JPH04270228A - 胆汁酸分泌促進剤 - Google Patents

胆汁酸分泌促進剤

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JPH04270228A
JPH04270228A JP3151688A JP15168891A JPH04270228A JP H04270228 A JPH04270228 A JP H04270228A JP 3151688 A JP3151688 A JP 3151688A JP 15168891 A JP15168891 A JP 15168891A JP H04270228 A JPH04270228 A JP H04270228A
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JP
Japan
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val
gly
ser
leu
ala
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Pending
Application number
JP3151688A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Takiguchi
滝口 洋
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP3151688A priority Critical patent/JPH04270228A/ja
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  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一定の特異的なアミノ
酸配列を有する蛋白質を有効成分とする、胆汁酸分泌促
進剤に関する。
【0002】
【従来の技術】血液中の脂質、特に、コレステロールを
低下させることは、動脈硬化の予防、治療に不可欠であ
ることは周知の事実である。
【0003】この血液中のコレステロールを低下させる
方法としては、■食事療法、すなわち、食物より摂取さ
れる量を減少させる方法、■血液中のコレステロールの
相当量は、ヒトの肝臓で生合成されているので、それに
関わる合成酸素の阻害物質を投与することにより、血液
中のコレステロールの量を低下せしめる方法、■血液中
のコレステロールを、胆汁酸に変えて糞便中に廃棄して
しまう方法、等が知られている。これらの方法は単独で
も有効であるが、他の方法と組み合わせることにより、
さらに高い効果が期待できる。
【0004】■の方法については、以下の事実が知られ
ている。
【0005】胆汁酸を含有する胆汁は、胆嚢から十二指
腸に分泌されるが、その胆汁酸の約80%が門脈から、
再吸収され、いわゆる腸肝循環が行なわれる。肝臓に戻
った胆汁酸は、再び胆汁に含まれて分泌される。
【0006】腸肝循環にのらない、約20%の胆汁酸は
、糞便とともに排泄されてしまう。排泄されたために減
少してしまった胆汁酸は補わなければならず、そのため
、肝臓においてコレステロールの酸化が行なわれて、胆
汁酸が生成される。
【0007】そのためのコレステロールが肝臓で不足し
てくると、血液中のコレステロールが胆汁酸の原料に使
われることとなる。(Siperson,M.D.;S
cience, 117,386,(1953)) 。 その結果、血液中のコレステロールが減少することとな
り、ひいては動脈硬化を予防、治療することができる。
【0008】胆汁酸としては、コール酸、デオキシコー
ル酸、ケノデオキシコール酸、リトコール酸等が知られ
ており、これらはコレステロールに由来する。すなわち
、これらは、コレステロールが肝臓で酸化されることに
より生成するが、その際に最も重要な役割を果たす律速
酵素が、コレステロール−7α−ヒドロキシラーゼであ
る。
【0009】■の方法を実施するための従来の技術とし
ては、胆汁酸の排泄量を増やし、その結果、血液中のコ
レステロールを減少させるため、胆汁酸を吸着しうるイ
オン交換樹脂を経口投与する方法がある。このものによ
り、胆汁酸を糞便中に取り除くことにより、胆汁酸の分
泌を促進し、その結果、血液中のコレステロールを除去
しうる(Kovanan P.T.,Bilheime
r D.W., Goldstein J.L.,  
 Jaramillo J.I.,Brown M.S
.,;Proc. Natl. Acad. Sci.
, U.S.A ,78, 1194−1198 (1
981))。
【0010】この目的のためには、イオン交換樹脂を多
量(10g 程度)に経口投与することが必要となり、
これは投与される患者に苦痛、困難を与えることになる
。その上、このイオン交換樹脂の投与は、胆汁酸だけで
なく、体内の代謝に重要な各種ビタミン等も吸着、除去
してしまうという問題点がある。
【0011】■の方法を実施するための他の態様として
は、生体内物質を投与して、胆汁酸の分泌を促進する方
法である。この例としては、ブタすい臓から精製した、
エラスタ−ゼ様水解活性を有するElastase l
ike enzymeをラットに投与して、血中コレス
テロールの低下、肝臓中のコレステロール−7α−ヒド
ロキシラーゼ活性の上昇、糞便中の胆汁酸量の増大を見
出している(Miyake,Y., Acta. Me
d.  KinkiUniv., 11, (1),4
3−52, (1986)) 。
【0012】しかし、ここで用いられたブタすい臓 E
lastase like enzyme は構造が未
知の蛋白質で、エラスタ−ゼ様水解活性を有するという
特徴が見出されているのみであり、蛋白質の構造と上記
作用との関連性はいまだに解明されていない。
【0013】
【発明が解決する課題】本発明者らは、構造が明らかな
各種の生体内蛋白質および遺伝子組換え体蛋白質につい
て探索を繰り返し、一定の特異的なアミノ酸配列を有す
る蛋白質が、上記作用を示すことを見出し、本発明を完
成した。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、一定の特異的
なアミノ酸配列を有する蛋白質を有効成分とする、胆汁
酸分泌促進剤に関する。
【0015】即ち、本発明は、配列表1のアミノ酸番号
1〜241のアミノ酸配列を有する蛋白質及び/又はそ
の同効物を有効成分とする胆汁酸分泌促進剤より構成さ
れる。
【0016】本発明においては、「その同効物」とは、
配列表1〜6に記載されたアミノ酸配列に加えさらに付
加的部分としてのアミノ酸配列を有し、胆汁酸分泌促進
作用を有する蛋白質をいう。本発明においては、配列表
1〜6に記載された蛋白質及びその同効物を以下、「胆
汁酸分泌促進蛋白質」と定義する。
【0017】本発明のさらに好適な例は、配列表2のア
ミノ酸番号1〜241のアミノ酸配列を有する蛋白質及
び/又はその同効物、配列表3のアミノ酸番号1〜24
1のアミノ酸配列を有する蛋白質及び/又はその同効物
、配列表4のアミノ酸番号1〜241のアミノ酸配列を
有する蛋白質及び/又はその同効物、配列表5のアミノ
酸番号1〜241のアミノ酸配列を有する蛋白質及び/
又はその同効物、ならびに/あるいは、配列表6のアミ
ノ酸番号1〜241のアミノ酸配列を有する蛋白質及び
