JPH04268856A - 通信端末の秘話装置 - Google Patents

通信端末の秘話装置

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JPH04268856A
JPH04268856A JP5081991A JP5081991A JPH04268856A JP H04268856 A JPH04268856 A JP H04268856A JP 5081991 A JP5081991 A JP 5081991A JP 5081991 A JP5081991 A JP 5081991A JP H04268856 A JPH04268856 A JP H04268856A
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JP
Japan
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JP5081991A
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Inventor
Hisao Terajima
久男 寺島
Tsunehiro Watanabe
渡辺 経寛
Teruyuki Nishii
照幸 西井
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信端末の秘話装置、
より詳しくは、複数台の電話機等の通信端末と交換機と
を接続する通信回線の途中に介装された通信端末の秘話
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数台の電話機等の通信端末と交換機と
を1本の通信回線で接続した電話交換システムにおいて
、通信端末相互の通信内容の秘密を守るための通信端末
の秘話装置としては、従来、複数個のコイルと複数個の
開閉スイッチとからなるリレー回路で構成したものが知
られている。例えば、図7に示すように3台の電話機(
第1〜第3の電話機51〜53)が並設されている場合
は、第1〜第4の開閉スイッチ54〜57と第1及び第
2のコイル58,59とからなる秘話装置60が、前記
電話機51〜53と交換機とを接続する通信回線61に
介装され、通信内容の秘密が守られている。
【0003】すなわち、例えば第2の電話機52がオフ
フック状態とされて通信回線が捕捉された場合は、回線
電流が第2のコイル59に流れ、第3及び第4の開閉ス
イッチ56,57が開成(オフ)される一方、第1及び
第2の開閉スイッチ54,55が閉成(オン)状態を維
持する。従って第3の電話機53の受話器を上げても第
3及び第4の開閉スイッチ56,57がオフしているた
め、第2の電話機52の話の内容を聞くことはできず、
また相手端末との通信もできない。さらに、第1の電話
機51の受話器を上げた場合は、第1のコイル58に電
流が流れ、第1及び第2の開閉スイッチ54,55がオ
フする。すなわち、コイル59への電流が断たれるので
第3及び第4の開閉スイッチ56,57はオンするが第
1及び第2の開閉スイッチ54,55がオフなので、第
2及び第3電話機52,53は相手端末と通信できなく
なる。
【0004】つまり、この種の秘話装置60においては
、第1の電話機51、第2の電話機52、第3の電話機
53の順に通話路設定の優先順位が形成され、受話器を
上げた電話機のうち最優先順位の電話機のみが通話でき
る。
【0005】また、第1の電話機51の代わりにファク
シミリ装置が接続されている場合においては、ファクシ
ミリ通信中に第2の電話機52又は第3の電話機53の
受話器を上げても第1、第2の開閉スイッチ54,55
がオフするためファクシミリ通信が妨害されることはな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の通
信端末の秘話装置においては、通信回線61が壁中に配
線されているときは、秘話装置60を構成する第1〜第
4の開閉スイッチ54〜57を通信回線61の途中に介
装するのが困難な場合があるという問題点があった。
【0007】また、ファクシミリ装置が第2又は第3の
電話機52,53の設置箇所に設置された場合は、第1
の電話機51の受話器を持ち上げることにより第1、第
2の開閉スイッチ54,55又は第3、第4の開閉スイ
ッチ56,57がオフするためファクシミリ通信を行う
ことができなくなり、このためファクシミリ装置の設置
箇所が最優先位置に限定されるという問題点があった。
