発明においては、第2粘着剤層5のシ
ート基材4に対する粘着力が、第1粘着剤層3の剥離支
持体2に対する粘着力よりも強く、且つ、アプリケーシ
ョンテープ7における粘着剤層7aの保護層6に対する
粘着力よりも弱くなされている。
ート基材4に対する粘着力が、第1粘着剤層3の剥離支
持体2に対する粘着力よりも強く、且つ、アプリケーシ
ョンテープ7における粘着剤層7aの保護層6に対する
粘着力よりも弱くなされている。
【0021】以下、この発明に係る粘着シート1につい
て、詳細に説明する。まず、この発明者らが、この発明
の粘着シート1を完成するに到った経過について説明す
る。
て、詳細に説明する。まず、この発明者らが、この発明
の粘着シート1を完成するに到った経過について説明す
る。
【0022】この発明者らは、種々の検討をした結果、
粘着シートにおける捲れという現象は、シート基材4と
粘着剤層(この発明においては第1粘着剤層を指す)3
の硬さが関与していることを見出した。
粘着シートにおける捲れという現象は、シート基材4と
粘着剤層(この発明においては第1粘着剤層を指す)3
の硬さが関与していることを見出した。
【0023】すなわち、捲れという現象は、シート基材
4と粘着剤層3の硬さが柔らかいときに生じやすい。
4と粘着剤層3の硬さが柔らかいときに生じやすい。
【0024】そこで、このシート基材4の上に保護層6
を設けることによって、捲れの問題が解決できることを
発見した。
を設けることによって、捲れの問題が解決できることを
発見した。
【0025】この保護層6をシート基材4に貼着する第
2粘着剤層5のシート基材4に対する粘着力は、カッテ
ィングマシンでカッティングしたときに保護層6がシー
ト基材4から剥がれないことが必要である。
2粘着剤層5のシート基材4に対する粘着力は、カッテ
ィングマシンでカッティングしたときに保護層6がシー
ト基材4から剥がれないことが必要である。
【0026】また、粘着シート1のシート基材4と第1
粘着剤層3の硬さは、温度に依存しており、低温では硬
く、高温では柔らかくなる。
粘着剤層3の硬さは、温度に依存しており、低温では硬
く、高温では柔らかくなる。
【0027】通常施工するときの最適な硬さは、2%m
odulasの値で、0.6〜0.8kg/15mm巾
(但し、これは23°Cでの測定値)である。
odulasの値で、0.6〜0.8kg/15mm巾
(但し、これは23°Cでの測定値)である。
【0028】しかし、現存する粘着シートの硬さは、ば
らつきがひどく、柔らかいものから硬いものまで色々あ
る。
らつきがひどく、柔らかいものから硬いものまで色々あ
る。
【0029】この発明者らが調べたところ、この粘着シ
ートの硬さは、0.4〜1.3kg/15mm巾の範囲
の値が得られた。
ートの硬さは、0.4〜1.3kg/15mm巾の範囲
の値が得られた。
【0030】このような種々の硬さの従来の粘着シート
をカッティングマシンでカッティングすると、柔らかい
粘着シートにおいて、捲れが生じた。特に0.6kg/
15mm巾以下のもので捲れが生じ易かった。
をカッティングマシンでカッティングすると、柔らかい
粘着シートにおいて、捲れが生じた。特に0.6kg/
15mm巾以下のもので捲れが生じ易かった。
【0031】そこで、この発明者らは、上記したように
、粘着シート1のシート基材4の上に第2粘着剤層5を
介して更に保護層6を設けることによって、捲れを生じ
ないことを発見した。
、粘着シート1のシート基材4の上に第2粘着剤層5を
介して更に保護層6を設けることによって、捲れを生じ
ないことを発見した。
【0032】その特徴について、以下に説明する。まず
、第2粘着剤層5のシート基材4に対する粘着力は30
kg/15mm巾よりも大であることが必要である。
、第2粘着剤層5のシート基材4に対する粘着力は30
kg/15mm巾よりも大であることが必要である。
【0033】これは、30kg/15mm巾以下の粘着
力では、カッティングしたときに保護層6がシート基材
4から捲れあがるからである。
力では、カッティングしたときに保護層6がシート基材
4から捲れあがるからである。
【0034】次に、第2粘着剤層5のシート基材4に対
する粘着力の上限について説明する。
する粘着力の上限について説明する。
【0035】アプリケーションテープ7に転着した後に
