JPH04264888A - 映像信号の変速再生装置 - Google Patents
映像信号の変速再生装置Info
- Publication number
- JPH04264888A JPH04264888A JP3024793A JP2479391A JPH04264888A JP H04264888 A JPH04264888 A JP H04264888A JP 3024793 A JP3024793 A JP 3024793A JP 2479391 A JP2479391 A JP 2479391A JP H04264888 A JPH04264888 A JP H04264888A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- time axis
- variable speed
- timing
- variable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、時間軸補正装置を備え
た映像信号の変速再生装置に関する。
た映像信号の変速再生装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のベータカムＳＰ方式のＶＴＲでは
、変速再生時の磁気テープの走行速度の記録時に走行速
度に対する比（以下、倍速数と言う）が、−１〜＋２の
場合において、良好な再生画像及び傾斜トラックタイム
コード信号の保証された時間軸補正処理を伴う変速再生
が可能に成るように設計されていた。参考文献：特開昭
５５−３８６４９号
、変速再生時の磁気テープの走行速度の記録時に走行速
度に対する比（以下、倍速数と言う）が、−１〜＋２の
場合において、良好な再生画像及び傾斜トラックタイム
コード信号の保証された時間軸補正処理を伴う変速再生
が可能に成るように設計されていた。参考文献：特開昭
５５−３８６４９号
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】かかるベータカムＳＰ
方式のＶＴＲにおいて、例えば、倍速数が＋３の変速再
生を行おうとする場合、単に、変速再生時の磁気テープ
の走行速度を、記録時の走行速度の３倍に設定しただけ
では、倍速数が−１〜＋２の場合と同様の良好な再生画
質を以て変速再生することはできない。これは次のよう
な理由による。
方式のＶＴＲにおいて、例えば、倍速数が＋３の変速再
生を行おうとする場合、単に、変速再生時の磁気テープ
の走行速度を、記録時の走行速度の３倍に設定しただけ
では、倍速数が−１〜＋２の場合と同様の良好な再生画
質を以て変速再生することはできない。これは次のよう
な理由による。
【０００４】従来のベータカムＳＰ方式のＶＴＲでは、
倍速数が−１〜＋２のときに、良好な再生画質を以た変
速再生が可能と成るように、１８０度の角度割りを以て
配された輝度信号用及びクロマ信号専用の近接配置され
た対を成す回転磁気ヘッドからの変速再生映像信号（変
速再生ＦＭ輝度信号及び変速再生ＦＭクロマ信号）の切
り換えスイッチによる切り換えのヘッドジャンプを考慮
した切り換えタイミングと、切り換えタイミングの後の
時間軸補正装置における時間軸補正処理開始タイミング
とをそれぞれ所定のタイミングに選定していた。
倍速数が−１〜＋２のときに、良好な再生画質を以た変
速再生が可能と成るように、１８０度の角度割りを以て
配された輝度信号用及びクロマ信号専用の近接配置され
た対を成す回転磁気ヘッドからの変速再生映像信号（変
速再生ＦＭ輝度信号及び変速再生ＦＭクロマ信号）の切
り換えスイッチによる切り換えのヘッドジャンプを考慮
した切り換えタイミングと、切り換えタイミングの後の
時間軸補正装置における時間軸補正処理開始タイミング
とをそれぞれ所定のタイミングに選定していた。
【０００５】このため、倍速数が＋３のときに、倍速数
が−１〜＋２のときの切り換えタイミング及び時間軸補
正処理開始タイミングのままだと、変速再生映像信号の
ヘッドジャンプ時付近で切り換えスイッチによる切り換
えを行い、又、倍速数が＋３のときのヘッドジャンプ量
は、倍速数が＋２のときのヘッドジャンプ量より４．５
Ｈ分（ＮＴＳＣ方式の場合）又は５．５Ｈ分（ＰＡＬ方