その同効物を有効成分とする胆汁酸分泌促進剤である。
【0018】なお、配列表2のアミノ酸番号1〜241
のアミノ酸配列を有する蛋白質でX1がVal−Val
 である蛋白質は、ヒト・エラスターゼIII B(特
開昭62−175173 号)、配列表3のアミノ酸番
号1〜241のアミノ酸配列を有する蛋白質でX1がV
al−Val である蛋白質は、ヒト・プロテアーゼE
(Biochemistry  26, 3447−3
452,(1987))配列表4のアミノ酸番号1〜2
41のアミノ酸配列を有する蛋白質でX1がVal−V
al である蛋白質は、ヒト・エラスターゼIII A
(特開昭62−29976号)配列表5のアミノ酸番号
1〜241のアミノ酸配列を有する蛋白質でX1がVa
l−Val である蛋白質は、ヒト・プロテアーゼE(
J.Biochemi.,104, 259−264,
(1988))配列表6のアミノ酸番号1〜241のア
ミノ酸配列を有する蛋白質でX1が水素原子である蛋白
質は、ウシ・プロカルボキシペプチダーゼA・サブユニ
ットIII(J.Biol. Chem.,5 , 2
466, (1981))であり、公知の蛋白質である
【0019】本発明の有効成分として用いられる胆汁酸
分泌促進蛋白質は、各種動物またはヒトの臓器、特にす
い臓の中に多く存在し、それらより生化学の分野で通常
用いられる方法にしたがって抽出、精製することにより
、実用に供することができる。各種動物としては、ブタ
、ウシ、ヒツジ、ヤギ等が好ましく、これらからも、同
効の蛋白質が得られる。
【0020】本発明の有効成分として用いられる胆汁酸
分泌促進蛋白質は、また、遺伝子工学的手法を利用して
生産することもできる。すなわち、ヒトおよび各種動物
の臓器または細胞から、mRNAを抽出し、それを基に
cDNAを調整し、目的の蛋白質をコードしているクロ
ーンを採取する。これらのクローンのcDNAそのもの
、またはそれらの人工的変異体またはその同効物を好適
な発現ベクターに組み込み、動物細胞、酵母、大腸菌、
枯草菌等の好適な宿主を用いて形質転換し、当該蛋白質
を生産することができる。
【0021】さらに、通常用いられる遺伝子工学的手法
および蛋白質工学的手法を適宜組み合わせて用いること
により、同様な効果を期待できる各種変異体胆汁酸分泌
促進蛋白質を製造することができる。
【0022】すなわち、上記cDNAの配列を基に、特
定の位置のアミノ酸を所望のアミノ酸に変換せしめるよ
うなヌクレオチド配列を有する遺伝子を合成し、このも
のを発現ベクターに組み込み、動物細胞、酵母、大腸菌
、枯草菌等の好適な宿主を用いて形質変換し、当該蛋白
質を製造することができる(K.Itakura et
 al. Scisnce, 198,1056,(1
977))。
【0023】本発明における胆汁酸分泌促進蛋白質は、
一般的に用いられる投与方法で、比較的長時間投与する
ことにより、胆汁酸の分泌が亢進し、その結果として、
血中のコレステロールが減少し、それとともに、中性脂
肪も減少する傾向が認められる。
【0024】また、胆汁酸分泌亢進に伴い、腸からの栄
養源の効率的な吸収も促進される。本発明の胆汁酸分泌
促進蛋白質は、種々の形態で投与することができる。そ
れらの投与形態としては、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、
散剤、シロップ剤等による経口投与、または、注射剤、
点滴剤、坐薬などによる非経口投与をあげることができ
る。
【0025】その投与量は、症状、年令、体重などによ
って異なるが、通常、経口投与では、成人に対して、1
日約10mgないし1000mgであり、これらを1回
、または数回に分けて投与することができる。また、非
経口投与では、1回2mgないし100mg を皮下注
射、筋肉注射、または静脈注射によって投与することが
できる。
【0026】本発明で使用される胆汁酸分泌促進蛋白質
は、いずれも生体由来のものまたは、遺伝子組換え体で
あるので、それらの毒性は低い。DDY 系雄性成熟マ
ウス(体重約20g)に経口投与して、5日間観察した
結果、本発明の蛋白質のいずれもが500mg/kg以
下では毒性を示さなかった。
【0027】本発明の実施にあたっては、血液中のコレ
ステロール濃度の変動は、血液中のコレステロール濃度
を直接定量することにより、また、コレステロールから
胆汁酸が生ずる反応は、その律速段階を制御する酵素活
性を測定することにより検出した。その詳細は以下のと
おりである。
【0028】全コレステロールおよび遊離コレステロー
ルの測定は、アレインらの方法(Allain C.C
. et al.Clin.Chem.,20,470
,(1974)) によって行った。
【0029】また、中性脂肪の測定は、仁科らの方法(
仁科甫啓ら;臨床検査、22(臨時増刊)、 1304
、 (1978)) によって行なった。
【0030】コレステロールから胆汁酸が生成する反応
の律速段階は、その変換の最初の反応である7α−ヒド
ロキシル化である。この反応を制御する酵素であるコレ
ステロール−7α−ヒドロキシラーゼの測定は、HPL
C法(Hiromitsu Yokohamaら;An
alytical Bioshemistry、 15
7、 186−190(1986)、Tadashi 
Ogishimaら;ibid、158、 228−2
32(1986))およびマス・スペクトロメトリイ法
(Kurt  Einarsson ら;Journa
l of Lipid Research、  278
2−2788 (1986)) によって行った。
【0031】胆汁酸の測定はShimizu らの方法
(ShimizuS.et al.; Anal.Bi
ochem.,98, 341−345,(1979)
) によって行った。
【0032】
【実施例】次に、実施例をあげて、本発明を更に詳細に
説明するが、本発明はこれに限定されない。
【0033】実施例1. 以下の試験はMiyakeの方法(Miyake Y.
;Acta Med. Kinki Univ., 1
1, 43−52,(1986))に準じて行なった。
【0034】配列表2のアミノ酸番号1〜241のアミ
ノ酸配列を有する蛋白質でX1がVal−Val であ
る蛋白質(以下、「試料A」という。)をコードするc
DNAを常法により調製し、これを好適な発現ベクター
に組み込み、大腸菌に導入して発現させ採取した蛋白(
以下試料という。)を以下の様にして、投与試験を行な
った。
【0035】生後8週齢のSD系雄性ラット(体重:1
50−170g)を合成飼料で飼育しておき、これらを
20匹づつの2つのグループにわけ、投与群には、試料
を生理的食塩水に溶解し、1 mg/kg 相当を毎日
腹腔内に投与し、これを10週間続けた。対照群には、
生理的食塩水を同様に投与し続けた。
【0036】投与後、ラットにはソジウム・ペントバル
ビタールを25mg/kg 腹腔内に投与して麻酔した
うえで、心臓採血を行い、血液成分の分析をおこなった
。その結果、投与群では、対照群に比して全コレステロ
ールは約42%、遊離コレステロールは約55%、中性
脂肪は約34%減少していた。
【0037】採血時に採取した肝臓は、10倍量の冷却
した0.25M蔗糖−5mMトリス塩酸緩衛液(pH7
.4)のなかでホモゲナイズし、これを5500×gで
30分間遠心分離した。ここで得られた上澄液を、さら
