JPH04267620A - 三角波発振回路 - Google Patents
三角波発振回路Info
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- JPH04267620A JPH04267620A JP3028328A JP2832891A JPH04267620A JP H04267620 A JPH04267620 A JP H04267620A JP 3028328 A JP3028328 A JP 3028328A JP 2832891 A JP2832891 A JP 2832891A JP H04267620 A JPH04267620 A JP H04267620A
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- level
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Links
- 230000010356 wave oscillation Effects 0.000 title claims description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 19
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 abstract description 14
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 abstract description 10
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は三角波発振回路に関する
。
。
【0002】
【従来の技術】従来の三角波発振回路は、図3に示され
るように、基準電圧源2から出力される基準電圧VR
およびタイミング用の抵抗3(抵抗値RT )を介して
基準電流IR を出力する基準電流源1と、タイミング
用のコンデンサ7(容量値CT )に対する充電電流I
1 および放電電流I2 を、カレントミラー回路を介
してそれぞれ生成する充電電流源4および放電電流源5
と、三角波の出力電圧V0 が、端子58から入力され
る三角波の設定最高電圧VH に到達したことを検出す
るコンパレータ29と、三角波の出力電圧V0 が、端
子59から入力される三角波の設定最低電圧VL にな
ったことを検出するコンパレータ30と、これらのコン
パレータ29および30の出力を入力して、充放電切替
用のスイッチ6を切替制御するリセット/セット・ラッ
チ回路31とを備えて構成される。
るように、基準電圧源2から出力される基準電圧VR
およびタイミング用の抵抗3(抵抗値RT )を介して
基準電流IR を出力する基準電流源1と、タイミング
用のコンデンサ7(容量値CT )に対する充電電流I
1 および放電電流I2 を、カレントミラー回路を介
してそれぞれ生成する充電電流源4および放電電流源5
と、三角波の出力電圧V0 が、端子58から入力され
る三角波の設定最高電圧VH に到達したことを検出す
るコンパレータ29と、三角波の出力電圧V0 が、端
子59から入力される三角波の設定最低電圧VL にな
ったことを検出するコンパレータ30と、これらのコン
パレータ29および30の出力を入力して、充放電切替
用のスイッチ6を切替制御するリセット/セット・ラッ
チ回路31とを備えて構成される。
【0003】図3において、基準電流源1による基準電
流IO は、次式により設定される。
流IO は、次式により設定される。
【0004】
I0 =VR /RT …………………………(1)ま
た、充放電電流I1 およびI2 は、カレントミラー
回路により生成され、タイミング用のコンデンサ7に対
応する充放電電流が形成される。コンパレータ29の出
力は、三角波の出力電圧VO がVHよりも高くなると
LOWレベル、低くなるとHIGHレベルとなり、また
、コンパレータ30の出力は、三角波の出力電圧VO
がVL よりも低くなるとLOWレベル、高くなるとH
IGHレベルとなる。従って、リセット/セット・ラッ
チ回路31の出力レベルは、図4(a)および(b)に
示されるように、三角波の出力電圧VO の上昇時にお
いては、VO の電圧レベルが(VL 以下→VH )
までのレベルの間においてはLOWレベル、(VH 以
上)のレベルにおいてはHIGHレベルとなる。また、
出力電圧VO の下降時においては、VO の電圧レベ
