JPH04266320A - コンベヤ装置 - Google Patents

コンベヤ装置

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JPH04266320A
JPH04266320A JP2457191A JP2457191A JPH04266320A JP H04266320 A JPH04266320 A JP H04266320A JP 2457191 A JP2457191 A JP 2457191A JP 2457191 A JP2457191 A JP 2457191A JP H04266320 A JPH04266320 A JP H04266320A
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conveyor
pallet
chain
conveyance surface
transfer device
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Kazuyoshi Taniyasu
谷保 数義
Hiroyuki Oketani
桶谷 博幸
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Giken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パレットを介して任
意のワークを搬送するコンベヤ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工場等においては、任意形状の搬送物(
以下、ワークという)を、専用の台座(以下、パレット
という)に積載した上、パレットとともに、ワークを搬
送するコンベヤ装置を使用することがある。ワークの形
状が不安定な形状であっても、コンベヤ上のワークの姿
勢を一定に保つことができるから、搬送先におけるワー
クの取扱いが便利であり、また、表面が損傷し易いワー
クでも安全に搬送することができる。
【0003】かかる形式のコンベヤ装置は、一般に、往
路と復路との2系列を並設することが不可欠である。往
路により、パレットを介してワークを搬送元から搬送先
に搬送する一方、搬送先においてワークを搬出した空の
パレットは、復路により搬送元に返却し、次のワークの
搬送に繰返し使用しなければならないからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、コンベヤ装置は、往路と復路との2系列を設置
しなければならなかったから、所要設置面積が大きくな
る上、消費電力量が大きくなり、イニシャルコストのみ
ならず、ランニングコストも過大になるという重大な欠
点があった。
【0005】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の欠点に鑑み、上下に循環する搬送チェーンと、第1
、第2の移載装置とを組み合わせることによって、1系
列を設置するだけで、パレットを介してワークの搬送が
可能であり、したがって、所要設置面積が小さくて済み
、イニシャルコスト、ランニングコストが過大になるお
それがない、新規のコンベヤ装置を提供することにある
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの発明の構成は、上下に循環する搬送チェーンに
より上側搬送面と下側搬送面とを形成するチェーンコン
ベヤと、チェーンコンベヤの上流側に配設し、下側搬送
面のパレットを上側搬送面に移動するとともに、パレッ
トを介してワークを上側搬送面に積載する第1の移載装
置と、チェーンコンベヤの下流側に配設し、上側搬送面
のパレットを下側搬送面に移載する第2の移載装置とを
備えることをその要旨とする。
【0007】なお、第1、第2の移載装置の各上流側に
は、それぞれ上側搬送面、下側搬送面上のパレットを切
り離し、第1、第2の移載装置に個別に供給する切離し
装置を配設することができる。
【0008】また、第1、第2の移載装置の各下流側に
は、上側搬送面、下側搬送面上のパレットの進行を阻止
