JPH04264881A - 画像入力装置およびその画像入力制御方法 - Google Patents

画像入力装置およびその画像入力制御方法

Info

Publication number
JPH04264881A
JPH04264881A JP3046039A JP4603991A JPH04264881A JP H04264881 A JPH04264881 A JP H04264881A JP 3046039 A JP3046039 A JP 3046039A JP 4603991 A JP4603991 A JP 4603991A JP H04264881 A JPH04264881 A JP H04264881A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mark
image data
area
image
document
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3046039A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3191265B2 (ja
Inventor
Shinichi Wakahara
真一 若原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP04603991A priority Critical patent/JP3191265B2/ja
Publication of JPH04264881A publication Critical patent/JPH04264881A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3191265B2 publication Critical patent/JP3191265B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Input (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワードプロセッサや、
DTP(DesktopPublishing、電子編
集印刷システム))などに用いられる画像入力装置に係
わり、特に、原稿上にマーカーペンなどで指定した範囲
の画像を効率良く入力するのに好適な画像入力装置およ
びその画像入力制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】原稿の一部分の画像データを必要とする
場合、従来の画像入力装置では、例えば、特開昭63−
137249号公報に記載のように、一度、原稿全体を
読み取り、メモリに格納し、メモリに格納した原稿全体
の画像データから、必要とする領域の画像データを抽出
していた。そのために、大きなメモリサイズを必要とし
、かつ、利用者への負荷、および、抽出するまでの時間
がかかっていた。
【0003】この改善策として、原稿上の希望する領域
のみの画像データを効率良く入力するために、原稿上に
、入力を希望する指定領域をマーカーペンなどで囲み、
このマーカーペンで囲んだ指定領域を検出し、この指定
領域内の画像データの取り込みを行なうものがある。し
かし、このような従来の画像入力装置およびその画像入
力制御方法では、読み取り指定領域をマーカーペンで囲
む必要があり、原稿を汚してしまったり、手間がかかっ
てしまうなどの問題が有った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の原稿上での読み取り領域の指定方法では、
原稿が汚れ、かつ、手間がかかってしまう点である。そ
して、本発明の目的は、マーカーペンなどによる読み取
り領域の指定を、始点と終点の二点の指示のみで行なう
ことにより、これら従来技術の課題を解決し、原稿の汚
れを最小限に押さ、かつ、操作性の向上を可能とする画
像入力処理装置およびその画像入力制御方法を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明の画像入力装置は、(1)原稿から画像データ
をライン毎に読み取り、読み取った画像データから、原
稿上に付与されたマークで示される指定領域内の画像デ
ータを抽出し、この抽出した画像データを二値化処理部
で二値化してメモリに格納する画像読入力装置であり、
ライン毎の読み取り時に、原稿の指定領域の一つの対角
線のそれぞれの端点に付与した二つのマークを検出する
マーク検出部と、このマーク検出部のマークの最初の検
出動作に基づき原稿の画像データの入力動作を開始し、
次のマークの検出動作に基づき原稿の画像データの入力
動作を終了する画像データ入力制御部と、この画像デー