に、115000×gで60分間遠心分離を行い、ミク
ロゾーム画分を得た。これについて、酵素活性を測定し
た結果、投与群のコレステロール−7α−ヒドロキシラ
ーゼは、対照群のそれの約3.6 倍に亢進していた。
【0038】同時に、ラットの糞便についても分析した
ところ、その中の胆汁酸量は、投与群では、対照群のそ
れより、56%上昇していた。
【0039】実施例2. 配列表3のアミノ酸番号1〜241のアミノ酸配列を有
する蛋白質でX1がVal−Val である蛋白質をコ
ードするcDNAを発現プラスミドに挿入し、それを大
腸菌に導入して生産せしめ、産物のフォールデングを行
い、活性化して得られた精製蛋白質を生理的食塩水に溶
解し、1mg/kg相当量を、実施例1と同様に、ラッ
トに投与して試験したところ、投与群では、血液中のコ
レステロールは23%減少し、中性脂肪は30%減少し
ていた。
【0040】また、コレステロール−7α−ヒドロキシ
ラーゼ活性は、投与群では、3倍まで亢進していた。
【0041】実施例3. 配列表4のアミノ酸番号1〜241のアミノ酸配列を有
する蛋白質でX1がVal−Val である蛋白質をコ
ードするcDNAを発現プラスミドに挿入し、それを大
腸菌に導入して生産せしめ、産物のフォールデングを行
い、活性化して得られた精製蛋白質を生理的食塩水に溶
解し、10 mg/kg相当量を実施例1と同様にラッ
トに投与して試験したところ、投与群では、血液中のコ
レステロールは26%減少し、中性脂肪は28%減少し
た。
【0042】実施例4. 配列表5のアミノ酸番号1〜241のアミノ酸配列を有
する蛋白質でX1がVal−Val である蛋白質をコ
ードする合成DNA を発現プラスミドに挿入し、それ
を大腸菌に導入して生産せしめ、産物のフォ−ルデング
を行い、活性化して得られた精製ヒト・エラスターゼI
を生理的食塩水に溶解し、1 mg/kg 相当量を、
実施例1と同様に試験したところ、投与群では、血液中
のコレステロールは31%減少し、中性脂肪は27%減
少していた。
【0043】また、コレステロール−7α−ヒドロキシ
ラーゼ活性は、投与群では、対照群の約4倍まで上昇し
ていた。
【0044】実施例5. 新鮮なウシ膵液よりKobayashi らの方法(J
.Biol.Chem., 256, (5), 24
66,(1981))でプロカルボキシペプチダーゼA
のコンプレックスを採取し、これを原料にして、同サブ
ユニットIII を、  Puigserverらの方
法(Proc,Natl Acad, Sci USA
,72, 2442−2445(1975))およびK
erfekc らの方法で(Biochem. Bio
phys.Res,Commun.,121, 162
−167 (1984))で採取した。このものは、配
列表6のアミノ酸番号1〜241のアミノ酸配列を有す
る蛋白質でX1がVal−Val である蛋白質に相当
した。
【0045】上記サブユニットIII を生理的食塩水
に溶解し、2 mg/kg 相当量を、実施例1と同様
に、ラットに投与して試験したところ、投与群において
、血液中のコレステロールは28%減少し、中性脂肪は
30%減少していた。コレステロール−7α−ヒドロキ
シラーゼ活性は、投与群では、4倍に上昇していた。
【0046】実施例6. マウス C57BL/6NCrj(8週令、 牡) を
、コレステロ−ルおよびコ−ル酸を、それぞれ1.5%
および  0.5%相当添加して飼料で飼育しつつ、3
 mg/kg 相当の試料Aを緩衝液(25 mMリン
酸バッファ− pH 7.4)に溶解して、腹腔内に一
日一回 5日間投与した結果、ト−タル・コレステロ−
ルおよびフリ−・コレステロ−ルがそれぞれ、19.1
% および 19.4%  減少していた。
【0047】実施例7. マウス C57BL/6NCrj(8週令、 牡) を
、コレステロ−ルおよびコ−ル酸を、ココナッツ・ハ−
ドンド・オイル 12%  ならびに蔗糖 52%  
を添加した飼料で7 日間飼育しつつ、最後の3 日間
 3mg/kg 相当の試料Aを緩衝液( 25 mM
 リン酸バッファ−pH 7.4) に溶解して、腹腔
内に一日一回投与した結果、中性脂肪、ト−タル・コレ
ステロ−ルおよびフリ−・コレステロ−ルが、それぞれ
、25.0% 、24.4%および 20.6%減少し
ていた。
【0048】参考例1. エラスチン水解活性を有するが、配列表1〜6に記載の
アミノ酸配列を有さない公知の蛋白質、ヒト・エラスタ
ーゼI(特開昭62−253381 号)、同IIA(
特開昭62−130686 号)、同IIB(特開昭6
2− 29977 号)について、実施例1〜5に記載
の方法と同様の方法によってラットに投与して試験した
ところ、血液中のコレステロールの減少、中性脂肪の減
少、コレステロール−7α−ヒドロキシラーゼ活性の上
昇のいずれも観察されなかった。
【0049】これより、エラスチン水解活性と上記作用
との間には直接の関連性がないことが結論づけられた。
【0050】製剤例1.試料A−50 %含有腸溶性顆
粒実施例1で使用した、試料Aを70部(重量部、以下
同じ)、乳糖10部、微結晶性セルロース20部を採取
し、乳鉢で十分混合した後、適量の水を加えて練合した
。この練合物を孔径1.2mm のスクリーンを装置し
た円筒顆粒機で押し出し、造粒し、さらにマルメライザ
ーを通して顆粒を作製した。この顆粒を通気乾燥機にか
けて、40℃、2時間乾燥し、得られた乾燥顆粒を35
メッシュの篩にかけて分級し、35メッシュより大きい
顆粒を用いて腸溶性顆粒を作製した。まず、常法に従っ
て5%ヒドロキシプロピルメチルセルローズのメチレン
クロライド、エタノール等量溶液を作製し、この溶液1
00 部を、上記乾燥顆粒100 部に、コーティング
・パン中でスプレー・コーティングを施した。つづいて
、常法にしたがって作製した10%ヒドロキシプロピル
メチルセルローズフタレート(信越化学工業(株)製H
P−55)、1.5 %ステアリン酸、50%アセトン
、38.5%エタノールの溶液300 部を、上記と同
様にしてスプレー・コーティングを行なった。このよう
にして得られたコーティング顆粒を通気乾燥機にかけて
40℃、1時間乾燥して、試料Aの腸溶性製剤とした。 これは、ヒト、膵臓エラスターゼIII B50%を含
有する。
【0051】製剤例2  カプセル剤 上記の、試料Aを50%含有する腸溶性顆粒200mg
 を3号カプセルに充填し、1カプセル当り試料A 1
00mgを含有する硬カプセル剤を作製した。
【0052】製剤例3  注射剤 水もしくはそれ以外の製剤学的に許容しうる液との無菌
性溶液または懸濁液のアンプルとして使用に供され、ま
た無菌粉末製剤(試料A溶液を凍結乾燥するのが好まし
い)をアンプルに充填しておき、同時に製剤学的に許容
しうる液で希釈してもよい。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、胆汁酸分泌促進蛋白質
を投与することにより、多量の胆汁酸が分泌され、その
結果、血液中のコレステロール含量が低下し、ひいては
動脈硬化の治療・予防に有用である。
【0054】本発明は、同時に、十分量の胆汁酸が分泌
された結果、それが腸における脂肪の吸収を促進しまた
、各種脂溶性ビタミンの吸収をも促進する効果がある。
【0055】