【0008】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであって、簡単に組み込むことができ、通信内容の
秘密が保持され、かつ通信内容が妨害されることのない
通信端末の秘話装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は複数台の通信端末と交換機とを接続する通信
回線の途中に介装された通信端末の秘話装置において、
前記通信回線に印加される回線電圧を検出する電圧検出
手段と、前記通信回線に流れる回線電流を検出する電流
検出手段と、前記通信回線に直列接続され、前記電圧検
出手段により検出された回線電圧が所定電圧以上にある
とき又は前記電流検出手段により検出された回線電流が
所定電流以上にあるときに閉成する開閉手段とを備えて
前記複数台の夫々の通信端末の直前位置に介装され、前
記通信回線が前記複数台のいずれの通信端末によっても
捕捉されていない場合は、前記開閉手段が前記電圧検出
手段によって閉成状態とされ、前記通信回線が前記複数
台の通信端末のうちいずれか1台の通信端末によって捕
捉されたときは、前記開閉手段が前記電圧検出手段によ
り開成状態とされる前に前記電流検出手段により閉成状
態とされることを特徴としている。
【0010】
【作用】上記構成によれば、通信回線が複数台のいずれ
の通信端末によっても捕捉されていない場合は電圧検出
手段により検出された回線電圧により開閉手段が閉成す
る。
【0011】一方、前記通信回線が前記複数台の通信端
末のうちいずれか1台の通信端末により捕捉された場合
は、通信回線に電流が流れ、交換機の内部インピーダン
スによる電圧降下が生じる。そして、電圧検出手段によ
り検出される回線電圧が所定電圧以下となる前に電流検
出手段により検出される回線電流が所定電流以上となっ
て開閉手段は閉成状態を維持することができ、通信路の
設定がなされると共に、前記回線電圧の低下により他の
通信端末の開閉手段は開成状態とすることができ、他の
通信端末の通信路の設定を阻止することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳説す
る。
【0013】図1は本発明に係る通信端末の秘話装置の
一例を示した電気回路図であって、該秘話装置(第1〜
第3の秘話装置1a〜1c)は通信回線3に並列接続さ
れた通信端末としての3台の電話機(第1〜第3の電話
機2a〜2c)の直前に挿入されている。
【0014】しかして、第1の秘話装置1aは、通信回
線3に印加される回線電圧Vを検出する電圧検出回路4
aと、通信回線3に流れる回線電流Iを検出する電流検
出回路5aと、通信回線3に直列接続された開閉スイッ
チ6aと、ORゲート7aとから構成されている。
【0015】電圧検出回路4aは、入力端子Vinに入
力される回線電圧Vが所定電圧Vbo以上にあるときに
出力端子Voutから高レベル(Hi)信号が出力され
るように構成されている。また、電流検出回路5aは入
力端子Iinから出力端子Ioutに流れる回線電流I
が所定電流Ih以上にあるときにもう一方の出力端子I
′outからHi信号が出力されるように構成されてい
る。
【0016】さらに、ORゲート7aは前記出力端子V
out又は出力端子I′outの少なくともいずれか一
方のHi信号が入力されるとHi信号を出力して第1の
開閉スイッチ6aがオンするように構成されている。
【0017】また、所定電圧Vbo及び所定電流Ihは
、回線電圧Vが所定電圧Vboに等しくなった状態にお
いて(すなわち、開閉スイッチ6aがオン状態を維持し
ている)電流検出回路5aを流れる回線電流IがI>I
hとなるように夫々設定されている(本実施例ではVb
o=15V、Ih=20〜100mmAに設定してある
)。
【0018】尚、第2の秘話装置1b及び第3の秘話装
置1cについても第1の秘話装置1aと同様の構成であ
るので説明を省略する。
【0019】以下、上記秘話装置の動作について説明す
る。
【0020】第1〜第3の電話機2a〜2cが全てオン
フック状態にあって通信回線3が捕捉されていない場合
においては一般に回線電圧Vが数十Vあるため(例えば
、株式会社NTTの場合48V)、V>Vbo(=15
V)となって電圧検出回路4aの出力端子Voutから
はHi信号がORゲート7aに送られる一方、電流検出
回路5aには回線電流Iが流れていないため、その出力
端子I′outは「Low」状態となって出力しない。 そして、電圧検出回路4aからのHi信号によりORゲ
