JPH04267782A - 巻芯に巻回したテープ収納用コンテナ - Google Patents

巻芯に巻回したテープ収納用コンテナ

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JPH04267782A
JPH04267782A JP4239291A JP4239291A JPH04267782A JP H04267782 A JPH04267782 A JP H04267782A JP 4239291 A JP4239291 A JP 4239291A JP 4239291 A JP4239291 A JP 4239291A JP H04267782 A JPH04267782 A JP H04267782A
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JP
Japan
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pallet
container
tape
post
side plate
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Withdrawn
Application number
JP4239291A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Sako
佐古 正義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
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Publication of JPH04267782A publication Critical patent/JPH04267782A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長尺テープを巻芯に巻
回したテープ巻回体を輸送・保管のために収納するコン
テナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気テープは製造工場において、
原反から製品幅に切断しただけで、長尺状態のまま、テ
ープ巻芯に巻回した後、組込み工場や記録工場へ輸送し
て完成品としての長さに分断してカセットハウジングに
組み込んでいる。このように磁気テープは最終の長さに
切断するまで、長尺テープ巻回体のまま取り扱い、輸送
や移動、保管、記録処理等を行なうもので、この輸送や
移動に際しては、外力や塵埃から保護するため、当然ケ
ース中に収納するが、この種のケースとして、多数の長
尺テープ巻回体を一度に収納できるコンテナが適してい
る。特に取扱いを簡便化するためにはテープ巻芯穴を活
用して多数の長尺テープ巻回体をシャフト上に支持する
ことと、コンテナの前蓋を開けて固定具を外し、シャフ
トから長尺テープ巻回体を抜くだけで取り出せることと
、格別の解梱作業が必要でないこと、また梱包時には、
各長尺テープ巻回体をシャフトに挿通させ、順次に適宜
の個数嵌めた後、固定具で止めて支持させ、コンテナ蓋
を閉じるだけで、梱包が完成することが要請される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな長尺テープ巻回体の輸送は製造工場から外部の記録
工場や組込工場へ輸送するにあたり、輸送時の安定性と
共に、特に梱包時、解梱時の作業性に対する配慮が十分
満足できるものではなく、しかも包装資材コスト、物流
コスト等が高くなるばかりか梱包材料が不用となって廃
材として残り、これらは廃棄ごみとなってごみ処理問題
も生ずるし荷造りや荷解きが煩雑で労力的負担が大きい
など問題があった。本発明は、このような従来の問題点
に着目してなされたものであり、長尺テープ巻回体を輸
送時には安定的に支持し、梱包、解梱時には素早く取付
け、取外しできる等、作業性に優れ、しかも梱包廃材の
発生がなく再使用可能であり組立・折畳容易な長尺テー
プ巻回体収納コンテナを提供することを目的とするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、パレット上に
設けた下金枠に固定側板及び差込側板を挿脱自在に備え
てパレット上の周囲を囲成し、該側板上方に上蓋を着脱
自在に配備したコンテナにおいて、前記パレット上に中
央部に支柱嵌挿孔を設けた第2パレットを対向載置し、
この支柱嵌挿孔に挿脱自在に備える支柱と、該支柱の上
下に横棧状に着脱自在に設けられるハンガーとからなる
テープ巻芯支承部材を別設した巻芯に巻回したテープ収
納用コンテナである。
【0005】
【作用】本発明のコンテナの組立梱包並びに解梱使用状
態を追って説明すると、コンテナの固定側板3、差込側
板31 及び上蓋4を取外し、開梱したのち収納されて
いた第2パレット6から支柱7及びハンガー8を取出し
、第2パレット6をコンテナパレット1上に対向配設し
、第2パレットの支柱嵌挿孔5に支柱7を挿通立設し、
該支柱7にハンガー8を組み込んで取付ける。かくして
、該ハンガー8にそれぞれテープ巻回体Aのテープ巻芯
穴Bを嵌入してセットし固定治具で取付けたのち、前記
第2パレット6を固定する連結金具9を支柱7,7間に
取付け連結したのち、テープ巻回体A全体をビニール袋
で包装し、両端を集束して輪ゴムで止める。次に固定側
板3を下金枠2に取付けてから差込側板31 を立設し
て、上蓋4をかぶせたのちゴムバンドをゴムバンド受け
にかけて梱包して保管し、フォークリフトでトラックに
積み込んで所定工場へ運搬取り扱われる。また、組込工
場などの所定工場での解梱では、コンテナパレット1に
フォークリフトを差し込んでトラックより降ろし、ゴム
バンド受けからゴムバンドを外して上蓋4を外し、差込
側板31 を抜き取ってから固定側板3を外したのち、
連結金具9を取り外し、フォークリフトで第2パレット
6ごとパレット1から取り出し、キャスタ付き台車Cに
移し替えて所定場所に運搬し、テープ巻回体Aの周囲の
装着物の取り外しを行なってからテープ組込作業を行な
う。その後使用済みの空の第2パレット6はフォークリ
フトでコンテナのパレット1上に戻し、ハンガー8を支
柱7より外し、かつ支柱7を第2パレット6より取り外
し、ハンガー8、支柱7、固定治具等を第2パレット2
に収納してコンテナパレット1上に載置し、さらに差込
側板31 と固定側板3をたたんだのち、上蓋4をかぶ
せてゴムバンドをゴムバンド受けにかけて、コンパクト
に折畳んだコンテナとして重ねてフォークリフトでトラ
