JPH0426989B2 - - Google Patents

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JPH0426989B2
JPH0426989B2 JP60135134A JP13513485A JPH0426989B2 JP H0426989 B2 JPH0426989 B2 JP H0426989B2 JP 60135134 A JP60135134 A JP 60135134A JP 13513485 A JP13513485 A JP 13513485A JP H0426989 B2 JPH0426989 B2 JP H0426989B2
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JP
Japan
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signal
frequency
speed
pulse
workpiece
Prior art date
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JP60135134A
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JPS61293787A (ja
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Takehiko Sudo
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Tokico Ltd
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Tokico Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は工業用ロボツトに関する。
静止された被作業体に対してポイントツウポイ
ント方式(いわゆるPTP方式)でテイーチング
動作を行い、このテイーチング動作で得られた位
置信号を用いて、搬送される被作業体に対して
次々に実際の作業を行うようにしたテイーチング
−プレイバツク型の工業用ロボツトでは、搬送さ
れる被作業体の移動に同期してロボツト本体の先
端に装着された作業具、例えば塗装ノズルを移動
させる必要があり、このため被作業体の移動量を
検出する検出器が一般に設けられる。この検出器
としては、被作業体を搬送する手段、例えばコン
ベア等に取り付けられ、コンベアの所定移動量毎
にパルスを出力するロータリエンコーダ等が用い
られる。このパルス出力毎にテイチング動作で得
られた位置信号を読み出し、読み出した位置信号
に前記の所定移動量にみあつた補正値を用いて補
正を施し、その後補正を施した位置信号に基づき
ロボツト本体を動作させることにより搬送される
被作業体に作業を施すことが可能となる。この場
合、ロータリエンコーダからのパルス出力周期、
即ちパルスが出力されてから次ぎパルスが出力さ
れるまでの時間間隔は、位置信号を読み出し、補
正を施すのに十分な時間が設定される必要があ
る。前記したパルス出力周期が、位置信号を読み
出し、読み出された位置信号に補正を施すのに必
要な時間間隔より短くなると、ロボツト本体の動
作がコンベアの移動に追随できなくなり、場合に
よつては、作業具と被作業体が接触してしまうと
いう不具合が生じてしまう。
一方、上記のような方法、即ちロータリエンコ
ーダからのパルスに基づき位置信号を読み出し、
読み出された位置信号にパルス間隔に対応する量
の補正値を用いて補正を施しロボツト本体を動作
させる方式においては、所定の範囲内、即ちパル
ス出力周期が、位置信号を読み出し、読み出され
た位置信号に補正を施すのに必要な時間間隔より
長い場合には、上記の不都合は生じないが、所定
の範囲を超えてコンベアの速度を変更したい場
合、上記の不具合が生じないようにロータリエン
コーダそのものをを変更する必要があつた。
本発明は前記諸点に鑑みなされたものであり、
その目的とするところは、移動速度に応じたパル
ス間隔のパルスに基づき位置信号を読み出し、読
み出された位置信号にパルス間隔に対応する量の
補正値を用いて補正を施しロボツト本体を動作さ
せる方式の工業用ロボツトにおいて、被作業体の
搬送速度が種々に異なつてもロータリエンコーダ
等の変更をすることなしに、自動的にロボツト本
体による作業具の被作業体に対する位置決め動作
を所定に追従させることができる工業用ロボツト
を提供することである。
本発明によれば前記目的は、被作業体を搬送す
る搬送装置と、供給される動作信号により前記搬
送される被作業体に対する作業具の位置決めを行
うロボツト本体と、搬送装置による被作業体の搬
送速度を検出し、この搬送速度に応じたパルス間
隔を有した一連のパルスからなるパルス信号を搬
送装置の移動と共に送出する速度検出装置と、こ
の速度検出装置からのパルス信号の周波数を予め
設定された周波数帯のいずれの周波数帯にあるか
を判別して判別信号を送出する周波数判別装置
と、速度検出装置からのパルス信号を、周波数判
別装置からの判別信号に基づいて複数の分周比の
うちから選択される分周比で分周し、この分周し
たパルス信号を送出する分周装置と、ロボツト本
体に関して静止テイーチング動作において教示さ
れた位置信号をきおする記憶装置と、分周装置か