ート7aを介して開閉スイッチ6aがオンする。
【0021】次に、第1の電話機2aがオフフック状態
とされて通信回線3が捕捉された場合は回線電流Iが開
閉スイッチ6a及び電流検出回路5aを通って流れ始め
ると同時に交換機の内部インピーダンス及び通信回線の
インピーダンスで電圧降下が起こり、回線電圧Vが過渡
的に低下する。そして、回線電圧VがVboに等しくな
った時点(V=Vbo)の回線電流Iは上述したように
Ihより大きくなるため、この時点で既に電流検出回路
5aの出力端子I′outが「High」状態となって
、Hi出力信号がORゲート7aに送られ、開閉スイッ
チ6aはオン状態を維持する。つまり、回線電圧Vは電
圧降下して所定電圧Vbo以下で定常状態となり、電圧
検出回路4aは「Low」状態となるため、該電圧検出
回路4aからはHi信号が出力されなくなるが、回線電
圧Vが所定電圧Vbo以下になる前に電流検出回路5a
に流れる回線電流Iにより電流検出回路5aの出力端子
I′outからのHi出力信号がORゲート7aに送ら
れ、該ORゲート7aを介して開閉スイッチ6aはオン
状態に保持され、通話可能状態とされる。
【0022】しかして、この状態で第2及び第3の電話
機2b,2cの受話器を上げて通信回線3を捕捉しよう
としても回線電圧VがVbo以下なので、第2及び第3
の秘話装置の電圧検出回路4b,4cの出力端子Vou
tからはHi信号が出力されず、また電流検出回路5b
,5cの出力端子I′outからもHi信号が出力され
ていないためORゲート7b,7cからはHi信号が出
力されず、開閉スイッチ6b,6cはオフ状態を継続す
る。つまり、最初に第1の電話機2aが通信回線3を捕
捉すると第2及び第3の電話機2b,2cにおいては、
開閉スイッチ6b,6cがオフしているため、回線接続
がなされず、通話妨害等が生じることもなく秘話機能が
保持されることとなる。
【0023】また、第2の電話機2b又は第3の電話機
2cが最初に通信回線3を捕捉した場合においては、上
述と同様、他の電話機と交換機との回線接続はなされず
通信の秘話が保持される。
【0024】さらに、上記第1の実施例では3台の電話
機2a,2b,2cが通信回線3を介して1台の交換機
に接続された場合について説明したが、4台以上の電話
機を同様に接続しても同様の作用効果を得ることはいう
までもなく、また電話機に代えてファクシミリ装置を接
続した場合においてはどの位置に設置しても通信内容が
妨害されることはない。
【0025】図2は、第2の実施例を示す秘話装置の電
気回路図である。
【0026】8はダイオードブリッジであって、全波整
流をして回線電圧Vの極性を整える。また、9はツェナ
ー電圧が所定電圧Vbo(=15V)に設定されたツェ
ナーダイオード、10はSCRである。
【0027】そして、本実施例ではツェナーダイオード
9で電圧検出手段を構成し、SCR10で電流検出手段
と開閉手段とを構成している。
【0028】上記第2の実施例においては、ツェナー電
圧Vboが回線非捕捉時の回線電圧V(例えば、48V
)より低く設定されているので、交換機に接続されてい
る全ての電話機がオンフック状態にあるときは矢印Aに
示すようにツェナーダイオード9を通ってSCR10の
ゲート端子Gに電流が流れる。そして、いずれか1台の
電話機がオフフック状態になると回線電流Iが流れ始め
ると同時に交換機の内部インピーダンスで電圧降下が起
こり、回線電圧VはVbo以下に降下してツェナーダイ
オード9には電流が流れなくなり、SCR10のゲート
端子Gには電流は流れなくなるが、該SCR10は所謂
自己保持機能を有しているので、オン状態を維持し電話
機は通話を開始することができる。この時、通信回線3
に並列接続された他の秘話装置においては、所定電圧V
bo以下の回線電圧Vがツェナーダイオードに印加され
ているため、これらの他の秘話装置におけるSCRのゲ
ート端子には電流が流れずこれらのSCRはオンしない
。すなわち、これら他の秘話装置のSCRはオフ状態を
維持しているため、これら他の秘話装置に接続されてい
る電話機の受話器を上げても回線を捕捉することはでき
ず、話中にある前記電話機の通話内容の秘密を守ること
ができ、また通話内容が妨害されることもない。
【0029】図3は第3の実施例を示す秘話装置の電気
回路図であって、図2に示したツェナーダイオード9と
SCR10との組合せ回路を双方向に接続することによ
りダイオードブリッジ8を省略したものである。
【0030】すなわち、上記第3の実施例においては、
全ての電話機がオンフック状態にあるとき回線電圧Vの