式の場合）増加するので、時間軸補正処理開始タイミン
グが切り換えタイミングの前に来てしまうので、この場
合の再生画質は倍速数が−１〜＋２のときの再生画質に
及ぶべくもない。
が−１〜＋２のときの切り換えタイミング及び時間軸補
正処理開始タイミングのままだと、変速再生映像信号の
ヘッドジャンプ時付近で切り換えスイッチによる切り換
えを行い、又、倍速数が＋３のときのヘッドジャンプ量
は、倍速数が＋２のときのヘッドジャンプ量より４．５
Ｈ分（ＮＴＳＣ方式の場合）又は５．５Ｈ分（ＰＡＬ方
式の場合）増加するので、時間軸補正処理開始タイミン
グが切り換えタイミングの前に来てしまうので、この場
合の再生画質は倍速数が−１〜＋２のときの再生画質に
及ぶべくもない。
【０００６】かかる点に鑑み、本発明は、時間軸補正装
置を備えた映像信号の変速再生装置において、変速再生
時の磁気テープの走行速度の記録時に走行速度に対する
比が異なっても、良好な再生画質を伴った変速再生が可
能と成るものを提案しようとするものである。
置を備えた映像信号の変速再生装置において、変速再生
時の磁気テープの走行速度の記録時に走行速度に対する
比が異なっても、良好な再生画質を伴った変速再生が可
能と成るものを提案しようとするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気テープを
記録時と異なる速度で走行させ、その磁気テープ上に傾
斜トラックを形成する如く記録された映像信号を、複数
の回転磁気ヘッドで順次再生し、その変速再生映像信号
を所定のタイミングで切り換えて、時間軸補正装置に供
給して、所定のタイミングから時間軸補正処理を開始す
るようにした映像信号の変速再生装置において、変速再
生時の磁気テープの走行速度の違いに応じて、変速再生
映像信号の切り換えタイミング及び時間軸補正装置にお
ける時間軸補正処理開始タイミングを変更するようにし
たものである。
記録時と異なる速度で走行させ、その磁気テープ上に傾
斜トラックを形成する如く記録された映像信号を、複数
の回転磁気ヘッドで順次再生し、その変速再生映像信号
を所定のタイミングで切り換えて、時間軸補正装置に供
給して、所定のタイミングから時間軸補正処理を開始す
るようにした映像信号の変速再生装置において、変速再
生時の磁気テープの走行速度の違いに応じて、変速再生
映像信号の切り換えタイミング及び時間軸補正装置にお
ける時間軸補正処理開始タイミングを変更するようにし
たものである。
【０００８】
【作用】かかる本発明によれば、変速再生時の磁気テー
プの走行速度の違いに応じて、変速再生映像信号の切り
換えタイミング及び時間軸補正装置における時間軸補正
処理開始タイミングを変更することによって、変速再生
時の磁気テープの走行速度の記録時の走行速度に対する
比が異なっても、良好な再生画質を伴った変速再生が可
能と成る。
プの走行速度の違いに応じて、変速再生映像信号の切り
換えタイミング及び時間軸補正装置における時間軸補正
処理開始タイミングを変更することによって、変速再生
時の磁気テープの走行速度の記録時の走行速度に対する
比が異なっても、良好な再生画質を伴った変速再生が可
能と成る。
【０００９】
【実施例】以下に、図１を参照して、本発明をベータカ
ムＳＰ方式のＶＴＲに適用した実施例を詳細に説明する
。尚、この実施例は、かかるＶＴＲにおいて、倍速数が
−１〜＋２及び＋３の場合を例に採って説明する。 尚、ベータカムＳＰ方式のＶＴＲでは、１８０度の角度
割りを以て配された輝度信号専用及びクロマ信号専用の
近接配置された対を成す回転磁気ヘッドによって、ＦＭ
輝度信号及びＦＭクロマ信号を、それぞれ各別の傾斜ト
ラックを形成するごとく、磁気テープ上に記録し、その
磁気テープに記録されたＦＭ輝度信号及びＦＭクロマ信
号を、１８０度の角度割りを以て配された輝度信号専用
及びクロマ信号専用の近接配置された対を成す回転磁気
ヘッド（それぞれバイモルに取り付けられ、ダイナミッ
クトラッキング制御される回転磁気ヘッドで、ＤＴ回転
磁気ヘッドと称することにする）によって再生し、その
各変速再生ＦＭ映像信号（変速再生ＦＭ輝度信号及び変
速再生ＦＭクロマ信号）を、各別のＦＭ復調器に供給し