ックに積んで返却し再使用できるものである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図5で説明すると
、コンテナパレット1上に設けた下金枠2に固定側板3
及び差込側板31 を挿脱自在に備えてパレット上の周
囲を囲成し、該固定側板3及び差込側板31 の上方に
上蓋4を着脱自在に配備したコンテナにおいて、前記パ
レット1上に中央部に支柱嵌挿孔5を設けた第2パレッ
ト6を対向載置配備し、この支柱嵌挿孔5に挿脱自在に
備える支柱7と、該支柱7の上下に横棧状に着脱自在に
設けられるハンガー8とからなるテープ巻芯支承部材を
別設して巻芯に巻回したテープ収納用コンテナとしてあ
る。
【0007】この場合、前記第2パレット6としては、
前記コンテナパレット1上に2個対向載置できる構成と
してあって、それぞれ中央部に支柱嵌挿孔5を備えると
共に補強リブを介在させて取扱いやすい形態とし、さら
に分解した前記支柱7並びにハンガー8のテープ巻芯支
承部材はフォーク挿入孔61 に収納してコンテナ折畳
み時にコンパクトな形態でまとめて返却できるようにし
てある。また前記ハンガー8としては、前記支柱7の嵌
挿用ボス部81 例えば鞘管部又は帽冠部を中央部に備
えた角柱材或いは管材若しくは支杆材から構成して支柱
7に嵌挿或いは挿脱して着脱しやすい組立形態に構成し
てあるが、差し込み若しくは嵌め込み構造のリール支承
部材としたり、必要に応じ支柱7に折畳自在にヒンジ連
結或いは入れ子式に嵌合構造にしたものを用いることも
でき、いずれにしても支柱7とハンガー8との組立、分
解可能の構成とするのがコンテナ折畳方式に便ならしめ
てある。
【0008】さらに前記支柱7には、ハンガー8のスト
ッパ用のフランジ71 を突設して位置規制するのがよ
く、該ハンガー8にもテープ巻回体Aの側板101 を
規制するフランジ82 を突設するのが便利であり、上
方のハンガー8のボス部81 は頂壁のある帽冠部にし
て組込取付しやすいように配慮されている。図中Aはテ
ープ巻回体、Bはテープ巻芯穴、10は固定治具、10
1 は側板、11はビニール袋、12は輪ゴム、13は
ゴムバンド、14はゴムバンド受けである。なお各部の
取付け取り外し手段としては、締付けナット或いは締付
ボルト、固定ネジなどの固着部材を用いる構成とするの
が便利であるが、嵌め掛け部材或いは面テープ、バンド
などを用いてもよいし、第2パレット6及び支柱7など
は機械的強度を考慮した構成としてある。また、コンテ
ナの側板、上蓋なども機械的強度を考慮した金属製或い
は合板などを用い、内部に塵埃が侵入しないように良好
な閉鎖構造体とし開梱時には作業空間が大きくとれる形
式に構成してある。
【0009】しかして長尺テープ巻回体Aを梱包する際
には、図1に示すようにハンガー8にドーナツ状円板の
側板101 を嵌挿し長尺テープ巻回体Aを例えば20
リール入れ、更にドーナツ状円板の側板101 を嵌挿
しハブ固定板、ハブ固定ねじの固定治具10で取付ける
。この際ハブ固定ねじをハンガー8の先端にハブ固定板
を介在して螺着すると20リールの長尺テープ巻回体A
は保護用となる側板101 を両側に配置して積層され
てハンガー8に固定支持され、かつ手前側にはハブ固定
板の固定治具10で保持される。そして積層した長尺テ
ープ巻回体Aの周囲に、フィルム状の塵埃防止カバーで
あるビニール袋11をかぶせ輪ゴム12で止めつける。 他の各ハンガー8も同様に取付けたのち、パレット1の
周囲に側板3,31 を囲成し、上蓋4をかぶせて閉じ
れば輸送等が可能となる。(図1乃至図5)次に記録工
場或いは組込工場に到着後、長尺テープ巻回体体Aを取
り出すには図6乃至図8に示すようにゴムバンド受け1
4からゴムバンド13を外し、上蓋4を取り除いて、差
込側板31 を引き抜き、固定側板3を下金枠2より取
り外し支柱7,7にある連結金具9を取り外す。次でフ
ォークリフトで第2パレット6の一つを取り出し手押し
キャスタ付き台車Cに移し替えて(図8)所定工程に運
搬し、長尺テープ巻回体Aの周りにある装着物を取り外
してから、長尺テープ巻回体Aが取り出しやすいように
し、順次ハンガー8から抜き取って用いられる。そして
使用済み空台となったものを手押し台車Cよりコンテナ
に戻し(図9)、ハンガー8を支柱7から外し、支柱7
も第2パレット6から外してハンガー8、支柱7及び固
定治具10、側板101 を第2パレットのフォーク挿
入孔61 に収納し、(図10)、次いでコンテナパレ
ット1上に載置し、差込側板31 及び固定側板3を重
ねて上蓋4をかぶせてゴムバンド13をゴムバンド受け
14にかけて折畳まれたコンテナとして(図11)製造
工場へ返送し、組立しなおして再使用できるものである
【0010】
【発明の効果】本発明は、コンテナパレット上に中央部
に支柱嵌挿孔を設けた第2パレットを載置配備し、この
支柱嵌挿孔挿脱自在に備える支柱と、該支柱の上下に横
棧状に着脱自在に設けられるハンガーとからなるテープ
巻芯支承部材を別設したことにより、長尺テープ巻回体
を輸送時には安定的に支持し、梱包、解梱時には素早く
取付け、取外しできる等、作業性に優れ、しかも梱包廃
材の発生がなく再使用可能であり組立・折畳容易な安価
な形態とすることができるし、長尺テープ巻回体を輸送
或いは保管時には安全に梱包でき、収納取出し時の荷造
り荷解き作業は簡便で迅速にでき労力もかからず作業時
の負担が少なくその作業性は大幅に向上できると共に、
包装資材に無駄がなく排棄すべきものもなくなってごみ
処理問題の障害がなくなって物流コストも著しく低減で
きるなどの実用上の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の使用状態を示す縦断面図であ
る。
【図2】コンテナ内部を示す一部切欠平面図である。
【図3】コンテナ内部を示す一部切欠正面図である。
【図4】第2パレットの中央縦断面図である。
【図5】テープ巻芯支承部材の斜視図である。
【図6】梱包収納状態を示す斜視図である。
【図7】開梱状態を示す斜視図である。
【図8】一使用状態を示す側面図である。
【図9】空台車戻し状態を示す斜視図である。
【図10】折畳状態を示す斜視図である。
【図11】コンテナ折畳収納状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1  コンテナパレット 2  下金枠 3  固定側板 31 差込側板 4  上蓋 5  支柱嵌挿孔 6  第2パレット 61 フォーク挿入孔 7  支柱 71 フランジ 8  ハンガー 81 嵌挿用ボス部 82 フランジ 9  連結金具 10  固定治具 11  ビニール袋 12  輪ゴム 13  ゴムバンド 14  ゴムバンド受け