タ入力制御部で入力した画像データを一時記憶する一時
記憶エリアと、マーク検出部で検出した二つのマークを
対角線の端点とする領域を、原稿の指定領域として認識
する指定領域認識部と、一時記憶エリアに記憶した画像
データから、この指定領域認識部で認識した領域内の画
像データを抽出して、二値化処理部に送出する指定領域
内画像データ抽出部とを設けたことを特徴とする。
【0006】また、画像入力装置の画像入力制御方法は
、(2)原稿から画像データをライン毎に読み取り、か
つ、この原稿上に付与されたマークで示される指定領域
の画像データを抽出し、二値化してメモリに格納する画
像入力装置の画像入力制御方法において、ライン毎の読
み取り時に、原稿の指定領域の一つの対角線の第1の端
点に付与した第1のマークを検出し、この第1のマーク
の検出後に、原稿の画像データのメモリへの一時記憶処
理を開始し、かつ、対角線の第2の端点に付与した第2
のマークを検出し、この第2のマークの検出後に、原稿
の画像データのメモリへの一時記憶処理を終了し、そし
て、第1のマークおよび第2のマークの検出位置情報に
基づき、この第1のマークおよび第2のマークを対角線
とする原稿の指定領域を認識し、メモリに一時記憶した
画像データから、この認識した指定領域外の画像データ
を削除し、認識した指定領域内の画像データを二値化し
てメモリに格納することを特徴とする。
【0007】また、(3)上記(2)に記載の画像入力
装置の画像入力制御方法において、第1のマークを、第
2のマークに比べて、主走査の開始位置寄りに付与し、
この第1のマークの位置と主走査の折返し位置との間で
、第1のマークの検出後のメモリへの一時記憶処理を行
ない、そして、第2のマークの検出後に、メモリへ一時
記憶した原稿の画像データから、この第2のマークの主
走査方向の位置と主走査の折返し位置との間の画像デー
タを削除し、認識した指定領域内の画像データを二値化
してメモリに格納することを特徴とする。
【0008】そして、(4)上記(2)に記載の画像入
力装置の画像入力制御方法において、画像入力装置はプ
リスキャンを行ない、このプリスキャン時に、第1のマ
ークおよび第2のマークの検出に基づく原稿の指定領域
の認識動作を行ない、プリスキャン後の実読み取りスキ
ャン時に、プリスキャン時に認識した指定領域内の原稿
の画像データを抽出し、メモリに二値化して格納するこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明においては、原稿に、読み取り指定領域
を示すマークを付与する。この時、指定領域は、始点と
終点の二つのマークで示される。そして、原稿の読み取
り動作時に、このマークを検出して、原稿の読み取り指
定領域を判断し、指定領域内の画像データだけを抽出し
て二値化し、格納する。このことにより、原稿の汚れを
最小限に押さえ、かつ、使用するメモリ容量を軽減し、
必要な部分の画像データを効率良く入力することができ
る。また、プリスキャン時に、二つのマークに基づく指
定領域の認識を行なうことにより、さらに、必要な部分
の画像データの入力処理の簡略化と高速化が可能となる
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。
【0011】図1は、本発明を施した画像入力装置の本
発明に係わる構成の一実施例を示すブロック図である。
【0012】本実施例の画像入力装置1は、原稿2を走
査して、ライン毎に画像データを入力する画像読み取り
部6、本発明に係わり、原稿2上にマーク3、4で示さ
れた画像の読み取り指定領域5を判定して、指定領域5
内の画像データを抽出する指定領域処理部7、入力した
画像データを二値化する二値化処理部8、二値化する前
の画像データや、二値化した画像データを格納するメモ
リ9、そして、画像入力装置1の全体の処理動作を制御
する主制御部10により構成されている。尚、原稿2上
のマーク3、4は、それぞれ、読み取り指定領域の始点
(第1のマーク)と終点(第2のマーク)を表し、例え
ば、マーカーペンで、直接、原稿2上に記しても良いし
、容易に剥離できるカラーシールなどを用いても良い。
【0013】指定領域処理部7は、画像読み取り部6で
入力した画像データから、原稿2上のマーク3、4を検
出するマーク検出部11、マーク検出部11のマーク3
、4の検出動作に基づき、原稿2の画像データのメモリ
9への一時記憶のための入力を制御する画像データ入力
制御部12、マーク検出部11で検出した二つのマーク
3、4の位置情報により、原稿2の指定領域5を認識す
る指定領域認識部13、メモリ9に一時記憶した画像デ
ータから、指定領域認識部13で認識した指定領域5内
の画像データを抽出して、再度、メモリ9に送出する指
定領域内画像データ抽出部14からなる。また、メモリ