するストッパを配設してもよく、搬送チェーンは、チェ
ーンコンベヤの走行中に上側搬送面、下側搬送面上のパ
レットの停滞を許容するローラを有するようにしてもよ
い。
【0009】
【作用】かかる構成によるときは、第1の移載装置は、
パレットを介して、チェーンコンベヤの上側搬送面にワ
ークを積載するから、上側搬送面は、ワークを搬送する
往路を形成し、一方、第2の移載装置は、上側搬送面の
パレットを下側搬送面に移載するから、下側搬送面は、
空のパレットを返却する復路を形成することができる。 すなわち、搬送チェーンは、上下に循環することにより
、上側搬送面からなる往路と下側搬送面からなる復路と
を同時に兼ねることができる。
【0010】第1、第2の移載装置の各上流側に切離し
装置を設けるときは、切離し装置は、第1、第2の移載
装置に対し、パレットを個別に供給することができるか
ら、第1、第2の移載装置は、搬送チェーンの走行速度
に拘らず、供給されるパレットを1個宛間欠的に処理す
ることができる。
【0011】第1、第2の移載装置の各下流側にストッ
パを設ければ、ストッパは、上側搬送面、下側搬送面上
のパレットを所定位置に正確に位置決め停止することが
できるから、第1、第2の移載装置の動作が確実であり
、また、搬送チェーンにローラを設ければ、パレットと
搬送チェーンとの相対移動が円滑であるから、パレット
や搬送チェーンの損耗を最少にすることができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を以って、実施例を説明する。
【0013】コンベヤ装置は、パレットP、P…を介し
てワークW、W…を搬送するチェーンコンベヤ10と、
チェーンコンベヤ10の上流側、下流側に配設する第1
、第2の移載装置20、30とを主要部材としてなる(
図1)。
【0014】いま、ワークWが棒状であるときは(図2
)、パレットPは、ワークWを支持するための切欠きP
1a付きの一対の支持板P1 、P1と、支持板P1 
、P1 を上面両端部に立設するベース板P2 とから
形成することができる。なお、ベース板P2 には、位
置決め用のピン孔P2a、P2aが形成されている。ま
た、チェーンコンベヤ10上にパレットP、P…を積載
するとき、ベース板P2 、P2 …の間に適当な間隙
を保つために、支持板P1 、P1 の両内側には、ベ
ース板P2 の両側に突出するスペーサロッドP3 、
P3 が固定されている。支持板P1 とスペーサロッ
ドP3 との間には、スペーサカラーP3aが介装され
(図3)、ベース板P2 の下面両端部には、ガイド用
のレールP5 、P5 が付設されている。
【0015】チェーンコンベヤ10は、上下に循環走行
する一対の無端の搬送チェーン11、11を有する(図
1、図2)。搬送チェーン11、11の走行経路は、ス
プロケット12、12…によって規定されており、下流
側の特定のスプロケット12、12は、駆動チェーン1
3aを介して駆動モータ13に連結され、搬送チェーン
11、11を図1の矢印方向に駆動する駆動スプロケッ
トとなっている。また、搬送チェーン11、11の水平
方向の間隔は、パレットPのレールP5 、P5 に対
応している(図3)。
【0016】各搬送チェーン11は、両側面に千鳥状に
ローラ11a、11a…を有するローラチェーンであり
(図2、図3)、その上下の水平走行部分は、それぞれ
、チェーンコンベヤ10の上側搬送面10a、下側搬送
面10bを形成し(図1)、それぞれ支持部材11cに
よって支持されるチェーンガイド11bによって案内さ
れている(図3)。なお、搬送チェーン11、11の水
平走行部分の各外側には、スペーサ11dを介し、パレ
ットガイド11e、11eが配設されている。
【0017】第1の移載装置20は、カップリング22
を介して上下に連結するシリンダ21、21と、ロータ
リアクチュエータ23とを備えてなる(図1、図2)。
【0018】下方のシリンダ21は、図示しない固定部
材を介し、チェーンコンベヤ10の下方に上向きに固定
されており、上方のシリンダ21は、可動板24の下面
に下向きに固定されている。また、シリンダ21、21