、被着体8にシート基材4を貼付けるときに、保護層6
がアプリケーションテープ7とともにシート基材4より
剥がれることが必要である。
、被着体8にシート基材4を貼付けるときに、保護層6
がアプリケーションテープ7とともにシート基材4より
剥がれることが必要である。
【0036】したがって、アプリケーションテープ7に
おける第3粘着剤層7aの保護層6に対する粘着力が第
2粘着剤層5のシート基材4に対する粘着力より大きい
ことが必要である。
おける第3粘着剤層7aの保護層6に対する粘着力が第
2粘着剤層5のシート基材4に対する粘着力より大きい
ことが必要である。
【0037】すなわち、第2粘着剤層5のシート基材4
に対する粘着力は、アプリケーションテープ7における
第3粘着剤層7aの保護層6に対する粘着力より小さい
値となる。
に対する粘着力は、アプリケーションテープ7における
第3粘着剤層7aの保護層6に対する粘着力より小さい
値となる。
【0038】次に、実際に実施した実施例と比較例を対
比して、各種評価方法、試験方法を行った結果について
説明する。
比して、各種評価方法、試験方法を行った結果について
説明する。
【0039】粘着力の測定は、ストログラフで、23°
Cの環境下、15mm巾の条件で測定した。
Cの環境下、15mm巾の条件で測定した。
【0040】切り文字評価としては、文字は30mm角
の森、美、以、泳、彩の5文字(但し角ゴシック体)を
2文字ずつカッティングして行った。
の森、美、以、泳、彩の5文字(但し角ゴシック体)を
2文字ずつカッティングして行った。
【0041】カッティングマシン(積水化学工業株式会
社製の商品名SC−920F)を使用し、評価温度は2
3°Cの条件のもとで行った。
社製の商品名SC−920F)を使用し、評価温度は2
3°Cの条件のもとで行った。
【0042】比較例の粘着シートとしては、市販品であ
る積水化学株式会社製の商品名「タックペイント、品番
TP−02」と同「TP−51」と同「TP−511」
の3種を用いた。
る積水化学株式会社製の商品名「タックペイント、品番
TP−02」と同「TP−51」と同「TP−511」
の3種を用いた。
【0043】この発明の実施例の粘着シート1としては
、保護層6として、厚さが50μmの延伸ポリプロピレ
ン(以下、第1保護層と称する)及び厚さが50μmの
ポリエチレン(以下、第2保護層と称する)を用いた。
、保護層6として、厚さが50μmの延伸ポリプロピレ
ン(以下、第1保護層と称する)及び厚さが50μmの
ポリエチレン(以下、第2保護層と称する)を用いた。
【0044】また、第2粘着剤層5としてはアクリル系
粘着剤を厚さ30μmにして用いた。
粘着剤を厚さ30μmにして用いた。
【0045】更に、評価用アプリケーションテープとし
ては、サンエー化学株式会社製の商品名「Y−37PH
」を用いた。
ては、サンエー化学株式会社製の商品名「Y−37PH
」を用いた。
【0046】そして、実施例と比較例のシート試料をカ
ッティングマシンSC−920Fでカッティングして、
そのときの文字の捲れの状態を調べた。
ッティングマシンSC−920Fでカッティングして、
そのときの文字の捲れの状態を調べた。
【0047】更に、文字以外の不要部分を除き、アプリ
ケーションテープを貼り付けて文字(カッティングパタ
ーン)を転着させた後に、被着体にこの文字を貼着して
アプリケーションテープを剥がして、次の表に示す一連
の評価をした。
ケーションテープを貼り付けて文字(カッティングパタ
ーン)を転着させた後に、被着体にこの文字を貼着して
アプリケーションテープを剥がして、次の表に示す一連
の評価をした。
【0048】但し、第2粘着剤層5の粘着力は、シート
基材4である軟質塩化ビニールシートに対して40〜6
0g/15mm巾である。
基材4である軟質塩化ビニールシートに対して40〜6
0g/15mm巾である。
【0049】また、アプリケーションテープにおける第
3粘着剤層7aは保護層6に対して100〜150g/
15mm巾の粘着力を持つものである。
3粘着剤層7aは保護層6に対して100〜150g/
15mm巾の粘着力を持つものである。
【0050】
【表1】
【0051】この表1で判るように、保護層6を設け、
しかも第2粘着剤層5のシート基材4に対する粘着力が
、第1粘着剤層3の剥離支持体2に対する粘着力よりも