らの分周されたパルス信号に同期して記憶装置に
記憶された各テイーチング位置での位置信号を読
み出すと共に、周波数判別装置からの判別信号に
基づき、予め設定された複数の補正値からいずれ
か1つの補正値を選択し、この選択された補正値
により前記読み出した位置信号に対して補正演算
を行い、補正演算された位置信号に基づいて生成
された動作信号をロボツト本体に供給する制御装
置とからなる工業用ロボツトによつて達成され
る。
上記構成の工業用ロボツトによれば、速度検出
装置からのパルス信号の周波数を周波数判別装置
により判別し、これに基づきパルス信号をパルス
出力周期が、位置信号を読み出し、読み出された
位置信号に補正を施すのに必要な時間間隔になる
ような分周比で分周し、分周されたパルス信号を
用いて記憶装置に記憶された各テイーチング位置
での位置信号が読み出され、読み出された位置信
号に対して補正が施される。この際、用いられる
補正値も速度検出装置からのパルス信号の周波数
に基づき選択され、分周に対しての対応が取られ
ている。
次に本発明を、図面に示す好ましい一具体例に
基づいて説明する。
図において、被作業体1が吊下された搬送装置
としてのコンベア2は、被作業体1を例えばA方
向に搬送する。コンベア2に結合されて、コンベ
ア2の移動速度、換言すれば被作業体1のコンベ
ア2による搬送速度を検出する速度検出装置3
は、被作業体1の搬送速度に反比例したパルス間
隔T1を有した一連のパルスからなるパルス信号
4をコンベア2の移動と共に送出する。この様な
検出装置としては、先に述べたようにロータリエ
ンコーダを用いることができる。検出装置3から
の信号4を受信する周波数判別装置5は、間隔
T1で規定される信号4の周波数f=1/T1が予
め設定された周波数帯f1〜f2,f2〜f3,……(f1
f2<f3……)のいずれの周波数帯内にあるかを判
別し、判別信号として信号4の周波数fが特定の
周波数帯にあることを示す信号を分周装置6及び
プログラム制御回路7に送出する。分周装置6
は、判別装置5からの判別信号に基づいて決定さ
れる分周比でもつて、検出装置3からの信号4を
分周して、分周されたパルス信号8を制御回路7
に送出する。すなわち、信号4の周波数fが周波
数帯f1〜f2にあることを示す判別信号が供給され
る場合には、分周装置6は分周比1/n1でもつて
信号4を分周して周波数f/n1の信号8を制御装
置7に送出し、以下同様であつて信号4の周波数
fが夫々周波数帯f2〜f3,f3〜f4,……にあるこ
とを示す判別信号が供給される場合には、分周装
置6は、夫々分周比1/n2,1/n3(n1<n2<n3
でもつて信号4を分周して周波数f/n2,f/
n3,……の信号8を制御回路7に送出する。制御
回路7は、予め記憶されたプログラムでもつて、
テイーチング動作の際には、ロボツト本体9に設
けられた位置検出器10からの位置信号を、操作
者の指示毎に、テイーチング情報として記憶装置
11に記憶させ、プレイバツク動作の際には、信
号8のパルスの受信毎に、記憶装置11に記憶さ
れたテイーチング情報としての位置信号を読み出
し、この読み出した位置信号に対して、判別装置
5から供給される判別信号によつて指定される補
正値に基づく演算を行つて、これを目標の位置信
号としてサーボ制御回路12に供給する。制御回
路12は、制御回路7からの位置信号と検出器1
0からの位置信号とを比較して、ロボツト本体9
の各可動体の相対位置が目標値として制御回路7
から供給される位置信号で示される位置になるよ
うに、ロボツト本体9を油圧等により動作させ
る。制御回路7及び12がロボツト本体9に動作
信号を供給する制御装置を構成している。ロボツ
ト本体9は、例えば可動体として手首、アーム等
からなる多関節型のものであつて、従つて検出器
10は、可動体相互の夫々の位置を検出すべく、
複数設けられている。ロボツト本体9の先端に
は、例えば塗装ノズルのような作業具13が取り
付けられており、作業具13が、搬送される被作
業体1に対してロボツト本体9の可動体の揺動、
回動により位置決めされる。
このように構成された工業用ロボツト20の動
作を説明すると、テイーチング時には、コンベア
2の移動が停止され、被作業体1の一つが特定の
位置に静止される。この静止常態の被作業体1に
対してロボツト本体9が操作者により動かされテ
イーチング位置が指定され、このテイーチング位
置に対応して検出器10からの位置信号が制御回
路7を介して記憶装置11に記憶される。テイー
チング動作の際には、サーボ制御回路12からの
ロボツト本体9への動作信号の送出は停止され、
ロボツト本体9は操作者により自由に動作し得る
ように設定される。また被作業体1に対するテイ
ーチング位置の指定は、例えばロボツト本体9に
設けられたスイツチの操作者による押下によりポ
イントツウポイント(PTP)方式で行われる。
次にプレイバツク動作では、コンベア2は移動さ
れ、被作業体1は次々にA方向に搬送される。コ
ンベア2のA方向の移動と共に検出装置3からは
信号4が送出され、信号4を受信する判別装置5
は、信号4の周波数fがいずれの周波数帯にある
かを判別し、この判別信号を分周装置6及び制御
回路7に供給し、分周装置6は、判別信号に基づ
いて分周比を決定し、この決定した分周比により
信号4を分周して分周した信号8を制御装置7に
供給する。制御回路7は、信号8のパルスの受信
毎に、記憶装置11に記憶された位置信号のうち