印加により回線電圧Vの極性によって矢印BあるいはC
に示すようにツェナーダイオード11あるいは12を通
ってSCR13あるいは14のゲート端子Gには電流が
流れる。そして、いずれか1台の電話機がオフフック状
態となると、上述したように回線電流Iが流れ始めると
同時に、回線電圧Vの電圧降下が起こりついにはSCR
13あるいは14のゲート端子Gには電流が流れなくな
るが、SCR13あるいは14の自己保持機能により交
換機と電話機との間には回線電流Iが流れ、通話可能と
なる一方、通信回線3に並列接続されている他の秘話装
置には所定電圧Vbo以下の回線電圧Vが印加されてい
るため、これら他の秘話装置に接続された電話機の受話
器を上げても通信回線3を捕捉することができず、通話
内容が洩れたり、通信が妨害されることもなく所期の目
的を達成することができる。
【0031】このように図2に示したツェナーダイオー
ド9とSCR10との組合せ回路を双方向に接続して秘
話装置を構成することにより、回路の簡素化を図ること
ができる。
【0032】図4は第4の実施例を示す秘話装置の電気
回路図であって、図3に示す2個のツェナーダイオード
11,12に代えて双方向ツェナーダイオード15で電
圧検出手段を構成し、2個のSCR13,14に代えて
トライアック16で電流検出手段及び開閉手段を構成し
たものである。
【0033】上記第4の実施例は、図2又は図3と全く
同様の回路動作が行なう他の実施例として、さらに部品
点数を減らしてコスト低減及びさらなる回路の簡素化を
図ることができる例を示している。
【0034】図5は第5の実施例を示す秘話装置の電気
回路図であって、該秘話装置はシリコン製のバイラテラ
ルスイッチ17で構成されている。
【0035】すなわち、バイラテラルスイッチ17は双
方向ツェナーダイオード15とトライアック16との複
合動作機能を有する部品であって、単一の部品でもって
、所望の回路動作を実行することができ、該バイラテラ
ルスイッチ17を使用することによりさらなるコスト低
減等を図ることができる。
【0036】図6は第6の実施例を示す秘話装置の電気
回路図である。この第6の実施例においては、電圧検出
手段18は、比較器19と、複数個の抵抗20,21,
22と、コンデンサ23と、ツェナーダイオード24と
、トランジスタ25と、電源26とから構成されている
。また、比較器19は、具体的には、そのプラス(+)
入力端子は抵抗20と抵抗21との接続点に接続され、
そのマイナス(−)入力端子は抵抗22とツェナーダイ
オード24との接続点に接続され、さらに出力端子はト
ランジスタ25のベースに接続されている。そして、比
較器19のマイナス(−)入力端子には抵抗22とツェ
ナーダイオード24によって規定される所定電圧Vbo
が入力される一方、比較器19のプラス(+)端子には
回線電圧Vを抵抗20,21によって分圧した電圧V1
が入力され、比較器19において、所定電圧Vboと電
圧V1とが比較され、トランジスタ25に信号を送る。 尚、この電圧V1はコンデンサ23の影響が無視できる
定常状態では回線電圧Vに比例する。
【0037】また、電流検出手段27はコイル28で構
成されている。さらに、開閉手段29は、ベースがトラ
ンジスタ25のコレクタに接続されて電圧検出手段18
により制御されるトランジスタ30と、コイル28に直
列接続されて電流検出手段27により制御される開閉ス
イッチ31とからなり、トランジスタ30と開閉スイッ
チ31とを並列に接続することにより図1に示したOR
ゲート7a(7b,7c)の省略を可能としている。 尚、31はダイオードブリッジであって、全波整流して
回線電圧Vの極性を整える。
【0038】しかして、上記第6の実施例においては、
交換機に接続されている全ての電話機がオンフック状態
にあって、通信回線3が捕捉されていない場合は、比較
器19のプラス(+)端子はマイナス(−)端子よりそ
の電位が高く、比較器19の出力は「High」状態と
なってトランジスタ25,30を駆動する。そして、1
台の電話機をオフフック状態にして通信回線3を捕捉し
た場合は、回線電流Iがトランジスタ30とコイル28
を通って流れると共に、回線電圧Vは過渡的に降下する
。このとき比較器19のプラス(+)端子の電圧はコン
デンサ23と抵抗20,21によって決まる時定数によ
り徐々に降下し、マイナス(−)端子の電圧より低くな
ると比較器19の出力は「Low」となってトランジス
タ25,30はオフする。しかるに回線電圧Vの電圧降
下によるトランジスタ30のオフ動作には10ms〜数