て復調する。これら変速再生ＦＭ輝度信号及び変速再生
ＦＭクロマ信号に対する各回路は、図１を用いた以下の
説明では同じ構成の回路と成るので、変速再生ＦＭ輝度
信号及び変速再生ＦＭクロマ信号を纏めて変速再生ＦＭ
映像信号とし、この変速再生ＦＭ映像信号に対する回路
構成を説明する。
ムＳＰ方式のＶＴＲに適用した実施例を詳細に説明する
。尚、この実施例は、かかるＶＴＲにおいて、倍速数が
−１〜＋２及び＋３の場合を例に採って説明する。 尚、ベータカムＳＰ方式のＶＴＲでは、１８０度の角度
割りを以て配された輝度信号専用及びクロマ信号専用の
近接配置された対を成す回転磁気ヘッドによって、ＦＭ
輝度信号及びＦＭクロマ信号を、それぞれ各別の傾斜ト
ラックを形成するごとく、磁気テープ上に記録し、その
磁気テープに記録されたＦＭ輝度信号及びＦＭクロマ信
号を、１８０度の角度割りを以て配された輝度信号専用
及びクロマ信号専用の近接配置された対を成す回転磁気
ヘッド（それぞれバイモルに取り付けられ、ダイナミッ
クトラッキング制御される回転磁気ヘッドで、ＤＴ回転
磁気ヘッドと称することにする）によって再生し、その
各変速再生ＦＭ映像信号（変速再生ＦＭ輝度信号及び変
速再生ＦＭクロマ信号）を、各別のＦＭ復調器に供給し
て復調する。これら変速再生ＦＭ輝度信号及び変速再生
ＦＭクロマ信号に対する各回路は、図１を用いた以下の
説明では同じ構成の回路と成るので、変速再生ＦＭ輝度
信号及び変速再生ＦＭクロマ信号を纏めて変速再生ＦＭ
映像信号とし、この変速再生ＦＭ映像信号に対する回路
構成を説明する。
【００１０】図１について説明するに、一対のＤＴ回転
磁気ヘッドＡ、Ｂでそれぞれ再生された変速再生ＦＭ映
像信号ＲＶ−Ａ、ＲＶ−Ｂが、ＦＭ復調器（切り換えス
イッチ及びその後段のＦＭ復調回路を備える）３に供給
されて、後述するダイナミックトラッキング制御回路８
からの切り換え制御信号ＳＷＰ又はＤＬ−ＳＷＰによっ
て制御されるスイッチによって切り換えられた後、ＦＭ
復調回路に供給されて復調される。そして、このＦＭ復
調器３から得られた変速再生映像信号Ｖ−Ａ、Ｖ−Ｂは
、時間軸補正装置のＡ／Ｄ変換器４に供給されて、後述
する書き込み回路１１からの書き込みクロック信号ＷＣ
Ｋによって、デジタル化された後、メモリ５に供給され
て、書き込みクロック信号ＷＣＫによって書き込まれた
後、読み出し回路１４からの読み出しクロック信号ＲＣ
によって読み出された後、Ｄ／Ａ変換器６に供給されて
アナログ化され、これより時間軸補正された映像信号（
輝度信号又はクロマ信号）が出力端子７に出力される。
磁気ヘッドＡ、Ｂでそれぞれ再生された変速再生ＦＭ映
像信号ＲＶ−Ａ、ＲＶ−Ｂが、ＦＭ復調器（切り換えス
イッチ及びその後段のＦＭ復調回路を備える）３に供給
されて、後述するダイナミックトラッキング制御回路８
からの切り換え制御信号ＳＷＰ又はＤＬ−ＳＷＰによっ
て制御されるスイッチによって切り換えられた後、ＦＭ
復調回路に供給されて復調される。そして、このＦＭ復
調器３から得られた変速再生映像信号Ｖ−Ａ、Ｖ−Ｂは
、時間軸補正装置のＡ／Ｄ変換器４に供給されて、後述
する書き込み回路１１からの書き込みクロック信号ＷＣ
Ｋによって、デジタル化された後、メモリ５に供給され
て、書き込みクロック信号ＷＣＫによって書き込まれた
後、読み出し回路１４からの読み出しクロック信号ＲＣ
によって読み出された後、Ｄ／Ａ変換器６に供給されて
アナログ化され、これより時間軸補正された映像信号（
輝度信号又はクロマ信号）が出力端子７に出力される。
【００１１】又、一対のＤＴ回転磁気ヘッドＡ、Ｂでそ
れぞれ再生された変速再生ＦＭ映像信号ＲＶ−Ａ、ＲＶ
−Ｂが、ダイナミックトラッキング制御回路（切り換え
スイッチ及びＦＭ復調回路を備える）８に供給されて、
そのスイッチによって垂直同期信号が損なわれないよう
な時点でスイッチングされた後、ＦＭ復調回路で復調さ
れて、変速再生映像信号が得られる。そして、この変速
再生映像信号から、垂直同期信号ＤＴＶが分離されて、
書き込み回路１１に供給されると共に、この垂直同期信
号ＤＴＶを基にして、倍速数が−１〜＋２のときの切り
換え信号ＳＷＰ及び倍速数が＋３のときの切り換え信号
ＤＬ−ＳＷＰ並びに切り換え信号（ここでは、倍速数が