9は、画像データ入力制御部12により入力した画像デ
ータを一時記憶する一時記憶エリア15と、指定領域内
画像データ抽出部14により送出され、二値化処理部8
で二値化された画像データを格納する画像データ格納エ
リア16を有する。尚、一時記憶エリア15と画像デー
タ格納エリア16を、それぞれ、異なるメモリに設ける
構成でも良いし、一時記憶エリア15の画像データを、
二値化した画像データに書き換えることにより、一時記
憶エリアと画像データ格納エリアを同一の記憶領域とし
ても良い。
【0014】このような構成により、本実施例の画像入
力装置1は、原稿2上にマーカーペンなどで示された読
み取り指定領域5の画像データを効率良く入力すること
ができる。以下、図2を用いて、画像入力装置1の本発
明に係わる動作を説明する。
【0015】図2は、図1における画像入力装置の本発
明に係わる処理動作の第1の実施例を示す説明図である
【0016】原稿2上には、読み取り対象となる指定領
域5を示すマーク3、4が付与されている。図1の画像
読み取り部6は、主走査は矢印Aの方向に、また、副走
査は矢印Bの方向に行なう。そのために、図1のマーク
検出部7は、最初にマーク3を検出し、その後で、マー
ク4を検出する。尚、マーカーペンなどで記されたマー
クの検出方法は、一般的には、マークの色による波長の
違いによる検出や、マークの濃度レベルによるものが公
知の技術としてあり、本実施例では、後述のように、濃
度レベルによるマークの検出方法を用いる。
【0017】図1の画像データ入力制御部12は、図1
のマーク検出部7のマーク3、4の検出動作に基づき、
図1のメモリ9内の一時記憶エリア15に、原稿2の領
域20内の画像データを入力する。この時、画像データ
は二値化されていない。領域20には、指定領域5が含
まれているが、指定領域外の不用領域21、22を含ん
だままである。尚、本実施例では、図1のマーク検出部
7のマーク3、4の検出後、直ちに、図1の画像データ
入力制御部12の入力および終了動作を行なっているが
、マーク3、4上の主走査の折返しのタイミングで入力
および終了動作を行なっても良い。
【0018】図1の指定領域認識部13は、図1のマー
ク検出部7のマーク3、4の検出結果の位置情報に基づ
き、マーク3、4を対角線の端点とする領域を、原稿2
の指定領域5として認識する。例えば、図示していない
座標レジスタに、マーク3、4のアドレス情報を保持す
る。また、図1の指定領域内画像データ抽出部14は、
メモリ9内の一時記憶エリア15に記憶している領域2
0内の画像データから、図1の指定領域認識部13で認
識した指定領域5内の画像データを抽出し、図1の二値
化処理部8に送出する。このようにして、原稿2上で指
定された領域のみを読み取ることができる。
【0019】図1の二値化処理部8は、図1の指定領域
内画像データ抽出部14から送出された画像データを二
値化して、メモリ9の画像データ格納エリア16に送出
する。尚、二値化した画像データに、図1の一時記憶エ
リア15の画像データを更新しても良い。二値化処理は
、固定スレッシュによる二値化、もしくは、ディザ処理
によるものや、誤差拡散法などがあり、ここでは、その
説明は省略する。また、図1のメモリ9の画像データ格
納エリア16に格納した画像データは、アドレス情報が
付与されており、移動、変倍などの処理を容易に行なう
ことができる。次に、図1の画像入力装置の本発明に係
わる処理動作をフローチャートを用いて説明する。
【0020】図3は、図1における画像入力装置の本発
明に係わる処理動作の第1の実施例を示すフローチャー
トである。
【0021】図1の画像読み取り部6で、図1の原稿2
の読み取りが開始され(ステップ301)、図1のマー
ク検出部11が、読み込んだ画像データ中の図1のマー
ク3を検出すると(ステップ302)、図1の指定領域
認識部13で、図1のマーク3(始点)の位置を認識す
る(ステップ303)。同時に、図1の画像データ入力
制御部12で、それ以降の画像データを、図1の一時記
憶エリア15に記憶する(ステップ304)。次に、図
1のマーク検出部11が、図1のマーク4(終点)を検
出すると(ステップ305)、図1の画像データ入力制
御部12による画像データの図1の一時記憶エリア15
への入力を終了する(ステップ306)。また、図1の
指定領域認識部13で、図1のマーク4の位置を認識し
て、ステップ304で認識した図1のマーク3との位置
関係に基づき、図1の指定領域5を認識する(ステップ
307)。
【0022】そして、図1の指定領域内画像データ抽出
部14により、指定領域認識部13で認識した図1の指
定領域5の領域に対応する画像データを、図1の一時記
憶エリア15から抽出する(ステップ308)。抽出し
