JPH0427009Y2 - - Google Patents

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JPH0427009Y2
JPH0427009Y2 JP1985016741U JP1674185U JPH0427009Y2 JP H0427009 Y2 JPH0427009 Y2 JP H0427009Y2 JP 1985016741 U JP1985016741 U JP 1985016741U JP 1674185 U JP1674185 U JP 1674185U JP H0427009 Y2 JPH0427009 Y2 JP H0427009Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 以下の順序で本考案を説明する。
A 産業上の利用分野 B 考案の概要 C 従来の技術 D 考案が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段(第1図) F 作用(第2A図及び第2B図) G 実施例 G1 デイスクフアイル装置全体の説明(第4図
及び第5図) G2 ストツパー、センサー及びプランジヤーソ
レノイドの構造説明(第1図) G3 ストツパーの動作説明(第2A図及び第2
B図) G4 センサーの動作説明(第3A図及び第3B
図) H 考案の効果 A 産業上の利用分野 本考案は、文書情報、映像情報、音声情報等の
大容量の情報を記録坦体である多数のデイスクを
用いてフアイルし、かつその大容量の情報を高速
で読出すことが出来るように多数のデイスクを選
択的に高速で引出して情報の書込み、読取りを行
うプレーヤーに供給することが出来るようにした
デイスクフアイル装置に関するものである。
B 考案の概要 本考案は、内部にデイスクが収納された多数の
カートリツジを収納させてあるストツカーを固定
し、そのストツカー内から選択的に引出したカー
トリツジをキヤリアによつて高速で搬送して情報
の書込み、読取りを行うプレーヤーに供給するよ
うにして大容量の情報を高速で読出すことが出来
るようにしたデイスクフアイル装置において、四
連リンク機構によつて支持されてプレーヤーの前
面に沿つてほゞ平行に移動出来るように構成され
ると共にプランジヤーソレノイドによつて戻しば
ねに抗して駆動される飛出し防止用ストツパーを
設け、キヤリアからプレーヤー内へのカートリツ
ジ挿入後に上記ストツパーをプレーヤー前面に設
けられているカートリツジ挿入前の動作位置へ移
動させておくことにより、プレーヤー内に挿入さ
れているカートリツジが何等かの事故によつてカ
ートリツジ挿入口からキヤリアの移動通路側に強
い力で不測に飛出されるようなことがあつても、
このカートリツジを上記ストツパーによつて強力
に受止めて安全に停止出来るようにしたものであ
る。
C 従来の技術 本考案の出願人により先に出願された先願考案
(実願昭59−89192号)は、内部にデイスクが収納
された多数のカートリツジを多数の収納棚内に平
行に収納させてあるストツカーと、各カートリツ
ジ内のデイスクに情報の書込み、読取りを行うプ
レーヤーと、ストツカーとプレーヤーとの前面側
に沿つて移動されるキヤリアとを有し、ストツカ
ー内から選択的に引出したカートリツジをキヤリ
アによつて搬送してプレーヤー内に挿入してその
カートリツジ内のデイスクに情報の書込み、読取
りを行うように構成したデイスクフアイル装置に
おいて、プレーヤーの前面に支点軸を中心として
回動自在に構成された回転アームを設け、上記回
転アームをプランジヤーソレノイドによつて回転
してその回転アームの先端に設けたローラをプレ
ーヤー前面に設けられているカートリツジ挿入口
の前方位置へ移動させておくことにより、デイス
クの情報の書込み、読取り後にカートリツジ挿入
口からプレーヤー外に押出されたカートリツジを
上記回転アーム先端のローラに当接させて停止さ