【配列表】配列番号:1 配列の型:アミノ酸 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:蛋白質 ハイポセティカル:No 配列の特徴 1−241  E mat peptide1  E 
Val−Val  または  水素原子2  E Hi
s  または  Asn12  E Pro  または
  Ser22  E Asp、 Asn または  
Ser24  E Ala、 Ser または  Va
l26  E His、 Gln または  Tyr3
5  E Ala  または  Gly40  E L
eu  または  Val48  E Arg、 Se
r または  Thr49  E Asp  または 
 Ser50  E Leu、 Arg または  T
rp60  E Asp  または  Asn61  
E Leu  または  Arg62  E Ala 
 または  Ser64  E Lys  または  
Leu67  E Pro  または  Ser75 
 E Ala  または  Ser76  E Glu
  または  Gly77  E Asp  または 
 Glu86  E Arg  または  Ser87
  E Asn  または  Ser90  E Al
a  または  Gly98  E Ile  または
  Val109  E Ala  または  Lys
114  E Asn  または  Ser125  
E Glu  または  Lys126  E Ala
  または  Thr131  E Ser  または
  Thr135  E Pro  または  Arg
139  E Gly  または  Asn148  
E Glu  または  Gln150  E Leu
  または  Arg157  E Glu  または
  Lys161  E Gln  または  Arg
167  E Ile  または  Ser168  
E Ser  または  Thr179  E Asp
  または  Tyr180  E Ile  または
  Thr196  E Ala  または  Thr
197  E Ala  または  Glu200  
E Gly  または  Ser212  E Ala
  または  Gly217  E Phe  または
  Thr218  E Ile  または  Arg
219  E Lys、 Arg または  Trp2
35  E Asp  または  Glu241  E
 His  または  Asn     Xaa Xa
a Gly Glu Asp Ala Val Pro
 Tyr Ser Trp Xaa Trp Gln 
Val Ser     1            
   5                   10
                  15     
       Leu Gln Tyr Glu Ly
s Xaa Gly Xaa Phe Xaa His
 Thr Cys Gly Gly Ser     
              20         
         25              
    30                Leu
 Ile Xaa Pro Asp Trp Val 
Xaa Thr Ala Gly His Cys I
le Ser Xaa               
35                  40   
               45        
            Xaa Xaa Thr T
yr Gln Val Val Leu Gly Gl
u Tyr Xaa Xaa Xaa Val Xaa
           50            
      55                 
 60                      
  Glu Gly Xaa Glu Gln Val
 Ile Pro Ile Asn Xaa Xaa 
Xaa Leu Phe Val       65 
                 70      
            75           
       80        His Pro 
Leu Trp Asn Xaa Xaa Cys V
al Xaa Cys Gly Asn Asp Il
e Ala                    
   85                  90
                  95     
       Leu Xaa Lys Leu Se
r Arg Ser Ala Gln Leu Gly
 Asp Xaa Val Gln Leu     
              100        
         105             
    110               Ala
 Xaa Leu Pro Pro Ala Gly 
Asp Ile Leu Pro Asn Xaa X
aa Pro Cys               
115                 120  
               125       
            Tyr Ile Xaa G
ly Trp Gly Xaa Leu Tyr Th
r Xaa Gly Pro Leu Pro Asp
           130           
      135                
 140                     
  Lys Leu Gln Xaa Ala Xaa
 Leu Pro Val Val Asp Tyr 
Xaa His Cys Ser       145
                 150     
            155          
       160       Xaa Trp 
Asn Trp Trp Gly Xaa Xaa V
al Lys Lys Thr Met Val Cy
s Ala                    
   165                 17
0                 175    
       Gly Gly Xaa Xaa Ar
g Ser Gly Cys Asn Gly Asp
 Ser Gly Gly Pro Leu     
              180        
         185             
    190               Asn
 Cys Pro Xaa Xaa Asp Gly 
Xaa Trp Gln Val His Gly V
al Thr Ser               
195                 200  
               205       
            Phe Val Ser X
aa Phe Gly Cys Asn Xaa Xa
a Xaa Lys Pro Thr Val Phe
           210           
      215                
 220                     
  Thr Arg Val Ser Ala Phe
 Ile Asp Trp Ile Xaa Glu 
Thr Ile Ala Ser       225
                 230     
            235          