ルが(VH 以上→VL )までのレベルの間において
はHIGHレベル、(VL 以下)のレベルにおいては
LOWレベルとなる。そして、充放電切替用のスイッチ
6は、リセット/セット・ラッチ回路31の出力がHI
GHレベルの時に放電回路が形成され、LOWレベルの
時に充電回路が形成されるように作用する。よって、初
期状態における三角波の出力電圧VO をVL 以下と
すると、下記の経過を経て三角波の発振が行われる。 (1) VO <VL であるため、充放電回路は充電
モードとなり、タイミング用のコンデンサ7に充電され
る。 (2) コンデンサ7に対する充電に対応して、三角波
の出力電圧VOは上昇する。 (3) VO >VH となった時点において、充放電
回路は放電モードとなる。 (4) コンデンサ7からの放電に対応して、三角波の
出力電圧VO は下降する。 (5) VO <VL となった時点において、充放電
回路は充電モードとなる。 (6) 以降、上記の(1) 〜(5) の動作が繰返
して行われ、三角波の発振が継続して行われる。
た、充放電電流I1 およびI2 は、カレントミラー
回路により生成され、タイミング用のコンデンサ7に対
応する充放電電流が形成される。コンパレータ29の出
力は、三角波の出力電圧VO がVHよりも高くなると
LOWレベル、低くなるとHIGHレベルとなり、また
、コンパレータ30の出力は、三角波の出力電圧VO
がVL よりも低くなるとLOWレベル、高くなるとH
IGHレベルとなる。従って、リセット/セット・ラッ
チ回路31の出力レベルは、図4(a)および(b)に
示されるように、三角波の出力電圧VO の上昇時にお
いては、VO の電圧レベルが(VL 以下→VH )
までのレベルの間においてはLOWレベル、(VH 以
上)のレベルにおいてはHIGHレベルとなる。また、
出力電圧VO の下降時においては、VO の電圧レベ
ルが(VH 以上→VL )までのレベルの間において
はHIGHレベル、(VL 以下)のレベルにおいては
LOWレベルとなる。そして、充放電切替用のスイッチ
6は、リセット/セット・ラッチ回路31の出力がHI
GHレベルの時に放電回路が形成され、LOWレベルの
時に充電回路が形成されるように作用する。よって、初
期状態における三角波の出力電圧VO をVL 以下と
すると、下記の経過を経て三角波の発振が行われる。 (1) VO <VL であるため、充放電回路は充電
モードとなり、タイミング用のコンデンサ7に充電され
る。 (2) コンデンサ7に対する充電に対応して、三角波
の出力電圧VOは上昇する。 (3) VO >VH となった時点において、充放電
回路は放電モードとなる。 (4) コンデンサ7からの放電に対応して、三角波の
出力電圧VO は下降する。 (5) VO <VL となった時点において、充放電
回路は充電モードとなる。 (6) 以降、上記の(1) 〜(5) の動作が繰返
して行われ、三角波の発振が継続して行われる。
【0005】なお、この場合における三角波の発振周波
数fは、次式によって示される。
数fは、次式によって示される。
【0006】
f=i/2CT (VH −VL )…………………(
2)f………発振周波数(Hz) i………充電・放電電流(A) CT ……コンデンサ7の容量値(F)VH ……三角
波の最高電圧(V) VL ……三角波の最低電圧(V)
2)f………発振周波数(Hz) i………充電・放電電流(A) CT ……コンデンサ7の容量値(F)VH ……三角
波の最高電圧(V) VL ……三角波の最低電圧(V)
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の三角波
発振回路においては、三角波の最高電圧VH および最
低電圧VL はコンバレータに対する入力電位として設
定されているが、実際の動作状態においては、三角波の
出力電圧VO が、これらの設定電圧を越えてからコン
パレータが動作し、またリセット/セット・ラッチ回路
が動作して、充放電の切替えが行われているため、コン
パレータおよびリセット/セット・ラッチ回路等におけ
る応答速度の遅れにより、実際に出力される三角波の最
高電位は前記設定値よりも高く、また最低電位は前記設
定値よりも低くなる。従って、発振周波数が高くなる程
発振振幅の誤差および周波数の誤差が大きくなるという
欠点がある。
発振回路においては、三角波の最高電圧VH および最
低電圧VL はコンバレータに対する入力電位として設
定されているが、実際の動作状態においては、三角波の
出力電圧VO が、これらの設定電圧を越えてからコン
