JPH04270206A - 鳥類忌避用材料 - Google Patents
鳥類忌避用材料Info
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- JPH04270206A JPH04270206A JP2988291A JP2988291A JPH04270206A JP H04270206 A JPH04270206 A JP H04270206A JP 2988291 A JP2988291 A JP 2988291A JP 2988291 A JP2988291 A JP 2988291A JP H04270206 A JPH04270206 A JP H04270206A
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Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、鳥類、特に農作物等に
被害をもたらす野禽を効果的に駆逐する鳥類忌避用材料
に関する。
被害をもたらす野禽を効果的に駆逐する鳥類忌避用材料
に関する。
【０００２】
【従来の技術】鳥類、特に自然に棲息している雀、烏お
よび鳩等の野禽は農作物等に多大の被害をもたらすだけ
でなく、住居や観光地等の重要史跡や神社仏閣等に糞害
等の被害をもたらしているが、これらの野禽を簡易かつ
効果的に駆逐する方策は知られていないのが実情である
。
よび鳩等の野禽は農作物等に多大の被害をもたらすだけ
でなく、住居や観光地等の重要史跡や神社仏閣等に糞害
等の被害をもたらしているが、これらの野禽を簡易かつ
効果的に駆逐する方策は知られていないのが実情である
。
【０００３】例えば、従来から水田、麦畑、果樹園等に
おいては、雀や烏等を駆逐するために、きらきらと光り
輝くテープを張設したり、間欠的に破裂音を発生する装
置を設置したりする方法が常用されているが、前者の場
合には、期待するような十分な駆逐効果は得られず、ま
た、後者の場合には、瞬間的な駆逐効果しかなく、しか
し騒音公害をもたらすために、一般的な駆逐手段として
普及するに至っていない。
おいては、雀や烏等を駆逐するために、きらきらと光り
輝くテープを張設したり、間欠的に破裂音を発生する装
置を設置したりする方法が常用されているが、前者の場
合には、期待するような十分な駆逐効果は得られず、ま
た、後者の場合には、瞬間的な駆逐効果しかなく、しか
し騒音公害をもたらすために、一般的な駆逐手段として
普及するに至っていない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
現状に鑑み、鳥類、特に農作物等に被害をもたらす野禽
を、公害問題をもたらすことなく、効果的に駆逐できる
簡便な手段を提供するためになされたものである。
現状に鑑み、鳥類、特に農作物等に被害をもたらす野禽
を、公害問題をもたらすことなく、効果的に駆逐できる
簡便な手段を提供するためになされたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、硫黄およ
び／または硫黄化合物を有効成分とする薬剤（以下鳥類
忌避剤と称する）を基材に付着、塗布、混練または含浸
させた鳥類忌避用材料に関する。
び／または硫黄化合物を有効成分とする薬剤（以下鳥類
忌避剤と称する）を基材に付着、塗布、混練または含浸
させた鳥類忌避用材料に関する。
【０００６】硫黄としては、α−硫黄、β−硫黄、γ−
硫黄およびδ−硫黄等いずれの同素体も使用可能であり
、また、硫黄化合物 としては、多硫化カルシウム等
が例示され、これらの硫黄および硫黄化合物は所望によ
り２種以上適宜併用してもよい。
硫黄およびδ−硫黄等いずれの同素体も使用可能であり
、また、硫黄化合物 としては、多硫化カルシウム等
が例示され、これらの硫黄および硫黄化合物は所望によ
り２種以上適宜併用してもよい。
【０００７】上記鳥類忌避剤は粉状の他適宜の溶剤、分
散剤、乳化剤を用いて溶液型、分散液型またはエマルジ
ョン型として基材に付着，塗布または含浸させる。
散剤、乳化剤を用いて溶液型、分散液型またはエマルジ
ョン型として基材に付着，塗布または含浸させる。
【０００８】基材は長尺体として、テープ状，綛状のも
のを用いると忌避材料を必要とする所に張設することが
できる。板状のものは瓦や建築用外層材に適用する。
のを用いると忌避材料を必要とする所に張設することが
できる。板状のものは瓦や建築用外層材に適用する。
【０００９】例えば硫黄および／または硫黄化合物を粉
状とし片面に粘着剤を塗布したテープ状もしくは綛状の
長尺体に付着させ、該長尺体を水田等の現場に適当な間
隔で張設してもよく、また該粉状剤を両面に粘着剤を塗