       240       Xaa   配列番号:2 配列の型:アミノ酸 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:蛋白質 ハイポセティカル:No 起源 生物名:ホモサピエンス(Homo sapiens)
配列の特徴 1−241  E mat peptide1  E 
Val−Val  または  水素原子     Xa
a Asn Gly Glu Asp Ala Val
 Pro Tyr Ser Trp Pro Trp 
Gln Val Ser     1        
       5                 
  10                  15 
           Leu Gln Tyr Gl
u Lys Ser Gly Ser Phe Tyr
 His Thr Cys Gly Gly Ser 
                  20     
             25          
        30               
 Leu Ile Ala Pro Asp Trp 
Val Val Thr Ala Gly His C
ys Ile Ser Ser           
    35                  4
0                  45    
                Ser Arg T
hr Tyr Gln Val Val Leu Gl
y Glu Tyr Asp Arg Ala Val
 Lys           50        
          55             
     60                  
      Glu Gly Pro Glu Gln
 Val Ile Pro Ile Asn Ser 
Gly Asp Leu Phe Val      
 65                  70  
                75       
           80        His 
Pro Leu Trp Asn Arg Ser C
ys Val Ala Cys Gly Asn As
p Ile Ala                
       85                
  90                  95 
           Leu Ile Lys Le
u Ser Arg Ser Ala Gln Leu
 Gly Asp Ala Val Gln Leu 
                  100    
             105         
        110              
 Ala Ser Leu Pro Pro Ala 
Gly Asp Ile Leu Pro Asn G
lu Thr Pro Cys           
    115                 1
20                 125   
                Tyr Ile T
hr Gly Trp Gly Arg Leu Ty
r Thr Asn Gly Pro Leu Pro
 Asp           130       
          135            
     140                 
      Lys Leu Gln Glu Ala
 Leu Leu Pro Val Val Asp 
Tyr Glu His Cys Ser      
 145                 150 
                155      
           160       Arg 
Trp Asn Trp Trp Gly Ser S
er Val Lys Lys Thr Met Va
l Cys Ala                
       165               
  170                 175
           Gly Gly Asp Il
e Arg Ser Gly Cys Asn Gly
 Asp Ser Gly Gly Pro Leu 
                  180    
             185         
        190              
 Asn Cys Pro Thr Glu Asp 
Gly Gly Trp Gln Val His G
ly Val Thr Ser           
    195                 2
00                 205   
                Phe Val S
er Ala Phe Gly Cys Asn Th
r Arg Arg Lys Pro Thr Val
 Phe           210       
          215            
     220                 
      Thr Arg Val Ser Ala
 Phe Ile Asp Trp Ile Glu 
Glu Thr Ile Ala Ser      
 225                 230 
                235      
           240       His 
  配列番号:3 配列の型:アミノ酸 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:蛋白質 ハイポセティカル:No 起源 生物名:ホモサピエンス(Homo sapiens)
配列の特徴 1−241  E mat peptide1  E 
Val−Val  または  水素原子     Xa
a Asn Gly Glu Asp Ala Val
 Pro Tyr Ser Trp Pro Trp 
Gln Val Ser     1        
       5                 
  10                  15 
           Leu Gln Tyr Gl
u Lys Ser Gly Ser Phe Tyr
 His Thr Cys Gly Gly Ser 
                  20     
             25          
        30               
 Leu Ile Gly Pro Asp Trp 
Val Val Thr Ala Gly His C
ys Ile Ser Ser           
    35                  4
0                  45    
                Ser Trp T
hr Tyr Gln Val Val Leu Gl
y Glu Tyr Asp Arg Ala Val
 Lys           50        
          55             
     60                  
      Glu Gly Pro Glu Gln
 Val Ile Pro Ile Asn Ser 
Gly Asp Leu Phe Val      
 65                  70  
                75       
           80        His 