た画像データを、図1の二値化処理部8で二値化処理し
て(ステップ309)、図1の画像データ格納エリア1
6に格納する(ステップ310)。図1のマーク検出部
11が、次のマークを検出すれば(ステップ311)、
ステップ303に戻り、次の指定領域内の画像データの
入力を行なうが、次のマークもなく、図1の原稿2に対
する読み取り走査が完了すれば(ステップ312)、処
理を終了する。
【0023】このようにして、第1の実施例の画像入力
装置によれば、利用者は、原稿に示した始点と終点から
なる二点で、読み取り範囲を指定できる。また、入力し
た画像データを用いて、画像の倍率変更や、複写、移動
などの画像編集を行なう場合には、原稿の不用な部分の
読み取りを行なう必要がなく、メモリを効率良く利用す
ることができる。
【0024】以上、図1から図3を用いて説明した第1
の実施例では、図1のマーク3、4の位置関係に捕らわ
れずに図1の指定領域5を認識しているが、マーク3、
4を、予め一定の位置関係に決めておいても良い。以下
、このような場合の画像入力装置1の本発明に係わる処
理動作を説明する。
【0025】図4は、図1における画像入力装置の本発
明に係わる処理動作の第2の実施例を示す説明図である
【0026】原稿42上には、読み取り対象となる指定
領域45を示す第1のマークとしてのマーク43と、第
2のマークとしてのマーク44が付与されている。ここ
で、マーク43とマーク44の位置関係は、予め、規定
されており、利用者は、その規定に従った位置関係でマ
ーク43とマーク44を付与する。すなわち、原稿42
に対して、図1の画像読み取り部6は、主走査は矢印A
の方向に、また、副走査は矢印Bの方向に行なう。そし
て、マーク43は、マーク44よりも、主走査の開始点
側(C)に付与する。
【0027】このことにより、図1の画像データ入力制
御部12は、常に、マーク43から、主走査の折返し点
側(D)のみの領域46の画像データの入力制御を行な
えば良い。すなわち、副走査方向(矢印B)に関しては
、読み取り始点(マーク43)から読み取り終点(マー
ク44)までのラインを画像データとして取り込み、主
走査方向(矢印A)へは、各ラインにおいて、読み取り
始点(マーク43)から主走査最終画素まで、画像デー
タを取り込む。ここで、領域46は、図2における領域
20よりも狭くなり、図1のメモリ9内の一時記憶エリ
ア15の使用容量をさらに軽減できる。また、不用領域
47も、図1に示した舞踊領域21、22よりも少なく
、図1の指定領域認識部13および指定領域内画像デー
タ抽出部14は、それぞれ、図1の領域20に比べて少
ない領域の認識処理および抽出処理で、図1の指定領域
5と同じ指定領域45の抽出を行なうことができる。
【0028】このように、本第2の実施例によれば、画
像データの入力制御を、第1の実施例より、高速に行な
うことができる。
【0029】次に、図1の画像入力装置1による原稿4
2の指定領域45の認識方法に関して説明する。
【0030】図5は、図1における画像入力装置の指定
領域の認識処理動作の一実施例を示す説明図である。
【0031】図5(a)、(b)および(d)は、図1
におけるマーク検出部11のマーク検出動作を、また、
図5(c)は、図1における指定領域認識部13の指定
領域の認識処理動作を示し、図4における不要領域47
を含んだ領域42から、例えば、座標レジスタで保持す
るマーク43、44のアドレス情報により、不要領域4
7を除くためのマーク検出動作である。
【0032】図5(a)は、主走査方向のみに注目した
濃度グラフである。図で示すように、濃度が、主走査の
一ラインの中で変動しているが、マーク検出濃度のスレ
ッシュ範囲内(マーク濃度上限、マーク濃度下限で示す
破線間)の濃度を、予め決められた長さ以上で検出した
場合、マークとして検出する。また、この例では、主走
査のみとなっているが、マークの検出は、主走査と副走
査方向へのAND条件、つまり、マーク検出濃度域があ
るブロック単位以上なければ、マークとして判断しない
。ここでは、矢印(E)で示した部分が、濃度レベルが
ある長さ以上であり、マークとして検出したものと仮定
する。尚、図5(a)は線形であるかのように示したが
、線形、非線形のどちらでも構わない。
【0033】図5(b)は、マーク検出信号を論理的に
示したものである。このマーク検出信号51により、主
走査方向および副走査方向共に、アドレス値をラッチし
て、座標レジスタにストアする。そして、このアドレス
を読み取り始点とする。
【0034】図5(c)は、読み取りイネーブル信号を
示す。これは、主走査方向の有効画素中で、必要とする
データの範囲を示す。一ラインにおける読み取り始点5
2は、図5(b)で示すマーク検出信号51の検出点で