布したテープ状または板状材料の片面に付着させ、他面
の粘着剤を利用してのき下などの現場に接着して利用す
ることもできる。
状とし片面に粘着剤を塗布したテープ状もしくは綛状の
長尺体に付着させ、該長尺体を水田等の現場に適当な間
隔で張設してもよく、また該粉状剤を両面に粘着剤を塗
布したテープ状または板状材料の片面に付着させ、他面
の粘着剤を利用してのき下などの現場に接着して利用す
ることもできる。
【００１０】本発明による鳥類忌避用材料はさらに成形
体、好ましくは合成樹脂、例えばポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリエチレンテレフタレート等と混練してテ
ープ状に成形した成形体として利用してもよい。有効成
分の混練量は特に限定的ではないが、通常は基材樹脂１
ｋｇあたり、約０．１〜１ｋｇ、好ましくは０．１〜０
．５ｋｇである。この種のテープ状成形体は、水田や麦
畑等に一度張設すれば、上記有効成分を長期間にわたっ
て効率よく持続的に徐放するので極めて経済的で能率的
であり、しかも取扱いが簡便であるので、本発明の特に
好適な実施態様の一つである。
体、好ましくは合成樹脂、例えばポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリエチレンテレフタレート等と混練してテ
ープ状に成形した成形体として利用してもよい。有効成
分の混練量は特に限定的ではないが、通常は基材樹脂１
ｋｇあたり、約０．１〜１ｋｇ、好ましくは０．１〜０
．５ｋｇである。この種のテープ状成形体は、水田や麦
畑等に一度張設すれば、上記有効成分を長期間にわたっ
て効率よく持続的に徐放するので極めて経済的で能率的
であり、しかも取扱いが簡便であるので、本発明の特に
好適な実施態様の一つである。
【００１１】鳥類忌避剤のさらに別の使用態様としては
、該忌避剤を屋根瓦に含浸または塗布、混練する態様が
例示される。この種の瓦を約４ｍ２あたり１枚の割合で
使用することによって、野禽の飛来を長期間にわたって
完全に阻止することができる。従って、例えば、観光地
に所在する建造物等において問題となっている野禽によ
る糞害等の被害は、このような忌避剤含有瓦の利用によ
って完全に防止することが可能となる。
、該忌避剤を屋根瓦に含浸または塗布、混練する態様が
例示される。この種の瓦を約４ｍ２あたり１枚の割合で
使用することによって、野禽の飛来を長期間にわたって
完全に阻止することができる。従って、例えば、観光地
に所在する建造物等において問題となっている野禽によ
る糞害等の被害は、このような忌避剤含有瓦の利用によ
って完全に防止することが可能となる。
【００１２】不要もしくは鳥類忌避効果を発揮しなくな
った上述の紐状もしくはテープ状等の長尺物は、硫黄お
よび／または硫黄化合物が残存している場合には、既知
の廃煙脱硫装置を備えた焼却炉等において燃焼させるこ
とによって、大気汚染等の公害問題をもたらすことなく
廃棄処分することができる。
った上述の紐状もしくはテープ状等の長尺物は、硫黄お
よび／または硫黄化合物が残存している場合には、既知
の廃煙脱硫装置を備えた焼却炉等において燃焼させるこ
とによって、大気汚染等の公害問題をもたらすことなく
廃棄処分することができる。
【００１３】
【実施例】以下、本発明を実施例によって説明する。
【００１４】実施例１
片面に粘着剤を塗布して硫黄粉末を５０ｇ／ｍ２の
割合で付着させたプラスチックテープ（幅１０ｍｍ）を
、雀や烏が頻繁に飛来する熟成期の稲水田（２０ｍ×２
０ｍ）に５ｍ間隔で張設したところ。収穫終了までの約
２月間にわたって、該水田へこれらの野禽の飛来は全く
みられなかった。
割合で付着させたプラスチックテープ（幅１０ｍｍ）を
、雀や烏が頻繁に飛来する熟成期の稲水田（２０ｍ×２
０ｍ）に５ｍ間隔で張設したところ。収穫終了までの約
２月間にわたって、該水田へこれらの野禽の飛来は全く
みられなかった。
【００１５】実施例２
水和硫黄（日本特殊農薬製造株式会社製市販品）１
００ｇ／ｌおよびアクリルエマルジョン３０ｇ／ｌ含有
する水性分散液を布製のテープ（幅３０ｍｍ）または紐
（直径５ｍｍ）に含浸させた後、乾燥させることによっ
て調製した長尺体（硫黄含有量：約４０ｇ／ｍ２）を、
実施例１に準拠して稲水田に張設したところ、野禽の飛
来は全くみられなかった。
００ｇ／ｌおよびアクリルエマルジョン３０ｇ／ｌ含有
する水性分散液を布製のテープ（幅３０ｍｍ）または紐
（直径５ｍｍ）に含浸させた後、乾燥させることによっ
て調製した長尺体（硫黄含有量：約４０ｇ／ｍ２）を、
実施例１に準拠して稲水田に張設したところ、野禽の飛
来は全くみられなかった。
【００１６】実施例３