10ms程度かかるため、その間にコイル28を流れる
回線電流Iによって開閉スイッチ31がオンし、該回線
電流Iによって開閉スイッチ31のオン状態が保持され
、相手端末との通話が可能となる。このとき、他の並列
に接続された秘話装置では回線電圧Vが低いため比較器
19の出力がLow状態となっており、トランジスタ2
5,30はオフ状態なのでこれら他の秘話装置に直列接
続された電話機の受話器を上げても通話をすることがで
きず、通信内容を妨害されることもなく、所期の目的を
達成することができる。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、複数台の
通信端末と交換機とを接続する通信回線の途中に介装さ
れた通信端末の秘話装置において、前記通信回線に印加
される回線電圧を検出する電圧検出手段と、前記通信回
線に流れる回線電流を検出する電流検出手段と、前記通
信回線に直列接続され、前記電圧検出手段により検出さ
れた回線電圧が所定電圧以上にあるとき又は前記電流検
出手段により検出された回線電流が所定電流以上にある
ときに閉成する開閉手段とを備えて前記複数台の夫々の
通信端末の直前位置に介装され、前記通信回線が前記複
数台のいずれの通信端末によっても捕捉されていない場
合は、前記開閉手段が前記電圧検出手段によって閉成状
態とされ、前記通信回線が前記複数台の通信端末のうち
いずれか1台の通信端末によって捕捉されたときは、前
記開閉手段が前記電圧検出手段により開成状態とされる
前に前記電流検出手段により閉成状態とされるので、複
数の通信端末のうち最初に回線を捕捉した通信端末がが
優先的に回線を使用でき、他の通信端末を操作しても通
信内容を聞くことはできず、また他の通信端末により通
信が妨害されることもない。
【0040】また、〔従来の技術〕の項で述べたような
回線使用の優先順位がないので、ファクシミリ装置の設
置位置が限定されることもなくなり、設置場所の自由度
が増す。
【0041】さらに、通信端末の直前に介装することに
したので、壁中での面倒な配線工事が不要となり、簡単
に設置することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信端末の秘話装置の一実施例(
第1の実施例)を示す電気回路図である。
【図2】第2の実施例を示す電気回路図である。
【図3】第3の実施例を示す電気回路図である。
【図4】第4の実施例を示す電気回路図である。
【図5】第5の実施例を示す電気回路図である。
【図6】第6の実施例を示す電気回路図である。
【図7】従来例の電気回路図である。
【符号の説明】
2a,2b,2c  電話機(通信端末)3  通信回
線 4a,4b,4c,18  電圧検出手段5a,5b,
5c,27  電流検出手段6a,6b,6c,31 
 開閉手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数台の通信端末と交換機とを接続す
    る通信回線の途中に介装された通信端末の秘話装置にお
    いて、前記通信回線に印加される回線電圧を検出する電
    圧検出手段と、前記通信回線に流れる回線電流を検出す
    る電流検出手段と、前記通信回線に直列接続され、前記
    電圧検出手段により検出された回線電圧が所定電圧以上
    にあるとき又は前記電流検出手段により検出された回線
    電流が所定電流以上にあるときに閉成する開閉手段とを
    備えて前記複数台の夫々の通信端末の直前位置に介装さ
    れ、前記通信回線が前記複数台のいずれの通信端末によ
    っても捕捉されていない場合は、前記開閉手段が前記電
    圧検出手段によって閉成状態とされ、前記通信回線が前
    記複数台の通信端末のうちいずれか1台の通信端末によ
    って捕捉されたときは、前記開閉手段が前記電圧検出手
    段により開成状態とされる前に前記電流検出手段により
    閉成状態とされることを特徴とする通信端末の秘話装置
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000059193A (ja) * 1998-08-05 2000-02-25 Hakusan Mfg Co Ltd 複合形小電流スイッチ回路
JP2018186441A (ja) * 2017-04-27 2018-11-22 サクサ株式会社 電話機

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