のロッド21a、21aは、カップリング22を介して
連結されている。可動板24には、一対のガイドロッド
24a、24aが垂設され、ガイドロッド24a、24
aは、筒状のガイド25、25を摺動自在に貫通してい
る。また、ガイド25、25は、下方のシリンダ21に
突設するブラケット25a、25aの上面に立設されて
いる。
【0019】ロータリアクチュエータ23は、可動板2
4の上面に搭載されており、ロータリアクチュエータ2
3の回転軸23aには、ナット26aを介してアダプタ
26が固定されている。アダプタ26は、両端部に位置
決めピン26b、26bを立設したブロック体であり、
位置決めピン26b、26bは、パレットPのピン孔P
2a、P2aに適合しているものとする。
【0020】アダプタ26は、ロータリアクチュエータ
23を介し、搬送チェーン11、11の走行方向に平行
な姿勢(図2の二点鎖線)と、これに直角な姿勢(同図
の実線)とをとることができる。なお、可動板24は、
搬送チェーン11、11の走行方向に平行であり、した
がって、第1の移載装置20は、シリンダ21、21の
双方を短縮し、一方を伸長し、双方を伸長することによ
り、それぞれ、アダプタ26がチェーンコンベヤ10の
下側搬送面10bよりやや下方に位置する下降位置(図
3)と、アダプタ26がチェーンコンベヤ10の下側搬
送面10bよりもいくぶん高く位置する中間位置と、ア
ダプタ26が上側搬送面10aを越えて上方に高く突き
上げられる上昇位置(図1)とをとることができる。
【0021】第2の移載装置30は、第1の移載装置2
0と全く同一の構成である。
【0022】下側搬送面10b、上側搬送面10aにお
いて、第1、第2の移載装置20、30の各上流側には
、それぞれ切離し装置40、40が配設されている(図
1、図4)。
【0023】切離し装置40、40は、チェーンコンベ
ヤ10の上側搬送面10a、下側搬送面10bの各下方
に配設されており、それぞれ、短ストロークのシリンダ
41と、搬送チェーン11、11に平行な回動軸42、
42と、回動軸42、42に突設する各一対のストッパ
片43、43、44、44とを備えてなる。シリンダ4
1と回動軸42、42とは、シリンダ41の先端に装着
するブラケット41a、ブラケット41aに装着する連
結ピン41b、回動軸42、42に突設するレバー42
a、42aを介して連結されている。すなわち、連結ピ
ン41bは、各レバー42aの先端部に形成する長孔4
2a1 、42a1 を貫通しており、したがって、シ
リンダ41を伸縮することにより、回動軸42、42は
、レバー42a、42aが上下に揺動することによって
、互いに逆方向に回動することができる。
【0024】ストッパ片43、44は、回動軸42に対
し、互いに捻じるように固定されている。また、一方の
ストッパ片43、43は、先端部が斜めに裁断されてお
り、回動軸42、42を回動することにより、互いに、
上方に閉じる退避姿勢(図4の実線)と、平行な阻止姿
勢(同図の二点鎖線)とをとることができる。他方のス
トッパ片44、44は、同様に、先端部が斜めに裁断さ
れており、ストッパ片43、43の退避姿勢、阻止姿勢
に対応して、それぞれ、阻止姿勢(同図の実線)と、退
避姿勢(同図の二点鎖線)とをとることができる。
【0025】ストッパ片43、43、44、44は、搬
送チェーン11、11上のパレットPに対し、その阻止
姿勢においては、先端部分がパレットPに掛合し、パレ
ットPの進行を阻止することができ、また、その退避姿
勢においては、全体がパレットPの下方に退避し、パレ
ットPの進行を許容することができるものとする。なお
、ストッパ片43、43の位置と厚さは、ストッパ片4
4、44によって阻止されたパレットPと、そのパレッ
トPに後続する図示しないパレットとの間に形成される
間隙に挿入可能に定めるものとする。
【0026】下側搬送面10b、上側搬送面10aにお
いて、第1、第2の移載装置20、30の各下流側には
、各一対のストッパ50、50…が配設されている(図
1、図5)。
【0027】ストッパ50、50は、搬送チェーン11
、11の間に配設され、各ストッパ50は、固定部材5