パレータが動作し、またリセット/セット・ラッチ回路
が動作して、充放電の切替えが行われているため、コン
パレータおよびリセット/セット・ラッチ回路等におけ
る応答速度の遅れにより、実際に出力される三角波の最
高電位は前記設定値よりも高く、また最低電位は前記設
定値よりも低くなる。従って、発振周波数が高くなる程
発振振幅の誤差および周波数の誤差が大きくなるという
欠点がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の三角波発振回路
は、三角波の出力電圧を入力して、その最高出力電圧を
検出する高電位側のピークホールド回路と、前記三角波
の出力電圧を入力して、その最低出力電圧を検出する低
電位側のピークホールド回路と、前記高電位側のピーク
ホールド回路の出力電圧を入力し、三角波の最高設定電
圧との差電圧を検出して出力する高電位側のレベルシフ
ト回路と、前記低電位側のピークホールド回路の出力電
圧を入力し、三角波の最低設定電圧との差電圧を検出し
て出力する低電位側のレベルシフト回路と、前記三角波
の出力電圧と、前記高電位側のレベルシフト回路の検出
出力とを入力して、相互のレベル差異を検出して出力す
る高電位側のコンパレータと、前記三角波の出力電圧と
、前記低電位側のレベルシフト回路の検出出力とを入力
して、相互のレベル差異を検出して出力する低電位側の
コンパレータと、前記高電位側および低電位側のコンパ
レータの検出出力を、それぞれリセット端子およびセッ
ト端子に入力して、当該検出出力のレベルに対応する論
理レベル信号を出力するリセット/セット・ラッチ回路
と、前記ビークホールド回路ならびにレベルシフト回路
における初期リセット、およびピークホールド回路なら
びにレベルシフト回路の出力のタイミングを、所定のス
イッチを介して制御するタイマー回路と、を備えて構成
される。
は、三角波の出力電圧を入力して、その最高出力電圧を
検出する高電位側のピークホールド回路と、前記三角波
の出力電圧を入力して、その最低出力電圧を検出する低
電位側のピークホールド回路と、前記高電位側のピーク
ホールド回路の出力電圧を入力し、三角波の最高設定電
圧との差電圧を検出して出力する高電位側のレベルシフ
ト回路と、前記低電位側のピークホールド回路の出力電
圧を入力し、三角波の最低設定電圧との差電圧を検出し
て出力する低電位側のレベルシフト回路と、前記三角波
の出力電圧と、前記高電位側のレベルシフト回路の検出
出力とを入力して、相互のレベル差異を検出して出力す
る高電位側のコンパレータと、前記三角波の出力電圧と
、前記低電位側のレベルシフト回路の検出出力とを入力
して、相互のレベル差異を検出して出力する低電位側の
コンパレータと、前記高電位側および低電位側のコンパ
レータの検出出力を、それぞれリセット端子およびセッ
ト端子に入力して、当該検出出力のレベルに対応する論
理レベル信号を出力するリセット/セット・ラッチ回路
と、前記ビークホールド回路ならびにレベルシフト回路
における初期リセット、およびピークホールド回路なら
びにレベルシフト回路の出力のタイミングを、所定のス
イッチを介して制御するタイマー回路と、を備えて構成
される。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0009】図1は本発明の第1の実施例を示すブロッ
ク図である。図1に示されるように、本実施例は、基準
電流源1と、基準電圧源2と、抵抗3,23,24,2
6および27と、充電用電流源4と、放電用電流源5と
、スイッチ6,13〜16と、コンデンサ7,11およ
び21と、ピークホルド回路8および18と、演算増幅
器9,12,19,22,25および28と、タイマー
17と、コンパレータ29および30と、リセット/セ
ット・ラッチ回路31とを備えて構成される。
ク図である。図1に示されるように、本実施例は、基準
電流源1と、基準電圧源2と、抵抗3,23,24,2
6および27と、充電用電流源4と、放電用電流源5と
、スイッチ6,13〜16と、コンデンサ7,11およ
び21と、ピークホルド回路8および18と、演算増幅
器9,12,19,22,25および28と、タイマー
17と、コンパレータ29および30と、リセット/セ
ット・ラッチ回路31とを備えて構成される。
【0010】図1において、従来例の場合における(1
) 式と同様に、基準電流源1による基準電流IO は
、次式により設定される。
) 式と同様に、基準電流源1による基準電流IO は
、次式により設定される。
【0011】
I0 =VR /RT …………………………(1)ま