＋３のときのトラックジャンプ指令信号）ＤＴ３が形成
される。そして、切り換え信号ＳＷＰ及びＤＬ−ＳＷＰ
は、切り換え制御信号ＤＴ３で制御される切り換えスイ
ッチ１０によって切り換えられた後、ＦＭ復調器３に供
給される。又、ダイナミックトラッキング制御回路８か
らのダイナミックトラッキング制御信号は、ダイナミッ
クトラッキングサーボ回路９に供給される。更に、ダイ
ナミックトラッキングサーボ回路９かのダイナミックト
ラッキングサーボ信号は、対を成す回転磁気ヘッドのバ
イモルフに供給される。
れぞれ再生された変速再生ＦＭ映像信号ＲＶ−Ａ、ＲＶ
−Ｂが、ダイナミックトラッキング制御回路（切り換え
スイッチ及びＦＭ復調回路を備える）８に供給されて、
そのスイッチによって垂直同期信号が損なわれないよう
な時点でスイッチングされた後、ＦＭ復調回路で復調さ
れて、変速再生映像信号が得られる。そして、この変速
再生映像信号から、垂直同期信号ＤＴＶが分離されて、
書き込み回路１１に供給されると共に、この垂直同期信
号ＤＴＶを基にして、倍速数が−１〜＋２のときの切り
換え信号ＳＷＰ及び倍速数が＋３のときの切り換え信号
ＤＬ−ＳＷＰ並びに切り換え信号（ここでは、倍速数が
＋３のときのトラックジャンプ指令信号）ＤＴ３が形成
される。そして、切り換え信号ＳＷＰ及びＤＬ−ＳＷＰ
は、切り換え制御信号ＤＴ３で制御される切り換えスイ
ッチ１０によって切り換えられた後、ＦＭ復調器３に供
給される。又、ダイナミックトラッキング制御回路８か
らのダイナミックトラッキング制御信号は、ダイナミッ
クトラッキングサーボ回路９に供給される。更に、ダイ
ナミックトラッキングサーボ回路９かのダイナミックト
ラッキングサーボ信号は、対を成す回転磁気ヘッドのバ
イモルフに供給される。
【００１２】１１は書き込み回路で、ＦＭ復調器３から
の変速再生映像信号Ｖ−Ａ、Ｖ−Ｂを受けて、それより
水平同期信号を分離し、その水平同期信号に基づいて、
書き込みクロック信号ＷＣＫを形成すると共に、書き込
み制御信号を発生する。この書き込みクロック信号ＷＣ
Ｋは、カウンタ１２に供給されて計数されると共に、Ａ
／Ｄ変換器４及びメモリ制御回路５Ｃに供給され、又、
書き込み制御信号はメモリ制御回路５Ｃに供給される。 そして、このカウンタ１２は、ダイナミックトラッキン
グ制御回路８からの垂直同期信号ＤＴＶによってリセッ
トされる。カウンタ１２からは、倍速数が−１〜＋２及
び＋３のときでそれぞれ異なる計数値に達したときタイ
ミング信号が発生し、その各タイミング信号が、切り換
え制御信号ＤＴ３によって制御される切り換えスイッチ
１３によって切り換えられて、メモリ制御回路５Ｃに供
給されて、倍速数が−１〜＋２のときと、＋２のときと
で異なる書き込み開始タイミングを設定する。
の変速再生映像信号Ｖ−Ａ、Ｖ−Ｂを受けて、それより
水平同期信号を分離し、その水平同期信号に基づいて、
書き込みクロック信号ＷＣＫを形成すると共に、書き込
み制御信号を発生する。この書き込みクロック信号ＷＣ
Ｋは、カウンタ１２に供給されて計数されると共に、Ａ
／Ｄ変換器４及びメモリ制御回路５Ｃに供給され、又、
書き込み制御信号はメモリ制御回路５Ｃに供給される。 そして、このカウンタ１２は、ダイナミックトラッキン
グ制御回路８からの垂直同期信号ＤＴＶによってリセッ
トされる。カウンタ１２からは、倍速数が−１〜＋２及
び＋３のときでそれぞれ異なる計数値に達したときタイ
ミング信号が発生し、その各タイミング信号が、切り換
え制御信号ＤＴ３によって制御される切り換えスイッチ
１３によって切り換えられて、メモリ制御回路５Ｃに供
給されて、倍速数が−１〜＋２のときと、＋２のときと
で異なる書き込み開始タイミングを設定する。
【００１３】１４は読み出し回路で、入力端子１７から
の基準映像信号を受けて、それより基準水平同期信号を
分離し、その基準水平同期信号に基づいて、読み出しク
ロック信号ＲＣＫを発生すると共に、読み出し制御信号
を発生する。この読み出しクロック信号ＲＣＫは、カウ
ンタ１５に供給されて計数されると共に、Ｄ／Ａ変換器
６及びメモリ制御回路５Ｃに供給され、又、読み出し制
御信号はメモリ制御回路５Ｃに供給される。このカウン