硫黄粉末または水和硫黄の代りに多硫化カルシウム
（石灰分：２２重量％）を使用する以外は、実施例１ま
たは２と同様の試験をおこなったところ、これらの実施
例の場合と同等の野禽駆逐効果がみられた。
（石灰分：２２重量％）を使用する以外は、実施例１ま
たは２と同様の試験をおこなったところ、これらの実施
例の場合と同等の野禽駆逐効果がみられた。
【００１７】
【発明の効果】本発明による鳥類忌避用材料を利用する
ことによって、鳥類、特に農作物等に被害をもたらす野
禽を、公害問題をもたらすことなく、簡便かつ効果的に
駆逐することができる。
ことによって、鳥類、特に農作物等に被害をもたらす野
禽を、公害問題をもたらすことなく、簡便かつ効果的に
駆逐することができる。
Claims (1)
- 【請求項１】 硫黄および／または硫黄化合物を有効
成分とする薬剤をテープ状、綛状または板状の基材に付
着、塗布、混練または含浸させた鳥類忌避用材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2988291A JPH04270206A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 鳥類忌避用材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2988291A JPH04270206A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 鳥類忌避用材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04270206A true JPH04270206A (ja) | 1992-09-25 |
Family
ID=12288347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2988291A Pending JPH04270206A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 鳥類忌避用材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04270206A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008245310A (ja) * | 2003-05-14 | 2008-10-09 | Murata Mfg Co Ltd | 弾性表面波分波器 |
| FR2964830A1 (fr) * | 2010-09-22 | 2012-03-23 | Didier Lepretre | Procede pour fabriquer des graines ayant un effet repulsif envers les oiseaux et graine associee obtenue par le procede |
| CN108432749A (zh) * | 2018-03-28 | 2018-08-24 | 方建波 | 一种果园驱鸟剂的制备方法 |
-
1991
- 1991-02-25 JP JP2988291A patent/JPH04270206A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008245310A (ja) * | 2003-05-14 | 2008-10-09 | Murata Mfg Co Ltd | 弾性表面波分波器 |
| FR2964830A1 (fr) * | 2010-09-22 | 2012-03-23 | Didier Lepretre | Procede pour fabriquer des graines ayant un effet repulsif envers les oiseaux et graine associee obtenue par le procede |
| EP2433498A3 (fr) * | 2010-09-22 | 2012-06-27 | Didier Lepretre | Procédé pour fabriquer des graines ayant un effet répulsif envers les oiseaux et graine associée obtenue par le procédé |
| CN108432749A (zh) * | 2018-03-28 | 2018-08-24 | 方建波 | 一种果园驱鸟剂的制备方法 |
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