せるようにデイスクフアイル装置を構成したもの
である。
D 考案が解決しようとする問題点 この種、デイスクフアイル装置では、プレーヤ
ー内に挿入されているカートリツジが何等かの事
故によつてカートリツジ挿入口からキヤリアの移
動通路側へ強い力で不測に飛出した場合、そのカ
ートリツジがキヤリアの移動通路内へ不測に入り
込んでしまい、その後にキヤリアが移動された時
に、キヤリアがカートリツジに衝突してカートリ
ツジが簡単に破損されてしまう。
従つて、この種デイスクフアイル装置では、カ
ートリツジがカートリツジ挿入口からキヤリアの
移動通路側へ一定以上に飛出すことを防止する安
全機構を必ず設ける必要がある。
そして、先願考案の回転アームは、上記の如き
カートリツジの飛出しを或る程度防止出来る。し
かし、この先願考案の回転アームは、デイスクの
情報の書込み、読取り後にカートリツジがプレー
ヤー外に弱い力で静かに押出された時にそのカー
トリツジを定位置にて停止させる目的で設けたも
のであり、プレーヤー内に挿入されているカート
リツジが何等かの事故によつてカートリツジ挿入
口外に数キログラムもの強い力で飛出されるよう
なことがあつた場合には、上記回転アームでカー
トリツジを強力に受止めることが困難である。
即ち、カートリツジが強い力で回転アーム先端
のローラに衝突されると、回転アームには大きな
回転モーメントが作用されて回転アームが回転し
て逃げ易い。なお大型のプランジヤーソレノイド
を用いて回転アームを強い力でロツクすれば回転
アームが回転して逃げることを防止出来るが、キ
ヤリアとプレーヤーとの間でのカートリツジの受
け渡しをスムーズに行う為に、或いはデイスクフ
アイル装置全体の小型の観点からキヤリアの移動
通路とプレーヤー前面との間のスペースは極力狭
くする必要があるために、大型のプランジヤソレ
ノイドを上記スペース内に設けるこの案は、採用
が困難である。また回転アームは直線往復動する
ものに比べて大きな回転スペースを必要とするか
ら、その点でも上記スペースが大きくなり易くて
不利である。
本考案は、プレーヤー内に挿入されているカー
トリツジが何等かの事故によつてカートリツジ挿
入口からキヤリアの移動通路側に強い力で不測に
飛出されるようなことがあつても、このカートリ
ツジをカートリツジ挿入口前に設けたストツパー
によつて強力に受止めて安全に停止出来るように
すると共に、カートリツジ挿入口前の動作位置へ
このストツパを移動すべく駆動するプランジヤー
ソレノイドは小型のもので良いようにするもので
ある。
E 問題点を解決するための手段 本考案は、前述したデイスクフアイル装置にお
いて、前記プレーヤー内に挿入されている上記カ
ートリツジがプレーヤーの上記前面側のカートリ
ツジ挿入口から上記キヤリアの移動通路側に一定
長さ以上に飛出すことを防止する飛出し防止用ス
トツパーを設け、プレーヤーの上記前面側とほヾ
直交する面内で運動する四連リンク機構によつて
このストツパーを支持させて上記カートリツジ挿
入口前から外れた非動作位置とカートリツジ挿入
口前の動作位置との間で上記プレーヤー前面に沿
つてほヾ平行に上記ストツパーを移動させるよう
に構成し、上記キヤリアから上記プレーヤー内へ
の上記カートリツジ挿入後に上記四連リンク機構
を駆動して上記ストツパーを上記動作位置へ往動
させるプランジヤーソレノイドと上記プレーヤー
から上記キヤリアへの上記カートリツジの引出し
に先立つて上記ストツパーを上記非動作位置へ復
動させるばねとを設けたことを特徴とするデイス
クフアイル装置である。
F 作用 本考案は、プレーヤー内に挿入されているカー
トリツジが何等かの事故によつてカートリツジ挿
入口からキヤリアの移動通路側に強い力で不測に
飛出されるようなことがあつても、このカートリ
ツジをストツパーによつて受止めることが出来る
が、その際、ストツパーは四連リンク機構によつ
て支持されていてプレーヤー前面に沿つてほゞ平