タ１２からは、倍速数が−１〜＋２及び＋３のときでそ
れぞれ異なる計数値に達したときタイミング信号を発生
し、その各タイミング信号が切り換え制御信号ＤＴ３に
よって制御される切り換えスイッチ１６によって切り換
えられて、メモリ制御回路５Ｃに供給されて、倍速数が
−１〜＋２のときと、＋２のときとで異なる読み出し開
始タイミング（映像信号中の垂直同期信号からのライン
数で上述の書き込み開始タイミングと同じ）を設定する
。
の基準映像信号を受けて、それより基準水平同期信号を
分離し、その基準水平同期信号に基づいて、読み出しク
ロック信号ＲＣＫを発生すると共に、読み出し制御信号
を発生する。この読み出しクロック信号ＲＣＫは、カウ
ンタ１５に供給されて計数されると共に、Ｄ／Ａ変換器
６及びメモリ制御回路５Ｃに供給され、又、読み出し制
御信号はメモリ制御回路５Ｃに供給される。このカウン
タ１２からは、倍速数が−１〜＋２及び＋３のときでそ
れぞれ異なる計数値に達したときタイミング信号を発生
し、その各タイミング信号が切り換え制御信号ＤＴ３に
よって制御される切り換えスイッチ１６によって切り換
えられて、メモリ制御回路５Ｃに供給されて、倍速数が
−１〜＋２のときと、＋２のときとで異なる読み出し開
始タイミング（映像信号中の垂直同期信号からのライン
数で上述の書き込み開始タイミングと同じ）を設定する
。
【００１４】メモリ制御回路５Ｃは、それぞれ書き込み
アドレスカウンタ及び読み出しアドレスカウンタを備え
、その各アドレスカウンタからの書き込みアドレス信号
及び読み出しアドレス信号並びに書き込み及び読み出し
制御信号が、メモリ５に供給される。
アドレスカウンタ及び読み出しアドレスカウンタを備え
、その各アドレスカウンタからの書き込みアドレス信号
及び読み出しアドレス信号並びに書き込み及び読み出し
制御信号が、メモリ５に供給される。
【００１５】次に、図２をも参照して、この図１の実施
例の動作を説明しよう。尚、図２では、一対の回転磁気
ヘッドの一方からの変速再生映像信号Ｖ−Ａを共通とし
、倍速数がそれぞれ＋１、＋２及び＋３のときの一対の
回転磁気ヘッドの他方からの変速再生映像信号Ｖ−Ｂ、
垂直同期信号ＤＴＶ及び切り換え信号ＳＷＰ、ＤＬ−Ｓ
ＷＰを示す。先ず、倍速数が＋１、＋２のときは、垂直
同期信号ＤＴＶが検出された後の映像品質及び傾斜トラ
ックタイムコード信号が保証される所定位置で切り換え
信号ＳＷＰが反転し、又、書き込みクロック信号ＷＣＫ
のＡＦＣが安定した後で、且つ、傾斜トラックタイムコ
ード信号が保証される変速再生映像信号のメモリ５に書
き込まれる最初のライン（図２で、ハッチング施した四
角で示したＶロック基準が含まれるライン）は、ＮＴＳ
Ｃ方式では、変速再生輝度信号の場合が第１３ライン、
変速再生クロマ信号の場合が第１５ライン、又、ＰＡＬ
方式では、変速再生輝度信号の場合が第１０ライン、変
速再生クロマ信号の場合が第１２ラインである。
例の動作を説明しよう。尚、図２では、一対の回転磁気
ヘッドの一方からの変速再生映像信号Ｖ−Ａを共通とし
、倍速数がそれぞれ＋１、＋２及び＋３のときの一対の
回転磁気ヘッドの他方からの変速再生映像信号Ｖ−Ｂ、
垂直同期信号ＤＴＶ及び切り換え信号ＳＷＰ、ＤＬ−Ｓ
ＷＰを示す。先ず、倍速数が＋１、＋２のときは、垂直
同期信号ＤＴＶが検出された後の映像品質及び傾斜トラ
ックタイムコード信号が保証される所定位置で切り換え
信号ＳＷＰが反転し、又、書き込みクロック信号ＷＣＫ
のＡＦＣが安定した後で、且つ、傾斜トラックタイムコ
ード信号が保証される変速再生映像信号のメモリ５に書
き込まれる最初のライン（図２で、ハッチング施した四
角で示したＶロック基準が含まれるライン）は、ＮＴＳ
Ｃ方式では、変速再生輝度信号の場合が第１３ライン、
変速再生クロマ信号の場合が第１５ライン、又、ＰＡＬ
方式では、変速再生輝度信号の場合が第１０ライン、変
速再生クロマ信号の場合が第１２ラインである。
【００１６】これに対し、倍速数が＋３のときは、垂直
同期信号ＤＴＶが検出された後の映像品質が保証される
（但し、傾斜トラックタイムコード信号は必ずしも保証
されない）切り換え信号ＤＬ−ＳＷＰの反転位置を、倍
速数が＋１、＋２のときの反転位置よりＨアライメン分
