JPH0426781Y2 - - Google Patents

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JPH0426781Y2
JPH0426781Y2 JP1987108444U JP10844487U JPH0426781Y2 JP H0426781 Y2 JPH0426781 Y2 JP H0426781Y2 JP 1987108444 U JP1987108444 U JP 1987108444U JP 10844487 U JP10844487 U JP 10844487U JP H0426781 Y2 JPH0426781 Y2 JP H0426781Y2
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insulating
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butt
metal
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  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ガス管や水道管等の各種管を絶縁状
態で接続する絶縁継手に関する。
[従来の技術] 上述した絶縁継手として、従来、第4図に示す
ものが知られている。この絶縁継手においては、
先端部分に絶縁体21aを埋設した内フランジ2
1Aを一方の管21の端縁に溶接接続するととも
に、他方の管22の端縁には外フランジ22Aを
同じく溶接接続し、内フランジ21Aの端面と外
フランジ22Aの立上がり面との間にガスケツト
23を位置させて外フランジ22Aに内フランジ
21Aを押し込んだ後、内フランジ21Aの立上
がり背面との間に硬化絶縁体24を挾んで外フラ
ンジ22Aに内嵌された押輪25により所定の力
で内フランジ21Aを外フランジ22Aの立上が
り面に押し付けた状態で、この押輪25を外フラ
ンジ22Aの端縁に溶接接続し、隙間に硬化樹脂
26を充填してある(文献を挙げることができな
い)。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、上述した従来の絶縁継手では、絶縁状
態での管どうしの接続を溶接により行うものであ
るから絶縁体を挾持する一対のフランジを絶縁体
ごとボルト止めする場合に比べて継手の径を小さ
いものにできるものの、接続対象管に取り付けら
れるフランジの形状が複雑なものとなるため、切
断や切削の加工に手間が掛かるとともにそれに伴
つてコストアツプを招来するものであつた。
また、フランジと押輪との溶接時の熱影響によ
り、両フランジの対向面に介装される絶縁体やシ
ール材に悪影響を及ぼす虞もあつた。
本考案の目的は、上記実情に鑑み、高機能で、
外径の小さな絶縁継手をコスト的に有利に得られ
るようにすることにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために講じた本考案の技術
手段は、絶縁プレートを挾持する状態で対向配置
した一対の突合せフランジ夫々の管軸芯方向外側
方に絶縁プレートを位置させるとともに、それら
一対の突合せフランジと3つの絶縁プレートとの
外周側を囲む円筒状金属管を設け、この金属管の
両端に、前記管軸芯方向外側方の絶縁プレートを
管軸線方向の両側から挾持する一対の金属リング
を各別に溶着して、前記一対の突合せフランジと
3つの絶縁プレートとを、前記円筒状金属管と両
金属リングとによつて挟み込み状態に連結固定す
べく構成し、さらに、前記一対の突合せフラン
ジ、管軸芯方向外側方の各絶縁プレート、一対の
金属リング、の夫々の対を、互いにほぼ同寸同形
に形成したことである。
[作用] 上記の技術手段を講じたことによる作用は次の
通りである。
つまり、突合せフランジどうしは、それらに挾
持された絶縁プレート、および、その状態の突合
せフランジどうしを挾持する金属管およびその両
端に溶接固定された金属リングと突合せフランジ
との間に介装された一対の絶縁プレートの三者に
よつて絶縁される。
そして、一対の突合せフランジどうしが、溶接
という手段で組み立てられた部品に挾持されたも
のであるから、この絶縁継手の径を、ボルト固定
する場合に比して小さくできる。
また、絶縁状態の一対の突合せフランジどうし
を挾持することで接続するための部品は、既製の
鋼管材等を単に切断するだけで得られる金属管お
よび金属リングを溶接してなるものであるから、
この種の絶縁継手を得るにあたつての加工の手間
をボルト固定する場合に比して少なくできる。
さらにまた、接続用の金属管をフランジに直接
溶接するのではなく、フランジを挾持する金属リ
ングに溶着するものであるから、その溶接時の熱
が両フランジ間に位置する絶縁体やシール材に悪
影響を及ぼすことない。
しかも、前記一対の突合せフランジ、管軸芯方
向外側方の各絶縁プレート、一対の金属リング、
の夫々の対を、互いにほぼ同寸同形に形成したこ
とにより、例えば、各フランジや絶縁プレートの
径を測定して選択するという手数を用さず、ま
た、同種のものを多量に生産することによる小品
種多量生産によるコスト低下を図る上でも有効で
ある。
[考案の効果] 上記の作用から、絶縁状態での管の接続を溶接
により行うことで外径の小さな絶縁継手を、既製
材料に対する簡単な加工組立により得られる部品
を用いることで、コスト的に有利に、しかも絶縁
性能やシール性の面で溶接による機能低下を免れ
た高機能のものを得られるようになつた。
[実施例] 以下、図面に基づいて、本考案の実施例を説明
する。
第1図に示すように、鍛造したほぼ同寸同形の
一対の突合せフランジ1A,2Aどうしの間に絶
縁プレート3を挾持させるとともに、それら一対
の突合せフランジ1A,2Aの夫々の外側方にほ
ぼ同寸同形の一対の絶縁プレート4,5を位置さ
せ、それら一対の突合せフランジ1A,2Aと3
つの絶縁プレート3〜5とを、それらを囲む円筒
状の鋼管6およびその鋼管6の両端に各別に溶接
されたほぼ同寸同形の一対の鋼製リング7,8に
よつて挾持させ、突合せフランジ1A,2Aの端
縁に接続対象鋼管1,2を溶接させて絶縁継手を
構成してある。