Pro Leu Trp Asn Arg Ser C
ys Val Gly Cys Gly Asn As
p Ile Ala                
       85                
  90                  95 
           Leu Ile Lys Le
u Ser Arg Ser Ala Gln Leu
 Gly Asp Ala Val Gln Leu 
                  100    
             105         
        110              
 Ala Ser Leu Pro Pro Ala 
Gly Asp Ile Leu Pro Asn G
lu Thr Pro Cys           
    115                 1
20                 125   
                Tyr Ile T
hr Gly Trp Gly Pro Leu Ty
r Thr Asn Gly Pro Leu Pro
 Asp           130       
          135            
     140                 
      Lys Leu Gln Glu Ala
 Leu Leu Pro Val Val Asp 
Tyr Glu His Cys Ser      
 145                 150 
                155      
           160       Arg 
Trp Asn Trp Trp Gly Ser S
er Val Lys Lys Thr Met Va
l Cys Ala                
       165               
  170                 175
           Gly Gly Asp Il
e Arg Ser Gly Cys Asn Gly
 Asp Ser Gly Gly Pro Leu 
                  180    
             185         
        190              
 Asn Cys Pro Thr Glu Asp 
Gly Gly Trp Gln Val His G
ly Val Thr Ser           
    195                 2
00                 205   
                Phe Val S
er Ala Phe Gly Cys Asn Th
r Arg Arg Lys Pro Thr Val
 Phe           210       
          215            
     220                 
      Thr Arg Val Ser Ala
 Phe Ile Asp Trp Ile Glu 
Glu Thr Ile Ala Ser      
 225                 230 
                235      
           240       His 
  配列番号:4 配列の型:アミノ酸 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:蛋白質 ハイポセティカル:No 起源 生物名:ホモサピエンス(Homo sapiens)
配列の特徴 1−241  E mat peptide1  E 
Val−Val  または  水素原子     Xa
a His Gly Glu Asp Ala Val
 Pro Tyr Ser Trp Pro Trp 
Gln Val Ser     1        
       5                 
  10                  15 
           Leu Gln Tyr Gl
u Lys Ser Gly Ser Phe Tyr
 His Thr Cys Gly Gly Ser 
                  20     
             25          
        30               
 Leu Ile Ala Pro Asp Trp 
Val Val Thr Ala Gly His C
ys Ile Ser Arg           
    35                  4
0                  45    
                Asp Leu T
hr Tyr Gln Val Val Leu Gl
y Glu Tyr Asn Leu Ala Val
 Lys           50        
          55             
     60                  
      Glu Gly Pro Glu Gln
 Val Ile Pro Ile Asn Ser 
Glu Glu Leu Phe Val      
 65                  70  
                75       
           80        His 
Pro Leu Trp Asn Arg Ser C
ys Val Ala Cys Gly Asn As
p Ile Ala                
       85                
  90                  95 
           Leu Ile Lys Le
u Ser Arg Ser Ala Gln Leu
 Gly Asp Ala Val Gln Leu 
                  100    
             105         
        110              
 Ala Ser Leu Pro Pro Ala 
Gly Asp Ile Leu Pro Asn L
ys Thr Pro Cys           
    115                 1
20                 125   
                Tyr Ile T
hr Gly Trp Gly Arg Leu Ty
r Thr Asn Gly Pro Leu Pro
 Asp           130       
          135            
     140                 
      Lys Leu Gln Gln Ala
 Arg Leu Pro Val Val Asp 
Tyr Lys His Cys Ser      
 145                 150 
                155      
           160       Arg 
Trp Asn Trp Trp Gly Ser T
hr Val Lys Lys Thr Met Va
l Cys Ala                
       165               
  170                 175
           Gly Gly Tyr Il