（ＮＴＳＣ方式の場合は４．５Ｈ分、ＰＡＬ方式の場合
は５．５Ｈ分）に近い整数Ｈ分（ここではＮＴＳＣ方式
の場合は４Ｈ分、ＰＡＬ方式の場合は５Ｈ分、但し、Ｎ
ＴＳＣ方式の場合は５Ｈ分、ＰＡＬ方式の場合は６Ｈ分
も可）遅延させる共に、書き込みクロック信号ＷＣＫの
ＡＦＣが安定した後（但し、傾斜トラックタイムコード
信号は必ずしも保証されない）の変速再生映像信号のメ
モリ５に書き込まれる最初のライン（図２で、中に×印
を記入した四角で示したＶロック基準）を、倍速数が＋
１、＋２のときのＶロック基準（図２で、ハッチング施
した四角で示した部分）より、Ｈアライメン分（ＮＴＳ
Ｃ方式の場合は４．５Ｈ分、ＰＡＬ方式の場合は５．５
Ｈ分）に近い整数Ｈ分（ここではＮＴＳＣ方式の場合は
４Ｈ分、ＰＡＬ方式の場合は５Ｈ分、但し、ＮＴＳＣ方
式の場合は５Ｈ分、ＰＡＬ方式の場合は６Ｈ分も可）遅
延させる。従って、倍速数が＋３のときは、書き込みク
ロック信号ＷＣＫのＡＦＣが安定した後の変速再生映像
信号のメモリ５に書き込まれる最初のライン（図２で、
×印の記入された四角で示したＶロック基準）は、ＮＴ
ＳＣ方式では、変速再生輝度信号の場合が第１７ライン
、変速再生クロマ信号の場合が第１９ライン、又、ＰＡ
Ｌ方式では、変速再生輝度信号の場合が第１５ライン、
変速再生クロマ信号の場合が第１７ラインと成る。
同期信号ＤＴＶが検出された後の映像品質が保証される
（但し、傾斜トラックタイムコード信号は必ずしも保証
されない）切り換え信号ＤＬ−ＳＷＰの反転位置を、倍
速数が＋１、＋２のときの反転位置よりＨアライメン分
（ＮＴＳＣ方式の場合は４．５Ｈ分、ＰＡＬ方式の場合
は５．５Ｈ分）に近い整数Ｈ分（ここではＮＴＳＣ方式
の場合は４Ｈ分、ＰＡＬ方式の場合は５Ｈ分、但し、Ｎ
ＴＳＣ方式の場合は５Ｈ分、ＰＡＬ方式の場合は６Ｈ分
も可）遅延させる共に、書き込みクロック信号ＷＣＫの
ＡＦＣが安定した後（但し、傾斜トラックタイムコード
信号は必ずしも保証されない）の変速再生映像信号のメ
モリ５に書き込まれる最初のライン（図２で、中に×印
を記入した四角で示したＶロック基準）を、倍速数が＋
１、＋２のときのＶロック基準（図２で、ハッチング施
した四角で示した部分）より、Ｈアライメン分（ＮＴＳ
Ｃ方式の場合は４．５Ｈ分、ＰＡＬ方式の場合は５．５
Ｈ分）に近い整数Ｈ分（ここではＮＴＳＣ方式の場合は
４Ｈ分、ＰＡＬ方式の場合は５Ｈ分、但し、ＮＴＳＣ方
式の場合は５Ｈ分、ＰＡＬ方式の場合は６Ｈ分も可）遅
延させる。従って、倍速数が＋３のときは、書き込みク
ロック信号ＷＣＫのＡＦＣが安定した後の変速再生映像
信号のメモリ５に書き込まれる最初のライン（図２で、
×印の記入された四角で示したＶロック基準）は、ＮＴ
ＳＣ方式では、変速再生輝度信号の場合が第１７ライン
、変速再生クロマ信号の場合が第１９ライン、又、ＰＡ
Ｌ方式では、変速再生輝度信号の場合が第１５ライン、
変速再生クロマ信号の場合が第１７ラインと成る。
【００１７】上述せる実施例によれば、磁気テープを記
録時と異なる速度で走行させ、その磁気テープ上に傾斜
トラックを形成する如く記録された映像信号を、対を成
す回転磁気ヘッドで交互に再生し、その変速再生映像信
号を所定のタイミングで切り換えて、時間軸補正装置に
供給して、所定のタイミングから時間軸補正処理を開始
するようにした変速再生の可能なベータカムＳＰ方式の
ＶＴＲにおいて、倍速数が＋３のときの変速再生映像信
号の切り換えタイミング及び時間軸補正装置における時
間軸補正処理開始タイミングを、それぞれ倍速数が−１
〜＋２のときの変速再生映像信号の切り換えタイミング
及び時間軸補正装置における時間軸補正処理開始タイミ
ングに対し、１Ｈアライメント分に近い整数Ｈ分だけ遅
延させるようにしたので、倍速数が＋３のときでも、倍
速数が−１〜＋２のときの再生画質を以て、時間軸補正
処理を伴った変速再生を行うことができる。但し、傾斜
トラックタイムコード信号が必ずしも保証されない。こ
こでＨアライメントとは、磁気テープ上に形成された傾
斜トラックの隣接傾斜トラック間の記録信号長を言い、
ライン信号の倍数で表される。
録時と異なる速度で走行させ、その磁気テープ上に傾斜
トラックを形成する如く記録された映像信号を、対を成