各絶縁プレート3〜5は、何れも芯材となる鋼
材3a〜5aの表面に、絶縁性のエポキシ樹脂粉
体を焼付塗装して絶縁層3b〜5bを形成したも
のであり、芯材なしに絶縁層のみで絶縁プレート
を構成した場合に比してクリープの発生を少なく
できるとともにコストダウンを図ることができる
ように構成してある。
一対の突合せフランジ1A,2Aとそれらに挾
持された絶縁プレート3との間には、流体に対し
てシール作用する弾性体の4つのOリング9が突
合せフランジ1A,2Aの端面に嵌合する状態で
介装されている。
また、突合せフランジ1A,2Aを3つの絶縁
プレート3〜5とともに挾持する鋼管6および鋼
製リング7,8と突合せタランジ1A,2Aとの
間には、2液性の常温硬化型エポキシ樹脂10が
充填されている。そして、その周囲の段違部分に
は防蝕パテ11が充填され、さらに、それら全て
が、防蝕用の収縮チユーブ12によつて被覆され
ている。
この絶縁継手の組立ては、絶縁プレート3を挾
持した突合せフランジ1A,2Aに、一方の鋼製
リング7のみを一端に溶接固定した鋼管6を、一
方の突合せフランジ1Aとの間に絶縁プレート4
を挾持させた状態で外嵌し、その後、他方の突合
せフランジ2Aとの間に絶縁プレート5を挾持さ
れた状態で他方の鋼製リング8を所定の力で押し
つけた状態で鋼管6の他端に溶接固定し、絶縁性
やシール性のチエツクをした後、接続対象鋼管
1,2を突合せフランジ1A,2Aに溶接し、さ
らに、エポキシ樹脂10や防蝕パテ11を充填し
た後、収縮チユーブ12を被せることによつて行
われる。
鋼管6の周壁には、複数個のタツプ孔6aが形
成されている。このタツプ孔6aは、位置決め用
ネジ(図示せず)を螺合させて上述した組立時に
おける突合せフランジ1A,2Aに対する鋼管6
の芯出しを行うとともに、鋼管6に対する鋼製リ
ング8の溶接時の放熱やエポキシ樹脂10の充填
とそれに伴うエア抜きを行うためのものである。
そして、上述のように管1,2どうしを絶縁状
態で接続するにあたつて、一対の突合せフランジ
1A,2Aと3つの絶縁プレート3〜5とを挾持
するために、鋼管6と鋼製リング7,8という既
製の材料を切断して得られるものを溶接した部品
を用いることで、径を小さくできかつ加工手間を
少なくしてコストダウンを図ることができるよう
にしてある。
[別実施例] 次に、本考案の別の実施例を説明する。
<1> 鋼管6に替えて他の金属からなる管を用
いてもよく、それらを円筒状金属管6と総称す
る。
<2> 鋼製リング7,8に替えて他の金属から
なるリングを用いてもよく、それらを金属リン
グ7,8と総称する。
<3> 絶縁プレート3〜5において芯材となる
鋼材3a〜5aに替えて他の金属から芯材を構
成したり、芯材を省略したりしてもよい。
<4> 第2図に示すように、突合せフランジ1
A,2Aは肉厚の鍔状のものであつてもよい。
<5> 第3図に示すように、一対の突合せフラ
ンジ1A,2Aによつて挾持される絶縁プレー
ト3にシール機能を持たせてOリング9を省略
してもよい。なお、この実施例においては、収
縮チユーブ12による被覆を省略してある。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る絶縁継手の実施例を示す
縦断面図である。第2図および第3図はそれぞれ
本考案の別の実施例を示す第1図に相当する縦断
面図である。第4図は従来例を示す第1図に相当
する縦断面図である。 1A,2A……突合せフランジ、3,4,5…
…絶縁プレート、6……金属管、7,8……金属
リング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 絶縁プレート3を挾持する状態で対向配置した
    一対の突合せフランジ1A,2A夫々の管軸芯方
    向外側方に絶縁プレート4,5を位置させるとと
    もに、 それら一対の突合せフランジ1A,2Aと3つ
    の絶縁プレート3,4,5との外周側を囲む円筒
    状金属管6を設け、この金属管6の両端に、前記
    管軸芯方向外側方の絶縁プレート4,5を管軸線
    方向の両側から挾持する一対の金属リング7,8
    を各別に溶着して、前記一対の突合せフランジ1
    A,2Aと3つの絶縁プレート3,4,5とを、
    前記円筒状金属管6と両金属リング7,8とによ
    つて挟み込み状態に連結固定すべく構成し、 さらに、前記一対の突合せフランジ1A,2
    A、管軸芯方向外側方の各絶縁プレート4,5、
    一対の金属リング7,8、の夫々の対を、互いに
    ほぼ同寸同形に形成してある絶縁継手。
JP1987108444U 1987-07-15 1987-07-15 Expired JPH0426781Y2 (ja)

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JP1987108444U JPH0426781Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

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JPS6415894U JPS6415894U (ja) 1989-01-26
JPH0426781Y2 true JPH0426781Y2 (ja) 1992-06-26

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60252888A (ja) * 1984-05-30 1985-12-13 日本鋼管株式会社 直埋可能な電気絶縁継手及びその組立方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60252888A (ja) * 1984-05-30 1985-12-13 日本鋼管株式会社 直埋可能な電気絶縁継手及びその組立方法

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JPS6415894U (ja) 1989-01-26

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