e Arg Ser Gly Cys Asn Gly
 Asp Ser Gly Gly Pro Leu 
                  180    
             185         
        190              
 Asn Cys Pro Thr Glu Asp 
Gly Gly Trp Gln Val His G
ly Val Thr Ser           
    195                 2
00                 205   
                Phe Val S
er Ala Phe Gly Cys Asn Ph
e Ile Trp Lys Pro Thr Val
 Phe           210       
          215            
     220                 
      Thr Arg Val Ser Ala
 Phe Ile Asp Trp Ile Glu 
Glu Thr Ile Ala Ser      
 225                 230 
                235      
           240       His 
  配列番号:5 配列の型:アミノ酸 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:蛋白質 ハイポセティカル:No 起源 生物名:ホモサピエンス(Homo sapiens)
配列の特徴 1−241  E mat peptide1  E 
Val−Val  または  水素原子     Xa
a His Gly Glu Asp Ala Val
 Pro Tyr Ser Trp Pro Trp 
Gln Val Ser     1        
       5                 
  10                  15 
           Leu Gln Tyr Gl
u Lys Ser Gly Ser Phe Tyr
 His Thr Cys Gly Gly Ser 
                  20     
             25          
        30               
 Leu Ile Ala Pro Asp Trp 
Val Val Thr Ala Gly His C
ys Ile Ser Arg           
    35                  4
0                  45    
                Asp Leu T
hr Tyr Gln Val Val Leu Gl
y Glu Tyr Asn Leu Ala Val
 Lys           50        
          55             
     60                  
      Glu Gly Pro Glu Gln
 Val Ile Pro Ile Asn Ser 
Glu Glu Leu Phe Val      
 65                  70  
                75       
           80        His 
Pro Leu Trp Asn Arg Ser C
ys Val Ala Cys Gly Asn As
p Ile Ala                
       85                
  90                  95 
           Leu Ile Lys Le
u Ser Arg Ser Ala Gln Leu
 Gly Asp Ala Val Gln Leu 
                  100    
             105         
        110              
 Ala Ser Leu Pro Pro Ala 
Gly Asp Ile Leu Pro Asn L
ys Thr Pro Cys           
    115                 1
20                 125   
                Tyr Ile T
hr Gly Trp Gly Arg Leu Ty
r Thr Asn Gly Pro Leu Pro
 Asp           130       
          135            
     140                 
      Lys Leu Gln Gln Ala
 Arg Leu Pro Val Val Asp 
Tyr Lys His Cys Ser      
 145                 150 
                155      
           160       Arg 
Trp Asn Trp Trp Gly Ser T
hr Val Lys Lys Thr Met Va
l Cys Ala                
       165               
  170                 175
           Gly Gly Tyr Il
e Arg Ser Gly Cys Asn Gly
 Asp Ser Gly Gly Pro Leu 
                  180    
             185         
        190              
 Asn Cys Pro Thr Glu Asp 
Gly Gly Trp Gln Val His G
ly Val Thr Ser           
    195                 2
00                 205   
                Phe Val S
er Gly Phe Gly Cys Asn Ph
e Ile Trp Lys Pro Thr Val
 Phe           210       
          215            
     220                 
      Thr Arg Val Ser Ala
 Phe Ile Asp Trp Ile Glu 
Glu Thr Ile Ala Ser      
 225                 230 
                235      
           240       His 
  配列番号:6 配列の型:アミノ酸 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:蛋白質 ハイポセティカル:No 起源 生物名:Bos primigenius tauru
s配列の特徴 1−241  E mat peptide1  E 
Val−Val  または  水素原子       
   Xaa  Asn  Gly  Glu  As
p  Ala  Val  Pro  Tyr  Se
r  Trp  Ser  Trp  Gln  Va
l  Ser          1        
                      5  
                         