す回転磁気ヘッドで交互に再生し、その変速再生映像信
号を所定のタイミングで切り換えて、時間軸補正装置に
供給して、所定のタイミングから時間軸補正処理を開始
するようにした変速再生の可能なベータカムＳＰ方式の
ＶＴＲにおいて、倍速数が＋３のときの変速再生映像信
号の切り換えタイミング及び時間軸補正装置における時
間軸補正処理開始タイミングを、それぞれ倍速数が−１
〜＋２のときの変速再生映像信号の切り換えタイミング
及び時間軸補正装置における時間軸補正処理開始タイミ
ングに対し、１Ｈアライメント分に近い整数Ｈ分だけ遅
延させるようにしたので、倍速数が＋３のときでも、倍
速数が−１〜＋２のときの再生画質を以て、時間軸補正
処理を伴った変速再生を行うことができる。但し、傾斜
トラックタイムコード信号が必ずしも保証されない。こ
こでＨアライメントとは、磁気テープ上に形成された傾
斜トラックの隣接傾斜トラック間の記録信号長を言い、
ライン信号の倍数で表される。
【００１８】上述の実施例では、ベータカムＳＰ方式の
ＶＴＲに本発明を適用した場合について説明したが、Ｖ
ＴＲの方式はこれに限られるものではなく任意であり、
、又、倍速数の拡張される方向（正負）及び範囲は上述
の実施例に限られるものではなく任意である。
ＶＴＲに本発明を適用した場合について説明したが、Ｖ
ＴＲの方式はこれに限られるものではなく任意であり、
、又、倍速数の拡張される方向（正負）及び範囲は上述
の実施例に限られるものではなく任意である。
【００１９】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、磁気テープを
記録時と異なる速度で走行させ、その磁気テープ上に傾
斜トラックを形成する如く記録された映像信号を、複数
の回転磁気ヘッドで順次再生し、その変速再生映像信号
を所定のタイミングで切り換えて、時間軸補正装置に供
給して、所定のタイミングから時間軸補正処理を開始す
るようにした映像信号の変速再生装置において、変速再
生時の磁気テープの走行速度の違いに応じて、変速再生
映像信号の切り換えタイミング及び時間軸補正装置にお
ける時間軸補正処理開始タイミングを変更するようにし
たので、変速再生時の磁気テープの走行速度の記録時に
走行速度に対する比が異なっても、良好な再生画質を伴
った変速再生が可能と成るものを得ることできる。
記録時と異なる速度で走行させ、その磁気テープ上に傾
斜トラックを形成する如く記録された映像信号を、複数
の回転磁気ヘッドで順次再生し、その変速再生映像信号
を所定のタイミングで切り換えて、時間軸補正装置に供
給して、所定のタイミングから時間軸補正処理を開始す
るようにした映像信号の変速再生装置において、変速再
生時の磁気テープの走行速度の違いに応じて、変速再生
映像信号の切り換えタイミング及び時間軸補正装置にお
ける時間軸補正処理開始タイミングを変更するようにし
たので、変速再生時の磁気テープの走行速度の記録時に
走行速度に対する比が異なっても、良好な再生画質を伴
った変速再生が可能と成るものを得ることできる。
【図１】本発明の実施例を示すブロック線図
【図２】実
施例の動作説明に供するタイミングチャート
施例の動作説明に供するタイミングチャート
３ ＦＭ復調器
４ Ａ／Ｄ変換器
５ メモリ
５Ｃ メモリ制御回路
６ Ｄ／Ａ変換器
８ ダイナミックトラッキング制御回路９ ダイナ
ミックトラッキングサーボ回路１０ 切り換えスイッ
チ １１ 書き込み回路 １２ カウンタ １３ 切り換えスイッチ １４ 読み出し回路 １５ カウンタ １６ 切り換えスイッチ
ミックトラッキングサーボ回路１０ 切り換えスイッ
チ １１ 書き込み回路 １２ カウンタ １３ 切り換えスイッチ １４ 読み出し回路 １５ カウンタ １６ 切り換えスイッチ
Claims (1)
- 【請求項１】 磁気テープを記録時と異なる速度で走
行させ、該磁気テープ上に傾斜トラックを形成する如く
記録された映像信号を、複数の回転磁気ヘッドで順次再
生し、該変速再生映像信号を所定のタイミングで切り換
えて、時間軸補正装置に供給して、所定のタイミングか
ら時間軸補正処理を開始するようにした映像信号の変速
再生装置において、変速再生時の上記磁気テープの走行
