JPH04266327A

JPH04266327A - 無機質板積載装置

Info

Publication number: JPH04266327A
Application number: JP837391A
Authority: JP
Inventors: Yoshiharu Okubo; 大窪　義晴
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1991-01-28
Filing date: 1991-01-28
Publication date: 1992-09-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、普通ポルトランドセメ
ント、早強セメント、フライアッシュセメント、白セメ
ント等の水硬性物質、ケイ砂、フライアッシュ、パ−ラ
イト等の骨材、パルプ、ＰＰ、ウォラストナイト等の繊
維、メチルセルロ−ス、ＰＶＡ等の添加剤等の混合物か
らなる無機質板４を積載する際に使用され、吸引機能を
備えた複数枚のパット１をフレ−ム２の下方に並設して
なる無機質板積載装置に関するものである。

【０００２】また、この無機質板４の材料としては、が
用いられる。

【０００３】

【従来の技術】従来から、第５図に示すように、抄造方
法等により成形される未養生の無機質板４をベルトコン
ベア５等から養生用パレット６に積み替える際に用いら
れ、吸引機能を備えた複数枚のパット１をフレ−ム２の
下方に並設してなる無機質板積載装置が知られている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
ては、吸引機能を備えた複数枚のパット１を有し、未養
生の無機質板４を養生用パレット６に積み替えることが
できるものである。

【０００５】しかしながら、この無機質板積載装置にお
いては、複数枚のパット１をフレ−ム２の下方に並設し
、固定してなるものであり、パット１、１間の間隔を変
えることができないものである。

【０００６】このため、この無機質板積載装置において
は、第６図に示すように、ベルトコンベア５等で隣接し
て送られてくる未養生の無機質板４を隣接した状態のま
ま養生用パレット６に積み替えるものであり、養生時、
隣接する未養生の無機質板４、４の隙間に蒸気等が通り
難く、未養生の無機質板４内に温度分布が生じて養生ク
ラックが発生し易くなり、歩留りが低下する。また、第
７図に示すように、隣合う未養生の無機質板４、４間を
広くしてベルトコンベア５等で送り、養生用パレット６
に積み替えると、養生クラックは発生し難くくなるもの
の、生産性が低下する。

【０００７】そこで本発明は、上記従来の技術における
問題を解決するために発明されたものであり、すなわち
その課題は、養生クラックの発生を抑制するとともに、
生産性を低下させない無機質板積載装置を提供すること
である。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明の無機質板積載装
置は、吸引機能を備えた複数枚のパット１をフレ−ム２
の下方に並設してなる無機質板積載装置において、パッ
ト１を可動部材３を介してフレ−ム２の下方に並設し、
それぞれのパット１が、隣合うパット１と離反する方向
に水平移動可能にしてなるものであり、隣合うパット１
、１間の間隔を変えることができるものである。また、
吸引機能を与えるものとしては、エア−の減圧によって
吸引するブロア−７、バキュ−ムポンプ９等が望ましい
。

【０００９】また、フレ−ム２においては、板状のもの
であっても、アングル等を組み合わせたものであっても
よいものであり、未養生の無機質板４を吸引したパット
１が可動部材３によってスム−ズに移動できるように支
持するものである。

【００１０】また、パット１においては、未養生の無機
質板４を吸引するものであり、無機質板４を傷つけない
ように、下面側に弾性体を取付けてもよいものである。

【００１１】

【作用】本発明の無機質板積載装置おいては、ベルトコ
ンベア５等で隣接して送られてくる未養生の無機質板４
をパット１で吸引して持ち上げた後、隣合うパット１、
１間の間隔を広げて養生用パレット６に積み替えること
により、養生用パレット６に積載された隣合う未養生の
無機質板４、４間の間隔を充分に取ることができるもの
である。

【００１２】

【実施例】以下、本発明を、図面に示した実施例に基づ
いて詳細に説明する。

【００１３】第１図に示す無機質板積載装置は、本発明
の一実施例で、ブロア−７が接続された二枚のパット１
を可動部材３を介してフレ−ム２の下方に並設し、それ
ぞれのパット１を隣合うパット１と離反する方向に押し
広げるシリンダ−８をフレ−ム２の下面に取り付け、そ
れぞれのパット１を水平移動可能にしてなるものである
。

【００１４】また、可動部材３は、一枚のパット１に付
き四ヶ所ずつ設けられ、一端をフレ−ム２の側面に、他
端をパット１の上面にそれぞれ回動自在に取り付けてな
るものである。

【００１５】この無機質板積載装置においては、第２図
に示すようにそれぞれのパット１が隣合うパット１と離
反する方向に押し広げられるものであり、隣合うパット
１、１間の間隔は、２０〜２００ｍｍの間で変化させる
ことができるように設計されている。

【００１６】なお、本発明の無機質板積載装置において
は、第３図に示す実施例の如きであっても良いものであ
る。すなわち、この実施例の無機質板積載装置は、バキ
ュ−ムポンプ９が接続された四枚のパット１を可動部材
３を介してフレ−ム２の下方に二列に並設し、それぞれ
のパット１を隣合うパット１と離反する方向に押し広げ
るシリンダ−８をフレ−ム２の下面に取り付け、それぞ
れのパット１を水平移動可能にしてなるものである。

【００１７】また、第４図に示すように、可動部材３は
フレ−ム２の下面に十文字状に取り付けられた断面Ｃ字
型のレ−ル１０とパット１の上面に取り付けられた車輪
部１１とからなるものである。

【００１８】この無機質板積載装置においては、第３図
に示す矢印のように、それぞれのパット１が隣合うパッ
ト１と離反する方向に押し広げられるものであり、隣合
うパット１、１間の間隔は、１０〜２５０ｍｍの間で変
化させることができるように設計されている。

【００１９】

【発明の効果】上述の如く、本発明の無機質板積載装置
においては、隣合うパット１、１間の間隔を変えること
ができるため、ベルトコンベア５等で隣接して送られて
くる未養生の無機質板４を、隣合う未養生の無機質板４
、４間の間隔を充分に取り養生用パレット６に積み替え
ることができるものであり、養生時、隣合う未養生の無
機質板４、４間を蒸気が通り、未養生の無機質板４内に
温度分布が生じ難くなり、養生クラックの発生を抑制し
、歩留りを向上することができるものである。

【００２０】また、予め隣合う未養生の無機質板４、４
間を広くしてベルトコンベア５等で送る必要がないため
、生産性を向上することができるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例である無機質板積載装置を示
す側面図である。

【図２】同無機質板積載装置の別の状態を示す側面図で
ある。

【図３】別の実施例である無機質板積載装置を示す平面
図である。

【図４】同無機質板積載装置の可動部材を示す側面図で
ある。

【図５】本発明の従来例である無機質板積載装置を示す
側面図である。

【図６】本発明の従来例である無機質板積載装置を使用
した製造ラインの一部を示す概略図である。

【図７】本発明の従来例である無機質板積載装置を使用
した別の製造ラインの一部を示す概略図である。

【符号の説明】

１　　　　パット２　　　　フレ−ム３　　　　可動部材４　　　　無機質板５　　　　ベルトコンベア６　　　　養生用パレット７　　　　ブロア− ８　　　　シリンダ− ９　　　　バキュ−ムポンプ１０　　レ−ル１１　　車輪部

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】　　吸引機能を備えた複数枚のパット１を
フレ−ム２の下方に並設してなる無機質板積載装置にお
いて、パットを可動部材３を介してフレ−ム２の下方に
並設し、それぞれのパット１が、隣合うパット１と離反
する方向に水平移動可能にしてなる無機質板積載装置。