1と、固定部材51に対し、搬送チェーン11、11の
上流側に向けて水平に突設するロッド52とからなり、
ロッド52の先端には、当接片52aが装着されている
。ロッド52、52は、搬送チェーン11、11上のパ
レットPに対し、スペーサロッドP3 、P3 に対応
しているものとし、ストッパ51、51は、スペーサロ
ッドP3 、P3 が当接片52a、52aに当接する
ことにより、パレットPの進行を阻止することができる
。なお、このようにして停止されるパレットPは、スト
ッパ50、50、パレットガイド11e、11eにより
、第1の移載装置20または第2の移載装置30のほぼ
直上位置に正しく位置決めされるものとする。
【0028】チェーンコンベヤ10の第1の移載装置2
0に対応する位置には、下側搬送面10b、上側搬送面
10aにあるパレットP、Pを検出するための各一対の
センサS1 、S1 、S2 、S2 と、第1の移載
装置20が上昇位置にあるとき、第1の移載装置20に
よって上昇位置に突き上げられたパレットPを検出する
ためのセンサS3 、S3 とが配設されている(図3
)。ただし、センサSi (i=1、2…)の一方は投
光器であり、他方は、それと対になる受光器である。ま
た、上側搬送面10aにあるパレットP上のワークWを
検出するために、センサSw が配設されている。
【0029】チェーンコンベヤ10の第2の移載装置3
0に対応する位置についても全く同様である。ただし、
第1の移載装置20に対応する位置においては、センサ
Sw は省略してもよいものとし、第2の移載装置30
に対応する位置ににおいては、センサS3 、S3 は
、省略することができるものとする。
【0030】なお、第1の移載装置20の上方には、ワ
ークWを第1の移載装置20上のパレットPに供給する
ワーク供給ロボットWa が配設されている。
【0031】いま、第1の移載装置20に対応する位置
において、チェーンコンベヤ10の上側搬送面10aに
、パレットPを介してワークWを積載すると、ワークW
は、パレットPとともに、チェーンコンベヤ10により
、下流側に搬送することができる(図1)。
【0032】このようにして搬送されたワークWは、下
流側の切離し装置40のストッパ片44、44を阻止姿
勢に駆動することにより、パレットPの進行が阻止され
るから、切離し装置40の上流側には、複数のパレット
P、P…、ワークW、W…が停滞することになる。なお
、この場合でも、搬送チェーン11、11にはローラ1
1a、11a…が付設されているから、搬送チェーン1
1、11は、滑らかに循環走行を継続することができる
【0033】切離し装置40は、そのストッパ片44、
44を退避姿勢に駆動することにより、ストッパ片43
、43が同時に阻止姿勢をとるから、停滞していたパレ
ットP、P…、ワークW、W…のうち、最下流側のもの
のみを他から切り離し、第2の移載装置30に個別に供
給することができる(図6(A))。ただし、このとき
の第2の移載装置30は、アダプタ26を搬送チェーン
11、11に対して直角にして、下降位置に待機させて
おくものとする(同図)。
【0034】切離し装置40によって切り離されたパレ
ットP、ワークWは、下流側のストッパ50、50によ
り、第2の移載装置30のほぼ直上位置に位置決め停止
され(図1、図6(B))、このとき、センサS2 、
S2 がパレットPを検出するから、これに呼応して、
自動または手動により、ワークWのみを外部に搬出する
ことができる(図6(B)の二点鎖線)。
【0035】ワークWの搬出が、センサSw によって
検出されたら、第2の移載装置30を上昇位置に駆動す
る(同図の二点鎖線)。ただし、このとき、アダプタ2
6は、あらかじめ、搬送チェーン11、11に直角にし
てあるから、アダプタ26は、ワークWを搬出した後の
空のパレットPと同一方向となっている。そこで、アダ
プタ26は、上側搬送面10aを下から上に突き抜ける
際に、パレットPのピン孔P2a、P2aに位置決めピ
ン26b、26bが嵌まり込むことにより(図2)、パ
レットPを上方に安定に突き上げることができる。
【0036】次いで、ロータリアクチュエータ23によ