各テイーチング位置の位置信号を読み出し、この
読み出した位置信号に対して、判別装置5から供
給される判別信号によつて指定される補正値に基
づく演算を行う。この補正値に基づく演算は、静
止テイーチング動作で得られた位置信号を、移動
する被作業体1に対する位置信号として変換する
ためのものであり、信号8の各パルス間隔T2は、
コンベア2の移動量、すなわち被作業体1の搬送
量に相当し、従つて信号8の一つのパルスから次
のパルスまでに被作業体1が移動した量に相当す
る値が夫々補正値として予め制御回路7に設定さ
れている。そうして複数の補正値の一つの補正値
の選択指定は、判別装置5からの判別信号によつ
て自動的に行われる。制御装置7によつて演算さ
れて得られた位置信号は、制御回路12に送出さ
れ、制御回路12は、検出器10からの現在の位
置信号と制御回路7からの目標の位置信号とを比
較して、作業具13を搬送される被作業体1のテ
イーチング位置に位置決めすべく、ロボツト本体
9を作動させる。
ところでコンベア2の移動速度が変化し、信号
4の周波数fが例えば高くなつた場合、判別装置
5は、これを自動的に検出し、それに相当した判
別信号を分周装置6及び制御回路7に送出するが
ため、分周装置6からは、所定のパルス間隔T2
をもつた信号8が送出され、この分周装置6から
の信号8の各パルスによつて記憶装置11から各
テイーチング位置での位置信号を読み出す制御回
路7は、判別信号によつて指定される補正値によ
り前記位置信号を補正演算して搬送される被作業
体1に対する位置信号として送出し得る。従つて
高速搬送でも低速搬送でも一つの検出装置3によ
り得られる信号4でロボツト本体1を所定に動作
させることができる。
尚、前記具体例では、作業具として塗装ノズル
を用いたが、本発明はこれに限定されず、溶接ト
ーチ等であつてもよい。
前記の如く、本発明によれば搬送装置の移動と
共に送出される搬送速度に応じたパルス間隔を有
する一連のパルスからなるパルス信号に基づき位
置信号を読み出し、補正を行う工業用ロボツトに
おいて、速度検出装置からのパルス信号の周波数
を判別し、この判別信号によりパルス信号を分周
すると共に、予め設定された補正値に基づく補正
演算を行い、この演算結果によりロボツト本体を
作動させるため、速度検出装置からのパルス信号
の周波数の高低にかかわらず常にロボツト本体を
追従させることができ、高速に被作業体が搬送さ
れたとしても所定に作業を行い得る。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の好ましい一具体例のブロツク図で
ある。 1……被作業体、2……コンベア、3……速度
検出装置、5……周波数判別装置、6……分周装
置、7……プログラム制御回路、9……ロボツト
本体、10……位置検出器、11……記憶装置、
12……サーボ制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被作業体を搬送する搬送装置と、供給される
    動作信号により前記搬送される被作業体に対する
    作業具の位置決めを行うロボツト本体と、搬送装
    置による被作業体の搬送速度を検出し、この搬送
    速度に応じたパルス間隔を有した一連のパルスか
    らなるパルス信号を搬送装置の移動と共に送出す
    る速度検出装置と、この速度検出装置からのパル
    ス信号の周波数を予め設定された周波数帯のいず
    れの周波数帯にあるかを判別して判別信号を送出
    する周波数判別装置と、速度検出装置からのパル
    ス信号を、周波数判別装置からの判別信号に基づ
    いて複数の分周比のうちから選択される分周比で
    分周し、この分周したパルス信号を送出する分周
    装置と、ロボツト本体に関して静止テイーチング
    動作において教示された位置信号を記憶する記憶
    装置と、分周装置からの分周されたパルス信号に
    同期して記憶装置に記憶された各テイーチング位
    置での位置信号を読み出すと共に、周波数判別装
    置からの判別信号に基づき、予め設定された複数
    の補正値からいずれか1つの補正値を選択し、こ
    の選択された補正値により前記読み出した位置信
    号に対して補正演算を行い、補正演算された位置
    信号に基づいて生成された動作信号をロボツト本
    体に供給する制御装置とからなる工業用ロボツ
    ト。
JP13513485A 1985-06-20 1985-06-20 工業用ロボツト Granted JPS61293787A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2703096B2 (ja) * 1990-04-26 1998-01-26 三菱重工業株式会社 コンベア付きロボットシステムの教示方法
WO2017033352A1 (ja) 2015-08-25 2017-03-02 川崎重工業株式会社 産業用遠隔操作ロボットシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58132481A (ja) * 1982-02-02 1983-08-06 三菱重工業株式会社 作業用ロボツトの追従方式

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