JPH0119487Y2 - - Google Patents

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JPH0119487Y2
JPH0119487Y2 JP1982097832U JP9783282U JPH0119487Y2 JP H0119487 Y2 JPH0119487 Y2 JP H0119487Y2 JP 1982097832 U JP1982097832 U JP 1982097832U JP 9783282 U JP9783282 U JP 9783282U JP H0119487 Y2 JPH0119487 Y2 JP H0119487Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は電話交換機の呼に対する自動着信制御装
置に関する。
近時、普及している電話交換方式は発呼者の呼
に応答して呼出し信号を送出し、被呼者のフツク
オフ動作に応答して呼出し信号の送出を停止する
と同時に、両者間の通話回線に所定の直流電圧を
印加して回線の閉結を行なう。これによつて、発
呼者と被呼者の両者間通話を可能とするが、近時
留守番電話装置等の機械が被呼者であると、発呼
者は用件を言わないで直ちに送受話機をフツクオ
ン動作し、通話回線を切断してしまう場合がしば
しばある。この場合、この形式の電話交換方式は
被呼者側との回線は留保したまま、発呼者側の回
線が開放されたことを識別して被呼者側へ話中音
等の終了信号を送出する。したがつて、この形式
の電話交換方式ではこの信号に切替わる際に留保
した被呼者側の回線が一時的に断たれる。
このような交換機の動作に着目して、近時被呼
者側に接続される端末機器ではこの回線の瞬断を
検知することによつて、発呼者側の回線の開放を
識別し、被呼者側の回線をいたずらに長時間留保
しないよう機器を自動復旧せしめている。しかし
ながら、この回線の瞬断は交換機側では数msec
以内で行なわれるものの、被呼者側の端末では回
線の長短に応じてその線路抵抗並びに分布容量が
異なるため一定せず、短いものでは数μsec以内と
いうことがしばしばあつた。
したがつて、本案の目的は回線の瞬断を検出す
る際、その瞬断時間がまちまちであつても常に確
実に検知し、回線の開放を短時間で可能とする自
動着信制御装置を提供することにある。
また、本案の特徴はこのような確実かつ安定し
た検知を簡便な手段で実現するために、交換機が
発呼者と被呼者間回線の閉結を完了すると、この
回線に対して所定の直流電圧を印加することに着
目し、この直流電圧を活用することによつて実現
する点にある。
以下、このような本案を実施例図面に従つて説
明する。第1図は本案の実施例装置の回路図を示
し、L1,L2は図示しない交換機と接続される被
呼者側通話回線の端末を示す端子である。1は端
子L1,L2の一方例えば、L1側に一端が接続され
るコンデンサC1で構成される充放電回路、2は
ダイオードD1〜D4と抵抗R1とバリスタV1で
構成される整流回路、3は接点a1,a2を有するリ
レーA、トランジスタTR1等で構成される制御
回路、PC1は発光部でPC2の受光部とともにホ
トカツプラを形成する。FF1はセツト入力端子
Sとリセツト入力端子Rと出力端子Qとを有する
周知のフリツプフロツプ、LTは端子L1,L2間を
一次側巻線で終端するライントランスである。こ
のライントランスLTの2次側巻線にはここでは、
周知の再生回路4および録音回路5並びに磁気へ
ツドH1,H2、エンドレステープT1、オープ
ンエンドテープT2からなる留守番電話装置の回
路が接続されているものとし、以下この例に従つ
て本案実施例装置の動作を説明する。
先ず、通話回線に接続された端子L1,L2に発
呼者の呼に応じて交換機から呼出し信号が到来す
ると、その交流信号はL1−C1−R1−D1−
PC1−R2−D3−L2の経路で流れる。このと
き、リレーAは不動作でその接点a1,a2は図示の
状態にある。したがつて、上記経路で呼出し信号
が発光部PC1を通過し、発光部PC1から所定の
発光出力が発生される。この発光出力は受光部
PC2で受光され、その出力端子すなわち、抵抗
R3とR4の接続点の電位をハイレベル(以下
“H”と称す)とする。この“H”はR4−a2
経由してフリツプフロツプFF1のセツト入力端
子Sに与えられる。その結果、フリツプフロツプ
FF1はセツトされ、出力端子Qを“H”とする。
この出力の状態はリセツト端子Rに“H”が与え
られない限り維持される。出力端子Qが“H”に
なると、トランジスタTR1がオン状態となり、
リレーAを動作させる。したがつて、その接点a1
は閉成され、端子L1,L2間はライントランスLT
の1次側巻線によつて終端される。同時に、その
接点a2は発光部PC2の出力をフリツプフロツプ
FF1のセツト入力端子S側からリセツト入力端
子R側への接続に切替える。このとき、図示しな
い交換機から送出される呼出し信号は接点a1が閉
成されると同時にその送出が停止されかつ、端子
L1,L2にはそのいずれか一方がプラスとなる所
定の直流電圧が印加される。したがつて、コンデ
ンサC1は充電状態となり、発光部PC1からの
発光出力は無くなつている。したがつて、接点a2
の切替は接点a1よりも若干遅れて切替え動作が行
なわれ、受光部PC2の出力はすでにローレベル
(以下“L”と称する)となつている。その結果、
フリツプフロツプFF1はセツト状態を維持し、
リレーAも動作状態を維持する。
ここで、実施例装置ではリレーAの動作にとも
なつて、その図示しない他の接点によつてエンド
レステープT1を走行させる機構部を駆動し、再
生回路4およびライントランスLTを介してテー
プT1に記録された応答メツセージを端子L1