た、充放電電流I1 およびI2 は、カレントミラー
回路により生成され、タイミング用のコンデンサ7に対
応する充放電電流が形成される。
た、充放電電流I1 およびI2 は、カレントミラー
回路により生成され、タイミング用のコンデンサ7に対
応する充放電電流が形成される。
【0012】演算増幅器9,12、ダイオード10およ
びコンデンサ11を含む高電位側のピークホールド回路
8は、三角波の出力電圧の最高電圧を保持し、出力する
機能を有している。この高電位側のピークホールド回路
8の出力電圧VOHは、抵抗23,24および演算増幅
器25より成る高電位側のレベルシフト回路に入力され
て、このレベルシフト回路において、端子52より入力
される三角波の最高設定電圧VH との差電圧が検出さ
れ、高電位側の電圧検出用のコンパレータ29の一方の
入力端子に入力される。コンパレータ29の他の入力端
子には、三角波の出力電圧VO が入力されており、コ
ンパレータ29よりは次式に示される検出電圧ΔVH
が出力される。
びコンデンサ11を含む高電位側のピークホールド回路
8は、三角波の出力電圧の最高電圧を保持し、出力する
機能を有している。この高電位側のピークホールド回路
8の出力電圧VOHは、抵抗23,24および演算増幅
器25より成る高電位側のレベルシフト回路に入力され
て、このレベルシフト回路において、端子52より入力
される三角波の最高設定電圧VH との差電圧が検出さ
れ、高電位側の電圧検出用のコンパレータ29の一方の
入力端子に入力される。コンパレータ29の他の入力端
子には、三角波の出力電圧VO が入力されており、コ
ンパレータ29よりは次式に示される検出電圧ΔVH
が出力される。
【0013】
ΔVH =VH −(VOH−VH )……………(3
)高電位側の電圧検出用のコンパレータ29においては
、三角波の出力電圧VO が上記のΔVH よりも低い
レベルにある場合には、その出力として高レベルが出力
され、また、出力電圧VO が上記のΔVH よりも高
いレベルにある場合には、その出力として低レベルが出
力される。
)高電位側の電圧検出用のコンパレータ29においては
、三角波の出力電圧VO が上記のΔVH よりも低い
レベルにある場合には、その出力として高レベルが出力
され、また、出力電圧VO が上記のΔVH よりも高
いレベルにある場合には、その出力として低レベルが出
力される。
【0014】また、演算増幅器19,22、ダイオード
20およびコンデンサ21を含む低電位側のピークホー
ルド回路18は、三角波の出力電圧の最低電圧を保持し
、出力する機能を有している。低電位側のピークホール
ド回路18の出力電圧VOLは、抵抗26,27および
演算増幅器28より成る低電位側のレベルシフト回路に
入力されて、このレベルシフト回路において、端子53
より入力される三角波の最低設定電圧VL との差電圧
が検出され、低電位側の電圧検出用のコンパレータ30
の一方の入力端子に入力される。コンパレータ30の他
の入力端子には、三角波の出力電圧VO が入力されて
おり、コンパレータ30よりは次式に示される検出電圧
ΔVL が出力される。
20およびコンデンサ21を含む低電位側のピークホー
ルド回路18は、三角波の出力電圧の最低電圧を保持し
、出力する機能を有している。低電位側のピークホール
ド回路18の出力電圧VOLは、抵抗26,27および
演算増幅器28より成る低電位側のレベルシフト回路に
入力されて、このレベルシフト回路において、端子53
より入力される三角波の最低設定電圧VL との差電圧
が検出され、低電位側の電圧検出用のコンパレータ30
の一方の入力端子に入力される。コンパレータ30の他
の入力端子には、三角波の出力電圧VO が入力されて
おり、コンパレータ30よりは次式に示される検出電圧
ΔVL が出力される。
【0015】
ΔVL =VL −(VOL−VH )……………(4
)低電位側の電圧検出用のコンパレータ30においては
、三角波の出力電圧VO が上記のΔVL よりも高い
レベルにある場合には、その出力として高レベルが出力
され、また、出力電圧VO が上記のΔVL よりも低
いレベルにある場合には、その出力として低レベルが出
力される。
)低電位側の電圧検出用のコンパレータ30においては
、三角波の出力電圧VO が上記のΔVL よりも高い
レベルにある場合には、その出力として高レベルが出力
され、また、出力電圧VO が上記のΔVL よりも低
いレベルにある場合には、その出力として低レベルが出
力される。
【0016】コンパレータ29および30の出力は、そ