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  パレット上に設けた下金枠に固定側板
    及び差込側板を挿脱自在に備えてパレット上の周囲を囲
    成し、該側板上方に上蓋を着脱自在に配備したコンテナ
    において、前記パレット上に中央部に支柱嵌挿孔を設け
    た第2パレットを対向載置し、この支柱嵌挿孔に挿脱自
    在に備える支柱と、該支柱の上下に横棧状に着脱自在に
    設けられるハンガーとからなるテープ巻芯支承部材を別
    設したことを特徴とする巻芯に巻回したテープ収納用コ
    ンテナ。
  2. 【請求項2】  前記第2パレットが、前記支柱並びに
    ハンガーを夫々分離したテープ巻芯支承部材を内部に収
    納できるようにした請求項1記載のテープ収納用コンテ
    ナ。
  3. 【請求項3】  前記ハンガーが、前記支柱の嵌挿用ボ
    ス部を中央部に備えた角柱材からなる請求項1または2
    記載のテープ収納用コンテナ。
JP4239291A 1991-02-15 1991-02-15 巻芯に巻回したテープ収納用コンテナ Withdrawn JPH04267782A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4239291A JPH04267782A (ja) 1991-02-15 1991-02-15 巻芯に巻回したテープ収納用コンテナ

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JP4239291A JPH04267782A (ja) 1991-02-15 1991-02-15 巻芯に巻回したテープ収納用コンテナ

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Publication Number Publication Date
JPH04267782A true JPH04267782A (ja) 1992-09-24

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ID=12634798

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4239291A Withdrawn JPH04267782A (ja) 1991-02-15 1991-02-15 巻芯に巻回したテープ収納用コンテナ

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JP (1) JPH04267782A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2804945A1 (fr) * 2000-02-16 2001-08-17 Tattu Et Fils Soc D Expl Dispositif de devidoir d'elements filaires ou analogues conditionnes en bobine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2804945A1 (fr) * 2000-02-16 2001-08-17 Tattu Et Fils Soc D Expl Dispositif de devidoir d'elements filaires ou analogues conditionnes en bobine

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Effective date: 19980514