あり、一ラインにおける読み取り終点53は、有効画素
中の最終画素である。
【0035】図5(d)は、領域の読み取り終点を表す
マーク検出信号54の検出を示している。図5(b)の
マーク検出信号51による読み取り始点と同様に、アド
レス情報をラッチして、座標レジスタにストアする。こ
のアドレス情報により、次ライン以降の画像データは、
指定領域外となり、図1のメモリ9に取り込まない。
【0036】このようにして、図4における領域46が
、図1のメモリ9に記憶される。そして、図1の指定領
域内画像データ抽出部14により、座標レジスタにスト
アしたマーク検出信号51、54のアドレス情報に基づ
き、図1のメモリ9に記憶した領域46の画像データか
ら、図4における主走査方向の不要領域47の画像デー
タを除く。
【0037】次に、図4の原稿42に対応する図1の画
像入力装置1の処理動作をフローチャートを用いて説明
する。
【0038】図6は、図1における画像入力装置の本発
明に係わる処理動作の第2の実施例を示すフローチャー
トである。
【0039】まず、図4の原稿42から画像データを読
み取ると(ステップ601)、図4のマーク43により
、指定領域の始点を検出する(ステップ602)。これ
以降、各ライン毎に、図4のマーク43と主走査の折返
し点との間の領域46の画像データの入力を行なう(ス
テップ603)。次に、図4のマーク44により指定領
域の終点を検出すると(ステップ604)、画像データ
の入力を終了し(ステップ605)、指定領域の始点お
よび終点のアドレス情報による図4の指定領域45の認
識に基づき、図4の不用領域47の画像データを削除す
る(ステップ606)。そして、図4の指定領域45内
の画像データを二値化して(ステップ607)、メモリ
に格納し(ステップ608)、処理を終了する。このよ
うにして、図4の領域45内の画像データの入力を行な
う。
【0040】図3および図6で説明した画像入力装置の
処理動作は、実際の読み取り動作時に行なっているもの
であるが、図3で示した処理動作において、画像入力装
置にプリスキャンをさせて、このプリスキャン時に、原
稿上の指定領域を認識させても良い。以下、このような
プリスキャンで指定領域の認識を行なう場合に関して説
明する。
【0041】図7は、図1における画像入力装置の本発
明に係わる処理動作の第3の実施例を示すフローチャー
トである。
【0042】まず、例えば、図4の原稿42をプリスキ
ャンして(ステップ701)、図4のマーク43および
マーク44により指定領域の始点と終点を検出し(ステ
ップ702)、始点と終点のアドレス情報による図4の
指定領域45の認識を行なう(ステップ703)。そし
て、図4の原稿42の実読み取り動作で、認識した図4
の指定領域45内の画像データを読み取り(ステップ7
04)、二値化して(ステップ705)、メモリに格納
し(ステップ706)、処理を終了する。
【0043】このように、指定領域をプリスキャンによ
り認識することにより、図2、4で示した不用領域21
、22、47などの一時記憶が不用となり、指定領域内
の画像データの抽出処理が、簡略化される。
【0044】以上、図1から図7を用いて説明したよう
に、本実施例の画像入力装置では、原稿からの画像デー
タの入力において、指定領域内の必要部分だけを入力で
きる。このことにより、メモリを節約でき、処理の簡易
化を図ることができる。また、プリスキャンで、予め、
指定領域を判定することにより、実読み取り時に、メモ
リを介さず、変倍処理や二値化処理を同時に行なうこと
ができ、処理を高速化できる。そして、原稿に始点と終
点を示す二点で、読み取り範囲を指定でき、マーキング
などによる原稿の汚れを最小に押さえることができる。 もし、容易に剥離可能なカラーシールなどをマークに用
いれば、全く、原稿を汚さずに読み取り範囲の指定を行
なうこともできる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、マーカーペンなどによ
る原稿上の読み取り領域の指定を、始点と終点の二点の
指示のみで行なうことができ、原稿の汚れを最小限に押
さえ、かつ、操作性を向上させることが可能である。
【0046】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を施した画像入力装置の本発明に係わる
構成の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1における画像入力装置の本発明に係わる処
理動作の第1の実施例を示す説明図である。
【図3】図1における画像入力装置の本発明に係わる処
理動作の第1の実施例を示すフローチャートである。
【図4】図1における画像入力装置の本発明に係わる処
理動作の第2の実施例を示す説明図である。
