JPH0427259Y2 - - Google Patents

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JPH0427259Y2
JPH0427259Y2 JP1985055745U JP5574585U JPH0427259Y2 JP H0427259 Y2 JPH0427259 Y2 JP H0427259Y2 JP 1985055745 U JP1985055745 U JP 1985055745U JP 5574585 U JP5574585 U JP 5574585U JP H0427259 Y2 JPH0427259 Y2 JP H0427259Y2
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circuit
surface wave
wave filter
trap circuit
resistor
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、テレビジヨン受像機の映像中間周
波数回路に関するものである。
〔従来の技術〕
第2図は従来の映像中間周波数回路の構成を示
す図である。図において、1はチユーナ、2はバ
イフアイラT型トラツプ回路、3は表面波フイル
タ4のトリプルトランジツトエコー(Tripule
Transit Echo ;以下TTEと称す)を抑圧する
ための抵抗、4は表面波フイルタ、5は表面波フ
イルタ4による利得低下を補正するための増巾回
路、7は上述のトラツプ回路2の減衰度を決定す
るための抵抗、8は直流阻止用コンデンサ、6は
映像中間周波増巾用ICである。
次に動作について説明する。チユーナ1の出力
信号は表面波フイルタ4に入力され、該フイルタ
4の有する決定の選択特性によりろ波された後、
増巾回路5において表面波フイルタ4による利得
低下が補償され、更にトラツプ回路2により隣接
音声又は隣接映像妨害が除去されて映像中間周波
増巾用IC6に出力される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このように、隣接音声又は隣接映像妨害を除去
するために、映像中間周波増巾用IC6の入力側
にトラツプ回路を具備することは有効な手段であ
り、従来、上記トラツプ回路2は増巾器5と映像
中間周波増巾用IC6との間に挿入されていた。
このため、TTE抑圧用抵抗3、トラツプ回路用
抵抗7及び直流阻止用コンデンサ8を必要として
いた。
この考案は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、TTE抑圧用抵抗を除去する
ことが可能な映像中間周波数回路を得ることを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る映像中間周波数回路は、表面波
フイルタの入力側にこれと直結してトラツプ回路
を設けるとともに、このトラツプ回路とグランド
間にトラツプ回路の減衰度を決定するとともに表
面波フイルタのTTEエコーを除去する抵抗を設
けたものである。
〔作用〕
この考案においては、トラツプ回路が表面波フ
イルタの出力側から該フイルタ回路の入力側に移
されており、トラツプ回路の減衰度を決定するた
めの抵抗が表面波フイルタのTTEの抑圧をも行
うから、TTE抑圧用の抵抗が不要となる。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図において説明す
る。第1図はこの考案の一実施例による映像中間
周波数回路を示し、図において、1はチユーナ、
2はバイフアイラT型トラツプ回路、9は上述の
トラツプ回路2の減衰度を決定するための減衰抵
抗であり、この抵抗9は表面波フイルタ4の
TTEを抑圧する抵抗としても機能している。
次に作用効果について説明する。
一般に表面波フイルタを使用するとき、表面波
フイルタ自体の入力インピーダンス及び出力イン
ピーダンスは中心周波数付近では容量と抵抗とが
並列になつたものとみなすことができ、この抵抗
により消費された電力が表面波エネルギーとな
る。従つて、この放射抵抗に有効に電力を消費さ
せると電力損失を小さくすることができるが、
TTEの大きさと電力損失とは相反する関係にあ
り、電力損失を小さくするとTTEは大きくなる
ことがわかつている。従つて、表面波フイルタは
実際の使用にあたつては完全に整合をとらずにミ
スマツチ状態で使用する。この目的で従来は第2
図に示す様に、抵抗3を使用していたが、本考案
では第1図の様に表面波フイルタ4の前段にバイ
フアイラ型のT型トラツプ回路2を具備したの
で、該トラツプ回路2の減衰度を決定するための
抵抗9が表面波フイルタをミスマツチ状態とする
ための抵抗、即ちTTEを抑圧する抵抗としても
機能するようになつたものである。
その結果、第2図のTTE抑圧用の抵抗3は当
然不要となり、また従来、増巾回路5のトランジ
スタ5aのコレクタを直流的に接地させないため
に第2図の直流阻止用コンデンサ8が必要であつ
たのが、本考案ではトラツプ回路2を表面波フイ
ルタ4の入力側に設けたために該直流阻止用コン
デンサ8もあわせて不要となつたものである。
なお、上記実施例では、バイフアイラT型トラ
ツプ回路2を使用したものについて説明したが、
第3図の様にブリツジT型トラツプ回路10を使
用することもでき、上記実施例と同様の効果を奏
する。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案に係る映像中間周波数
回路によれば、トラツプ回路を表面波フイルタの
入力側にこれと直結して設け、その減衰度を決定
する抵抗に表面波フイルタのTTEを抑圧させる
ようにしたので、TTE抑圧用の抵抗が不要とな
り、回路が安価にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による映像中間周波
数回路を示す図、第2図は従来の映像中間周波数
回路を示す図、第3図は本考案の他の実施例を示
す図である。 図において、1はチユーナ、2はバイフアイラ
T型トラツプ回路、3はTTE抑圧用抵抗、4は
表面波フイルタ、5は増巾回路、6は映像中間周
波増巾用IC、7はトラツプ減衰用抵抗、8は直
流阻止用コンデンサ、9はトラツプの減衰及び
TTEの抑圧のための抵抗、10はブリツジT型
トラツプ回路である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 チユーナからの信号が入力され隣接音声または
    隣接映像妨害を除去するトラツプ回路と、 該トラツプ回路と直結され該トラツプ回路の出
    力が入力される表面波フイルタと、 該表面波フイルタの出力が入力される映像中間
    週波増巾用回路と、 上記トラツプ回路とグランド間に挿入され上記
    トラツプ回路の減衰度を決定するとともに上記表
    面波フイルタのトリプルトランジツトエコーを抑
    圧する抵抗とを備えたことを特徴とする映像中間
    周波数回路。
JP1985055745U 1985-04-15 1985-04-15 Expired JPH0427259Y2 (ja)

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JPS61171361U JPS61171361U (ja) 1986-10-24
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58564B2 (ja) * 1976-08-03 1983-01-07 三菱重工業株式会社 排気タ−ビン過給機
JPS5961284A (ja) * 1982-09-29 1984-04-07 Murata Mfg Co Ltd 帯域切換型映像中間周波回路

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58564U (ja) * 1981-06-26 1983-01-05 株式会社日立製作所 テレビジヨン受信機

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JPS61171361U (ja) 1986-10-24

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