           10            
                        1
5                        
Leu  Gln  Tyr  Glu  Lys  
Asp  Gly  Ala  Phe  His  
His  Thr  Cys  Gly  Gly  
Ser                      
                20       
                         
    25                   
                 30      
                         
 Leu  Ile  Ala  Pro  Asp 
 Trp  Val  Val  Thr  Ala 
 Gly  His  Cys  Ile  Ser 
 Thr                     
         35              
                      40 
                         
          45             
                         
  Ser  Arg  Thr  Tyr  Gln
  Val  Val  Leu  Gly  Glu
  Tyr  Asp  Arg  Ser  Val
  Leu                    
  50                     
               55        
                         
   60                    
                         
   Glu  Gly  Ser  Glu  Gl
n  Val  Ile  Pro  Ile  As
n  Ala  Gly  Asp  Leu  Ph
e  Val              65   
                         
        70               
                     75  
                         
         80              
  His  Pro  Leu  Trp  Asn
  Ser  Asn  Cys  Val  Ala
  Cys  Gly  Asn  Asp  Ile
  Ala                    
                         
 85                      
              90         
                         
  95                     
   Leu  Val  Lys  Leu  Se
r  Arg  Ser  Ala  Gln  Le
u  Gly  Asp  Lys  Val  Gl
n  Leu                   
                   100   
                         
      105                
                  110    
                         
 Ala  Asn  Leu  Pro  Pro 
 Ala  Gly  Asp  Ile  Leu 
 Pro  Asn  Glu  Ala  Pro 
 Cys                     
         115             
                     120 
                         
        125              
                        T
yr  Ile  Ser  Gly  Trp  G
ly  Arg  Leu  Tyr  Thr  G
ly  Gly  Pro  Leu  Pro  A
sp                      1
30                       
           135           
                       14
0                        
                      Lys
  Leu  Gln  Gln  Ala  Leu
  Leu  Pro  Val  Val  Asp
  Tyr  Glu  His  Cys  Ser
              145        
                         
 150                     
             155         
                         
160              Gln  Trp
  Asn  Trp  Trp  Gly  Ile
  Thr  Val  Lys  Lys  Thr
  Met  Val  Cys  Ala     
                         
                165      
                         
   170                   
               175       
               Gly  Gly  
Asp  Thr  Arg  Ser  Gly  
Cys  Asn  Gly  Asp  Ser  
Gly  Gly  Pro  Leu       
                         
      180                
                  185    
                         
     190                 
             Asn  Cys  Pr
o  Ala  Ala  Asp  Gly  Se
r  Trp  Gln  Val  His  Gl
y  Val  Thr  Ser         
                     195 
                         
        200              
                    205  
                         
           Phe  Val  Ser 
 Ala  Phe  Gly  Cys  Asn 
 Thr  Ile  Lys  Lys  Pro 
 Thr  Val  Phe           
           210           
                       21
5                        
          220            
                         
         Thr  Arg  Val  S
er  Ala  Phe  Ile  Asp  T
rp  Ile  Asp  Glu  Thr  I
le  Ala  Ser             
 225                     
             230         
                         
235                      
            240          
    Asn

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配列表1のアミノ酸番号1〜241のアミ
    ノ酸配列を有する蛋白質及び/又はその同効物を有効成
    分とする胆汁酸分泌促進剤。
  2. 【請求項2】配列表2のアミノ酸番号1〜241のアミ
    ノ酸配列を有する蛋白質及び/又はその同効物、配列表
    3のアミノ酸番号1〜241のアミノ酸配列を有する蛋
    白質及び/又はその同効物、配列表4のアミノ酸番号1
    〜241のアミノ酸配列を有する蛋白質及び/又はその
    同効物、配列表5のアミノ酸番号1〜241のアミノ酸
    配列を有する蛋白質及び/又はその同効物、ならびに/
    あるいは、配列表6のアミノ酸番号1〜241のアミノ
    酸配列を有する蛋白質及び/又はその同効物を有効成分
    とする胆汁酸分泌促進剤。
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