【図5】図1における画像入力装置の指定領域の認識処
理動作の一実施例を示す説明図である。
【図6】図1における画像入力装置の本発明に係わる処
理動作の第2の実施例を示すフローチャートである。
【図7】図1における画像入力装置の本発明に係わる処
理動作の第3の実施例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1  画像入力装置 2  原稿 3、4  マーク 5  指定領域 6  画像読み取り部 7  指定領域処理部 8  二値化処理部 9  メモリ 10  主制御部 11  マーク検出部 12  画像データ入力制御部 13  指定領域認識部 14  指定領域内画像データ抽出部 15  一時記憶エリア 16  画像データ格納エリア 20  領域 21、22  不用領域 42  原稿 43、44  マーク 45  指定領域 46  領域 47  不用領域 51  マーク検出信号 52  読み取り始点 53  読み取り終点 54  マーク検出信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  原稿から画像データをライン毎に読み
    取り、該読み取った画像データから、上記原稿上に付与
    されたマークで示される指定領域内の上記画像データを
    抽出し、該抽出した画像データを二値化処理手段で二値
    化してメモリに格納する画像読入力装置であり、上記ラ
    イン毎の読み取り時に、上記原稿の指定領域の一つの対
    角線のそれぞれの端点に付与した二つのマークを検出す
    るマーク検出手段と、該マーク検出手段の上記マークの
    最初の検出動作に基づき上記原稿の画像データの入力動
    作を開始し、次のマークの検出動作に基づき上記原稿の
    画像データの入力動作を終了する画像データ入力制御手
    段と、該画像データ入力制御手段で入力した画像データ
    を一時記憶する一時記憶エリアと、上記マーク検出手段
    で検出した二つのマークを対角線の端点とする領域を、
    上記原稿の指定領域として認識する指定領域認識手段と
    、上記一時記憶エリアに記憶した画像データから、該指
    定領域認識手段で認識した領域内の画像データを抽出し
    て、上記二値化処理手段に送出する指定領域内画像デー
    タ抽出手段とを設けたことを特徴とする画像入力装置。
  2. 【請求項2】  原稿から画像データをライン毎に読み
    取り、かつ、該原稿上に付与されたマークで示される指
    定領域の画像データを抽出し、二値化してメモリに格納
    する画像入力装置の画像入力制御方法において、上記ラ
    イン毎の読み取り時に、上記原稿の指定領域の一つの対
    角線の第1の端点に付与した第1のマークを検出し、該
    第1のマークの検出後に、上記原稿の画像データの上記
    メモリへの一時記憶処理を開始し、かつ、上記対角線の
    第2の端点に付与した第2のマークを検出し、該第2の
    マークの検出後に、上記原稿の画像データの上記メモリ
    への一時記憶処理を終了し、そして、上記第1のマーク
    および第2のマークの検出位置情報に基づき、該第1の
    マークおよび第2のマークを対角線とする上記原稿の指
    定領域を認識し、上記メモリに一時記憶した画像データ
    から、該認識した指定領域外の画像データを削除し、上
    記認識した指定領域内の画像データを二値化してメモリ
    に格納することを特徴とする画像入力装置の画像入力制
    御方法。
  3. 【請求項3】  請求項2に記載の画像入力装置の画像
    入力制御方法において、上記第1のマークを、上記第2
    のマークに比べて、主走査の開始位置寄りに付与し、該
    第1のマークの位置と主走査の折返し位置との間で、上
    記第1のマークの検出後の上記メモリへの一時記憶処理
    を行ない、そして、上記第2のマークの検出後に、上記
    メモリへ一時記憶した上記原稿の画像データから、該第
    2のマークの主走査方向の位置と上記主走査の折返し位
    置との間の画像データを削除し、上記認識した指定領域
    内の画像データを二値化してメモリに格納することを特
    徴とする画像入力装置の画像入力制御方法。
  4. 【請求項4】  請求項2に記載の画像入力装置の画像
    入力制御方法において、上記画像入力装置はプリスキャ
    ンを行ない、該プリスキャン時に、上記第1のマークお
    よび第2のマークの検出に基づく上記原稿の指定領域の
    認識動作を行ない、上記プリスキャン後の実読み取りス
    キャン時に、上記プリスキャン時に認識した上記指定領