り、アダプタ26、パレットPを90度回転すると(図
1の一点鎖線、図6(C))、パレットPは、搬送チェ
ーン11、11と平行になり、搬送チェーン11、11
の間を通過し得るようになるから、つづいて、第2の移
載装置30を中間位置に下降し(図1の二点鎖線、図6
(D)の実線)、アダプタ26を再び90度回転する(
図6(D)の二点鎖線)。その後、第2の移載装置30
を下降位置に復帰すれば(図1)、第2の移載装置30
は、パレットPを上側搬送面10aから下側搬送面10
bに移載する一連の動作を完了することができる。下側
搬送面10b上に移載されたパレットPは、搬送チェー
ン11、11により、直ちに下流側に搬送される(図6
(A))。なお、第2の移載装置30が中間位置に下降
し、アダプタ26が90度回転したことは、センサS1
 、S1 によって検出することができる。
【0037】下側搬送面10b上のパレットP、P…は
、第1の移載装置20の上流側の切離し装置40により
、その進行を阻止されて停滞し(図1)、その後、切離
し装置40により、第1の移載装置20に個別に供給さ
れる(図7(A))。ただし、このとき、第1の移載装
置20は、アダプタ26を搬送チェーン11、11に直
角にして、下降位置に待機している。
【0038】切離し装置40によって切り離されたパレ
ットPが、ストッパ50、50により、第1の移載装置
20のほぼ直上位置において位置決め停止されると(図
1の二点鎖線)、センサS1 、S1 は、このパレッ
トPを検出することができる。そこで、第1の移載装置
20を中間位置にまで突き上げると、下側搬送面10b
上のパレットPは、アダプタ26上に移載され、下側搬
送面10bから離れるから(図7(B)の二点鎖線)、
その後、アダプタ26を90度回転し(同図(C))、
第1の移載装置20を上昇位置に上昇すれば(同図の二
点鎖線)、パレットPは、上側搬送面10aの上方にま
で上昇させることができる。
【0039】次いで、アダプタ26を再び90度回転し
、パレットPを搬送チェーン11、11に直角にすると
、センサS3 、S3 は、このパレットPを検知して
、ワーク供給ロボットWa を作動させることができる
。ワーク供給ロボットWa がワークWをパレットP上
に搬入すると(図1、図7(D))、第1の移載装置2
0は下降位置に復帰し(図7(D)の二点鎖線)、これ
により、第1の移載装置20は、パレットPを介し、ワ
ークWを上側搬送面10a上に積載することができる(
同図)。上側搬送面10a上のワークWは、搬送チェー
ン11、11により、パレットPとともに、直ちに下流
側に搬送される(図7(A))。
【0040】すなわち、第1の移載装置20の位置に対
応する搬送元において、パレットPを介して上側搬送面
10aに積載されるワークWは、チェーンコンベヤ10
により下流側に搬送され、切離し装置40によって切り
離されて、第2の移載装置30の位置に到達する。第2
の移載装置30の位置に対応する搬送先においては、ワ
ークWが搬出されると、第2の移載装置30は、上側搬
送面10a上のパレットPを下側搬送面10bに移載す
るから、パレットPは、つづいて、切離し装置40を経
て、第1の移載装置20の位置に到達する。第1の移載
装置20は、下側搬送面10b上のパレットPを上側搬
送面10aの上方に移動するから、その後、ワーク供給
ロボットWa により、ワークWをパレットP上に搬入
し、第1の移載装置20により、このワークWをパレッ
トPとともに上側搬送面10aに積載すれば、一連の動
作を完了することができる。
【0041】以上の説明において、切離し装置40、4
0、ストッパ50、50…は、その形式、構造を問わな
い。たとえば、切離し装置40、40は、単一の駆動源
であるソレノイド41により、上流側のストッパ片43
、43、下流側のストッパ片44、44を同時に回転駆
動するものに代えて、上流側、下流側に、独立のストッ
パ片を有するものであってもよく、また、そのときのス
トッパ片は、リンク機構等を介し、単一の駆動源によっ
て駆動してもよく、それぞれ独立の駆動源によって駆動
してもよい。また、ストッパ50、50は、単に、パレ