れぞれリセット/セット・ラッチ回路31のR(リセッ
ト)端子およびS(セット)端子に入力されるが、リセ
ット/セット・ラッチ回路31においては、これらのR
端子およびS端子に対する入力記号をそれぞれRおよび
Sとして表わすものとすると、そのQ端子出力Qとの間
に下記の論理が成立つ。
れぞれリセット/セット・ラッチ回路31のR(リセッ
ト)端子およびS(セット)端子に入力されるが、リセ
ット/セット・ラッチ回路31においては、これらのR
端子およびS端子に対する入力記号をそれぞれRおよび
Sとして表わすものとすると、そのQ端子出力Qとの間
に下記の論理が成立つ。
【0017】R=Hレベル、S=Hレベルの時、Q:前
の状態が保持される。
の状態が保持される。
【0018】
R=Hレベル、S=Lレベルの時、Q=LレベルR=L
レベル、S=Hレベルの時、Q=HレベルR=Lレベル
、S=Lレベルの時、Q=Lレベル従って、リセット/
セット・ラッチ回路31の出力レベルとしては、三角波
の出力電圧VO が、VO <ΔVL の時点において
はQ端子出力レベルはLレベルとなり、出力電圧VO
が上昇して、ΔVL <VO <ΔVH となる時点に
おいては、Q端子出力レベルはLレベルが保持され、更
に出力電圧VO が上昇して、VO >ΔVH となる
時点においては、Q端子出力レベルはHレベルとなる。 この時点より、三角波の出力電圧VO は漸次下降状態
となり、ΔVL <VO <ΔVH となる時点におい
ても、Q端子出力レベルは、そのままHレベルが保持さ
れる。そして、更に出力電圧VO が下降して、VO
<ΔVL の時点において、再度Lレベルに転移する。 よって、充放電切替用のスイッチ6は、リセット/セッ
ト・ラッチ回路31のQ端子出力レベルがLOWレベル
の時には充電側用電流源4の側に接となり、Q端子出力
レベルがHIGHレベルの時には放電用電流源5の側に
接となるように設定される。
レベル、S=Hレベルの時、Q=HレベルR=Lレベル
、S=Lレベルの時、Q=Lレベル従って、リセット/
セット・ラッチ回路31の出力レベルとしては、三角波
の出力電圧VO が、VO <ΔVL の時点において
はQ端子出力レベルはLレベルとなり、出力電圧VO
が上昇して、ΔVL <VO <ΔVH となる時点に
おいては、Q端子出力レベルはLレベルが保持され、更
に出力電圧VO が上昇して、VO >ΔVH となる
時点においては、Q端子出力レベルはHレベルとなる。 この時点より、三角波の出力電圧VO は漸次下降状態
となり、ΔVL <VO <ΔVH となる時点におい
ても、Q端子出力レベルは、そのままHレベルが保持さ
れる。そして、更に出力電圧VO が下降して、VO
<ΔVL の時点において、再度Lレベルに転移する。 よって、充放電切替用のスイッチ6は、リセット/セッ
ト・ラッチ回路31のQ端子出力レベルがLOWレベル
の時には充電側用電流源4の側に接となり、Q端子出力
レベルがHIGHレベルの時には放電用電流源5の側に
接となるように設定される。
【0019】ここで、タイマー回路17の動作について
説明する。三角波発振回路の初期における動作を安定化
するために、タイマー回路17によるスイッチ切替制御
作用を介して、スイッチ14および13は、最高設定電
圧VHに対応してオンとなり、スイッチ15および16
は、最低設定電圧VLに対応してオンとなるように設定
される。これにより、高電位側のレベルシフト回路の出
力電圧はVHに、低電位側のレベルシフト回路の出力電
圧はVLとなる。この動作により、高電位側および低電
位側におけるピークホールド回路8および18における
初期電圧は、それぞれVHおよびVLに設定される。
説明する。三角波発振回路の初期における動作を安定化
するために、タイマー回路17によるスイッチ切替制御
作用を介して、スイッチ14および13は、最高設定電
圧VHに対応してオンとなり、スイッチ15および16
は、最低設定電圧VLに対応してオンとなるように設定
される。これにより、高電位側のレベルシフト回路の出
力電圧はVHに、低電位側のレベルシフト回路の出力電
圧はVLとなる。この動作により、高電位側および低電
位側におけるピークホールド回路8および18における
初期電圧は、それぞれVHおよびVLに設定される。
【0020】タイマー設定時間経過後において、スイッ
チ14は三角波の出力電圧VOの側にオン(接)し、ス
イッチ13はオフ(断)となる。スイッチ15は三角波
の出力電圧VOの側にオンし、スイッチ16はオフする
。このスイッチにおける切替動作により、ピーク電圧の
検出およびコンパレータにおける検出電圧の調整が行わ