行に移動されるものであるから、そのストツパー
はカートリツジをほゞ直角に受止めることが出来
る。従つてカートリツジが強い力でストツパーに
衝突されても、その衝突によつてストツパーが回
転して逃げることが全くない。また上記四連リン
ク機構は、上記プレーヤーの前面とほゞ直交する
面内で運動するように構成されているから、この
ストツパーはカートリツジを強力に受止めること
が出来る。そしてカートリツジの衝突によつてス
トツパーが回転して逃げないので、そのストツパ
ーをカートリツジ挿入口前の動作位置へ移動すべ
く駆動するプランジヤーソレノイドは小型のもの
で良く、例えば自己保持型のプランジヤーソレノ
イド(1回目の通電によりプランジヤーを磁気吸
引し、その後通電を切断してもプランジヤーが内
蔵マグネツトに吸着されて吸引状態のまゝに保持
され、2回目の通電により内蔵マグネツトに対す
るプランジヤーの吸着を解除するもの。)を用い
得る。(なお自己保持型のプランジヤーソレノイ
ドは通電によりプランジヤーを吸着保持するもの
に比べて保持力が弱い。) G 実施例 以下、本考案のデイスクフアイル装置の一実施
例を図面に基づき説明する。
G1 第4図及び第5図によつてデイスクフアイ
ル装置全体を説明する。
先ず、第4図に示す如く、カートリツジ1の内
部には記録坦体であるデイスク(図示せず)が収
納されていて、このカートリツジ1は薄形(上下
の厚さが薄いこと)に形成されたほゞ四角形状を
なすものである。
ストツカー2は縦長で垂直状をなすものであ
り、水平状をなす多数の収納棚3が垂直方向(上
下方向)に平行状に設けられていて、例えば50〜
100枚もの多数のカートリツジ1をその多数の収
納棚3内に水平状態で平行に収納出来るように構
成されている。
2個のプレーヤー4,5は各カートリツジ1内
のデイスクに情報の書込み、読取りを行うもので
あり、ストツカー2の下部位置(又は上部位置)
に上下に隣接されて配置されており、かつこれら
ストツカー2及び両プレーヤー4,5の前面2
a,4a,5aは同一面側に向いている。
キヤリア6はストツカー2からカートリツジ1
を選択的に引出して両プレーヤー4,5に選択的
に供給するものであり、このキヤリア6はストツ
カー2及び両プレーヤー4,5の前面2a,4
a,5aに沿つて垂直方向である矢印Y方向に直
線的に移送されるように構成されている。キヤリ
ア6を移送するキヤリア移送手段7は例えば左右
一対の垂直状をなすタイミングベルト8によつて
構成されていて、これら両タイミングベルト8が
モータ9によつて回転駆動されることによつてキ
ヤリア6が左右一対の垂直状をなすガイドレール
(図示せず)によつて案内されて水平状態のまゝ
矢印Y方向に高速で垂直移送されるように構成さ
れている。
次に第5図に示す如く、各カートリツジ1の一
端1a側の左右両側面1bには一対の溝11が設
けられており、その両溝11に先端12aが選択
的に係合される左右一対の引出爪12がキヤリア
6に設けられている。なお両引出爪12の先端1
2aはほゞL形でかつ左右対称状をなすものであ
る。
そしてキヤリア移送方向である矢印Y方向に対
する直角な方向である矢印X方向に両引出爪12
を水平に移送する引出爪移送手段13は例えば左
右一対のタイミングベルト14によつて構成され
ていて、これら両タイミングベルト14がモータ
15によつて回転駆動されることによつて両引出
爪12が左右一対の水平状をなすガイドレール1
6によつて案内されて第5図に実線で示された引
出位置と1点鎖線で示された引込位置との間で矢
印X方向に水平移送されるように構成されてい
る。なおこの引出爪移送手段13は、キヤリア6
のほゞコ字状をなすフレーム17内に水平状に配
置されていて矢印X方向と平行な回転中心線
X′を中心に上下に180°反転可能に構成されている
反転板18の上又は一方の面側に設けられてい
る。そしてその反転板18の他方の側面にはカー
トリツジ保持部が設けられていて両引出爪12は