速度の違いに応じて、上記変速再生映像信号の切り換え
タイミング及び上記時間軸補正装置における時間軸補正
処理開始タイミングを変更するようにしたことを特徴と
する映像信号の変速再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3024793A JPH04264888A (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 映像信号の変速再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3024793A JPH04264888A (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 映像信号の変速再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04264888A true JPH04264888A (ja) | 1992-09-21 |
Family
ID=12148071
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3024793A Pending JPH04264888A (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 映像信号の変速再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04264888A (ja) |
-
1991
- 1991-02-19 JP JP3024793A patent/JPH04264888A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR910002343B1 (ko) | 영상신호의 기록재생장치 | |
| JPS6059792B2 (ja) | カラ−映像信号処理装置 | |
| US4668998A (en) | Time base correction for VTR with variable tape speed | |
| JP2532667B2 (ja) | ビデオ信号記録再生装置 | |
| JP2861160B2 (ja) | ビデオ信号再生装置 | |
| JP2934081B2 (ja) | 映像信号の記録再生装置 | |
| JPH04264888A (ja) | 映像信号の変速再生装置 | |
| JPH084348B2 (ja) | デジタル信号記録再生装置の信号処理方法 | |
| JPH0232834B2 (ja) | ||
| JP2697108B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| JP2794567B2 (ja) | デジタル記録再生装置 | |
| JPS60160276A (ja) | 映像信号処理装置 | |
| JPS6331383A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| JPH04266278A (ja) | 時間軸補正装置 | |
| JPH03791Y2 (ja) | ||
| JPS5994977A (ja) | 映像信号再生装置 | |
| JP3241361B2 (ja) | Ｖｔｒ付きビデオカメラ | |
| JPH01221075A (ja) | 再生映像信号の処理装置 | |
| JPS63103592A (ja) | ビデオテ−プレコ−ダにおける早送り再生装置 | |
| JPS6339284A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| JPH02235485A (ja) | 高速撮影可能な撮影装置 | |
| JPH0583671A (ja) | Ｖｔｒ | |
| JPH03254589A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| JPH04318787A (ja) | Ｖｔｒ | |
| JPH04314280A (ja) | Ｍｕｓｅ信号の磁気記録再生装置 |