れる。
チ14は三角波の出力電圧VOの側にオン(接)し、ス
イッチ13はオフ(断)となる。スイッチ15は三角波
の出力電圧VOの側にオンし、スイッチ16はオフする
。このスイッチにおける切替動作により、ピーク電圧の
検出およびコンパレータにおける検出電圧の調整が行わ
れる。
【0021】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図2は本発明の第2の実施例を示すブロック図で
ある。図2に示されるように、本実施例は、基準電流源
1と、基準電圧源2と、抵抗3,23,24,26およ
び27と、充電用電流源4と、放電用電流源5と、スイ
ッチ6,13〜16,33,36と、コンデンサ7,1
1および21と、ビークホルド回路8および18と、演
算増幅器9,12,19,22,25および28と、タ
イマー回路17,32と、コンパレータ29および30
と、リセット/セット・ラッチ回路31とを備えて構成
される。
する。図2は本発明の第2の実施例を示すブロック図で
ある。図2に示されるように、本実施例は、基準電流源
1と、基準電圧源2と、抵抗3,23,24,26およ
び27と、充電用電流源4と、放電用電流源5と、スイ
ッチ6,13〜16,33,36と、コンデンサ7,1
1および21と、ビークホルド回路8および18と、演
算増幅器9,12,19,22,25および28と、タ
イマー回路17,32と、コンパレータ29および30
と、リセット/セット・ラッチ回路31とを備えて構成
される。
【0022】図2に示されるように、本実施例の第1の
実施例との相違点は、新たにタイマー回路32が追加さ
れ、このタイマー回路32により切替制御されるスイッ
チ33および36が付加されたことである。他の構成要
素については、前述の第1の実施例の場合と同様である
。タイマー回路17の動作は、第1の実施例の場合と同
様であり、スイッチ13〜16に対するタイマー回路1
7による切替制御作用により、高電位側および低電位側
のピークホールド回路における初期電圧は、それぞれV
HおよびVLに設定される。リセット時においては、ス
イッチ14および13は、端子55より入力されるVH
の側にオンとなり、スイッチ15および16は、端子5
6より入力されるVLの側にオンとなる。リセット後に
おいて、スイッチ14および15を、三角波の出力電圧
VOの側にオンとし、スイッチ13および16をオフと
することにより、三角波の出力電圧VOのピークホール
ドのモードとなる。
実施例との相違点は、新たにタイマー回路32が追加さ
れ、このタイマー回路32により切替制御されるスイッ
チ33および36が付加されたことである。他の構成要
素については、前述の第1の実施例の場合と同様である
。タイマー回路17の動作は、第1の実施例の場合と同
様であり、スイッチ13〜16に対するタイマー回路1
7による切替制御作用により、高電位側および低電位側
のピークホールド回路における初期電圧は、それぞれV
HおよびVLに設定される。リセット時においては、ス
イッチ14および13は、端子55より入力されるVH
の側にオンとなり、スイッチ15および16は、端子5
6より入力されるVLの側にオンとなる。リセット後に
おいて、スイッチ14および15を、三角波の出力電圧
VOの側にオンとし、スイッチ13および16をオフと
することにより、三角波の出力電圧VOのピークホール
ドのモードとなる。
【0023】新たに付加されたタイマー回路32は、上
記のピークホールドのモードになった後、設定時間後に
おいて、スイッチ33および36を切替える機能を有し
ており、スイッチ33および36の初期リセット時と、
ピークホールドになってから設定時間に至るまでの間、
それぞれVHおよびVLの側にオンとしておく。この操
作により、ピークホールドのモードにおいては、コンパ
レータ29および30における検出電圧がVHおよびV
Lの時のピーク電圧を、そのまま保持することが可能と
なる。その後において、スイッチ33および36を、そ
れぞれに対応するレベルシフト回路の側にオンとするこ
とにより、コンパレータ29および30における検出電
圧が調整される。
記のピークホールドのモードになった後、設定時間後に
おいて、スイッチ33および36を切替える機能を有し
ており、スイッチ33および36の初期リセット時と、
ピークホールドになってから設定時間に至るまでの間、
それぞれVHおよびVLの側にオンとしておく。この操
作により、ピークホールドのモードにおいては、コンパ
レータ29および30における検出電圧がVHおよびV