反転板18に設けられた左右一方のスリツト19
を挿通してカートリツジ保持部内を矢印X方向に
水平移送されるように構成されている。
次に第4図及び第5図に示す如く、ストツカー
2に収納されている多数のカートリツジ1及び両
プレーヤー4,5に供給されたカートリツジ1の
各一対の溝11をキヤリア移送方向である矢印Y
方向と平行な垂直線Y′上の位置に一致させてい
る。そして両引出爪12を第5図に実線で示した
引出位置に引出した状態でキヤリア6が矢印Y方
向に直線的に垂直移送される際には、これら両引
出爪12の先端12aがカートリツジ1の両溝1
1内をカートリツジ1に当接されることなく矢印
Y方向に移動されることになり、そのキヤリア6
の垂直移送時にカートリツジ1及び両引出爪12
はキヤリア6の移送の妨げにならないように構成
されている。
次に、以上の如き構成に基づきこのデイスクフ
アイル装置における情報の高速読出しに関する一
連の動作を第4図によつて説明する。
先ず、キヤリア6の両引出爪12の先端12a
のポジシヨンはカートリツジ1を上部のプレー
ヤー4に供給した位置を示しており、一方、下部
のプレーヤー5では既に情報の読出しが終了した
使用済みカートリツジ1か排出されている。
次に、上部のプレーヤー4へのカートリツジ1
の供給後に、キヤリア6がYa方向に垂直移送さ
れて両引出爪12の先端12aがポジシヨンか
らへ移り、下部のプレーヤー5の使用済みカー
トリツジ1の両溝11内に係合される。
なお、両引出爪12の先端12aがポジシヨン
からへ移つた後に、上部のプレーヤー4で
は、供給されたカートリツジ1がそのプレーヤー
4内に引込まれて、そのカートリツジ1内のデイ
スクに書込まれている情報の読取りが行われる。
そしてその情報の読取りが行われている間に、下
部のプレーヤー5の使用済みカートリツジ1がス
トツカー2の元の収納棚3に戻された後、次に引
出すべきカートリツジ1の検索、引出し、移送及
び下部のプレーヤー5への供給待機と言つた情報
の連続読出しの為の一連の準備動作が高速で行わ
れる。
即ち、先ずキヤリア6の両引出爪12がXa方
向に水平移送されてポジシヨンからへ引込ま
れて、その両引出爪12の先端12aにより下部
のプレーヤー5の使用済みカートリツジ1が引つ
掛けられてキヤリア6内(実際は反転板18に設
けられているカートリツジ保持部内)に引取られ
る。
次に、キヤリア6がYb方向に垂直移送されて
使用済みカートリツジ1を戻すべきストツカー2
の元の収納棚3の高さ位置まで移送されて停止さ
れた後、両引出爪12がXb方向に水平移送され
てポジシヨンからへ押出されて、その両引出
爪12の先端12aにより使用済みカートリツジ
1がキヤリア6内からストツカー2の元の収納棚
3内に押戻されて収納される。
次に、キヤリア6がYa方向に垂直移送されて
次に引出すべきカートリツジ1の検索が行われる
が、この際、両引出爪12の先端12aはストツ
カー2内に収納されている多数のカートリツジ1
の両溝11内に沿つて垂直移送される。
そして、キヤリア6が指定のカートリツジ1を
検索して停止された後、両引出爪12がXa方向
に水平移送されてポジシヨンからへ引込まれ
て、その両引出爪12の先端12aにより指定の
カートリツジ1が引つ掛けられてストツカー2の
収納棚3内からキヤリア6内に引出される。
次に、キヤリア6がYa方向の垂直移送されて
下部のプレーヤー5の高さ位置まで移送されて停
止された後、両引出爪12がXb方向に水平移送
されてポジシヨンからへ押出されて、その両
引出爪12の先端12aにより指定のカートリツ
ジ1がキヤリア6内から下部のプレーヤー5に供
給される。
以上により、一連の準備動作が高速で行われ、
上部のプレーヤー4での情報の読出しが終了して
使用済みカートリツジ1が排出されると、キヤリ
ア6がYb方向に垂直移送されて両引出爪12の
先端12aがポジシヨンからへ移り、上部の
プレーヤー4の使用済みカートリツジ1の両溝1