ットPを第1、第2の移載装置20、30に対応する所
定の位置に停止することができればよく、たとえば、上
側搬送面10a、下側搬送面10bを横断する単純な固
定部材に代えてもよい。
【0042】搬送チェーン11、11に付設するローラ
11a、11a…は、搬送チェーン11、11が走行し
ているときに、上側搬送面10a、下側搬送面10b上
に、パレットP、P…の停滞を許容するためのものであ
る。そこで、ローラ11a、11a…は、搬送チェーン
11に対して千鳥状に配列するときは、パレットPに対
する実質上の支持幅を大きくとることができるから、パ
レットPを安定に支持することができる。ただし、ロー
ラ11a、11a…は、その幅を十分大きくとることが
できるときは、搬送チェーン11の片側にのみ付設して
もよく、また、適当な滑り部材をパレットP、搬送チェ
ーン11、11の双方または一方に設けることにより、
省略することもできるものとする。
【0043】なお、パレットPは、ワークWの形状によ
り、適宜の形状に変更することができることはいうまで
もない。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
、上下に循環する搬送チェーンにより、上側搬送面と下
側搬送面とを形成するチェーンコンベヤと、上流側の第
1の移載装置と下流側の第2の移載装置とを組み合わせ
ることによって、パレットを介してワークを上側搬送面
に積載し、ワークを搬送すると、第2の移載装置は、ワ
ーク搬出後の空のパレットを下側搬送面に移載し、下側
搬送面を経てパレットを上流側に搬送させることができ
、第1の移載装置は、このパレットを上側搬送面に移動
して、新たなワークの搬送用に繰返し使用することがで
きるから、チェーンコンベヤは、ワーク搬送用とパレッ
ト搬送用とを兼ねることができ、1系列のみを設置すれ
ば足り、したがって、所要設置面積を最少にし、しかも
、イニシャルコスト、ランニングコストも最少にするこ
とができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】  概略全体構成説明図
【図2】  要部拡大斜視説明図
【図3】  図1のXーX線矢視拡大断面説明図
【図4
】  要部拡大斜視説明図
【図5】  図1のY矢視拡大説明図
【図6】  動作説明図(1)
【図7】  動作説明図(2)
【符号の説明】
W…ワーク P…パレット 10…チェーンコンベヤ 10a…上側搬送面 10b…下側搬送面 11…搬送チェーン 11a…ローラ 20…第1の移載装置 30…第2の移載装置 40…切離し装置 50…ストッパ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  上下に循環する搬送チェーンにより上
    側搬送面と下側搬送面とを形成するチェーンコンベヤと
    、該チェーンコンベヤの上流側に配設し、前記下側搬送
    面のパレットを前記上側搬送面に移動するとともに、パ
    レットを介してワークを前記上側搬送面に積載する第1
    の移載装置と、前記チェーンコンベヤの下流側に配設し
    、前記上側搬送面のパレットを前記下側搬送面に移載す
    る第2の移載装置とを備えてなるコンベヤ装置。
  2. 【請求項2】  前記第1、第2の移載装置の各上流側
    には、それぞれ前記上側搬送面、下側搬送面上のパレッ
    トを切り離し、前記第1、第2の移載装置に個別に供給
    する切離し装置を配設することを特徴とする請求項1記
    載のコンベヤ装置。
  3. 【請求項3】  前記第1、第2の移載装置の各下流側
    には、前記上側搬送面、下側搬送面上のパレットの進行
    を阻止するストッパを配設することを特徴とする請求項
    2記載のコンベヤ装置。
  4. 【請求項4】  前記搬送チェーンは、前記チェーンコ
    ンベヤの走行中に前記上側搬送面、下側搬送面上のパレ
    ットの停滞を許容するローラを有することを特徴とする
    請求項2または請求項3記載のコンベヤ装置。
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