Lの時のピーク電圧を、そのまま保持することが可能と
なる。その後において、スイッチ33および36を、そ
れぞれに対応するレベルシフト回路の側にオンとするこ
とにより、コンパレータ29および30における検出電
圧が調整される。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、三角波
の発振振幅を監視し、その最高電圧が設定電圧よりも高
い場合には、その電位を検出して高電位側のコンパレー
タの検出電圧を低レベルとし、その最低電圧が設定電圧
よりも低い場合には、その電位を検出して低電位側のコ
ンパレータの検出電圧を高レベルとすることにより、発
振振幅の誤差を縮小させ、また、発振周波数の誤差をも
小さくすることができるという効果がある。
の発振振幅を監視し、その最高電圧が設定電圧よりも高
い場合には、その電位を検出して高電位側のコンパレー
タの検出電圧を低レベルとし、その最低電圧が設定電圧
よりも低い場合には、その電位を検出して低電位側のコ
ンパレータの検出電圧を高レベルとすることにより、発
振振幅の誤差を縮小させ、また、発振周波数の誤差をも
小さくすることができるという効果がある。
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図である
。
。
【図2】本発明の第2の実施例を示すブロック図である
。
。
【図3】従来例を示すブロック図である。
【図4】三角波の出力信号とリセット/セット・ラッチ
回路の出力レベルの示す図である。
回路の出力レベルの示す図である。
1 基準電流源
2 基準電圧源
3,23,24,26,27 抵抗4 充
電用電流源 5 放電用電流源 6,13〜16,33,36 スイッチ7,11
,21 コンデンサ 8,18 ピークホールド回路 9,12,19,22,25,28 演算増幅器
10,20 ダイオード 17,32 タイマー回路 29,30 コンパレータ
電用電流源 5 放電用電流源 6,13〜16,33,36 スイッチ7,11
,21 コンデンサ 8,18 ピークホールド回路 9,12,19,22,25,28 演算増幅器
10,20 ダイオード 17,32 タイマー回路 29,30 コンパレータ
Claims (1)
- 【請求項1】 三角波の出力電圧を入力して、その最
高出力電圧を検出する高電位側のピークホールド回路と
、前記三角波の出力電圧を入力して、その最低出力電圧
を検出する低電位側のピークホールド回路と、前記高電
位側のピークホールド回路の出力電圧を入力し、三角波
の最高設定電圧との差電圧を検出して出力する高電位側
のレベルシフト回路と、前記低電位側のピークホールド
回路の出力電圧を入力し、三角波の最低設定電圧との差
電圧を検出して出力する低電位側のレベルシフト回路と
、前記三角波の出力電圧と、前記高電位側のレベルシフ
ト回路の検出出力とを入力して、相互のレベル差異を検
出して出力する高電位側のコンパレータと、前記三角波
の出力電圧と、前記低電位側のレベルシフト回路の検出
出力とを入力して、相互のレベル差異を検出して出力す
る低電位側のコンパレータと、前記高電位側および低電
位側のコンパレータの検出出力を、それぞれリセット端
子およびセット端子に入力して、当該検出出力のレベル
に対応する論理レベル信号を出力するリセット/セット
・ラッチ回路と、前記ビークホールド回路ならびにレベ
ルシフト回路における初期リセット、およびピークホー
ルド回路ならびにレベルシフト回路の出力のタイミング
を、所定のスイッチを介して制御するタイマー回路と、
を備えることを特徴とする三角波発振回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3028328A JPH04267620A (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 三角波発振回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3028328A JPH04267620A (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 三角波発振回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04267620A true JPH04267620A (ja) | 1992-09-24 |
Family