1内に係合される。
そして、両引出爪12の先端12aがポジシヨ
ンからへ移つた後、下部のプレーヤー5で
は、供給された指定のカートリツジ1がそのプレ
ーヤー5内に引込まれて、そのカートリツジ1内
のデイスクに書込まれている情報の読取りが行わ
れる一方、上部のプレーヤー4に戻つたキヤリア
6は前述同様の一連の準備動作を繰返し高速で行
うことになる。
ところで、このデイスクフアイル装置では両面
使用のカートリツジ1を使用することが出来るも
のであり、ストツカー2の各収納棚3内から引出
したカートリツジ1を両プレーヤー4,5に選択
的に移送供給すべくキヤリア6がYa方向に垂直
移送される間及び両プレーヤー4,5から引取つ
たカートリツジ1をストツカー2の元の収納棚3
に戻すべくキヤリア6がYb方向に垂直移送され
る間に、キヤリア6内の反転板18が回転中心線
X′を中心にその都度上下に180°反転されて、カー
トリツジ1内のデイスクのA面とB面との選択
(切換え)が行われるように構成されている。
なお、このデイスクフアイル装置は、両プレー
ヤー4,5による情報の高速書込みも可能にした
ものであつて、前述した情報の高速読出し動作と
全く同様の一連の動作によつてストツカー2に収
納されている多数のカートリツジ1を順次連続的
に引出して、そのカートリツジ1内のデイスクに
情報を順次連続的に書込むことが出来るものであ
る。
G2 第1図によつてストツパー、センサー及び
プランジヤーソレノイドの構造を説明する。な
おこれは両プレーヤー4,5の前面4a,5a
に同じものが設けられるが、こヽでは一方のプ
レーヤー4の前面4aに設けられているものの
みを説明する。
先ず、プレーヤー4の前面(前面パネル)4a
にカートリツジ挿入口21が水平状に設けられて
いる。そしてカートリツジ挿入口21の下部で前
面4aに水平状に固着された支持部材22の左右
一対の支持片22a間に長尺の支点軸23が水平
状態で回転自在に架設され、またその支点軸23
の左右両端部間に回動部材24がその左右両端部
24a,24bによつて水平状態で回転自在に枢
支されている。そしてカートリツジ挿入口21の
左右方向のほゞ中央位置でかつそのカートリツジ
挿入口21の前面位置に断面コ字状をなすストツ
パー25が垂直状に配置されている。このストツ
パー25はその上端25aから下方に少し下つた
位置とその下端25bとを回動部材24に固着さ
れた支持片26とリンク27とに夫々支点ピン2
8,29を介して回動自在に枢支され、リンク2
7は支持部材22の支持片22bに支点ピン30
を介して回動自在に枢支されている。そしてこれ
らによつて平行四連リンク機構31が構成されて
いて第2A図及び第2B図に示す如くストツパー
25は垂直状態のまゝで前面4aに沿つて上下に
平行に移動出来るように構成されている。なお回
動部材24がばね32によつて支点軸23を中心
に矢印a方向に回動附勢されていて、その附勢力
によつて平行四連リンク機構31を介してストツ
パー25が矢印b方向に下降附勢されている。
次に、カートリツジ挿入口21の一端側の下部
で前面4aに自己保持型のプランジヤーソレノイ
ド33が垂直状に固着されている。そしてこのプ
ランジヤーソレノイド33のプランジヤー33a
は上方に垂直状に延出され、その上端にピン34
を介して下端が連結された垂直状をなすリンク3
5の上端が回動部材24の一端24aにピン36
を介して連結されている。なおこのリンク35の
上端にはシヤツター35aが一対に設けられてい
て、このシヤツター35aは前面4aに固着され
た第1フオトセンサー37のスリツト37a内に
挿入可能に構成されている。
次に、支点軸23の左右両端部には左右一対の
センサーレバー39が回動自在に枢支されていお
り、これら両センサーレバー39の上下両端には
検出部39aとシヤツター39bとが一体に設け
られている。なお両シヤツター39bは扇形をな
していて、支持部材22の左右両端部上に固着さ