L2に送出する。また、この応答メツセージの送
出が終了すると、オープンエンドテープT2を走
行させる機構部を駆動し、発呼者の用件をライン
トランスLTおよび録音回路5を介してテープT
2に記録する。これらの動作は周知の留守番電話
装置の動作であつて、その詳細は省略する。ま
た、本案はこの留守番電話装置に限らず、この部
分は他の端末装置例えば、フアクシミリなどの装
置に置き換えてもよい。
ところで、上述のようにリレーAが動作するこ
とによつて図示しない交換機は、端子L1,L2
いずれか一方をプラスとした所定の直流電圧を供
給してくるから、これによつてコンデンサC1は
充電状態を維持し続けている。この状態で発呼者
がフツクオン動作を行なつて、すでに述べた発呼
者側の回線を開放すると、交換機は被呼者側の回
線を一時的に断つて終了信号を送出してくる。こ
の回線の瞬断時はコンデンサC1を放電状態とす
る。したがつて、それまでコンデンサC1に蓄積
されていた電荷は、R1−D1−PC1−R2−
D3−LT−a1の経路で放電される。その結果、
発光部PC1から所定の発光出力が発生する。受
光部PC2はこの発光出力を受けてその出力を
“L”から“H”とし、この“H”はリレーAが
動作状態にあるからフリツプフロツプFF1のリ
セツト入力端子Rに与えられ、フリツプフロツプ
FF1をリセツトする。したがつて、フリツプフ
ロツプFF1はその出力端子Qを“H”から“L”
に反転し、トランンジスタTR1およびリレーA
を不動作状態とする。その結果、その接点a1,a2
は図示の状態に復旧する。
以上のようにして本案によれば、交換機から供
給される直流電力を活用するものであるから、瞬
断される回線の監視は単にコンデンサの充放電回
路で足り、かつリレー等の比較的応答速度の遅い
素子を用いないことから、瞬断の検出はその瞬断
時間の長短にかかわらず確実なものとなり、しか
も回線を監視するコンデンサの特に放電時が回線
の瞬断と判定して検出することから、検出動作の
エネルギーは少なくてすみ、各素子の容量を小さ
くかつ小型化することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の一実施例装置を示す回路図であ
る。 1……コンデンサ、2……整流回路、3……制
御回路、FF1……フリツプフロツプ、PC1……
ホトカツプラの発光部、PC2……ホトカツプラ
の発光部、LT……ライントランス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 発呼者の呼に応答して呼出し信号を被呼者に送
    出し、被呼者のフツクオフ動作に応答して呼出し
    信号の送出を停止すると同時に、両者間の通話回
    線に所定の直流電圧を印加して閉結し、前記発呼
    者のフツクオン動作に応答して前記通話回線を一
    時的に断つと同時に、前記被呼者へ話中音等の終
    了信号を送出する形式の電話交換方式において、 前記通話回線の被呼者側に接続される装置であ
    つて、 交換機から前記被呼者側へ延長される回線を介
    して受信した前記呼出し信号を通過し、これをホ
    トカツプラの発光部に対して所定の発光出力を発
    生するように供給するコンデンサと、 前記ホトカツプラの受光部の出力がセツト側入
    力に接続されることによつて、前記発光出力に応
    答してセツトされるフリツプフロツプと、 このフリツプフロツプがセツトされることによ
    つて、前記回線を終端するためのライントランス
    と前記交換機との間の線路を閉結するようフツク
    オフ動作し同時に、前記ホトカツプラの受光部の
    出力を前記フリツプフロツプのリセツト側入力に
    与えるよう切替える制御回路と、 この制御回路の前記フツクオフ動作によつて、
    前記ホトカツプラの発光部の発光出力を停止しか
    つ、前記回線に印加された所定の直流電圧で一定
    の電荷を蓄積するよう前記コンデンサを充電し、
    前記発呼者のフツクオン動作にともなつて前記回
    線が一時的に断たれることにより、前記コンデン
    サの蓄積電荷を前記ホトカツプラの発光部に対し
    て所定の発光出力が発生されるように放電する整
    流回路とを備えた自動着信制御装置。
JP9783282U 1982-06-29 1982-06-29 自動着信制御装置 Granted JPS593658U (ja)

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JPS593658U JPS593658U (ja) 1984-01-11
JPH0119487Y2 true JPH0119487Y2 (ja) 1989-06-06

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ID=30232539

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JPS60189287U (ja) * 1984-05-25 1985-12-14 森敬株式会社 祭壇の構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50141207A (ja) * 1974-04-30 1975-11-13
JPS51105207A (en) * 1975-03-13 1976-09-17 Kazuo Hashimoto Denwasennitaisuru hogokairoojusuru rusubandenwasochi

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