ID=12245546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3028328A Pending JPH04267620A (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 三角波発振回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04267620A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0780035A1 (en) * | 1995-07-11 | 1997-06-25 | Microchip Technology Incorporated | Accurate rc oscillator |
EP0840952A1 (en) * | 1996-05-24 | 1998-05-13 | Microchip Technology Inc. | Accurate rc oscillator having peak-to-peak voltage control |
EP0840955A1 (en) * | 1996-05-24 | 1998-05-13 | Microchip Technology Inc. | Microcontroller with firmware selectable oscillator trimming |
JP2007215021A (ja) * | 2006-02-10 | 2007-08-23 | Fujitsu Ltd | 位相調整回路および位相調整方法 |
US8212624B2 (en) | 2008-08-07 | 2012-07-03 | Panasonic Corporation | Reference frequency generation circuit, semiconductor integrated circuit, and electronic device |
-
1991
- 1991-02-22 JP JP3028328A patent/JPH04267620A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0780035A1 (en) * | 1995-07-11 | 1997-06-25 | Microchip Technology Incorporated | Accurate rc oscillator |
EP0780035A4 (en) * | 1995-07-11 | 1998-12-23 | Microchip Tech Inc | PRECISION RC OSCILLATOR |
EP0840952A1 (en) * | 1996-05-24 | 1998-05-13 | Microchip Technology Inc. | Accurate rc oscillator having peak-to-peak voltage control |
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EP0840952A4 (en) * | 1996-05-24 | 1998-12-23 | Microchip Tech Inc | RC OSCILLATOR WITH PEAK VOLTAGE CONTROL |
EP0840955A4 (en) * | 1996-05-24 | 1998-12-23 | Microchip Tech Inc | MICROCONTROLLER WITH SYSTEM FOR TRIMMER-SELECTABLE TRIMMING OF AN OSCILLATOR |
JP2007215021A (ja) * | 2006-02-10 | 2007-08-23 | Fujitsu Ltd | 位相調整回路および位相調整方法 |
US7420404B2 (en) | 2006-02-10 | 2008-09-02 | Fujitsu Limited | Phase adjuster circuit and phase adjusting method |
US8212624B2 (en) | 2008-08-07 | 2012-07-03 | Panasonic Corporation | Reference frequency generation circuit, semiconductor integrated circuit, and electronic device |
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