れた左右一体の第2フオトセンサー40の両スリ
ツト40a内に挿入されている。また両シヤツタ
ー39bには両第2フオトセンサー40によつて
検出する為の検出孔41が形成されている。また
両センサーレバー39は回転部材24との間に架
け渡された一体のばね42によつてその回動部材
24に対して支点軸23を中心に矢印c方向に回
動附勢されている。そしてこれら両センサーレバ
ー39はこれらに設けられたピン43を回動部材
24の左右両端部24a,24bに当接させた状
態で回動部材24に追従して回動されるように構
成されている。
G3 第2A図及び第2B図によつてストツパー
25の動作を説明する。
先ず、第2B図に示す如く、プレーヤー4内へ
のカートリツジ1の挿入前においては、回動部材
24がばね32によつて矢印a方向に回動されて
いて、ストツパー25はその上端25aをカート
リツジ挿入口21前から下方に外れた非動作位置
へ矢印b方向に復動されている。なおこの時に
は、プランジヤーソレノイド33がOFF状態に
なつていて、リンク35のシヤツター35aが第
1フオトセンサー37のスリツト37aの上方に
外されていて、この第1フオトセンサー37が
ON状態となつており、プレーヤー4内にはカー
トリツジ1が挿入されていないことが確認されて
いる。
そして上記確認に基づいて、プレーヤー4内へ
のカートリツジ1の挿入動作が孔われる。
即ち、第4図で説明した如く、カートリツジ1
は、キヤリア6によつて第2B図に実線で示す如
く矢印Y方向からカートリツジ挿入口21前まで
搬送された後、キヤリア6の前記両引出爪12に
よつて矢印Xb方向に押出されて、カートリツジ
挿入口21からプレーヤー4内に挿入される。そ
してキヤリア6が矢印Y方向に移動されて両引出
爪12がカートリツジ1の前記両溝11から外さ
れた後に、プレーヤー4内のカートリツジローデ
イング機構(図示せず)によつてカートリツジ1
が第2B図に1点鎖線で示す如くプレーヤー4内
に自動的に引込まれて、デイスクの情報の書込
み、読取りが行われる。
なお、プレーヤー4内へのカートリツジ1の引
込み後に、プランジヤーソレノイド33が通電さ
れてON状態に切換えられる。
すると、第2A図に示す如く、プランジヤー3
3aが矢印d方向に磁気吸引されて、リンク35
を介して回動部材24がばね32に抗して矢印c
方向に回動され、平行四連リンク機構31によつ
て支持されているストツパー25が前面4aと平
行に矢印e方向に平行移動によつて垂直に上昇さ
れて、ストツパー25の上端25aがカートリツ
ジ挿入口21前の動作位置へ往動される。そして
この状態になると、リンク35のシヤツター35
aが第1フオトセンサー37のスリツト37a内
に挿入されて、この第1フオトセンサー37が
ON状態となつて、プランジヤーソレノイド33
がON状態になつたことが確認される。なおプラ
ンジヤーソレノイド33は自己保持型であるか
ら、この後通電が切断されるが、プランジヤー3
3aは内蔵マグネツトに吸着されて矢印d方向へ
の吸引状態のまゝに保持される。
しかして第2A図において、プレーヤー4内に
挿入されているカートリツジ1が何等かの事故に
よつてカートリツジ挿入口21からキヤリア6の
移動通路45側に数キログラムもの強い力で矢印
Xa方向に不測に飛出されるようなことがあつて
も、このカートリツジ1はストツパー25の上端
25aで受止められて前面4aから一定位置l1
安全に停止され、そのカートリツジ1がキヤリア
6の移動通路45内に不測に入り込むことが確実
に防止される。
しかもこの際、平行四連リンク機構31によつ
て支持されているストツパー25はカートリツジ
1を直角に受止めるから、このストツパー25に
はその移動方向に、移動を生じさせるような外力
の成分は作用することがない。したがつてカート
リツジ1がストツパー25の上端25aに矢印
Xa方向から強く衝突されても、その衝突によつ
てストツパー25が矢印b方向(第2B図)に不