    域内の上記原稿の画像データを抽出し、上記メモリに二
    値化して格納することを特徴とする画像入力装置の画像
    入力制御方法。
JP04603991A 1991-02-19 1991-02-19 画像入力装置およびその画像入力制御方法 Expired - Fee Related JP3191265B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04603991A JP3191265B2 (ja) 1991-02-19 1991-02-19 画像入力装置およびその画像入力制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04603991A JP3191265B2 (ja) 1991-02-19 1991-02-19 画像入力装置およびその画像入力制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04264881A true JPH04264881A (ja) 1992-09-21
JP3191265B2 JP3191265B2 (ja) 2001-07-23

Family

ID=12735893

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04603991A Expired - Fee Related JP3191265B2 (ja) 1991-02-19 1991-02-19 画像入力装置およびその画像入力制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3191265B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6188805B1 (en) 1996-07-16 2001-02-13 Acer Communications And Multimedia Inc. Method for aligning charge coupled device of a scanner

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6188805B1 (en) 1996-07-16 2001-02-13 Acer Communications And Multimedia Inc. Method for aligning charge coupled device of a scanner

Also Published As

Publication number Publication date
JP3191265B2 (ja) 2001-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3756719B2 (ja) 文書修飾装置及び画像処理装置
JPH03122773A (ja) 画像形成装置
US5467410A (en) Identification of a blank page in an image processing system
US5608544A (en) Framed-area defining rectangle forming device
JPH04264881A (ja) 画像入力装置およびその画像入力制御方法
JP3884845B2 (ja) 情報処理装置及び方法
JP2003046746A (ja) 画像処理方法及び画像処理装置
JP2733146B2 (ja) 画像処理装置
JP4040231B2 (ja) 文字抽出方法及び装置並びに記憶媒体
JP2958407B2 (ja) 画像処理装置
JPH04252665A (ja) 画像処理装置
JP2931041B2 (ja) 表内文字認識方法
JP4580520B2 (ja) 文字認識方法および文字認識装置
JPS63116282A (ja) 画像入力付きocr
JP2926710B2 (ja) 画像処理装置
JPH09223189A (ja) 表処理方法および表処理装置
JP2958406B2 (ja) 画像処理装置
JPH10105646A (ja) 罫線消去方法、装置および記録媒体
JPH0676108A (ja) 文書画像の傾き検出方法
JP2683711B2 (ja) 文字・記号データの認識・修正方法
JP2906608B2 (ja) 光学的文字読取装置
JPH11308438A (ja) 画像処理装置
JPS6214263A (ja) 文書画像処理方式
JP2007148719A (ja) 画像処理装置、方法及びプログラム
JPH09261448A (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees