JPH04270652A - 耐候性の優れたポリカーボネート樹脂積層シート - Google Patents

耐候性の優れたポリカーボネート樹脂積層シート

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JPH04270652A
JPH04270652A JP3032741A JP3274191A JPH04270652A JP H04270652 A JPH04270652 A JP H04270652A JP 3032741 A JP3032741 A JP 3032741A JP 3274191 A JP3274191 A JP 3274191A JP H04270652 A JPH04270652 A JP H04270652A
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JP
Japan
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acrylic resin
sheet
polycarbonate
polycarbonate resin
laminated sheet
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JP3032741A
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Yu Tsukada
塚田 佑
Masanori Mawaridate
廻立 政則
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は優れた耐候性と優れた機
械的強度をそなえたポリカ−ボネ−ト樹脂積層シ−トに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリカ−ボネ−ト樹脂は耐衝撃性,耐熱
性,難燃性,透明性などの特性が優れていることからグ
レ−ジング,温室,ア−ケ−ド等の建築用資材や腰板,
防音壁等の道路用資材,風防,看板,カ−ブミラ−等の
成形雑貨用資材等に広く用いられて来ており今後も用途
の拡大が期待されている。
【0003】これらの用途の中で特に屋外で用いられる
ものについては耐候性に優れていることが必要であるが
,一般にポリカ−ボネ−ト樹脂の耐候性はアクリル樹脂
等の同じ透明性樹脂に比べて優れておらず屋外に暴露さ
れることで黄変や失透が発生する。この為ポリカ−ボネ
−トの耐候性を改良する為の検討がいろいろなされて来
ているが,その一つの方法として,ポリカ−ボネ−ト基
材に紫外線吸収剤を含んだアクリル樹脂を被覆する手法
が用いられている(特公昭47−19119号公報,特
開昭55−59929号公報)。しかしながら,これら
の技術では確かに黄変,失透等の,耐候性は若干改良さ
れるが長期間の暴露にたいしてはまだ不十分であり,ま
たポリカ−ボネ−ト樹脂がもつ耐衝撃強度の見地からは
全く考慮がなされていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はポリカ−ボネ
−ト樹脂が持つ本来の特徴である耐衝撃性等の優れた特
性を保持しながら,該樹脂が有している耐候性の問題を
解決するところにある。
【0005】
【問題を解決する為の手段】本発明者らは上記課題を解
決する為に鋭意研究した結果,特定の紫外線吸収剤を含
む薄いアクリル樹脂膜をポリカ−ボネ−トシ−トに積層
し耐候性を改良し,さらにそこに使用されるアクリル樹
脂のガラス転移温度(以下Tgと略す)を調整すること
により課題を解決することに成功し本発明に至った。即
ち本発明はポリカ−ボネ−ト樹脂シ−トの片面又は両面
の表面にアクリル樹脂層を設けた積層体であって,該ア
クリル樹脂のTgが40〜90℃であり,さらに光が照
射する面のアクリル樹脂層中に分子量が400以上の紫
外線吸収剤が実質的に均一に0.5〜5.0g/m2(
シ−ト表面積当たりの重量)含み,添加量の上限がアク
リル樹脂にたいし25重量%であることを特徴とする耐
候性の優れたポリカ−ボネ−ト樹脂積層シ−トを提供す
るものである。
【0006】アクリル樹脂は一般に耐候性に優れた樹脂
として知られており,ポリカ−ボネ−ト樹脂シ−トなど
の耐候性を改善する為にシ−ト表面をアクリル樹脂で被
覆する技術は前述した通り公知である。これら公知の方
法には共押出成形,フィルムのラミネ−ト,ラッカ−の
コ−ティング等がある。ラッカ−のコ−ティングでは溶
剤を取り扱う為にポリカ−ボネ−トに容易にクラックが
入ったり,又設備的にも大がかりものが必要となって実
用上問題がある。共押出及びラミネ−ト法の場合,従来
汎用のアクリル樹脂を使用している為積層されたシ−ト
の耐衝撃強度は積層しないものに比べて大きく低下し,
衝撃試験等での強度評価では割れたり,微少クレ−ズに
よる白化が認められたりして大きな問題となる。
【0007】これに対して本発明者らは耐候性を保持す
るために積層する紫外線吸収剤を含有するアクリル樹脂
のTgがシ−トに衝撃を加えた時のワレ,クラックの発
生し易さに強い関係があることを発見し,検討した結果
被覆アクリル樹脂のTgが40〜90℃の範囲が効果的
であることを見いだし、このことにより従来のポリカ−
ボネ−トシ−トの耐候性を改良する一つの方法としてア
クリル樹脂との積層体の欠点であった衝撃強度の低下を
改良することができる。
【0008】次に,耐候性を保持する為に添加する紫外
線吸収剤はポリカ−ボネ−トシ−トの表層の片面又は両
面のアクリル樹脂層に均一に分散させポリカ−ボネ−ト
樹脂の黄変,失透などを防止させる。耐候性を長期間保
持する為には光が照射する面に使用する該紫外線吸収剤
の量が0.5〜5.0g/m2(表面積1m2当たりの
重量)であり,添加量の上限がアクリル樹脂にたいし2
5重量%であることが必要であり特に該紫外線吸収剤の
分子量が400以上である事が実質的に効果があること
を見いだした。
【0009】このような二つの技術の組み合わせる事に
より初めて前記したポリカ−ボネ−ト樹脂シ−トの課題
を解決することに成功した。次に本発明の構成要件につ
いて更に詳しく説明する。本発明で用いるポリカ−ボネ
−ト樹脂はビスフェノ−ルAで代表される二価のフェノ
−ル系化合物から誘導される重合体が用いられる。
【0010】本発明で積層体の被覆層に用いるアクリル
樹脂は炭素(以下Cと略す)数1〜4のアルキル基を有
するアルキルメタクリレ−トとC1〜C8のアルキル基
を有するアルキルアクリレ−トの共重合体である。該ア
クリル樹脂のTgは40〜90℃の範囲が良く好ましく
は50〜80℃の範囲が良い。40℃以下ではシ−ト表
面が傷つき易くなり実用的でない,又90℃以上ではシ
−トの衝撃強度が低下する。特に積層面の反対側からの
衝撃にたいし白化したり割れ易くなり好ましくない。
【0011】なお,上記のC1〜C4のアルキル基を有
するアルキルメタクリレ−トの例としてはメチルメタク
リレ−ト,エチルメタクリレ−ト,プロピルメタクリレ
−ト,ブチルメタクリレ−ト等があり,これらの中では
物性上,メチル及びエチルメタクリレ−トが最も好まし
い。又,C1〜C8のアルキル基を有するアルキルアク
リレ−トとしてはメチルアクリレ−ト,エチルアクリレ
−ト,プロピルアクリレ−ト,ブチルアクリレ−ト,2
エチルヘキシルアクリレ−ト等があげられる。
【0012】一方,一般に用いられる紫外線吸収剤はベ
ンゾトリアゾ−ル系,2−ヒドロキシベンゾフェノン系
,またはサリチル酸フェニルエステル系紫外線吸収剤で
ある。ベンゾトリアゾ−ル系紫外線吸収剤としては2,
2−メチレンビス〔4−(1、1、3、3−テトラメチ
レンブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾ−ル−2−
イル)フェノ−ル〕,2−(5−メチル−2−ヒドロキ
シフェニル)ベンゾトリアゾ−ル,2−〔2−ヒドロキ
シ−3、5−ビス(α、α−ジメチルベンジル)フェニ
ル〕−2H−ベンゾトリアゾ−ル,2−(3、5−ジ−
t−ブチル−2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾ
−ル,2−(3−t−ブチル−5−メチル−2−ヒドロ
キシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾ−ル,2−
(3、5−ジ−t−ブチル−2−ヒドロキシフェニル)
−5−クロロベンゾトリアゾ−ル,2−(3、5−ジ−
t−アミル−2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾ
−ル,2−(2´−ヒドロキシ−5´−t−オクチルフ
ェニル)ベンゾトリアゾ−ル等が例示でき,2−ヒドロ
キシベンゾフェノン系紫外線吸収剤としては2−ヒドロ
キシ−4−メトキシベンゾフェノン,2−ヒドロキシ−
4−オクトキシベンゾフェノン,2、4−ジヒドロキシ
ベンゾフェノン,2−ヒドロキシ−4−メトキシ−4´
−クロルベンゾフェノン,2、2−ジヒドロキシ−4−
メトキシベンゾフェノン,2、2−ジヒドロキシ−4、
4´−ジメトキシベンゾフェノン等ががある,またサリ
チル酸フェニルエステル系紫外線吸収剤としてはパラ−
t−ブチルフェニルサリチル酸エステル,パラ−オクチ
ルフェニルサリチル酸エステル等である。
【0013】本発明で用いる紫外線吸収剤は分子量が4
00以上の高分子量の紫外線吸収剤である。分子量が4
00以上の紫外線吸収剤は融点が高く揮発しにくく,高
温成形に耐える耐熱性をそなえており加工時に飛散しに
くい為,添加量も少なくてすむ。特に薄いアクリル被膜
層に含有させてもポリカ−ボネ−ト樹脂に移行したり,
積層体の表面に析出しにくいので,含有した濃度が長期
間維持でき長時間の光線暴露で物性が低下しにくい。
【0014】該高分子量紫外線吸収剤としてさらに好ま
しくは2,2−メチレンビス〔4−(1、1、3、3−
テトラメチレンブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾ
−ル−2−イル)フェノ−ル〕が挙げられる。上記紫外
線吸収剤は併用してもかまわない。該紫外線吸収剤はポ
リカ−ボネ−トシ−トの片面また両面の表面に被覆する
アクリル樹脂に以後に定める範囲の量を考慮して予め混
合させておく必要がある。積層体の被覆層の該紫外線吸
収剤は,アクリル樹脂にたいする上限濃度を25重量%
としシ−ト表面積当たりの紫外線吸収剤の重量を指標に
すれば良く,被覆層の厚みが薄ければ該紫外線吸収剤の
濃度は高く,被覆層の厚みが厚ければ濃度は低くて良い
。  ポリカ−ボネ−トの耐候性を改良する為にはシ−
トの被覆層に含まれる紫外線吸収剤は0.5〜5.0g
/m2(シ−ト表面積当たりの重量)で,添加量の上限
がアクリル樹脂にたいして25重量%の範囲に調整する
必要がある。紫外線吸収剤が0.5g以下の場合は耐候
性改善の効果がほとんど無い。又,5.0以上ではその
効果が上がらず増量する意味が無く,逆に機械的物性等
の低下が見られ,特に透明板の場合は積層体表面が紫外
線吸収剤により着色する為外観が悪くなる,アクリル樹
脂にたいする上限濃度が25重量%をこえる場合は被覆
層の厚みが薄い場合で特に機械的物性等の低下が発生し
,又,均一に薄い被膜を作る事が難しい。  上記アク
リル樹脂被覆層の厚みは特に定めないが,好ましくは1
00〜2μmが良く,又更に好ましくは70〜2μmが
良い。100μm以上では衝撃強度が低下し,2μm以
下では均一に被覆することが難しい。
【0015】本成形品を得るための成形法は特にこだわ
らない。ポリカ−ボネ−トとアクリル樹脂被覆層を同時
に押出しシ−ト化する共押出法や,成形されたポリカ−
ボネ−トシ−トにアクリル樹脂をTダイより溶融押出し
ラミネ−トするか予め成形されたアクリル樹脂フィルム
を加熱ロ−ル間で連続的にラミネ−トする方法や,成形
されたポリカ−ボネ−トシ−トとアクリル樹脂フィルム
をプレスで熱圧着する方法,又圧縮成形,真空成形時に
積層する方法などがある。
【0016】本発明の積層シ−トはコア−層,被覆層に
有機系,無機系の染料,顔料を配合して透明,半透明に
することができる。又コア−層,被覆層には押出機内で
の熱安定性の為に各種の酸化防止剤を添加することもで
きる。更にコア−層であるポリカ−ボネ−トに前記の紫
外線吸収剤を加えておくこともできる。又被覆層のアク
リル樹脂には帯電防止剤を加えて最終製品に帯電防止機
能を付与させることも可能である。
【0017】
【実施例】以下実施例,比較例で本発明を具体的に説明
する。なお,各実施例,比較例で用いた評価及び試験方
法は下記の通りである。 (1)ガラス転移温度(Tg)の評価。 島津製作所製示差走査熱量分析計(DSC)DT−40
を用いN2雰囲気下,昇温速度10℃/mmの条件で測
定する。 (2)耐衝撃性の評価。
【0018】東洋精機製作所(株)製のデュポン式衝撃
試験機を用い,温度20℃で先端Rが1/4インチのミ
サイルを用い3kgの荷重を高さ60cmより被覆層を
下にした試料に向けて落下させて試料の割れを目視にて
観察評価する。 (3)耐候性の評価。 スガ試験機(株)のデュパネル光コントロ−ルウェザ−
メ−タ(以下QUVと略す)で照射(60℃)と湿潤(
40℃)を4時間サイクルで繰り返す条件下(エネルギ
−設定値3.0mW/cm2)で1500時間経過後の
サンプルの光学特性を測定する。 (4)光学的特性の評価。
【0019】JIS  K7105に基ずいて試料の△
ヘ−ズを,又JIS  K7103に基づいて黄変度△
YIを測定する△ヘ−ズ,△YIとはQUV1500時
間照射後の測定値から耐候性評価前の測定値を引いた数
値である。
【0020】
【実施例1〜6】(a)アクリル樹脂の調整メチルメタ
クリレ−ト(MMA),メチルアクリレ−ト(MA),
ブチルアクリレ−ト(BA)モノマ−を表1に掲げる重
量比に調整して10リットルガラスビ−カ−内で懸濁重
合法によりアクリルポリマ−を重合する,懸濁剤として
ポバ−ルを用いる。得られたポリマ−の粘度(ηSP/
C)は110〜120である。これらのポリマ−を表1
記載の紫外線吸収剤2,2−メチレンビス〔4−(1、
1、3、3−テトラメチレンブチル)−6−(2H−ベ
ンゾトリアゾ−ル−2−イル)フェノ−ル〕(日本アデ
カア−ガス化学(株)製マ−ク<登録商標>LA−31
,分子量は659)を被覆層の面積1m2,厚み20μ
m中に表記の重量含まれる様に調整後ブレンドし,ナカ
タニ機械(株)製NAS−30φmm二軸押出機を用い
て温度260℃条件で造粒する。造粒後のTgを測定し
た結果を表1に掲げる。
【0021】(b)アクリルフィルムの調整造粒したア
クリル樹脂を,サ−モプラスチック社製キャストフィル
ム装置を用いて,20μmのフィルムを成膜する。押出
機は30φmm単軸スクリ−,Tダイはコ−トハンガ−
タイプで,スリット巾300mm,スリット間隙0.5
mmである。成膜条件は温度270℃,吐出量3kg/
hである。
【0022】(c)ポリカ−ボネ−ト樹脂シ−トの調整
バイエル社(西独)マクロロン<登録商標>3103を
東芝機械(株)製シ−ト成形機を用いポリッシングロ−
ルのクリアランスを調整し,シ−ト厚み3mmの押出板
を得る。押出機のサイズは90φmm単軸スクリュ−,
押出温度は270℃,押出量は150kg/hである。
【0023】(d)アクリルフィルムとポリカ−ボネ−
トシ−ト積層体の調整 得られた20μmアクリルフィルムと厚み3mmポリカ
−ボネ−トシ−トを庄子鉄工(株)製37トン圧縮成形
機を使用し,温度185℃,予熱時間3分,圧縮加熱時
間1分(ゲ−ジ圧力20kg/cm2),圧縮冷却時間
4分(同10kg/cm2)の条件で圧着する。圧着後
,得られた積層シ−トの板厚は2.8mm,積層フィル
ムの厚みをマイクロスコ−プで観察したところ18〜2
0μmである。
【0024】これらの積層シ−トの耐衝撃強さ,爪によ
る被覆面の傷つき易さとQUV1500時間照射後の光
学特性結果を表1に示す。
【0025】
【比較例1〜6】(a)アクリル樹脂の調整,(b)ア
クリルフィルムの調整,(c)ポリカ−ボネ−トシ−ト
の調整,(d)アクリルフィルムとポリカ−ボネ−トシ
−ト積層品の調整は実施例と同様な方法で行ったが紫外
線吸収剤については表1記載の通りマ−ク<登録商標>
LA−31と2−(2´−ヒドロキシ−5´−t−オク
チルフェニル)−ベンゾトリアゾ−ル(日本チバガイギ
−(株)チヌビン<登録商標>329,分子量は321
)を用いて評価する。得られた積層シ−トを実施例と同
様な方法で測定した物性の結果を表1に示す。
【0026】
【比較例7】アクリルフィルムを積層しないポリカーボ
ネート樹脂(マクロロン<登録商標>3103)シート
を、実施例と同様な方法で測定した物性の結果を表1に
示す。
【0027】
【表1】
【0028】
【発明の効果】本発明の耐候性に優れたポリカ−ボネ−
ト樹脂積層シ−トはポリカ−ボネ−ト樹脂本来そなえて
いる耐衝撃性等の特徴を維持しつつ,該樹脂の問題であ
った耐候性の不充分さを改善するものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ポリカ−ボネ−ト樹脂シ−トの片面又
    は両面の表面にアクリル樹脂層を設けた積層体であって
    ,該アクリル樹脂のガラス転移温度(Tg)が40〜9
    0℃であり,さらに光が照射する面のアクリル樹脂層に
    分子量が400以上の紫外線吸収剤が実質的に均一に0
    .5〜5.0g/m2(シ−ト表面積当たりの重量)含
    み,添加量の上限がアクリル樹脂にたいして25重量%
    であることを特徴とする耐候性の優れたポリカ−ボネ−
    ト樹脂積層シ−ト。
JP3032741A 1991-02-27 1991-02-27 耐候性の優れたポリカーボネート樹脂積層シート Pending JPH04270652A (ja)

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