測に逃げることは全くない。それ故、ストツパー
25を動作位置にて弱い力でロツクしておくこと
が出来て、プランジヤーソレノイド33を小型に
し、かつ自己保持型のものを用いることが出来
る。
しかして本考案によれば、上記の如く、ストツ
パー25を前面4aと平行に矢印b,e方向に平
行移動、即ち直線移動させるものであつて、その
ストツパー25の移動スペースを非常に小さくす
ることが出来、しかも小型のプランジヤーソレノ
イドを用いることが出来るから、第2A図に示す
如く、前面4aとキヤリア6の移動通路45との
間の余分なスペースl2を非常に狭くすることが出
来る。そしてそのスペースl2が非常に狭いことに
よつて、キヤリア6とプレーヤー4との間でのカ
ートリツジ1の矢印Xa,Xb方向の受け渡しをス
ムーズに行うことが出来る。
G4 第3A図及び第3B図によつてセンサーの
動作を説明刷る。
先ず、第3B図に示す如く、プレーヤー4内へ
のカートリツジ1の挿入前においては、両センサ
ーレバー39が回動部材24に追従して矢印a方
向に復動されており、両シヤツター39bの検出
孔41が両第2フオトセンサー40の検出位置か
ら外れていて、両第2フオトセンサー40が共に
OFF状態になつている。
そして前述した如く、プレーヤー4内へのカー
トリツジ1の引込み後に、プランジヤーソレノイ
ド33が通電されてON状態に切換えられると、
第3A図に示す如く、前述した回動部材24の矢
印c方向の回動に追従して両センサーレバー39
も矢印c方向に回動されて、両検出部39aがカ
ートリツジ挿入口21前で実線で示す検出開始位
置P1まで往動される。
次に、第3A図に示す如く、プレーヤー4によ
るデイスクの情報の書込み、読取り後にカートリ
ツジ4がカートリツジ挿入口21からプレーヤー
4外に矢印Xa方向に静かに押出される。そして、
カートリツジ1は実線で示す検出開始位置P1
両センサーレバー39の検出部39aに当接し、
このカートリツジ1によつて両センサーレバー3
9が押されて矢印a方向に両ばね42に抗して回
動される。そして、カートリツジ1によつて両セ
ンサーレバー39の検出部39aが1点鎖線で示
す検出位置P2まで押された時に、両シヤツター
39bの検出孔41が両第2フオトセンサー40
によつて検出されて、これら両第2フオトセンサ
ー40が共にON状態となる。
そして、両第2フオトセンサー40が共にON
状態になつたことによつて、カートリツジ1がプ
レーヤー4内からカートリツジ挿入口21外の所
定位置まで正しく押出されたことが確認される。
そしてこの確認に基づいて、前述した如くキヤリ
ア6の両引出爪12がカートリツジ1の両溝11
内に挿入される。
なおこの後、プランジヤーソレノイド33が一
瞬だけ通電(この一瞬の通電によつてプランジヤ
ーソレノイド33aの内蔵マグネツトに対する吸
着が解除される)されてOFF状態に切換えられ
る。すると第2B図に示す如く、回動部材24が
ばね32によつて矢印a方向に回動されて、平行
四連リンク機構31によつてストツパー25が前
面4aと平行に矢印b方向に平行移動によつて垂
直に下降されて非動作位置へ復動される。また第
3B図に示す如く、両センサーレバー39が回動
部材24に追従して矢印a方向に回動されて、両
検出部39aがカートリツジ挿入口21前から下
方へ外される。そして第1フオトセンサー37が
再びON状態となり、両第2フオトセンサー40
が再びOFF状態となる。
以上、本考案の一実施例を説明したが、本考案
の技術的思想に基づき各種の変更が可能である。
例えば、実施例ではストツパー25を平行四連
リンク機構31によつて支持したが、プレーヤー
4,5の前面4a,5a側とほゞ直交する面内で
運動する四連リンク機構であれば如何なるもので
も良い。
また本考案は、文章情報、映像情報、音声情報
或いはこれらの混成情報をデイスクを用いてフア
イルすることが出来る各種のデイスクフアイル装
置に適用可能であり、再生(読取り)専用装置又