強く、且つ、アプリケーションテープ7における第3粘
着剤層7aの保護層6に対する粘着力よりも弱くなされ
ている粘着シート1においては、カッティングマシンで
カッティングしたときに捲れが生じない。
しかも第2粘着剤層5のシート基材4に対する粘着力が
、第1粘着剤層3の剥離支持体2に対する粘着力よりも
強く、且つ、アプリケーションテープ7における第3粘
着剤層7aの保護層6に対する粘着力よりも弱くなされ
ている粘着シート1においては、カッティングマシンで
カッティングしたときに捲れが生じない。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
、カッティング動作の速いカッティングマシンでカッテ
ィングしても捲れという現象が発生しない粘着シートを
提供することができる。
、カッティング動作の速いカッティングマシンでカッテ
ィングしても捲れという現象が発生しない粘着シートを
提供することができる。
【図1】この発明に係る粘着シートの一実施例を示す断
面図である。
面図である。
【図2】図1の状態よりアプリケーションテープに転着
した状態の断面図である。
した状態の断面図である。
【図3】図2の状態より被着体に貼着した状態の断面図
である。
である。
1 粘着シート
2 剥離支持体
3 第1粘着剤層
4 シート基材
5 第2粘着剤層
6 保護層
7 アプリケーションテープ
7a 第3粘着剤層
8 被着体
Claims (2)
- 【請求項1】 剥離支持体に、この剥離支持体に接す
る第1粘着剤層を有するシート基材、このシート基材に
接する第2粘着剤層を有し、第1粘着剤層、シート基材
、第2粘着剤層と共に所定のパターンにカッティングさ
れる保護層がこの順に積層され、剥離支持体を除く他の
4層が所定パターンにカッティングされることが可能と
なされた粘着シート。 - 【請求項2】 剥離支持体と、この剥離支持体に接す
る第1粘着剤層を有するシート基材、第1粘着剤層と剥
離支持体との粘着力よりも強い粘着力でシート基材に接
する第2粘着剤層を有する保護層とがこの順に積層され
てなる粘着シートを剥離支持体を除く他の4層を所定パ
ターンにカッティングし、この所定パターン以外の不要
部分を剥離支持体から除去した後、保護層との粘着力が
第2粘着剤層とシート基材との粘着力よりも弱い第3粘
着剤層を一面に有するアプリケーションテープを上記保
護層に貼付し、アプリケーションテープと共に保護層と
シート基材とを剥離支持体より剥離し、被着体にシート
基材を転着した後、アプリケーションテープと共に保護
層をシート基材から剥離する粘着シートの転写方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3287291A JPH04272983A (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 粘着シート及び粘着シートの転写方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3287291A JPH04272983A (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 粘着シート及び粘着シートの転写方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04272983A true JPH04272983A (ja) | 1992-09-29 |
Family
ID=12370962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3287291A Pending JPH04272983A (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 粘着シート及び粘着シートの転写方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04272983A (ja) |
-
1991
- 1991-02-27 JP JP3287291A patent/JPH04272983A/ja active Pending
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