は記録(書込み)、再生(読取り)の両方が可能
な記録再生装置の何れにも適用可能なものであ
る。
〔考案の効果〕
本考案は、プレーヤー内に挿入されているカー
トリツジが内等かの事故によつてカートリツジ挿
入口からキヤリアの移動通路側に強い力で不測に
飛出されるようなことがあつても、このカートリ
ツジをカートリツジ挿入口前に設けたストツパー
によつて強力に受止めて安全に停止出来るので、
安全性が非常に高い。またストツパーをカートリ
ツジ挿入口前の動作位置へ移動すべく駆動するプ
ランジヤーソレノイドの小型化や自己保持型プラ
ンジヤーソレノイドの採用及び小さなスペース内
でストツパーを直線往復動させることが出来るこ
とによつて、キヤリアの移動通路とプレーヤー前
面との間の余分なスペースを非常に狭くすること
が出来るので、キヤリアとプレーヤーとの間のカ
ートリツジの受け渡しをスムーズに行え、またデ
イスクフアイル装置全体の小型化を図ることが出
来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案のデイスクフアイル装置の一実施
例を示すものであつて、第1図は要部の斜視図、
第2A図及び第2B図は第1図−線矢視状態
の動作図、第3A図及び第3B図は第1図−
線矢視状態の動作図、第4図はデイスクフアイル
装置全体の概略図、第5図は第4図の要部の平面
図である。 なお図面に用いた符号において、1……カート
リツジ、2……ストツカー、3……収納棚、4,
5……プレーヤー、4a,5a……プレーヤーの
前面側、6……キヤリア、21……カートリツジ
挿入口、25……ストツパー、31……平行四連
リンク機構、32……ばね、33……プランジヤ
ーソレノイド、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内部にデイスクが収納された多数のカートリツ
    ジを多数の収納棚内に平行に収納させてあるスト
    ツカーと、各カートリツジ内のデイスクに情報の
    書込み、読取りを行うプレーヤーと、ストツカー
    とプレーヤーとの前面側に沿つて移動されるキヤ
    リアとを有し、ストツカー内から選択的に引出し
    たカートリツジをキヤリアによつて搬送してプレ
    ーヤー内に挿入してそのカートリツジ内のデイス
    クに情報の書込み、読取りを行うように構成した
    デイスクフアイル装置において、 上記プレーヤー内に挿入されている上記カート
    リツジがプレーヤーの上記前面側のカートリツジ
    挿入口から上記キヤリアの移動通路側に一定長さ
    以上に飛出すことを防止する飛出し防止用ストツ
    パーを設け、プレーヤーの上記前面側とほゞ直交
    する面内で運動する四連リンク機構によつてこの
    ストツパーを支持させて上記カートリツジ挿入口
    前から外れた非動作位置とカートリツジ挿入口前
    の動作位置との間で上記プレーヤー前面に沿つて
    ほゞ平行に上記ストツパーを移動させるように構
    成し、上記キヤリアから上記プレーヤー内への上
    記カートリツジ挿入後に上記四連リンク機構を駆
    動して上記ストツパーを上記動作位置へ往動させ
    るプランジヤーソレノイドと、上記プレーヤーか
    ら上記キヤリアへの上記カートリツジの引出しに
    先立つて上記ストツパーを上記非動作位置へ復動
    させるばねとを設けたことを特徴とするデイスク
    フアイル装置。
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JPS6141160Y2 (ja) * 1980-03-14 1986-11-22
JPS56145270U (ja) * 1980-04-02 1981-11-02

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